JP2013244079A - 育毛方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 高温で多湿な時期には、汗・皮脂の過剰な分泌を防止し、頭皮冷却により毛穴を引き締める工程に重点をおき、前記低温で乾燥した時期には、保湿工程や頭皮を柔軟にする工程に重点をおく構成とした。
【選択図】 なし
Description
前記気候が、高温で多湿な時期を含む季節と、低温で乾燥した時期を含む季節の少なくとも2以上の季節に区分けされている構成としたり、前記高温で多湿な時期には、汗・皮脂の過剰な分泌を防止し、頭皮冷却により毛穴を引き締める工程に重点をおき、前記低温で乾燥した時期には、保湿工程や頭皮を柔軟にする工程に重点をおく構成としたり、前記高温で多湿な時期が夏で、低温で乾燥した時期が冬であり、夏と冬で育毛方法を変えるとともに、春と秋でも直前の季節の育毛方法と育毛方法を変える構成としたり、前記春と秋には、育毛剤を頭皮に浸透させる工程に重点をおく構成としたりすることができる、
高温で多湿な季節である夏には、汗・皮脂が多く分泌される。このような季節には、頭皮の冷却を行って毛穴を引き締めて汗・皮脂の過剰分泌を抑制する。
春は、冬季の低温と乾燥とにより頭髪がダメージを受けており、自律神経の作用による自然脱毛が多くなる。したがって、これから回復することが重要である。また、春は、環境の変化による精神的ストレスを受け易い季節でもある。引越し、入学、異動転勤などのこれまでとは異なる生活環境におかれる場合、ストレスにより血流の悪化や免疫機能が低下することで、頭皮・頭髪にも悪影響を及ぼす。そこで、ストレスの解消工程と、頭皮マッサージ工程と、栄養補給工程とに重点をおく。
プレマッサージをして頭皮状態を確認してから以下のステップを行う。このプレマッサージと頭皮状態確認の工程は春夏秋冬で共通して行っている。具体的には、施術者が機器を用いて角質水分量、毛穴の詰まり具合などを確認し、頭皮状態を確認する。また、目視・触診によっても、頭皮の硬さや頭髪のハリコシやパサつき、枝毛、切毛の有無等を確認する。各季節毎に設定した工程の切替時期(季節の変わり目)においては、これらの確認記録の変化についても参考とする。
〔ステップ1〕:クレンジング剤塗布
ここでは、毛穴に詰まった皮脂や汚れをミネラルクレイ(各種ミネラル成分を多く含んだ泥)が配合されたクレンジング剤で、浮かし出す。
イオン発生器で水から発生させたマイナスイオンのイオンミストでリラクゼーションを図り、同時に、頭皮を柔軟にし、毛穴を開き、皮脂の出やすい状態にする。
〔ステップ3〕:スカルプシャンプー
老廃物などをシャンプーでしっかり洗い流す。これは、同時に頭皮のマッサージにもなる。
濃度の高い炭酸温水を頭皮全体に浴びせ、炭酸温水効果によって頭皮の血行を促進する。炭酸温水浴により炭酸ガスが皮膚から吸収され、血管が開き、血流が良くなる。
〔ステップ5〕:マッサージシャンプー&コンディショナー
老廃物などをシャンプーでしっかり洗い流し、コンディショナーで髪を保護する。合わせて頭皮のマッサージを行う。
毛穴がきれいになった状態で、幹細胞に作用する第1のローションを頭皮全体に塗布し、毛母細胞の増殖を促す。
〔ステップ7〕:イオン導入+マニュピレーション
マイナスイオンが毛細血管を拡張し血行を促進する。首から肩にかけてのリンパ/筋肉マッサージで首・肩全体の血行促進を図るとともに、気分をリフレッシュさせ、ストレスの解消を図る。
毛穴がきれいになった状態で、発毛因子「HGF」を刺激する効果のある第2のローションを塗布する。
〔ステップ9〕:冷マイナスイオンミスト噴霧
イオン発生器で水のミストをマイナスイオン化し、これを冷却して、頭部に噴霧する。冷却効果により毛穴を引き締め、リフレッシュさせる。
以上で育毛工程は終了し、以下の仕上げ工程になる。
髪の毛一本一本を包み込むヘアコートで、髪の保護を行い、ハリとコシを与える。
〔ステップ11〕:スタイリング
マイナスイオンドライヤーでヘアースタイリングをする。
以上で完了となる。
夏は、高温、多湿の季節で、次のような特徴がある。
a)(食生活上の変化) 暑さによる食欲不振で、冷たいものを多く摂取する傾向にあり、栄養不足に陥り易く、毛根への栄養補給が行き届かない。
b)(気温による影響) 暑さによる睡眠不足や外気温と冷房室温との極端な温度差により、一種の自律神経失調状態を招き、体に不調を来す原因となる。ホルモンバランスに影響を及ぼせば、脱毛の原因となる。
c)(代謝機能の低下) 夏は冬に比べて基礎代謝が低下し、通常のヘアサイクルが乱れる。
d)(紫外線)紫外線を浴びることで頭皮、頭髪が日焼けする。頭髪はキューティクルが剥がれ易くなり、髪の水分が奪われて、切毛・枝毛になり易い。また、頭皮が日焼けすることで乾燥・炎症を起こし、抜け毛の原因にもなる。
e)(汗・皮脂量の増加)夏場は発汗量が増加するため、同時に皮脂の量も多い。汗の塩分が皮脂を硬化させやすくするため、適切なケアを行わないと、毛根部に皮脂が溜まりやすい状態となる。
以上のことを考慮した育毛方法における対策としては、毛穴の老廃物や皮脂の除去や、汗・皮脂の過剰分泌を抑制する工程に重点をおく。一方、高温・多湿なので、血行は促進されており、過度な血行促進作用は、過剰な汗・皮脂分泌につながるので、血行促進工程は行わない。
プレマッサージをして頭皮状態を確認してから開始する。
