JP2001055974A - 振動式圧縮機 - Google Patents
振動式圧縮機Info
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- JP2001055974A JP2001055974A JP11229686A JP22968699A JP2001055974A JP 2001055974 A JP2001055974 A JP 2001055974A JP 11229686 A JP11229686 A JP 11229686A JP 22968699 A JP22968699 A JP 22968699A JP 2001055974 A JP2001055974 A JP 2001055974A
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- stator
- elliptical
- movable element
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動式圧縮機に関し、モーター13の固定子
13aと可動子13bのエアギャップの不均一によるモ
ーター効率の低下を防止すると共に、局所的なこじりを
防止して圧縮機の信頼性向上を図る。 【解決手段】 外周部16bが固定要素14により保持
され、内周部16cが可動要素15に固定または連結さ
れた弾性要素について、永久磁石13cの配設方向に半
径方向の剛性が最大となるように配設することにより、
永久磁石13cにより発生する磁界の作用により、可動
子13bが永久磁石13cに引き寄せられて傾くことを
防ぎ、固定子13aと可動子13bのエアギャップを均
一に保つことで、モーター効率の低下や、局所的なこじ
りによる信頼性低下を防止することができる。
13aと可動子13bのエアギャップの不均一によるモ
ーター効率の低下を防止すると共に、局所的なこじりを
防止して圧縮機の信頼性向上を図る。 【解決手段】 外周部16bが固定要素14により保持
され、内周部16cが可動要素15に固定または連結さ
れた弾性要素について、永久磁石13cの配設方向に半
径方向の剛性が最大となるように配設することにより、
永久磁石13cにより発生する磁界の作用により、可動
子13bが永久磁石13cに引き寄せられて傾くことを
防ぎ、固定子13aと可動子13bのエアギャップを均
一に保つことで、モーター効率の低下や、局所的なこじ
りによる信頼性低下を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクル等に使
用する振動式圧縮機に関するものである。
用する振動式圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動式圧縮機としては、特開平0
4−347460号公報に示されているものがある。以
下、図面を参照しながら上記従来の振動式圧縮機を説明
する。
4−347460号公報に示されているものがある。以
下、図面を参照しながら上記従来の振動式圧縮機を説明
する。
【0003】従来の構成を図6、図7に示す。図6は従
来の振動式圧縮機の縦断面図であり、図7は図6のC−
C線要部断面図である。図6、図7において、1は密閉
容器、2は本体である。本体2は、モーター3、シリン
ダ4、ピストン5、ブロック6、シリンダヘッド7、弾
性要素8などから構成されており、サスペンションスプ
リング(図示せず)により、密閉容器1内に弾性支持さ
れている。モーター3は、純鉄で形成された固定子3a
とコイルで形成された可動子3bとから構成されてお
り、固定子3aには永久磁石3cが固定されている。ま
た、可動子3bは可動子連結部材9を介してピストン5
に連結固定されている。ピストン5は、シリンダ4と弾
性要素8により軸方向に摺動可能なように支持されてい
る。
来の振動式圧縮機の縦断面図であり、図7は図6のC−
C線要部断面図である。図6、図7において、1は密閉
容器、2は本体である。本体2は、モーター3、シリン
ダ4、ピストン5、ブロック6、シリンダヘッド7、弾
性要素8などから構成されており、サスペンションスプ
リング(図示せず)により、密閉容器1内に弾性支持さ
れている。モーター3は、純鉄で形成された固定子3a
とコイルで形成された可動子3bとから構成されてお
り、固定子3aには永久磁石3cが固定されている。ま
た、可動子3bは可動子連結部材9を介してピストン5
に連結固定されている。ピストン5は、シリンダ4と弾
性要素8により軸方向に摺動可能なように支持されてい
る。
【0004】弾性要素8は、複数の弾性体8aを積み重
ねて構成されており、弾性要素8の内周部8bがピスト
ン5に固定され、外周部8cがブロック6に固定されて
いる。また、弾性体8aは複数の螺旋状のスリット8d
を有しており、そのため弾性体、例えばバネとして機能
する。10はピストン5、モーター3の可動子3b、可
動子連結部材9などから構成される可動要素であり、1
1はシリンダ4、モーター3の固定子3a、ブロック6
などから構成される固定要素である。12は圧縮室であ
り、シリンダ4、ピストン5により形成されている。
ねて構成されており、弾性要素8の内周部8bがピスト
ン5に固定され、外周部8cがブロック6に固定されて
いる。また、弾性体8aは複数の螺旋状のスリット8d
を有しており、そのため弾性体、例えばバネとして機能
する。10はピストン5、モーター3の可動子3b、可
動子連結部材9などから構成される可動要素であり、1
1はシリンダ4、モーター3の固定子3a、ブロック6
などから構成される固定要素である。12は圧縮室であ
り、シリンダ4、ピストン5により形成されている。
【0005】次に、振動式圧縮機の機構について説明す
