JP2002521875A - コピー防止のためのウォーターマークの使用 - Google Patents

コピー防止のためのウォーターマークの使用

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JP2002521875A
JP2002521875A JP2000560724A JP2000560724A JP2002521875A JP 2002521875 A JP2002521875 A JP 2002521875A JP 2000560724 A JP2000560724 A JP 2000560724A JP 2000560724 A JP2000560724 A JP 2000560724A JP 2002521875 A JP2002521875 A JP 2002521875A
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Abstract

(57)【要約】 コンテンツのコピー防止ステータスを示すために、第1時間リファレンス(216)及び一方向関数を利用して、チケット及びウォーターマークを作り出す、該コンテンツを保護するコピー防止システムである。ソース装置(230)が、第1時間リファレンス及びハッシング関数を用いて前記チケット及び前記ウォーターマークを作り出す。前記ソース装置は、前記コンテンツ、前記チケット、前記ウォーターマーク及び前記第1時間リファレンスを含むデータストリームをレシーバ装置(240)に供給する。前記レシーバ装置は、前記第1時間リファレンスが第2時間リファレンス(272)によって決定された時間ウインドウ内に含まれるかどうか決定する。前記第1時間リファレンスが前記時間ウインドウ内に含まれる場合、前記レシーバ装置は、前記第1時間リファレンス及び前記一方向関数を用いて前記チケットを前記ウォーターマークと比較し、この比較に基づいて、前記コンテンツの前記コピー防止ステータスを示す信号を作り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、概ね、コンテンツを保護するシステムに関する。とりわけ、本発明
は、チケット及びウォーターマークを利用して、コンテンツのコピー防止ステー
タスを示すことに関する。
【0002】
【背景技術】
ディジタル情報を確実に伝送する能力は益々重要となってきている。コンテン
ツの所有者は、認可されていないユーザに該コンテンツが利用されることがない
ように、該コンテンツを認可されたユーザに提供できることを望んでいる。しか
しながら、ディジタルコンテンツに関わる1つの問題は、質において何等劣るこ
となしに正確なコピーが行われ得ることである。それ故、ディジタルコンテンツ
の複写は、侵害操作又はアタッカーにとって非常に魅力的なものである。
【0003】 小規模侵害者及び商業的侵害者の双方は、コンテンツの不法なコピーを作り出
して販売するために、コピーが防止されたコンテンツを打破することに関心があ
る。コピー防止コンテンツの正当な所有者に対する支払いを回避することによっ
て、侵害者は大きな利益を獲得し得る。典型的には、侵害者は、高価値のコンテ
ンツにアクセスしそれをディストリビュートするために、リリースウィンドウズ
(release windows)における相違を利用することができる。
【0004】 例えば、映画産業において、コンテンツからの利益を最大にするためにリリー
スウィンドウズが利用されている。これらリリースウィンドウズの本質は、ペイ
パービュー方式(番組有料視聴制)サービス又はビデオオンデマンド方式サービ
ス等のプレミアムサービスにコンテンツを先ず解放することである。その後、そ
のコンテンツは、ホームボックスオフィス(加入者向けケーブル番組提供)サー
ビス等のより低価格のサービスに対して解放されても良い。このとき、そのコン
テンツは、ディジタルビデオディスク(DVD)等の購買された記憶媒体を通じ
て消費者にも入手可能となっても良い。
【0005】 しかしながら、侵害者は、プレミアムサービスを通じて入手可能となるコンテ
ンツを侵害してから、該コンテンツの侵害バージョン(海賊版)を公衆に解放す
ることによって、こうしたリリースウィンドウズの使用を無効とする。これは、
コンテンツの正当な所有者にとっての実質的な金銭上の損失をもたらす恐れがあ
る。従って、少なくとも法律上正統なコンテンツの所有者が自身の正統な利益を
獲得し得るまでの充分な期間、成就し得るコピー防止方式で侵害者の企てを無効
とすべきである。
【0006】 アタッカーのかなりのレベルを凌いで該アタッカーを打ち負かす費用は、穏当
な限度を超越し、それ故、装置は消費者が進んで支払う金額を超えた価格になら
ざるを得ない。斯くして、コピー防止の解決策は、費用効果的でなければならな
いが、多数のアタッカーに対して安全でなければならない。
【0007】 コピー防止の費用効果的な方法は、Jean-Paul Linnartz等の“Philips Electr
onics Response to Call for Proposals Issued by the Data Hiding Subgroup
Copy Protection Technical Working Group, July 1997(“Linnartz”)”に詳細
に議論されている。MPEG移送ストリーム等のディジタル伝送において、追加
データを、該移送ストリーム中に埋め込み、該ディジタル伝送内に含まれたコン
テンツのコピー防止ステータスを設定することができる。例えば、所望のコピー
防止ステータスは、「一度だけコピー可(copy-once)」、「これ以上コピー不可(
no-more-copy)」、「コピー不可(copy-never)」及び「コピー自由(copy-freely)
」としても良い。「一度だけコピー可」ステータスを有するコンテンツは再生及
びコピーされ得る。コピー中、「一度だけコピー可」コンテンツは、該コンテン
ツが「これ以上コピー不可」ステータスになるように改められる。「コピー不可
」コンテンツは、再生のみができて、コピーができないコンテンツである。「コ
ピー自由」コンテンツは、制限なく再生及びコピーが為され得る。
【0008】 追加データは、ディジタルウォーターマークの形態をとることができる。ウォ
ーターマークは、該ウォーターマークの除去が当該コンテンツの質を劣化させる
ように該コンテンツ内へ直に埋め込まれるかもしれない。ウォーターマークは、
