JPH11275516A - ディジタル放送信号の受信装置、記録再生装置及び受信・記録再生システム - Google Patents
ディジタル放送信号の受信装置、記録再生装置及び受信・記録再生システムInfo
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- JPH11275516A JPH11275516A JP10349019A JP34901998A JPH11275516A JP H11275516 A JPH11275516 A JP H11275516A JP 10349019 A JP10349019 A JP 10349019A JP 34901998 A JP34901998 A JP 34901998A JP H11275516 A JPH11275516 A JP H11275516A
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Abstract
うにする。 【解決手段】 受信装置は暗号化された映像信号と暗号
を解読するための情報を含む属性情報とを復調する信号
復調回路と、前記属性情報を識別して出力する属性情報
識別回路と、前記信号復調回路から得られた映像信号を
前記属性情報識別回路からの出力でスクランブルを解除
するスクランブル解除回路とを備え、記録再生装置には
機器ID信号によって再スクランブルされた信号が記録
される。
Description
で、暗号化キーあるいはコピー制御信号を重畳して送ら
れてくる映像信号あるいは音声信号あるいはディジタル
情報を再生し、記録し、記録再生するディジタル放送信
号の受信装置及びその記録再生装置に関するものであ
る。
ブルして正規の受信者だけがそのスクランブルを解読す
る手段を持ち受信できるように構成されている。このよ
うなスクランブル技術はケーブルテレビなどで行われて
いたが、それが衛星を用いたディジタル放送になるにつ
れてより広く普及するようになってきた。
信号を各走査線毎にランダムに前後を入れ換えスクラン
ブルをかけるラインローテション方式や画面を水平方向
に切り分けるように映像信号を分割し、この分割された
映像信号を垂直方向に入れ換えるラインパーミュテーシ
ョン方式がある。しかし衛星によるディジタル放送が始
ると、このようなアナログ方式ではなく、違法な解読に
対してより解読困難にするために、信号そのものを暗号
化する方式がとられるようになってきた。
化された有料放送を記録する場合には、記録装置側で特
定の処理が行われ、正しい受信者すなわち有料放送の契
約者のみが記録出来るシステムを構成する事が必要とな
る。このような観点で提案されたコピー制御システムは
現在見当たらず、本発明はこの点を考慮において発明さ
れたものである。
を制御する手段を提供する事にある。本発明の他の目的
は有料放送において、記録装置が受信装置(以下、ST
B:Set Top Boxと略称する。)との間で認
証作業を行い正しい受信者である事を確認した後に記録
動作に入るディジタル放送信号の受信装置、記録装置及
び記録再生装置を提供することにある。本発明の更に他
の目的は受信者の固有の機器ID信号による暗号化(ス
クランブル処理)を行う事と共に再生時にも違法にコピ
ーをされた記録媒体か否かの判断を行う為に、再生信号
に含まれている属性信号を検出して、その信号によって
再生動作止めるディジタル放送信号の受信装置、記録装
置及び記録再生装置を提供することにある。
ために、本発明による受信装置は、暗号化された映像信
号と暗号を解読するための情報を含む属性情報とを復調
する信号復調回路と、前記属性情報を識別して出力する
属性情報識別回路と、前記信号復調回路から得られた映
像信号を前記属性情報識別回路からの出力でスクランブ
ルを解除するスクランブル解除回路とを備え、前記スク
ランブル解除回路の出力を記録のために出力する。ま
た、前記属性情報識別回路から得られた信号をコピー制
御のために記録装置に出力される。また、前記属性情報
識別回路から得られた属性情報によって前記スクランブ
ルが解除された映像信号に再度スクランブルを施す再ス
クランブル回路を設ける。この受信装置において、電子
透かし処理回路を設け、前記電子透かし処理回路から得
られたCGMS信号を記録装置のコピーを制御するため
に前記記録装置に出力する。また、受信機において、固
有の機器ID信号を生成する機器ID生成回路を設け、
前記機器ID生成回路から得られた機器ID信号によっ
て、前記スクランブルが解除された映像信号に再度スク
ランブルを施す再スクランブル回路を設ける。また、前
記属性情報識別回路は属性情報を検出する属性情報検出
回路と、前記属性情報検出回路で検出された暗号化キー
を復号する暗号化キー復号回路とを備え、前記暗号化キ
ー復号回路の出力から得られる暗号化キーを前記スクラ
ンブル解除回路に供給する。また、前記属性情報検出回
路で属性情報に含まれているCGMS信号を検出し、コ
ピー制御信号として記録装置に出力する。また、受信装
置はMPEG圧縮された映像信号をデコードするMPE
Gデコード回路と、前記デコードされた映像信号を標準
のテレビジョン信号に変換するビデオエンコード回路と
を備える。この受信装置において、前記再スクランブル
された信号をストリームに変換して出力するストリーム
回路を備える。更に、電話回線に接続されたモデムを設
け、前記電話回線を介して前記機器ID信号を得る。
よる受信装置は、暗号化された映像信号と属性情報とを
復調する信号復調回路と、復調された信号の暗号を解除
する信号処理回路と、前記暗号が解除された映像信号を
再びスクランブルする再スクランブル回路と、前記再ス
クランブルされた映像信号を記録装置に記録するために
出力する手段と、前記属性情報を識別して、前記記録装
置に入力するためのコピー制御号を出力する属性情報識
別回路とを備える。また、前記信号処理回路からアナロ
グのテレビジョン信号をテレビジョン受信機に出力す
る。
像信号と暗号化キー及び放送チャンネルを示すチャンネ
ルキーを含む属性情報とを復調する信号復調回路と、前
記属性情報からチャンネルキーを検出するチャンネルキ
ー検出回路と、前記属性情報から暗号化キーを検出する
暗号化キー検出回路と、固有の機器ID信号を生成する
機器ID生成回路と、前記機器ID信号によって受信可
