JP2001060118A - 太陽電池の最大電力制御方法 - Google Patents

太陽電池の最大電力制御方法

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JP2001060118A
JP2001060118A JP11234730A JP23473099A JP2001060118A JP 2001060118 A JP2001060118 A JP 2001060118A JP 11234730 A JP11234730 A JP 11234730A JP 23473099 A JP23473099 A JP 23473099A JP 2001060118 A JP2001060118 A JP 2001060118A
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Hirotada Higashihama
弘忠 東浜
Hiroaki Koshin
博昭 小新
Akira Yoshitake
晃 吉武
Chukichi Mukai
忠吉 向井
Hiroyuki Ono
宏之 大野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池における実際の動作点が素早く安定
に目標とする基準動作点に達するようにした太陽電池の
最大電力制御方法を提供する。 【解決手段】 太陽電池10から電力変換装置を介して
取り出される電力に応じ太陽電池10に与える基準動作
点を変更することで最大電力に制御する方法であって、
前記電力変換装置に与える電流指令値を制御して基準動
作点を変化させていく際、目標とする前記基準動作点と
太陽電池10における実際の動作点との差に応じて前記
電流指令値を変更するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を電源と
し、その太陽電池からインバータ等で構成される電力変
換装置を介して最大電力を効率よく取り出すための太陽
電池の最大電力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽電池を電源とし、インバータ
等の電力変換装置を介して所定の電力を供給する電源装
置が注目されている。この太陽電池は、太陽電池に入射
する日射量をパラメータとした場合、日射量の増大に従
って電力が増大する傾向を有しており、また、その太陽
電池の動作点により出力電力が大幅に変動する特性を有
している。
【0003】このような特性を有する太陽電池から最大
電力を効率よく取り出すために、特開昭57−2069
29号公報等には、山登り法といわれる最大電力点追尾
制御が提案されている。
【0004】このものにあっては、一定の日射量の下に
おいて太陽電池が、図3に示すように、電圧−電力特性
を有している場合、先ず太陽電池の出力電圧の基準動作
電圧を開放電圧VOPから所定のサンプリング周期で一
定の変化幅ΔVSで減少させていく。この間、電力は図
中矢印aの方向に増加して行く。すると、電力が最大電
力点Pを越え矢印bの方向に減少して行く。この電力の
減少を検出すると、今度は基準動作電圧を変化幅ΔVS
で増加させる。これにより、電力は図中矢印c方向に増
加し、やがて最大電力点Pを越え矢印d方向に減少し始
める。そこでこの電力の減少を検出して、再び基準動作
電圧を変化幅ΔVSで減少させる方向へ変化させる。以
上の動作を繰り返して行くことにより基準動作電圧を最
大電力点P近傍で往復させ、太陽電池の最大電力点を常
に追従させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来法では、目標とする基準動作電圧と太陽電池における
実際の動作点との間に差が生じた場合、その差が零にな
るように電流指令値を制御することになるが、その差の
大小に関わらず一定の変化幅でその差が零となるように
電流指令値の制御がなされていた。このため、例えば、
太陽電池の実際の動作点が目標とする基準動作電圧に遠
く及ばない場合、目標とする基準動作電圧に達するまで
に多くの時間を必要とするという問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、太陽電池におけ
る実際の動作点が素早く安定に目標とする基準動作点に
達するようにした太陽電池の最大電力制御方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
太陽電池から電力変換装置を介して取り出される電力に
応じ前記太陽電池に与える基準動作点を変更することで
最大電力に制御する方法であって、前記電力変換装置に
与える電流指令値を制御して基準動作点を変化させてい
く際、目標とする前記基準動作点と前記太陽電池におけ
る実際の動作点との差に応じて前記電流指令値を変更す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の太
陽電池の最大電力制御方法において、前記電流指令値は
前記太陽電池から出力される電力に応じて変更するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る太陽電池の最大電力制御方法について図1乃至図2に
基づき詳細に説明する。
【0010】図1は太陽電池から最大電力を取り出す装
置の一例である。10は太陽電池、11はインバータ、
13は商用電力系統、21は電流検出器、22は電圧検
出器、23は最大電力制御回路、24は誤差増幅器、2
5は電流制御回路、26は電流検出器である。太陽電池
10の直流出力はインバータ11において交流に変換さ
れ、保護継電器等を介して商用電力系統13と連系され
ている。
【0011】太陽電池10の出力電流及び出力電圧は、
電流検出器21及び電圧検出器22で検出され、その検
出値は最大電力制御回路23に入力される。最大電力制
御回路23では、入力された値に基づき電流指令値を出
力する。電流検出器26はインバータ11から出力され
た電流値を検出するものであり、電流指令値は電流検出
器26により検出された値と比較され、その偏差は誤差
増幅器24により増幅されて電流制御回路25に入力さ
れる。電流制御回路25では、誤差増幅器24からの偏
差に応じてこの偏差が零になるようにインバータ11の
位相を制御する。
【0012】ここで最大電力制御回路23の動作につい
て図2に基づき説明する。太陽電池は一定の日射量及び
温度にあっては、図2に示すような特性を有しており、
最大電力点Pにおいて動作させることが理想である。そ
こで最大電力制御回路23は次のように電流指令値を出
力し基準動作電圧を設定する。
【0013】最大電力制御回路23にあっては、目標と
する基準動作電圧と実際に太陽電池10から出力される
電圧とに差が生じると、この差に比例して電流指令値を
増減する。例えば、目標とする基準動作電圧に対して実
際に太陽電池10から出力される電圧が大きく上回る場
合は電流指令値を大きく増加させ、目標とする基準動作
電圧に対して実際に太陽電池10から出力される電圧が
若干上回る場合は電流指令値を小さく増加させるのであ
る。また、目標とする基準動作電圧に対して実際に太陽
電池10から出力される電圧が大きく下回る場合は電流
指令値を大きく減少させ、目標とする基準動作電圧に対
して実際に太陽電池10から出力される電圧が若干下回
