JP2001055815A - 太陽電池モジュール用瓦 - Google Patents

太陽電池モジュール用瓦

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JP2001055815A JP2000173896A JP2000173896A JP2001055815A JP 2001055815 A JP2001055815 A JP 2001055815A JP 2000173896 A JP2000173896 A JP 2000173896A JP 2000173896 A JP2000173896 A JP 2000173896A JP 2001055815 A JP2001055815 A JP 2001055815A
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】端子ボックス収納凹部に雨水等が浸入しても、
その水位が端子ボックス及びケーブルとの接続部まで導
かれることはなく、同接続部での電気的短絡を防止でき
る太陽電池モジュール用瓦を提供することにある。 【解決手段】瓦本体1と、この瓦本体1に設けられ裏面
に端子ボックス7を備えた太陽電池モジュール6を収納
する凹陥部2と、この凹陥部2の底部に設けられ端子ボ
ックス7を収納する端子ボックス収納凹部3とを備えた
太陽電池モジュール瓦を前提とする。瓦本体1を屋根に
敷設したときに棟側に位置する側壁3bにケーブル導出
部3aを設ける。このケーブル導出部3aから端子ボッ
クス7に接続された出力取出しケーブル8a,8bを棟
側に導出したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の屋根材と
して用いられる瓦に太陽電池モジュールを搭載した太陽
電池モジュール用瓦に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の屋根材として用いられる瓦に太陽
電池を搭載し、太陽エネルギーを電気に変換して利用す
る技術は、実開平1−148417号公報及び特開平1
0−72910号公報等で知られている。
【0003】実開平1−148417号公報には、平板
瓦の下部表面に太陽電池を設け、この太陽電池のケーブ
ルを平板瓦の上縁両端裏面の空間部が形成される部分か
ら導出する構成が記載されている。
【0004】特開平10−72910号公報には、平板
瓦の表面に太陽電池を設けるとともに、平板瓦の裏面に
端子箱を設け、この端子箱から配線部材を導出した構成
が記載されている。
【0005】前述したように、従来の太陽電池搭載型瓦
は、瓦本体の表面に太陽電池を搭載し、瓦本体の裏面か
ら太陽電池のケーブルを導出したり、瓦本体の裏面に端
子箱を設け、太陽電池のケーブルを端子箱の内部の端子
に接続したのち、この端子箱からケーブルを導出してい
る。そして、各太陽電池から導出されたケーブルを瓦本
体の下部において接続することにより、多数枚の太陽電
池を直列または並列に電気的に接続している。
【0006】又、他の従来の太陽電池搭載型瓦として以
下のものが提案されている。瓦本体の表面に太陽電池が
搭載され、瓦本体にその裏側に突出する端子箱収納凹部
が設けられている。端子箱収納凹部には太陽電池の裏面
に取付けられた端子箱が収納され、端子箱に接続された
出力取出し用のケーブルは、端子箱収納凹部の底壁に開
けられたケーブル導出孔から導出されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】太陽電池搭載型瓦での
防水は、太陽電池を瓦本体に接着剤によって接着した
り、瓦本体に設けられた凹陥部の底面に太陽電池を接着
剤を介して接着し、さらに太陽電池と凹陥部の内周面と
の間の隙間にコーキング材を充填することにより行われ
ている。
【0008】しかし、接着剤やコーキング材は劣化しや
すい。殊に屋根のように太陽光に晒されて高温度となっ
たり、風雨に晒される環境下では、劣化の進行が早い。
そのため、接着剤やコーキング材に亀裂が生じて、雨水