コピー防止方式の一部として利用可能である。一例として、「コピー自由」ステ
ータスは、コンテンツ内のウォーターマークの欠如によって指定されても良い。
【0009】 動作時、ディジタル伝送等の伝送は、ソース装置から送られ、受信装置で受信
される。ソース装置は、データバス上にコンテンツを書込み、放送伝送や地上伝
送等々を始動する装置である。シンク装置(sink device)は、データバス等々か
らコンテンツを読取る装置である。
【0010】 図1は、コンテンツ伝送の典型的なシステムを示している。図1において、ソ
ース装置は、放送始動器101であり、伝送アンテナ102を利用してコンテン
ツを伝送する。シンク装置は、セットトップボックス(STB:set-top-box)
104等の放送レシーバであり、伝送されたコンテンツを受信する受信アンテナ
103を利用する。STB104は、表示装置105、プレーヤ106及びプレ
ーヤ/レコーダ107にバス108を介して接続されているように示されている
。用語“バス”は、ここでは、一方の装置を他方の装置に接続する任意のシステ
ムを意味するものとして用いられている。このバスは、同軸ワイヤ、IEEE15
53バス等々のハードワイアシステム、若しくは、赤外線等のワイヤレスシステム
又は放送システムであるかもしれない。図1に示される各種装置の幾つかは、あ
る時はソース装置として動作することができ、またある時はシンク装置として動
作することができる。STB104は、放送伝送に対するシンクであり且つバス
108に対する伝送のソースとなることができる。プレーヤ/レコーダ107は
、各々、バス108への伝送のソース及び該バス108からの伝送のシンクとな
ることができる。
【0011】 Linnartzによって議論されたコピー防止方式では、伝送されるコンテンツ内に
ウォーターマーク(W)が埋め込まれる。チケットが、伝送されるコンテンツと
共に伝送される。これら埋め込まれたウォーターマークやチケットは共に利用さ
れ、伝送されるコンテンツのコピー防止ステータスを決定する。ウォーターマー
クは、少なくとも2つの公知方法によってコンテンツ内に埋め込むことができる
。一方の方法は、ウォーターマーク(W)をコンテンツのMPEGコーディング
内に埋め込むものである。他方の方法は、ウォーターマーク(W)をコンテンツ
のピクセルデータ内に埋め込むものである。チケット(T)は、暗号法的にウォ
ーターマーク(W)と関連付けられている。
【0012】 チケット(T)に対して1以上の一方向関数を実行することでウォーターマー
ク(W)を導き出す。用語“一方向関数”の使用によって意味されることは、そ
の関数の逆を算出することが、計算上「実行できない」ことである。一般的に知
られている暗号法的な一方向関数の例は、セキュアーハッシュアルゴリズムワン
(SHA-1:secure hash algorithm one)又はRACE Integrity Primitives Evaluatio
n Message Digest (RIPEMD)等のハッシング関数である。逆手段を計算すること
は、どの特定点x0が所与のy0へ至るかをy0=F(x0)を用いて見出すもので
ある。用語「実行できない」は、最良の方法が侵害者にとって有効となるにはあ
まりにも長期を費やす、と言うことを意味するように目論まれている。例えば、
ハッシング関数の逆関数を計算するために侵害者に要求される時間は、保護コン
テンツに対して意図されたリリースウィンドウを無効とするには侵害者にとって
あまりも長すぎる。そうしたx0を見つけ出す最も効率的な公知方法は、x0の可
能な全てのビットの組み合わせ(bit combination)を徹底的に調査して、各試行
毎にF(x0)を計算して確認することであるかもしれない。その他の場合に、
一方向関数の逆関数を計算すべく徹底した調査よりも効率的な方法があるかもし
れないが、斯かる方法も侵害者にとって実行し得るようになるにはあまりも時間
を消費し過ぎる。
【0013】 チケット(T)のビットコンテンツはシード(U)から生成される。コンテン
ツ所有者はシード(U)を提供する。シード(U)から、物理マーク(P)が作
成される。この物理マーク(P)は、リードオンリメモリ(ROM)ディスク等
の記憶媒体に埋め込むことができる。1以上の一方向関数を物理マーク(P)に
対して実行することにより、チケット(T)を生成する。チケット(T)を作成
すべく物理マーク(P)に対して実行される関数の数は、コンテンツに対して意
図されたコピー保護に依存する。
【0014】 このシステムによれば、チケット(T)は、再生装置(例えばソース装置)及
び記録装置(例えばシンク装置)の各通過中に状態変化する。前述のように、こ
の状態変更は、暗号法的に不可逆であり、チケット(T)によって認可されたコ
ンテンツの残存するコピー及び再生の権利を低減する。このようにして、チケッ
ト(T)は、依然として実行され得る逐次的な再生及び記録の回数を示すと共に
、減分されるが増分され得ない暗号法的カウンタとして動作する。
【0015】 コピー防止方式は準拠システム上におけるコンテンツだけを保護する、と言う
ことに留意されたい。準拠システムは、前述及び後述のコピー防止ルールに従う
任意のシステムである。非準拠システムは、コピー防止ルールに拘わらず、内容
物を再生してコピーすることができるかもしれない。しかしながら、準拠システ
ムは、非準拠システム上で不法に行われたコンテンツのコピー物の再生を拒絶す
るであろう。
【0016】 コピー防止方式によれば、物理マーク(P)(例えばデータ)は、記憶媒体に
保存され、他のユーザ装置によりアクセスすることはできない。物理マーク(P
)データは、前述のように記憶媒体の製造時に生成され、該記憶媒体を破壊する
ことなく、物理マーク(P)データを除去することが難しいように該記憶媒体に
付される。ハッシング関数等の暗号法的一方向関数を物理マーク(P)データに
4回適用することでウォーターマークとなる。
【0017】 ウォーターマーク自体が、記憶媒体上に保存されたコンテンツが「一度だけコ
ピー可」であるか又は「コピー不可」であるかを示すことができる。例えば、ウ
ォーターマークが欠如していることが、コンテンツが自由にコピーされ得ること
を示すことができる。記憶媒体上にチケットがない場合にウォーターマークが存
在していることが、「コピー不可」コンテンツを示すことができる。
【0018】 コンテンツがバス又は他の伝送媒体を介して伝送される際、物理マーク(P)
