JP2001055918A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP2001055918A
JP2001055918A JP11228456A JP22845699A JP2001055918A JP 2001055918 A JP2001055918 A JP 2001055918A JP 11228456 A JP11228456 A JP 11228456A JP 22845699 A JP22845699 A JP 22845699A JP 2001055918 A JP2001055918 A JP 2001055918A
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heat exchanger
air
exhaust gas
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JP11228456A
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English (en)
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Yoshihisa Takeda
好央 武田
Kenji Kawai
健二 河合
Yoshinori Iwabuchi
芳典 岩淵
Toshitaka Yokogawa
敏隆 横川
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガスと空気との熱交換により、NOxの浄
化効率を向上させるべく排ガスに燃料を混入させる際の
燃料の改質をエネルギのロスを抑えながら十分に実施で
き、さらに、EGRによるNOxの低減効果の向上を図
ることの可能な内燃機関の排気浄化装置を提供する。 【解決手段】 排気通路(2)のバイパス通路(8)が熱交換
器(12)を介して設けられており、該バイパス通路には制
御弁(10)が設けられている。また、空気導入通路(14)が
熱交換器を介して排気通路に接続されており、熱交換器
よりも下流の空気導入通路には、熱交換器で受熱した空
気に燃料を混合する燃料混合部(20)が形成されている。
そして、制御手段(50)により、制御弁の開度が,NOx
触媒(4)の温度を検出する第1の温度センサ(5)及び燃料
混合部の出口温度を検出する第2の温度センサ(18)から
の情報に基づき適宜制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置に係り、詳しくは燃焼により発生するNOxの浄
化及び低減技術に関する。
【0002】
【関連する背景技術】ディーゼルエンジン等のように排
ガス中に過剰酸素及びNOxを多く含むようなエンジン
においては、排ガス中のNOxを浄化する手段として、
排ガス中に燃料(軽油)等の還元剤を添加してメタロシ
リケート系のNOx触媒に接触させることが有効とされ
ている。
【0003】つまり、排ガス中に燃料を添加すると、当
該燃料が排ガスの熱により部分酸化、即ちNOxの還元
性の強いアセトアルデヒド、フォルムアルデヒド等のア
ルデヒド類或いはプロピレン、エチレン等を多量に含む
分解ガスに改質され、当該分解ガスがNOx触媒上でN
Oxを還元することでNOxの浄化が促進される。しかし
ながら、このように排ガス中に燃料を直接添加する場
合、実際には排気中に余剰の残存酸素があるもののその
量には限りがあること、及び、排気通路が短いと排ガス
の熱を十分燃料に伝達できないことから、燃料が完全に
改質しないうちにNOx触媒に到達してしまい、NOx浄
化効率の向上が図れない。
【0004】そこで、空気中に燃料を含有させてこれを
ヒータで加熱し、当該十分な酸素量、十分な加熱量のも
とで予め改質させた分解ガス、及び、排ガスの熱と残存
酸素を利用して燃料を改質させた分解ガスを排ガスに混
入させる構成の装置が特登録2850689号公報等に
開示されている。また一方、NOxを低減させるために
は、排気再循環(EGR)を行い燃焼温度を低下させる
ことも有効とされ多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料を十分
に活性させ空気中で改質させるためには相当の熱量を必
要とし、故に、上記公報に開示された装置のように、ヒ
ータで加熱する方法ではエネルギのロスが大きく効率の
よいものとはいえない。また、排ガスを利用して燃料を
改質させる場合においては、上述の如く排ガス中の残存
酸素には限りがあるため、十分な分解ガスを得ることは
困難である。
【0006】また一方、内燃機関が低負荷域にあり、排
ガス温度が比較的低いような低温域では、NOx触媒が
