JP2001060361A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報記録媒体

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JP2001060361A
JP2001060361A JP11237206A JP23720699A JP2001060361A JP 2001060361 A JP2001060361 A JP 2001060361A JP 11237206 A JP11237206 A JP 11237206A JP 23720699 A JP23720699 A JP 23720699A JP 2001060361 A JP2001060361 A JP 2001060361A
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Masahito Horiguchi
雅人 堀口
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル情報に対する著作権者の権利保護
と、そのデジタル情報の第三者による利用との調和を図
ることのできる情報処理装置を得る。 【解決手段】 入力される、コピー規制情報を有するデ
ータストリームを情報処理する情報処理装置において、
コピー規制情報に応じて、データストリームをデータ劣
化処理するデータ劣化処理手段14(32)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置、情報
処理方法及び情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】映像データ、音声データ等の情報データ
は、デジタルデータの性質を活かして、元の情報データ
と同一の情報データをコピー(複製)できることを基本
にしている。
【0003】かかる情報データのコピー(複製)の従来
の防止方法には、次のようなものがある。 一回のコピーを認める。 これ以上のコピーを認めない。 全くコピーを認めない。 著作権を完璧に保護するは、である。
【0004】一方、アナログの情報信号は、信号劣化を
伴うものの、自由に、何度でもコピーを行うことができ
るという利点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、デジタル情
報に対する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報の
第三者による利用との調和を図ることのできる情報処理
装置、情報処理方法及び情報記録媒体を提案しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明による情報
処理装置は、入力される、コピー規制情報を有するデー
タストリームを情報処理する情報処理装置において、コ
ピー規制情報に応じて、データストリームをデータ劣化
処理するデータ劣化処理手段を有するものである。
【0007】かかる第1の本発明によれば、データ劣化
処理手段によって、コピー規制情報を有するデータスト
リームを、そのコピー規制情報に応じてデータ劣化処理
する。
【0008】
【発明の実施の形態】第1の本発明は、入力される、コ
ピー規制情報を有するデータストリームを情報処理する
情報処理装置において、コピー規制情報に応じて、デー
タストリームをデータ劣化処理するデータ劣化処理手段
を有する情報処理装置である。
【0009】第2の本発明は、コピー規制情報を有する
データストリームを記憶する記憶手段を有する情報処理
装置において、記憶手段に書き込むか又は記憶手段から
読み出すデータストリームを、コピー規制情報に応じて
データ劣化処理するデータ劣化処理手段を有する情報処
理装置である。
【0010】第3の本発明は、コピー規制情報を有する
データストリームを記憶する記憶手段を有し、データス
トリームを回数が制限されることなく記憶手段に書き込
むことのできる情報処理装置において、記憶手段に書き
込むデータストリームを、コピー規制情報に応じてデー
タ劣化処理するデータ劣化処理手段を有することを特徴
とする情報処理装置。
【0011】第4の本発明は、コピー規制情報を有する
データストリームを記憶する記憶手段を有し、データス
トリームを、コピー規制情報に応じて、記憶手段に1回
だけ書き込むことが許容される情報処理装置において、
記憶手段に書き込むデータストリームを、コピー規制情
報に応じてデータ劣化処理するデータ劣化処理手段を有
する情報処理装置である。
【0012】第5〜第8の本発明は、それぞれ第1〜第
4の本発明の情報処理装置において、コピー規制情報に
は、データ劣化の度合いを示す情報が含まれており、デ
ータ劣化手段は、コピー規制情報に含まれているデータ
劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣化の度合い
を可変する可変手段を備えている情報処理装置である。
【0013】第9の本発明は、入力される、コピー規制
情報を有するデータストリームを情報処理する情報処理
装置において、データストリームを暗号解読する暗号解
読手段と、コピー規制情報に応じて、暗号解読されたデ
ータストリームをデータ劣化処理するデータ劣化処理手
段とを有する情報処理装置である。
【0014】第10の本発明は、第9の本発明の情報処
理装置において、コピー規制情報には、データ劣化の度
合いを示す情報が含まれており、データ劣化手段は、コ
ピー規制情報に含まれているデータ劣化の度合いを示す
情報に応じて、データ劣化の度合いを可変する可変手段
を備えている情報処理装置である。
【0015】第11の本発明は、インターフェースを介
して入力される、コピー規制情報を有するデータストリ
ームを情報処理する情報処理装置において、コピー規制
情報に応じて、データストリームをデータ劣化処理する
データ劣化処理手段を有する情報処理装置である。
【0016】第12の本発明は、コピー規制情報を有す
るデータストリームを記憶する記憶手段を有する情報処
理装置において、インターフェースを介して記憶手段に
書き込むか又は記憶手段から読み出すデータストリーム
を、コピー規制情報に応じてデータ劣化処理するデータ
劣化処理手段を有する情報処理装置である。
【0017】第13及び第14の本発明は、それぞれ第
11及び第12の本発明の情報処理装置において、コピ
ー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情報が含ま
れており、データ劣化手段は、コピー規制情報に含まれ
ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
劣化の度合いを可変する可変手段を備えている情報処理
装置である。
【0018】第15の本発明は、第1の本発明の情報処
理装置において、データ劣化処理手段よりのデータ劣化
処理されたデータストリームに含まれている複数の情報
を分離する分離手段と、その分離手段よりの複数の情報
をそれぞれデコードする複数のデコード手段とを有する
情報処理装置である。
【0019】第16の本発明は、第1の本発明の情報処
理装置において、データ劣化処理手段よりのデータ劣化
処理されたデータストリームに含まれている複数の情報
から、選択された情報を抽出する抽出手段と、その抽出
手段よりの抽出された情報をデコードするデコード手段
とを有する情報処理装置である。
【0020】第17の本発明は、第15の本発明の情報
処理装置において、複数のデコード手段のデコード出力
がそれぞれ供給される複数の情報再生装置を有する情報
処理装置である。
【0021】第18の本発明は、第16の本発明の情報
処理装置において、デコード手段のデコード出力が供給