能なチャンネルのチャンネルキーを選別して出力するチ
ャンネルキー選別回路と、前記チャンネルキー選別回路
から出力されたチャンネルキーと前記暗号化キーとから
解読キーを出力する暗号復号回路と、前記信号復調回路
から得られた映像信号を前記解読キーでスクランブルを
解除するスクランブル解除回路と、前記解読キーを用い
て前記スクランブルが解除された映像信号を再度スクラ
ンブルを施す再スクランブル回路とを備え、前記再スク
ランブル回路の出力を記録のために出力する。この受信
装置において、フォーマット変換回路を設け、前記スク
ランブルが解除された映像信号を記録すべき記録媒体に
合うフォーマットに変換するフォーマット変換する。
よる記録再生装置は、固有の機器ID信号によってスク
ランブルが施された映像信号を記録する記録再生部と、
固有の機器ID信号を生成する機器ID生成回路と、前
記記録再生された映像信号に含まれている機器ID信号
を検出し、前記機器ID生成回路から出力された機器I
D信号との一致を取り、一致が取れた時に前記再生され
た映像信号の通過を許可する機器ID検出・一致回路と
を備える。前記機器ID生成回路の出力を固有の機器I
D信号によってスクランブルが施された映像信号を出力
する受信機に供給するための出力手段を設けた。この記
録再生装置において、スクランブルを解除するスクラン
ブル解除回路と、MPEG圧縮された映像信号をデコー
ドするMPEGでコード回路と、映像信号を標準のテレ
ビジョン信号に変換するビデオエンコード回路とを備え
る。
ID信号によってスクランブルが施された映像信号を記
録する記録再生部と、固有の機器ID信号を生成する機
器ID生成回路と、記録部から再生された映像信号を機
器ID信号を用いてスクランブル解除を行うスクランブ
ル解除回路とを設ける。この記録再生装置において、前
記スクランブル解除回路から得られたMPEG圧縮され
た映像信号をデコードするMPEGでコード回路と、前
記スクランブル解除回路の出力からコピー制御を行うた
めの電子透かし情報を検出するための電子透かし検出回
路とを設け、前記電子透かし情報によって、コピー禁止
の時には前記MPEGデコード回路の動作を停止する。
ID信号によってスクランブルが施された映像信号と、
機器ID信号と更新されたコピー制御用電子透かし情報
とを含む入力信号を入力する手段と、固有の機器ID信
号を生成する機器ID生成回路と、前記入力信号を前記
生成された機器ID信号を用いてスクランブル解除を行
うスクランブル解除回路と、前記スクランブルが解除さ
れた信号を記録する記録再生部と、前記スクランブル解
除された信号から前記電子透かし情報を検出する電子透
かし検出回路と、前記電子透かし情報で前記記録再生部
の記録を制御する手段とを備る。前記機器ID生成回路
から得られた機器ID信号を前記記録再生部に供給し、
前記スクランブル解除回路から得られた機器ID信号と
の一致を取り、一致が取れた時に前記記録再生部の記録
を許可する。更に前記機器ID検出・一致回路の出力を
前記MPEGデコード回路に供給し、一致が取れた時に
前記MPEGデコード回路を動作させ、一致が取れない
時に動作を停止させる。また、この記録再生装置におい
て、再スクランブル回路を設け、前記機器ID検出・一
致回路から得られた機器ID信号によって前記MPEG
デコード回路の出力を再度スクランブルを施して、他の
記録再生装置に記録するために出力する。
暗号化された映像信号と前記映像信号に関わる暗号の解
読キー含む信号とを受信する手段と、前記解読キーを用
いて、映像信号の解読を行う解読回路とを備える。この
受信・記録再生システムにおいて、入力した前記映像信
号を記録する記録手段と、前記映像信号に関わる信号か
ら制御信号を読み出す制御信号読み出し回路とを設け、
前記制御信号により前記記録手段の記録動作の制御を行
う。また、映像信号に重畳して記録された電子透かし情
報を検出する電子透かし検出回路と、前記解読回路の出
力を復号する復号回路と、前記復号回路の出力をフォー
マット変換するフォーマット変換回路と、前記フォーマ
ット変換回路の出力を記録する記録手段とを設け、前記
記録手段の記録制御を前記電子透かし検出回路の出力に
応じて制御する。
て、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。図
1(a)、図1(b)及び図1(c)は本発明による受
信装置に入力される信号構成の一実施例を示す模式図で
ある。図1(a)はチャネル情報1に付随する形で属性
情報2が付加される場合を示している。属性情報2とし
ては暗号化キー、チャンネルキー、著作権者情報などが
含まれている。チャンネルとは一般に各放送局に割当て
られた送信周波数に対応する番号、その他放送局の名称
等であり、チャンネル情報とはそのチャンネルで放送さ
れる映像情報、音声情報及びその他の情報を云う。
作権やコピー管理情報(以後、CGMS信号という。)
などの番組に関わる電子透かし情報(Water Ma
rk)を電子的に埋め込む形で付加された情報3と属性
情報4とを合示している。電子透かし情報は映像信号の
輝度を変化させることによって映像信号に埋め込まれ
る。コピー管理情報、すなわちCGMS信号はコピー不
可(never copy)、コピーを一回だけ許可す
る(once copy)、コピー自由(copy f
ree)の情報が埋め込まれる。なお、コピー自由の場
合には何も規制する必要はないので、CGMS信号が埋
め込まれない場合がある。また、属性情報4の中に電子
透かし情報とは別にCGMS信号を追加してもよい。こ
のCGMS信号を設けることにより、この信号と電子透
かし情報からのCGMS信号の一致を取ることによっ
て、一致した場合には記録を許可し、不一致の場合には
記録を許可しないようにすることができる。図1(c)
は図1(a)や図1(b)の属性情報、すなわち暗号化
キーや機器ID信号を電子透かし情報として、電子的に
埋め込む形の信号5を示す。
録するのに好適なSTBと記録装置について図2を用い
て説明する。図2は本発明による受信装置と記録装置の
一実施例の概略を示すブロック図である。図において、
10は不特定多数を相手に放送される信号を受信するS
TBであり、STB10は信号復調回路20、信号処理
回路15、属性情報識別回路13、及び再スクランブル
回路28から構成されている。信号処理回路15の出力