未だ活性温度に達していないため、NOxを良好に浄化
できず、この範囲では主として上述したEGRを行うの
がよい。そして、NOxの低減効果を高めるべくEGR
ガスの量を極力多くするには、EGRガスを冷却し体積
効率を高めてやるのがよく、この際、如何に効率よく適
正にEGRガスを冷却するかが課題となる。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、排ガスと
空気との熱交換により、NOxの浄化効率を向上させる
べく排ガスに燃料を混入させる際の燃料の改質をエネル
ギのロスを抑えながら十分に実施でき、さらに、EGR
によるNOxの低減効果の向上を図ることの可能な内燃
機関の排気浄化装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明によれば、NOx触媒よりも上
流の排気通路で分岐されたバイパス通路が熱交換器を介
して該分岐部とNOx触媒との間の排気通路に再度接続
されており、バイパス通路の分岐部には制御弁が設けら
れている。また、空気供給源に接続された空気導入通路
が熱交換器を介して上記分岐部よりも下流且つNOx触
媒よりも上流の排気通路に接続されており、熱交換器よ
りも下流の空気導入通路には、熱交換器で受熱した空気
に燃料供給手段により燃料を混合させる燃料混合部が形
成されている。そして、このような構成において、制御
手段により、燃料供給手段の燃料供給量が運転状態検出
手段からの情報に基づき制御され、制御弁の開度がNO
x触媒の温度を検出する第1の温度センサ及び燃料混合
部の出口側の雰囲気温度を検出する第2の温度センサか
らの情報に基づいて制御される。
【0009】従って、NOx触媒の温度が高くNOx触媒
が十分にNOx浄化機能を発揮するような状況にあって
は、内燃機関の運転状態に基づいて排ガスへの燃料供給
量が適正に制御されるとともに、燃料混合部の出口側の
雰囲気温度に応じて熱交換器を流れる排ガスの流量が適
宜制御されて空気導入通路を流れる空気の温度が燃料の
改質に適正な温度に好適に調節される。これにより、排
ガスの熱エネルギを効率よく利用して燃料の改質がエネ
ルギのロスなく十分に実施され、NOxの浄化効率の向
上が図られる。
【0010】また、請求項2の発明によれば、NOx触
媒よりも上流の排気通路で分岐されたバイパス通路が熱
交換器を介して該分岐部とNOx触媒との間の排気通路
に再度接続されており、バイパス通路の分岐部には第1
の制御弁が設けられている。また、空気供給源に接続さ
れた空気導入通路が熱交換器を介して上記分岐部よりも
下流且つNOx触媒よりも上流の排気通路に接続されて
おり、熱交換器よりも下流の空気導入通路には、熱交換
器で受熱した空気に燃料供給手段により燃料を混合させ
る燃料混合部が形成されている。さらに、熱交換器より
も下流のバイパス通路で分岐されたEGR通路が内燃機
関の吸気系に延びており、EGR通路の分岐部にはEG
R通路を流れる排ガスの流量調節を行う第2の制御弁が
設けられている。そして、このような構成において、制
御手段により、燃料供給手段の燃料供給量が運転状態検
出手段からの情報に基づき制御され、第1の制御弁の開
度がNOx触媒の温度を検出する第1の温度センサ及び
燃料混合部の出口側の雰囲気温度を検出する第2の温度
センサからの情報に基づいて制御され、第2の制御弁の
開度が運転状態検出手段からの情報及びNOx触媒の温
度を検出する第1の温度センサからの情報に基づいて制
御される。
【0011】従って、NOx触媒の温度が低くNOx触媒
が十分にNOx浄化機能を発揮できないような状況にあ
っては、内燃機関の運転状態に基づいてEGRが行わ
れ、この際、熱交換器が良好にEGRクーラとして機能
する。これにより、EGRガスの冷却が別途EGRクー
ラを設けることなく熱交換器を利用して効率よく行わ
れ、NOxの発生が抑制されてNOxの低減効果の向上が
図られる。
【0012】また、請求項3の発明によれば、燃料混合
部を流れる空気及び燃料を加熱する加熱手段が設けられ
ている。そして、制御手段は加熱制御手段を含んでお
り、該加熱制御手段により、加熱手段が第2の温度セン
サからの情報に基づいて作動制御される。従って、NO
x触媒の温度が高くNOx触媒が十分にNOx浄化機能を
発揮するような状況において、熱交換器による熱交換だ
けでは空気を燃料の改質に適正な温度にまで到達させら
れないような場合であっても、加熱手段によって空気導
入通路を流れる空気は十分に昇温させられる。この場
合、熱交換器の熱交換で不足する分を加熱手段で補うこ
とになるので、加熱手段の使用が必要最小限に抑えられ
ることになり、排ガスの熱エネルギとともに加熱手段の
熱エネルギを効率よく利用して燃料の改質がエネルギの