等が瓦本体と太陽電池との間に浸入するおそれがある。
【0009】太陽電池の裏側に浸入した雨水は端子箱収
納凹部に流れ込む場合がある。ところで、太陽電池搭載
型瓦は、通常は屋根の傾斜した野地板上に敷設されるた
め、浸入した雨水が端子箱収納凹部の底部に貯留して
も、貯留した雨水は屋根の傾斜によって凹陥部上面から
排水される。その一方で、凹部底壁に開けられたケーブ
ル導出孔からも排水される。そのため、特に、屋根の傾
斜が緩勾配の場合には、端子箱収納凹部内に浸入した雨
水に端子箱とケーブルとの接続部が晒され易く、それに
伴い、前記接続部での腐食や短絡事故を招くおそれがあ
る。
【0010】又、ケーブルを端子箱収納凹部の底壁を貫
通して導出する構成においては、端子箱収納凹部の間近
に接近して野地板が設けられているため、野地板方向に
導出されたケーブルは、その導出方向に対し略直角をな
すように急激に曲げられて野地板に沿うように配線され
る。そのため、ケーブルがケーブル導出孔の縁に強く押
付けられて、その絶縁被覆が傷つけられるおそれが高
い。特に、瓦本体がセメントで作られる場合には、ケー
ブル導出孔の孔縁はバリが出ているので、絶縁被覆がよ
り一層傷つけられ易い。
【0011】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、雨水の浸入による電
気的短絡事故等を防止できるとともに、出力取出し用ケ
ーブルが傷付けられることも少ない太陽電池モジュール
用瓦を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、裏面
に端子ボックスを備えた太陽電池モジュールと、このモ
ジュールを収納する凹陥部、及びこの凹陥部の底部に設
けられ前記端子ボックスを収納する端子ボックス収納凹
部を有する瓦本体とを備えた太陽電池モジュール瓦を前
提とする。そして、前記目的を達成するために、前記瓦
本体にこの本体を屋根に傾斜して敷設したときに棟側寄
りの部分にケーブル導出部を設け、前記端子ボックスに
夫々独立した単芯ケーブルとして接続された正極側及び
負極側の出力取出しケーブルを、前記ケーブル導出部か
ら棟側に導出したことを特徴とする。
【0013】この発明及び以下の各発明において、瓦本
体は、合成樹脂材料、セメント等の無機材料、金属材
料、或はこれらの複合材により形成されるとともに、出
力取出しケーブルには絶縁被覆電線が使用される。同様
に、この発明及び以下の各発明において、太陽電池モジ
ュールには、透明ガラス板や透明合成樹脂等の透明絶縁
材料からなる基板の裏面に、透明電極層、光電変換をな
す半導体層、裏面電極層を薄膜製造技術により順次積層
形成し、更に裏面に絶縁及び防水や機械的保護のための
封止材層を被着したものを使用する。前記半導体層に
は、アモルファス半導体層を好適に用いることができる
が、これに限定されることはなく、単結晶、多結晶、微
結晶の半導体層であってもよく、更にはSi系でも化合
物系でもよい。又、タンデム型の太陽電池モジュールを
用いることもできる。
【0014】この請求項1の発明においては、2芯ケー
ブルとして作られることがないように互いに独立した2
本の単芯の出力取出しケーブルを、瓦本体の棟側寄り部
分に設けたケーブル導出部から棟側に導出したから、端
子ボックスを収納する端子ボックス収納凹部に雨水等が
浸入しても、その水位が端子ボックスとケーブルとの接
続部までは届くことが少ない。そのため、前記接続部で
の腐食や電気的短絡を防止できる。又、以上のように棟
側に2本のケーブルを導出したから、導出されたケーブ
ルをケーブル導出部を支点として野地板に沿うように急
激に曲げることを要しない。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載のケー
ブル導出部を、前記瓦本体の棟側縁部に前記端子ボック
ス収納凹部と連通して設けたことを特徴とする。
【0016】この発明においては、ケーブル導出部、ひ
いては端子ボックスとケーブルとの接続部をより高所に
位置させることができるため、端子ボックス収納凹部に