る。交流電源によりモーター3の可動子3b(コイル)
に通電すると、この通電により永久磁石3cにより発生
する磁界との作用により、可動子3b(コイル)に軸方
向の往復運動する力が発生する。その力により、可動子
連結部材9を介して可動子3bと連結されたピストン5
は、弾性要素8を変形させるとともに、その弾性要素8
の反発力を利用しながら効率よく軸方向に往復運動を繰
り返す。
る。交流電源によりモーター3の可動子3b(コイル)
に通電すると、この通電により永久磁石3cにより発生
する磁界との作用により、可動子3b(コイル)に軸方
向の往復運動する力が発生する。その力により、可動子
連結部材9を介して可動子3bと連結されたピストン5
は、弾性要素8を変形させるとともに、その弾性要素8
の反発力を利用しながら効率よく軸方向に往復運動を繰
り返す。
【0006】冷却システム(図示せず)からの冷媒ガス
は、吸入管(図示せず)を介してシリンダヘッド7の低
圧室7aに導かれ、シリンダ4内の圧縮室12に至る。
圧縮室12に至った冷媒ガスは、上述したピストン5の
往復運動により圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、シ
リンダヘッド7内に配設されている吐出弁(図示せず)
を介して一旦シリンダヘッド7内の高圧室7bに吐出さ
れた後、吐出管(図示せず)を介して冷却システムに吐
出される。
は、吸入管(図示せず)を介してシリンダヘッド7の低
圧室7aに導かれ、シリンダ4内の圧縮室12に至る。
圧縮室12に至った冷媒ガスは、上述したピストン5の
往復運動により圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、シ
リンダヘッド7内に配設されている吐出弁(図示せず)
を介して一旦シリンダヘッド7内の高圧室7bに吐出さ
れた後、吐出管(図示せず)を介して冷却システムに吐
出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構成では、永久磁石3cにより発生する磁界の
作用により、可動子3bが永久磁石3cに引き寄せられ
て傾き、固定子と可動子のエアギャップの不均一による
モーター効率の低下や、局所的なこじりによる信頼性低
下の可能性があるという欠点があった。
のような構成では、永久磁石3cにより発生する磁界の
作用により、可動子3bが永久磁石3cに引き寄せられ
て傾き、固定子と可動子のエアギャップの不均一による
モーター効率の低下や、局所的なこじりによる信頼性低
下の可能性があるという欠点があった。
【0008】本発明は従来の課題を解決するもので、固
定子と可動子のエアギャップを均一に保ち、局所的なこ
じりの発生を防止することで、モーター効率と信頼性が
高い振動式圧縮機を提供することを目的とする。
定子と可動子のエアギャップを均一に保ち、局所的なこ
じりの発生を防止することで、モーター効率と信頼性が
高い振動式圧縮機を提供することを目的とする。
【0009】また、上記従来の構成は、弾性要素8が軸
方向に変形する際に、弾性体8aの内周部8b、ピスト
ン5及び可動子3bを含む可動要素12が方向を変えな
がら回転し、固定子と可動子の局所的なこじりによる信
頼性低下の可能性があるという欠点があった。
方向に変形する際に、弾性体8aの内周部8b、ピスト
ン5及び可動子3bを含む可動要素12が方向を変えな
がら回転し、固定子と可動子の局所的なこじりによる信
頼性低下の可能性があるという欠点があった。
【0010】本発明の他の目的は、弾性要素が軸方向に
変形する際に生じる可動要素の回転を抑制することで、
固定子と可動子の局所的なこじりの発生を防止し、信頼
性の高い振動式圧縮機を提供することである。
変形する際に生じる可動要素の回転を抑制することで、
固定子と可動子の局所的なこじりの発生を防止し、信頼
性の高い振動式圧縮機を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、弾性要素が軸方向に
変形する際に生じる回転を可動要素に伝達しないこと
で、シリンダとピストン間の回転に伴う摺動損失を低減
すると共に、固定子と可動子の局所的なこじりの発生を
防止することで、効率と信頼性が高い振動式圧縮機を提
供することである。
変形する際に生じる回転を可動要素に伝達しないこと
で、シリンダとピストン間の回転に伴う摺動損失を低減
すると共に、固定子と可動子の局所的なこじりの発生を
防止することで、効率と信頼性が高い振動式圧縮機を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、固定子と可動子と永久磁石とから構成された
モーターと、前記固定子などにより構成された固定要素
と、前記可動子などにより構成された可動要素と、一部
が前記固定要素により保持され一部が前記可動要素に固
定または連結された弾性要素とからなり、前記弾性要素
を前記永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大とな
るように配設したのである。
本発明は、固定子と可動子と永久磁石とから構成された
モーターと、前記固定子などにより構成された固定要素
と、前記可動子などにより構成された可動要素と、一部
が前記固定要素により保持され一部が前記可動要素に固
定または連結された弾性要素とからなり、前記弾性要素
を前記永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大とな
るように配設したのである。
【0013】これにより、固定子と可動子のエアギャッ
プの不均一によるモーター効率の低下や、局所的なこじ
りの発生による信頼性低下を防止できる。