される情報再生装置を有する情報処理装置である。
【0022】第19の本発明は、第17の本発明の情報
再生装置において、複数の情報再生装置は、それぞれ映
像再生装置及び音声再生装置である情報処理装置であ
る。
【0023】第20の本発明は、第18の本発明の情報
処理装置において、情報再生装置は、映像再生装置又は
音声再生装置である情報処理装置である。
【0024】第21の本発明は、入力される、コピー規
制情報を有するデータストリームを情報処理する情報処
理方法において、コピー規制情報に応じて、データスト
リームをデータ劣化処理する情報処理方法である。
【0025】第22の本発明は、記憶手段に書き込むか
又は記憶手段から読み出す、コピー規制情報を有するデ
ータストリームを、コピー規制情報に応じてデータ劣化
処理する情報処理方法である。
【0026】第23の本発明は、コピー規制情報を有す
るデータストリームを、回数が制限されることなく記憶
手段に書き込むことのできる情報処理方法において、記
憶手段に書き込むデータストリームを、コピー規制情報
に応じてデータ劣化処理する情報処理方法である。
【0027】第24の本発明は、コピー規制情報を有す
るデータストリームを、コピー規制情報に応じて、記憶
手段に1回だけ書き込むことが許容される情報処理方法
において、記憶手段に書き込むデータストリームを、コ
ピー規制情報に応じてデータ劣化処理する情報処理方法
である。
【0028】第25〜28の本発明は、それぞれ第21
〜24の本発明の情報処理方法において、コピー規制情
報には、データ劣化の度合いを示す情報が含まれてお
り、データストリームを、コピー規制情報に含まれてい
るデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣化
の度合いを可変してデータ劣化処理する情報処理方法で
ある。
【0029】第29の本発明は、入力される、コピー規
制情報を有するデータストリームを情報処理する情報処
理方法において、データストリームを暗号解読し、コピ
ー規制情報に応じて、暗号解読されたデータストリーム
をデータ劣化処理する情報処理方法である。
【0030】第30の本発明は、第29の本発明の情報
処理方法において、コピー規制情報には、データ劣化の
度合いを示す情報が含まれており、データストリーム
を、コピー規制情報に含まれているデータ劣化の度合い
を示す情報に応じて、データ劣化の度合いを可変してデ
ータ劣化処理する情報処理方法である。
【0031】第31の本発明は、インターフェースを介
して入力される、コピー規制情報を有するデータストリ
ームを情報処理する情報処理方法において、コピー規制
情報に応じて、データストリームをデータ劣化処理する
情報処理方法である。
【0032】第32の本発明は、インターフェースを介
して記憶手段に書き込むか又は記憶手段から読み出す、
コピー規制情報を有するデータストリームを、コピー規
制情報に応じてデータ劣化処理することを特徴とする情
報処理方法。
【0033】第33及び第34の本発明は、それぞれ第
31及び第32の本発明の情報処理方法において、コピ
ー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情報が含ま
れており、データストリームを、コピー規制情報に含ま
れているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、デー
タ劣化の度合いを可変してデータ劣化処理する情報処理
方法である。
【0034】第35の本発明は、第21の本発明の情報
処理方法において、データ劣化処理されたデータストリ
ームに含まれている複数の情報を分離し、その分離され
た複数の情報をそれぞれデコードする情報処理方法であ
る。
【0035】第36の本発明は、第21の本発明の情報
処理方法において、データ劣化処理されたデータストリ
ームに含まれている複数の情報から、選択された情報を
抽出し、その抽出された情報をデコードする情報処理方
法である。
【0036】第37の本発明は、第35の本発明の情報
処理方法において、複数のデコード出力をそれぞれ情報
再生する情報処理方法である。
【0037】第38の本発明は、第36の本発明の情報
処理方法において、デコード出力を情報再生する情報処
理方法である。
【0038】第39の本発明は、第37の本発明の情報
処理方法において、それぞれの情報再生は、それぞれ映
像再生及び音声再生である情報処理方法である。
【0039】第40の本発明は、第38の本発明の情報
処理方法において、情報再生は、映像再生又は音声再生
である情報処理方法である。
【0040】第41の本発明は、コピー規制情報を有す
るデータストリームが、コピー規制情報に応じてデータ
劣化処理されて記録されてなる情報記録媒体である。
【0041】第42の本発明は、第41の本発明の情報
記録媒体において、コピー規制情報には、データ劣化の
度合いを示す情報が含まれており、データストリーム
が、コピー規制情報に含まれているデータ劣化の度合い
を示す情報に応じたデータ劣化の度合を以てデータ劣化
処理されて記録されてなる情報記録媒体である。
【0042】第43の本発明は、第17の本発明の情報
再生装置において、複数のデコード手段のデコード出力
は、映像信号及び音声信号であり、複数の情報再生装置
は、それぞれ映像再生装置及び音声再生装置である情報
処理装置である。
【0043】第44〜47の本発明は、それぞれ第1〜
第4の本発明の情報処理装置において、コピー規制情報
は、課金情報である情報処理装置である。
【0044】第48及び第49の本発明は、それぞれ第
11及び第12の本発明の情報処理装置において、コピ
ー規制情報は、課金情報である情報処理装置である。
【0045】第50〜53の本発明は、それぞれ第21
〜24の本発明の情報処理方法において、コピー規制情
報は、課金情報である情報処理方法である。
【0046】第54及び第55の本発明は、それぞれ第
31及び第32の本発明の情報処理方法において、コピ
ー規制情報は、課金情報である情報処理方法である。
【0047】第56の本発明は、第41の本発明の記録
媒体において、コピー規制情報は、課金情報である情報
記録媒体である。
【0048】上述のデータ劣化の度合いには、データ劣
化を行う場合の他に、データ劣化を行わない場合も含ま
れる。
【0049】第57及び第58の本発明は、それぞれ第
11及び第12の本発明の情報処理装置におけるインタ
ーフェースを、IEEE1394インターフェースにて
構成した情報処理装置である。
【0050】第59及び第60の本発明は、第31及び
第32の本発明の情報処理方法におけるインターフェー
スを、IEEE1394インターフェースにて構成した
情報処理方法である。
【0051】〔発明の実施の形態の具体例〕以下に、図
1を参照して、本発明による実施の形態の具体例の情報
処理装置を、情報処理方法と共に説明する。本明細書及
び図面中のWC−STB、WC−MODULE、WC−
STORAGEにおける「WC」は、Weak Copy Protec
tion(弱いコピー保護)を意味する。
【0052】ここで、IEEE1394インターフェー
スについて説明する。このインターフェースは、規格化
された高速シリアルインターフェースであって、その転
送速度は、100〜3200Mbps(12.5〜40
0MBytes/sec )となっている。速度が異なるノ
ード(IEEE1394のインターフェースを持つ機
器)がバス上に存在していても良いとされている。各ノ
ードは、ツリー状に接続される。1つのバス環境(ツリ
ー)で63個までノードの接続が可能である。尚、バス
ブリッジを介して接続すれば、約64000個のノード
の接続が可能である。