浸入した雨水に前記接続部が晒されることを、より少な
くできる。
【0017】又、請求項3の発明は、裏面に端子ボック
スを備えた太陽電池モジュールと、このモジュールを収
納する凹陥部、及びこの凹陥部の底部に設けられ前記端
子ボックスを収納する端子ボックス収納凹部を有する瓦
本体とを備えた太陽電池モジュール瓦を前提とする。そ
して、前記目的を達成するために、前記瓦本体を屋根に
傾斜して敷設したときに棟側寄りの端子ボックス収納凹
部の側壁にケーブル導出部を設け、前記端子ボックスに
接続された出力取出しケーブルを、前記ケーブル導出部
から棟側に導出したことを特徴とする。
【0018】この発明において、出力取出しケーブル
は、2芯ケーブルとして作られることがないように互い
に独立した単芯ケーブルとしての正極側及び負極側の出
力取出しケーブルであってもよく、或は単芯ケーブルと
しての正極側及び負極側のケーブルを合わせて1本の2
芯ケーブルをなしていてもよい。
【0019】この請求項3の発明においても、端子ボッ
クスに接続された出力取出しケーブルを、瓦本体の端子
ボックス収納凹部の棟側寄りの側壁に設けたケーブル導
出部から棟側に導出したから、端子ボックスを収納する
端子ボックス収納凹部に雨水等が浸入しても、その水位
が端子ボックスとケーブルとの接続部までは届くことが
少ない。そのため、前記接続部での腐食や電気的短絡を
防止できる。又、以上のように棟側にケーブルを導出し
たから、導出されたケーブルをケーブル導出部を支点と
して野地板に沿うように急激に曲げることを要しない。
【0020】請求項4の発明は、請求項1〜3に記載の
瓦本体の軒側縁部に、前記凹陥部と連通して前記軒側縁
部を横切る排水部を設けたことを特徴とする。
【0021】この発明において、排水部は、瓦本体の軒
側縁部の上面に開放する溝、又は軒側縁部を貫通する孔
等で作ることができる。また、この排水部は1以上あれ
ばよく、その大きさは問わないとともに、斜めに設けて
もよい。
【0022】この請求項4の発明においては、屋根に斜
めに敷設される瓦本体の凹陥部に雨水が浸入しても、そ
の雨水を、瓦本体の軒側縁部に形成した排水部に通して
凹陥部外に排出できる。この排水により、端子ボックス
収納凹部への雨水の入り込みが少なくなって、この収納
凹部の水位を下げ易いから、端子ボックスとケーブルと
の接続部での腐食や電気的短絡を防止する上で有効であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0024】図1〜図5は第1実施形態を示し、図1は
太陽電池モジュール用瓦の分解斜視図、図2は瓦本体の
平面図、図3は図2中Z−Z線に沿う断面線で断面した
太陽電池モジュール用瓦の断面図、図4は太陽電池モジ
ュール用瓦で葺かれた屋根の一部を示す縦断側面図、図
5(a)は複数の太陽電池モジュール用瓦間の電気的接
続を示す配線図、図5(b)は複数の太陽電池モジュー
ル用瓦間の電気的接続の比較例を示す配線図である。
【0025】傾斜した屋根の屋根材として用いられる太
陽電池モジュール用瓦Kは、図1に示すように瓦本体1
及び太陽電池モジュール6を備えている。
【0026】図1及び図2に示すように、瓦本体1は、
例えばセメントによって略矩形平板状に形成されてい
る。瓦本体1の両側部には左右に隣り合う図示しない同
種の太陽電池モジュール用瓦が備える瓦本体1と雄雌関
係で嵌合するオーバラップ部1a,1bが一体に設けら
れ、下縁部には前垂れ部1cが、上縁部表面には後立上
り部1dが夫々一体に設けられている。図4に示すよう
に前垂れ部1cは、屋根の軒側に隣り合って配置される
図示しない他の同種の太陽電池モジュール用瓦Kが備え
る瓦本体1の棟側縁部の上面に重ねられる。後立上り部
1dは、屋根の軒側に隣り合って配置される図示しない
他の同種の太陽電池モジュール用瓦が備える瓦本体1の
軒側縁部の下面に重ねられる。
【0027】瓦本体1の表面には、この本体1の周部を
枠状に残して略全面に亘たる矩形状の凹陥部2が設けら
れている。凹陥部2は後述する太陽電池モジュール6の
