JP2002244929A - ディジタルコピー方法及びディジタルコンテンツの記録装置 - Google Patents

ディジタルコピー方法及びディジタルコンテンツの記録装置

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    • H04N2005/91364Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by modifying the video signal the video signal being scrambled

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルコピーによる完全なコピーを防止
するためのディジタルコピー方法を提供する。 【解決手段】 記憶装置(200)を構成するデータ生
成部(300)は、オリジナルのディジタルデータから
各々有効情報量の異なる複数のディジタルコピーを作成
し、そのディジタルコピーを各々異なる回数だけ暗号化
したディジタルコンテンツ集合をメモリー(212)に
格納する。ディジタル出力部(700)は、メモリー
(212)から取り出したディジタルコンテンツ集合を
所定の回数復号化してディジタルコンテンツ集合中の1
つのディジタルコピーを利用可能にして出力する。アナ
ログ出力部(400)は、ディジタルコンテンツ集合中
で暗号化回数0回のディジタルコピーを抽出し、アナロ
グデータに変換して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルコンテ
ンツを保護する方法及び装置に係わり、特にディジタル
コピーを行うとその品質が劣化するようなディジタルコ
ピー方法及びディジタルコンテンツの記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報機器の普及とネットワークの発達に
より、音楽や静止画または動画からなる画像などのディ
ジタルコンテンツのネットワーク配信が盛んに行われる
ようになっている。このようなディジタルコンテンツの
配信においては、著作権保護が問題になる。アナログデ
ータでは、コピーを行うとコピー元に比べコピー先では
その品質に劣化が生じていた。しかし、ディジタルデー
タではコピーを繰り返し行っても品質の劣化は生じな
い。したがって、ディジタルデータではコピーをするこ
とに制限が無ければ、コピーを繰り返してオリジナルの
データと同質のデータを無制限に作ることが可能であ
る。また、今日の多機能なPC(パーソナルコンピュー
タ)の出現によりPCでの音楽・映像コンテンツの再生が
可能になった。PCではCD・DVDプレーヤなどのコンテン
ツ再生専用機に比べ様々な操作を行うことが可能であ
る。CDやDVDからコンテンツデータを直接取り出すことが
できる。また、一度取り出したデータは容易にコピーを
繰り返すことができる。
【0003】従来、音楽・映像コンテンツの再生はCD・
DVDプレーヤのような再生専用機器で行われ、再生専用
機器ではディジタルコンテンツのコピーの可否を制御す
ることが可能であった。例えば、DVDではCSS(Contents
Scramble System)により暗号化し、コンテンツデータを
保護する。暗号化されたコンテンツデータであれば、媒
体から直接データを取り出しても暗号化を解く復号鍵を
所有していなければ、コンテンツの再生をすることはで
きない。また、CGMS(Copy Generation Management Syste
m)により、オリジナルからのコピーは許すがコピーから
のコピーは許さないといったようなコンテンツの世代管
理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法の場合、デ
ィジタルコンテンツのコピーは、完全なコピーが出来る
か出来ないかの二通りでしかなく、柔軟性がない。ここ
で、完全なコピーとはコピー元のディジタルコンテンツ
とコピー先のディジタルコンテンツでコンテンツ利用者
が品質の違いを感覚的に認知できないようなコピーのこ
とである。このようにディジタルコンテンツのコピーに
柔軟性がなければ、例えば、コピーを許さない世代のコ
ンテンツデータからはコピーが出来ないことにより、デ
ィジタルコンテンツのユーザが本来可能であるはずの、
個人的な使用目的でコピーを行う行為が制限を受けてし
まう可能性がある。また、コピーを許す世代のコンテン
ツデータからは、コンテンツの品質は全く変化せずに完
全なコピーを行うことが可能であり、不正にコピーを繰
り返された場合、著作権保護の観点から問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、ディジタルコピ
ーによる完全なコピーを防止するために、ディジタルコ
ンテンツの著作者の権利を保護しつつ、利用者にディジ
タルコンテンツの取得意欲を向上させ得るディジタルコ
ンテンツのコピー方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリーにデ
ィジタルデータを格納し、そのメモリーからディジタル
データのコピーを出力するディジタルコピー方法におい
て、メモリーから取り出したディジタルデータから、よ
り有効情報量を削減したディジタルデータを生成して出
力するディジタルコピー方法を特徴とする。ここで有効
情報量とは、オリジナルのディジタルデータの情報量を
基準にして保存される情報量の割合を言うものとする。
【0007】また本発明は、オリジナルのディジタルデ
ータから各々有効情報量の異なる複数のディジタルコピ
ーを作成し、そのディジタルコピーを各々異なる回数だ
け暗号化したディジタルコンテンツ集合をメモリーに格
納し、そのメモリーから取り出したデイジタルコンテン
ツ集合を所定の回数だけ復号化してそのディジタルコン
テンツ集合中の1つのデイジタルコピーを利用可能にし
て出力するディジタルコピー方法を特徴とする。さらに
本発明は、上記の特徴をもつディジタルコンテンツの記
録装置を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明する。
【0009】まず本発明の第1のデータ生成方法につい
て説明する。本発明の第1のデータ生成方法は、1つのコ
ンテンツから複数の品質のエンコードディジタルコンテ
ンツを生成し、1つにまとめ、利用できるエンコードデ
ィジタルコンテンツを制限するために暗号化を用い、暗
号化エンコードディジタルコンテンツ集合を生成する。
【0010】図1は、ディジタルコンテンツを登録し、
登録されたディジタルコンテンツのコピーを取り出すた
めの記憶装置(200)の構成を示す図である。メモリ
ー(212)は、登録されたディジタルコンテンツを保
存する機構である。データ生成部(300)は、ディジ
タルコンテンツ入力(201)、またはアナログコンテ
ンツ入力(202)から入力されディジタル化されたオ
リジナルのコンテンツを0回,1回,2回,…暗号化し
て作成したコンテンツの集合をメモリー(212)に格
納する機構である。ディジタル出力部(700)は、メ
モリー(212)からコンテンツ集合を取り出して1回
だけ復号してディジタルコピー出力(204)から出力
する。アナログ出力部(400)は、メモリー(21
2)からコンテンツ集合を取り出してコンテンツ集合の
中で暗号化されていないコンテンツを抽出してアナログ
