JP2004036774A - 低高速切換用ギヤ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】正逆回転型モータで作動する低高速切換用ギヤ装置であって、当該正逆回転型モータにより正回転/逆回転する駆動軸に回転不能に固定された駆動ギヤと、駆動ギヤに噛合した状態で配装された低速側第1伝達ギヤおよびアイドラギヤと、低速側第1伝達ギヤに低速側ワンウエイ・ベアリングおよび低速側中心軸を介して支承された低速側第2伝達ギヤと、アイドラギヤに噛合した状態で配装された高速側第1伝達ギヤと、高速側第1伝達ギヤに高速側ワンウエイ・ベアリングおよび高速側中心軸を介して支承された高速側第2伝達ギヤと、従動軸に回転不能の状態および上記低速側第2伝達ギヤおよび高速側第2伝達ギヤに噛合した状態として固着された従動ギヤと、をもつものである。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、正逆回転型モータで作動する低高速切換用ギヤ装置に関し、具体的には洗浄ブラシ/研磨ブラシを回転させる形式の床洗浄機、床磨き機等床面用回転ブラシ装置(所謂ポリッシャ−)に組み込んで使用する低高速切換用ギヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来知られている、回転ブラシ装置の低高速切換は、その大半がモータの極数変換、電圧切換、ギヤ・チェンジにより行うようにされたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術において述べた回転ブラシ装置の低高速切換用装置は、回転ブラシの回転数をたとえば2倍にしたり、2分の1に落としたりする等の場合には変換レバーの操作が必要であって使い辛い面があるのみならず使用されるモータは割りに高い単価の低速・高速両用のものが必要でコストの面においても好ましくなく、また極数変換器、電圧変換器や比較的複雑な構造のクラッチ等が必要で電気的、機械的に構成が複雑であって生産性が悪い等の欠点があった。
【0004】
本発明は、モータに正転指令または逆転指令の操作を与えるだけで低/高速切換を行うことができる、低速にするほどトルクの大きくなる新規の低高速切換用ギヤ装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にに係る低高速切換用ギヤ装置は、正逆回転型モータで作動する低高速切換用ギヤ装置であって、当該正逆回転型モータにより正回転/逆回転する駆動軸に回転不能に固定された駆動ギヤと、駆動ギヤに噛合した状態で配装された低速側第1伝達ギヤおよびアイドラギヤと、低速側第1伝達ギヤに低速側ワンウエイ・ベアリングおよび低速側中心軸を介して支承された低速側第2伝達ギヤと、アイドラギヤに噛合した状態で配装された高速側第1伝達ギヤと、高速側第1伝達ギヤに高速側ワンウエイ・ベアリングおよび高速側中心軸を介して支承された高速側第2伝達ギヤと、従動軸に回転不能の状態および上記低速側第2伝達ギヤおよび高速側第2伝達ギヤに噛合した状態として固着された従動ギヤとをもつものである。
【0006】
【実施例】
図に示す実施例は、駆動軸1に駆動ギヤ2を回転不能に固着し、この駆動用駆動ギヤ2のまわりに大径低速側第1伝達ギヤ3と当該低速側第1伝達ギヤ3に低速側ワンウエイ・ベアリング4および低速側中心軸5を介して支承された小径低速側第2伝達ギヤ6とよりなる低速側ギヤ群7およびアイドラギヤ8を、低速側第1伝達ギヤ3およびアイドラギヤ8が駆動ギヤ2に噛合した状態として配装する。
【0007】
更に、上記アイドラギヤ8のまわりに大径高速側第1伝達ギヤ10と当該大径高速側第1伝達ギヤ10に高速側ワンウエイ・ベアリング11および高速側中心軸12を介して支承された小径高速側第2伝達ギヤ13とよりなる高速側第1伝達ギヤ14を、高速側第1伝達ギヤ10がアイドラギヤ8に噛合した状態として配装する。
【0008】
また、従動軸16に従動ギヤ17を回転不能の状態および当該従動ギヤ17が上記低速側第2伝達ギヤ6および高速側第2伝達ギヤ13に噛合した状態として固着することによって構成した低高速切換用ギヤ装置18である。
【0009】
本発明に係る低高速切換用ギヤ装置18は、これを台部19の上に上記従動軸16が同台部19の下面に貫出した状態として固定すると共に従動軸16の下端に洗浄/研磨用回転ブラシ20を取付け、また上記低高速切換用ギヤ装置18の上に正逆回転型モータ21を固定して当該モータ21の回転軸を上記駆動軸1としたものである。
【0010】
尚、図中符号22は起立状態に維持したり倒し状態に維持したりできる構成とされた操作ハンドル、23は使用時には着床させないで場所替え時に着床させて用いるようにされた移動用車輪を示す。
【0011】
上記ワンウエイ・ベアリングは一方だけに伝動する接手のことであって、当該ワンウエイ・ベアリングに代えて、シェル形ローラクラッチ、ワンウエイ・クラッチ等を利用することができる。