端子16にはアナログのテレビジョン信号がテレビジョ
ン受信機(図示せず)に出力される。更に、信号処理回
路15の出力は再スクランブル回路28に供給され、記
録再生装置12で記録される前にスクランブルが行われ
る。記録再生装置12には再スクランブル回路28の出
力信号が供給される。更に、属性情報識別回路15から
の信号によって、記録再生装置12での記録可否が制御
される。属性信号識別装置13は信号復調回路20の出
力信号から属性情報だけを取り出し、そこに記録されて
いる暗号きー、チャンネルキー、及び番組の著作権やC
GMS信号などの番組に関わる情報を復号して記録再生
装置12の制御を行う。更に、信号処理回路15から電
子透かし情報を取り出し、この信号を用いて記録再生装
置12のコピー制御を行う。
他の実施例を示すブロック図である。図において、信号
処理回路15aはスクランブル解除回路21、MPEG
デコード回路23、信号処理をする上で画像データを一
次的にバッファするランダムアクセスメモリ22(以
後、RAM22という。)、及びビデオエンコード回路
24から構成されている。属性情報識別回路13aは属
性情報検出回路25及び暗号化キー復号回路26から構
成されている。スクランブル解除回路21は信号復調回
路20で復調された信号を所定の解読キー、本実施例で
は暗号化キーを使用して暗号復号を行う。MPEGデコ
ード回路23はスクランブルを解除されたMPEG信号
をデコードする。ビデオエンコード回路24はMPEG
デコードされた信号からNTSCあるいはPALなどの
標準の映像信号をエンコードする。この標準映像信号は
テレビジョン受信機(以後、単にTVという)に供給さ
れる。
回路20で復調され、属性情報検出回路25で属性情報
が検出される。この属性情報は暗号化キー復号回路26
に供給され、ここでスクランブルに関わる暗号化キーが
取り出される。この暗号化キーはスクランブル解除回路
21に供給され、これによって受信信号のスクランブル
が解除される。また、属性情報検出回路25によって属
性情報に含まれているCGMS信号が検出される。この
CGMS信号は記録再生装置12に供給され、この信号
によって現在受信しているテレビジョン信号の記録可否
を制御する。また、図2のブロック図とは異なり、記録
再生装置12にはスクランブル解除された信号が直接入
力され、属性情報検出回路25の出力によって記録可否
が判断され、記録可の場合に記録が行われる。
た暗号キーをスクランブル解除回路21に入力して、信
号復調回路20からの出力の解読を行なっているが、記
録再生装置12に映像信号を供給する際に、映像信号を
STB10に組み込まれた機器特有のコード、すなわち
機器ID信号をもちいて暗号化処理してもよい。記録再
生装置12ではこの暗号化された信号を記録再生装置1
2の復号回路をもちいて暗号を解読して再生し、記録再
生装置12内に設けられたビデオエンコード出力回路で
映像信号をエンコードしてTVに出力すると共に記録再
生装置12で記録を行う。
示す模式図である。図において、STB10の信号復調
回路20に供給される概略の信号は属性情報34、映像
信号及び映像信号に埋め込まれた電子透かし情報35な
どである。この他に、音声信号や同期信号等多くの信号
が入力されるが、これらの信号は本発明と直接関係が無
いため、ここでは省略して示した。属性情報34として
は、スクランブルを解除するための暗号化キー36、チ
ャンネルキー37、及びCGMS信号38などが含まれ
ている。CGMS信号は”00”がコピーフリーを意味
し、”10”が一回コピー可能を、”11”がそれ以上
のコピーを禁止を意味する。CGMS信号が”10”で
一回コピー可能を示す場合はコピー動作と同時にこのC
GMS信号を”11”に変更してコピーした事を示す必
要がある。図3において、属性コード検出回路25では
このCGMS信号を検出し”10”と”00”の場合に
限りコピーを可能にする制御信号が記録再生装置12へ
出力される。CGMS信号が”00”の時にはその信号
は変更する必要はないが、”10”の場合には属性情報
検出回路25はCGMS信号を”11”としてこれ以上
のコピーを出来ないようにする。属性情報検出回路25
から取り出されたCGMS信号は記録再生装置12に供
給されると共に、記録再生装置12に次の世代を記録す
る為にスクランブル解除回路21を介して再び記録再生
装置12に記録される。
更に他の実施例を示すブロック図である。図において、
図3と同一機能を有するブロックには同一の符号を付け
る。本実施例において、属性情報識別回路13bは暗号
化キー検出回路25、器機ID生成回路30、チャンネ
ルキー検出回路31、暗号復号回路32及びチャンネル
キー選別回路33から構成されている。本実施例におい
て、受信信号は暗号化キー及びチャンネルキーを用いて
スクランブルされている。この信号のスクランブルを解
除するための解除キーを得る例を属性情報識別回路13
bを用いて説明する。
は暗号化キー検出回路25及びチャンネルキー検出回路
31に供給される。器機ID生成回路30では再生機が
持っている固有の機器ID信号を検出する。また、チャ
ンネルキー検出回路31は受信チャンネルを識別するた
めのチャンネルキーが検出される。機器ID信号及びチ
ャンネルキーはチャンネルキー選別回路33に入力さ
れ、ここで、受信希望のチャンネルが契約したチャンネ
ルであるか否かを機器ID信号によって選別される。受
信チャンネルが契約したチャンネルである場合にはチャ
ンネルキーは暗号復号回路32に供給される。また、暗
号化キー検出回路25では信号復調回路20の出力から
暗号化キーを検出して暗号復号回路32に供給する。暗
号復号回路32において、チャンネルキーが暗号化キー
に対応している場合にはその出力に解読キーが出力さ
れ、スクランブル解除回路21に供給され、この回路2
1でスクランブルが解除される。スクランブルが解除さ
れた信号を記録再生装置12で記録する場合、暗号化キ
ー検出回路25からの暗号化キーによって記録再生装置
12への記録が制御される。このようにキーを複数設け
る事により、違法な再生をより困難にし、従がって、違
法な記録を阻止することができる。 またこのように複
数のキーを使い、かつキーの長さを変えることによっ
て、例えば、長いキーを機器ID信号に、短かいキーを
