JP2001058496A - 転写貼り分け方法 - Google Patents

転写貼り分け方法

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JP2001058496A
JP2001058496A JP11272901A JP27290199A JP2001058496A JP 2001058496 A JP2001058496 A JP 2001058496A JP 11272901 A JP11272901 A JP 11272901A JP 27290199 A JP27290199 A JP 27290199A JP 2001058496 A JP2001058496 A JP 2001058496A
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JP
Japan
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plate
transfer
adhesive
patterns
sticking
Prior art date
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Pending
Application number
JP11272901A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Shimooka
伸行 下岡
Sakae Ozeki
栄 大関
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SUETSUGU SOKOZAI KK
WIPPAAZU KK
Original Assignee
SUETSUGU SOKOZAI KK
WIPPAAZU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は複数の模様を隙間なく転写貼り分けす
ることが出来る板等対象物への転写貼り分け方法の提供
を目的とする。 【構成】本発明の板等対象物への転写貼り分け方法は転
写シート又は貼り付け材の一方又は両方の複数枚を相互
に重なりを有して接着剤面に載置して転写又は貼り付け
るため複数の模様を隙間なく転写貼り分けすることが出
来ると共に転写シート又は貼り付け材の組み合わせを適
宜選択すれば色々な模様の組み合わせが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板等対象物に転写貼り分
けする板等対象物への転写貼り分け方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の板等対象物への転写貼り分け方法
は複数の模様を隙間なく転写貼り分けすることが出来な
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の従来の
課題を解決し複数の模様を隙間なく転写貼り分けするこ
とが出来る板等対象物への転写貼り分け方法の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的達成
のために板等対象物に接着剤を塗布し、転写シート又は
貼り付け材の一方又は両方の複数枚を相互に重なりを有
して該接着剤面に載置し、前記転写シート又は貼り付け
材を加熱及び押圧し複数の模様を同時に転写又は貼り付
ける板等対象物への転写貼り分け方法を提案するもので
ある。
【0005】
【実施例】以下本発明の板等対象物への転写貼り分け方
法を図面に示す実施例に従い説明する。図1は本発明の
板等対象物への転写貼り分け方法が適用される板等対象
物(9)を示す。該板等対象物(9)は例えばMDF等
の合成板、金属板等であり板状のものに限らない。該板
等対象物(9)には図2に示す様に接着剤(1)がスプ
レー等の方法で塗布される。接着剤(1)は熱可塑性接
着剤が望ましく塗布された後に乾燥されて塗り溜りを防
止し塗りの均一化が図られる。接着剤(1)には顔料が
混合されるがそれにより板等対象物(9)を隠蔽するこ
とにより素材の色むらを均一にし、接着剤の塗布むらの
発見を容易にし及び後工程の転写の際の欠陥を目立たな
くすることが出来る。接着剤(1)は乾燥されるが転写
プレスの直前にもう一度小口面を含めて接着剤(1)は
軽く塗布される。そして図3に示す様に接着剤(1)を
塗布した面に転写シート(2a)を載置する。次に図4
に示す様に転写シート(2a)に重なり(3)を有して
他の転写シート(2b)を載置する。転写シート(2
b)は重なり(3)の部分では板等対象物(9)の接着
剤(1)に接触しないことに注意すべきである。次に図
5に示す様に転写シート(2a)(2b)に重なり
(3)を有して他の転写シート(2c)を載置する。以
上の全ての転写シート(2a)(2b)(2c)は板等
対象物(9)の小口面をも被覆可能な大きさにされてい
る。次に図6に示す様に転写シート(2a)(2b)
(2c)を上面にして板等対象物(9)を転写装置
(4)にセットする。転写装置(4)は上ユニット(4
a)と下ユニット(4b)からなり、該上ユニット(4
a)はシリンダー等で上下動可能にされている。上ユニ
ット(4a)の下面にはシリコンゴム等の可撓性膜(1
2)が張られその上方に高圧室(10)を形成可能にし
ている。下ユニット(4b)の上面には孔(14)を有
する台板(13)が設けられその下方に負圧室(11)
を形成可能にしている。板等対象物(9)は該台板(1
3)上にセットされることになり望ましくはスペーサー
(15)を介してセットされる。次に転写プレスのため
図7に示される様に上ユニット(4a)が下降し可撓性
膜(12)が下ユニット(4b)の台板(13)に当接
される。可撓性膜(12)は板等対象物(9)の上面の
転写シート(2a)(2b)(2c)にも当接すること