プの不均一によるモーター効率の低下や、局所的なこじ
りの発生による信頼性低下を防止できる。
【0014】また、本発明は、平面を有する固定子と可
動子とから構成されたモーターと、楕円シリンダと、前
記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピストンと、前記
固定子や前記楕円シリンダなどにより構成された固定要
素と、前記可動子や前記楕円ピストンなどにより構成さ
れた可動要素と、一部が前記固定要素により保持され一
部が前記可動要素に固定または連結された弾性要素とか
ら構成したのである。
動子とから構成されたモーターと、楕円シリンダと、前
記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピストンと、前記
固定子や前記楕円シリンダなどにより構成された固定要
素と、前記可動子や前記楕円ピストンなどにより構成さ
れた可動要素と、一部が前記固定要素により保持され一
部が前記可動要素に固定または連結された弾性要素とか
ら構成したのである。
【0015】これにより、固定子と可動子の局所的なこ
じりの発生による信頼性低下を防止できる。
じりの発生による信頼性低下を防止できる。
【0016】また、本発明は、平面を有する固定子と可
動子とから構成されたモーターと、楕円シリンダと、前
記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピストンと、前記
固定子や前記楕円シリンダなどにより構成された固定要
素と、前記可動子や前記楕円ピストンなどにより構成さ
れた可動要素と、一部が前記固定要素により保持され一
部が前記可動要素に固定または連結された弾性要素とか
らなり、前記可動要素を前記弾性要素に対して回転自在
としたのである。
動子とから構成されたモーターと、楕円シリンダと、前
記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピストンと、前記
固定子や前記楕円シリンダなどにより構成された固定要
素と、前記可動子や前記楕円ピストンなどにより構成さ
れた可動要素と、一部が前記固定要素により保持され一
部が前記可動要素に固定または連結された弾性要素とか
らなり、前記可動要素を前記弾性要素に対して回転自在
としたのである。
【0017】これにより、シリンダとピストン間の回転
に伴う摺動損失を低減できると共に、摺動部の摩耗とい
った信頼性低下を防止できる。更に、固定子と可動子の
局所的なこじりの発生による信頼性低下を防止できる。
に伴う摺動損失を低減できると共に、摺動部の摩耗とい
った信頼性低下を防止できる。更に、固定子と可動子の
局所的なこじりの発生による信頼性低下を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、固定子と可動子と永久磁石とから構成されたモータ
ーと、前記固定子などにより構成された固定要素と、前
記可動子などにより構成された可動要素と、一部が前記
固定要素により保持され一部が前記可動要素に固定また
は連結された弾性要素とからなり、前記弾性要素を前記
永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大となるよう
に配設したものであり、永久磁石により発生する磁界の
作用により、可動子が永久磁石に引き寄せられて傾くこ
とを防ぎ、固定子と可動子のエアギャップを均一に保つ
ことで、モーター効率の低下や、局所的なこじりによる
信頼性低下を防止できるという作用を有する。
は、固定子と可動子と永久磁石とから構成されたモータ
ーと、前記固定子などにより構成された固定要素と、前
記可動子などにより構成された可動要素と、一部が前記
固定要素により保持され一部が前記可動要素に固定また
は連結された弾性要素とからなり、前記弾性要素を前記
永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大となるよう
に配設したものであり、永久磁石により発生する磁界の
作用により、可動子が永久磁石に引き寄せられて傾くこ
とを防ぎ、固定子と可動子のエアギャップを均一に保つ
ことで、モーター効率の低下や、局所的なこじりによる
信頼性低下を防止できるという作用を有する。
【0019】請求項2記載の発明は、平面を有する固定
子と可動子とから構成されたモーターと、楕円シリンダ
と、前記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピストン
と、前記固定子や前記楕円シリンダなどにより構成され
た固定要素と、前記可動子や前記楕円ピストンなどによ
り構成された可動要素と、一部が前記固定要素により保
持され一部が前記可動要素に固定または連結された弾性
要素とから構成したものであり、弾性要素が軸方向に変
形する際に発生する弾性体の内周部、ピストン及び可動
子を含む可動要素の回転を、楕円シリンダと楕円ピスト
ンのクリアランスにより抑制することで、固定子と可動
子の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止できると
いう作用を有する。
子と可動子とから構成されたモーターと、楕円シリンダ
と、前記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピストン
と、前記固定子や前記楕円シリンダなどにより構成され
た固定要素と、前記可動子や前記楕円ピストンなどによ
り構成された可動要素と、一部が前記固定要素により保
持され一部が前記可動要素に固定または連結された弾性
要素とから構成したものであり、弾性要素が軸方向に変
形する際に発生する弾性体の内周部、ピストン及び可動
