JP2001057119A - 線条導体の塗料塗布用ダイス - Google Patents

線条導体の塗料塗布用ダイス

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JP2001057119A
JP2001057119A JP11232270A JP23227099A JP2001057119A JP 2001057119 A JP2001057119 A JP 2001057119A JP 11232270 A JP11232270 A JP 11232270A JP 23227099 A JP23227099 A JP 23227099A JP 2001057119 A JP2001057119 A JP 2001057119A
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die
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die chip
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JP11232270A
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English (en)
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Tadaki Matsuoka
忠己 松岡
Yoshihiro Ogura
嘉博 小倉
Toshiyasu Takani
年泰 高荷
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OGURA JEWEL INDUSTRY CO Ltd
Ogura Jewel Ind Co Ltd
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OGURA JEWEL INDUSTRY CO Ltd
Ogura Jewel Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入出線部にダイスチップを配置した塗料塗布用
ダイスの保守、運用性能の改善を目的とする。 【解決手段】外周に塗料1が塗布された線条導体2を第
2ダイスチップ5を備えた入線部からケース3内に導入
し、出線部に備えた第1ダイスチップ4により塗膜外径
を規制してケース3外に引き出す線条導体の塗料塗布用
ダイスであって、前記第1、第2のダイスチップ4、5
は同心上に配置されるとともに、前記ケース3が第1ダ
イスチップ4と第2ダイスチップ5の保持部6、7に分
離可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線条導体の塗料塗
布用ダイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム、銅等の線条導体にワニス
等の絶縁塗料を塗布する際に使用される線条導体の塗料
塗布用ダイスとしては、特開平10-241474号公
報に記載されたものが知られている。
【0003】この従来例において、ケースの入出線部に
2個のダイスチップを有し、線条導体に付着した塗料は
入線側のダイスチップにより余剰分がそぎ落とされ、出
線側のダイスチップにより正確な外径管理が行われてケ
ース外から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、例えば塗料塗布装置の運転を停止した後、
再開させる場合等、ケース内で塗料が固化している場合
があり、溶剤等で洗浄することが必要になる場合がある
が、入出線部にダイスチップが配置され、ケースは実質
的にオーバーフロー用開口のみが開放された状態である
ために、洗浄作業に手間がかかる問題がある。
【0005】また、この種塗料塗布用ダイスは、取り付
け台にフローティング状態で装着され、線条導体の走行
時の波打ち等に追随できるように構成されるものである
が、上記従来例においてオーバーフロー用開口はケース
側壁部に開設されているために、該オーバーフロー用開
口から流出した塗料が取り付け台への係止部に付着し、
フローティング動作を阻害する問題がある。
