JP2001057139A - 電子・電気機器用プロテクタ−及びその製造方法 - Google Patents
電子・電気機器用プロテクタ−及びその製造方法Info
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- JP2001057139A JP2001057139A JP11231993A JP23199399A JP2001057139A JP 2001057139 A JP2001057139 A JP 2001057139A JP 11231993 A JP11231993 A JP 11231993A JP 23199399 A JP23199399 A JP 23199399A JP 2001057139 A JP2001057139 A JP 2001057139A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】二ヵ所のヒュ−ズ部を有する発熱体付きヒュ−
ズプロテクタ−の小型化を元来の製造工数を維持しつつ
達成する。 【解決手段】絶縁基板1上に膜抵抗2が形成され、該膜
抵抗上に少なくとも同膜抵抗の二ヵ所を露出させて絶縁
層3が設けられ、上記二ヵ所のうちの一ヵ所にヒ−タ電
極4dが、他ヵ所から絶縁層3上に延在してヒ−タ・ヒ
ュ−ズ複合電極4cが、前記膜抵抗2とは非導通の状態
で第1ヒュ−ズ電極4a及び第2ヒュ−ズ電極4bがそ
れぞれ設けられ、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4cの
ヒ−タ電極部42と第1ヒュ−ズ電極4aとの間及び同
ヒ−タ電極部42と第2ヒュ−ズ電極4bとの間にヒュ
−ズ5が接続されている。
ズプロテクタ−の小型化を元来の製造工数を維持しつつ
達成する。 【解決手段】絶縁基板1上に膜抵抗2が形成され、該膜
抵抗上に少なくとも同膜抵抗の二ヵ所を露出させて絶縁
層3が設けられ、上記二ヵ所のうちの一ヵ所にヒ−タ電
極4dが、他ヵ所から絶縁層3上に延在してヒ−タ・ヒ
ュ−ズ複合電極4cが、前記膜抵抗2とは非導通の状態
で第1ヒュ−ズ電極4a及び第2ヒュ−ズ電極4bがそ
れぞれ設けられ、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4cの
ヒ−タ電極部42と第1ヒュ−ズ電極4aとの間及び同
ヒ−タ電極部42と第2ヒュ−ズ電極4bとの間にヒュ
−ズ5が接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子・電気機器機の
保護に使用するプロテクタ−及びその製造方法に関する
ものである。
保護に使用するプロテクタ−及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子・電気機器用プロテクタ−として、
抵抗体付きヒュ−ズを用い、異常発生時にその異常をセ
ンサ−で検出して抵抗体を通電発熱させ、その発生熱で
ヒュ−ズを溶断させるものが公知であり、その保護形態
の一例として、図4に示すような、リチウムイオン二次
電池の過充電保護を挙げることができる。図4におい
て、Aはリチウムイオン二次電池を、Bは充電器を、
H’は各抵抗体r1,(r2)にヒュ−ズh1,
(h2)を熱的に近接配設したプロテクタ−を、Dは過
電圧センサ−SとFETとから成る検出・導通回路をそ
れぞれ示し、過充電により二次電池Aの端子電圧が急上
昇すると、それをセンサ−Sで検出させFETを導通さ
せて抵抗体r1、r2を通電発熱させ、抵抗体r1の発
生熱でヒュ−ズh2を溶断させて二次電池Aの端子間を
開放させ、また抵抗体r1の発生熱でヒュ−ズh2を溶
断させて抵抗体r1,r2への通電を遮断させている。
抵抗体付きヒュ−ズを用い、異常発生時にその異常をセ
ンサ−で検出して抵抗体を通電発熱させ、その発生熱で
ヒュ−ズを溶断させるものが公知であり、その保護形態
の一例として、図4に示すような、リチウムイオン二次
電池の過充電保護を挙げることができる。図4におい
て、Aはリチウムイオン二次電池を、Bは充電器を、
H’は各抵抗体r1,(r2)にヒュ−ズh1,
(h2)を熱的に近接配設したプロテクタ−を、Dは過
電圧センサ−SとFETとから成る検出・導通回路をそ
れぞれ示し、過充電により二次電池Aの端子電圧が急上
昇すると、それをセンサ−Sで検出させFETを導通さ
せて抵抗体r1、r2を通電発熱させ、抵抗体r1の発
生熱でヒュ−ズh2を溶断させて二次電池Aの端子間を
開放させ、また抵抗体r1の発生熱でヒュ−ズh2を溶
断させて抵抗体r1,r2への通電を遮断させている。
【0003】上記プロテクタ−はコンパクト化のために
三次元構造とされ、従来、図5に示す構成のプロテクタ