【0053】接続するケーブルの導体本数は合計6本で
ある。ノード間のケーブルの長さは、導体ケーブルの場
合、最大4.5mである。光ファイバケーブルを使え
ば、ノード間のケーブルの長さは、100mが可能であ
る。電源をケーブルを通じて、機器に供給することがで
きる。信号線の差動ペアは、ノード間でクロス接続であ
る。データは、ノードからノードへとリピートされる。
転送方式には、アイソクロナス転送と、非同期転送とが
ある。定期的に(125μsec 毎)にデータを転送でき
るので、映像/音声の転送に適している。
【0054】バスに複数のノードが接続されているた
め、データ転送を行う際には調停を行い、パケットを送
信しても良い状態にしなければならない。複数のノード
による調停で、バスを獲得したノードがパケット(デー
タ)を送信できる。DATAとSTRBとの2本の信号
線によりデータを転送する。ノード間では、DATA←
→STRB、STRB←→DATAのようにクロス接続
である。パケットのフォーマットに従ってデータを生成
して転送する。パケットの前には、data-prefix(DA
TA:1 STRB:0を一定期間保持する)を付加す
る。パケットの後には、data-end(DATA:0 ST
RB:1を一定期間保持する)を付加する。
【0055】リセットしてから、通常のパケット転送を
行う状態になるまで、以下の各項目を決定する。 1. ツリー識別(ノード間の親子関係を決定する) 2. ルートノード 3. 自己識別(ノードIDの決定) 4. アイソクロナスリソースマネージャー 5. サイクルマスタ 6. バスマネージャ これらのノードが決定すると、通常のパケット転送(ア
イソクロナス、非同期)が開始される。
【0056】図1において、1は、受信部(WC−ST
B)(STB:Set Top Box:セットトップボックス)
で、放送プロバイダからの放送信号(RF信号)を受信
し、その放送信号を復調してデータストリームを得、そ
のデータストリームをIEEE1394インターフェー
ス6に出力する。このデータストリームは、モジュール
(WC−MODULE)2、3により、後述する所定の
処理が行われ、その後、再度、受信部1に供給されて、
コピープロテクション部によってコピープロテクション
処理が行われた後、データストリームに含まれる複数の
情報を分離して、それぞれ再生する。尚、モジュール
(WC−MODULE)2、3の機能を、受信部(WC
−STB)1に取り込むことも可能である。
【0057】モジュール(デスクランブル部)2、3
は、受信部1から出力されたデータストリームにデスク
ランブル処理を施し、そのデスクランブル処理されたデ
ータストリームを、IEEE1394インターフェース
6に出力する。そのデスクランブル処理は、放送プロバ
イダ毎に異なるので、モジュール2、3では、その放送
プロバイダに応じたデスクランブル処理を行う。記憶部
(WC−STORAGE)4又は5は、記憶部(WC−
STORAGE)5又は4、受信部(WC−STB)1
及びモジュール(WC−MODULE)2、3から出力
されたデータストリームを受信し、必要なコピープロテ
クション処理及びデータ劣化処理を施した後、記憶部4
又は5の記憶手段に記憶する。
【0058】以下に、受信部(WC−STB)1、モジ
ュール(デスクランブル部)(WC−MODULE)
2、3及び記憶部(WC−STORAGE)4、5につ
いて、詳しく説明する。
【0059】先ず、受信部1について説明する。チュー
ナ10は、放送プロバイダからの放送信号(RF信号)
を受信し、所定周波数の放送信号を抽出する。その放送
信号は、デモデュレータ11に供給されて復調されて、
データストリームに変換される。このデモデュレータ1
1よりのデータストリームは、デスクランブラ(デスク
ランブル手段又は暗号解読手段)12に供給されて、所
定のデスクランブル処理(又は暗号解読処理)が施され
る。
【0060】13は、IEEE1394に準拠したイン
ターフェース(LINK+PHY)で、デスクランブラ
12からのデスクランブル処理されたデータストリーム
を、IEEE1394インターフェース6及びコピープ
ロテクション部14に供給すると共に、インターフェー
ス6からのデータストリームを受け付ける。
【0061】ここで、インターフェース(LINK+P
HY)は、リンク(link) 層の処理を司るICと、物理
層の処理を司るICとから構成される。
【0062】コピープロテクション部14は、インター
フェース(LINK+PHY)13を介して、デスクラ
ンブラ12から供給されたデータストリームに対して、
コピープロテクション処理及びデータ劣化処理を施した
後、デマルチプレクサ15に供給する。デマルチプレク
サ15は、コピープロテクション部14よりのデータス
トリームを構成する複数の情報を分離(又はデータスト
リームを構成する複数の情報の内の1又は複数の情報を
抽出)した後、デコーダ16に供給してデコード(復
号)する。デマルチプレクサ15によって、コピープロ
テクション部14よりのデータストリームから、オーデ
ィオ情報及びビデオ情報がそれぞれ分離された場合、そ
れらのオーディオ情報及びビデオ情報は、AVデコーダ
16によってデコードされて、それぞれオーディオ/ビ
デオ信号が出力される。オーディオ信号は、増幅器を通
じて、電気−音響変換手段、例えば、スピーカに供給さ
れて、放声される。ビデオ信号は受像機(映像表示機)
に供給されて受像(表示)される。
【0063】ここで、データ劣化の具体例を述べる。映
像データの場合は、MPEG圧縮方式において、B/P
ピクチャ(Picture)を間引くか、又は、各ピクチャのデ
ータをディザリングの要領で、ある領域に均一化する。
この場合は、劣化の程度が大きい程、均一化する面積を
大きくする。音声データの場合は、デジタル化された音
声データの量子化情報を間引くことで、劣化処理を行
う。この場合は、劣化の度合いが大きい程、間引きが多
くなる。
【0064】MPU(Micro Processing Unit)17は、
IEEE1394インターフェース6に接続されると共
に、受信部1の各部の制御を行い、又、必要に応じて所
定の演算処理を行う。
【0065】次に、モジュール(デスクランブル部)
(WC−MODULE)2、3について説明する。受信
部1のインターフェース(LINK+PHY)13か
ら、インターフェース6を通じて、モジュール2、3の
インターフェース(LINK+PHY)21に供給され
たデータストリームは、デスクランブラ22に供給され
て、デスクランブル処理が施された後、インターフェー
ス21を通じて、インターフェース6に供給される。M
PU23は、IEEE1394インターフェース6に接
続されており、又、これらインターフェース21及びデ
スクランブラ22を制御する。
【0066】次に、記憶部(WC−STORAGE)
4、5について説明する。コピープロテクション部32
は、インターフェース6から、インターフェース(LI
NK+PHY)31を通じて供給されたデータストリー
ムに対し、コピープロテクション処理及びデータ劣化処
理を施した後、MPU34の制御に基づいて、記憶手段
33に供給して記憶すると共に、記憶手段(例えば、半
導体メモリ)33に記憶されているデータストリームを
読出す。この読出されたデータストリームは、コピープ
ロテクション部32に供給されて、コピープロテクショ
ン処理及びデータ劣化処理が行われた後、インターフェ
ース(LINK+PHY)31を通じて、インターフェ
ース6に供給される。MPU34は、IEEE1394
インターフェース6に接続されると共に、記憶部4、5
の各部を制御し、又、必要に応じて所定の演算処理を実
行する。
【0067】記憶手段33は、半導体メモリの他に、磁
気媒体(磁気ディスク、磁気テープ等)、光磁気ディス