チャンネルキーに割り振り、チャンネル毎にキーを変え
て送出することにより、より違法なコピー動作に対して
強くなるように設計出来る。
施例を示すブロック図である。図において図3、図5と
同じ機能を有するブロックには同じ番号を付けた。属性
信号検出回路13cは属性情報検出回路25、機器ID
生成回路30及び暗号化キー復号回路32から構成され
ている。図6に示す本実施例においては、属性情報検出
回路25で暗号化キー検出する。この検出された暗号化
キーはビット入れ替えやマトリックス演算などによっ
て、暗号化キーを変換しているので、この暗号化キーを
暗号化キー復号回路26で復号して暗号化キーを得、解
読キーとしてスクランブル解除回路21に供給し、スク
ランブル解除回路21で信号復調回路20から出力され
た放送波等から受信した信号のスクランブルを解除す
る。スクランブル解除回路21で解除された信号はMP
EGデコード回路23で映像信号に変換され、ビデオエ
ンコード回路24で標準のアナログ映像信号に変換され
て端子16からTVに出力される。一方、ディジタル信
号はスクランブルを解除した後に直接記録再生装置に出
力する事はコピー管理上で好ましくない。そこで、スク
ランブルが解除された映像信号は再スクランブル回路2
8でスクランブルされる。更に再スクランブル回路28
には機器ID生成回路30から機器に対して固有に割り
当てられている機器ID信号が供給され、この機器ID
信号でこの映像信号が再びスクランブル処理が行われ、
ディジタル端子17から記録再生装置(図示せず)に出
力される。
機器固有の機器ID信号を使っているが、本発明はこれ
はこれに限定されること無く、例えば属性情報内に含ま
れるCGMS信号あるいはチャネルキーなどによって再
スクランブルをかけてもよい。また、属性情報と機器機
器ID信号を複合した信号を暗号化キーとして再スクラ
ンブル処理を行ってもよい。
置の更に他の実施例を示すブロック図である。図5と同
じ機能を有するブロックには同じ番号を付けた。図7の
属性情報識別回路13bは図5と同じであり、既に説明
済みであるため、説明を省略する。図において、40は
スクランブル解除された信号のフォーマット変換をする
変換回路である。すなわち、記録再生部41の記録媒体
としては、RAM、ビデオテープ、光ディスク、磁気デ
ィスク等色々な種類があるが、それぞれの記録媒体に対
応した記録フォーマット適合した信号に変換して記録す
る必要がある。このフォーマット変換回路40はスクラ
ンブルが解除された信号を記録フォーマットに合うよう
に信号のフォーマットを変換する。フォーマットが変換
された信号は再スクランブル回路28で再スクランブル
される。再スクランブルに際して、記録再生装置12a
に設けられた機器ID生成回路45からの機器ID信号
が使用される。再スクランブルされた信号は記録再生部
41で記録される。
録された信号を再生する記録再生部41、器機ID検出
・一致回路42、スクランブル解除回路64、MPEG
デコード回路43、ビデオエンコード回路44及び機器
ID生成回路45から構成されている。記録再生部41
から再生された信号は器機ID検出・一致回路42にお
いて再生信号の中から記録コード、すなわち再スクラン
ブルを施す時に使用した機器ID信号を検出すると共
に、機器ID生成回路45で再生された機器ID信号と
の一致を取る。記録再生部41からの再生信号に含まれ
ている機器ID信号と機器ID生成回路45から得られ
た機器ID信号が一致した場合、再生信号は機器ID検
出・一致回路を通過してスクランブル解除回路64に供
給され、更に、MPEGデコード回路43に供給され、
ここで再生信号のデコードを行った後、ビデオエンコー
ド回路44でNTSCやPAL等の標準のテレビジョン
信号に変換され、出力端子18からTV(図示せず)に
出力される。
の記録媒体に記録された信号を再生する場合、記録再生
装置12aで記録された機器ID信号と生成された機器
ID信号との一致を見る。再生信号中の機器ID信号と
生成された機器ID信号とが一致した場合に限り再生を
行うことができるように構成されている。このように構
成することによって、記録媒体が他の記録再生装置で再
生されるのを防ぐことができる。
は、記録再生装置12aから再生する時にも記録媒体に
記録した属性情報、すなわち機器ID信号を基に再生制
御を行う事により、放送信号をあらかじめ受信する権利
を有する機器だけが記録可能になるだけでなく、再生も
記録時に使用した限定された機器だけが再生を行う事が
可能となる。なおこの実施例では機器ID信号を再スク
ランブル回路28に入力しているが、フォーマット変換
回路40に供給して暗号化処理を行ってもよい。
再生装置の更に他の実施例を示すブロック図である。図
8において図7と同一機能を有するブロックには同じ符
号を付した。記録再生装置12bは記録再生部41、ス
クランブル解除回路52、フォーマット変換回路51、
MPEGデコード回路43、ビデオエンコード回路4
4、機器ID生成回路45及び電子透かし検出回路53
から構成されている。
ーマット変換回路40で行ったフォーマット変換の逆変
換を行う。なおここでフォーマット変換回路51の機能
としては次の機能を持たせてもよい。 (1)STB10からのデータを記録媒体に対して好ま
しいフォーマットに変換する。 (2)スクランブル解除回路52を設けない場合には、
この回路でスクランブル解除後の信号に対して再度異な
るスクランブルをかける。この場合、機器固有の機器I
D信号の一部を使ってスクランブルを行う。
信号復調回路20で復調されスクランブル解除回路21
でスクランブルが解除された信号は再スクランブル回路
28に入力され、ここで器機ID生成回路45で生成さ
れた器機ID信号によって再スクランブルが施された
後、記録再生部41に記録される。従がって、記録再生
部41の記録媒体には機器の固有IDも共に記録され
る。一方STB10からの映像信号の中には番組の著作
権やCGMS信号などの番組に関わる電子透かし情報が
電子的に埋め込まれている。
ランブル解除回路52に入力され、機器ID生成回路4
5からの機器ID信号によってスクランブルが解除され
る。スクランブル解除回路52からの映像信号、または
MPEGデコード回路43から出力される映像信号のい
ずれか一方の信号がスイッチ54で選別されて電子透か