−が公知である(特開平7−153367号)。図5の
(イ)はそのプロテクタ−の縦断面図を示し、1’は絶
縁基板、4a,4b’、42’等は電極、21’,2
2’は膜抵抗、5’はヒュ−ズであり、各段の構成は次
の通りである。図5の(ロ)は第1段目を示し、絶縁基
板1’上にヒュ−ズ電極4a’と4b’、ヒ−タ電極4
d’、ヒュ−ズ電極部42’とヒ−タ電極部41’とを
連結したヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4c’とを設け、複
合電極4c’の各ヒ−タ電極部41’,41’とヒ−タ
電極4d’との間に膜抵抗21’,22’を形成してあ
る。図5の(ハ)は第2段目を示し、各抵抗膜上に絶縁
層3’を設けてある。図5の(ニ)は第3段目を示し、
複合電極4c’のヒュ−ズ電極部42’とヒュ−ズ電極
4a’との間及び同ヒュ−ズ電極部42’とヒュ−ズ電
極4b’との間にヒュ−ズ5’を接続してある。
三次元構造とされ、従来、図5に示す構成のプロテクタ
−が公知である(特開平7−153367号)。図5の
(イ)はそのプロテクタ−の縦断面図を示し、1’は絶
縁基板、4a,4b’、42’等は電極、21’,2
2’は膜抵抗、5’はヒュ−ズであり、各段の構成は次
の通りである。図5の(ロ)は第1段目を示し、絶縁基
板1’上にヒュ−ズ電極4a’と4b’、ヒ−タ電極4
d’、ヒュ−ズ電極部42’とヒ−タ電極部41’とを
連結したヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4c’とを設け、複
合電極4c’の各ヒ−タ電極部41’,41’とヒ−タ
電極4d’との間に膜抵抗21’,22’を形成してあ
る。図5の(ハ)は第2段目を示し、各抵抗膜上に絶縁
層3’を設けてある。図5の(ニ)は第3段目を示し、
複合電極4c’のヒュ−ズ電極部42’とヒュ−ズ電極
4a’との間及び同ヒュ−ズ電極部42’とヒュ−ズ電
極4b’との間にヒュ−ズ5’を接続してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の図5の(ニ)に
おける、ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4c’のヒュ−ズ電
極部42’の巾としては、ヒュ−ズ5’の接続(溶接)
上、3mmもの寸法が必要とされることがある。上記リ
チウムイオン二次電池は、携帯電子・電気機器の電源と
して多用されており、それらの携帯機器の小型化に伴い
二次電池も小型化され、この二次電池に装着して使用さ
れる上記プロテクタ−においても小型化が要求されてい
る。而るに、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4c’のヒ
ュ−ズ電極部42’の巾が3mmにもなって絶縁基板
1’の全体寸法に占める割合が極めて大となることがあ
り(絶縁基板の巾が4〜8mmであり、3/4もの高い
割合となることがあり得る)、このヒュ−ズ電極部が4
2’プロテクタ−全体の寸法に与える影響は厳しい。ま
た、絶縁基板1’を小寸法のままに維持しようとする
と、前記膜抵抗21’,22’の巾の狭巾化を免れ得
ず、抵抗値調整のためのトリミング巾がそれだけ制限さ
れ、膜抵抗の抵抗値に起因するプロテクタ−性能の犠牲
が余儀なくされる。
おける、ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4c’のヒュ−ズ電
極部42’の巾としては、ヒュ−ズ5’の接続(溶接)
上、3mmもの寸法が必要とされることがある。上記リ
チウムイオン二次電池は、携帯電子・電気機器の電源と
して多用されており、それらの携帯機器の小型化に伴い
二次電池も小型化され、この二次電池に装着して使用さ
れる上記プロテクタ−においても小型化が要求されてい
る。而るに、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4c’のヒ
ュ−ズ電極部42’の巾が3mmにもなって絶縁基板
1’の全体寸法に占める割合が極めて大となることがあ
り(絶縁基板の巾が4〜8mmであり、3/4もの高い
割合となることがあり得る)、このヒュ−ズ電極部が4
2’プロテクタ−全体の寸法に与える影響は厳しい。ま
た、絶縁基板1’を小寸法のままに維持しようとする
と、前記膜抵抗21’,22’の巾の狭巾化を免れ得
ず、抵抗値調整のためのトリミング巾がそれだけ制限さ
れ、膜抵抗の抵抗値に起因するプロテクタ−性能の犠牲
が余儀なくされる。
【0005】これらの不利を解消するために、ヒ−タ・
ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部とヒュ−ズ電極部とを