ク等の記録媒体及びその記録再生媒体に信号(データ)
を記録再生する記録再生手段にて構成することもでき
る。即ち、この場合には、コピープロテクション部32
は、インターフェース6から、インターフェース(LI
NK+PHY)31を通じて供給されたデータストリー
ムに対し、コピープロテクション処理及びデータ劣化処
理を施した後、MPU34の制御に基づいて、記録再生
手段に供給して、記録媒体に記録すると共に、記録媒体
に記録されているデータストリームを、記録再生手段に
よって再生する。この再生されたデータストリームは、
コピープロテクション部32に供給されて、コピープロ
テクション処理及びデータ劣化処理が行われた後、イン
ターフェース(LINK+PHY)31を通じて、イン
ターフェース6に供給される。
【0068】次に、図2を参照して、受信部1における
コピープロテクション部14及び記憶部4、5における
コピープロテクション部32の具体構成を説明する。こ
のコピープロテクション部14、32は、縦続接続され
たプロテクションユニット41及びデグレッションユニ
ット42から構成されている。
【0069】プロテクションユニット41は、これに供
給されたデータストリーム中のプロテクション情報か
ら、そのデータストリームがコピー可能か否かの判断を
行なう。又、デグレッションユニット42は、これに供
給されるデータストリームに、データ劣化処理を施す。
プロテクションユニット41に供給されるデータストリ
ームが、その中のプロテクション情報から、コピー可能
のときは、そのデータストリームは、デグレッションユ
ニット42に供給してデータ劣化処理を施した後、その
データストリームを、受信部1の場合には、デマルチプ
レクサ15に供給する。記憶部4、5の場合には、デグ
レッションユニット42に供給してデータ劣化処理を施
したデータストリームを、記憶手段33に書き込む。
又、記憶手段33から読出されたデータストリームを、
プロテクションユニット41に供給し、そのデータスト
リームが、その中のプロテクション情報から、コピー可
能のときは、そのデータストリームは、デグレッション
ユニット42に供給してデータ劣化処理を施した後、イ
ンターフェース31を通じて、インターフェース6に供
給される。
【0070】又、プロテクションユニット41の判断
で、これに供給されるデータストリームが、その中のプ
ロテクション情報によって、コピー不可能であると判断
されたときは、そのデータストリームはプロテクション
ユニット41内で破棄される。
【0071】次に、図3を参照して、データストリーム
中のプロテクション情報(コピー規制情報)の例につい
て説明する。このプロテクション情報は、16ビットの
ビットデータから構成されている。ビット15のCは、
暗号化ビットを示し、0のときは非暗号化を示し、1の
ときは暗号化を示す。受信部1のデスクランブラ13及
びモジュール2、3のデスクランブラ22によって、ビ
ット15のCが検知され、C=1のとき、デスクランブ
ラ22はデータストリームをデスクランブルする。
【0072】ビット14のDは、デグレッション指定ビ
ットを示し、0のときは非劣化であり、1のときは劣化
である。データストリームがコピー可能である場合に、
D=1のとき、図2のデグレッションユニット42によ
って、そのデータストリームをデータ劣化処理する。
【0073】ビット13〜12のFUNCは2ビットの
機能指定フィールドであり、データストリームに対しコ
ピーが可能か否かの判断を行う。この機能指定フィール
ドが「00」のときは、コピー制限を設けないことを示
し、「01」のときは、これ以上コピーを認めないこと
を示し、「10」のときは、一回のコピーを認めること
を示し、11のときは全くコピーを認めないことを示
す。
【0074】ビット11〜8のRFU(Reserved For F
uture Use)は、将来の使用のために確保しておく領域を
示す。
【0075】ビット7〜0のDEGRESSION F
ACTORは、データ劣化の度合いを示し、数値が大き
い程、劣化の度合いが高い。。尚、DEGRESSIO
NFACTORが、オール0のときは、データ劣化処理
を行わないことを示す。
【0076】次に、図1の具体例の情報処理装置の動作
を説明する。受信部1のチューナ10によって、ある放
送プロバイダの放送信号(RF信号)を受信したものと
する。チューナ10は、その放送信号(RF信号)か
ら、所定の周波数の放送信号を抽出し、その抽出された
放送信号は、デモデュレータ11に供給される。デモデ
ュレータ11はその所定周波数の放送信号に対して復調
処理を施して、データストリームを得る。そのデータス
トリームは、デスクランブラ12に供給される。尚、受
信部1が、かかるデスクランブラ12を有しない場合に
は、直接インターフェース(LINK+PHY)13に
供給される。
【0077】デスクランブラ12は、これに供給された
データストリームに対して、そのデータストリーム中の
プロテクション情報(図3)を基にして、デスクランブ
ル処理を施す。その結果、放送プロバイダが契約者以外
の視聴を禁止するためのデータストリームに対して施さ
れているスクランブルが解除される。
【0078】デスクランブラ12の出力は、インターフ
ェース(LINK+PHY)13に供給されて、IEE
E1394に対応したパケット列としてインターフェー
ス6に供給されると共に、コピープロテクション部14
に供給される。
【0079】IEEE1394インターフェース6への
データストリームは、オーディオやビデオ等のリアルタ
イム処理に適したアイソクロナス(Isochronous)転送が
相応しいが、アシンクロナス(Asynchronouse)転送を用
いることも可能である。
【0080】コピープロテクション部14は、インター
フェース(LINK+PHY)13から供給されるデス
クランブルされたデータストリームにコピープロテクシ
ョン処理を施す。その結果、放送プロバイダの意図した
コピー情報に基づいたデータストリームを出力する。放
送プロバイダの意図の一例としては、契約者との契約情
報に応じて、又は、契約者の課金情報に応じて、データ
の質を変化させることが可能である。高額の視聴料を払
っている視聴者に劣化のない画質を提供し、より少ない
視聴料を払っている(又は視聴料を全く払っていない)
視聴者には画質を落とした放送を提供することが可能と
なる。
【0081】デマルチプレクサ15は、コピープロテク
ション部14から供給されたデータストリームに含まれ
ている複数の情報を分離する。データストリームが、例
えば、オーディオデータとビデオデータで構成されてい
れば、そのデータストリームから、オーディオデータと
ビデオデータとを分離して、AVデコーダ16に供給す
る。AVデコーダ16は、分離された情報をデコード
(復号)して出力する。AVデコーダ16では、オーデ
ィオデータ及びビデオデータをそれぞれ伸長処理して、
オーディオ/ビデオ信号を出力する。
【0082】デマルチプレクサ15は、コピープロテク
ション部14から供給されたデータストリームに含まれ
ている複数の情報から1又は複数の情報を抽出すること
も可能である。データストリームが、例えば、オーディ
オデータとビデオデータで構成されていれば、そのデー
タストリームから、オーディオデータ又はビデオデータ
とを抽出して、AVデコーダ16に供給する。AVデコ
ーダ16は、抽出された情報をデコード(復号)して出
力する。AVデコーダ16では、オーディオデータ又は
ビデオデータを伸長処理して、オーディオ信号又はビデ
オ信号を出力する。
【0083】受信部1のMPU1から所定の情報が記憶
部4、5に供給された場合には、インターフェース(L
INK+PHY)13から出力されているIEEE13