データは、2度ハッシュされて(hash)、チケットを生成する。準拠プレーヤは、
コンテンツを受け取ると、チケットを2度ハッシュしウォーターマークと照合す
る。2度ハッシュされたチケットとウォーターマークが符合した場合、コンテン
ツが再生される。このようにして、ある関与者はコピー防止方式を無効とすべく
コンテンツに伴われた偽チケットを代用できない。チケットはあるがコンテンツ
内にウォーターマークがない場合、準拠システムは該コンテンツを再生すること
を拒絶するであろう。
【0019】 準拠レコーダがコンテンツを読取ると、ウォーターマークが検査されて、内容
物が「コピー自由」、「一度だけコピー可」、又は、「コピー不可」であるかを
調べる。ウォーターマークがない場合、コンテンツは「コピー自由」であり、前
述のように自由にコピーされ得る。ウォーターマークを有するがチケットがない
コンテンツの場合、コンテンツは「コピー不可」であり、準拠レコーダは該コン
テンツをコピーすることを拒絶するが、準拠プレーヤは該コンテンツを再生する
。コンテンツが「一度だけコピー可」であり且つウォーターマーク及びチケット
の双方を含む場合、チケットは2度ハッシュされて、該ウォーターマークと比較
される。ウォーターマークが2度ハッシュされたチケットと符合する場合、コン
テンツは、1度だけハッシュされたチケットとウォーターマークとを伴って記録
され、それによって「これ以上コピー不可」のコンテンツ(例えば、1度だけハ
ッシュされたチケットとウォーターマークとを伴うコンテンツ)を作成する。
【0020】 ペイパービューシステム等の放送システムにおいて、「コピー不可」状態は1
度ハッシュされたチケットとウォーターマークとで示すことができる、と言うこ
とに留意されたい。「これ以上コピー不可」保存コンテンツ及び「コピー不可」
放送コンテンツは、準拠システムで同様に処理される。1度ハッシュされたチケ
ットを含むコンテンツは再生され得るが、準拠システムに記録され得ない。ある
関与者が1度ハッシュされたチケットを具備するコンテンツを記録しようと試み
た場合、準拠レコーダは、該1度ハッシュされたチケットを先ず2度ハッシュし
、その結果(例えば3度ハッシュされたチケット)をウォーターマークと比較す
る。3度ハッシュされたチケットがウォーターマークと符合しないから、準拠レ
コーダは、コンテンツの記録を拒絶するであろう。
【0021】 1度ハッシュされたチケットを受け取る準拠プレーヤは、1度ハッシュされた
チケットをハッシュし、その結果(例えば2度ハッシュされたチケット)をウォ
ーターマークと比較する。2度ハッシュされたチケットはウォーターマークと符
合するので、準拠プレーヤは、コンテンツを再生するであろう。
【0022】 しかしながら、非準拠レコーダが、2度ハッシュされたチケットとウォーター
マークとを含むコンテンツを受け取るという問題が存在する。非準拠レコーダが
チケットの受領に及んでか、又は、チケットの記録に及んでかの内の何れかでチ
ケットを変更しない場合、非準拠レコーダは、チケット及びウォーターマークの
多数のコピーを作成でき、それは準拠プレーヤで再生して準拠レコーダで記録さ
れ得る。同じ問題は、非準拠レコーダが「これ以上コピー不可」コンテンツを示
す2度ハッシュされたチケットとウォーターマークとを含むコンテンツを受け取
るような場合に存在する。この場合、非準拠レコーダは、準拠プレーヤで再生さ
れる3度ハッシュされたチケットとウォーターマークとの多数のコピーを作成す
ることが可能である。
【0023】 プレーヤがCD-ROM等の読取り専用媒体から直にコンテンツを受け取る場
合においては、物理マークを、認可された製造業者によって作り出されるCD−
ROM等の物理媒体に埋め込むことができる。次いで、プレーヤは、物理マーク
を検査し、コンテンツが認可された媒体から受け取られたものであることを保証
する。このようにして、侵害者が不認可のコピーを為した場合、物理マークは不
認可コピー上には存在せず、準拠プレーヤは、コンテンツの再生を拒絶する。し
かしながら、例えば放送データの場合、プレーヤは読取り専用媒体から直にコン
テンツを読取らないので、このコピー防止方法は利用できない。
【0024】 従って、本発明の目的は、先行技術における不利な点を克服することにある。
また、本発明の目的は、準拠プレーヤで再生されるようなコピーを侵害者が作り
出すことを防止するような、コピー防止が為された「コピー不可」コンテンツを
伝送する方法を提供することにある。
【0025】
【発明の概要】
本発明のこれらの及び他の目的は、コンテンツのコピー防止ステータスを示す
べくチケット及びウォーターマークが利用されて、該コンテンツを保護するコピ
ー防止システムによって達成される。これを満たすために本発明は、添付の独立
請求項でそれぞれ規定されるようなコンテンツ保護方法、コピー防止システム、
ソース装置及びレシーバ装置を提供する。従属請求項は有益な様々な実施例を規
定している。本発明によれば、チケット及びウォーターマークが第1時間リファ
レンス(TD)及び一方向関数を利用して作成される。システムはソース装置を
利用してそれらチケット及びウォーターマークを作り出す。次いで、ウォーター
マークは、コンテンツを大きく劣化すること無しには該コンテンツから除去され
得ないように、該コンテンツ内に埋め込まれる。次いで、チケットは、第1時間
リファレンス(TD)、埋め込まれたウォーターマーク及びコンテンツと共に、
レシーバ装置へ伝送される。再生、記録等々に先行して、レシーバ装置は、第1
時間リファレンスを利用してそれらチケット及びウォーターマークを確認し、そ
れによって、コンテンツのコピー防止ステータスを決定する。
【0026】 コンテンツを含むCD-ROM等の媒体の認可された作成中、物理マークが、
典型的なユーザ装置によってアクセスできないCD-ROM上に据えられる。物
理マークに対するデータは、シードデータを処理することで(例えば、ハッシン
グ関数の実行)算定され得る。シードデータは、自然の物理現象(例えば、所定
期間内における太陽からのガンマー線の数)等の無作為に生ずる現象を利用して
決定される。適切なシードデータを決定する方法は、当業者に知られている。こ
のシードデータは、ある関与者が該シードデータを推測するであろう程の無視で
きる小さな機会があるように選択される。
【0027】 好適な実施例におけるソース装置(例えば放送装置)では、ハッシング関数等
の一方向関数が物理マークデータに対して実行されて、チケット(T)を作り出