〔ステップ1〕:クレンジング剤塗布と〔ステップ2〕:イオンミストサウナは春の育毛工程の〔ステップ1〕、〔ステップ2〕と同じである。
イオンミストサウナで加湿された状態の頭皮上に、浮き上がった毛穴の角栓物(老廃物)や皮質を真空(減圧)吸引して除去する。
〔ステップ4〕:マッサージシャンプー&コンディショナーと〔ステップ5〕:第1のローション塗布は、春の育毛工程の〔ステップ5〕、〔ステップ6〕と同じである。
〔ステップ6〕:温マイナスイオンミスト噴霧
イオン発生器で発生したマイナスイオンを暖めて頭部に供給する。
首から肩にかけてのリンパ/筋肉マッサージで首・肩全体の血行促進を行いリフレッシュする。
〔ステップ8〕:第2のローション塗布は、春の育毛工程の〔ステップ8〕と同じである。
冷却効果のあるスプレーを吹きかけ、汚れが落ちて開いている毛穴を引き締める。または、流水や氷等によるアイシング、キシリトール等の涼感素材を含んだローションを塗布することでもよい。
〔ステップ10〕:髪のリフトアップと〔ステップ11〕:スタイリングは、春の育毛工程の〔ステップ10〕、〔ステップ11〕と同じである。
以上で完了となる。
秋は、夏のダメージが顕在化してくる時期で、朝晩の気温低下により、体調を崩しやすい。この季節は、春と同様に、頭皮マッサージ工程及び栄養補給工程に重点をおくことになる。ただし、春は重点事項として血行促進があったが、秋は夏の後なので血行促進は重点項目から外れている。
プレマッサージをして頭皮状態を確認してから開始する。
〔ステップ1〕:クレンジング剤塗布と〔ステップ2〕:イオンミストサウナは春の育毛工程と同じである。
ミネラルクレイを頭部の全体に満遍なくのばし、ゆっくり頭皮をマッサージしてリラクゼーション効果を高める。
〔ステップ4〕から〔ステップ12〕までは、春の育毛工程の〔ステップ3〕から〔ステップ11〕と同じである。
冬は気温が低下することにより血行不良状態となり、頭皮の血流も悪くなる。また、寒さにより運動不足となりがちな点も血行不良の一因となる。また、湿度も低く、乾燥状態になるので、頭皮も乾燥し、角質層が荒れて育毛剤の浸透作用も低下する。頭髪も乾燥によってキューティクルが剥がれ、水分や栄養分が失われる。
そこで、冬の育毛方法としては、保湿と頭皮を柔軟に保つことに重点がおかれる。
プレマッサージをして頭皮状態を確認してから開始する。
春、夏、秋に行っていた〔ステップ1〕のミネラルクレイによるクレンジング剤塗布は、冬季には行わない。これは、皮脂を取りすぎないようにして、保湿するためである。
天然の植物エキスやビタミン、ミネラルを豊富に含んだトリートメント剤を塗布し、血行を促し、髪と地肌のコンディションを整える。香りの相乗効果でリラクゼーション効果を高める。
〔ステップ2〕:イオンミストサウナ(ミスティーキャップ)
イオンミストでリラクゼーションを図る。この冬季のイオンミストでのみミスティーキャップを使用する。このイオンミストには、保湿に効果があり、頭皮の血行を促し、頭皮を柔らかくほぐす作用がある。
〔ステップ3〕:リラクシング指圧マッサージ
頭皮を指圧マッサージすることで、頭皮を柔らかくほぐし、指圧による血行促進を図る。
〔ステップ8〕:マニュピレーション
夏の〔ステップ7〕と同じである。
〔ステップ9〕から〔ステップ12〕は、春の〔ステップ8〕から〔ステップ11〕と同じである。
Claims (5)
- 複数の工程からなる育毛方法であって、複数の工程の一部を、気候の変化に応じて変更することを特徴とする育毛方法。
- 前記気候が、高温で多湿な時期を含む季節と、低温で乾燥した時期を含む季節の少なくとも2以上の季節に区分けされていることを特徴とする請求項1に記載の育毛方法。
- 前記高温で多湿な時期には、汗・皮脂の過剰な分泌を防止し、頭皮冷却により毛穴を引き締める工程に重点をおき、前記低温で乾燥した時期には、保湿工程や頭皮を柔軟にする工程に重点をおくことを特徴とする請求項2に記載の育毛方法。
- 前記高温で多湿な時期が夏で、低温で乾燥した時期が冬であり、夏と冬で育毛方法を変えるとともに、春と秋でも直前の季節の育毛方法と育毛方法を変えることを特徴とする請求項3に記載の育毛方法。
- 前記春と秋には、育毛剤を頭皮に浸透させる工程に重点をおくことを特徴とする請求項4に記載の育毛方法。
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JP2012118123A JP2013244079A (ja) | 2012-05-24 | 2012-05-24 | 育毛方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11672553B2 (en) | 2007-06-22 | 2023-06-13 | Ekos Corporation | Method and apparatus for treatment of intracranial hemorrhages |
Citations (5)
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-
2012
- 2012-05-24 JP JP2012118123A patent/JP2013244079A/ja active Pending
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