ロスなく実施され、NOxの浄化効率の向上が図られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。図1を参照すると、車両に搭載され
た本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の概略構成図が
示されており、以下同図に基づいて当該排気浄化装置の
構成を説明する。
【0014】エンジン(内燃機関)の排気ポートに接続
された排気マニホールド(共に図示せず)からは排気通
路2が延びており、該排気通路2には排ガスの浄化のう
ち主としてNOxの浄化を行うNOx触媒装置4が介装さ
れている。ここに、エンジンは、図示しないが、例えば
軽油を燃料とする多気筒ディーゼルエンジンである。
【0015】NOx触媒装置4は、コージェライト製の
ハニカム構造の担体に、銀アルミネート(AgAl
2)のような銀複合酸化物を主成分とし、その他NOx
を還元することができる触媒物質を担持させたNOx触
媒で構成されている。そして、触媒装置4には、触媒温
度T1を検出することの可能な触媒温度センサ(第1の
温度センサ)5が設けられており、触媒装置4下流の排
気通路2には排ガス中のNOx濃度を検出するNOxセン
サ(運転状態検出手段)7が設けられている。
【0016】同図に示すように、排気通路2からは分岐
してバイパス通路8が延びており、該バイパス通路8の
先端は、NOx触媒装置4の近傍において再び排気通路
2に接続されている。排気通路2のバイパス通路8との
分岐部には、排気通路2を流れる排ガスとバイパス通路
8を流れる排ガスの流量割合を調節する制御弁、即ち第
1の制御弁(CV1)10が設けられている。このCV1
10は、電子コントロールユニット(ECU)50に電
気的に接続されており、該ECU50からの駆動信号に
応じて弁体が作動し、排ガスの流量割合が調節可能とさ
れている。
【0017】バイパス通路8には、熱交換器12が介装
されている。この熱交換器12は、例えばプレートフィ
ン型のものであって、プレートに仕切られた一方の側を
バイパス通路8の排ガスが通過するようにされている。
このプレートフィン型の熱交換器12は一般的な熱交換
器であって公知であり、ここでは説明を省略する。な
お、熱交換器12としては、その他、例えば多管式の熱
交換器であってもよく、また、回転蓄熱式の熱交換器で
あってもよい。この場合、プレートフィン型の熱交換器
や多管式の熱交換器を用いればコスト的に有利であり、
回転蓄熱式の熱交換器を用いれば小型化が可能である。
【0018】また、熱交換器12には、空気導入通路1
4が熱交換器12の他方の側を通るように配設されてお
り、該空気導入通路14の一端には、ECU50に電気
的に接続された流量制御弁(CV2)16を介して空気
供給源(図示せず)が接続されている。即ち、CV2
6がECU50からの駆動信号により開弁されると、こ
れに応じて空気供給源から空気が空気導入通路14に供
給され、当該空気導入通路14を流れる空気が熱交換器
12のプレートに仕切られた他方の側を通過するように
構成されている。
【0019】つまり、バイパス通路8を流れる排ガスの
熱が、熱交換器12において空気導入通路14を流れる
空気にプレートフィンを介して伝達され、これにより、
排ガスと空気間で良好に熱交換が行われ、排ガスの温度
が低下させられる一方、空気導入通路14を流れる空気
が昇温するようにされている。同図に示すように、空気
導入通路14の他端は、CV110よりも下流で上記排
気通路2に接続されており、上記熱交換器12と当該排
気通路2との間の空気導入通路14には、空気導入通路
14よりも通路断面積の大きな燃料改質部(燃料混合
部)20が形成されている。
【0020】当該燃料改質部20には、電磁式の燃料噴
射弁(燃料供給手段)22が設けられており、燃料タン
ク(図示せず)からの燃料(軽油)を燃料改質部20内
に噴射可能とされている。詳しくは、燃料噴射弁22は
ECU50に電気的に接続されており、ECU50から
の駆動信号(開弁時間情報)に応じて適切な量の燃料
(軽油)が燃料改質部20内に噴射され、空気導入通路
14を流れる空気と混合される。
【0021】燃料改質部20には、該燃料改質部20を
取り巻くように電熱コイルが配線されてヒータユニット
(加熱手段)24が設けられており、このヒータユニッ
ト24は、バッテリ(図示せず)からの電力供給を受け
るとともに、ECU50に接続されており、ECU50
からの作動信号を受けて発熱するようにされている。つ
まり、当該ヒータユニット24は、ECU50からの作
動信号に応じて燃料改質部20を加熱し、燃料改質部2
0内を流れる空気を昇温可能とされている。
【0022】そして、燃料改質部20の出口通路21、
即ち空気導入通路14の排気通路2近傍には、熱交換器