し検出回路53に入力され、この回路53で電子透かし
信号が検出される。検出された電子透かし情報がコピー
禁止を示すならば電子透かし処理回路50は属性情報い
かんに関わらずMPEGデコード回路43に入力されて
MPEG回路の動作を停止させる。ビデオエンコード回
路44はMPEGデコード回路43の出力を受けてNT
SCやPAL等のTV標準信号に変換して端子18から
出力する。再生時、器機ID生成回路45で生成された
器機ID信号と電子透かし検出回路51の二つの出力を
持って再生動作を制御する。従がって、違法なコピー操
作によって作成された記録媒体の再生は極めて困難とな
る。
更に他の実施例を示すブロック図である。図9におい
て、図3、5、7と同一機能のブロックには同一の符号
を付けた。図9における実施例では、属性情報識別回路
13dには電子透かし処理回路50が設けられており、
この回路50で電子透かし信号を検出して記録制御を行
うとともに、スクランブル解除に用いた解読キーを用い
て再スクランブルを行っている。図5の実施例を用いて
説明したように、暗号キー復号回路32から得られた解
読キーによってスクランブル解除回路21で受信信号の
スクランブルを解除すると共に、フォーマット変換回路
40でフォーマットが変換された信号をこの解読キーを
用いて再スクランブル回路29でスクランブルを施こし
ている。また、電子透かし処理回路で検出された、電子
透かし情報のCGMS信号を記録時に一回コピー可から
これ以上のコピー禁止に書き換え、このコピー禁止に書
き換えられた信号によって記録再生部41への記録を許
可する。電子透かし処理回路50で電子透かし情報のC
GMS信号の書き換えが行われず、一回コピー可を示す
CGMS信号が記録再生部41に供給された場合には、
記録は禁止される。記録再生部41に記録された信号を
再生する場合には暗号復号回路32から得られる解読キ
ーと同じキーを用いてスクランブルを解除する必要があ
るため、記録媒体を別の記録再生装置で再生することは
困難である。
装置の更に他の実施例を示すブロック図である。図10
において、図3、5、7と同一機能を有するブロックに
は同じ符号を付けた。本実施例において、属性情報識別
回路15eには電子透かし処理回路59が設けられてい
る。スクランブル解除回路21でスクランブルが解除さ
れた映像信号は再スクランブル処理回路60と電子透か
し処理回路59に供給される。また、機器ID生成回路
30から得られた機器ID信号は再スクランブル回路6
0及び電子透かし処理回路59に供給される。電子透か
し処理回路59ではスクランブル解除回路21から供給
された映像信号から電子透かし信号を検出すると共に、
記録時にはこの電子透かし信号のCGMS信号(以後、
透かしCGMS信号:WATER MARK CGMS
信号という。)を一回コピー可からこれ以上コピー禁止
への書き換えを行う。更に、この信号に機器ID生成回
路45から供給された機器ID信号を追加する。再スク
ランブル回路60では機器ID信号によって、映像信号
を再スクランブルするとともに、これ以上コピー禁止信
号と機器ID信号をスクランブルされた信号に重畳、ま
たはコピー禁止信号と機器ID信号で映像信号の一部を
変更して映像信号に埋め込む。スクランブルされた映像
信号、コピー禁止信号及び機器ID信号はストリーム回
路61を通して記録再生装置12cに出力される。スト
リーム回路はは再スクランブル回路60からの信号をス
トリームに変換して送出する。ストリーム回路61の出
力は記録再生装置12cの信号復調回路69、スクラン
ブル解除回路64、フォーマット変換回路63を通して
記録再生部62に記録される。
回路65から得られた機器ID信号によって映像信号の
スクランブルを解除する。また、この機器ID信号は記
録再生部62に供給される。記録再生部62では映像信
号に重畳又は埋め込まれた機器ID信号と生成された機
器ID信号と比較し、一致が取れた時に映像信号を記録
するための第1の条件をクリアする。
が解除された映像信号は電子透かし処理回路50に供給
され、この回路50で映像信号に重畳又は埋め込まれた
電子透かしCGMS信号を検出して記録再生部62に供
給する。この電子透かしCGMS信号がコピー禁止に更
新されている場合には記録を許可する。これが第2の条
件である。この二つの条件をクリアすることによって、
映像信号は記録再生部62の記録媒体に記録される。
PEGデコード回路43及び機器ID検出・一致回路4
2に供給される。更に機器ID生成回路65からは機器
ID信号が機器ID検出・一致回路42に供給される。
機器ID検出・一致回路42では記録再生部62で再生
された映像信号から電子透かしCGMS信号を検出する
と共に、機器ID生成回路65で生成された機器ID信
号とを比較する。この比較された信号はMPEGデコー
ド回路43に供給される。再生された機器ID信号と再
生された機器ID信号の一致が取れた場合には、MPE
Gデコード回路43を動作させ、一致しない場合にはM
PEGデコード回路43の動作を停止させる。MPEG
デコード回路43の出力はビデオエンコード回路44で
エンコードされて端子18からTVに出力される。MP
EGデコード回路43の出力を更に記録する場合には、
この回路65から出力された映像信号を再スクランブル
回路67で機器ID検出・一致回路42から得られた機
器ID信号を用いて再スクランブルを行った上で端子7
3から他の記録再生装置に出力される。
装置の更に他の実施例を示すブロック図である。図11
において図10と同一の機能を有するブロックには同じ
符号を付けた。図11においてはモデム70が設けられ
ており、このモデム70で電話回線を介して機器ID信
号や解読キーを入手するものである。機器ID信号を機
器内に持つ事はそこを解析されると容易に解読される恐
れがある。また番組によって解読キーの種類を変えたい
場合もある。このような場合に電話回線を利用して機器
ID信号や解読コードあるいは識別情報が得られると機
密保持上有利である。本実施例では電話回線に接続され
たモデムを利用して機器ID信号を得、この機器ID信
号を機器ID生成回路30、65に供給している。本実
施例においては、機器のコードを送り出して機器を特定
した後に機器ID信号や解読コードを入手し、これをも
とにスクランブル解除回路64及び再スクランブル回路