す。このチケット(T)は、例えば連結関数を利用して第1時間リファレンス(
TD)と組み合わせられて、結果(T.TD)を作り出す。ハッシング関数をそ
の結果(T.TD)に対して実行して、チケット(T’)を作り出す。このチケ
ット(T’)は第1時間リファレンスと組み合わされて、結果(T’.TD)を
作り出す。ハッシング関数がその結果(T’.TD)に対して実行されて、チケ
ット(T”)を作り出す。このチケット(T”)が第1時間リファレンス(TD
)と組み合わされて、結果(T”.TD)を作り出す。ハッシング関数がその結
果(T”.TD)に対して実行されて、チケット(T’’’)を作り出す。この
チケット(T’’’)は第1時間リファレンス(TD)と組み合わされて、結果
(T’’’.TD)を作り出す。ハッシング関数がその結果(T’’’.TD)
に対して実行されて、ウォーターマークを作り出す。
【0028】 チケット(T”)は、コンテンツが一度だけコピーされ得ることを示すべく利
用され得る(例えば、「一度だけコピー可」のコピー防止ステータス)。チケッ
ト(T’’’)は、そのコンテンツが決してコピーされ得ないことを示すべく利
用され得る(例えば、「コピー不可」のコピー防止ステータス)。ソース装置は
レシーバ装置へ、例えばコンテンツのコピー防止ステータスが「一度だけコピー
可」であれば、内部に埋め込まれたウォーターマークを伴うコンテンツ、第1時
間リファレンス(TD)及びチケット(T”)を含むデータストリームを伝送す
る。上述したチケット等の代替的なチケットがそのデータストリーム内に入って
伝送されて、コンテンツの代替的なコピー防止ステータスを示す。
【0029】 上述した実施例において時間リファレンス(TD)が各ハッシュと連結される
が、ある種の状況では、時間リファレンス(TD)がチケットを導き出すための
単一の演算内で利用されるだけ充分となる、と言うことに留意されたい。
【0030】 レシーバ装置はデータストリームを受信し、そして第1時間リファレンス(T
D)が第2時間リファレンスによって決定された時間ウインドウ内に含まれる場
合、レシーバ装置は、第1時間リファレンス(TD)及びハッシュ関数を用いて
チケット(T”)をウォーターマークと比較する。とりわけ、レシーバ装置では
、チケット(T”)が第1時間リファレンスと組み合わされて、ハッシング関数
がその結果(T”.TD)に対して実行されて、チケット(T’’’)を作り出
す。このチケット(T’’’)は、第1時間リファレンスと組み合わされ、ハッ
シング関数が、その結果(T’’’.TD)に対して実行されて、ウォーターマ
ーク(W)と同等であるべきの結果(T’’’)を作り出す。結果(T’’’)
がウォーターマーク(W)と同等である場合、レシーバ装置は、コンテンツをコ
ピー及び/又は再生に対して利用可能に為す。しかしながら、レシーバ装置がデ
ータストリームを受信し且つ第1時間リファレンス(TD)が第2時間リファレ
ンスによって決定された時間ウインドウ内に含まれない場合、レシーバ装置は、
コンテンツをコピー及び/又は再生に対して利用可能に為さない。更に、第1時
間リファレンス(TD)が第2時間リファレンスによって決定された時間ウイン
ドウ内に含まれたとしても、結果(T’’’’)がウォーターマーク(W)と同
等でない場合、レシーバ装置は、コンテンツをコピー及び/又は再生に対して利
用可能に為さない。
【0031】 以下に本発明の実施例を説明するが、添付図面と組み合わせ解釈することで、
上述の特徴及び更なる特徴及び長所と共に実証することになる。明確に理解して
頂きたいことは、添付図面は例示目的のみで含まれているものであり、本発明の
権利範囲を表すものではないことである。本発明は添付図面を組み合わせること
で最も良好に理解される。
【0032】 [発明の詳細な説明] 図2は、本発明の一実施例による図的な通信ネットワークを示している。ディ
ジタルビデオディスク(DVD)、ディジタルビデオカセットレコーダ(DVC
R)、又は、その他のコンテンツソース等々のソース装置230は、クロック2
16等の時間リファレンスを有して、コンテンツを伝送チャネル260を介して
シンク装置240へ伝送する。伝送チャネル260は、IEEE-1394(フ
ァイヤーワイヤ)バス、電話回線網、ケーブルテレビジョンネットワーク、コン
ピュータデータネットワーク、地上放送システム、直接放送衛星ネットワーク等
々や、又は、それらの幾つかの組み合わせであることが可能である。そのように
して、伝送チャネル260は、RF伝送、衛星トランスポンダー、光ファイバ、
同軸ケーブル、非遮蔽ねじれワイヤ対、スイッチ、インラインアンプ等々を含み
得る。シンク装置は、受信コンテンツのコピー防止ステータスを決定する際に利
用されるクロック272等の時間リファレンスを含む。受信コンテンツのコピー
防止ステータスとして該コンテンツが再生され得るとするような場合、コンテン
ツは再生のために再生装置265に提供される。コンテンツがソース装置230
から、MPEG-2準拠移送ストリーム等のMPEG(Moving Picture Experts G
roup)準拠移送ストリームの形態で、又は、コンテンツを伝送するための当業者
にとって既知の他の任意のデータストリームとして提供される。
【0033】 図3は本発明の一実施例による図的な通信ネットワーク250を示しており、
ソース装置230がMPEG移送ストリーム形態でコンテンツをシンク装置24
0に提供している。アナログNTSC信号、PAL信号、HDTV信号等々のオ
ーディオ-ビデオ信号は、オーディオ/ビデオディバイダ210によってオーデ
ィオ成分信号とビデオ成分信号とに分割される。オーディオ信号は、オーディオ
エンコーダ254によって、ディジタル化され、コード化され、そしてチケット
、ウォーターマーク及び時間リファレンスと組み合わされる。ビデオ信号は、デ
ィジタル化された輝度信号Y及び色信号Cr,Cb等の規格入力フォーマットに変
換されて、以下により詳細に説明するビデオエンコーダ252によって、チケッ
ト、ウォーターマーク及び時間リファレンスと組み合わされる。
【0034】 図示される実施例において、コピー防止認可回路231及び221がオーディ
オデコーダ254及びビデオエンコーダ252にそれぞれ接続されている。他の
実施例においては、コピー防止認可回路231及び221の何れか一方が利用さ
れる。簡略化の目的で、コピー防止認可回路221だけを以下に説明する。しか
