JP2001056079A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- resin
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Abstract
よって拡径され、非拡径部46から拡径部48へ移行す
る箇所には傾斜部50が形成される。したがって、拡径
部48の外径よりも小さい内径をもつリング22を樹脂
管20(拡径部48)の外周面に嵌合する際には、リン
グ22を傾斜部50の外面に沿わせて拡径部48側へ強
制的に押し込むことができる。樹脂管20(拡径部4
8)に嵌合されたリング22は、拡径部48を締めつけ
て圧縮し、その内周面を盛り上がり部28の外面に圧着
させるため、樹脂管20は、盛り上がり部28に強固に
固定されることになる。 【効果】 高い抜け防止性能および回転防止性能を得る
ことができる。また、製造が容易となり、コストを低減
できる。
Description
とえば樹脂管と金属管とを接続する管継手に関する。
り固定するタイプ(以下、「リング型」と言う。)と、
かしめにより固定するタイプ(以下、「かしめ型」と言
う。)の2種類が用いられてきた。
−151281号公報に開示されているように、金属か
らなる継手本体の外周面およびリングの内周面に係止部
を形成し、これらの面(係止部)で樹脂管を挟み込んで
固定するものである。
−178074号公報に開示されているように、金属か
らなる継手本体に溝を形成し、溝の外側面部をかしめて
縮径させることで溝に挿入された樹脂管を固定するもの
である。
型およびかしめ型のいずれも、構造が複雑なため、製造
が難しく、コスト高であるという問題点があった。特
に、かしめ型では、図11に示すように、溝1の外側面
部2をかしめて樹脂管3を固定するために、外側面部2
の肉厚を薄くする必要があったので、外側面部2の加工
が困難であった。また、かしめ型では、外側面部2の強
度を確保するのが難しく、継手本体4に対する樹脂管3
の抜け防止力および回転防止力が不足していた。
造が容易であり、かつ高い抜け防止性能および回転防止
性能をもつ、管継手を提供することである。
る筒状の本体、本体の一方端部外面に突出して形成され
るストッパ、本体の他方端部外面に形成される盛り上が
り部、本体の外周面に嵌合されて一端がストッパに係止
される樹脂管、および樹脂管の外周面に嵌合されて樹脂
管を盛り上がり部に圧着させるリングを備える、管継手
である。
一方端部がストッパに係止される。また、樹脂管の他方
端部が本体の盛り上がり部によって拡径され、樹脂管の
非拡径部から拡径部へ移行する箇所には傾斜部が形成さ
れる。したがって、拡径部の外径よりも小さい内径をも
つリングを樹脂管(拡径部)の外周面に嵌合する際に
は、リングを傾斜部の外面に沿わせて拡径部側へ強制的
に押し込むことができる。樹脂管(拡径部)に嵌合され
たリングは、拡径部を締めつけて圧縮し、その内周面を
盛り上がり部の外面に圧着させるため、樹脂管は、盛り
上がり部に強固に固定されることになる。
ると、粗面が樹脂管に対するすべり止めとして機能す
る。
固に結合されるので、高い抜け防止性能および回転防止
性能を得ることができる。また、本体、樹脂管およびリ
ングの各形状を単純にすることができるので、製造が容
易となり、コストを低減できる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
継手10は、たとえば図4に示すサドル付分水栓12に
おいて、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂からな
るサドル14と銅合金等の金属からなる分水栓16とを
接続するためのものであり、筒状の本体18、本体18
の外周面に嵌合される樹脂管20および樹脂管20の外
周面に嵌合されるリング22を含む。
り、短管部24を含む。短管部24の長さは、サドル1
4の接続口14aよりも十分に長く設定され、短管部2
4の内径は、十分な流路断面積を確保し得るように設定
される。そして、短管部24の一方端部外面には、テー
パ面26aを有する鍔状のストッパ26が突出して形成
され、短管部24の他方端部外面には、盛り上がり部2
8が形成される。盛り上がり部28の端部には、樹脂管
20の嵌合方向に拡径する傾斜面28aが形成され、盛
り上がり部28の外面には、周方向に延びる複数の突条
30aによって粗面30が形成される。
溝32が形成され、溝32にはOリング34が装着され
る。
盛り上がり部28の端部から立ち上がって鍔36が形成
され、他方端部内面には、分水栓16の接続口16aが
螺合される雌ねじ38が形成される。
フィン系樹脂からなり、その内径は本体18(短管部2
4)の外径よりやや小さく設定され、その外径は本体1
8(短管部24)の外周面に嵌合されたときに接続口1
4aの内径とほぼ同じサイズになるように設定され、そ
の長さは本体18におけるストッパ26と鍔36との間
隔とほぼ同じサイズに設定される。
タール等の容易には変形しない材料からなり、その内径
は盛り上がり部28で拡径された樹脂管20の外径より
もやや小さく設定され、その幅は盛り上がり部28の幅
とほぼ同じサイズに設定される。
すように、まずジグ40に本体18および傾斜面形成部
材42を取り付ける。そして、ストッパ26と傾斜面形
成部材42とによって形成された傾斜面44に樹脂管2
0を沿わせて拡径しながら、これを本体18の外周面に
嵌合する。このとき、樹脂管20は拡径しながらストッ
パ26を越えていくが、ストッパ26を越えると自然に
元の径に収縮しようとする。したがって、樹脂管20を
嵌合した後は、樹脂管20の内面が本体18の外周面に
密着される。
管20は、一方端部がストッパ26に係止され、他方端
部が盛り上がり部28のために拡径した状態にある。ま
た、樹脂管20の一方端部(非拡径部46)から他方端
部(拡径部48)へ移行する箇所の外面には傾斜部50
が形成されることになる。なお、樹脂管20は上述のよ
うに自然に元の形状に収縮しようとする性質を有する
が、本体18への装着後に樹脂管20を加熱することに
よって、収縮を促進するようにしてもよい。
グ22を本体18の一方端部から樹脂管20(拡径部4
8)の外周面に嵌合する。リング22の内径は拡径部4
8の外径よりも小さく設定されているが、傾斜部50が
