JP2001058928A - 毛髪および頭皮の手入れ方法 - Google Patents

毛髪および頭皮の手入れ方法

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JP2001058928A
JP2001058928A JP11233784A JP23378499A JP2001058928A JP 2001058928 A JP2001058928 A JP 2001058928A JP 11233784 A JP11233784 A JP 11233784A JP 23378499 A JP23378499 A JP 23378499A JP 2001058928 A JP2001058928 A JP 2001058928A
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JP
Japan
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hair
scalp
massage
agent
treatment
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JP11233784A
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Inventor
Makoto Mochizuki
誠 望月
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘアケア効果と育毛効果とを効率的かつ効果的
に得ることができる毛髪および頭皮の手入れ方法を提供
する。 【解決手段】毛髪に対してトリートメント剤を付与して
毛髪を加温した後、頭皮に対してクレンジング剤を付与
してマッサージを行い、頭皮に育毛剤を付与して頭皮の
マッサージを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘアケア効果と育
毛効果とを効率的かつ効果的に得ることができる毛髪お
よび頭皮の手入れ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、美容室、美容サロン等において
は、カットやパーマのみならず、毛髪に対するトリート
メント等のヘアケアサービスを行うことが一般的になっ
ている。一方では、女性の社会進出に伴うストレスの増
加や食生活の変化により、薄毛、抜け毛の悩みをもつ女
性が激増してきている。このような状況に対応すべく、
女性用の育毛剤が開発され、市場に多く出回っている。
【0003】ところで、脱毛に悩む男性が育毛剤に望む
ことの第一が「発毛効果を得ること」であるのに対し、
女性が育毛剤に望むことは、「抜け毛を防止することや
健康な毛髪を育てること」であり、要は今の自分の毛髪
を維持して健康にするということである。また、一般に
男性に比べて女性は頭皮の皮脂量が少ないことから、乾
燥による炎症を起こしやすく、それが脱毛の原因の一つ
であると言われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、女性用の育
毛剤が市場に出回ってはいるものの、毛髪と頭皮とのト
ータルケアという観点から満足できるものは提供されて
いないというのが実情である。このことは、美容室や美
容サロンにおいても同様である。すなわち、毛髪に対す
るトリートメント等だけを定常的に行っているところが
ほとんどであり、それに加えて育毛のためのコースを設
けているところにおいても、毛髪に対するヘアケアコー
スと頭皮に対する育毛コースとが別々のものとして提供
されているのみであった。つまり、今の自分の毛髪を維
持して健康にするという女性の望みをかなえうる方法は
未だ提供されていなかったのである。
【0005】本発明は、上述のような実情に鑑みなされ
たものであって、ヘアケア効果と育毛効果とを効率的か
つ効果的に得ることができる毛髪および頭皮の手入れ方
法の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の毛髪および頭皮の手入れ方法は次のよう
な構成をとる。すなわち、毛髪に対してトリートメント
剤を付与して毛髪を加温した後、頭皮に対してクレンジ
ング剤を付与してマッサージを行い、頭皮に育毛剤を付