12及び燃料改質部20を経て昇温させられた空気の空
気温度(雰囲気温度)T2を検出する空気温センサ(第
2の温度センサ)18が設けられている。熱交換器12
よりも下流のバイパス通路8からは分岐して排気再循環
(EGR)を行うためのEGR通路26がエンジンの吸
気系に向けて延びており、当該バイパス通路8のEGR
通路26との分岐部には、バイパス通路8を流れる排ガ
スとEGR通路26を流れる排ガスの切換えを行う第2
の制御弁(CV3)28が設けられている。このCV3
8は、やはりECU50に電気的に接続されており、該
ECU50からの駆動信号に応じて弁体が作動すること
で排ガスの流れる方向が切換えられる。
【0023】さらに、上記熱交換器12と当該燃料改質
部20との間の空気導入通路14からは、リリース通路
30が分岐して延びており、該リリース通路30の先端
は、やはり排気通路2に接続されている。なお、リリー
ス通路30の先端は大気開放されていてもよい。そし
て、空気導入通路14のリリース通路30との分岐部に
も、空気導入通路14を流れる空気とリリース通路30
を流れる空気の切換えを行うリリース制御弁(CV4
32が設けられている。このCV432も、ECU50
に電気的に接続されており、該ECU50からの駆動信
号に応じて弁体が作動することで排ガスの流れる方向が
切換えられる。
【0024】ECU50は、エンジンや上記各電磁弁等
を含む各種電装部品の制御を司る制御装置であり、中央
処理装置(CPU)、メモり(RAM、ROM)等から
構成されている。ECU50の入力側には、上述の触媒
温度センサ5、NOxセンサ7、空気温センサ18等が
接続されている。一方、その出力側には、上記各電磁
弁、即ちCV110、CV216、CV328及びCV4
2や燃料噴射弁22、ヒータユニット24等が接続され
ており、これら駆動部材は、上記各種センサ類からの入
力信号に基づき作動する。
【0025】以下、このように構成された内燃機関の排
気浄化装置の本発明に係る作用及び効果について説明す
る。本発明では、上述したように、排ガスと空気との熱
交換を適切に実施し、排ガスに混入させる燃料(軽油)
の部分酸化(改質)を効率よく促進させてNOxの浄化
効率の向上を図るとともにEGRガスの冷却を効率よく
促進させてNOxの発生の抑制を図ることを目的として
いる。故に、その具体的手段として、ここでは、NOx
触媒装置4が良好にNOx浄化機能を発揮するエンジン
の高負荷時には、排ガスに混入する燃料(軽油)を排ガ
スの熱で必要量適切に昇温させた空気と混合させて部分
酸化(改質)を促進させるようにし、さらに、NOx触
媒装置4が十分にNOx浄化機能を発揮しないエンジン
の低負荷時には、排ガスの熱をやはり適切に空気と熱交
換させてEGRガスの冷却を促進させるようにする。
【0026】図2を参照すると、本発明に係る上記排ガ
スと空気との熱交換の制御手順、即ち排ガス熱交換制御
の制御ルーチンがフローチャートで示されており(制御
手段)、以下当該フローチャートに沿って本発明の作用
及び効果を説明する。先ず、ステップS10では、エン
ジンが高負荷状態にあり排気温度が十分に高く、触媒温
度センサ5により検出された触媒温度T1が触媒活性温
度Taよりも大(T1>Ta)であるか否かを判別する。
判別結果が真(Yes)でNOx触媒装置4がNOxを浄
化可能なまでに十分活性化していると判定された場合に
は、次にステップS12に進む。
【0027】ステップS12では、CV216を所定開
度θmapだけ開弁して空気を図1中の実線矢印のように
流すとともに、CV328及びCV432を閉弁状態(開
度0%、即ち、CV328については排気通路2側に開
度100%、CV432については燃料改質部20側に
開度100%)に保持する。なお、当該制御の開始時点
では、CV110は閉弁状態(開度0%)であり、故に
排ガスは図1中に実線白抜矢印で示すようにバイパス通
路8に流入することなく100%排気通路2を流れてい
る。
【0028】CV216の所定開度θmapは、例えば、所
定の運転領域でNOx触媒装置4が活性温度状態になっ
たときに熱交換器12側に排ガスを100%流し、この
場合に排ガス流量、排ガス温度、熱交換器12の容積等
を考慮して予め定めた開度である。実際には、排ガス流
量、排ガス温度、熱交換器12の容積等と所定開度θma
pとの関係はマップ化されており、所定開度θmapは当該
マップより読み出される。
【0029】ステップS14では、今度は、空気温セン
サ18により検出された空気導入通路14内を通る空気
の空気温度T2が下限値Tb(例えば、350℃)と上限
値Tc(例えば、400℃)間の所定温度範囲(Tb≦T
2≦Tc)、即ち上述した燃料(軽油)の部分酸化(改
質)に適正な温度範囲にあるか否かを判別する。CV1
