JP2001055618A - 紡糸ノズル口金面清掃装置及びその清掃方法 - Google Patents

紡糸ノズル口金面清掃装置及びその清掃方法

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JP2001055618A
JP2001055618A JP11224854A JP22485499A JP2001055618A JP 2001055618 A JP2001055618 A JP 2001055618A JP 11224854 A JP11224854 A JP 11224854A JP 22485499 A JP22485499 A JP 22485499A JP 2001055618 A JP2001055618 A JP 2001055618A
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Takashi Miyagawa
敬史 宮川
Keigo Yoshimoto
圭吾 吉本
Sadakazu Nakatani
定和 中谷
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紡糸ノズル口金面に対して極力清掃斑が少なく
なるように構成した紡糸ノズル口金面清掃装置並びにそ
の清掃方法を提供すること。 【解決手段】公転軸6と、公転軸のまわりに公転する自
転軸7と、自転軸の出力側に紡糸ノズル口金面3aに接
触して該紡糸ノズル口金面を清掃するブレード8とを備
え、ブレードを自転並びに公転させながら紡糸ノズル口
金面を清掃するようにした紡糸ノズル口金面清掃装置1
において、前記自転軸の公転軌跡を少なくとも2つの異
なる径位置LDに設定し、前記紡糸ノズル口金面の清掃
域CZを前記公転軸から径方向に分けて清掃するように
した紡糸ノズル口金面清掃装置およびこれを用いた紡糸
ノズル口金面清掃方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紡糸機における
紡糸ノズル口金面を清掃するための紡糸ノズル口金面清
掃装置並びにその清掃方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記する紡糸機における紡糸ノズ
ル口金面を清掃するための紡糸ノズル口金面清掃装置と
しては、例えば、公転軸と、公転軸のまわりに公転する
自転軸と、自転軸の出力側に紡糸ノズル口金面に接触し
て該紡糸ノズル口金面を清掃するブレードとを備え、前
記ブレードを自転並びに公転させながら前記紡糸ノズル
口金面を清掃するようにした自転−公転式のブレードに
よる紡糸ノズル口金面清掃装置が知られている。
【0003】上記する自転−公転式のブレードによって
紡糸機における紡糸ノズル口金面を清掃する清掃装置に
よれば、紡糸ノズル清掃時に摩耗粉が発生すれば紡糸ノ
ズル口金面に傷が付く。摩耗粉は、主に酸化膜が削られ
て発生するが、その前にパック表面の一部でも油膜が完
全になくなるとブレードによって酸化膜を削ることにな
る。
【0004】図5に示すように、ブレードによる紡糸ノ
ズル口金面の清掃開始時には、紡糸ノズル口金面の汚れ
のため回転数は低いが、汚れがとれてくるにつれて回転
数が上がり、図5に示す例によれば、ブレード回転数は
6000rpm 〜6500rpm のピーク値に達する。
【0005】図5に示すように、油膜がパック表面に均
一にあるときは、自転するブレードの回転数は6000
rpm 〜6500rpm で紡糸ノズル口金面の清掃が行われ
る。紡糸ノズル口金面の清掃が進行し、紡糸ノズル口金
面の油膜切れの状態になるとブレードの回転数は瞬間5
00rpm 程低下し、そのまま回転ブレードにより紡糸ノ
ズル口金面の清掃を続けると全面に傷が付く。これは油
膜が切れてブレードの滑りが悪くなりトルクが増えるた
めである。
【0006】さらに、上記する自転−公転式のブレード
によって紡糸機における紡糸ノズル口金面を清掃する清
掃装置によれば、紡糸ノズル口金の表面に傷を付けない
ためには、ブレードの刃先にかかる接圧を0.2〜0.