しながらコピー防止認可回路221の動作は、以下に説明されるように、コピー
防止認可回路231にも適用される。
【0035】 コピー防止認可回路221(231)は、プロセッサ214(232)、クロ
ック216(234)、メモリ222(238)及び入力装置220(236)
を含む。入力装置220は、プロセッサ214にシードデータを直に又はメモリ
222を介して入力させるために利用される。入力装置220はキーボード、ス
マートカードリーダ、フロッピーディスクリーダ、CDリーダ等々であり得る。
また入力装置220は、図示されるように、A/V信号から導き出されたシード
データを受信することもできる。更に入力装置220は、プロセッサ214にコ
ンテンツの所望コピー防止ステータスを指示すべく利用されもする。プロセッサ
214は、シードデータと、クロック216から受信された時間リファレンス信
号(TD)とを利用して、チケット及びウォーターマークを作成する。時間リフ
ァレンス信号(TD)は、チケット及びウォーターマークの作成が開始された時
の、ディジタル表示等の、時間及び日付の表示である。好適な実施例において、
ハッシング関数等の一方向演算がシードデータに対して実行されて、物理マーク
(P)を導き出す。簡略化の目的で、シードデータのハッシュを計算することが
物理マーク(P)を導き出す、と言うことが以下の如くに言える。 H(シード)=物理マーク(P) (1)
【0036】 他の実施例においては、プロセッサ214は単に、ハッシング関数を、他の数
学的関数(例えば連結関数)と共に実行するように構成された固定されたハード
ウェア装置であることが可能である。更に、メモリ222及び/又は入力装置2
20が何等ないこともあり得る。ビデオエンコーダ252も、又は、他の例にお
いては、コピー防止認可回路221の一体的な一部であることが可能である。一
実施例において、物理マーク(P)を表すデータはビデオ信号と共に伝送され、
それ故に、物理マーク(P)のデータを導き出す必要性がない。
【0037】 何れにせよ、物理マーク(P)のデータのハッシュは計算されてチケット(T
)を以下のように導き出す。 H(物理マーク(P)データ)=T (2) 次いでチケット(T)は、例えば連結演算を利用して、時間リファレンス信号
(TD)と組み合わされて、組み合わされた結果(T.TD)を作り出す。ウォ
ーターマーク(W)が次いで以下のシーケンスによって作成される。 H(T.TD)=T’ (3) H(T’.TD)=T” (4) H(T”.TD)=T’’’ (5) H(T’’’.TD)=W (6)
【0038】 チケット(T”)は、コンテンツが一度コピーされ得ること(例えば、「一度
だけコピー可」のコピー防止ステータス)を指示するために利用される。チケッ
ト(T’’’)は、コンテンツが決してコピーされ得ないこと(例えば、「コピ
ー不可」のコピー防止ステータス)を指示すべく利用される。
【0039】 例えばもしコンテンツの所望コピー防止ステータスが「一度だけコピー可」で
あれば、ウォーターマーク、第1時間リファレンス(TD)及びチケット(T”
)が次いでビデオエンコーダ252へ伝送される。ビデオエンコーダ252では
、ウォーターマーク(W)がディジタル化ビデオ信号内に埋め込まれて、ディジ
タル化ビデオ信号内に含まれるディジタル化ビデオを大きく劣化すること無しに
は該ディジタル化ビデオ信号からウォーターマーク(W)が除去され得ないよう
にしている。前述のその他のチケット等の代替チケットは、ビデオエンコーダ2
52へ伝送され得て、コンテンツの代替的なコピー防止ステータスを指示する。
【0040】 ビデオエンコーダ252に対して上述されたプロセスと同様に、チケット(T
”)、ウォーターマーク(W)及び時間リファレンス信号(TD)も、又は、他
の例においては、コピー防止認可回路231からオーディオエンコーダ254へ
伝送され得る、と言うことに留意されたい。
【0041】 ビデオエンコーダ252及びオーディオエンコーダ254からの信号出力は圧
縮信号と云われる。圧縮信号は、チケット、第1時間リファレンス(TD)、埋
め込まれたウォーターマーク及びそれぞれのディジタル化されたビデオ信号及び
オーディオ信号を含む。
【0042】 ビデオエンコーダ252及びオーディオエンコーダ254からの圧縮信号出力
は、それぞれ、移送ストリームマルチプレクサ256に入力される。各エンコー
ダからのビデオ及びオーディオの信号出力は、基本ストリーム(elementary stre
am)と言われる。移送ストリームマルチプレクサ256は、図示の如く、多数の
他のソース(例えばソース212)からの基本ストリームをも受信し得る。ソー
ス212からの基本ストリームに含まれるコンテンツも、ビデオ及びオーディオ
のエンコーダ252、254から受信された信号のコピー防止ステータスと同一
であるか又は異なるようなコピー防止ステータスを有することができる。
【0043】 移送ストリームマルチプレクサ256は1以上のプログラムの基本ストリーム
を1以上の移送ストリーム内に多重化する。移送ストリームマルチプレクサ25
6によっての移送ストリーム出力は、チャネルエンコーダ258に入力される。
チャネルエンコーダ258は、1以上の移送ストリームを1以上のチャネル層ス
トリーム内に被包(encapsulate)して、各チャネル層ストリームをキャリア信号
上又は周波数チャネル上で変調する。チャネルエンコーダ258によるチャネル
層ストリーム出力は、次いで、伝送チャネル260を介して伝送される。上述し
たように、伝送チャネル260は、IEEE1394ファイヤワイヤバス、電話回線網、
ケーブルテレビジョンネットワーク、コンピュータデータネットワーク、地上放
送システム、直接放送衛星ネットワーク等々、又はそれらの幾つかの組み合わせ
であることが可能である。
【0044】 伝送されたチャネルストリームは、チャネルデコーダ268で受信される。チ
ャネルデコーダ268は、キャリア信号又は周波数チャネルに対してチャネルス
トリームを復調して、受信されたチャネルストリームから1以上の移送ストリー
ムを復元する。復元された移送ストリームは、次いで、移送ストリームデマルチ
プレクサ266に入力される。移送ストリームデマルチプレクサ266は、1以
上のユーザ選択プログラムに対応する入力移送ストリームから特定の基本ストリ
ームを抽出する。抽出されたビデオ信号の基本ストリームはビデオデコーダ26
2及びコピー防止ステータス決定回路270に入力される。抽出されたオーディ