形成されているので、リング22を傾斜部50の外面に
沿わせて拡径部48の外面に押し込むことができる。リ
ング22を樹脂管20の拡径部48に押し込むと、リン
グ22により樹脂管20の拡径部48は圧縮され、樹脂
管20の内周面は盛り上がり部28の外面に圧着され
て、粗面30の突条に食い込む。
示すように、管継手10の一方端部をサドル14の接続
口14aに挿入し、接続口14aに埋め込まれたヒータ
52に通電して接続口14aと樹脂管20とを融着す
る。そして、管継手10の他方端部の内周面に形成され
た雌ねじ38に分水栓16の接続口16a(雄ねじ5
4)を螺合する。
ッパ26による係止およびリング22による圧着、さら
に粗面30によるすべり防止によって本体18に強固に
固定されるために、高い抜け防止性能および回転防止性
能を得ることができる。
周にテーパ面26aを形成しているが、図5に示すよう
に、ストッパ26の外周をストレート状に形成してもよ
い。この場合には、図6に示すように、傾斜面形成部材
42の拡径側端部の外径をストッパ26の外径とほぼ同
じかそれよりも大きく設定し、その傾斜面に樹脂管20
を沿わせて拡径しながら、これを本体18の外周面に嵌
合する。
用いて止水性を高めているが、水漏れの心配が無い場合
には、図7に示すように、Oリングを装着しなくてもよ
い。また、上述の実施例では、盛り上がり部28の外面
にすべり止めとしての粗面30を形成しているが、リン
グ22による圧着力だけで十分な接合強度を得ることが
できる場合には、図7に示すように、粗面を形成しなく
てもよい。
立つ他の形状でもよく、たとえば図8(a)に示すよう
なローレット状でもよいし、図8(b)に示すような多
数の突起でもよい。
リオレフィン系樹脂からなる樹脂管62と鉄等からなる
金属管64とを接続するためのものである。管継手60
は、図1に示す管継手10における鍔36を軸方向に長
く形成し、その内面に金属管64を受容する受口66を
形成し、受口66の内面に雌ねじ68を形成したもので
ある。
と樹脂管62とを電気融着継手70を用いて接続し、雌
ねじ68に金属管64の雄ねじ72を螺合する。
樹脂管62と他の樹脂管76(ポリオレフィン系樹脂管
または塩化ビニル管等)とを接続するためのものであ
る。管継手74は、図1に示す管継手10における鍔3
6の端部から軸方向に延びて雄ねじ部78を形成し、そ
の内面に樹脂管76を受容する受口80を形成し、受口
80に締付リング82を挿入するとともに、雄ねじ部7
8に袋ナット84を螺合したものである。
の端部にインコア86を挿入し、この樹脂管76を袋ナ
ット84および締付リング82に挿通した後、受口80
の奥部まで挿入する。そして、袋ナット84を雄ねじ部
78に螺合する。すると、締付リング82が袋ナット8
4により受口80の内面に形成されたテーパ面80aに
押し付けられて縮径され、この締付リング82とインコ
ア86とによって樹脂管76が挟まれて固定される。
同様に、高い抜け防止性能および回転防止性能を得るこ
とができる。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】金属からなる筒状の本体、 前記本体の一方端部外面に突出して形成されるストッ
パ、 前記本体の他方端部外面に形成される盛り上がり部、 前記本体の外周面に嵌合されて一端が前記ストッパに係
止される樹脂管、および前記樹脂管の外周面に嵌合され
て前記樹脂管を前記盛り上がり部に圧着させるリングを
備える、管継手。 - 【請求項2】前記盛り上がり部の外面に粗面を形成し
た、請求項1記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23034399A JP3717145B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23034399A JP3717145B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001056079A true JP2001056079A (ja) | 2001-02-27 |
JP3717145B2 JP3717145B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=16906373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23034399A Expired - Lifetime JP3717145B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3717145B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144872A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | バルブ |
JP2013155794A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Inoac Housing & Construction Materials Co Ltd | 電気融着継手用接続金具及び接続金具付き電気融着継手 |
-
1999
- 1999-08-17 JP JP23034399A patent/JP3717145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144872A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | バルブ |
JP2013155794A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Inoac Housing & Construction Materials Co Ltd | 電気融着継手用接続金具及び接続金具付き電気融着継手 |
Also Published As
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---|---|
JP3717145B2 (ja) | 2005-11-16 |
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