60に解読キーを送り解読や再スクランブルを行うもの
である。勿論ここで入手される解読キーは識別コードを
もちいて暗号処理が行われているのが一般的である。
る属性情報や機器ID信号をもとに暗号処理あるいは記
録制御を行う事が可能となり、コピー管理を実現する事
が出来る。特に属性信号をもちいてSTBから出される
信号に暗号処理を行うことにより、より効果的なコピー
管理が可能になる。
一実施例を示す模式図である。
示す概略のブロック図である。
を示すブロック図である。
である。
施例を示すブロック図である。
ブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
他の実施例を示すブロック図である。
他の実施例を示すブロック図である。
信号処理回路、20…信号復調回路、21、52、64
…スクランブル解除回路、23…MPEGデコード回
路、24、44…ビデオエンコード回路、25…属性情
報検出回路、26…暗号化キー復号回路、28、60…
再スクランブル回路、30、45…機器ID生成回路、
31…チャンネルキー検出回路、32…暗号復号回路、
33…チャンネルキー選別回路、40,51、63…フ
ォーマット変換回路、41記録再生部、42…機器ID
検出・一致回路、43…MPEGデコード回路、50、
59…電子透かし処理回路、53…電子透かし検出回
路、61…ストリーム回路、70…モデム。
Claims (45)
- 【請求項1】暗号化された映像信号と暗号化キーを含む
属性情報とを復調する信号復調回路と、前記属性情報か
ら暗号化キーを再生する属性情報識別回路と、前記属性
情報識別回路から得られた暗号化キーを用いて前記映像
信号のスクランブルを解除するスクランブル解除回路と
を備え、前記スクランブル解除回路の出力を記録信号と
して出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】請求項1記載の受信装置において、前記属
性情報識別回路は属性情報を検出する属性情報検出回路
と、前記属性情報検出回路で検出された暗号化キーを復
号する暗号化キー復号回路とを設け、前記暗号化キー復
号回路の出力から得られる暗号化キーを前記スクランブ
ル解除回路に供給することを特徴とする受信装置。 - 【請求項3】請求項2記載の受信装置において、前記属
性情報検出回路で属性情報に含まれているCGMS信号
を検出し、コピー制御信号として記録装置に出力するこ
とを特徴とする受信装置。 - 【請求項4】請求項1記載の受信装置において、MPE
G圧縮された映像信号をデコードするMPEGデコード
回路と、前記デコードされた映像信号を標準のテレビジ
ョン信号に変換するビデオエンコード回路とを設けるこ
とを特徴とする受信装置。 - 【請求項5】暗号化された映像信号と暗号化キー及び放
送チャンネルを示すチャンネルキーを含む属性情報とを
復調する信号復調回路と、前記属性情報からチャンネル
キーを検出するチャンネルキー検出回路と、前記属性情
報から暗号化キーを検出する暗号化キー検出回路と、固
有の機器ID信号を生成する機器ID生成回路と、前記
機器ID信号によって受信可能なチャンネルのチャンネ
ルキーを選別して出力するチャンネルキー選別回路と、
前記チャンネルキー選別回路から出力されたチャンネル
キーと前記暗号化キーとから解読キーを出力する暗号復
号回路と、前記信号復調回路から得られた映像信号を前
記解読キーでスクランブルを解除するスクランブル解除
回路とを備え、前記スクランブル解除回路の出力を記録
のために出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項6】請求項5記載の受信装置において、MPE
G圧縮された映像信号をデコードするMPEGデコード
回路と、前記デコードされた映像信号を標準のテレビジ
ョン信号に変換するビデオエンコード回路とを設けるこ
とを特徴とする受信装置。 - 【請求項7】暗号化された映像信号と暗号を解読するた
めの情報を含む属性情報とを復調する信号復調回路と、
前記属性情報を識別して出力する属性情報識別回路と、
前記信号復調回路から得られた映像信号を前記属性情報
識別回路からの出力でスクランブルを解除するスクラン
ブル解除回路とを備え、前記スクランブル解除回路の出
力を記録のために出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項8】請求項7記載の受信装置において、前記属
性情報識別回路から得られた信号をコピー制御のために
記録装置に出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項9】請求項7記載の受信装置において、前記属
性情報識別回路は属性情報に含まれている暗号化キーを
得るための暗号化キー検出回路を設けることを特徴とす
る受信装置。 - 【請求項10】請求項7記載の受信装置において、前記
属性情報識別回路は前記暗号化キー検出回路から得られ
た暗号化キーを利用して解読キーを出力する暗号復号回
路を設けることを特徴とする受信装置。 - 【請求項11】請求項7記載の受信装置において、前記
属性情報識別回路から得られた属性情報によって前記ス
クランブルが解除された映像信号に再度スクランブルを
施す再スクランブル回路を設けることを特徴とする受信
装置。 - 【請求項12】請求項7記載の受信装置において、電子
透かし処理回路を設け、前記電子透かし処理回路から得
られたCGMS信号を記録装置のコピーを制御するため
に前記記録装置に出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項13】請求項7記載の受信装置において、固有
の機器ID信号を生成する機器ID生成回路を設け、前
記機器ID生成回路から得られた機器ID信号によっ
て、前記スクランブルが解除された映像信号に再度スク
ランブルを施す再スクランブル回路を設けることを特徴
とする受信装置。 - 【請求項14】暗号化された映像信号と暗号化キーを含
む属性情報とを復調する信号復調回路と、前記属性情報
から暗号化キーを検出する属性情報検出回路と、前記属
性情報検出回路で検出された暗号化キーを復号する暗号
化キー復号回路と、前記暗号化キー復号回路から得られ
た暗号化キーによって前記信号復調回路から供給された