別体とし、図6の(イ)に示すように第1段目でヒュ−
ズ電極4a’,4b’及びヒ−タ電極41’,4d’を
設け、更に膜抵抗21’,22’を形成し、図6の
(ハ)に示すように第2段目で絶縁層3’を形成し、図
6の(ホ)に示すように第3段目で前記ヒ−タ電極4
1’から絶縁層3’上にわたりヒュ−ズ電極42’を設
け、図6の(ニ)に示すように第4段目でヒュ−ズ5’
を接続することが考えられるが、ヒュ−ズ電極4a’,
4b’及びヒ−タ電極41’,4d’の電極群とヒュ−
ズ電極42’とを別行程で形成しなければならず、製造
工数が増し製造上不利である。
ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部とヒュ−ズ電極部とを
別体とし、図6の(イ)に示すように第1段目でヒュ−
ズ電極4a’,4b’及びヒ−タ電極41’,4d’を
設け、更に膜抵抗21’,22’を形成し、図6の
(ハ)に示すように第2段目で絶縁層3’を形成し、図
6の(ホ)に示すように第3段目で前記ヒ−タ電極4
1’から絶縁層3’上にわたりヒュ−ズ電極42’を設
け、図6の(ニ)に示すように第4段目でヒュ−ズ5’
を接続することが考えられるが、ヒュ−ズ電極4a’,
4b’及びヒ−タ電極41’,4d’の電極群とヒュ−
ズ電極42’とを別行程で形成しなければならず、製造
工数が増し製造上不利である。
【0006】本発明の目的は、二ヵ所のヒュ−ズ部を有
する発熱体付きヒュ−ズプロテクタ−の小型化を元来の
製造工数を維持しつつ達成することにある。
する発熱体付きヒュ−ズプロテクタ−の小型化を元来の
製造工数を維持しつつ達成することにある。
【0007】本発明の更なる目的は、前記目的に加え、
二ヵ所のヒュ−ズ部を有する発熱体付きヒュ−ズプロテ
クタ−の両ヒュ−ズ部をバランスよく迅速に溶断させて
作動特性を向上させることにある。
二ヵ所のヒュ−ズ部を有する発熱体付きヒュ−ズプロテ
クタ−の両ヒュ−ズ部をバランスよく迅速に溶断させて
作動特性を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子・電気
機器用プロテクタ−は、絶縁基板上に膜抵抗が形成さ
れ、該膜抵抗上に少なくとも同膜抵抗の二ヵ所を露出さ
せて絶縁層が設けられ、上記二ヵ所のうちの一ヵ所にヒ
−タ電極が、他ヵ所から絶縁層上に延在してヒ−タ・ヒ
ュ−ズ複合電極が、前記膜抵抗とは非導通の状態で第1
ヒュ−ズ電極及び第2ヒュ−ズ電極がそれぞれ設けら
れ、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部と第
1ヒュ−ズ電極との間及び同ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極
のヒ−タ電極部と第2ヒュ−ズ電極との間にヒュ−ズが
接続されていることを特徴とする構成であり、回路異常
検出回路素子の付加のもとで使用され、回路異常時に膜
抵抗が通電発熱され、その発生熱でヒュ−ズが溶断さ
れ、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部と第
1ヒュ−ズ電極との間のヒュ−ズと同ヒ−タ・ヒュ−ズ
複合電極のヒ−タ電極部と第2ヒュ−ズ電極との間のヒ
ュ−ズに対し膜抵抗を共通にさせることができる。
機器用プロテクタ−は、絶縁基板上に膜抵抗が形成さ
れ、該膜抵抗上に少なくとも同膜抵抗の二ヵ所を露出さ
せて絶縁層が設けられ、上記二ヵ所のうちの一ヵ所にヒ
−タ電極が、他ヵ所から絶縁層上に延在してヒ−タ・ヒ
ュ−ズ複合電極が、前記膜抵抗とは非導通の状態で第1
ヒュ−ズ電極及び第2ヒュ−ズ電極がそれぞれ設けら
れ、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部と第
1ヒュ−ズ電極との間及び同ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極
のヒ−タ電極部と第2ヒュ−ズ電極との間にヒュ−ズが
接続されていることを特徴とする構成であり、回路異常
検出回路素子の付加のもとで使用され、回路異常時に膜
抵抗が通電発熱され、その発生熱でヒュ−ズが溶断さ
れ、前記ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部と第
1ヒュ−ズ電極との間のヒュ−ズと同ヒ−タ・ヒュ−ズ
複合電極のヒ−タ電極部と第2ヒュ−ズ電極との間のヒ
ュ−ズに対し膜抵抗を共通にさせることができる。
【0009】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−の製造方法は、前記電子・電気機器用プロテクタ−を
製造する場合、絶縁基板上に膜抵抗を形成する第1段
階、絶縁層を被覆する第2段階、ヒ−タ電極とヒ−タ・