10が閉弁状態(開度0%)とされ、排ガスがバイパス
通路8を流れていない場合には、空気導入通路14内を
通る空気の空気温度T2は外気温であって下限値Tbより
も低く(T2<Tb)、故に、この場合にはステップS1
4の判別結果は偽(No)とされ、次にステップS16
に進む。
【0030】ステップS16では、空気温度T2が下限
値Tbよりも低い(T2<Tb)か否かを判別する。上述
したように、この時点では空気温度T2は外気温であっ
て下限値Tbよりも低い(T2<Tb)ため、判別結果は
真(Yes)となり、次にステップS18に進む。ステ
ップS18では、CV110が全開状態(開度100
%)であるか否かを判別する。この時点では、未だCV
110は閉弁状態(開度0%)であるため、判別結果は
偽(No)となり、次にステップS20に進む。
【0031】ステップS20では、CV110の開度を
所定量大側に制御する。即ち、CV110を開弁して排
ガスを図1中に破線白抜矢印で示すようにバイパス通路
8側に流し、熱交換器12において排ガスの熱を空気導
入通路14を流れる空気に伝達してこれを昇温させる。
なお、この段階では、ヒータユニット24はOFF状態
としたまま保持する。
【0032】このようにCV110の開度を所定量大側
に制御し空気を昇温させたら、ステップS14に戻り、
再び空気温度T2が所定温度範囲にあるか否かを判別す
る。そして、当該ステップS14の判別結果が偽(N
o)である限りはステップS20においてCV110の
開度を所定量大側に制御し続ける。CV110の開度を
全開(100%)にまで制御したにも拘わらずステップ
S14の判別結果が偽(No)であって空気温度T2が
所定温度範囲にまで達していないような場合、即ちステ
ップS18の判別結果が真(Yes)の場合には、排ガ
スの熱だけでは空気導入通路14を流れる空気を十分に
昇温できないと判定でき、この場合には、ステップS2
2において、ヒータユニット24をON状態とし、ヒー
タユニット24によって空気を昇温させるようにする
(加熱制御手段)。
【0033】なお、この場合、ヒータユニット24の使
用はあくまでも補助的なものとされ必要最小限とされる
ので、従来のようにエネルギロスが大きく効率が悪いと
いうことはない。このようにして、空気温度T2が所定
温度範囲となり、ステップS14の判別結果が真(Ye
s)で空気導入通路14内を通る空気温度T2が下限値
Tbと上限値Tc間の所定温度範囲となったら、CV1
0の開度調節やヒータユニット24の使用を止めて次に
ステップS24に進む。
【0034】ステップS24では、空気温度T2が部分
酸化(改質)に適正な温度範囲となったことを受けて、
還元剤、即ち燃料(軽油)の供給制御を開始し、これに
より燃料(軽油)の部分酸化(改質)を実施する。詳し
くは、当該還元剤供給制御では、燃料噴射弁22から噴
射される燃料量がエンジンの運転状態情報(エンジン回
転速度Ne、エンジン負荷やNOxセンサ7からのNOx
濃度情報等)に応じて適正量にフィードバック制御さ
れ、当該適正量の燃料が燃料噴射弁22から燃料改質部
20内に噴射されて上記昇温した空気と混合される。こ
の際、燃料改質部20の出口通路21は、燃料改質部2
0上流の空気導入通路14よりも通路面積が小さくされ
ており、故に、昇温した空気の燃料改質部20内での流
速は比較的遅く、噴射された燃料は空気と十分に混合さ
れる。
【0035】このように燃料が昇温した空気と混合され
ると、燃料は良好にNOxの還元性の強いアセトアルデ
ヒド、フォルムアルデヒド等のアルデヒド類或いはプロ
ピレン、エチレン等を多量に含む分解ガスに部分酸化、
即ち改質されることになる。そして、当該改質された分
解ガスが出口通路21を経て排気通路2に混入されNO
x触媒装置4に供給されることになり、これによりNOx
の浄化効率の向上が図られることとなる。
【0036】CV110の開弁(ステップS20)或い
はヒータユニット24による加熱(ステップS22)に
より空気温度T2が上限値Tcを超えて所定温度範囲を外
れ(T2>Tc)、ステップS14の判別結果が再び偽
(No)となり、且つ、ステップS16の判別結果が偽
(No)となった場合には、次にステップS26に進
む。
【0037】ステップS26では、ヒータユニット24
をOFF状態に保持するとともにCV110の開度を所
定量小側に制御し、バイパス通路8側に流れる排ガス量
を低減させ、空気の昇温量を低下させる。そして、この
制御は、空気温度T2が再び所定温度範囲になるまで継
続される。つまり、本発明では、NOx触媒装置4が十
分にNOx浄化機能を発揮するときには、空気温度T2が
燃料(軽油)の部分酸化(改質)に適正な温度範囲とな
るようCV110の開度を調節することでフィードバッ
ク制御され、これにより、排ガスの熱エネルギが効率よ