子を含む可動要素の回転を、楕円シリンダと楕円ピスト
ンのクリアランスにより抑制することで、固定子と可動
子の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止できると
いう作用を有する。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項2に記載の
発明において、可動要素を弾性要素に対して回転自在と
したものであり、弾性要素が軸方向に変形する際に発生
する弾性体の内周部の回転を、可動要素に伝達しないこ
とで、回転に伴う楕円シリンダと楕円ピストン間の摺動
損失を低減できると共に、摺動部の摩耗といった信頼性
低下を防止することができるという作用を有する。更
に、平面を有する可動子の回転を楕円シリンダと楕円ピ
ストンのクリアランスにより抑制することで、平面を有
する固定子と可動子の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低
下を防止できるという作用を有する。
発明において、可動要素を弾性要素に対して回転自在と
したものであり、弾性要素が軸方向に変形する際に発生
する弾性体の内周部の回転を、可動要素に伝達しないこ
とで、回転に伴う楕円シリンダと楕円ピストン間の摺動
損失を低減できると共に、摺動部の摩耗といった信頼性
低下を防止することができるという作用を有する。更
に、平面を有する可動子の回転を楕円シリンダと楕円ピ
ストンのクリアランスにより抑制することで、平面を有
する固定子と可動子の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低
下を防止できるという作用を有する。
【0021】
【実施例】以下、本発明による振動式圧縮機の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる振動式圧縮機の縦断面図である。図2は、同実施例
の振動式圧縮機のA−A線要部断面図である。
よる振動式圧縮機の縦断面図である。図2は、同実施例
の振動式圧縮機のA−A線要部断面図である。
【0023】図1、図2において、13はモーターであ
り、固定子13a、可動子13b、永久磁石13cとか
ら構成されている。14は固定子13aなどにより構成
される固定要素であり、15は可動要素13bなどによ
り構成される可動要素であり、16は複数の板バネ16
aが積み重ねられ、外周部16bが固定要素14により
保持され、内周部16cが可動要素15に固定または連
結された弾性要素であり、永久磁石13cの配設方向に
半径方向の剛性が最大となるように配設されている。
り、固定子13a、可動子13b、永久磁石13cとか
ら構成されている。14は固定子13aなどにより構成
される固定要素であり、15は可動要素13bなどによ
り構成される可動要素であり、16は複数の板バネ16
aが積み重ねられ、外周部16bが固定要素14により
保持され、内周部16cが可動要素15に固定または連
結された弾性要素であり、永久磁石13cの配設方向に
半径方向の剛性が最大となるように配設されている。
【0024】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。交流電源によりモータ
ー13の可動子13bに通電すると、この通電により永
久磁石13cにより発生する磁界との作用により、可動
子13bに軸方向の往復運動する力が発生する。その力
により、可動子連結部材9を介して可動子13bと連結
されたピストン5は、弾性要素16を変形させるととも
に、その弾性要素16の反発力を利用しながら効率よく
軸方向に往復運動を繰り返す。この時、永久磁石13c
により発生する磁界の作用により、可動子13bが永久
磁石13cに引き寄せられ傾こうとするが、弾性要素1
6はその半径方向の剛性が永久磁石13cの配設方向に
最大となるように固定されているため、固定子13aと
可動子13bのエアギャップはδa=δbとなるように保
持される。
いて、以下その動作を説明する。交流電源によりモータ
ー13の可動子13bに通電すると、この通電により永
久磁石13cにより発生する磁界との作用により、可動
子13bに軸方向の往復運動する力が発生する。その力
により、可動子連結部材9を介して可動子13bと連結
されたピストン5は、弾性要素16を変形させるととも
に、その弾性要素16の反発力を利用しながら効率よく
軸方向に往復運動を繰り返す。この時、永久磁石13c
により発生する磁界の作用により、可動子13bが永久
磁石13cに引き寄せられ傾こうとするが、弾性要素1
6はその半径方向の剛性が永久磁石13cの配設方向に
最大となるように固定されているため、固定子13aと
可動子13bのエアギャップはδa=δbとなるように保
持される。
【0025】従って、固定子13aと可動子13bのエ
アギャップの不均一によるモーター効率の低下や、局所
的なこじりによる信頼性低下を防止することができる。
アギャップの不均一によるモーター効率の低下や、局所
的なこじりによる信頼性低下を防止することができる。
【0026】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
固定子13aと可動子13bと永久磁石13cとから構
成されたモーター13と、固定子13aなどにより構成
された固定要素14と、可動子13bなどにより構成さ
れた可動要素15と、一部が固定要素14により保持さ
れ一部が可動要素15に固定または連結された弾性要素
16とからなり、弾性要素16を永久磁石13cの配設
方向に半径方向の剛性が最大となるように配設したもの
であり、永久磁石13cにより発生する磁界の作用によ