ヒュ−ズ複合電極と第1ヒュ−ズ電極と第2ヒュ−ズ電
極を同一行程で形成する第3段階、膜抵抗の抵抗値をト
リミングにより調整する第4段階、ヒュ−ズを第1ヒュ
−ズ電極と第2ヒュ−ズ電極とヒ−タ・ヒュ−ズ複合電
極のヒュ−ズ電極部とにわたって接続する第5段階を順
次に経ることを特徴とする構成である。
−の製造方法は、前記電子・電気機器用プロテクタ−を
製造する場合、絶縁基板上に膜抵抗を形成する第1段
階、絶縁層を被覆する第2段階、ヒ−タ電極とヒ−タ・
ヒュ−ズ複合電極と第1ヒュ−ズ電極と第2ヒュ−ズ電
極を同一行程で形成する第3段階、膜抵抗の抵抗値をト
リミングにより調整する第4段階、ヒュ−ズを第1ヒュ
−ズ電極と第2ヒュ−ズ電極とヒ−タ・ヒュ−ズ複合電
極のヒュ−ズ電極部とにわたって接続する第5段階を順
次に経ることを特徴とする構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る電子・電気機器用プロテクタ−を示す縦断面図であ
り、1は絶縁基板を、2は膜抵抗を、3は絶縁膜を、4
a〜4cは電極を、5はヒュ−ズを、6はヒュ−ズに塗
布したフラックスをそれぞれ示している。このプロテク
タ−においては、ケ−スや樹脂により封止されるが、そ
のケース等の図示は省略してある。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る電子・電気機器用プロテクタ−を示す縦断面図であ
り、1は絶縁基板を、2は膜抵抗を、3は絶縁膜を、4
a〜4cは電極を、5はヒュ−ズを、6はヒュ−ズに塗
布したフラックスをそれぞれ示している。このプロテク
タ−においては、ケ−スや樹脂により封止されるが、そ
のケース等の図示は省略してある。
【0011】図1の(ロ)〜図1の(ホ)は前記プロテ
クタ−を製造過程順で説明するための図面である。図1
の(ロ)において、1は絶縁基板、2は絶縁基板1上に
形成した膜抵抗である。図1の(ハ)において、3は膜
抵抗2上に膜抵抗両端部21,22を露出させて被覆し
た絶縁層である。図1の(ニ)において、4dは膜抵抗
の一端露出部22に接触して形成したヒ−タ電極、4c
は膜抵抗の他端露出部21から絶縁層3の中央部にわた
り形成したヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極、4a及び4bは
ヒュ−ズ電極である。図1の(ホ)において、5はヒ−
タ・ヒュ−ズ複合電極4cのヒュ−ズ電極部42とヒュ
−ズ電極4aとの間及び同ヒュ−ズ電極部42とヒュ−
ズ電極4bとの間に接続したヒュ−ズである。図1の
(ホ)において、ヒュ−ズ電極部42とヒュ−ズ電極4
aとの間のヒュ−ズとヒュ−ズ電極部42とヒュ−ズ電
極4bとの間のヒュ−ズとは別体のものとすることもで
きる。
クタ−を製造過程順で説明するための図面である。図1
の(ロ)において、1は絶縁基板、2は絶縁基板1上に
形成した膜抵抗である。図1の(ハ)において、3は膜
抵抗2上に膜抵抗両端部21,22を露出させて被覆し
た絶縁層である。図1の(ニ)において、4dは膜抵抗
の一端露出部22に接触して形成したヒ−タ電極、4c
は膜抵抗の他端露出部21から絶縁層3の中央部にわた
り形成したヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極、4a及び4bは
ヒュ−ズ電極である。図1の(ホ)において、5はヒ−
タ・ヒュ−ズ複合電極4cのヒュ−ズ電極部42とヒュ
−ズ電極4aとの間及び同ヒュ−ズ電極部42とヒュ−
ズ電極4bとの間に接続したヒュ−ズである。図1の
(ホ)において、ヒュ−ズ電極部42とヒュ−ズ電極4
aとの間のヒュ−ズとヒュ−ズ電極部42とヒュ−ズ電
極4bとの間のヒュ−ズとは別体のものとすることもで
きる。
【0012】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−では、図1の(ホ)に示すように、二ヵ所のヒュ−ズ
に対する中間電極(ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4cのヒ
ュ−ズ電極部42)を絶縁層3上に設けることにより、
絶縁基板1上の上部空間をその中間電極42の配設に使
用しているから、絶縁基板面の平面スペ−スを占有させ
ることなく前記中間電極42を設け得、プロテクタ−の
平面寸法の小型化を図り得る。または、絶縁基板のその
平面スペ−スを膜抵抗の広巾化に使用でき、膜抵抗のト
リミング巾を深くし抵抗調整巾を広めて高精度の抵抗値
設定を行うことができる。また、全電極4a〜4dをス
クリ−ン印刷等により同一行程で形成できるから、製造
工数を今まで通りにして製造できる。