オ信号の基本ストリームはオーディオデコーダ264及びコピー防止ステータス
決定回路270に入力される。
【0045】 コピー防止ステータス決定回路270は、ウォーターマーク(W)、チケット
(T”)及び時間リファレンス信号(TD)をビデオ信号基本ストリーム及び/
又はオーディオ信号基本ストリームから抽出して、ビデオ信号及び/又はオーデ
ィオ信号のコピー防止ステータスを決定する。コピー防止ステータス決定回路2
70は、先ず、時間リファレンス信号(TD)をシンク装置240に配置された
クロック272から導き出されたリアルタイムクロックリファレンス信号と比較
する。本発明によれば、クロック272及びクロック216,234は同期化さ
れている(例えばリアルタイムを維持)。同期化は放送時間リファレンス信号を
受信するたびに保守され得るか、又は、当業者にとって既知の任意の他の同期化
によって保守され得る。好ましくは、クロック272,216,234は、ユー
ザがアクセスできないように確実な方法で同期化される(例えば、ユーザはそれ
らクロックをリセットできない)。
【0046】 時間リファレンス信号(TD)が許容可能な時間ウィンドウ内になければ、ビ
デオデコーダ262及びオーディオデコーダ264は、コピー防止ステータス決
定回路270からのそれぞれのイネーブル信号274,273を受信しない。許
容可能な時間ウインドウは、例えば、リアルタイムクロックリファレンス信号の
+/−20分である。それ故に、移送ストリームデマルチプレクサ266から受
信された基本ストリームはデコードされない。時間リファレンス信号(TD)が
許容可能なウインドウ内であれば、チケットは次いで、ビデオ信号及び/又はオ
ーディオ信号のコピー防止ステータスを決定するためにウォーターマークと比較
される。とりわけ、チケットT”は、時間リファレンス信号(TD)と組み合わ
され、結果(T’’’)を生成するために一度ハッシュされる。この結果(T’
’’)は、時間リファレンス信号(TD)と組み合わされて、第2の結果(T’
’’’)を生成するために再度ハッシュされる。この第2結果(T’’’’)は
次いでウォーターマークと以下の如くに比較される。 H(H(T”.TD).TD)=?W (7)
【0047】 第2結果(T’’’’)がウォーターマークと同等でない場合、ビデオデコー
ダ262及びオーディオデコーダ264は、コピー防止ステータス決定回路27
0からそれぞれのイネーブル信号274,273を受信しない。それ故、移送ス
トリームデマルチプレクサ266から受信された基本ストリームは破棄されて、
デコードされない。
【0048】 第2結果(T’’’’)がウォーターマークと同等である場合、ビデオデコー
ダ262及びオーディオデコーダ264は、コピー防止ステータス決定回路27
0からそれぞれのイネーブル信号274,273を受信する。受信されたイネー
ブル信号274,273に応じて、移送ストリームデマルチプレクサ266から
受信された基本ストリームは、ビデオデコーダ262及びオーディオデコーダ2
64でそれぞれデコードされて、復元されたビデオ信号及びオーディオ信号がそ
れらデコーダからそれぞれ出力される。
【0049】 他の実施例においては、イネーブル信号274,273の一方又は他方が伝送
され得ない。これら実施例では、結果が、イネーブル信号を受信するエンコーダ
だけがイネーブルされるようなものであっても良い。このようにして、異なるコ
ピー防止ステータスを指定し、コンテンツの異なる部分に実施することができる
。例えば、ある関与者はオーディオコンテンツを受信する支払い(例えば、スポ
ーツ行事のアナウンサー説明)を為したが、ビデオコンテンツを受信する支払い
(例えば、スポーツ行事のビデオ放送)を為さないことができる。
【0050】 図示されるように、復元されたビデオ信号及び復元されたオーディオ信号は、
NTSC、PAL、HDTV等や複合ビデオ信号を生成するために組み合わせ回
路269によって組み合わせることができる。他の例においては、ビデオ信号は
、SVHS形態、RGB形態、YUV形態等々で出力され得る。何れにせよ、出
力ビデオ信号が提供される、即ち、ディスプレイモニタ265(例えば、陰極線
管(CRT)や液晶表示器(LCD)等々を有するテレビ受像機、コンピュータ
モニタ等々)上に表示される。
【0051】 図4は本発明の一実施例による図的な通信ネットワーク450を示し、ソース
装置430がシンク装置440にディジタルデータストリーム形態のコンテンツ
を提供している。ディスプレイモニタ465は、図3に示されるディスプレイモ
ニタ265と同様に動作するコンテンツを表示する。図4に示される実施例は、
図3に示される実施例と同様な動作を為す。簡略化の目的で、図4に示される実
施例の動作の選択された部分のみが以下に詳細に説明される。
【0052】 ディジタルデータストリームはディジタルコンテンツを含み、それがコピー防
止認可回路421によってチケット、ウォーターマーク及び時間リファレンス(
TD)と共に組み合わされる。ソース装置430は、ディジタルビデオディスク
(DVD)プレーヤ、ディジタルビデオカセットレコーダ(DVCR)、又は当
業者にとって既知である任意の他のディジタルコンテンツのソースであり得る。
更に、ソース装置430は、図示のコンテンツサービスプロバイダから入力41
0を通して確実な方法でディジタルコンテンツ(例えばディジタルA/V信号)
を受信することができる。
【0053】 ソース装置430がDVD等の物理媒体から直にディジタルコンテンツを読取
る場合、その物理媒体は、前述のように、該物理媒体内に埋め込まれる物理マー
ク(P)を含む。このようにして、物理マーク(P)は、該物理媒体自体を大き
く破壊せずにはその物理媒体から除去することができない。ディジタルコンテン
ツが入力410を通じてソース装置430に提供される場合、該ディジタルコン
テンツは物理マーク(P)のデータを含む。好ましくは、物理マーク(P)デー
タはディジタルコンテンツ内に埋め込まれて、それら物理マーク(P)データと
ディジタルコンテンツとを分離しようとする試行が、該ディジタルコンテンツを
大きく劣化させる結果となるようにする。
【0054】 ソース装置430は、ディジタルコンテンツのコピー防止ステータスを設定す
るコピー防止認可回路421を含む。コピー防止認可回路421は、プロセッサ
414及びクロック416を含む。プロセッサ414は、物理マーク(P)デー