94のパケット列としてのデータストリームを記憶する
ことができる。即ち、このデータストリームを記憶する
ことを指示する制御コマンドを受信した、記憶部4、5
のMPU34は、記憶部4、5のインターフェース(L
INK+PHY)31を制御して、受信したデータスト
リームをコピープロテクション部32に供給し、記憶可
能な場合には、その受信したデータストリームを記憶手
段33に記憶する。
【0084】このようにして、記憶部4(又は5)の記
憶手段33に記憶されたデータストリームを受信部1に
供給して再生することや、一方の記憶部5(又は4)の
記憶手段33に記憶されたデータストリームを他方の記
憶部4(又は5)の記憶手段33に供給して記憶(記
録)(コピー)することも可能である。
【0085】データストリームの複製に関しては、コピ
ープロテクションが作用し、複製を認めないか、認める
としてもデータストリームの品質を落とすことが可能で
あるので、著作権者の権利保護と、第三者による利用と
の調和を図ることができる。
【0086】次に、データ複製(コピー)時のコピープ
ロテクションの作用について説明する。例えば、記憶部
4の記憶手段33に記憶されているデータストリーム
を、記憶部5の記憶手段33に転送する、即ち、複製す
る場合を考える。記憶部4のMPU34から、データス
トリームの複製を意味する所定の情報が、IEEE13
94インターフェース6を通じて、記憶部5のMPU3
4に供給される。このとき記憶部5は、記憶部4からの
データストリームの受信待状態となる。記憶部4のMP
U34は、記憶手段33に対し、所定のデータストリー
ムの読出しを指示する。記憶手段33より読出されたデ
ータストリームは、コピープロテクション部32に供給
される。データストリームの品質劣化の変更を指示する
場合は、MPU34は、コピープロテクション部32に
対し、プロテクション情報中のデグレッションファクタ
の書換え指示を出す。又、これ以上のコピーを禁止する
等のコピープロテクション情報を変更する場合にも、書
換えの指示を出す。コピープロテクションの変更の必要
がない場合は、何ら指示を出さない。
【0087】記憶部4のコピープロテクション部32
は、記憶手段33からのデータストリームを受信し、必
要に応じて、そのデータストリームのプロテクション情
報を変更した後、インターフェース(LINK+PH
Y)31に供給する。記憶部4のMPU34はインター
フェース(LINK+PHY)31に対して、IEEE
1394インターフェース6を通じて、記憶部5に向け
てデータストリームを供給するように指示する。
【0088】記憶部5は、記憶部4からのデータストリ
ームを、インターフェース(LINK+PHY)31で
受信し、これをコピープロテクション部31に供給す
る。コピープロテクション部32はプロテクション情報
に応じた処理を施した後、記憶手段33に供給して記憶
せしめる。
【0089】次に、図4を参照して、データストリーム
に対するデグレッション(劣化)アルゴリズムを説明す
る。デグレッション処理を開始し、先ず、ステップST
−1で、データストリームからプロテクション情報を取
得した後、ステップST−2に移行する。ステップST
−2では、そのデータストリームが暗号化(又はスクラ
ンブル)されていないか否かの判断を行い、NO、即
ち、暗号化(又はスクランブル)されているときは、ス
テップST−3に移行してデクリプション(Decryptio
n:暗号解読)(又はデスクランブル)を行ってからス
テップST−4に移行し、YES、即ち、暗号化(又は
スクランブル)されていないときは、直接、ステップS
T−4に移行する。
【0090】ステップST−4では、コピー可能か否か
の判断を行い、NO、即ち、コピー不可能のときは、終
了となり、YES、即ち、コピー可能のときは、ステッ
プST−5に移行する。ステップST−5では、デグレ
ッション指定か否かの判断を行い、NO、即ち、デグレ
ッション指定でないときは、ステップST−7に移行
し、YES、即ち、デグレッション指定のときは、ステ
ップST−6に移行して、デグレッション処理を行う。
ステップST−6の次は、ステップST−7に移行して
コピー処理を行って終了となる。
【0091】放送プロバイダの意図の一例としての、契
約者の課金情報に応じて、データの質を変化させ、高額
の視聴料を払っている視聴者に劣化のない画質を提供
し、より少ない視聴料を払っている(又は視聴料を全く
払っていない)視聴者には画質を落とした放送を提供す
る場合の情報処理方法の例を、図5のフローチャートを
参照して説明する。課金処理を開始し、ステップST−
1で、視聴番組を取得する。即ち、例えば、情報処理装
置の電源が投入され、視聴が開始されたときに、その視
聴番組の情報(例えば、プロバイダAのスポーツ番組)
を取得する。
【0092】ステップST−1の次には、ステップST
−2に移行して、課金情報を取得する。即ち、例えば、
データストリームに含まれている所定の情報を参照する
ことで、現在視聴されている番組の課金情報を取得す
る。ステップST−2の次には、ステップST−3に移
行して、制限情報を取得する。即ち、データストリーム
に含まれている所定の情報を参照することで、制限情報
を取得する。ステップST−3の次には、ステップST
−4に移行して、上述の課金情報及び制限情報を基にし
て、デグレッション情報を生成する。ステップST−4
の後は、図4のデグレッションアルゴリズムに従って、
デグレッション処理が行われる。
【0093】上述の具体例によれば、データストリーム
のコピー規制情報に応じてデータストリームをデータ劣
化処理するデータ劣化処理手段を有するので、デジタル
情報に対する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報
の第三者による利用との調和を図ることのできる情報処
理装置を得ることができる。
【0094】上述の具体例によれば、コピー規制情報
(プロテクション情報)には、データ劣化の度合いを示
す情報が含まれており、データ劣化手段は、コピー規制
情報に含まれているデータ劣化の度合いを示す情報に応
じて、データ劣化の度合いを可変する可変手段を備えて
いるので、データストリームのデータ劣化の状態を種々
変えることのできる情報処理装置を得ることができる。
【0095】上述の具体例によれば、データストリーム
のコピー規制情報に応じてデータストリームをデータ劣
化処理するようにしたので、デジタル情報に対する著作
権者の権利保護と、そのデジタル情報の第三者による利
用との調和を図ることのできる情報処理方法を得ること
ができる。
【0096】上述の具体例によれば、コピー規制情報に
は、データ劣化の度合いを示す情報が含まれており、コ
ピー規制情報に含まれているデータ劣化の度合いを示す
情報に応じて、データ劣化の度合いを可変するので、デ
ータストリームのデータ劣化の状態を種々変えることの
できる情報処理方法を得ることができる。
【0097】上述の具体例によれば、コピー規制情報を
有するデータストリームが、コピー規制情報に応じてデ
ータ劣化処理されて記録されているので、デジタル情報
に対する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報の第
三者による利用との調和を図ることのできる情報記録媒
体を得ることができる。
【0098】上述の具体例によれば、コピー規制情報に
は、データ劣化の度合いを示す情報が含まれており、デ
ータストリームが、コピー規制情報に含まれているデー
タ劣化の度合いを示す情報に応じたデータ劣化の度合を
以てデータ劣化処理されて記録されているので、上述の
効果に加えて、データストリームのデータ劣化の状態を
種々変えることのできる情報記録媒体を得ることができ