5 kgf/cm2とした場合、汚れをとるためには、6000
〜8000rpm と高速にしたほうがよい。
【0007】しかし、通常、上記する自転−公転式のブ
レードでは、どうしても清掃斑ができてしまう。図6に
示すように、従来の自転−公転式ブレードによる紡糸ノ
ズル口金面清掃装置によれば、自転数が公転数の120
倍程あるため、周方向の清掃斑はないが、半径方向に清
掃斑ができる。すなわち、図6に示すように、周囲部
(A部)と、中央部(C部)がブレードの通過回数が多
くなる。
【0008】このようになると、A部およびC部の汚れ
が、中間部(B部)より先にとれてしまい、B部の汚れ
を取るためにさらに清掃を続けると、A部およびC部の
油膜がとれてくる。このように油膜が切れてくると、紡
糸ノズル口金面に上記するような傷が発生する。
【0009】これらのことから、極力清掃斑を少なくす
ることが紡糸ノズル口金面に対する傷の発生を抑える重
要な課題である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
自転−公転式ブレードにより紡糸機における紡糸ノズル
口金面を清掃する場合に、紡糸ノズル口金面に対して極
力清掃斑が少なくなるように構成した紡糸ノズル口金面
清掃装置並びにその清掃方法を提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、公転軸と、公転
軸のまわりに公転する自転軸と、自転軸の出力側に紡糸
ノズル口金面に接触して該紡糸ノズル口金面を清掃する
ブレードとを備え、前記ブレードを自転並びに公転させ
ながら前記紡糸ノズル口金面を清掃するようにした紡糸
ノズル口金面清掃装置において、前記自転軸の公転軌跡
を少なくとも2つの異なる径位置に設定し、前記紡糸ノ
ズル口金面の清掃域を前記公転軸から径方向に分けて清
掃するようにした紡糸ノズル口金面清掃装置を構成する
ものである。
【0012】さらに、この発明では、前記公転軸から異
なる少なくとも2つの径位置に、自転軸を移動させて位
置決めするための自転軸の公転軌跡径変換手段を設けて
なる紡糸ノズル口金面清掃装置を構成するものである。
【0013】さらに、この発明では、前記公転軸から異
なる少なくとも2つの径位置に、それぞれ前記ブレード
を備えた自転軸を設けてなる紡糸ノズル口金面清掃装置
を構成するものである。
【0014】さらにまた、この発明では、公転軸と、公
転軸のまわりに公転する自転軸と、自転軸の出力側に紡
糸ノズル口金面に接触して該紡糸ノズル口金面を清掃す
るブレードとを備え、前記ブレードを自転並びに公転さ
せながら前記紡糸ノズル口金面を清掃するようにした紡
糸ノズル口金面清掃方法において、前記ブレードを、該
ブレードの回転数がしきい値を下回った時に停止するよ
うに回転駆動制御してなる紡糸ノズル口金面清掃方法を
構成するものでもある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明になる紡糸ノズル
口金面清掃装置及びその清掃方法について、図面に示す
具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。図1は、
この発明になる紡糸ノズル口金面清掃装置の基本的な一
構成例を示すものであって、特に、自転軸を公転軌跡径
変換手段によって移動し、位置決めできるように構成し
た清掃装置の概略的な側面図である。
【0016】図2は、この発明になる紡糸ノズル口金面
清掃装置により紡糸ノズル口金面の清掃の状況を示すも
ので、図2Aは、第1の公転軌跡径(R1 )の位置に自
転軸が位置した状態で、ブレードによる清掃域の自転−
公転軌跡を示す概略的な平面図であり、図2Bは、第2
の公転軌跡径(R2 )の位置に自転軸が位置した状態
で、ブレードによる清掃域の自転−公転軌跡を示す概略
的な平面図である。
【0017】一方、図3は、この発明になる紡糸ノズル
口金面清掃装置のより具体的な構成例にあって、特に、
一つの自転軸による構成例であり、該一つの自転軸を公
転軌跡径変換手段によって位置変更できるように構成し
たものであり、図3Aは、第1の公転軌跡径(R1 )の
位置に自転軸が位置した状態を示す概略的な平面図であ
り、図3Bは、第2の公転軌跡径(R2 )の位置に自転
軸が位置した状態を示す概略的な平面図であり、図3C
は、図3Bにおける矢視3C方向にみた概略的な側面図
であり、図3Bに示す状態を実線によりあらわし、図3
Aに示す状態を仮想線によりあらわしたものである。
【0018】図4は、この発明になる紡糸ノズル口金面