肉厚より僅かに深く形成されており、この凹陥部2の幅
(左右)方向略中央部には矩形状の端子ボックス収納凹
部3が陥没して設けられている。
【0028】この収納凹部3は瓦本体1の上下(棟軒)
方向に延びて形成され、その棟側の側壁3bは、端子ボ
ックス収納凹部3の棟軒方向の丁度半分よりも棟側に寄
って位置されている。端子ボックス収納凹部3の裏面は
瓦本体1の前垂れ部1cと略同一高さに形成されてい
て、瓦本体1を屋根に安定した状態に載置できるように
なっている。
【0029】前記凹陥部2の底面の周部には凹陥部2の
上辺及び両側辺に沿ってコ字状に連続する第1の排水溝
4aが設けられている。凹陥部2の底面の中央部には端
子ボックス収納凹部3の上辺及び両側辺に沿ってコ字状
に連続する第2の排水溝4bが設けられている。凹陥部
2の下辺の角部には横方向全長に亘って第3の排水溝4
cが設けられ、第1及び第2の排水溝4a,4bは第3
の排水溝4cに連通している。つまり、第1及び第2の
排水溝4a,4b内を流れる水は第3の排水溝4cに集
流するようになっている。
【0030】第3の排水溝4cの両端部及び第2の排水
溝4bと第3の排水溝4cとの合流部の合計4箇所に
は、貫通孔としての排水孔5が穿設されている。これら
排水孔5は瓦本体1の裏面に貫通している。
【0031】前記端子ボックス収納凹部3における側壁
で、瓦本体1の上端部側、つまり瓦本体1を屋根の傾斜
した野地板17(図4参照)に敷設したときに棟側に位
置する側壁3bには、この壁3bを貫通する孔からなる
ケーブル導出部3aが設けられている。
【0032】前述のように構成された瓦本体1の凹陥部
2は、太陽電池モジュール6の寸法に適合した大きさに
形成され、この凹陥部2には太陽電池モジュール6が収
納されている。太陽電池モジュール6は、例えば図2中
2点鎖線で示す接着剤9によって瓦本体1の凹陥部2に
接着固定されている。接着剤9は、太陽電池モジュール
6を全面接着してもよく、図2に示すように複数の互い
に独立した箇所で接着してもよい。特に後者のように接
着する場合には、万が一、一部の接着剤9にクラックを
生じてもそれが離れている他の接着箇所に波及すること
がないから、太陽電池モジュール6の凹陥部2への取付
けの信頼性に優れる。
【0033】太陽電池モジュール6には、例えば1枚の
透明ガラス基板の裏面に透明電極層、アモルファス半導
体層、裏面電極層等を順次積層形成し、更に裏面を封止
材により覆って封止した矩形状の薄板パネル構造のもの
が使用されている。
【0034】図3及び図4に示すように、太陽電池モジ
ュール6の裏面には、このモジュール6の幅方向略中央
部に位置して端子ボックス7が固定されている。この端
子ボックス7の棟側の側面7aには2本の出力取出しケ
ーブル8a,8bが接続されている。なお、8cは両ケ
ーブル8a,8bと端子ボックス7との接続部を示して
いる。一方の出力取出しケーブル8aは正極用であり、
他方の出力取出しケーブル8bは負極用である。これら
2本のケーブル8a,8bは、いずれも絶縁被覆電線か
らなる単芯ケーブルであり、配線上において相手に制約
されることなく個別に取扱うことができるように互いに
独立して設けられている。なお、両ケーブル8a,8b
はその先端にコネクタを有している。
【0035】図3に示すように端子ボックス7は瓦本体
1の端子ボックス収納凹部3に収納される。この収納状
態において、出力取出しケーブル8a,8bは、急激に
曲げられることなく、端子ボックス収納凹部3の棟側側
壁3bのケーブル導出部3aを通って、瓦本体1の裏面
において棟側に導出されている。
【0036】次に、前述のように構成された太陽電池モ
ジュール用瓦Kを用いて建物の屋根を施工する、いわゆ
る瓦葺きについて説明すると、図4に示すように、屋根
16には棟側16aから軒側16bに向かって下り勾配
に傾斜する野地板17が設けられており、この野地板1
7に直接または瓦下地材を介して太陽電池モジュール用
瓦Kを載置する。
【0037】通常の瓦葺き作業と同様に太陽電池モジュ
ール用瓦Kを軒側16bから順次棟側16aに向かって