【0006】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、入出線部にダイスチップを配置した塗
料塗布用ダイスの保守、運用性能を改善した線条導体の
塗料塗布用ダイスの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、外周に塗料1が塗布された線条導体2を第2ダイス
チップ5を備えた入線部からケース3内に導入し、出線
部に備えた第1ダイスチップ4により塗膜外径を規制し
てケース3外に引き出す線条導体の塗料塗布用ダイスで
あって、前記第1、第2のダイスチップ4、5は同心上
に配置されるとともに、前記ケース3が第1ダイスチッ
プ4と第2ダイスチップ5の保持部6、7に分離可能な
線条導体の塗料塗布用ダイスを提供することにより達成
される。
【0008】第1、第2ダイスチップ4、5はこの種塗
料塗布用ダイスに使用される周知のものが使用可能であ
り、例えばサファイア、超硬合金、セラミック、ダイヤ
モンド、ダイヤモンド焼結体等、耐磨耗性の良好な硬質
材料により形成される。第2ダイスチップ5は線条導体
2上に付着して第1ダイスチップ4側に供給される塗料
1の量を規制するために設けられるもので、第1ダイス
チップ4側への塗料1の供給量は第2ダイスチップ5の
通線孔11の内径により決定される。また、第2ダイス
チップ5は第1ダイスチップ4と同心上に配置され、線
条導体2のダイスチップへの進入角度が一定に保たれ
る。上記第1、第2ダイスチップ5を保持するケース3
はねじ等の手段で分離可能に連結されており、一方に第
1ダイスチップ4が、他方に第2ダイスチップ5が保持
され、保持部6、7同士を分離すれば連結部位に比較的
大きな開口を開放することができる。
【0009】したがってこの発明において、ケース3内
に貯留された塗料1が固化したり、あるいは塵埃等がケ
ース3内に導入されてケース3内を洗浄する必要が生じ
た場合には、ケース3を保持部6、7同士の連結部から
容易に分離することができるために、保守作業が容易に
なる。
【0010】この場合、第1ダイスチップ4の保持部6
側に取り付け台8への係止部9を設けると、第1ダイス
チップ4のみによる運用も可能になるために、使い勝手
が向上する。
【0011】さらに、外周に塗料1が塗布された線条導
体2を第2ダイスチップ5を備えた入線部からケース3
内に導入し、出線部に備えた第1ダイスチップ4により
塗膜外径を規制してケース3外に引き出す線条導体の塗
料塗布用ダイスであって、前記第1、第2のダイスチッ
プ4、5は同心上に配置されるとともに、ケース3の入
線側端面には、第1ダイスチップ4への過剰供給塗料を
オーバーフローさせる開口10が複数個開設される線条
導体の塗料塗布用ダイスを構成した場合には、線条導体
2に付着してケース3内に導かれた余剰塗料1は入線側
端面からケース3外部に放出され、ケース3側部に付着
しないために、ケース3側部に形成された係止部9は常
に清浄に維持され、フローティング動作が確実になる。
【0012】さらに、上記オーバーフロー用の開口10
を、第2ダイスチップ5の通線孔11を中心とする同一
円周上に等ピッチ角で配置した場合には、ケース3外部
へのオーバーフロー流が円周方向に均等となるために、
ケース3内の塗料1は層流状態となり、線条導体2への
塗膜厚さを均一にすることができる。
【0013】また、開口10のケース3外方への開放端
面を線条導体2のケース3内への入線側端面より出線側
に後退させた場合には、運転開始時に過って線条導体2
を開口10に挿通させることを防止でき、さらには、オ
ーバーフローした塗料がケース3内に導入される線条導
体2に付着することも防止できる。
【0014】加えて、ケース3内に、第1ダイスチップ
4に近づくにつれて漸次縮径する截頭円錐形状の塗料貯
留部12と、該塗料貯留部12の第1ダイス側終端から
第1ダイスまでの間に形成される真円断面形状の緩衝部
13を形成した場合には、余剰塗料1は緩衝部13にお
いて層流を形成して緩衝部13内における塗料1の圧力
がほぼ均等になるために、塗膜を均一に維持することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2に本発明に係る塗料塗布用ダ