る。
【0099】上述の具体例によれば、データストリーム
のコピー規制情報に応じてデータストリームをデータ劣
化処理するデータ劣化処理手段を有するので、デジタル
情報に対する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報
の第三者による利用との調和を図ることさできると共
に、デジタル情報の利用のために著作権者に金銭を支払
った者に対しては、品質の良いデジタル情報を利用さ
せ、金銭を支払わなかった者に対しては、品質の悪いデ
ジタル情報を利用させ、金銭を支払って品質の良いデジ
タル情報の利用を促進することのできる情報処理装置を
得ることができる。
【0100】上述の具体例によれば、データストリーム
のコピー規制情報に応じてデータストリームをデータ劣
化処理するようにしたので、デジタル情報に対する著作
権者の権利保護と、そのデジタル情報の第三者による利
用との調和を図ることさできると共に、デジタル情報の
利用のために著作権者に金銭を支払った者に対しては、
品質の良いデジタル情報を利用させ、金銭を支払わなか
った者に対しては、品質の悪いデジタル情報を利用さ
せ、金銭を支払って品質の良いデジタル情報の利用を促
進することのできる情報処理方法を得ることができる。
【0101】上述の具体例によれば、デジタル情報に対
する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報の第三者
による利用との調和を図ることさできると共に、デジタ
ル情報の利用のために著作権者に金銭を支払った者に対
しては、品質の良いデジタル情報を利用させ、金銭を支
払わなかった者に対しては、品質の悪いデジタル情報を
利用させ、金銭を支払って品質の良いデジタル情報の利
用を促進することのできる情報記録媒体を得ることがで
きる。
【0102】
【発明の効果】第1〜第20、第57及び第58の本発
明によれば、データストリームのコピー規制情報に応じ
てデータストリームをデータ劣化処理するデータ劣化処
理手段を有するので、デジタル情報に対する著作権者の
権利保護と、そのデジタル情報の第三者による利用との
調和を図ることのできる情報処理装置を得ることができ
る。
【0103】特に、第5〜第8、第10、第13及び第
14の本発明によれば、コピー規制情報には、データ劣
化の度合いを示す情報が含まれており、データ劣化手段
は、コピー規制情報に含まれているデータ劣化の度合い
を示す情報に応じて、データ劣化の度合いを可変する可
変手段を備えているので、上述の効果に加えて、データ
ストリームのデータ劣化の状態を種々変えることのでき
る情報処理装置を得ることができる。
【0104】第21〜第40、第59及び第60の本発
明によれば、データストリームのコピー規制情報に応じ
てデータストリームをデータ劣化処理するようにしたの
で、デジタル情報に対する著作権者の権利保護と、その
デジタル情報の第三者による利用との調和を図ることの
できる情報処理方法を得ることができる。
【0105】特に、第25〜第28、第30、第33及
び第34の本発明によれば、コピー規制情報には、デー
タ劣化の度合いを示す情報が含まれており、コピー規制
情報に含まれているデータ劣化の度合いを示す情報に応
じて、データ劣化の度合いを可変するので、上述の効果
に加えて、データストリームのデータ劣化の状態を種々
変えることのできる情報処理方法を得ることができる。
【0106】第41及び第42の本発明によれば、コピ
ー規制情報を有するデータストリームが、コピー規制情
報に応じてデータ劣化処理されて記録されているので、
デジタル情報に対する著作権者の権利保護と、そのデジ
タル情報の第三者による利用との調和を図ることのでき
る情報記録媒体を得ることができる。
【0107】特に、第42の本発明によれば、コピー規
制情報には、データ劣化の度合いを示す情報が含まれて
おり、データストリームが、コピー規制情報に含まれて
いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じたデータ劣化
の度合を以てデータ劣化処理されて記録されているの
で、上述の効果に加えて、データストリームのデータ劣
化の状態を種々変えることのできる情報記録媒体を得る
ことができる。
【0108】第43の本発明によれば、データストリー
ムのコピー規制情報に応じてデータストリームをデータ
劣化処理するデータ劣化処理手段を有するので、デジタ
ル情報に対する著作権者の権利保護と、そのデジタル情
報の第三者による利用との調和を図ることのできる情報
処理装置を得ることができる。
【0109】第44〜49の本発明によれば、データス
トリームのコピー規制情報に応じてデータストリームを
データ劣化処理するデータ劣化処理手段を有するので、
デジタル情報に対する著作権者の権利保護と、そのデジ
タル情報の第三者による利用との調和を図ることさでき
ると共に、デジタル情報の利用のために著作権者に金銭
を支払った者に対しては、品質の良いデジタル情報を利
用させ、金銭を支払わなかった者に対しては、品質の悪
いデジタル情報を利用させ、金銭を支払って品質の良い
デジタル情報の利用を促進することのできる情報処理装
置を得ることができる。
【0110】第50〜55の本発明によれば、データス
トリームのコピー規制情報に応じてデータストリームを
データ劣化処理するようにしたので、デジタル情報に対
する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報の第三者
による利用との調和を図ることさできると共に、デジタ
ル情報の利用のために著作権者に金銭を支払った者に対
しては、品質の良いデジタル情報を利用させ、金銭を支
払わなかった者に対しては、品質の悪いデジタル情報を
利用させ、金銭を支払って品質の良いデジタル情報の利
用を促進することのできる情報処理方法を得ることがで
きる。
【0111】第56の本発明によれば、デジタル情報に
対する著作権者の権利保護と、そのデジタル情報の第三
者による利用との調和を図ることさできると共に、デジ
タル情報の利用のために著作権者に金銭を支払った者に
対しては、品質の良いデジタル情報を利用させ、金銭を
支払わなかった者に対しては、品質の悪いデジタル情報
を利用させ、金銭を支払って品質の良いデジタル情報の
利用を促進することのできる情報記録媒体を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の具体例の情報処理装置を
示すブロック線図である。
【図2】コピープロテクション部の具体構成を示すブロ
ック線図である。
【図3】プロテクション情報の説明図である。
【図4】図1の具体例の情報処理装置におけるデグレッ
ションアルゴリズムの一例を示すフローチャートであ
る。3
【図5】本発明の実施の形態の具体例の課金情報の場合
の情報処理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 受信部(WC−STB)、2、3 モジュール(デ
スクランブル部)、4、5 記憶部(WC−STORA
GE)、6 IEEE1394インターフェース、10
チューナ、11 デモジュレータ、12 デスクラン
ブラ、13 インターフェース(LINK+PHY)、
14 コピープロテクション部、15デマルチプレク
サ、16 AVデコーダ、17 MPU、21 インタ
ーフェース(LINK+PHY)、22 デスクランブ
ラ、23 MPU、31インターフェース(LINK+
PHY)、32 コピープロテクション部、33 記憶