野地板17に載置するが、左右に隣り合う瓦本体1相互
は、瓦本体1のオーバラップ部1a,1bを雄雌関係で
嵌合し、瓦本体1の上端部側に設けられた取付け孔18
(図1及び図2参照)に釘を通して野地板17に固定す
る。また、棟軒方向に隣合う太陽電池モジュール相互に
おいては、軒側に配置された瓦本体1の後立上り部1d
の上部に、棟側に隣接する瓦本体1の前垂れ部1cをオ
ーバラップさせ、このオーバラップにおいて、棟側の瓦
本体1の排水孔5を、軒側に隣接する瓦本体1の後立上
り部1dより下方(軒側16b)に位置させる。そし
て、棟側の瓦本体1も同様に取付け孔18に瓦固定用釘
等を通して野地板17に固定する。
【0038】前述の瓦葺き作業を繰り返して野地板17
上に敷設された多数枚の太陽電池モジュール用瓦Kによ
って屋根16の大部分を構成することができる。この瓦
葺き作業と平行して、隣接する複数枚の太陽電池モジュ
ール6相互を電気的に直列または並列に接続する作業が
なされる。この接続作業は、端子ボックス収納凹部3の
ケーブル導出部3aから棟側に導出された出力取出しケ
ーブル8a,8bを用いて行われる。
【0039】図5(a)に示した配線の一例について説
明する。同図中31は屋内側のインバータに接続される
プラス側幹線、32は同マイナス側幹線、33は一対の
2線適用型のブッシングを示している。図5(a)の例
では6枚の太陽電池モジュール6が1つの出力ユニット
となるように、これらモジュール6が直列に接続されて
いる。
【0040】そのために、隣接する太陽電池モジュール
6同士の正極側出力取出し線8aと負極側出力取出し線
8bとを、それらの先端のコネクタを雄雌結合させて、
6枚の太陽電池モジュール6を直列接続している。こう
して直列接続された出力ユニットの一端の太陽電池モジ
ュール6の正極側出力取出しケーブル8aを、一方のブ
ッシング33を介してプラス側幹線31に接続し、同様
に前記出力ユニットの他端の太陽電池モジュール6の負
極側出力取出しケーブル8bを、他方のブッシング33
を介してマイナス側幹線32に接続している。
【0041】図5(b)は、太陽電池モジュール6の出
力取出しケーブル8a,8bが、本実施形態のように単
芯構造ではなく、これら2本のケーブルを合わせて1本
の2芯ケーブル8とした場合における6枚の太陽電池モ
ジュール6の配線例を比較のために示している。この図
5(b)中34は3線対応型のブッシングである。
【0042】1本の2芯ケーブル8は、そのプラス・マ
イナスの出力取出しケーブル8a,8bを個々に単独で
取り扱って配線作業をすることはできない。そのため、
各太陽電池モジュール6に対応して個々に個別に用意さ
れた3線対応型のブッシング34を用いて、隣接した太
陽電池モジュール6相互間の正極と負極との電気的接続
が行われる。図5(b)中35に隣接したブッシング3
4同士を直列につないだ電線を示す。こうして各太陽電
池モジュール6と対1で使用されるブッシング34及び
これらブッシング34間の電線35を介して直列接続さ
れた出力ユニットは、その一端の太陽電池モジュール6
の正極側出力取出しケーブル8aを、前記一端の太陽電
池モジュール6用のブッシング34を介してプラス側幹
線31に接続し、同様に前記出力ユニットの他端の太陽
電池モジュール6の負極側出力取出しケーブル8bを、
前記他端の太陽電池モジュール6用のブッシング34を
介してマイナス側幹線32に接続している。
【0043】以上説明した図5(a)と同図(b)との
比較により明らかなように、2本の単芯ケーブルをプラ
ス・マイナスの出力取出しケーブル8a,8bとして用
いて配線することは、幹線31、32が配線される部分
に図5(b)に示す電線35を用いないで済むととも
に、2芯ケーブルとするための絶縁シースも省略でき
る。しかも、前記出力ユニットに対して一対のブッシン
グ33を用いるだけでよく、図5(b)に示すように太
陽電池モジュール6の数と同数のブッシング34を要し
ない。そのため、前記瓦Kを用いて葺かれた屋根16に
おいて配線に要する部品点数が少なく、配線構造が簡単