コンテンツに変換し、アナログコンテンツ出力(20
3)から出力する。ディジタルコピー入力(205)
は、当該記憶装置(200)のディジタルコピー出力
(204)から出力されたコンテンツ集合または他のコ
ピー元の記憶装置(200)から出力されたコンテンツ
集合のコピーを入力し、メモリー(212)に蓄積す
る。メモリー(212)に蓄積されたコンテンツ集合
は、ディジタルデータとして直接外部に出力しない。こ
れは、ディジタルコピーによるディジタルコンテンツの
完全なコピー作成を防止するためである。
【0011】なおここでメモリー(212)は、物理的
な媒体を特定しない。また記憶装置(200)は、メモ
リー(212)を含む計算機システム、記憶サブシステ
ム、ディジタルコンテンツの記録装置、ディジタルコン
テンツの再生装置などによって実現可能である。
【0012】図2は、記憶装置(200)のデータ生成
部(300)を中心とする部分をデータ生成装置(10
0)として構成したときの構成図である。データ生成部
(300)は、ディジタルコンテンツ入力(201)に
入力されたディジタルコンテンツ、またはアナログコン
テンツ入力(202)に入力されたアナログコンテンツ
を暗号化されたエンコードディジタルコンテンツ集合に
変換し、メモリー(212)に蓄積する。ここで暗号化
エンコードディジタルコンテンツ集合は、各々品質の異
なる複数の暗号化エンコードディジタルコンテンツの集
まりである。メモリー(212)に蓄積した暗号化エン
コードディジタルコンテンツ集合はデータ出力(10
3)から出力される。
【0013】図3は、データ生成部(300)内部の構
成を示す図である。デコーダ(311)は、ディジタル
コンテンツ入力(201)から入力されたデータ圧縮に
よりエンコードされたディジタルコンテンツをデコード
し、セレクタ(318)に出力する。A/D変換部(31
2)は、アナログコンテンツ入力(202)からの入力
をディジタルコンテンツデータに変換し、セレクタ(3
18)に出力する。セレクタ(318)はデコーダ(3
11)からの入力または、A/D変換部(312)からの
入力を、エンコーダ(314)に出力する。エンコード
パラメータ発生部(315)は、1つ以上のエンコード
パラメータをエンコーダ(314)に出力する。エンコ
ーダ(314)は、エンコードパラメータ発生部(31
5)が出力する1つ以上のエンコードパラメータに基づ
いて、セレクタ(318)からの入力を1つ以上のエン
コードディジタルコンテンツに変換し、暗号化機構(3
16)に出力する。このとき利用可否情報初期値付加部
(318)は、利用可否情報初期値記憶部(313)が
出力する利用可否情報初期値をエンコードディジタルコ
ンテンツに付加する。暗号鍵記憶部(317)は、暗号
化機構(316)に暗号鍵を出力する。暗号化機構(3
16)は、エンコーダ(314)が出力した1つ以上の
エンコードディジタルコンテンツ、および暗号化機構
(316)が出力した暗号化エンコードディジタルコン
テンツをさらに暗号化し、メモリー(212)に出力し
蓄積する。
【0014】図4は、ディジタル出力部(700)内部
の構成を示す図である。復号化機構(711)は入力さ
れた暗号化エンコードディジタルコンテンツを、復号鍵
記憶部(712)が出力する復号鍵を用いて1回だけ復
号化し、出力する。暗号鍵記憶部(317)が出力する
暗号鍵と、復号鍵記憶部(712)が出力する復号鍵
は、記憶装置(200)の製造時に設定しても良いし、
外部から設定可能にしてよい。暗号鍵記憶部(317)
は設定された暗号鍵を出力する。復号鍵記憶部(71
2)は設定された復号鍵を出力する。暗号化機構(31
6)および復号化機構(711)が用いる暗号化アルゴ
リズムに対称鍵暗号を用いる場合は、暗号鍵記憶部(3
17)に設定する暗号鍵と、復号鍵記憶部(712)に
設定する復号鍵を同じ値にする。このとき、暗号鍵記憶
部(317)と復号鍵記憶部(712)は、同じ値を出
力するので合わせて1つにして良い。
【0015】図5は、暗号化エンコードディジタルコン
テンツ集合(500)のデータ構成を示す図である。暗
号化エンコードディジタルコンテンツ集合(500)
は、1つ以上のエンコードディジタルコンテンツ1(51
1)、2(521)、3(531)を含んでいる。各エン
コードディジタルコンテンツは、それぞれ利用可否情報
1(512)、2(522)、3(532)を有する。利
用可否情報は、エンコードディジタルコンテンツが利用
可能か否かを判定するためのヘッダとして使用される。
エンコードディジタルコンテンツ1(511)、2(52
1)、3(531)は、各々付属する利用可否情報1(5
12)、2(522)、3(532)とともに、それぞれ
0回、1回、2回だけ暗号化されたコンテンツであり、
その番号の順に品質が低下する。暗号化エンコードディ
ジタルコンテンツ集合(500)は、利用可否情報1
(512)、エンコードディジタルコンテンツ1(51
1)、利用可否情報2(522)、エンコードディジタ
ルコンテンツ2(521)、利用可否情報3(53
2)、エンコードディジタルコンテンツ3(531)の
順に並んでいる。利用可否情報1(512)、2(52
2)、3(532)のサイズは、同一の固定長であり、
暗号化機構で用いる暗号アルゴリズムのブロックサイズ
に一致する。暗号アルゴリズムのブロックサイズとは、
暗号化あるいは復号化を行うデータサイズの最小単位で
ある。エンコードディジタルコンテンツ1(511)、
2(521)、3(531)のサイズは、それぞれ可変
長であるが、それ自身がエンコード情報として、データ
サイズを記録している。したがって、各エンコードディ
ジタルコンテンツの暗号化エンコードディジタルコンテ
ンツ集合の中での位置は、最初のエンコードディジタル
コンテンツのデータサイズから求めることができる。ま
た、エンコードディジタルコンテンツのエンコード情報
は、エンコード形式、データサイズ、サンプリングレー
ト、量子化ビット数を記録する。
【0016】以下、各部の動作について説明する。デー
タ生成装置(100)は、ディジタルコンテンツ入力
(201)から入力されたディジタルコンテンツまたは
アナログコンテンツ入力(202)から入力されたアナ
ログコンテンツ入力をデータ生成部(300)で処理し
て、暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合を生成
し、メモリー(212)に蓄積する。メモリー(21
2)に蓄積した暗号化エンコードディジタルコンテンツ
集合は、データ出力(103)から出力される。
【0017】次にデータ生成部(300)での処理につ
いて述べる。入力コンテンツがディジタルコンテンツの
場合、データ圧縮によりエンコードされたディジタルコ
ンテンツは、始めにデコーダ(311)によりデコード
される。データ生成装置(100)に入力可能なディジ
タルコンテンツのデータ形式は、デコーダ(311)が
デコード可能なデータ形式である。デコーダ(311)
は、入力する可能性のあるデータ形式にあわせて置き換
えても良い。入力されたコンテンツがアナログコンテン
ツの場合、アナログコンテンツは、始めにA/D変換部
(312)によりディジタルコンテンツに変換される。
エンコーダ(314)は、デコードされた、あるいはA/
D変換により変換されたディジタルコンテンツを、1つ以