手段、34 MPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/167 H04N 7/167 Z Fターム(参考) 5B017 AA06 BA05 BA07 BB02 BB10 CA06 CA07 CA09 CA11 CA16 5C064 CA14 CB01 CC04 5D044 DE50 GK17 GK20 HL08 HL11 5J104 PA10 PA11 9A001 BB03 CC05 EE02 EE03 FF05 HH18 HH28 JJ18 KK56 LL03

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される、コピー規制情報を有するデ
    ータストリームを情報処理する情報処理装置において、 上記コピー規制情報に応じて、上記データストリームを
    データ劣化処理するデータ劣化処理手段を有することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 コピー規制情報を有するデータストリー
    ムを記憶する記憶手段を有する情報処理装置において、 上記記憶手段に書き込むか又は上記記憶手段から読み出
    す上記データストリームを、上記コピー規制情報に応じ
    てデータ劣化処理するデータ劣化処理手段を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 コピー規制情報を有するデータストリー
    ムを記憶する記憶手段を有し、上記データストリームを
    回数が制限されることなく上記記憶手段に書き込むこと
    のできる情報処理装置において、 上記記憶手段に書き込む上記データストリームを、上記
    コピー規制情報に応じてデータ劣化処理するデータ劣化
    処理手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 コピー規制情報を有するデータストリー
    ムを記憶する記憶手段を有し、上記データストリーム
    を、上記コピー規制情報に応じて、上記記憶手段に1回
    だけ書き込むことが許容される情報処理装置において、 上記記憶手段に書き込む上記データストリームを、上記
    コピー規制情報に応じてデータ劣化処理するデータ劣化
    処理手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 入力される、コピー規制情報を有するデ
    ータストリームを情報処理する情報処理装置において、 上記データストリームを暗号解読する暗号解読手段と、 上記コピー規制情報に応じて、上記暗号解読されたデー
    タストリームをデータ劣化処理するデータ劣化処理手段
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 インターフェースを介して入力され
    る、コピー規制情報を有するデータストリームを情報処
    理する情報処理装置において、 上記コピー規制情報に応じて、上記データストリームを
    データ劣化処理するデータ劣化処理手段を有することを
    特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 コピー規制情報を有するデータストリ
    ームを記憶する記憶手段を有する情報処理装置におい
    て、 インターフェースを介して上記記憶手段に書き込むか又
    は上記記憶手段から読み出す上記データストリームを、
    上記コピー規制情報に応じてデータ劣化処理するデータ
    劣化処理手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データ劣化手段は、上記コピー規制情報に含まれて
    いるデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ劣
    化の度合いを可変する可変手段を備えていることを特徴
    とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記データ劣化処理手段よりのデータ劣化処理されたデ
    ータストリームに含まれている複数の情報を分離する分
    離手段と、 該分離手段よりの複数の情報をそれぞれデコードする複
    数のデコード手段とを有することを特徴とする情報処理
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記データ劣化処理手段よりのデータ劣化処理されたデ
    ータストリームに含まれている複数の情報から、選択さ
    れた情報を抽出する抽出手段と、 該抽出手段よりの抽出された情報をデコードするデコー
    ド手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記複数のデコード手段のデコード出力がそれぞれ供給
    される複数の情報再生装置を有することを特徴とする情
    報処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記デコード手段のデコード出力が供給される情報再生
    装置を有することを特徴とする情報処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の情報再生装置にお
    いて、 上記複数の情報再生装置は、それぞれ映像再生装置及び
    音声再生装置であることを特徴とする情報処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記情報再生装置は、映像再生装置又は音声再生装置で
    あることを特徴とする情報処理装置。
  21. 【請求項21】 入力される、コピー規制情報を有する
    データストリームを情報処理する情報処理方法におい
    て、 上記コピー規制情報に応じて、上記データストリームを
    データ劣化処理することを特徴とする情報処理方法。
  22. 【請求項22】 記憶手段に書き込むか又は上記記憶手
    段から読み出す、コピー規制情報を有するデータストリ
    ームを、上記コピー規制情報に応じてデータ劣化処理す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  23. 【請求項23】 コピー規制情報を有するデータストリ
    ームを、回数が制限されることなく記憶手段に書き込む
    ことのできる情報処理方法において、 上記記憶手段に書き込む上記データストリームを、上記
    コピー規制情報に応じてデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  24. 【請求項24】 コピー規制情報を有するデータストリ
    ームを、上記コピー規制情報に応じて、上記記憶手段に
    1回だけ書き込むことが許容される情報処理方法におい
    て、 上記記憶手段に書き込む上記データストリームを、上記
    コピー規制情報に応じてデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  25. 【請求項25】 請求項21に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  26. 【請求項26】 請求項22に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  27. 【請求項27】 請求項23に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  28. 【請求項28】 請求項24に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  29. 【請求項29】 入力される、コピー規制情報を有する