である。その上、本実施形態ではブッシング33に、図
5(b)に示す構造が複雑な3線対応型のブッシング3
4を要することなく、構造が単純で低コストな2線対応
型のものを使用できる。したがって、屋根16のコスト
を低減できる。
【0044】ところで、以上のように瓦葺きされて屋根
16を構成した本実施形態の瓦Kにおいて、瓦本体1の
凹陥部2と太陽電池モジュール6との間から浸入した雨
水が端子ボックス収納凹部3に流れ込んだ場合には、雨
水が端子ボックス収納凹部3の内部に貯留する。
【0045】しかし、前記瓦Kは棟軒方向に傾斜して屋
根16に敷設されており、端子ボックス収納凹部3のケ
ーブル導出部3aは、棟側の高所に位置している端子ボ
ックス収納凹部3の側壁3bに設けられている。そのた
め、端子ボックス7と出力取出しケーブル8a,8bと
の接続部8cが、端子ボックス収納凹部3に溜まった雨
水に晒されて、腐食したり、電気的な短絡事故を起こす
おそれが少ない。
【0046】又、2本の出力取出しケーブル8a,8b
を前記棟側のケーブル導出部3aに通して棟側に導出し
たから、図5(a)に示す配線を行う場合に、導出され
た出力取出しケーブル8a,8bをケーブル導出部3a
を支点として野地板17に沿うように急激に曲げること
を要しない。
【0047】そのため、出力取出しケーブル8a,8b
がケーブル導出部3aの縁に強く押付けられないように
できる。したがって、セメントで作られた瓦本体1のケ
ーブル導出部3aの縁にバリが出ていることがあって
も、出力取出しケーブル8a,8bの絶縁被覆が傷つけ
られることを少なくできる。又、同様の理由から、前記
瓦Kの梱包においても、ケーブル導出部3aを支点とし
て出力取出しケーブル8a,8bを急激に曲げることを
要しないので、施工現場への輸送時に作用する振動に拘
らず、ケーブル導出部3aの縁で出力取出しケーブル8
a,8bが傷つけられるおそれを少なくできる。
【0048】図6(a)(b)は第2実施形態を示し、
この第2実施形態において第1実施形態と同一構成部分
は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図
6(a)に示すように、瓦本体1に設けられた端子ボッ
クス収納凹部3の側壁にケーブル導出部3aを設ける手
段を以下のように構成した点が第1実施形態とは異な
る。
【0049】端子ボックス収納凹部3における側壁で、
瓦本体1の上端部側、つまり瓦本体1を屋根の野地板に
敷設したときに棟側に寄って位置する側壁3bに、肉薄
部19を設けたものである。この肉薄部19を得るに
は、瓦本体1の端子ボックス収納凹部3を成形する雄型
20の一部に凸部20aを設け、この凸部20aと雌型
21との間に狭い間隙部を形成すればよい。そして、セ
メント材料製の瓦本体1を成形した後に、肉薄部19を
ハンマー等によって叩打することにより、図6(b)に
示すように、肉薄部19の跡からなるケーブル導出部3
aを開口し、このケーブル導出部3aから2本の出力取
出しケーブル8a,8bを、急激に曲げることなく、棟
側に導出することができる。
【0050】図7(a)(b)及び図8は第3実施形態
を示し、この第3実施形態において第1実施形態と同一
構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形
態の瓦本体1は基本的には第1実施形態と同一である
が、太陽電池モジュール6を収納する凹陥部2における
上縁部側、つまり瓦本体1を屋根に敷設した場合に棟側
となる部位(棟側縁部)には、端子ボックス7が収納さ
れる端子ボックス収納凹部22が設けられている。
【0051】さらに、図7(a)に示すように瓦本体1
の後立上り部1dにはこれを横切って端子ボックス収納
凹部22と連通する凹溝からなるケーブル導出部23が
設けられている。図7(b)に示すように端子ボックス
収納凹部22とケーブル導出部23は、その底面が同一
高さに形成されている。なお、図8中10は取付け孔1
8に通される釘、11は後立上り部1dを覆って設けら
れる釘受け金具である。