上のエンコードパラメータにより、1つ以上の品質のエ
ンコードディジタルコンテンツにエンコードする。エン
コードパラメータは、ディジタルコンテンツをエンコー
ドするときにその品質を決めるパラメータである。品質
は、量子化ビット数、サンプリングレートなどのエンコ
ードパラメータにより決定される。ディジタルコンテン
ツを再生するとき、品質の高低は、単位再生時間当りの
有効情報量の多少に一致する。有効情報量は、オリジナ
ルのコンテンツの情報を基準にして、そのコンテンツの
コピーがオリジナルのコンテンツの情報を保存している
割合で数量化することができる。例えば有効情報量50
%は、エンコード方式が何であれ、コピーされたコンテ
ンツがオリジナルコンテンツの情報量の50%を保存
し、残り50%がオリジナルにはない無意味な情報量で
あることを意味する。エンコードパラメータはエンコー
ドパラメータ発生部(315)が発生する。エンコード
パラメータ発生部(315)が発生するエンコードパラ
メータは、外部から与えることができる。
【0018】例として、デコーダ(311)でデコード
された、あるいはA/D変換部(312)により変換され
たディジタルコンテンツから、図5に示す暗号化エンコ
ードディジタルコンテンツ集合(500)を生成する方
法を述べる。3つのエンコードパラメータを用いて、デ
ィジタルコンテンツをエンコードディジタルコンテンツ
1(511)、2(521)、3(531)にエンコード
する。エンコードするディジタルコンテンツの数は3以
外であってもよい。またデコーダ(311)でデコード
されたディジタルコンテンツの替わりにA/D変換部(3
12)でA/D変換したアナログコンテンツであってもよ
い。3つのエンコードディジタルコンテンツは、エンコ
ードディジタルコンテンツ1(511)の品質が最も高
く、エンコードディジタルコンテンツ2(521)の品
質が2番目で、エンコードディジタルコンテンツ3(53
1)の品質が最も低い。エンコードディジタルコンテン
ツ1(511)、2(521)、3(531)にはそれぞ
れ利用可否情報付加部(318)により、利用可否情報
1(512)、2(522)、3(532)としてすべ
て初期値Vが付加される。利用可否情報の初期値Vは利用
可否情報初期値記憶部(313)に記憶される。利用可
否情報は、エンコードディジタルコンテンツの一部とし
て暗号化および復号化を行われ、値が変化する。エンコ
ードディジタルコンテンツに行った暗号化と復号化の回
数が等しいとき、利用可否情報は初期値Vと等しくな
り、エンコードディジタルコンテンツが利用可能である
ことを示す。エンコードディジタルコンテンツに行った
暗号化と復号化の回数が異なる場合は、利用可否情報は
初期値Vと異なる値になり、利用可能ではないことを示
す。
【0019】利用可否情報を付加されたエンコードディ
ジタルコンテンツは、次に暗号化機構(316)により
暗号化される。暗号化は対称鍵暗号により行う。対称鍵
暗号は、暗号化と復号化で同じ鍵Kを用いる暗号アルゴ
リズムである。暗号化機構(316)は出力を再び入力
することにより、同じ鍵Kによる複数回の暗号化が可能
である。鍵Kは、暗号鍵記憶部(317)に記憶され暗
号化機構(316)に出力されている。暗号化機構(3
16)は、エンコードディジタルコンテンツ1(51
1)、2(521)、3(531)を、カウンタ制御によ
りそれぞれ0回、1回、2回暗号化する。暗号化されたエ
ンコードディジタルコンテンツは、1つにまとめて、図5
に示す暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合(5
00)としてメモリー(212)に蓄積される。
【0020】ここで、暗号化と復号化は対になる処理で
あり、エンコードディジタルコンテンツを鍵Kである回
数暗号化した場合、鍵Kを用いて復号化を暗号化と同じ
回数行えば元のエンコードディジタルコンテンツを利用
できる。暗号化または復号化のいずれか一方がより多く
行われたエンコードディジタルコンテンツは、暗号化ま
たは復号化の回数の多い方が、その回数の差の分だけ行
われた状態に相当するので、元のエンコードディジタル
コンテンツを利用することは困難である。したがって、
暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合(500)
が持つエンコードディジタルコンテンツをそれぞれ異な
る回数、暗号化することにより、復号化回数と暗号化回
数が一致したエンコードディジタルコンテンツのみが限
定的に使用可能になる。
【0021】具体的に述べると、暗号化エンコードディ
ジタルコンテンツ集合(500)が、データ生成部(3
00)により生成され、メモリー(212)に蓄積され
た段階では、エンコードディジタルコンテンツ1(51
1)は暗号化されていないため、利用可能である。しか
し、エンコードディジタルコンテンツ2(521)、3
(531)は暗号化されているため利用可能ではない。
暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合(500)
の全体を1回復号化すると、エンコードディジタルコン
テンツ2(521)は、暗号化と復号化の回数が等しく
なり利用可能になる。しかし、エンコードディジタルコ
ンテンツ1(511)は復号化が暗号化より1回多く、エ
ンコードディジタルコンテンツ3(531)は暗号化が
復号化より1回多く行われた状態であるため、利用可能
ではない。暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合
(500)を2回復号化すると、エンコードディジタル
コンテンツ3(531)は、暗号化と復号化の回数が等
しくなり利用可能になる。しかし、エンコードディジタ
ルコンテンツ1(511)は2回、エンコードディジタル
コンテンツ2(521)は1回、復号化が暗号化より多く
行われた状態であるため、利用可能ではない。
【0022】したがって、暗号化エンコードディジタル
コンテンツ集合(500)が含むエンコードディジタル
コンテンツの中で使用可能なものを限定することができ
る。さらに、暗号化エンコードディジタルコンテンツ集
合(500)をコピーする時に1回復号化を行うことに
より、使用可能なエンコードディジタルコンテンツを変
更することができる。このとき、コピーがオリジナルか
ら何代目であるかという情報は必要としない。
【0023】以上により、本発明の第1のデータ生成方
法では、コンテンツ生成者は、複数の異なるエンコード
パラメータを設定し、暗号化エンコードディジタルコン
テンツ集合(500)を生成することにより、復号化し
てコピーすると再生する内容が変化する暗号化エンコー
ドディジタルコンテンツ集合(500)を生成すること
が出来る。さらに、コピー回数即ち復号化回数と、利用
可能なエンコードディジタルコンテンツの対応を、暗号
化エンコードディジタルコンテンツ集合を生成するとき
に決めることができる。
【0024】次に、本発明の第1のコピー方法について
説明する。本発明の第1のコピー方法では、コピー元の
記憶装置(200)のメモリー(212)に蓄積されて
いる暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合の利用
可能なエンコードディジタルコンテンツを復号化により
利用不能にし、別のエンコードディジタルコンテンツを