り、可動子13bが永久磁石13cに引き寄せられて傾
くことを防ぎ、固定子13aと可動子13bのエアギャ
ップを均一に保つことで、モーター効率の低下や、局所
的なこじりによる信頼性低下を防止することができる。
固定子13aと可動子13bと永久磁石13cとから構
成されたモーター13と、固定子13aなどにより構成
された固定要素14と、可動子13bなどにより構成さ
れた可動要素15と、一部が固定要素14により保持さ
れ一部が可動要素15に固定または連結された弾性要素
16とからなり、弾性要素16を永久磁石13cの配設
方向に半径方向の剛性が最大となるように配設したもの
であり、永久磁石13cにより発生する磁界の作用によ
り、可動子13bが永久磁石13cに引き寄せられて傾
くことを防ぎ、固定子13aと可動子13bのエアギャ
ップを均一に保つことで、モーター効率の低下や、局所
的なこじりによる信頼性低下を防止することができる。
【0027】なお、本実施例において永久磁石13cは
固定子13aに固定された構成としたが、可動子13b
に固定する構成であっても同等の効果が得られることは
言うまでもない。
固定子13aに固定された構成としたが、可動子13b
に固定する構成であっても同等の効果が得られることは
言うまでもない。
【0028】また、本実施例では、弾性要素16をブロ
ック6に固定しているが、他の固定要素14に固定して
も同様に実施可能である。
ック6に固定しているが、他の固定要素14に固定して
も同様に実施可能である。
【0029】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる振動式圧縮機の縦断面図である。図4は同実施例の
振動式圧縮機のB−B線要部断面図である。
よる振動式圧縮機の縦断面図である。図4は同実施例の
振動式圧縮機のB−B線要部断面図である。
【0030】図3、図4において、17は平面を有する
固定子17aと可動子17bとから構成されたモーター
であり、18は楕円シリンダであり、19は楕円シリン
ダ18内を往復摺動する楕円ピストンであり、20は固
定子17aや楕円シリンダ18などにより構成された固
定要素であり、21は可動子17bや楕円ピストン19
などにより構成された可動要素である。
固定子17aと可動子17bとから構成されたモーター
であり、18は楕円シリンダであり、19は楕円シリン
ダ18内を往復摺動する楕円ピストンであり、20は固
定子17aや楕円シリンダ18などにより構成された固
定要素であり、21は可動子17bや楕円ピストン19
などにより構成された可動要素である。
【0031】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0032】圧縮機の運転時において、弾性要素8の内
周部8bは、軸方向の変位に伴って方向が反転しながら
常に回転する。その回転に伴い平面を有する可動子17
bも楕円ピストン19、可動子連結部材9を介して回転
しようとする。しかしながら平面を有する可動子17b
の回転は、平面を有する固定子17aと可動子17b間
のエアギャップよりもはるかに小さい楕円シリンダ18
と楕円ピストン19間のクリアランスにより抑制される
ので、固定子17aと可動子17bに局所的なこじりを
発生することはない。
周部8bは、軸方向の変位に伴って方向が反転しながら
常に回転する。その回転に伴い平面を有する可動子17
bも楕円ピストン19、可動子連結部材9を介して回転
しようとする。しかしながら平面を有する可動子17b
の回転は、平面を有する固定子17aと可動子17b間
のエアギャップよりもはるかに小さい楕円シリンダ18
と楕円ピストン19間のクリアランスにより抑制される
ので、固定子17aと可動子17bに局所的なこじりを
発生することはない。
【0033】従って、弾性要素8が軸方向に変形する際
に発生する弾性体8aの内周部8b及び楕円ピストン1
9を含む可動要素21の回転を、楕円シリンダ18と楕
円ピストン19間のクリアランスにより抑制すること
で、平面を有する固定子17aと可動子17bの局所的
なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止することができる。
に発生する弾性体8aの内周部8b及び楕円ピストン1
9を含む可動要素21の回転を、楕円シリンダ18と楕
円ピストン19間のクリアランスにより抑制すること
で、平面を有する固定子17aと可動子17bの局所的
なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止することができる。
【0034】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
平面を有する固定子17aと可動子17bとから構成さ
れたモーター17と、楕円シリンダ18と、楕円シリン
ダ18内を往復摺動する楕円ピストン19と、固定子1
7aや楕円シリンダ18などにより構成された固定要素
20と、可動子17bや楕円ピストン19などにより構
成された可動要素21とから構成され、弾性要素8が軸
方向に変形する際に発生する弾性体8aの内周部8b、
楕円ピストン19及び可動子を含む可動要素21の回転
を、楕円シリンダ18と楕円ピストン19間のクリアラ
ンスにより抑制することで、固定子17aと可動子17
bの局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止すること
ができる。
平面を有する固定子17aと可動子17bとから構成さ
れたモーター17と、楕円シリンダ18と、楕円シリン
ダ18内を往復摺動する楕円ピストン19と、固定子1
7aや楕円シリンダ18などにより構成された固定要素