与して頭皮のマッサージを行うことを特徴とするもので
ある。
【0007】また、本発明の毛髪および頭皮の手入れ方
法においては、毛髪に対してトリートメント剤を付与す
る前に、洗浄剤により毛髪および頭皮を洗浄することが
好ましい。
【0008】さらに、本発明の毛髪および頭皮の手入れ
方法においては、頭皮に対してクレンジング剤を付与し
てマッサージを行った後、毛髪にコンディショニング剤
を付与することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の毛髪および頭皮の
手入れ方法について具体的に説明する。本発明の毛髪お
よび頭皮の手入れ方法は、毛髪に対してトリートメント
剤を付与して毛髪を加温した後、頭皮に対してクレンジ
ング剤を付与してマッサージを行い、さらに頭皮に育毛
剤を付与して頭皮のマッサージを行うものである。具体
的には、洗髪後、軽く水気を切り、毛髪の根元から3〜
5cmを残してトリートメント剤を塗布し、特に毛先の
傷んだ部分によくなじませるようにする。このトリート
メント剤としては、例えば、アミノ酸、ミネラルが豊富
に含まれる海藻成分を多く含有し、その成分が毛髪内部
に浸透してうるおいを補給する効果を奏するトリートメ
ントパックを用いることができる。また、このトリート
メントパックに天然クレイ(海泥)を配合することによ
り、クレイが毛髪の表面に吸着し、ラップ(密封)効果
で上記海藻成分等を毛髪の内部まで浸透させることがで
きる。
【0010】上記トリートメント剤を毛髪に付与した状
態で約5分間放置した後、毛髪に対して約10分間の加
温処理を施す。この加温処理は、温度を70〜130℃
の範囲内とし、スチームにより施すことが好ましく、毛
髪にキャップをかぶせた状態で行うと、より一層効果的
である。すなわち、上記トリートメント剤の付与により
パサつきがちな傷んだ毛髪にうるおいと栄養分とを浸透
させ、加温処理によって栄養分をさらに浸透させるとと
もに、頭皮の毛穴を開かせて皮脂を除去しやすくすると
いう効果が奏されるのである。しかして、この加温処理
を行うことにより、後述するクレンジングに先立って、
毛髪自体の栄養分は毛髪に閉じ込めておき、さらに栄養
分を充分に補給しておくことができるのである。
【0011】次に、頭皮に対してクレンジング剤を付与
してマッサージを行う。これは、頭皮の過剰な皮脂や古
くなった角質、老廃物を取り除き、頭皮を清潔な状態に
保つために行うものである。このクレンジング剤には、
例えば、アミノ酸系マイルドクレンジング剤を配合する
ことにより、やさしい仕上がり感を得ることができる。
しかして、上記のトリートメント剤の付与および加温処
理により毛穴に詰まった残留皮脂を除去しやすくなった
頭皮に対し、クレンジング剤を、櫛等を用いて1〜2c
m間隔でスライシングしながら(分けながら)塗布す
る。そして、頭皮全体をマッサージすることによりクレ
ンジング剤を頭皮によくなじませた後、洗い流すことに
より、頭皮の毛穴に詰まった皮脂を除去して後述する育
毛剤の浸透性を高め、あわせてマッサージによる血行促
進効果を得ることができる。なお、このクレンジング剤
の付与、マッサージおよび洗い流しの合計時間は約5分
間に設定する。
【0012】そして、このように毛穴に詰まった過剰な
皮脂や角質、老廃物が取り除かれた頭皮に対し、育毛剤
を付与し、マッサージを行う。この育毛剤としては、例
えば、ジアルキルモノアミン誘導体、D−パントテニル
アルコール、イソプロピルメチルフェノール、グリチル
リチン酸ジカリウム、セファランチン、オスモインエキ
ス、メントール、ヒアルロン酸ナトリウム、複合アミノ
酸等を配合したものを用いることができる。すなわち、
ジアルキルモノアミン誘導体は、酵母や植物種子の胚等
に含まれ、生理活性が高く、優れた発毛効果を奏するも
のである。また、毛細血管の血行を促進し、毛母細胞を
活性化して細胞分裂を促し、頭皮全体の新陳代謝を高め
て健康な頭皮に改善する効果を奏するものである。ま
た、D−パントテニルアルコールは、ビタミン誘導体で
あり、毛包へ栄養を補給するとともに、毛母細胞の機能
低下を改善し、新陳代謝を促す効果を奏するものであ
る。イソプロピルメチルフェノールは、雑菌の繁殖を抑
制し、ふけ、かゆみを防ぎ、毛髪や頭皮を清潔に保つ効
果を奏するものである。グリチルリチン酸ジカリウム
は、甘草の根からの抽出成分で、頭皮の炎症を抑え、脱
毛を防ぐ効果を奏するものである。セファランチンは、