く利用され、燃料(軽油)の部分酸化(改質)が部分酸
化可能な適正な温度範囲で無駄なく効率よく促進される
ことになる。
【0038】一方、ステップS10の判別結果が偽(N
o)で触媒温度T1が触媒活性温度Ta以下(T1≦Ta)
と判定された場合、即ちNOx触媒装置4がNOxの浄化
可能な状態にまで活性化していないと判定された場合に
は、次にステップS30に進む。ステップS30では、
EGR制御を行う。即ち、上述したように、NOx触媒
装置4がNOxを浄化可能な状態にまで活性化していな
いような場合には、NOx触媒装置4ではNOxを良好に
浄化できないため、EGRを行うのがよく、これにより
燃焼温度を下げてNOxの発生量自体を低減させるよう
にする。
【0039】図3を参照すると、EGR制御の制御ルー
チンがフローチャートで示されており(EGR制御手
段)、以下、当該フローチャートに沿い説明する。先
ず、ステップS32では、EGR可能な状況であるか否
か、即ちEGR適用運転領域であるか否かを判別する。
判別結果が偽(No)で、EGR適用運転領域になくE
GR可能な状況でない場合には、何もせず当該ルーチン
を抜ける。一方、判別結果が真(Yes)の場合には、
次にステップS34に進む。
【0040】ステップS34では、CV328を全開
(開度100%)とする。そして、さらにCV432を
も全開(開度100%)とする。つまり、バイパス通路
8を流れる排ガスを図1中に一点鎖線白抜矢印で示すよ
うにEGR通路26に流してEGRを行うようにし、さ
らに、当該EGRを実施するときには上記燃料の部分酸
化(改質)は行わないので、空気導入通路14内の空気
については図1中に破線矢印で示すように燃料改質部2
0に流入させることなくリリース通路30に流すように
する。
【0041】ステップS36では、EGR率(例えば、
吸入空気に対するEGRガスの容積比)が所定値Xtで
あるか否かを判別する。ここに、所定値Xtはエンジン
の運転状態等に応じて予め実験等により設定された適正
値である。実際には、エンジンの運転状態等と所定値X
tとの関係はマップ化されており、所定値Xtは当該マッ
プより読み出される。
【0042】ステップS36の判別結果が偽(No)
で、EGR率が所定値Xtではない場合には、次にステ
ップS38に進み、EGR率が所定値Xtよりも小さい
か否かを判別する。判別結果が真(Yes)でEGR率
が所定値Xtよりも小さい場合には、次にステップS4
0に進む。ステップS40では、CV110の開度を所
定量大側に制御する。つまり、EGR率が所定値Xtよ
りも小さいということはEGRガス量が少ないことを意
味するため、ここではCV110の開度を大側に制御し
てバイパス通路8、ひいてはEGR通路26を流れる排
ガス量、即ちEGRガス量を増加させる。
【0043】一方、ステップS38の判別結果が偽(N
o)でEGR率が所定値Xtよりも大きい場合には、次
にステップS42に進み、CV110の開度を所定量小
側に制御する。つまり、上記とは逆に、EGR率が所定
値Xtよりも大きいということはEGRガス量が多いこ
とを意味するため、ここではCV110の開度を小側に
制御してEGRガス量を減少させる。
【0044】当該ステップS40乃至ステップS42の
操作はEGR率が所定値Xtとなるまで実施され、ステ
ップS36の判別結果が真(Yes)となったら、次に
ステップS44に進む。ステップS44では、クールド
EGRが可能か否かを判別する。即ち、上述したように
EGRガスを冷却すると体積効率が高まるのであるが、
このEGRガスの冷却が可能な状況であるか否かを判別
する。低負荷運転時、始動時等の燃焼温度が低い運転状
態のときには、EGRクーラで冷却した排ガスが吸気系
に導入されると燃焼の不安定さが助長されてHC(炭化
水素)やCO(一酸化炭素)が排出されやすくなる。故
に、ここでは、例えば低負荷側での運転時にはクールド
EGRを不可とし、それ以外の高負荷側の運転領域にお
いてはクールドEGRを可能と判断する。
【0045】ステップS46の判別結果が真(Yes)
でクールドEGRが可能と判定された場合には、次にス
テップS46に進み、CV216を全開(開度100
%)として空気導入通路14に空気を流すようにする。
つまり、熱交換器12をEGRクーラとして利用し、バ
イパス通路8を経てEGR通路26に流れるEGRガス
を熱交換器12において空気で冷却するようにする。
【0046】この際、上述したように燃料改質部20の
出口通路21は燃料改質部20上流の空気導入通路14
よりも通路面積が小さい一方、リリース通路30は燃料
改質部20上流の空気導入通路14と略同一の通路面積
を有しているため、CV432を全開として空気をリリ
ース通路30側に流すようにすると、空気は流量を稼ぎ