【0052】このように構成された瓦本体1によれば、
図8に示すように瓦本体1の凹陥部2に太陽電池モジュ
ール6を収納し、端子ボックス7を端子ボックス収納凹
部22に収納することにより、端子ボックス7から導出
する出力取出しケーブル8a,8bを、急激に曲げるこ
となく、ケーブル導出部23に沿って瓦本体1の上端部
方向に、つまり棟側に導出させることができる。
【0053】従って、本実施形態によれば、瓦本体1の
凹陥部2と太陽電池モジュール6との間から浸入した雨
水が、端子ボックス収納凹部22に流れ込んで貯留する
ことがあっても、ケーブル導出部23が端子ボックス収
納凹部22より高所となるため、端子ボックス7及び出
力取出しケーブル8a,8bの接続部8cが、端子ボッ
クス収納凹部22に溜まった雨水に晒されて、腐食した
り、電気的に短絡事故を起こすことを防止できる。
【0054】しかも、本実施形態によれば、ケーブル導
出部23が上方に開放されている。そのため、太陽電池
モジュール6を凹陥部2に収納する場合に、2本の出力
取出しケーブル8a,8bを、ケーブル導出部23内に
その上方から納めることができ、孔に通す面倒がなく、
作業性がよい。
【0055】図9〜図11は第4実施形態を示し、この
第4実施形態において第1実施形態と同一構成部分は同
一番号を付して説明を省略する。本実施形態の瓦本体1
は基本的には第1実施形態と同様であるが、凹陥部2か
ら外部への排水手段を以下のように構成した点が異なっ
ている。
【0056】つまり、凹陥部2の底面は、端子ボックス
収納凹部3を除いて凹凸がない平坦な面で形成されてい
る。そして、瓦本体1の下縁部、つまり、瓦本体1を傾
斜した野地板17上に敷設した状態で軒側に位置する軒
側縁部をなす前垂れ部1cには、これを横切る1以上例
えば2つの排水部25が設けられている。両排水部25
は前垂れ部1cの表面に開放する溝によって形成されて
いる。これら排水部25の底面は、瓦本体1の底面と面
一に連続しているが、これに制約されずに、瓦本体1の
底面に対して一段下がって設けてもよく、又、瓦本体1
の底面から斜め下向きに傾斜して設けてもよい。又、両
排水部25は、前垂れ部25の下端に達するように下向
きに曲がって形成されていてもよい。
【0057】この第4実施形態の太陽電池モジュール用
瓦Kにおいても、端子ボックス収納凹部3のケーブル導
出部3aが、棟側の高所に位置している端子ボックス収
納凹部3の側壁3bに設けられているため、屋根に斜め
に敷設された瓦本体1の凹陥部2と太陽電池モジュール
6との間から浸入した雨水が、端子ボックス収納凹部2
2に流れ込んで貯留することがあっても、端子ボックス
収納凹部3に溜まった雨水に、端子ボックス7と出力取
出しケーブル8a,8bとの接続部8cが晒されること
が少ない。
【0058】しかも、瓦本体1の凹陥部2に浸入した雨
水を、瓦本体1の前垂れ部1cに形成した排水部25に
通して凹陥部2外に円滑に排出できる。この排水によ
り、端子ボックス収納凹部3への雨水の入り込みを少な
くして、この収納凹部3の水位を下げ易い。
【0059】従って、端子ボックス7と出力取出しケー
ブル8a,8bとの接続部での腐食や電気的短絡を有効
に防止できる。
【0060】又、本実施形態においても、2本の出力取
出しケーブル8a,8bを棟側のケーブル導出部3aに
通して棟側に導出したから、導出された出力取出しケー
ブル8a,8bをケーブル導出部3aを支点として野地
板17に沿うように急激に曲げることを要しないので、
これらケーブル8a,8bの絶縁被覆が傷つけられるお
それも少ない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4の発
明によれば、瓦本体に設けられたケーブル導出部が、瓦
本体を屋根に敷設したときに棟側寄りの部分に位置され
ており、このケーブル導出部から太陽電池モジュールの
端子ボックスに接続された出力取出しケーブルを棟側に
導出している。そのため、端子ボックスを収納する端子
ボックス収納凹部に雨水等が浸入しても、その水位が端
子ボックス及び出力取出しケーブルの接続部まで達する