映像信号のスクランブルを解除するスクランブル解除回
路と、固有のID信号を生成するための機器ID生成回
路と、前記スクランブルが解除された映像信号を前記機
器ID信号によって再度スクランブルを施す再スクラン
ブル回路とを備え、前記再スクランブル回路の出力を記
録装置に出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項15】請求項14記載の受信装置において、M
PEG圧縮された映像信号をデコードするMPEGデコ
ード回路と、前記デコードされた信号から標準のテレビ
ジョン信号に変換するためのビデオエンコード回路とを
設けることを特徴とする受信装置。 - 【請求項16】暗号化された映像信号と暗号化キーを含
む属性情報とを復調する信号復調回路と、固有のID信
号を生成する機器ID生成回路と、スクランブルが解除
された映像信号から電子透かし情報を検出し、前記映像
信号を記録する際に前記電子透かし情報を一回コピー可
からコピー不可に更新し、前記機器ID生成回路から得
られた機器ID信号の追加処理を行う電子透かし処理回
路と、前記スクランブルが解除された映像信号を前記機
器ID生成回路から得られた機器ID信号で再スクラン
ブルし、前記電子透かし処理回路から得られた更新され
た電子透かし情報と機器ID信号とを前記再スクランブ
ルされた信号に重畳又は映像信号の一部を変換して埋め
込みを行う再スクランブル回路とを備え、前記再スクラ
ンブル回路の出力を記録装置に出力することを特徴とす
る受信装置。 - 【請求項17】請求項16記載の受信装置において、前
記再スクランブルされた信号をストリームに変換して出
力するストリーム回路を設けることを特徴とする受信装
置。 - 【請求項18】請求項16記載の受信装置において、前
記信号復調回路から得られた信号のスクランブルを解除
するスクランブル解除回路と、MPEG圧縮された映像
信号をデコードするMPEGデコード回路と、前記デコ
ードされた信号から標準のテレビジョン信号に変換する
ためのビデオエンコード回路とを設けることを特徴とす
る受信装置。 - 【請求項19】請求項16記載の受信装置において、電
話回線に接続されたモデムを設け、前記電話回線を介し
て前記機器ID信号を得ることを特徴とする受信装置。 - 【請求項20】暗号化された映像信号と属性情報とを復
調する信号復調回路と、復調された信号の暗号を解除す
る信号処理回路と、前記暗号が解除された映像信号を再
びスクランブルする再スクランブル回路と、前記再スク
ランブルされた映像信号を記録装置に記録するために出
力する手段と、前記属性情報を識別して、前記記録装置
に入力するためのコピー制御号を出力する属性情報識別
回路とを備えることを特徴とする受信装置。 - 【請求項21】請求項20記載の受信装置において、前
記信号処理回路からアナログのテレビジョン信号をテレ
ビジョン受信機に出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項22】請求項20記載の受信装置において、前
記再スクランブル回路は前記属性情報識別回路から得ら
れた属性情報によって、映像信号に再スクランブルを施
すことを特徴とする受信装置。 - 【請求項23】請求項20記載の受信装置において、固
有の機器ID信号を生成する機器ID生成回路を設け、
前記再スクランブル回路は前記機器ID生成回路から得
られた機器ID信号を用いて前記映像信号に再スクラン
ブルを施すことを特徴とする受信装置。 - 【請求項24】請求項20記載の受信装置において、電
子透かし処理回路を設け、前記電子透かし処理回路で更
新処理されたCGMS信号を記録装置の記録を制御する
ために出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項25】暗号化された映像信号と暗号化キー及び
放送チャンネルを示すチャンネルキーを含む属性情報と
を復調する信号復調回路と、前記属性情報からチャンネ
ルキーを検出するチャンネルキー検出回路と、前記属性
情報から暗号化キーを検出する暗号化キー検出回路と、
固有の機器ID信号を生成する機器ID生成回路と、前
記機器ID信号によって受信可能なチャンネルのチャン
ネルキーを選別して出力するチャンネルキー選別回路
と、前記チャンネルキー選別回路から出力されたチャン
ネルキーと前記暗号化キーとから解読キーを出力する暗
号復号回路と、前記信号復調回路から得られた映像信号
を前記解読キーでスクランブルを解除するスクランブル
解除回路と、前記解読キーを用いて前記スクランブルが
解除された映像信号を再度スクランブルを施す再スクラ
ンブル回路とを備え、前記再スクランブル回路の出力を
記録のために出力することを特徴とする受信装置。 - 【請求項26】請求項25記載の受信装置において、フ
ォーマット変換回路を設け、前記スクランブルが解除さ
れた映像信号を記録すべき記録媒体に合うフォーマット
に変換することを特徴とする受信装置。 - 【請求項27】請求項26記載の受信装置において、前
記フォーマット変換回路の出力を前記再スクランブル回
路で再度スクランブルを施すことを特徴とする受信装
置。 - 【請求項28】請求項25記載の受信装置において、電
子透かし処理回路を設け、前記電子透かし処理回路から
得られたCGMS信号を更新処理して記録装置のコピー
を制御するために前記記録装置に出力することを特徴と
する受信装置。 - 【請求項29】暗号化された映像信号と暗号化キー及び
放送チャンネルを示すチャンネルキーを含む属性情報と
を復調する信号復調回路と、前記属性情報からチャンネ
ルキーを検出するチャンネルキー検出回路と、前記属性
情報から暗号化キーを検出する暗号化キー検出回路と、
固有の機器ID信号を生成する機器ID生成回路と、前
記機器ID信号によって受信可能なチャンネルのチャン
ネルキーを選別して出力するチャンネルキー選別回路
と、前記チャンネルキー選別回路から出力されたチャン
ネルキーと前記暗号化キーとから解読キーを出力する暗
号復号回路と、前記信号復調回路から得られた映像信号
を前記解読キーでスクランブルを解除するスクランブル
解除回路と、前記スクランブルが解除された映像信号を
再度スクランブルを施す再スクランブル回路とを備え、
前記再回路の出力を記録のために出力することを特徴と