【0012】
【作用】
上記実施例は、低速側第1伝達ギヤ3と低速側第2伝達ギヤ6がワンウエイ・ベアリング4の係合により連結された時には高速側第1伝達ギヤ10と高速側第2伝達ギヤ13がワンウエイ・ベアリング11の離脱により連結されていない状態となり、逆に高速側第1伝達ギヤ10と高速側第2伝達ギヤ13がワンウエイ・ベアリング11の係合により連結された時には低速側第1伝達ギヤ3と低速側第2伝達ギヤ6がワンウエイ・ベアリング4の離脱により連結されていない状態となるようになっているものである。
【0013】
そして、上記実施例は、モータ21が正方向(図1において時計の針の回転と反対の方向)に回転する時には、従動ギヤ17が正方向に9分の1に減速されて低速回転し、また同モータ21が逆方向に回転する時には従動ギヤ17が正方向に6分の1に減速されて高速回転するようにされたものである。
【0014】
【発明の効果】
上記作用において述べたことから明らかであるようにモータが正回転のときでも逆回転のときでも従動ギヤは常に同じ方向に回転するものであり、しかもその回転数はモータの逆回転、正回転切換によってたとえば高速状態になったり半分の低速状態になったりするものである。本発明低高速切換用ギヤ装置は、従来のもののようなレバー操作をいらなくし、また正逆回転型モータによる実施を可能とし、更に極数変換器、入力電圧変換器や複雑な構造のクラッチ等をいらなくするものであって、モータに正転指令または逆転指令の操作を与えるだけで使用できる回転ブラシ装置等を提供するのに極めて好都合なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の構造説明図である。
【図2】使用の状態を示す一部切截側面図である。
【符号の説明】
1 駆動軸
2 駆動ギヤ
3 低速側第1伝達ギヤ
4 ワンウエイ・ベアリング
5 低速側中心軸
6 低速側第2伝達ギヤ
7 低速側ギヤ群
8 アイドラギヤ
10 高速側第1伝達ギヤ
11 ワンウエイ・ベアリング
12 高速側中心軸
13 高速側第2伝達ギヤ
14 高速側ギヤ群
16 従動軸
17 従動ギヤ
18 低高速切換用ギヤ装置
19 台部
20 回転ブラシ
21 モータ
22 ハンドル
23 移動用車輪
Claims (1)
- 正逆回転型モータで作動する低高速切換用ギヤ装置であって、当該正逆回転型モータにより正回転/逆回転する駆動軸に回転不能に固定された駆動ギヤと、駆動ギヤに噛合した状態で配装された低速側第1伝達ギヤおよびアイドラギヤと、低速側第1伝達ギヤに低速側ワンウエイ・ベアリングおよび低速側中心軸を介して支承された低速側第2伝達ギヤと、アイドラギヤに噛合した状態で配装された高速側第1伝達ギヤと、高速側第1伝達ギヤに高速側ワンウエイ・ベアリングおよび高速側中心軸を介して支承された高速側第2伝達ギヤと、従動軸に回転不能の状態および上記低速側第2伝達ギヤおよび高速側第2伝達ギヤに噛合した状態として固着された従動ギヤと、をもつことを特徴とする低高速切換用ギヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002195581A JP2004036774A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 低高速切換用ギヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002195581A JP2004036774A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 低高速切換用ギヤ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004036774A true JP2004036774A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31703916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002195581A Pending JP2004036774A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 低高速切換用ギヤ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004036774A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-07-04 JP JP2002195581A patent/JP2004036774A/ja active Pending
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