ことがない、よって、同接続部での腐食や電気的短絡を
防止できる。さらに、出力取出しケーブルを棟側に導出
したことにより、このケーブルがケーブル導出部の縁に
より傷付けられることも防止できる。したがって、高品
質な太陽電池モジュール用瓦を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す太陽電池モジュ
ール用瓦の分解斜視図。
【図2】同第1実施形態の瓦本体の平面図。
【図3】図2中Z−Z線に沿う断面線で断面した同第1
実施形態の太陽電池モジュール用瓦の断面図。
【図4】同第1実施形態の太陽電池モジュール用瓦で葺
かれた屋根の一部を示す縦断側面図。
【図5】(a)は同第1実施形態に係る複数の太陽電池
モジュール用瓦間の電気的接続を示す配線図。(b)は
複数の太陽電池モジュール用瓦間の電気的接続の比較例
を示す配線図である。
【図6】(a)はこの発明の第2実施形態の太陽電池モ
ジュール用瓦の製造状況を示す断面図。(b)は同第2
実施形態の太陽電池モジュール用瓦の一部を示す断面
図。
【図7】(a)はこの発明の第3実施形態の太陽電池モ
ジュール用瓦の瓦本体を示す斜視図。(b)は図7
(a)中A−A線に沿う断面図。
【図8】同第3実施形態の太陽電池モジュール用瓦で葺
かれた屋根の一部を示す縦断側面図。
【図9】この発明の第4実施形態を示す太陽電池モジュ
ール用瓦の分解斜視図。
【図10】同第4実施形態の瓦本体の平面図。
【図11】同第4実施形態の太陽電池モジュール用瓦を
図10中Y−Y線に沿う断面線で断面するとともに、こ
の太陽電池モジュール用瓦で葺かれた屋根の一部を示す
断面図。
【符号の説明】
1…瓦本体 1c…前垂れ部(軒側縁部) 1d…後立上り部(棟側縁部) 2…凹陥部 3,22…端子ボックス収納凹部 3a,23…ケーブル導出部 3b…端子ボックス収納凹部の棟側の側壁 6…太陽電池モジュール 7…端子ボックス 7c…端子ボックスの棟側の側面 8a,8b…出力取出しケーブル 8c…接続部 25…排水部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に端子ボックスを備え、このボック
    スに正極側及び負極側の両出力取出しケーブルが夫々独
    立した単芯ケーブルとして接続されている太陽電池モジ
    ュールと、 屋根に傾斜して敷設される瓦本体であって、前記太陽電
    池モジュールを収納する凹陥部、この凹陥部の底部に設
    けられ前記端子ボックスを収納する端子ボックス収納凹
    部、及び前記屋根の棟側寄りの部分に設けられて2本の
    前記出力取出しケーブルを前記棟側に導出するケーブル
    導出部を有する前記瓦本体と、を具備することを特徴と
    する太陽電池モジュール用瓦。
  2. 【請求項2】 前記ケーブル導出部を、前記瓦本体の棟
    側縁部に前記端子ボックス収納凹部と連通して設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール用
    瓦。
  3. 【請求項3】 裏面に端子ボックスを備え、このボック
    スに正極側及び負極側の両出力取出しケーブルが接続さ
    れている太陽電池モジュールと、 屋根に傾斜して敷設される瓦本体であって、前記太陽電
    池モジュールを収納する凹陥部、この凹陥部の底部に設
    けられ前記端子ボックスを収納する端子ボックス収納凹
    部、この収納凹部の前記屋根の棟側寄りの側壁に設けら
    れて前記出力取出しケーブルを前記棟側に導出するケー
    ブル導出部を有する前記瓦本体と、を具備することを特
    徴とする太陽電池モジュール用瓦。
  4. 【請求項4】 前記瓦本体の軒側縁部に、前記凹陥部と
    連通して前記軒側縁部を横切る排水部を設けたことを特
    徴とする請求項1〜3の内のいずれか1項に記載の太陽
    電池モジュール用瓦。
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