利用可能にしたものをコピー先の記憶装置(200)に
出力することにより、ディジタルコピーによる完全なコ
ピーを防止する。
【0025】図4に示すディジタル出力部(700)
は、メモリー(212)に蓄積された暗号化エンコード
ディジタルコンテンツ集合を1回だけ復号化することに
より利用可能なエンコードディジタルコンテンツを変更
し、復号化されたエンコードディジタルコンテンツ集合
をディジタルコピー出力(204)から出力する。
【0026】図6に示すアナログ出力部(400)は、
メモリー(212)に蓄積された暗号化エンコードディ
ジタルコンテンツ集合から利用可能なエンコードディジ
タルコンテンツを抽出し、抽出したエンコードディジタ
ルコンテンツをデコードし、アナログコンテンツ出力
(203)からアナログコンテンツとして再生する。エ
ンコードディジタルコンテンツ抽出部(420)は、入
力された暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合に
含まれる各エンコードディジタルコンテンツの利用可否
情報を調べ、利用可能なエンコードディジタルコンテン
ツをデコーダ(430)に出力する。例えば図5に示す
暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合を最初にコ
ピーするときには、利用可否情報1(512)が初期値
Vであり、利用可能であることを示しているので、エン
コードディジタルコンテンツ1(511)が利用可能で
ある。デコーダ(430)は、エンコードディジタルコ
ンテンツ抽出部(420)が出力したエンコードディジ
タルコンテンツをデコードし、D/A変換部(440)に
ディジタルコンテンツを出力する。D/A変換部(44
0)は、デコーダ(430)が出力したディジタルコン
テンツをD/A変換し、アナログコンテンツ出力(20
3)から出力する。
【0027】メモリー(212)に蓄えられた暗号化エ
ンコードディジタルコンテンツ集合(500)の出力に
は、コンテンツの再生を目的としたアナログ出力と、コ
ンテンツのコピーを目的としたディジタル出力がある。
【0028】コンテンツの再生を目的とする場合は、最
終的にディスプレイやスピーカ等の出力装置を用いてユ
ーザが知覚できるアナログ形式で出力する。出力装置ま
での経路に暗号化等により保護していない状態で利用可
能なディジタル形式で出力すると、ディジタルコピーに
より品質変化を伴わないコピーが可能になる。そこで、
このようなディジタルコピーを防止するために、記憶装
置(200)からの再生を目的とした出力は、アナログ
出力部(400)により、アナログ形式でのみ出力す
る。
【0029】コンテンツのコピーを目的とする場合は、
メモリー(212)に最初に蓄積された暗号化エンコー
ドディジタルコンテンツ集合をそのまま出力すると、エ
ンコードディジタルコンテンツ1(511)により品質
変化を伴わずに完全なコピーが可能になる。そこで、デ
ィジタル出力部(700)は、品質変化を伴わないコピ
ーを作ることを防止するために、メモリー(212)に
蓄積されている暗号化エンコードディジタルコンテンツ
集合を復号化鍵記憶部(712)が出力する復号化鍵を
用いて復号化機構(711)により1回復号化し、利用
可能なエンコードディジタルコンテンツを変更して出力
する。このようにして、ディジタル出力部(700)が
出力した暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合
は、ディジタルコピー出力(204)から出力され、コ
ピー先の記憶装置(200)に転送される。コピー先の
記憶装置(200)もコピー元の記憶装置(200)と
同じ構成をとる。コピー先記憶装置は、コピー元記憶装
置が1回復号して出力した暗号化エンコードディジタル
コンテンツ集合を、ディジタルコピー入力(205)か
ら受け取る。受け取った暗号化エンコードディジタルコ
ンテンツ集合は、コピー元記憶装置のメモリー(21
2)に蓄積されている最初の暗号化エンコードディジタ
ルコンテンツ集合を1回復号化し、利用可能なエンコー
ドディジタルコンテンツの品質を変更したものであるた
め、コピー先記憶装置が利用可能なディジタルコンテン
ツの品質は、コピー元記憶装置が利用可能なオリジナル
のディジタルコンテンツの品質より劣化する。
【0030】以上のように、本発明の第1のコピー方法
では、コピー元記憶装置のメモリーに蓄積されている暗
号化エンコードディジタルコンテンツ集合のうち、利用
可能なオリジナルのエンコードディジタルコンテンツを
復号化により利用不能にし、品質の劣化したエンコード
ディジタルコンテンツを利用可能にしたものをコピー先
記憶装置に出力する。これにより、暗号化エンコードデ
ィジタルコンテンツ集合の作成者が決めた順番でコピー
を行うごとにコンテンツの品質を低下させていくことが
できる。また、ディジタルコピーによる完全なコピーを
防止することができる。
【0031】次に、本発明の第2のコピー方法について
図7を用いて説明する。本発明の第2のコピー方法で
は、コピー元記憶装置のメモリー(212)に蓄積して
いるディジタルコンテンツの品質を劣化してコピー先記
憶装置に出力することにより、ディジタルコピーによる
完全なコピーを防止する。
【0032】図7は、第2のコピー方法を適用するコピ
ー元の記憶装置(600)及びコピー先の記憶装置(6
00)の構成を示す図である。コピー元の記憶装置(6
00)とコピー先の記憶装置(600)は、同一の構成
をとる。第2のコピー方法では、第1のデータ生成方法
で示したデータ生成部(300)に相当するものはな
く、単にエンコードされた単一のディジタルコンテンツ
をメモリー(611)に格納するだけでメモリー(61
1)への蓄積が完了する。ディジタルコピー入力(60
1)は、オリジナルのエンコードディジタルコンテン
ツ、当該記憶装置(600)のディジタルコピー出力
(603)または他のコピー元の記憶装置(600)か
ら出力されたエンコードディジタルコンテンツを入力
し、メモリー(611)に蓄積する。
【0033】デコーダ(614)は、メモリー(61
1)に蓄積されたエンコードディジタルコンテンツをデ
コードしたディジタルコンテンツを、D/A変換部(61
2)およびエンコーダ(613)に出力する。D/A変換
部(612)は、デコーダ(614)が出力したディジ
タルコンテンツをアナログコンテンツに変換し、アナロ
グコンテンツ出力(602)から出力する。パラメータ
劣化機構(615)は、デコーダ(614)が出力した
ディジタルコンテンツのエンコードパラメータを、より
劣化するパラメータに変換しエンコーダに出力する。エ
ンコーダ(613)は、デコーダ(614)が出力した
ディジタルコンテンツをパラメータ劣化機構(615)
が出力したエンコードパラメータによりエンコードし、
ディジタルコピー出力(603)から出力する。
【0034】記憶装置(600)は、外部から入力した
ディジタルコンテンツを蓄積し、再生を目的としたアナ
ログ形式での出力と、コピーを目的としたディジタル形
式での出力をする。記憶装置(600)は、ディジタル
コンテンツの完全なコピーを防ぐために、ディジタルコ
ピーを行う場合は、ディジタルコンテンツをメモリー
(611)に蓄積された品質から劣化させて出力する。
再生する場合は、アナログ形式でのみ出力する。
【0035】例えば、メモリー(611)に蓄積された