ながら滞りなく排気通路2に流れ、故にEGRガスは熱
交換器12において十分に空気と熱交換され冷却される
こととなる。
【0047】これにより、吸気系に循環されるEGRガ
スの体積効率が良好に向上することになり、NOxのさ
らなる低減が図られる。一方、ステップS46の判別結
果が偽(No)でクールドEGRが不可と判定された場
合には、次にステップS48に進み、CV216を全閉
(開度0%)として空気導入通路14には空気を流さな
いようにする。即ち、クールドEGRを行わずにEGR
ガスを熱交換なくそのまま吸気系に循環させるようにす
る。
【0048】このように、本発明では、上記燃料の改質
のみならず、NOx触媒装置4が十分にNOx浄化機能を
発揮できないようなときには、NOxの発生を抑制すべ
く、熱交換器12を有効にEGRクーラとして利用して
EGRガスの冷却を効率よく実施することも可能とされ
ている。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1の内燃機関の排気浄化装置によれば、NOx触媒
の温度が高くNOx触媒が十分にNOx浄化機能を発揮す
るような状況にあっては、内燃機関の運転状態に基づい
て排ガスへの燃料供給量を適正に制御するとともに、燃
料混合部の出口側の雰囲気温度に応じて熱交換器を流れ
る排ガスの流量を適宜制御して空気の温度を燃料の改質
に適正な温度に好適に調節するようにでき、排ガスの熱
エネルギを効率よく利用して燃料の改質をエネルギのロ
スなく十分に実施でき、NOxの浄化効率の向上を図る
ことができる。
【0050】また、請求項2の内燃機関の排気浄化装置
によれば、NOx触媒の温度が低くNOx触媒が十分にN
Ox浄化機能を発揮できないような状況にあっては、内
燃機関の運転状態に基づいてEGRが行われるが、この
際、熱交換器を良好にEGRクーラとして機能させ、E
GRガスの冷却を別途EGRクーラを設けることなく熱
交換器を利用して効率よく行うようにでき、NOxの発
生を好適に抑制してNOxの低減効果の向上を図ること
ができる。
【0051】また、請求項3の内燃機関の排気浄化装置
によれば、NOx触媒の温度が高くNOx触媒が十分にN
Ox浄化機能を発揮するような状況において、熱交換器
による熱交換だけでは空気を燃料の改質に適正な温度に
まで到達させられないような場合には、加熱手段によっ
て空気を十分に昇温させるようにできることになり、こ
の場合、熱交換器の熱交換で不足する分を加熱手段で補
うことになるので、加熱手段の使用を必要最小限に抑
え、排ガスの熱エネルギとともに加熱手段の熱エネルギ
を効率よく利用して燃料の改質をエネルギのロスなく実
施でき、NOxの浄化効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両に搭載された本発明に係る内燃機関の排気
浄化装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る、排ガスと空気との熱交換の制御
手順、即ち排ガス熱交換制御の制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図3】排ガス熱交換制御のうちEGR制御の制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 排気通路 4 NOx触媒装置 5 触媒温度センサ(第1の温度センサ) 7 NOxセンサ(運転状態検出手段) 8 バイパス通路 10 制御弁、即ち第1の制御弁(CV1) 12 熱交換器 14 空気導入通路 16 流量制御弁(CV2) 18 空気温センサ(第2の温度センサ) 20 燃料改質部(燃料混合部) 22 燃料噴射弁(燃料供給手段) 24 ヒータユニット(加熱手段) 26 EGR通路 28 第2の制御弁(CV3) 30 リリース通路 32 リリース制御弁(CV4) 50 電子コントロールユニット(ECU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/28 301 F01N 3/28 301C 3/36 3/36 D F02M 25/07 550 F02M 25/07 550R (72)発明者 河合 健二 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 岩淵 芳典 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 横川 敏隆 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3G062 AA01 AA03 BA04 BA07 CA06 DA01 DA02 EA10 EB15 ED08 FA08 GA06 GA09 GA17 3G091 AA11 AA18 AA28 AB05 BA14 BA32 BA36 CA05 CA08 CA13 CA18 CA22 CB08 DA01 DA02 DA03 DA05 DB10 DC01 EA01 EA03 EA15 EA18 EA33 FA12 FA13 FA14 FB10 GA06 GB01W GB01X GB10W GB10X GB17X HA36 HA37 HA39 HB03 HB05 HB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に介装されたNOx