−では、図1の(ホ)に示すように、二ヵ所のヒュ−ズ
に対する中間電極(ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極4cのヒ
ュ−ズ電極部42)を絶縁層3上に設けることにより、
絶縁基板1上の上部空間をその中間電極42の配設に使
用しているから、絶縁基板面の平面スペ−スを占有させ
ることなく前記中間電極42を設け得、プロテクタ−の
平面寸法の小型化を図り得る。または、絶縁基板のその
平面スペ−スを膜抵抗の広巾化に使用でき、膜抵抗のト
リミング巾を深くし抵抗調整巾を広めて高精度の抵抗値
設定を行うことができる。また、全電極4a〜4dをス
クリ−ン印刷等により同一行程で形成できるから、製造
工数を今まで通りにして製造できる。
【0013】上記において、ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極
4cやヒ−タ電極4dは膜抵抗2と電気的に接触されて
いれば、絶縁基板1に跨って設けてもよく、またヒ−タ
電極4dも絶縁層3に跨つて設けてもよい。また、ヒュ
−ズ電極4a,4bは膜抵抗2と非接触であれば、絶縁
基板1上または絶縁層3上、或いは両者に跨って設ける
ことができる。
4cやヒ−タ電極4dは膜抵抗2と電気的に接触されて
いれば、絶縁基板1に跨って設けてもよく、またヒ−タ
電極4dも絶縁層3に跨つて設けてもよい。また、ヒュ
−ズ電極4a,4bは膜抵抗2と非接触であれば、絶縁
基板1上または絶縁層3上、或いは両者に跨って設ける
ことができる。
【0014】上記絶縁基板1には、電極や膜抵抗の形
成、後述のはんだ付け実装に耐え得る耐熱性を有するも
のであれば適宜のものを使用でき、例えば、セラミック
ス板、ガラスエポキシ板、絶縁処理金属板等を使用でき
る。上記膜抵抗2の形成には、抵抗体粉末(例えば酸化
ルテニウム)にガラスと有機質バインダ(ビヒクル)と
を混合した抵抗ぺ−ストを例えばスクリ−ン印刷法によ
り塗布しこれを焼成する方法、抵抗体粉末(例えば酸化
ルテニウム)にエポキシ系バインダを混合した抵抗ぺ−
ストを例えばスクリ−ン印刷法により塗布し、これを加
熱硬化させる方法等を使用できる。上記絶縁層3の被覆
には、ガラスと有機質バインダ(ビヒクル)とを混合し
たガラスペ−ストを例えばスクリ−ン印刷法により塗布
しこれを焼成する方法、未焼成のセラミックスシ−ト
(グリ−ンシ−ト)を配置しこれを焼成する方法、硬化
性樹脂液(例えばエポキシ樹脂溶液)を例えばスクリ−
ン印刷法により塗布しこれを加熱硬化させる方法等を使
用できる。上記電極4a〜4dの形成には、導電粉末
(例えば、AgPd、Au、AgPt、AuPt、Au
Pd、Cu等)にガラスと有機質バインダ(ビヒクル)
とを混合した導電ぺ−ストを例えばスクリ−ン印刷法に
より塗布しこれを焼成する方法、カ−ボンや金属粉末に
エポキシ系バインダを混合した導電ぺ−ストを例えばス
クリ−ン印刷法により塗布しこれを加熱硬化させる方法
等を使用できる。
成、後述のはんだ付け実装に耐え得る耐熱性を有するも
のであれば適宜のものを使用でき、例えば、セラミック
ス板、ガラスエポキシ板、絶縁処理金属板等を使用でき
る。上記膜抵抗2の形成には、抵抗体粉末(例えば酸化
ルテニウム)にガラスと有機質バインダ(ビヒクル)と
を混合した抵抗ぺ−ストを例えばスクリ−ン印刷法によ
り塗布しこれを焼成する方法、抵抗体粉末(例えば酸化
ルテニウム)にエポキシ系バインダを混合した抵抗ぺ−
ストを例えばスクリ−ン印刷法により塗布し、これを加
熱硬化させる方法等を使用できる。上記絶縁層3の被覆
には、ガラスと有機質バインダ(ビヒクル)とを混合し
たガラスペ−ストを例えばスクリ−ン印刷法により塗布
しこれを焼成する方法、未焼成のセラミックスシ−ト
(グリ−ンシ−ト)を配置しこれを焼成する方法、硬化
性樹脂液(例えばエポキシ樹脂溶液)を例えばスクリ−
ン印刷法により塗布しこれを加熱硬化させる方法等を使
用できる。上記電極4a〜4dの形成には、導電粉末
(例えば、AgPd、Au、AgPt、AuPt、Au
Pd、Cu等)にガラスと有機質バインダ(ビヒクル)
とを混合した導電ぺ−ストを例えばスクリ−ン印刷法に
より塗布しこれを焼成する方法、カ−ボンや金属粉末に
エポキシ系バインダを混合した導電ぺ−ストを例えばス
クリ−ン印刷法により塗布しこれを加熱硬化させる方法
等を使用できる。
【0015】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−は、(1)絶縁基板上への膜抵抗の形成、(2)膜抵
抗上への絶縁層の形成、(3)全電極の形成、(4)レ
−ザトリミング等による膜抵抗の抵抗値調整、(5)ヒ
ュ−ズの溶接等による電極への接合、(6)ケ−スまた
は樹脂による封止の行程を経て製造され、(4)の膜抵