イスが使用されたワニス塗布装置を示す。ワニス塗布装
置は、塗料であるワニス1を収容するワニスタンク14
と、乾燥用の電気炉ヒータ15とを備える。この塗布装
置は、線条導体2を塗料塗布用ダイスAの設置部位にお
いて横方向に走行させる横型の塗布装置であり、塗料塗
布用ダイスAは取り付け台8に設けられたダイス保持穴
8aに先端部を挿通させて装着される。取り付け台8へ
の取り付け状態において塗料塗布用ダイスAの係止部9
はダイス保持穴8aの周縁に係止し、前方への抜け止め
がされるとともに、図2における矢印B方向への移動が
許容されるフローティング状態とされる。
【0016】図2において矢印C方向に走行する線条導
体2には、ワニスローラ14a上を走行する際に適量の
ワニス1が付着、供給され、表面にワニス1が付着した
線条導体2はワニスタンク14と電気炉ヒータ15との
間に配置された塗料塗布用ダイスAを挿通することによ
り余分のワニス1がそぎ取られ、電気炉ヒータ15によ
り乾燥させることにより、外径が均一のワニス1塗布線
が得られる。
【0017】図1に示すように、塗料塗布用ダイスAは
真鍮、アルミニウム合金、ステンレス鋼等により形成さ
れるケース3を有し、該ケース3の両端部に形成された
ダイス収容凹部6a、7a内に第1、第2ダイスチップ
4、5が固定される。第1ダイスチップ4はサファイ
ア、超硬合金等、耐磨耗性に優れた硬質材料により形成
され、ダイス収容凹部6aにカシメ、あるいは接着等の
適宜手段により固定される。この第1ダイスチップ4の
中心部には、線条導体2の径よりワニス1の塗膜厚分だ
け大径に形成され、線条導体2上へのワニス1の塗膜厚
を決定する通線孔4aが穿孔される。通線孔4aの入線
側終端には入線部側に適宜の開き角で漸次拡径するテー
パ、あるいは曲率面からなるアプローチ部4bが形成さ
れる。一方、第2ダイスチップ5は中心部に通線孔11
を備えて上述した第1ダイスチップ4と同様に、サファ
イア、超硬合金等、耐磨耗性に優れた硬質材料により形
成され、真鍮、アルミニウム合金、ステンレス鋼等によ
り形成されるダイスホルダ16を介して、ダイス収容凹
部7aにカシメ、あるいは接着等の適宜手段で固定され
る。ダイスホルダ16には、第2ダイスチップ5の通線
孔11に連通し、入線側端面7d側に開放され、壁面が
入線側端面7dに行くにしたがって漸次拡径するガイド
凹部16aが設けられる。また、第2ダイスチップ5に
は、上述した第1ダイスチップ4と同様に入線側端面7
dに行くにしたがって漸次拡径するアプローチ部を形成
してもよいが、ストレート孔からなる通線孔11のみを
形成してコスト低減を図ることができる。
【0018】上記ケース3は第1ダイスチップ4を保持
する保持部6と、第2ダイスチップ5を保持する保持部
7とをねじ部17で分離可能に連結して形成される。ケ
ース3の外周は第1ダイスチップ4側で細く、第2ダイ
スチップ5側で太い段付棒形状に形成され、段部が取り
付け台8への係止部9として利用される。この実施の形
態において、係止部9は段部の角部にアールを取った曲
率面とされており、取り付け台8に装着された際に円滑
なフローティング動作ができるように配慮されている。
また、第2ダイスチップ5の保持部7を取り外した状態
でも使用することができるように、係止部9は第1ダイ
スチップ4の保持部6側に形成するのが望ましい。
【0019】ケース3内は線条導体2の挿通を可能にす
るために中空に形成され、塗料貯留部12と緩衝部13
を備える。入線側のダイスホルダ16に一端が面して配
置される塗料貯留部12の壁面は第1ダイスチップ4に
接近するにしたがって漸次縮径する円錐面とされてお
り、該塗料貯留部12の第1ダイスチップ4側の終端に
緩衝部13が連続する。緩衝部13は上記塗料貯留部1
2の終端における直径と同一で、かつ、第1ダイスチッ
プ4のアプローチ部4bの直径よりやや大きな直径を有
するストレート孔形状を有し、第1ダイスチップ4の通
線孔4aに連通する。この緩衝部13は第1ダイスチッ
プ4の近傍にのみ形成され、その長さは、該緩衝部13
内での余剰塗料1の圧力がほぼ均等になるように実験的
に決定される。
【0020】さらに、第2ダイスチップ5を保持する保
持部7の入線側の端面には第2ダイスチップ5の通線孔
11を中心とする同一円周上に6個の円形の開口10が