最高品質のディジタルコンテンツを再生する場合は、デ
ィジタルコンテンツをデコーダ(614)によりデコー
ドし、D/A変換部(612)によりD/A変換しアナログコ
ンテンツ出力(602)を通して、アナログ形式で出力
する。ディジタルコンテンツは、D/A変換により劣化す
るため、再びA/D変換により元のディジタルコンテンツ
と同品質に戻すことはできない。また、メモリー(61
1)に蓄積された最高品質のディジタルコンテンツをコ
ピーする場合は、ディジタルコンテンツをデコーダ(6
14)によりデコードし、エンコーダ(613)により
エンコードして、ディジタルコピー出力(603)を通
して外部に出力する。エンコーダ(613)が用いるエ
ンコードパラメータは、パラメータ劣化機構(615)
により、メモリー(611)に蓄積されている最高品質
のディジタルコンテンツのエンコードパラメータを劣化
して求める。デコーダ(614)によりディジタルコン
テンツのエンコードパラメータを解読できるので、その
エンコードパラメータを劣化させる。例えば、量子化ビ
ットあるいはサンプリングレートを下げることで、エン
コードパラメータは劣化する。エンコーダ(613)
が、この劣化したエンコードパラメータを使用すること
により、出力されるディジタルコンテンツの品質は、メ
モリー(611)に蓄積された最高品質のディジタルコ
ンテンツの品質より劣るものとなり、出力されるディジ
タルコンテンツから同品質のコピーを作ることを防止す
る。
【0036】以上のように、本発明の第2のコピー方法
では、コピー元の記憶装置のメモリーに蓄積しているデ
ィジタルコンテンツの品質を劣化してコピー先の記憶装
置に出力している。これにより、コピーはコンテンツが
劣化した状態で行うことができる。また、ディジタルコ
ピーによる完全なコピーを防止することができる。パラ
メータ劣化機構(615)は、自動的にエンコードパラ
メータを劣化させるので、ユーザがメモリー(611)
からディジタルコピーを出力するとき、このエンコード
パラメータに手を加えることはできない。
【0037】次に、本発明の第3のコピー方法について
図8を用いて説明する。本発明の第3のコピー方法で
は、コピー元記憶装置のメモリーに蓄積されている暗号
化エンコードディジタルコンテンツ集合の利用可能なエ
ンコードディジタルコンテンツを変更し、それまで利用
可能であったエンコードディジタルコンテンツを取り除
き、コピー先記憶装置に出力することで、ディジタルコ
ピーによる完全なコピーを防止する。
【0038】第1のコピー方法における、コピーを目的
としたディジタル出力では、最初にメモリーに蓄積され
た暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合を復号化
することにより利用可能なエンコードディジタルコンテ
ンツを変更し、品質の低下するエンコードディジタルコ
ンテンツを利用可能とする暗号化エンコードディジタル
コンテンツ集合を出力したが、第3のコピー方法では、
復号化する前に、メモリーに蓄積されている時に利用可
能である品質のよいエンコードディジタルコンテンツを
暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合から除去す
る。
【0039】本発明の第3のコピー方法を適用した記憶
装置は、記憶装置(200)のディジタル出力部(70
0)を、図8に示すディジタル出力部に置き換えること
により構成される。記憶装置(200)の他の構成要
素、すなわちメモリー(212)、データ生成部(30
0)及びアナログ出力部(400)については、図1に
示す記憶装置(200)と同じである。すなわちメモリ
ー(212)には、図5に示すデータ形式の暗号化エン
コードディジタルコンテンツ集合(500)が蓄積され
る。除去機構(813)は、メモリー(212)に蓄積
されている暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合
から利用可能なエンコードディジタルコンテンツを判定
し、そのエンコードディジタルコンテンツとそれに対応
する利用可否情報を取り除き、復号化機構(811)に
転送する。もし暗号化エンコードディジタルコンテンツ
集合中に利用可能なエンコードディジタルコンテンツが
なければ、除去機構(813)をバイパスするだけであ
る。復号化機構(811)は、復号鍵記憶部(812)
が出力する復号鍵を用いて、除去機構(813)から転
送された暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合を
復号化して出力する。
【0040】以上のように、本発明の第3のコピー方法
では、コピー元記憶装置のメモリーに蓄積されている暗
号化エンコードディジタルコンテンツ集合のうち、それ
まで利用可能であったエンコードディジタルコンテンツ
を取り除き出力する。これにより、暗号化エンコードデ
ィジタルコンテンツ集合の作成者が決めた順番でコピー
を行う毎のコンテンツの品質を劣化させることができ
る。また、ディジタルコピーによる完全なコピーを防止
することができる。またたとえ暗号鍵が解読されたとし
ても、品質のよいディジタルコンテンツがコピーに利用
されるのを防止する。
【0041】次に、本発明の第4のコピー方法について
図9を用いて説明する。第1のコピー方法は、エンコード
ディジタルコンテンツ自体を複数回暗号化しコピーごと
に復号化を行う方法である。第4のコピー方法は、エン
コードディジタルコンテンツをそれぞれ異なるコンテン
ツ鍵で暗号化を行い、コンテンツ鍵を複数回暗号化しコ
ピー時に復号化を行うようにした方法である。
【0042】図9に示す暗号化エンコードディジタルコ
ンテンツ集合(900)は、エンコードディジタルコン
テンツ1(911)、2(921)、3(931)と、そ
れぞれのエンコードディジタルコンテンツに対応するコ
ンテンツ鍵1(913)、2(923)、3(933)
と、それぞれのコンテンツ鍵に対応する利用可否情報1
(912)、2(922)、3(932)からなる。ここ
では、3組のエンコードディジタルコンテンツとコンテ
ンツ鍵と利用可否情報を用いて説明するが、暗号化エン
コードディジタルコンテンツ集合が含むこれらの組の数
に制限は無い。
【0043】各エンコードディジタルコンテンツは、そ
れぞれコンテンツ鍵1(913)、2(923)、3(9
33)で暗号化されている。コンテンツ鍵1(91
3)、2(923)、3(933)は、同一の暗号鍵でも
よいし、異なる暗号鍵でもよい。また、各コンテンツ鍵
はそれぞれ対応する利用可否情報が付加され、利用可否
情報とともに鍵Kにより異なる回数暗号化されている。
各コンテンツ鍵は付加される利用可否情報の初期値Vは
すべて同一の定数である。
【0044】以上のような暗号化エンコードディジタル
コンテンツ集合(900)をコピー元記憶装置からコピ
ー先記憶装置にコピーするときに、コピー元記憶装置
は、コンテンツ鍵およびそれに対応する利用可否情報を
1回復号化し出力する。暗号化エンコードディジタルコ
ンテンツ集合(900)のコピー回数即ち復号化回数
と、暗号化回数が一致するコンテンツ鍵と利用可否情報
は、暗号化が行われていない状態に戻る。このときコン
テンツ鍵は、利用可能となる。また利用可否情報は、初
期値Vに一致しコンテンツ鍵が利用可能であることを示
す。コピー先記憶装置は、コンテンツ鍵を用いて対応す