清掃装置のより具体的な構成例にあって、特に、公転軸
から異なる二つの径位置に、二つの自転軸を備えた装置
構成例を示す概略的な平面図である。
【0019】まず、図1および図2にもとづいて、この
発明になる紡糸ノズル口金面清掃装置の基本的な一構成
例について詳細に説明する。この発明になる紡糸ノズル
口金面清掃装置1は、紡糸ノズル孔2を備えた紡糸ノズ
ル口金3のノズル口金面3aを清掃するための装置であ
って、公転軸6を備えた公転軸駆動系4と、自転軸7を
備えた自転軸駆動系5と、自転軸の出力側に紡糸ノズル
口金面3aに接触して該紡糸ノズル口金面3aを清掃す
るブレード8とを含むものからなっている。
【0020】図1に示す具体的な実施例において、前記
公転軸駆動系4は、公転用駆動モータM1 を含むものか
らなっており、前記公転軸6は、動力伝達手段9を介し
て前記公転用駆動モータM1 に伝動連結されている。図
1に示す具体例において、前記動力伝達手段9は、前記
公転用駆動モータM1 の回転軸10に取り付けた公転駆
動ギヤG11と、該公転駆動ギヤG11に噛合する公転従動
ギヤG12とによって構成してある。
【0021】前記公転軸6の出力側6aには、前記公転
軸6に対して一体的に構造化された回転ディスク部材1
1が設けられている。前記自転軸駆動系5は、この回転
ディスク部材11に対し、その上に組み合わせてある。
【0022】図1に示す具体的な実施例において、前記
自転軸駆動系5は、一つの自転用駆動モータM2 を含む
ものからなっており、前記自転軸7は、動力伝達手段1
2を介して前記自転用駆動モータM2 に伝動連結されて
いる。図1に示す具体例において、前記動力伝達手段1
2は、前記自転用駆動モータM2 の回転軸13に取り付
けた自転駆動ギヤG21と、該自転駆動ギヤG21に噛合す
る自転従動ギヤG22とによって構成してある。この図1
において、参照符号14は、自転軸の公転軌跡径を変換
するための自転軸公転軌跡径変換手段を示すものであっ
て、詳細については、図3に示す実施例の説明と併せて
後述する。
【0023】この発明になる紡糸ノズル口金面清掃装置
1は、図2Aおよび図2Bに示すように、前記自転軸7
の公転軌跡径LDの位置を少なくとも2つの異なる径位
置、例えば、第1の公転軌跡径LD1 および第2の公転
軌跡径LD2 に設定し、前記紡糸ノズル口金面3aの清
掃域CZを、前記公転軸6から径方向に、例えば、前記
第1の公転軌跡径LD1 による第1の清掃域CZ1 およ
び前記第2の公転軌跡径LD2 による第2の清掃域CZ
2 に分けて清掃するように構成してある。
【0024】この発明になる紡糸ノズル口金面清掃装置
1において、上記する構成のより具体的な2つの異なる
構成例を、図3各図に示す第1の構成例、および図4に
示す第2の構成例に基づいて説明する。
【0025】図3各図に示す第1の構成例は、公転軸駆
動系4に対して1つの自転軸駆動系5によって構成した
ものであり、前記公転軸6から異なる2つの径位置R1
およびR2 に、自転軸7を移動させて位置決めするため
の自転軸の公転軌跡径変換手段14を含むものからなっ
ている。
【0026】この第1の構成例において、前記公転軌跡
径変換手段14は、例えば、図3Cにその概略的な側面
図で示すように、枢支軸15のまわりに回動可能なL字
状レバー16を含んでおり、このL字状レバー16は、
その一端16aに対して、例えば、アクチュエータなど
の動力源からの動力を矢印Xに受けて、L字状レバー1
6の他端16bが実線で示す位置から仮想線で示す位置
に回動変移するようになっている。
【0027】一方、図1に概略示すように、自転駆動ギ
ヤG21と、該公転駆動ギヤG21に噛合する自転従動ギヤ
22とは、ギヤ支持プレート17によって支持されてい
る。ギヤ支持プレート17は、前記自転用駆動モータM
2 の回転軸13における軸心を枢支点18として図3A
に示す第1の回動角度位置P1 と、図3Bに示す第2の
回動角度位置P2 との間で回動可能であり、且つ位置決
めされるようになっている。
【0028】すなわち、ギヤ支持プレート17の一端1
7aと、前記L字状レバー16の他端16bとは、ピン
状リンク部材19によって伝動連結されており、前記L
字状レバー16が、図3Cにおいて実線で示す位置にあ
る時には、ピン状リンク部材19およびギヤ支持プレー
ト17を介して前記自転軸7を図3Bに示す位置、すな
わち、公転軸6の軸心からR2 の径位置に位置決めす
る。この場合、自転軸7が第2の公転軌跡径LD2 に設
定され、前記ブレードの自転−公転によって、第2の公