等ピッチで開設される。
【0021】したがってこの実施の形態において、塗料
1が塗布された線条導体2は第2ダイスチップ5から第
1ダイスチップ4側に向けて走行する。線条導体2上に
付着した過剰のワニス1はまず第2ダイスチップ5によ
りそぎ落とされ、図2において矢印Dで示すように、ガ
イド凹部16aによりガイドされて速やかに落下する。
線条導体2に付着してケース3内に導かれたワニス1
は、第1ダイスチップ4によりさらに過剰分がそぎ取ら
れ、外形寸法が均一な被覆線が得られる。第1ダイスチ
ップ4によりそぎ取られた塗料1は、緩衝部13、塗料
貯留部12内に貯留された後、図2において矢印Eで示
すように、ケース3に設けられた開口10からケース3
外に排出される。ケース3中空部に貯留された余剰の塗
料1は常に開口10から排出され、かつ、開口10は同
一円周上に等ピッチで開設されているために、塗料貯留
部12においては内圧がほぼ一定となるとともに、塗料
貯留部12におけるワニス1の流れは乱流の発生が防止
されてほぼ層流状態となっており、緩衝部13において
さらに整流されるために、第1ダイスチップ4から引き
出される線条導体2への塗膜厚は均一に保たれる。
【0022】また、第2ダイスチップ5を配置すること
により、図1において鎖線で示すように、線条導体2が
第1ダイスチップ4に斜めに進入することが確実に防止
され、第1ダイスチップ4の破損を防止することができ
る上に、塗膜の外径寸法のばらつき発生を有効に防止で
きる。
【0023】なお、図1においては、塗料貯留部12と
第1ダイスチップ4との間に緩衝部13が介在している
が、緩衝部13を除き、第1ダイスチップ4に隣接して
塗料貯留部12を配置することも可能であり、この場合
には、ケース3の加工が容易になるので、製造効率が向
上する。また、図1において開口10は円形に形成され
ているが、図3に示すように、ダイスホルダ16の周縁
を切り欠くことにより、ダイス収容凹部7aの壁面との
間で開口10を形成することもできる。さらに、図1に
おいて、第2ダイスチップ5の保持部7はホルダ保持体
7bと、ホルダ保持体7bに固定されるダイスホルダ1
6と、ダイスホルダ16に固定される第2ダイス5とか
ら構成され、ホルダ保持体7bを第1ダイス4の保持部
6に分離可能に連結して構成されているが、図4に示す
ように、ホルダ支持体7bを設けることなく、第2ダイ
スチップ5を保持するダイスホルダ16を保持部7とし
て使用することもできる。この場合、ダイスホルダ16
には、第1ダイス4の保持部6にねじ込まれるねじ部1
7が形成される。
【0024】図5に第2ダイスチップ5の保持部7の変
形例を示す。この変形例において、保持部7には開口1
0がケース3の外方に開放される面(開放端面10a)
よりさらにケース3の外方側に飛び出す膨隆部7cが設
けられる。膨隆部7cの中心部には、一端が第2ダイス
チップ5の通線孔11に連通し、他端が外方に開放され
るガイド凹部16aが開設される。ガイド凹部16aの
壁面は開放先端側に行くにしたがって漸次拡径される錐
面とされており、線条導体2は上記ガイド凹部16aの
開放側先端面(入線側端面7d)からケース3内に導入
される。
【0025】図示の例において、保持部7はホルダ保持
体7bによりダイスホルダ16を保持して構成される。
ダイスホルダ16はダイス収容凹部7aへの嵌合部16
bの中心部から膨隆部7cを先端方(ケース3外方側)
に膨隆して形成され、膨隆部7cの基端に開口10の開
放端面10aが配置される。
【0026】したがってこの変形例において、開口10
の開放端面10aは線条導体2のケース3内への入線側
端面7dから距離δだけ線条導体2の走行方向に奥まっ
ているために、過って線条導体2を開口10に挿通させ
ることが防止できる。また、ケース3内からあふれた余
剰の塗料1は、入線側端面7dからケース3内に導入さ
れる線条導体2に触れることがないために、線条導体2
への塗料の過剰供給が防止できる上に、線条導体2がオ
ーバーフロー流の圧力によりぶれることが防止できる。
【0027】なお、以上の説明においては、線条導体2
にワニスを塗布する場合を説明したが、種々の塗料1の
塗布用ダイスとして利用することができる。また、塗料
塗布用ダイスAは横型の塗布装置のみならず、縦型のも