るエンコードディジタルコンテンツを復号し、利用する
ことができる。暗号化エンコードディジタルコンテンツ
集合(900)のコピー回数即ち復号化回数と、暗号化
回数が一致しないコンテンツ鍵と利用可否情報は、暗号
化または復号化が行われた状態にあり、利用することは
できないため、それに対応するエンコードディジタルコ
ンテンツは利用不能である。
【0045】したがって、コピー時に復号化を行うこと
により、コピー元記憶装置とコピー先記憶装置で利用可
能なエンコードディジタルコンテンツを変更することが
できる。また、コピー回数と利用可能なエンコードディ
ジタルコンテンツの関係を暗号化エンコードディジタル
コンテンツ集合(900)の作成時に決めることができ
る。
【0046】第4のコピー方法を適用する記憶装置の構
成は、図1に示す記憶装置(200)と同じ構成をと
る。ただしデータ生成部(300)の暗号化機構(31
6)は、暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合に
含まれる各エンコードディジタルコンテンツを対応する
コンテンツ鍵で1回だけ暗号化する。また暗号化機構
(316)は、別の暗号鍵を用いて利用可否情報1(9
12)とコンテンツ鍵1(913)を0回暗号化し、利
用可否情報2(922)とコンテンツ鍵2(923)を
1回暗号化し、利用可否情報3(932)とコンテンツ
鍵3(933)を2回暗号化する。この暗号化の対象と
して、暗号化されたエンコードディジタルコンテンツを
含めてもよい。またデイジタル出力部(700)の復号
化機構(711)は、各エンコードディジタルコンテン
ツに対応する利用可否情報とコンテンツ鍵(及びエンコ
ードディジタルコンテンツ)を1回だけ復号する。また
アナログ出力部(400)のデコーダ(430)は、利
用可能なエンコードディジタルコンテンツを対応するコ
ンテンツ鍵で復号する処理も行う。
【0047】以上のように、本発明の第4のコピー方法
では、コピー元記憶装置からコピー先記憶装置にコピー
する時に、復号化を行うことにより、暗号化エンコード
ディジタルコンテンツ集合(900)の利用可能なエン
コードディジタルコンテンツを変更する。これにより、
暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合の作成者が
決めた順番でコピーを行う毎のコンテンツの品質を変化
することができる。また、ディジタルコピーによる完全
なコピーを防止することができる。
【0048】次に、本発明の第2のデータ生成方法につ
いて説明する。第1のデータ生成方法では、入力コンテ
ンツのエンコードパラメータを変更することによって、
複数の品質のコンテンツデータを生成し、暗号化エンコ
ードディジタルコンテンツ集合を生成した。音楽、映像
のような芸術性を求められるディジタルコンテンツで
は、量子化ビットやサンプリングレートなどのエンコー
ドパラメータを変更することにより、そのディジタルコ
ンテンツの品質を変更することができる。一方、テキス
トのような情報の伝達を目的とするディジタルコンテン
ツでは、伝達する情報の量を変更することにより、その
ディジタルコンテンツの品質を変更することができる。
そこで、第2のデータ生成方法では、入力コンテンツの
一部を削除、あるいは暗号化により隠蔽することにより
品質を劣化したコンテンツから成るデータを生成する。
【0049】第2のデータ生成方法を適用したデータ生
成装置は、第1のデータ生成方法を適用するデータ生成
装置は、データ生成装置(100)の構成をとる。ただ
し、データ生成装置(100)は、データ生成部(30
0)の代りに図10に示すデータ生成部(1000)の構
成をとる。図1のディジタルコンテンツ入力(201)
に入力されたディジタルコンテンツは、データ生成部
(1000)へ入力される。データ生成部(1000)
は、入力されたディジタルコンテンツを変換部(101
1)で、それぞれ異なる部分を削除した3つのデータ、
データ1、データ2、データ3に変換する。ディジタルコ
ンテンツの一部を削除したデータへの変換は、ディジタ
ルコンテンツの全体から削除しない部分を抽出すること
により行う。変換部(1011)により出力されるデー
タの数は外部から制御することができ、ここでは、3つ
であるが、3つ以外であっても良い。また、データの一
部を削除する代わりに暗号化により隠蔽しても良い。こ
のとき暗号化に用いる暗号鍵は外部から与えることがで
きる。変換した3つのデータは、例えば入力されたディ
ジタルコンテンツのどこも削除していないデータ1、入
力されたディジタルコンテンツの後方半分を削除したデ
ータ2、入力されたディジタルコンテンツの後方3/4を削
除したデータ3である。このとき後方とは、入力された
ディジタルコンテンツの中でデータ生成装置(100)
により後から入力した部分を指す。あるいは、通常のコ
ンテンツ利用において時間的により後で利用する部分で
あっても良い。それぞれの削除する範囲はデータ生成部
(1000)の外部から指定することができる。入力さ
れたディジタルコンテンツデータに対して、データ1は
全部、データ2は半分、データ3は1/4の部分が削除され
ずに利用可能になっている。これにより、3つのデータ
の中で、データ1が最も品質がよく、データ2が2番目、
データ3が最も品質が低いデータとなる。このようにし
て生成した3つのデータを、第1のデータ生成方法と同様
に、利用可否情報付加部(318)により利用可否情報
を付加し、暗号化機構(316)により共通鍵Kでそれ
ぞれ0回、1回、2回暗号化を行い、1つのデータとしてま
とめることにより、第1のデータ生成方法により生成さ
れる暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合と同様
の効果を持ち、コピーするときに1回復号化することに
より、データ1、データ2、データ3の順番に利用可能な
コンテンツを変更することのできるデータを生成する。
このデータは、コピーを繰り返すと品質が劣化するデー
タとなる。
【0050】以上のように、本発明の第2のデータ生成
方法により生成されるデータは、本発明の第1のデータ
生成方法により生成される暗号化エンコードディジタル
コンテンツ集合と同様に復号化することにより利用可能
なコンテンツを変更できる。よって、本発明の第2のデ
ータ生成方法により生成されるデータは、本発明の第
1、第3及び第4のコピー方法を適用することが可能であ
る。
【0051】次に、本発明の第5のコピー方法について
図11、12、13を用いて説明する。本発明の第5のコピー
方法では、図13に示すコピー元記憶装置1(1301)
のメモリーに蓄積しているディジタルコンテンツの品質
を劣化してコピー先記憶装置2(1302)に出力する
ことにより、ディジタルコピーによる完全なコピーを防
止する。音楽、映像のような芸術性を求められるディジ
タルコンテンツでは、量子化ビットやサンプリングレー
トなどのエンコードパラメータを低くすることにより、
ディジタルコンテンツの品質を劣化することができる。
一方、テキストのような情報の伝達を目的とするディジ
タルコンテンツでは、伝達する情報の一部を欠落させる
ことにより、そのディジタルコンテンツの品質を劣化す
ることができる。
【0052】第5のコピー方法では、第1のデータ生成
方法で示したデータ生成部(300)に相当するものは