転軌跡径LD2 による第2の清掃域CZ2 を清掃する。
【0029】前記L字状レバー16が、図3Cにおいて
仮想線で示す位置にある時には、ピン状リンク部材19
およびギヤ支持プレート17を介して前記自転軸7を図
3Aに示す位置、すなわち、公転軸6の軸心からR1
径位置に位置決めする。この場合、自転軸7が第1の公
転軌跡径LD1 に設定され、前記ブレードの自転−公転
によって、第1の公転軌跡径LD1 による第1の清掃域
CZ1 を清掃する。この切替え動作を、例えば、公転1
周毎に行い、且つ、第1の公転軌跡径LD1 による第1
の清掃域CZ1 を清掃する時には、公転周期を速くす
る。
【0030】図4に示す第2の構成例は、1つの公転軸
駆動系4に対して2つの自転軸駆動系5を搭載した構成
のものであり、前記公転軸6から異なる2つの径位置R
1 およびR2 に、それぞれブレードを備えた2つの自転
軸を設けたものからなっている。
【0031】この第2の構成例になる紡糸ノズル口金面
清掃装置は、1つの公転軸駆動系4に対して2つの自転
軸駆動系5を搭載した構成の部分を除いて、その他の各
部構成部分は図1に示す基本構成のものと同一である。
この第2の構成例では、前記公転軸6から径位置R1
設けた第1の自転軸駆動系5Aによって、第1の公転軌
跡径LD1 に沿った第1の清掃域CZ1 を清掃し、前記
公転軸6から径位置R2に設けた第2の自転軸駆動系5
Bによって、第2の公転軌跡径LD2 に沿った第2の清
掃域CZ2 を清掃するようになっている。
【0032】次いで、この発明になる紡糸ノズル口金面
清掃装置を用いた紡糸ノズル口金面清掃方法について説
明する。この発明になる紡糸ノズル口金面清掃方法で
は、前記紡糸ノズル口金面清掃装置におけるブレードの
回転駆動制御が重要である。この種の紡糸ノズル口金面
清掃装置では、図5に示すように、ブレードによる紡糸
ノズル口金面の清掃開始時には、紡糸ノズル口金面の汚
れのため回転数は低い。しかし、汚れがとれてくるにつ
れて回転数が上がり、図5に示す例によれば、ブレード
回転数は6000rpm 〜6500rpm のピーク値に達す
る。
【0033】図5に示すように、油膜がパック表面に均
一にあるときは、自転するブレードの回転数は6000
rpm 〜6500rpm で紡糸ノズル口金面の清掃が行われ
る。紡糸ノズル口金面の清掃が進行し、紡糸ノズル口金
面の油膜切れの状態になるとブレードの回転数は瞬間5
00rpm 程低下し、そのまま回転ブレードにより紡糸ノ
ズル口金面の清掃を続けると全面に傷が付く。これは油
膜が切れてブレードの滑りが悪くなりトルクが増えるた
めである。
【0034】そこで、この発明では、前記ブレードを、
該ブレードの回転数がしきい値を下回った時に停止する
ように回転駆動制御する方式を採用する。このように構
成することにより、ブレードの回転数に立ち下がりのし
きい値を設定し、それを下まわれば信号を出して直ちに
清掃を終了させることができ紡糸ノズル口金面に傷を付
けることがなくなる。
【0035】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明の紡糸ノズル
口金面清掃装置によれば、自転軸の公転軌跡を少なくと
も2つの異なる径位置に設定し、前記紡糸ノズル口金面
の清掃域を前記公転軸から径方向に分けて清掃するよう
にしたことにより、紡糸ノズル口金面の清掃斑を少なく
して紡糸ノズル口金面の傷の発生を抑えることができる
点において極めて有効に作用するものといえる。
【0036】さらに、この発明になる紡糸ノズル口金面
清掃装置を用いた紡糸ノズル口金面清掃方法によれば、
ブレードを、該ブレードの回転数がしきい値を下回った
時に停止するように回転駆動制御したことにより、直ち
に清掃を終了させることができ、油膜切れなどによる紡
糸ノズル口金面の傷の発生を抑えることができる点にお
いても極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる紡糸ノズル口金面清掃
装置の基本的な一構成例を示すものであって、特に、自
転軸を公転軌跡径変換手段によって移動し、位置決めで
きるように構成した清掃装置の概略的な側面図である。
【図2】図2は、この発明になる紡糸ノズル口金面清掃
装置により紡糸ノズル口金面の清掃の状況を示すもの
で、図2Aは、第1の公転軌跡径(R1 )の位置に自転
軸が位置した状態で、ブレードによる清掃域の自転−公
転軌跡を示す概略的な平面図であり、図2Bは、第2の
公転軌跡径(R2 )の位置に自転軸が位置した状態で、