タマザキツヅラフジの根からの抽出物で、植物性の血行
促進成分である。オスモインエキスは、頭皮を柔軟に
し、有効成分の頭皮への浸透を促進する効果を奏するも
のである。メントールは、ハッカの葉からの抽出成分
で、さわやかな芳香と清涼感により頭皮にすっきりと適
度な刺激を与える効果を奏するものである。ヒアルロン
酸ナトリウムは、保水効果が高く、頭皮のうるおいを保
ち、乾燥による炎症、ふけ、かゆみを防ぐ効果を奏する
ものである。複合アミノ酸は、セリン、スレオニン、メ
チオニンからなるアミノ酸で、毛髪や頭皮の構成成分
で、保水力を維持するとともに、すこやかな毛髪の栄養
源となるものである。このような育毛剤を、櫛等を用い
て1〜2cm間隔でスライシングして頭頂部から中間部
まで塗布することにより、抜け毛を防ぎ、毛髪および頭
皮にうるおいや栄養分を補給し、健やかな毛髪を育てる
効果が奏される。
【0013】次いで、頭皮に対するマッサージを行う。
このマッサージとしては、指の腹の部分で頭皮に対して
垂直に、徐々に力を加え、徐々に力を抜くという指圧を
1箇所あたり3〜5秒間行うことが好ましい。このよう
なマッサージを行うことにより、頭皮の血行を促進する
とともに、リラックス効果を得ることができる。
【0014】図1は、本発明の毛髪および頭皮の手入れ
方法の推奨コースとしてのスタンダードコースのフロー
チャートを示している。すなわち、まず、洗浄剤により
毛髪および頭皮を充分に洗浄した後、軽く水気を切り、
毛髪に対してトリートメント剤を付与し、加温した後、
頭皮に対してクレンジング剤を付与してマッサージを行
う。そのクレンジング剤を洗い流した後、コンディショ
ニング剤を付与して洗い流し、最後に育毛剤を付与して
マッサージを行うというコースである。このコースの所
要時間は、毛髪および頭皮の洗浄に約5分間、トリート
メント剤の付与および加温に約15分間、クレンジング
剤の付与、マッサージおよび洗い流しに約5分、コンデ
ィショニング剤の付与および洗い流しに約3分間、育毛
剤の付与およびマッサージに約15分間の、合計約43
分間である。
【0015】なお、充分な時間がとれないときには、上
記毛髪および頭皮の洗浄とコンディショニング剤の付与
とを省略した簡易コースとすることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の毛髪および頭
皮の手入れ方法によれば、ヘアケア効果と育毛効果とを
効率的かつ効果的に得ることができ、自分の毛髪を維持
して健康にするという望みを確実にかなえることができ
る。また、あらかじめ手入れ方法および各手入れ方法に
用いるトリートメント剤等の化粧料を定めておくことに
より、熟練者でなくても適切な手入れを効果的に行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の毛髪および頭皮の手入れ方法の一実施
の形態を示すフローチャートである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪に対してトリートメント剤を付与し
    て毛髪を加温した後、頭皮に対してクレンジング剤を付
    与してマッサージを行い、頭皮に育毛剤を付与して頭皮
    のマッサージを行うことを特徴とする毛髪および頭皮の
    手入れ方法。
  2. 【請求項2】 毛髪に対してトリートメント剤を付与す
    る前に、洗浄剤により毛髪および頭皮を洗浄する請求項
    1記載の毛髪および頭皮の手入れ方法。
  3. 【請求項3】 頭皮に対してクレンジング剤を付与して
    マッサージを行った後、毛髪にコンディショニング剤を
    付与する請求項1または2記載の毛髪および頭皮の手入
    れ方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10123966B2 (en) 2013-05-16 2018-11-13 The Procter And Gamble Company Hair thickening compositions and methods of use

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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