になる。この状態で高圧室(10)に例えば60〜70
°Cの加熱及び高圧空気が導かれると共に台板(13)
の下方の負圧室(11)は負圧にされる。これにより可
撓性膜(12)は板等対象物(9)に転写シート(2
a)(2b)(2c)をその上面及び小口面において加
熱すると共に高圧で押圧する。例えば60〜70°Cの
場合には180秒程度、90°Cの場合には90秒程度
及び110°Cの場合には60秒程度押圧するが可撓性
膜(12)の耐久性のためには60〜70°Cが望まし
い。可撓性膜(12)は板等対象物(9)の上面に押圧
されると共に負圧室(11)から孔(14)を介して導
かれた負圧により板等対象物(9)の周囲の台板(1
3)に吸着される。その結果可撓性膜(12)は板等対
象物(9)の上面及び小口面に密着しこれを押圧するこ
とが可能になる。ここでスペーサー(15)を設ければ
可撓性膜(12)の湾曲部が小口面より下になって該小
口面への密着に有利である。転写シート(2a)(2
b)(2c)は加熱され及び高圧で押圧されることによ
りその模様A、B及びCが板等対象物(9)に図8に示
す様に転写される。複数枚の転写シート(2a)(2
b)(2c)を相互に重なりを有して該接着剤(1)面
に載置するため複数の模様が隙間なく転写されることが
図8を参照すれば明らかになる。複数枚の転写シート
(2a)(2b)(2c)の一部又は全部を図9に示す
様に薄板、布、紙等の貼り付け材(16)に置換するこ
とが出来る。この場合には図10に示す様に貼り付け材
(16)がそのまま板等対象物(9)に貼り付けられて
模様として用いられる。図8又は図10に示す様に転写
装置(4)から(上ユニット(4a)が上昇して)取り
出された板等対象物(9)の転写シート(2a)(2
b)(2c)は剥されるがその順序は載置の順序とは逆
の順序である。転写された板等対象物(9)は自然乾燥
された後透明シーラーを数回塗布及び乾燥させる工程に
かけられる。該工程の後表面を研磨して紫外線硬化塗料
が塗布され紫外線照射されて塗装完了する。
【0006】
【発明の効果】本発明の板等対象物への転写貼り分け方
法の効果を次に列記する。 (1)本発明の板等対象物への転写貼り分け方法は転写
シート又は貼り付け材の一方又は両方の複数枚を相互に
重なりを有して該接着剤面に載置して転写又は貼り付け
るため複数の模様を隙間なく転写貼り分けすることが出
来る。 (2)本発明の板等対象物への転写貼り分け方法は転写
シート又は貼り付け材の一方又は両方の複数枚を相互に
重なりを有して該接着剤面に載置して転写又は貼り付け
るため転写シート又は貼り付け材の組み合わせを適宜選
択すれば色々な模様の組み合わせが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写貼り分け方法が適用される板等対
象物の斜視図
【図2】接着剤が塗布された図1の板等対象物の斜視図
【図3】転写シートを載置した状態の図2の板等対象物
の斜視図
【図4】他の転写シートを載置した状態の図3の板等対
象物の斜視図
【図5】更に他の転写シートを載置した状態の図4の板
等対象物の斜視図
【図6】転写装置にセットした図5の板等対象物の断面
正面図
【図7】転写装置で転写プレスしている状態の板等対象
物の断面正面図
【図8】転写された図5の板等対象物の斜視図
【図9】貼り付け材と転写シートを載置した状態の板等
対象物の斜視図
【図10】転写及び貼り付けられた図9の板等対象物の
斜視図
【符号の説明】
1 接着剤 2a 転写シート 2b 転写シート 2c 転写シート 3 重なり 4 転写装置 4a 上ユニット 4b 下ユニット 9 板等対象物 10 高圧室 11 負圧室 12 可撓性膜 13 台板 14 孔 15 スペーサー 16 貼り付け材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大関 栄 福岡県大川市大字向島1610末次装工材株式 会社内 Fターム(参考) 3B005 EA01 EB05 EC14 GA05 GA07 GB01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板等対象物に接着剤を塗布し、転写シート
    又は貼り付け材の一方又は両方の複数枚を相互に重なり
    を有して該接着剤面に載置し、前記転写シート又は貼り
    付け材を加熱及び押圧し複数の模様を同時に転写又は貼
    り付ける板等対象物への転写貼り分け方法
JP11272901A 1999-08-21 1999-08-21 転写貼り分け方法 Pending JP2001058496A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002024467A1 (en) * 2000-09-21 2002-03-28 Masonite Corporation Method of selectively coating a wood composite, and coated wood composite

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002024467A1 (en) * 2000-09-21 2002-03-28 Masonite Corporation Method of selectively coating a wood composite, and coated wood composite
US6610164B2 (en) 2000-09-21 2003-08-26 Masonite Corporation Method of selectively coating a wood composite

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