なく、単一のディジタルコンテンツをメモリー(111
1)に格納するだけでメモリー(1111)への蓄積が
完了する。ディジタルコンテンツ入力(1101)は、
オリジナルのディジタルコンテンツ、当該記憶装置(1
100)のディジタルコピー出力(1102)または他
のコピー元の記憶装置(1100)から出力されたディ
ジタルコンテンツを入力し、メモリー(1111)に蓄
積する。
【0053】図13の記憶装置1(1301)は、図11に
示す記憶装置(1100)に相当する。記憶装置2(1
302)は、メモリーを有する記憶装置である。記憶装
置2(1302)は、図11に示す記憶装置(1100)
の構成をとっていてもよい。記憶装置1(1301)
は、蓄積しているディジタルコンテンツを加工して出力
し、ディジタル伝送路(1303)を介し、記憶装置2
(1302)にディジタルコンテンツのコピーを行う。
ディジタル伝送路(1303)は、記憶装置1(130
1)と記憶装置2(1302)が接続可能であれば、物
理的構成、論理的構成、規模を問わない。
【0054】図11に示す記憶装置(1100)は、ディ
ジタルコンテンツ入力(1101)とメモリー(111
1)と変換部(1112)とディジタルコピー出力(1
102)からなる。さらに、記憶装置(1100)は、
メモリー(1111)に蓄積されたディジタルコンテン
ツを再生する再生部(1113)を有していても良い。
メモリー(1111)は、ディジタルコンテンツ入力
(1101)から入力されたディジタルコンテンツを蓄
積する。変換部(1112)は、セレクタ(1121)
と劣化機構(1122)と劣化方法抽出部(1123)
と劣化範囲制御部(1124)からなり、メモリー(1
111)に蓄積されたディジタルコンテンツの一部を削
除あるいは、暗号化により隠蔽しディジタルコピー出力
(1102)から出力する。
【0055】図12に示す劣化条件を付加されたディジタ
ルコンテンツ(1200)は、ディジタルコンテンツ
(1201)と劣化条件(1202)からなる。ディジ
タルコンテンツ(1201)は、映像、音楽、テキスト
などのディジタルデータである。劣化条件(1202)
は、ディジタルコンテンツ(1201)をディジタルコ
ピーするときに、ディジタルコンテンツ(1201)を
劣化させる範囲、方法を示すパラメータである。
【0056】記憶装置(1100)は、ディジタルコン
テンツ入力(1101)から入力されたディジタルコン
テンツをメモリー(1111)に蓄積する。入力される
ディジタルコンテンツは、コピー時に変換部(111
2)でディジタルコンテンツ(1201)を劣化させる
範囲と方法を示す劣化条件(1202)が付加された劣
化条件付ディジタルコンテンツ(1200)であっても
よい。記憶装置(1100)は、蓄積したディジタルコ
ンテンツを外部に出力する場合、メモリー(1111)
に蓄積されたディジタルコンテンツの一部を削除あるい
は、暗号化により隠蔽することにより、コピー先でのコ
ンテンツの一部の利用を制限し、コンテンツとしての品
質を劣化して出力する。このとき、劣化条件付ディジタ
ルコンテンツ(1200)の場合は、変換部(111
2)は、付加されている劣化条件(1202)を使用し
て、ディジタルコンテンツ(1201)の一部を削除あ
るいは、暗号化により隠蔽しディジタルコピー出力(1
102)から出力する。このとき劣化方法抽出部(11
23)は劣化条件(1202)から暗号化あるいは削除
等の劣化方法を判断し劣化機構(1122)を制御す
る。また、劣化範囲制御部(1124)は劣化条件(1
202)から劣化させる範囲を判断し、セレクタ(11
21)を制御する。セレクタ(1121)は、メモリー
(1111)に蓄積されたディジタルコンテンツと劣化
したディジタルコンテンツが入力され、劣化範囲制御部
(1124)の判断により入力のいずれかをディジタル
コピー出力(1102)から出力する。劣化条件(12
02)は劣化条件付ディジタルコンテンツ(1200)
の作成時に付加することができる。劣化条件が付いてい
ないディジタルコンテンツの場合は、変換部(111
2)は、既定の条件を使用して、ディジタルコンテンツ
の一部を削除あるいは、暗号化により隠蔽しディジタル
コピー出力(1102)から出力する。変換部(111
2)の既定の条件は、記憶装置(1100)の製造時に
設定することができる。
【0057】再生部(1113)は、メモリー(111
1)に蓄積されたディジタルコンテンツを人間の感覚に
よってとらえ得る媒体として再生し、再生したディジタ
ルコンテンツを記憶装置(1100)内部で表示するこ
とにより、再生部(1113)からディジタルコンテン
ツの完全なコピーを外部に取り出すことを防止する。あ
るいは、ディジタルコンテンツが文字情報であれば、外
部ディスプレイに対しコンテンツの文字情報を表示した
画面情報を出力することにより、画面情報から文字情報
を再構成することは困難であることから、再生部(11
13)の出力からディジタルコンテンツの完全なコピー
を作成することを防止した状態でディジタルコンテンツ
の再生を行う。あるいは、ディジタルコンテンツが映像
または音声情報の場合は、外部ディスプレイまたはスピ
ーカーにアナログ情報を出力することにより、再生部
(1113)の出力からディジタルコンテンツの完全な
コピーを作成することを防止した状態でディジタルコン
テンツの再生を行う。
【0058】以上により、本発明の第5のコピー方法で
は、記憶装置(1100)と同様の構成を持つ記憶装置
1(1301)と記憶装置2(1302)とそれらを結ぶ
ディジタル伝送路(1303)からなる系(1300)
において、コピー元の記憶装置1(1301)からコピ
ー先の記憶装置2(1302)にディジタルコンテンツ
のコピーを行う場合、記憶装置1(1301)が蓄積す
るディジタルコンテンツに比べ、記憶装置2(130
2)にコピーされたディジタルコンテンツの品質は劣る
ものとなる。これにより、コピーはコンテンツが劣化し
た状態で行うことができる。また、ディジタルコピーに
よる完全なコピーを防止することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタルコンテンツ
の著作者の権利を保護しつつ、利用者のディジタルコン
テンツの取得意欲を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の記憶装置(200)の構成を示す図
である。
【図2】実施形態のデータ生成装置(100)の構成を
示す図である。
【図3】実施形態のデータ生成部(300)内部の構成
を示す図である。
【図4】実施形態のディジタル出力部(700)内部の
構成を示す図である。
【図5】実施形態の暗号化エンコードディジタルコンテ
ンツ集合(500)のデータ構成を示す図である。
【図6】実施形態のアナログ出力部(400)内部の構
成を示す図である。
【図7】実施形態の記憶装置(600)の構成を示す図
である。
【図8】実施形態のディジタル出力部(800)の構成
を示す図である。
【図9】実施形態の暗号化エンコードディジタルコンテ
ンツ集合(900)のデータ構成を示す図である。
【図10】実施形態のデータ生成部(1000)の構成
を示す図である。
【図11】実施形態の記憶装置(1100)の構成を示
す図である。
【図12】実施形態の劣化条件付ディジタルコンテンツ
を示す図である。