タとクロック416から受信した時間リファレンス信号(TD)とを利用して、
チケット及びウォーターマークを作成する。時間リファレンス信号(TD)は、
前述したようにチケット及びウォーターマークの作成が開始された時間及び日付
のディジタル表示等の表示である。
【0055】 プロセッサ414は、ハッシング関数、連結関数等々の数学的演算を実行する
、マイクロプロセッサ若しくは単なる固定若しくは再構成可能なハードウェア装
置であっても良い、と言うことに留意されたい。好適な実施例において、チケッ
ト及びウォーターマークは、前述したように、物理マーク(P)データ及び時間
リファレンス信号(TD)を利用して作り出される。しかしながら、物理マーク
(P)データ及び時間リファレンス信号(TD)の他の数学的組み合わせを、追
加的なハッシング及び/又は連結演算を含むチケット及びウォーターマークを生
成するために利用可能である、と言う点に留意されたい。しかしながら、少なく
ともチケットは、物理マーク(P)データ及び時間リファレンス信号(TD)の
組み合わせを介して生成されるべきである。更に、ウォーターマークは、チケッ
トに対する単一の一方向演算を少なくとも実行することによって生成されるべき
である。チケットが、ディジタルコンテンツのコピー防止ステータス(例えば、
「コピー不可」のコピー防止ステータス)を示すために利用される。
【0056】 ウォーターマークは、ディジタルコンテンツを大きく劣化すること無しには該
ウォーターマークをディジタルコンテンツから除去できないように該ディジタル
コンテンツ内に埋め込まれる。ウォーターマークが内部に埋め込まれたディジタ
ルコンテンツは、次いで、チケット及び時間リファレンス信号(TD)と共に伝
送チャネル460を介してシンク装置440へ伝送される。伝送チャネル460
は、IEEE1394ファイヤワイヤバス、電話回線網、ケーブルテレビジョンネットワ
ーク、コンピュータデータネットワーク、地上放送システム、直接放送衛星ネッ
トワーク等々、又はそれらの幾つかの組み合わせであることが可能である。
【0057】 シンク装置440は、伝送チャネル460から信号を受信し、ウォーターマー
ク(W)、チケット及び時間リファレンス信号(TD)を抽出する、コピー防止
ステータス決定回路470を含む。コピー防止ステータス決定回路470は、図
3に示されるコピー防止決定回路270と同様に動作する。先ず、時間リファレ
ンス信号(TD)がシンク装置440に配置されたクロック472から導き出さ
れたリアルタイムクロックリファレンス信号と比較されて、該時間リファレンス
信号(TD)が該リアルタイムクロックリファレンス信号の許容可能なウインド
ウ内であるかが決定される。時間リファレンス信号(TD)が許容可能なウイン
ドウ内である場合、チケットはプロセッサ475によって処理され、ウォーター
マークと比較されて、ディジタルコンテンツのコピー防止ステータスを決定する
。プロセッサ475は、ハッシング関数、連結関数等々の数学的演算を実行可能
であるマイクロプロセッサ又は単なる固定若しくは再構成可能なハードウェア装
置であっても良い。
【0058】 シンク装置440で選択された演算がディジタルコンテンツの決定されたコピ
ー防止ステータスに違反しない場合、該演算を進行することがイネーブルされる
。シンク装置440で選択された演算がディジタルコンテンツの決定されたコピ
ー防止ステータスに違反する場合、演算を進行することがイネーブルされない。
例えば、ディジタルコンテンツのコピー防止ステータスが「コピー不可」である
と決定され且つ選択された演算が記録である場合、シンク装置は、該ディジタル
コンテンツを記録することがイネーブルされない。
【0059】 前述したものと同様に、時間リファレンス信号がリアルタイムクロックリファ
レンス信号の許容可能なウインドウ内にない場合、ウォーターマークは存在せず
、チケットはウォーターマークと適切に比較されず、又はコピー防止決定プロセ
スの何等かのその他の部分が失敗し、ディジタルコンテンツは廃棄される。更に
、コピー防止決定プロセスが失敗した際、ディジタルコンテンツに関する演算は
シンク装置で何等イネーブルされない。
【0060】 最後に、上述した議論は本発明の単なる例示を意図したものである。数々のそ
の他の実施例が、添付の特許請求の範囲から逸脱すること無しに当業者によって
案出され得るであろう。
【0061】 特許請求の範囲において、括弧で括られた参照符号は請求項を制限するように
解釈されるべきではない。用語「備える又は含む」は請求項に挙げられたもの以
外の他の要素又はステップの存在を排除するものではない。本発明は、幾つかの
別個の要素を備えるハードウェアによって、そして適切にプログラムされたコン
ピュータによって実行可能である。幾つかの手段を列挙している装置の請求項に
おいて、これら手段の幾つかは1つのハードウェア及びハードウェアの同一アイ
テムによって実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、コンテンツ伝送のための従来システムを示す。
【図2】 図2は、本発明の一実施例による図的な通信ネットワークを示す。
【図3】 図3は、ソース装置がシンク装置にMPEG移送ストリームの形態でコンテン
ツを提供する本発明の一実施例による図的な通信ネットワークを示し、。
【図4】 図4は、ソース装置がディジタルコンテンツをシンクに提供する本発明の一実
施例による図的な通信ネットワークを示し、。
【符号の説明】
210 オーディオ/ビデオディバイダ 212 ソース 214,270,414 プロセッサ 216,234,272,416 クロック 220 入力装置 222 メモリ 230,430 ソース装置 221,231,421 コピー防止認可回路 240,440 シンク装置 250,450 通信ネットワーク 252 ビデオエンコーダ 254 オーディオエンコーダ 256 移送ストリームマルチプレクサ 260,460 伝送チャネル 262 ビデオデコーダ 264 オーディオデコーダ 265,465 ディスプレイモニタ 266 移送ストリームデマルチプレクサ 268 チャネルデコーダ 265 再生装置 269 組み合わせ回路 270,470 コピー防止ステータス決定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 1/387 5D044 5/91 5/91 P 5J104 7/08 7/08 Z 7/081 