る場合は電流指令値を小さく減少させるのである。
【0014】上述した最大電力制御回路23により、最
大電力制御を行うべく電流指令値を操作することにより
基準動作電圧を変更するようにすれば、制御遅れを起こ
すことなく太陽電池10に対して素早く予定した基準動
作電圧を与えることができ、太陽電池10を安定的に制
御させることが可能になる。
【0015】この最大電力制御回路23にあっては、最
初、太陽電池の動作点電圧が開放電圧VOPとなるよう
に電流指令値を出力する。そして、所定のサンプリング
周期で電流指令値を変化させて、例えばV1、V2、…
と所定の変化幅で基準動作電圧を変化させていく。この
間、電力は矢印aの方向に増加していく。そして、前述
した制御により電流指令値を増加させていくと、やがて
電力は最大電力点Pを越え矢印bのように減少を始める
ことになる。すると、最大電力制御回路23はこの電力
の減少を検出して、動作電圧を増加する方向に基準動作
電圧を設定し、基準動作電圧に動作電圧が一致するよう
に電流指令値を制御する。動作電圧が増加すると太陽電
池10からの出力電力は矢印cのように増加し、やがて
矢印dのように再び減少を開始する。再度この減少を検
出すると最大電力制御回路23は、動作電圧を減少する
方向に基準動作電圧を設定し、基準動作電圧に動作電圧
が一致するように電流指令値を制御するのである。
【0016】上述した構成により、太陽電池10を精度
よく最大出力Pの近傍にて制御することが可能になるの
である。本実施の形態に係る制御は、上述の山登り法だ
でけではなく、電流指令値を制御することにより基準動
作点を変更することで太陽電池から最大電力を出力させ
ようとするものに適用することが可能である。
【0017】なお、日射量の急変等による特性の変動を
考慮して電流指令値を変更するようにしてもよい。すな
わち、図2に示すように、日射量の増減にともなって太
陽電池10の特性は大きく異なり、電流指令値の変化量
が同じであったとしても日射量が多いときと日射量が少
ないときとでは、日射量が少ないときの方が太陽電池1
0の動作電圧が大きく変動するのである。そこで、最大
電力制御回路23にあっては、目標とする基準動作電圧
と実際に太陽電池10から出力される電圧とに差が生じ
ると、この差に比例して電流指令値を増減するととも
に、その時に出力されている出力電力に応じて電流指令
値を増減するのである。
【0018】例えば、目標とする基準動作電圧と実際に
太陽電池10から出力される電圧とに差が生じた場合、
その時の出力電力が所定値以上であれば大きく電流指令
値を変更し、その時の出力電力が所定値未満であれば先
の電流指令値よりも小さく変更するのである。これによ
り、日射量大のときは大きく電流指令値を変更し、日射
量小のときは小さく電流指令値を変更することが可能に
なるため、最大電力追従時の動作を緻密かつ日射量に応
じて高速に行うことが可能になるという効果を奏する。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、太陽電池から電力変換装置を介して取り出され
る電力に応じ前記太陽電池に与える基準動作点を変更す
ることで最大電力に制御する方法であって、前記電力変
換装置に与える電流指令値を制御して基準動作点を変化
させていく際、目標とする前記基準動作点と前記太陽電
池における実際の動作点との差に応じて前記電流指令値
を変更するようにしたので、目標とする前記基準動作点
と前記太陽電池における実際の動作点との差が大きい場
合は電流指令値を大きく変化させることで素早く目標値
に追従させることができるとともに、その差が小さい場
合は電流指令値を小さく変化させることで太陽電池にお
ける実際の動作点が目標とする基準動作点を大きく越え
ることを防止することができるため、太陽電池における
実際の動作点が素早く安定に目標とする基準動作点に達
するようにした太陽電池の最大電力制御方法を提供する
ことが可能になるという効果を奏する。
【0020】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の太陽電池の最大電力制御方法において、前記電流
指令値は前記太陽電池から出力される電力に応じて変更
するようにしたので、日射量の変化等に伴う太陽電池の
特性の変化に基づいて最適な電流指令値を設定すること
が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽電池から最大電力を取り出す装置の一例を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る最大電力制御方法を示す太
陽電池の特性図である。
【図3】従来の最大電力制御方法を示す太陽電池の特性
図である。
【符号の説明】
10 太陽電池 11 インバータ 13 商用電力系統 21 電流検出器 22 電圧検出器 23 最大電力制御回路 24 誤差増幅器 25 電流制御回路 26 電流検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 晃 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 向井 忠吉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大野 宏之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5H420 BB14 CC03 DD03 EB39 FF03 FF04 FF22 FF25 GG01 GG03 KK10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池から電力変換装置を介して取り
    出される電力に応じ前記太陽電池に与える基準動作点を
    変更することで最大電力に制御する方法であって、前記
    電力変換装置に与える電流指令値を制御して基準動作点
    を変化させていく際、目標とする前記基準動作点と前記
    太陽電池における実際の動作点との差に応じて前記電流
    指令値を変更するようにしたことを特徴とする太陽電池
    の最大電力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記電流指令値は前記太陽電池から出力
    される電力に応じて変更するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の太陽電池の最大電力制御方法。
JP11234730A 1999-08-20 1999-08-20 太陽電池の最大電力制御方法 Withdrawn JP2001060118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176474A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Tokyo Metropolitan Univ 太陽光発電システム
CN103412609A (zh) * 2013-08-21 2013-11-27 西安龙腾新能源科技发展有限公司 光伏并网逆变器的输出功率控制方法

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