する受信装置。 - 【請求項30】固有の機器ID信号によってスクランブ
ルが施された映像信号を記録する記録再生部と、固有の
機器ID信号を生成する機器ID生成回路と、前記記録
再生された映像信号に含まれている機器ID信号を検出
し、前記機器ID生成回路から出力された機器ID信号
との一致を取り、一致が取れた時に前記再生された映像
信号の通過を許可する機器ID検出・一致回路とを備え
ることを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項31】請求項30記載の記録再生装置におい
て、前記機器ID生成回路の出力を固有の機器ID信号
によってスクランブルが施された映像信号を出力する受
信機に供給するための出力手段を設けたことを特徴とす
る記録再生装置。 - 【請求項32】請求項30記載の記録再生装置におい
て、スクランブルを解除するスクランブル解除回路と、
MPEG圧縮された映像信号をデコードするMPEGで
コード回路と、映像信号を標準のテレビジョン信号に変
換するビデオエンコード回路とを設けることを特徴とす
る記録再生装置。 - 【請求項33】固有の機器ID信号によってスクランブ
ルが施された映像信号を記録する記録再生部と、固有の
機器ID信号を生成する機器ID生成回路と、記録部か
ら再生された映像信号を機器ID信号を用いてスクラン
ブル解除を行うスクランブル解除回路とを設けることを
特徴とする記録再生装置。 - 【請求項34】請求項33記載の記録再生装置におい
て、前記機器ID生成回路の出力を固有の機器ID信号
によってスクランブルが施された映像信号を出力する受
信機に供給するための出力手段を設けたことを特徴とす
る記録再生装置。 - 【請求項35】請求項33記載の記録再生装置におい
て、前記スクランブル解除回路から得られたMPEG圧
縮された映像信号をデコードするMPEGでコード回路
と、前記スクランブル解除回路の出力からコピー制御を
行うための電子透かし情報を検出するための電子透かし
検出回路とを設け、前記電子透かし情報によって、コピ
ー禁止の時には前記MPEGデコード回路の動作を停止
することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項36】固有の機器ID信号によってスクランブ
ルが施された映像信号と、機器ID信号と更新されたコ
ピー制御用電子透かし情報とを含む入力信号を入力する
手段と、固有の機器ID信号を生成する機器ID生成回
路と、前記入力信号を前記生成された機器ID信号を用
いてスクランブル解除を行うスクランブル解除回路と、
前記スクランブルが解除された信号を記録する記録再生
部と、前記スクランブル解除された信号から前記電子透
かし情報を検出する電子透かし検出回路と、前記電子透
かし情報で前記記録再生部の記録を制御する手段とを備
えたことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項37】請求項36記載の記録再生装置におい
て、前記機器ID生成回路から得られた機器ID信号を
前記記録再生部に供給し、前記スクランブル解除回路か
ら得られた機器ID信号との一致を取り、一致が取れた
時に前記記録再生部の記録を許可することを特徴とする
記録再生装置。 - 【請求項38】請求項36記載の記録再生装置におい
て、MPEG圧縮された映像信号をデコードするMPE
Gデコード回路と、前記デコードされた信号から標準の
テレビジョン信号に変換するためのビデオエンコード回
路とを設けることを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項39】請求項38記載の記録再生装置におい
て、前記記録再生部で再生された信号に含まれる前記機
器ID信号を検出し、前記機器ID生成回路から得られ
た前記機器ID信号との一致を取る機器ID検出・一致
回路とを設け、前記機器ID検出・一致回路の出力を前
記MPEGデコード回路に供給し、一致が取れた時に前
記MPEGデコード回路を動作させ、一致が取れない時
に動作を停止させることを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項40】請求項39記載の記録再生装置におい
て、再スクランブル回路を設け、前記機器ID検出・一
致回路から得られた機器ID信号によって前記MPEG
デコード回路の出力を再度スクランブルを施して、他の
記録再生装置に記録するために出力することを特徴とす
る記録再生装置。 - 【請求項41】暗号化された映像信号と前記映像信号に
関わる暗号の解読キー含む信号とを受信する手段と、前
記解読キーを用いて、映像信号の解読を行う解読回路と
を備えることを特徴とする受信・記録再生システム。 - 【請求項42】請求項41記載の受信・記録再生システ
ムにおいて、入力した前記映像信号を記録する記録手段
と、前記映像信号に関わる信号から制御信号を読み出す
制御信号読み出し回路とを設け、前記制御信号により前
記記録手段の記録動作の制御を行うことを特徴とする受
信・記録再生システム。 - 【請求項43】請求項41記載の受信・記録再生システ
ムにおいて、前記映像信号に関わる信号から制御信号を
読み出す制御信号読み出し回路と、前記解読回路の出力
を復号する復号回路とを設け、前記復号回路の再生制御
を前記制御信号読み出し回路の出力により制御すること
を特徴とする受信・記録再生システム。 - 【請求項44】請求項41記載の受信・記録再生システ
ムにおいて、映像信号に重畳して記録された電子透かし
情報を検出する電子透かし検出回路と、前記解読回路の
出力を復号する復号回路と、前記復号回路の出力をフォ
ーマット変換するフォーマット変換回路と、前記フォー
マット変換回路の出力を記録する記録手段とを設け、、
前記記録手段の記録制御を前記電子透かし検出回路の出
力に応じて制御することを特徴とする受信・記録再生シ
ステム装置。 - 【請求項45】暗号化された映像信号と暗号の解読キー
を含む前記映像信号に関わる信号とを復号する復号回路
と、機器特有の機器ID信号を生成する機器ID生成回
路とを備え、前記機器ID信号と前記解読キーを用い
て、映像信号の解読を行うことを特徴とする受信・記録
再生システム。
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