抗のトリミングにおいては、膜抵抗上に既に絶縁層が被
覆されているから、膜抵抗の微細クラックの発生をよく
防止でき、抵抗値調整を安定に行い得る。高い信頼性を
得るために、トリミング後にさらにオバーコートするこ
ともでき、オバーコート材にはガラス系、樹脂系を使用
できる。
−は、(1)絶縁基板上への膜抵抗の形成、(2)膜抵
抗上への絶縁層の形成、(3)全電極の形成、(4)レ
−ザトリミング等による膜抵抗の抵抗値調整、(5)ヒ
ュ−ズの溶接等による電極への接合、(6)ケ−スまた
は樹脂による封止の行程を経て製造され、(4)の膜抵
抗のトリミングにおいては、膜抵抗上に既に絶縁層が被
覆されているから、膜抵抗の微細クラックの発生をよく
防止でき、抵抗値調整を安定に行い得る。高い信頼性を
得るために、トリミング後にさらにオバーコートするこ
ともでき、オバーコート材にはガラス系、樹脂系を使用
できる。
【0016】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−において、膜抵抗は前記2個の各ヒュ−ズに直交させ
るように2個設けることも可能であるが、両ヒュ−ズに
わたる1個の膜抵抗を設けて両ヒュ−ズに対し共用する
ことが、上記抵抗値調整が1個で済み、また2個の膜抵
抗の発熱アンバランスによるヒュ−ズ間の作動ずれを排
除でき、有利である。
−において、膜抵抗は前記2個の各ヒュ−ズに直交させ
るように2個設けることも可能であるが、両ヒュ−ズに
わたる1個の膜抵抗を設けて両ヒュ−ズに対し共用する
ことが、上記抵抗値調整が1個で済み、また2個の膜抵
抗の発熱アンバランスによるヒュ−ズ間の作動ずれを排
除でき、有利である。
【0017】図2は後者の場合の本発明に係るプロテク
タ−の等価回路図であり、図3はそのプロテクタ−を二
次電池(例えば、リチウムイオン二次電池)の過充電保
護に用いる場合の等価回路図である。図2及び図3にお
いて、Aは二次電池を、Bは充電器を、Hは本発明に係
るプロテクタ−を、rは膜抵抗を、h1,h2はヒュ-
ズを、Sは過電圧センサ−(IC)を、FETは電界効
果型トランジスタ−をそれぞれ示している。図3におい
て、二次電池Aが過充電状態になってその端子電圧が急
上昇すると、過電圧センサ−Sが作動しその出力でFE
Tが導通され、膜抵抗rが通電発熱されてヒュ−ズ
h1,h2が溶断され、二次電池Aの端子間が開放され
ると共に膜抵抗rが二次電池A及び充電器Bから遮断さ
れる。
タ−の等価回路図であり、図3はそのプロテクタ−を二
次電池(例えば、リチウムイオン二次電池)の過充電保
護に用いる場合の等価回路図である。図2及び図3にお
いて、Aは二次電池を、Bは充電器を、Hは本発明に係
るプロテクタ−を、rは膜抵抗を、h1,h2はヒュ-
ズを、Sは過電圧センサ−(IC)を、FETは電界効
果型トランジスタ−をそれぞれ示している。図3におい
て、二次電池Aが過充電状態になってその端子電圧が急
上昇すると、過電圧センサ−Sが作動しその出力でFE
Tが導通され、膜抵抗rが通電発熱されてヒュ−ズ
h1,h2が溶断され、二次電池Aの端子間が開放され
ると共に膜抵抗rが二次電池A及び充電器Bから遮断さ
れる。
【0018】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−は、リフロ−法またはフロ−法によるはんだ付けでプ
リント回路板に面実装して使用でき、この場合、ヒュ−
ズの融点はリフロ−法またはフロ−法での温度に耐え得
るように少なくとも230℃以上に設定される。ヒュ−
ズの融点を高くし過ぎると、膜抵抗の発熱温度が極めて
高くなり危険であるので、ヒュ−ズの融点は230℃〜
300℃とすることが適切である。
−は、リフロ−法またはフロ−法によるはんだ付けでプ
リント回路板に面実装して使用でき、この場合、ヒュ−
ズの融点はリフロ−法またはフロ−法での温度に耐え得
るように少なくとも230℃以上に設定される。ヒュ−
ズの融点を高くし過ぎると、膜抵抗の発熱温度が極めて
高くなり危険であるので、ヒュ−ズの融点は230℃〜
300℃とすることが適切である。
【0019】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−においては、電極にリ−ド線を予め接続しておき、こ
のリ−ド線を介して機器やFETとの結線を行うことも
でき、この場合、上記ヒュ−ズの融点の制約は受けず、
機器が許容温度に達したときにヒュ−ズがその機器温度
で溶断するようにヒュ−ズの融点を設定しておけば、当
該プロテクタ−を温度ヒュ−ズとしても機能させること
ができる。
−においては、電極にリ−ド線を予め接続しておき、こ
のリ−ド線を介して機器やFETとの結線を行うことも