20と、可動子17bや楕円ピストン19などにより構
成された可動要素21とから構成され、弾性要素8が軸
方向に変形する際に発生する弾性体8aの内周部8b、
楕円ピストン19及び可動子を含む可動要素21の回転
を、楕円シリンダ18と楕円ピストン19間のクリアラ
ンスにより抑制することで、固定子17aと可動子17
bの局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止すること
ができる。
【0035】なお、本実施例において弾性要素8を楕円
ピストン19の軸方向に連結しているが、他の可動要素
21に固定しても、また固定せず軸方向に連結した構成
であっても同様に実施可能である。
ピストン19の軸方向に連結しているが、他の可動要素
21に固定しても、また固定せず軸方向に連結した構成
であっても同様に実施可能である。
【0036】また、本実施例では、弾性要素8をブロッ
ク6に固定しているが、他の固定要素20に固定して
も、また固定せず軸方向に連結した構成であっても同様
に実施可能である。
ク6に固定しているが、他の固定要素20に固定して
も、また固定せず軸方向に連結した構成であっても同様
に実施可能である。
【0037】(実施例3)図5は、本発明の実施例3に
よる振動式圧縮機の縦断面図である。
よる振動式圧縮機の縦断面図である。
【0038】図5において、22は楕円シリンダ18内
を往復摺動する楕円ピストンであり、23は平面を有す
る可動子であり、24は楕円ピストン22、可動子23
などにより構成され、弾性要素8に対して回転自在の可
動要素である。
を往復摺動する楕円ピストンであり、23は平面を有す
る可動子であり、24は楕円ピストン22、可動子23
などにより構成され、弾性要素8に対して回転自在の可
動要素である。
【0039】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0040】圧縮機の運転時において、弾性要素8の内
周部8bは、軸方向の変位に伴って方向が反転しながら
常に回転する。この時、可動要素24は弾性要素8に対
して回転自在であるため、弾性要素8の回転力は可動要
素24に伝達されず、回転に伴う楕円ピストン22と楕
円シリンダ18間の摺動損失を低減できると共に、摺動
部の摩耗といった信頼性低下を防止することができる。
また、永久磁石17cにより発生する磁界のアンバラン
スにより平面を有する可動子23が永久磁石17cに引
き寄せられ回転しようとした場合でも、平面を有する固
定子17aと可動子23間のエアギャップよりもはるか
に小さい楕円シリンダ18と楕円ピストン19間のクリ
アランスにより抑制されるので、固定子17aと可動子
23に局所的なこじりを発生することはない。
周部8bは、軸方向の変位に伴って方向が反転しながら
常に回転する。この時、可動要素24は弾性要素8に対
して回転自在であるため、弾性要素8の回転力は可動要
素24に伝達されず、回転に伴う楕円ピストン22と楕
円シリンダ18間の摺動損失を低減できると共に、摺動
部の摩耗といった信頼性低下を防止することができる。
また、永久磁石17cにより発生する磁界のアンバラン
スにより平面を有する可動子23が永久磁石17cに引
き寄せられ回転しようとした場合でも、平面を有する固
定子17aと可動子23間のエアギャップよりもはるか
に小さい楕円シリンダ18と楕円ピストン19間のクリ
アランスにより抑制されるので、固定子17aと可動子
23に局所的なこじりを発生することはない。
【0041】従って、弾性要素8が軸方向に変形する際
に発生する弾性体8aの内周部8bの回転を、可動要素
24に伝達しないことで回転に伴う楕円シリンダ18と
楕円ピストン22間の摺動損失を低減できると共に、摺
動部の摩耗といった信頼性低下を防止することができ
る。更に、平面を有する可動子23の回転を楕円シリン
ダ18と楕円ピストン22間のクリアランスにより抑制
することで、平面を有する固定子17aと可動子23の
局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止することがで
きる。
に発生する弾性体8aの内周部8bの回転を、可動要素
24に伝達しないことで回転に伴う楕円シリンダ18と
楕円ピストン22間の摺動損失を低減できると共に、摺
動部の摩耗といった信頼性低下を防止することができ
る。更に、平面を有する可動子23の回転を楕円シリン
ダ18と楕円ピストン22間のクリアランスにより抑制
することで、平面を有する固定子17aと可動子23の
局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止することがで
きる。
【0042】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
平面を有する固定子17aと可動子23とから構成され
たモーター17と、楕円シリンダ18と、楕円シリンダ
18内を往復摺動する楕円ピストン22と、固定子17
aや楕円シリンダ18などにより構成された固定要素2
0と、可動子23や楕円ピストン22などにより構成さ
れた可動要素24とから構成され、可動要素24を弾性
要素8に対して回転自在としたものであり、弾性要素8
が軸方向に変形する際に発生する弾性体8aの内周部8
bの回転を、可動要素24に伝達しないことで楕円シリ
ンダ18と楕円ピストン22間の摺動損失を低減できる
と共に、摺動部の摩耗といった信頼性低下を防止するこ
とができる。更に、平面を有する可動子23の回転を楕
円シリンダ18と楕円ピストン22のクリアランスによ
り抑制することで、平面を有する固定子17aと可動子
23の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止するこ