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CN,J P,KR,MX (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5B017 AA06 BA09 CA09 CA16 5C053 FA13 FA15 GB37 GB40 HA40 JA30 LA07 LA14 5C063 AA02 AA03 AA06 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 DA07 DB09 5C064 BA01 BB02 BC06 BC23 BC27 BD08 BD09 5C076 AA14 BA06 5D044 AB07 DE50 DE57 DE58 GK08 GK17 5J104 AA13 AA14 BA03 NA11 NA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データストリームとして伝送されるコンテンツを保護する方
    法であって、 第1クロックリファレンスを利用して時間データを決定するステップと、 シードデータ及び前記時間データを利用してウォーターマークを算定するステ
    ップと、 前記シードデータ及び前記時間データを利用してチケットを算定するステップ
    であり、前記ウォーターマーク及び前記チケットが協働して前記コンテンツのコ
    ピー防止ステータスを示すようなステップと、 前記データストリーム、前記ウォーターマーク、前記チケット及び前記時間デ
    ータを受信装置へ伝送するステップと、 前記時間データを前記受信装置で第2クロックリファレンスによって決定され
    る時間ウインドウと比較するステップと、 前記受信装置で、前記チケット及び前記ウォーターマークを前記時間データを
    利用して比較し、前記時間データが前記時間ウインドウ内に含まれる場合、前記
    コンテンツの前記コピー防止ステータスを決定するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 前記ウォーターマークを算定するステップが、 前記シードデータ及び前記時間データを組み合わせるステップと、 前記シードデータ及び時間データを組合わせたデータに対して少なくとも1つ
    の一方向演算を行うステップとを含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、 前記チケットを算定するステップが、 前記シードデータ及び前記時間データを組み合わせるステップと、 前記シードデータ及び時間データを組合わせたデータに対して少なくとも1つ
    の一方向演算を行うステップとを含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、 前記チケット及びウォーターマークを比較するステップが、 前記チケット及び前記時間データを組み合わせるステップと、 前記チケット及び時間データを組合わせたデータに対して少なくとも1つの一
    方向演算を行い、結果を生成するステップと、 前記結果を前記ウォーターマークと比較するステップとを含むことを特徴とす
    る方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、 ハッシング関数である一方向関数を選択するステップを更に含むことを特徴と
    する方法。
  6. 【請求項6】 チケット及びウォーターマークがコンテンツのコピー防止ス
    テータスを示す、該コンテンツを保護するコピー防止システムであって、 第1時間リファレンス及び一方向関数を用いて、前記チケット及び前記ウォー
    ターマークを作り出し、前記コンテンツ、前記チケット、前記ウォーターマーク
    及び前記第1時間リファレンスを含むデータストリームを与えるように構成され
    たソース装置と、 前記データストリームを受信するように構成されたレシーバ装置であり、前記
    第1時間リファレンスが第2時間リファレンスによって決定された時間ウインド
    ウ内に含まれる場合、前記第1時間リファレンス及び前記一方向関数を用いて前
    記チケットを前記ウォーターマークと比較し、前記コンテンツの前記コピー防止
    ステータスを示す信号を生成するように更に構成されているレシーバ装置と、 を備えることを特徴とするコピー防止システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のコピー防止システムであって、 前記ソース装置が、シードデータを用いて前記チケット及び前記ウォーターマ
    ークを生成するように更に構成されていることを特徴とするコピー防止システム
  8. 【請求項8】 チケット及びウォーターマークがコンテンツのコピー防止ス
    テータスを示す、該コンテンツを保護するソース装置であって、 時間リファレンス信号を生成するように構成された時間リファレンス装置と、 前記時間リファレンス信号を受信し、前記時間リファレンス及び一方向関数を
    用いて前記チケット及び前記ウォーターマークを作り出し、前記コンテンツ、前
    記チケット、前記ウォーターマーク及び前記時間リファレンスを含むディジタル
    データを与えるように構成されたプロセッサと、 を備えることを特徴とするソース装置。
  9. 【請求項9】 チケット及びウォーターマークが協働してコンテンツのコピー防止ステータス
    を示す、該コンテンツ、該チケット、該ウォーターマーク及び第1時間リファレ
    ンスを含むディジタルデータを受信するレシーバ装置であって、 第2時間リファレンス信号を生成するように構成された時間リファレンス装置
    と、 前記第1時間リファレンスが前記第2時間リファレンスによって決定される時
    間ウインドウ内に含まれる場合、前記ディジタルデータを受信するように構成さ
    れ、前記チケットを前記第1時間リファレンスと組合わせて第1結果を生成する
    ように構成され、前記第1結果に対して一方向関数を実行して第2結果を生成す
    るように構成され、前記第2結果を前記ウォーターマークと比較して前記コンテ
    ンツの前記コピー防止ステータスを決定するように構成されたプロセッサと、 を備えることを特徴とするレシーバ装置。
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