でき、この場合、上記ヒュ−ズの融点の制約は受けず、
機器が許容温度に達したときにヒュ−ズがその機器温度
で溶断するようにヒュ−ズの融点を設定しておけば、当
該プロテクタ−を温度ヒュ−ズとしても機能させること
ができる。
【0020】上記フラックスは、ヒュ−ズが溶融したと
きにその溶融金属の球状化分断を表面張力の面から促進
して溶融ヒュ−ズの分断を迅速化するために必要とさ
れ、ロジンを主成分とするものを使用できる。
きにその溶融金属の球状化分断を表面張力の面から促進
して溶融ヒュ−ズの分断を迅速化するために必要とさ
れ、ロジンを主成分とするものを使用できる。
【0021】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ
−は、電子・電気機器の異常に対する保護に使用され、
前記過電圧に対する保護以外にも、各種異常を検出する
センサ−との組合せで各種の異常に対するプロテクタ−
として使用できる。
−は、電子・電気機器の異常に対する保護に使用され、
前記過電圧に対する保護以外にも、各種異常を検出する
センサ−との組合せで各種の異常に対するプロテクタ−
として使用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、絶縁基板上に2個のヒュ−ズ
部とヒ−タ用膜抵抗とを有し異常時にヒ−タ用膜抵抗を
通電発熱させて両ヒュ−ズ部を溶断させるプロテクタ−
において、ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒュ−ズ電極部
を膜抵抗上に絶縁層を介して設けており、従って、絶縁
基板面(x−y二次元)にそのヒュ−ズ電極部を設ける
場合に対しその設置スペ−スを三次元のz方向空間に移
しているから、絶縁基板面の必要スペ−スをそれだけ小
さく済まし得、プロテクタ−の小型化を図ることができ
る。または、前記ヒュ−ズ電極部の下方の絶縁基板面部
分を膜抵抗形成面に利用して膜抵抗の面積を広くでき、
それだけ膜抵抗のトリミング深さを長くできるから、対
抗値調整巾を広くできる。
部とヒ−タ用膜抵抗とを有し異常時にヒ−タ用膜抵抗を
通電発熱させて両ヒュ−ズ部を溶断させるプロテクタ−
において、ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒュ−ズ電極部
を膜抵抗上に絶縁層を介して設けており、従って、絶縁
基板面(x−y二次元)にそのヒュ−ズ電極部を設ける
場合に対しその設置スペ−スを三次元のz方向空間に移
しているから、絶縁基板面の必要スペ−スをそれだけ小
さく済まし得、プロテクタ−の小型化を図ることができ
る。または、前記ヒュ−ズ電極部の下方の絶縁基板面部
分を膜抵抗形成面に利用して膜抵抗の面積を広くでき、
それだけ膜抵抗のトリミング深さを長くできるから、対
抗値調整巾を広くできる。
【0023】しかも、前記三次元スペ−スの利用にもか
かわらず、全電極を同一行程で形成できるから、製造工
数も元のままに保持できる。特に請求項3によれば、膜
抵抗を一個にして二ヵ所のヒュ−ズ部分に対し膜抵抗を
共用させることができ、2個の膜抵抗を使用する場合に
較べ各膜抵抗の発熱のアンバランスによるヒュ−ズ間の
作動ずれを排除できる利点もある。
かわらず、全電極を同一行程で形成できるから、製造工
数も元のままに保持できる。特に請求項3によれば、膜
抵抗を一個にして二ヵ所のヒュ−ズ部分に対し膜抵抗を
共用させることができ、2個の膜抵抗を使用する場合に
較べ各膜抵抗の発熱のアンバランスによるヒュ−ズ間の
作動ずれを排除できる利点もある。
【図1】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ−の
一例を示す図面である。
一例を示す図面である。
【図2】図1に示す電子・電気機器用プロテクタ−の等
価回路図である。
価回路図である。
【図3】本発明に係る電子・電気機器用プロテクタ−の
使用状態の一例を示す電気等価回路図である。
使用状態の一例を示す電気等価回路図である。
【図4】従来の電子・電気機器用プロテクタ−の使用状
態の一例を示す電気等価回路図である。
態の一例を示す電気等価回路図である。
【図5】従来の電子・電気機器用プロテクタ−を示す図
面である。
面である。
【図6】図5のプロテクタ−の改良例を示す図面であ
る。
る。
1 絶縁基板 2 膜抵抗 3 絶縁層 4a,4b ヒュ−ズ電極 4c ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極 41 ヒ−タ電極部 42 ヒュ−ズ電極部 4d ヒ−タ電極 5 ヒュ−ズ
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁基板上に膜抵抗が形成され、該膜抵抗