とができる。
平面を有する固定子17aと可動子23とから構成され
たモーター17と、楕円シリンダ18と、楕円シリンダ
18内を往復摺動する楕円ピストン22と、固定子17
aや楕円シリンダ18などにより構成された固定要素2
0と、可動子23や楕円ピストン22などにより構成さ
れた可動要素24とから構成され、可動要素24を弾性
要素8に対して回転自在としたものであり、弾性要素8
が軸方向に変形する際に発生する弾性体8aの内周部8
bの回転を、可動要素24に伝達しないことで楕円シリ
ンダ18と楕円ピストン22間の摺動損失を低減できる
と共に、摺動部の摩耗といった信頼性低下を防止するこ
とができる。更に、平面を有する可動子23の回転を楕
円シリンダ18と楕円ピストン22のクリアランスによ
り抑制することで、平面を有する固定子17aと可動子
23の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を防止するこ
とができる。
【0043】なお、本実施例においては、弾性要素8を
楕円ピストン22の軸方向に連結しているが、他の可動
要素23に固定しても、また固定せず軸方向に連結した
構成であっても同様に実施可能である。
楕円ピストン22の軸方向に連結しているが、他の可動
要素23に固定しても、また固定せず軸方向に連結した
構成であっても同様に実施可能である。
【0044】また、本実施例では、弾性要素8をブロッ
ク6に固定しているが、他の固定要素20に固定して
も、また固定せず軸方向に連結した構成であっても同様
に実施可能である。
ク6に固定しているが、他の固定要素20に固定して
も、また固定せず軸方向に連結した構成であっても同様
に実施可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、固定子と可動子と永久磁石とから構成されたモー
ターと、前記固定子などにより構成された固定要素と、
前記可動子などにより構成された可動要素と、一部が前
記固定要素により保持され一部が前記可動要素に固定ま
たは連結された弾性要素とからなり、前記弾性要素を前
記永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大となるよ
うに配設したので、永久磁石により発生する磁界の作用
により、可動子が永久磁石に引き寄せられて傾くことを
防ぎ、固定子と可動子のエアギャップを均一に保つこと
で、モーター効率の低下や、局所的なこじりによる信頼
性低下を防止することができる。
明は、固定子と可動子と永久磁石とから構成されたモー
ターと、前記固定子などにより構成された固定要素と、
前記可動子などにより構成された可動要素と、一部が前
記固定要素により保持され一部が前記可動要素に固定ま
たは連結された弾性要素とからなり、前記弾性要素を前
記永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大となるよ
うに配設したので、永久磁石により発生する磁界の作用
により、可動子が永久磁石に引き寄せられて傾くことを
防ぎ、固定子と可動子のエアギャップを均一に保つこと
で、モーター効率の低下や、局所的なこじりによる信頼
性低下を防止することができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明は、平面を有
する固定子と可動子とから構成されたモーターと、楕円
シリンダと、前記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピ
ストンと、前記固定子や前記楕円シリンダなどにより構
成された固定要素と、前記可動子や前記楕円ピストンな
どにより構成された可動要素と、一部が前記固定要素に
より保持され一部が前記可動要素に固定または連結され
た弾性要素とから構成されているので、弾性要素が軸方
向に変形する際に発生する弾性体の内周部、楕円ピスト
ン及び可動子を含む可動要素の回転を、楕円シリンダと
楕円ピストン間のクリアランスにより抑制することで、
固定子と可動子の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を
防止することができる。
する固定子と可動子とから構成されたモーターと、楕円
シリンダと、前記楕円シリンダ内を往復摺動する楕円ピ
ストンと、前記固定子や前記楕円シリンダなどにより構
成された固定要素と、前記可動子や前記楕円ピストンな
どにより構成された可動要素と、一部が前記固定要素に
より保持され一部が前記可動要素に固定または連結され
た弾性要素とから構成されているので、弾性要素が軸方
向に変形する際に発生する弾性体の内周部、楕円ピスト
ン及び可動子を含む可動要素の回転を、楕円シリンダと
楕円ピストン間のクリアランスにより抑制することで、
固定子と可動子の局所的なこじりを防ぎ、信頼性低下を
防止することができる。
【0047】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明に加えて可動要素を弾性要素に対して回転
自在としたので、弾性要素が軸方向に変形する際に発生
する弾性体の内周部の回転を、可動要素に伝達しないこ
とで楕円シリンダと楕円ピストン間の摺動損失を低減で
きると共に、摺動部の摩耗といった信頼性低下を防止す
ることができる。更に、平面を有する可動子の回転を楕
円シリンダと楕円ピストンのクリアランスにより抑制す
ることで、平面を有する固定子と可動子の局所的なこじ
りを防ぎ、信頼性低下を防止することができる。
に記載の発明に加えて可動要素を弾性要素に対して回転
自在としたので、弾性要素が軸方向に変形する際に発生