    触媒と、 前記NOx触媒よりも上流の排気通路から分岐して該分
    岐部と前記NOx触媒との間の排気通路に再度合流接続
    されたバイパス通路と、 一端が空気供給源に接続され他端が前記バイパス通路の
    分岐部よりも下流で且つ前記NOx触媒よりも上流の排
    気通路に接続された空気導入通路と、 前記バイパス通路と前記空気導入通路とが各々接続さ
    れ、該バイパス通路を流通する排ガスと該空気導入通路
    を流通する空気との熱交換を可能とする熱交換器と、 前記熱交換器よりも下流の空気導入通路に形成され、前
    記熱交換器で受熱した空気に燃料供給手段により燃料を
    混合させる燃料混合部と、 前記空気導入通路の接続部よりも上流側の排気通路及び
    前記熱交換器よりも上流のバイパス通路の少なくとも一
    方の通路に設けられ、前記バイパス通路を流れる排ガス
    の流量調整を行う制御弁と、 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記NOx触媒の温度を検出する第1の温度センサと、 前記燃料混合部の出口側の雰囲気温度を検出する第2の
    温度センサと、 前記運転状態検出手段の情報に基づき前記燃料供給手段
    の燃料供給量を制御するとともに、前記第1及び第2の
    温度センサからの情報に基づき前記制御弁の開度を制御
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の排気通路に介装されたNOx
    触媒と、 前記NOx触媒よりも上流の排気通路から分岐して該分
    岐部と前記NOx触媒との間の排気通路に再度合流接続
    されたバイパス通路と、 一端が空気供給源に接続され他端が前記バイパス通路の
    分岐部よりも下流で且つ前記NOx触媒よりも上流の排
    気通路に接続された空気導入通路と、 前記バイパス通路と前記空気導入通路とが各々接続さ
    れ、該バイパス通路を流通する排ガスと該空気導入通路
    を流通する空気との熱交換を可能とする熱交換器と、 前記熱交換器よりも下流の空気導入通路に形成され、前
    記熱交換器で受熱した空気に燃料供給手段により燃料を
    混合させる燃料混合部と、 前記空気導入通路の接続部よりも上流側の排気通路及び
    前記熱交換器よりも上流のバイパス通路の少なくとも一
    方の通路に設けられ、前記バイパス通路を流れる排ガス
    の流量調整を行う第1の制御弁と、 前記熱交換器よりも下流のバイパス通路から分岐して内
    燃機関の吸気系に延びるEGR通路と、 前記熱交換器よりも下流のバイパス通路及び前記EGR
    通路の少なくとも一方の通路に設けられ、前記バイパス
    通路内の排ガスを前記EGR通路側と前記NOx触媒側
    とに振り分ける第2の制御弁と、 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記NOx触媒の温度を検出する第1の温度センサと、 前記燃料混合部の出口側の雰囲気温度を検出する第2の
    温度センサと、 前記運転状態検出手段の情報に基づき前記燃料供給手段
    の燃料供給量を制御するとともに、前記第1及び第2の
    温度センサからの情報に基づき前記第1の制御弁の開度
    を制御し、さらに、前記運転状態検出手段からの情報及
    び前記第1の温度センサからの情報に基づきEGR運転
    の可否判断を行い、EGR運転可能と判断されると前記
    第2の制御弁の開度を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料混合部は該燃料混合部を流れる
    空気及び燃料を加熱する加熱手段を備え、 前記制御手段は、前記第2の温度センサからの情報に基
    づき前記加熱手段を作動制御する加熱制御手段を含んで
    なることを特徴とする、請求項1または2記載の内燃機
    関の排気浄化装置。
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