【図13】ディジタル伝送路とそれに接続するコピー元
記憶装置とコピー先記憶装置からなる系を示す図であ
る。
【符号の説明】
200…記憶装置、212…メモリー、300…データ生成部、3
13…利用可否情報初期値記憶部、314…エンコーダ、315
…エンコードパラメータ発生部、316…暗号化機構、317
…暗号鍵記憶部、400…アナログ出力部、500…暗号化エ
ンコードディジタルコンテンツ集合、600…記憶装置、6
11…メモリー、613…エンコーダ、615…パラメータ劣化
機構、700…ディジタル出力部、711…復号化機構、712
…復号化鍵記憶部、800…ディジタル出力部、811…復号
化機構、812…復号化鍵記憶部、813…除去機構、900…
暗号化エンコードディジタルコンテンツ集合、1000…デ
ータ生成部、1011…変換部、1100…記憶装置、1111…メ
モリー、1112…変換部、1121…再生部、1122…劣化機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 徹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B017 AA03 AA06 BA07 BA09 CA09 CA16 5C053 FA13 FA27 GB06 JA01 JA16 KA04 KA05 5D044 AB05 AB07 BC04 CC06 DE15 DE50 EF03 EF05 GK08 GK12 GK17 HL07 5J104 AA37 NA02 PA14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリーにディジタルデータを格納し、該
    メモリーから該ディジタルデータのコピーを出力するデ
    ィジタルコピー方法において、オリジナルのディジタル
    データの情報量を基準にして保存される情報量の割合を
    有効情報量とする場合に、該メモリーから取り出した該
    ディジタルデータから、より有効情報量を削減したディ
    ジタルデータを生成して出力することを特徴とするディ
    ジタルコピー方法。
  2. 【請求項2】前記メモリーに格納する前記ディジタルデ
    ータは、エンコードディジタルデータであり、前記メモ
    リーから取り出した前記ディジタルデータをデコード
    し、前記有効情報量を削減するようなエンコードパラメ
    ータによって前記ディジタルデータをエンコードして出
    力することを特徴とする請求項1記載のディジタルコピ
    ー方法。
  3. 【請求項3】さらに前記メモリーから取り出した前記デ
    ィジタルデータを直接再生する手段によって人間の感覚
    によってとらえ得る媒体として前記ディジタルデータを
    再生することを特徴とする請求項1記載のディジタルコ
    ピー方法。
  4. 【請求項4】メモリーにディジタルデータを格納し、前
    記メモリーから前記ディジタルデータのコピーを出力す
    るディジタルコピー方法において、オリジナルのディジ
    タルデータの情報量を基準にして保存される情報量の割
    合を有効情報量とする場合に、オリジナルの前記ディジ
    タルデータから各々有効情報量の異なる複数のディジタ
    ルコピーを作成し、前記ディジタルコピーを各々異なる
    回数だけ暗号化したディジタルコンテンツ集合を前記メ
    モリーに格納し、前記メモリーから取り出した前記デイ
    ジタルコンテンツ集合を所定の回数だけ復号化して前記
    ディジタルコンテンツ集合中の1つの前記デイジタルコ
    ピーを利用可能にして出力することを特徴とするディジ
    タルコピー方法。
  5. 【請求項5】オリジナルの前記ディジタルデータから各
    々前記有効情報量を削減するような異なるエンコードパ
    ラメータによって前記ディジタルデータをエンコードし
    て前記ディジタルコピーを作成することを特徴とする請
    求項4記載のディジタルコピー方法。
  6. 【請求項6】オリジナルの前記ディジタルデータから各
    々異なる量の前記有効情報量を削減した複数の前記ディ
    ジタルコピーを作成することを特徴とする請求項4記載
    のディジタルコピー方法。
  7. 【請求項7】前記複数のディジタルコピーの各々に当該
    ディジタルコピーが利用可能か否かを示す利用可否情報
    を付加して前記ディジタルコピーとともに暗号化と復号
    化を行い、利用可能なデイジタルコピーを示す指標とす
    ることを特徴とする請求項4記載のディジタルコピー方
    法。
  8. 【請求項8】前記メモリーに格納される前記ディジタル
    コンテンツ集合は、暗号化回数0回のディジタルコピー
    を含み、前記ディジタルコンテンツ集合を前記メモリー
    から取り出し、暗号化回数0回のディジタルコピーを抽
    出してアナログデータに変換し、出力することを特徴と
    する請求項4記載のディジタルコピー方法。
  9. 【請求項9】前記メモリーに格納される前記ディジタル
    コンテンツ集合は、暗号化回数0回のディジタルコピー
    を含み、前記ディジタルコンテンツ集合を前記メモリー
    から取り出し、暗号化回数0回のディジタルコピーを抽
    出して前記ディジタルコンテンツ集合から除去し、所定
    の回数復号化して残りのディジタルコンテンツ集合中の
    1つの前記ディジタルコピーを利用可能にして出力する
    ことを特徴とする請求項4記載のディジタルコピー方
    法。
  10. 【請求項10】前記ディジタルコピーの代りに、前記デ
    ィジタルコピーを暗号鍵によって1回暗号化して前記暗
    号鍵を付加するディジタルコピーを作成し、前記ディジ
    タルコピーを暗号化する代りに付加した前記暗号鍵を各
    々異なる回数だけ暗号化したディジタルコンテンツ集合
    を前記メモリーに格納することを特徴とする請求項4記
    載のディジタルコピー方法。
  11. 【請求項11】外部から入力されたディジタルデータを
    格納するメモリーと、オリジナルのディジタルデータの
    情報量を基準にして保存される情報量の割合を有効情報
    量とする場合に、該メモリーから取り出した該ディジタ
    ルデータから、より有効情報量を削減したディジタルデ
    ータのコピーを生成して出力する手段とを有することを
    特徴とするディジタルコンテンツの記録装置。
  12. 【請求項12】前記メモリーに格納する前記ディジタル
    データは、エンコードディジタルデータであり、前記出
    力する手段は、前記メモリーから取り出した前記ディジ
    タルデータをデコードし、前記有効情報量を削減するよ
    うなエンコードパラメータによって前記ディジタルデー
    タをエンコードして出力する手段であることを特徴とす
    る請求項11記載のディジタルコンテンツの記録装置。
  13. 【請求項13】さらに前記メモリーから取り出した前記
    ディジタルデータを人間の感覚によってとらえ得る媒体
    として再生する手段を設けることを特徴とする請求項1
    1記載のディジタルコンテンツの記録装置。
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