する弾性体の内周部の回転を、可動要素に伝達しないこ
とで楕円シリンダと楕円ピストン間の摺動損失を低減で
きると共に、摺動部の摩耗といった信頼性低下を防止す
ることができる。更に、平面を有する可動子の回転を楕
円シリンダと楕円ピストンのクリアランスにより抑制す
ることで、平面を有する固定子と可動子の局所的なこじ
りを防ぎ、信頼性低下を防止することができる。
【図1】本発明による振動式圧縮機の実施例1の縦断面
図
図
【図2】本発明による振動式圧縮機の実施例1のA−A
線要部断面図
線要部断面図
【図3】本発明による振動式圧縮機の実施例2の縦断面
図
図
【図4】本発明による振動式圧縮機の実施例2のB−B
線要部断面図
線要部断面図
【図5】本発明による振動式圧縮機の実施例3の縦断面
図
図
【図6】従来の振動式圧縮機の縦断面図
【図7】図6のC−C線要部断面図
8 弾性要素 13 モーター 13a 固定子 13b 可動子 13c 永久磁石 14 固定要素 15 可動要素 16 弾性要素 17 モーター 17a 固定子 17b 可動子 18 楕円シリンダ 19 楕円ピストン 20 固定要素 21 可動要素 22 楕円ピストン 23 可動子 24 可動要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正則 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 稲垣 耕 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 八木 章夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 片山 誠 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H076 AA02 BB21 BB43 CC06 CC28 CC31
Claims (3)
- 【請求項1】 固定子と可動子と永久磁石とから構成さ
れたモーターと、前記固定子などにより構成された固定
要素と、前記可動子などにより構成された可動要素と、
一部が前記固定要素により保持され一部が前記可動要素
に固定または連結された弾性要素とからなり、前記弾性
要素を前記永久磁石の配設方向に半径方向の剛性が最大
となるように配設した振動式圧縮機。 - 【請求項2】 平面を有する固定子と可動子とから構成
されたモーターと、楕円シリンダと、前記楕円シリンダ
内を往復摺動する楕円ピストンと、前記固定子や前記楕
円シリンダなどにより構成された固定要素と、前記可動
子や前記楕円ピストンなどにより構成された可動要素
と、一部が前記固定要素により保持され一部が前記可動
要素に固定または連結された弾性要素とからなる振動式
圧縮機。 - 【請求項3】 可動要素を弾性要素に対して回転自在と
した請求項2に記載の振動式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229686A JP2001055974A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 振動式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229686A JP2001055974A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 振動式圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001055974A true JP2001055974A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16896118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11229686A Pending JP2001055974A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 振動式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001055974A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005016492A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-20 | Mineo Takahashi | スクロール流体機械 |
JP2020195249A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
-
1999
- 1999-08-16 JP JP11229686A patent/JP2001055974A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005016492A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-20 | Mineo Takahashi | スクロール流体機械 |
JP2020195249A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
JP7339021B2 (ja) | 2019-05-30 | 2023-09-05 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | アクチュエータ |
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