のにも使用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、入出線部に2個のダイスチップを配置した塗
料塗布用ダイスの保守性、および使い勝手を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図で、(a)は塗料塗布用ダイス
を長手方向に沿って切断した断面図で、(b)の1A-
1A線断面図、(b)は(a)の1B方向矢視図であ
る。
【図2】本発明の使用状態を示す説明図である。
【図3】第2ダイスの保持部の変形例を示す図で、
(a)は正面図、(b)は(a)の3B-3B線断面図
である。
【図4】本発明の変形例を示す断面図である。
【図5】第2ダイスの保持部の他の変形例を示す図で、
(a)は正面図、(b)は(a)の5B-5B線断面図
である。
【符号の説明】
1 塗料 2 線条導体 3 ケース 4 第1ダイスチップ 5 第2ダイスチップ 6、7 保持部 8 取り付け台 9 係止部 10 開口 11 通線孔 12 塗料貯留部 13 緩衝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高荷 年泰 東京都大田区大森北5丁目7番12号 オグ ラ宝石精機工業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AB12 AB32 AC06 AC72 AC88 AC93 CA47 DA01 DB01 EA05 4F040 AA26 AB04 BA49 CC02 5G325 KB13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に塗料が塗布された線条導体を第2ダ
    イスチップを備えた入線部からケース内に導入し、出線
    部に備えた第1ダイスチップにより塗膜外径を規制して
    ケース外に引き出す線条導体の塗料塗布用ダイスであっ
    て、 前記第1、第2のダイスチップは同心上に配置されると
    ともに、前記ケースが第1ダイスチップと第2ダイスチ
    ップの保持部に分離可能な線条導体の塗料塗布用ダイ
    ス。
  2. 【請求項2】前記第1ダイスチップの保持部に取り付け
    台への係止部が設けられる請求項1記載の線条導体の塗
    料塗布用ダイス。
  3. 【請求項3】外周に塗料が塗布された線条導体を第2ダ
    イスチップを備えた入線部からケース内に導入し、出線
    部に備えた第1ダイスチップにより塗膜外径を規制して
    ケース外に引き出す線条導体の塗料塗布用ダイスであっ
    て、 前記第1、第2のダイスチップは同心上に配置されると
    ともに、ケースの入線側端面には、第1ダイスチップへ
    の過剰供給塗料をオーバーフローさせる開口が複数個開
    設される線条導体の塗料塗布用ダイス。
  4. 【請求項4】前記開口は第2ダイスチップの通線孔を中
    心とする同一円周上に等ピッチ角で配置される請求項3
    記載の線条導体の塗料塗布用ダイス。
  5. 【請求項5】前記開口のケース外方への開放端面が線条
    導体のケース内への入線側端面より出線側に後退してい
    る請求項3または4記載の線条導体の塗料塗布用ダイ
    ス。
  6. 【請求項6】前記ケース内には、第1ダイスチップに近
    づくにつれて漸次縮径する截頭円錐形状の塗料貯留部
    と、該塗料貯留部の第1ダイスチップ側終端から第1ダ
    イスチップまでの間に形成される真円断面形状の緩衝部
    が形成される請求項1ないし5のいずれかに記載の線条
    導体の塗料塗布用ダイス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005158625A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Fujikura Ltd 塗料充填絶縁撚線の製造方法及び塗料充填絶縁撚線
CN113231248A (zh) * 2021-05-17 2021-08-10 中天科技海缆股份有限公司 一种电缆防护层的涂覆装置及方法

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