    データストリームを情報処理する情報処理方法におい
    て、 上記データストリームを暗号解読し、 上記コピー規制情報に応じて、上記暗号解読されたデー
    タストリームをデータ劣化処理することを特徴とする情
    報処理方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  31. 【請求項31】 インターフェースを介して入力され
    る、コピー規制情報を有するデータストリームを情報処
    理する情報処理方法において、 上記コピー規制情報に応じて、上記データストリームを
    データ劣化処理することを特徴とする情報処理方法。
  32. 【請求項32】 インターフェースを介して上記記憶手
    段に書き込むか又は上記記憶手段から読み出す、コピー
    規制情報を有するデータストリームを、上記コピー規制
    情報に応じてデータ劣化処理することを特徴とする情報
    処理方法。
  33. 【請求項33】 請求項31に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  34. 【請求項34】 請求項32に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームを、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じて、データ
    劣化の度合いを可変してデータ劣化処理することを特徴
    とする情報処理方法。
  35. 【請求項35】 請求項21に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記データ劣化処理されたデータストリームに含まれて
    いる複数の情報を分離し、 該分離された複数の情報をそれぞれデコードすることを
    特徴とする情報処理方法。
  36. 【請求項36】 請求項21に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記データ劣化処理されたデータストリームに含まれて
    いる複数の情報から、選択された情報を抽出し、 該抽出された情報をデコードすることを特徴とする情報
    処理方法。
  37. 【請求項37】 請求項35に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記複数のデコード出力をそれぞれ情報再生することを
    特徴とする情報処理方法。
  38. 【請求項38】 請求項36に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記デコード出力を情報再生することを特徴とする情報
    処理方法。
  39. 【請求項39】 請求項37に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記それぞれの情報再生は、それぞれ映像再生及び音声
    再生であることを特徴とする情報処理方法。
  40. 【請求項40】 請求項38に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記情報再生は、映像再生又は音声再生であることを特
    徴とする情報処理方法。
  41. 【請求項41】 コピー規制情報を有するデータストリ
    ームが、上記コピー規制情報に応じてデータ劣化処理さ
    れて記録されてなることを特徴とする情報記録媒体。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載の情報記録媒体にお
    いて、 上記コピー規制情報には、データ劣化の度合いを示す情
    報が含まれており、 上記データストリームが、上記コピー規制情報に含まれ
    ているデータ劣化の度合いを示す情報に応じたデータ劣
    化の度合を以てデータ劣化処理されて記録されてなるこ
    とを特徴とする情報記録媒体。
  43. 【請求項43】 請求項17に記載の情報再生装置にお
    いて、 上記複数のデコード手段のデコード出力は、映像信号及
    び音声信号であり、 上記複数の情報再生装置は、それぞれ映像再生装置及び
    音声再生装置であることを特徴とする情報処理装置。
  44. 【請求項44】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  45. 【請求項45】 請求項2に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  46. 【請求項46】 請求項3に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  47. 【請求項47】 請求項4に記載の情報処理装置におい
    て、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  48. 【請求項48】 請求項11に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  49. 【請求項49】 請求項12に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  50. 【請求項50】 請求項21に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理方法。
  51. 【請求項51】 請求項22に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理方法。
  52. 【請求項52】 請求項23に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理方法。
  53. 【請求項53】 請求項24に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理方法。
  54. 【請求項54】 請求項31に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理方法。
  55. 【請求項55】 請求項32に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報処理方法。
  56. 【請求項56】 請求項41に記載の記録媒体におい
    て、 上記コピー規制情報は、課金情報であることを特徴とす
    る情報記録媒体。
  57. 【請求項57】 請求項11に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記インターフェースは、IEEE1394インターフ
    ェースであることを特徴とする情報処理装置。
  58. 【請求項58】 請求項12に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記インターフェースは、IEEE1394インターフ
    ェースであることを特徴とする情報処理装置。
  59. 【請求項59】 請求項31に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記インターフェースは、IEEE1394インターフ
    ェースであることを特徴とする情報処理方法。
  60. 【請求項60】 請求項32に記載の情報処理方法にお
    いて、 上記インターフェースは、IEEE1394インターフ
    ェースであることを特徴とする情報処理方法。
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