ブレードによる清掃域の自転−公転軌跡を示す概略的な
平面図である。
【図3】図3は、この発明になる紡糸ノズル口金面清掃
装置のより具体的な構成例にあって、特に、一つの自転
軸による構成例であり、該一つの自転軸を公転軌跡径変
換手段によって位置変更できるように構成したものであ
り、図3Aは、第1の公転軌跡径(R1 )の位置に自転
軸が位置した状態を示す概略的な平面図であり、図3B
は、第2の公転軌跡径(R2 )の位置に自転軸が位置し
た状態を示す概略的な平面図であり、図3Cは、図3B
における矢視3C方向にみた概略的な側面図であり、図
3Bに示す状態を実線によりあらわし、図3Aに示す状
態を仮想線によりあらわしたものである。
【図4】図4は、この発明になる紡糸ノズル口金面清掃
装置のより具体的な構成例にあって、特に、公転軸から
異なる二つの径位置に、二つの自転軸を備えた装置構成
例を示す概略的な平面図である。
【図5】図5は、紡糸ノズル口金面清掃装置を用いて紡
糸ノズル口金面を清掃する状況を清掃が経過していくの
に関してのブレードの回転数の変化をあらわす概略的な
グラフ図である。
【図6】図6は、従来の自転−公転式の紡糸ノズル口金
面清掃装置による紡糸ノズル口金面に対する清掃斑の状
況を示す概略的な平面図である。
【符号の説明】
1 第1の公転軌跡径 R2 第2の公転軌跡径 1 紡糸ノズル口金面清掃装置 2 紡糸ノズル孔 3 紡糸ノズル口金 3a 紡糸ノズル口金面 4 公転軸駆動系 5 自転軸駆動系 5A 第1の自転軸駆動系 5B 第2の自転軸駆動系 6 公転軸 7 自転軸 8 ブレード 9 動力伝達手段 M1 公転用駆動モータ M2 自転用駆動モータ 10 モータM1 の回転軸 G11 公転駆動ギヤ G12 公転従動ギヤ 11 回転ディスク部材 12 動力伝達手段 13 モータM2 の回転軸 G21 自転駆動ギヤ G22 自転従動ギヤ 14 自転軸公転軌跡径変換手段 LD1 第1の公転軌跡径 LD2 第2の公転軌跡径 CZ1 第1の清掃域 CZ2 第2の清掃域 15 枢支軸 16 L字状レバー 17 ギヤ支持プレート 18 枢支点 P1 第1の回動角度位置 P2 第2の回動角度位置 19 ピン状リンク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 圭吾 石川県能美郡辰口町字北市リ1番地 東レ 株式会社石川工場内 (72)発明者 中谷 定和 石川県能美郡辰口町字北市リ1番地 東レ 株式会社石川工場内 Fターム(参考) 4L045 CB31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公転軸と、公転軸のまわりに公転する自
    転軸と、自転軸の出力側に紡糸ノズル口金面に接触して
    該紡糸ノズル口金面を清掃するブレードとを備え、前記
    ブレードを自転並びに公転させながら前記紡糸ノズル口
    金面を清掃するようにした紡糸ノズル口金面清掃装置に
    おいて、前記自転軸の公転軌跡を少なくとも2つの異な
    る径位置に設定し、前記紡糸ノズル口金面の清掃域を前
    記公転軸から径方向に分けて清掃するようにしたことを
    特徴とする紡糸ノズル口金面清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記公転軸から異なる少なくとも2つの
    径位置に、自転軸を移動させて位置決めするための自転
    軸の公転軌跡径変換手段を設けてなることを特徴とする
    請求項1に記載の紡糸ノズル口金面清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記公転軸から異なる少なくとも2つの
    径位置に、それぞれ前記ブレードを備えた自転軸を設け
    てなることを特徴とする請求項1に記載の紡糸ノズル口
    金面清掃装置。
  4. 【請求項4】 公転軸と、公転軸のまわりに公転する自
    転軸と、自転軸の出力側に紡糸ノズル口金面に接触して
    該紡糸ノズル口金面を清掃するブレードとを備え、前記
    ブレードを自転並びに公転させながら前記紡糸ノズル口
    金面を清掃するようにした紡糸ノズル口金面清掃方法に
    おいて、前記ブレードを、該ブレードの回転数がしきい
    値を下回った時に停止するように回転駆動制御してなる
    ことを特徴とする紡糸ノズル口金面清掃方法。
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