上に少なくとも同膜抵抗の二ヵ所を露出させて絶縁層が
設けられ、上記二ヵ所のうちの一ヵ所にヒ−タ電極が、
他ヵ所から絶縁層上に延在してヒ−タ・ヒュ−ズ複合電
極が、前記膜抵抗とは非導通の状態で第1ヒュ−ズ電極
及び第2ヒュ−ズ電極がそれぞれ設けられ、前記ヒ−タ
・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部と第1ヒュ−ズ電極
との間及び同ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部
と第2ヒュ−ズ電極との間にヒュ−ズが接続されている
ことを特徴とする電子・電気機器用プロテクタ−。 - 【請求項2】回路異常検出回路素子が付加され、回路異
常時に膜抵抗が通電発熱され、その発生熱でヒュ−ズが
溶断される請求項1記載の電子・電気機器用プロテクタ
−。 - 【請求項3】ヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒ−タ電極部
と第1ヒュ−ズ電極との間のヒュ−ズと同ヒ−タ・ヒュ
−ズ複合電極のヒ−タ電極部と第2ヒュ−ズ電極との間
のヒュ−ズに対し膜抵抗が共通とされている請求項1ま
たは2記載の電子・電気機器用プロテクタ−。 - 【請求項4】請求項1記載の電子・電気機器用プロテク
タ−を製造する方法であり、絶縁基板上に膜抵抗を形成
する第1段階、絶縁層を被覆する第2段階、ヒ−タ電極
とヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極と第1ヒュ−ズ電極と第2
ヒュ−ズ電極を同一行程で形成する第3段階、膜抵抗の
抵抗値をトリミングにより調整する第4段階、ヒュ−ズ
を第1ヒュ−ズ電極とヒ−タ・ヒュ−ズ複合電極のヒュ
−ズ電極部と第2ヒュ−ズ電極とにわたって接続する第
5段階を順次に経ることを特徴とする電子・電気機器用
プロテクタ−の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11231993A JP2001057139A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 電子・電気機器用プロテクタ−及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11231993A JP2001057139A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 電子・電気機器用プロテクタ−及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001057139A true JP2001057139A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16932272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11231993A Pending JP2001057139A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 電子・電気機器用プロテクタ−及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001057139A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9025295B2 (en) | 2009-09-04 | 2015-05-05 | Cyntec Co., Ltd. | Protective device and protective module |
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US9336978B2 (en) | 2009-09-04 | 2016-05-10 | Cyntec Co., Ltd. | Protective device |
-
1999
- 1999-08-18 JP JP11231993A patent/JP2001057139A/ja active Pending
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KR20140140100A (ko) * | 2012-03-29 | 2014-12-08 | 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 | 보호 소자 |
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