JP2001054469A - 加熱用プレート - Google Patents

加熱用プレート

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JP2001054469A
JP2001054469A JP11230634A JP23063499A JP2001054469A JP 2001054469 A JP2001054469 A JP 2001054469A JP 11230634 A JP11230634 A JP 11230634A JP 23063499 A JP23063499 A JP 23063499A JP 2001054469 A JP2001054469 A JP 2001054469A
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JP
Japan
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main body
heating plate
mounting portion
space
communication hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP11230634A
Other languages
English (en)
Inventor
Goichi Kawafune
郷一 川舩
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Maxell Izumi Co Ltd
Original Assignee
Izumi Products Co
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Publication date
Application filed by Izumi Products Co filed Critical Izumi Products Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で、壊れない経済性の高い加熱用プレー
トを提供する。 【解決手段】 本体部12と、食物収納容器を載置する
ため、本体部12の上面に配置され、本体部12と接触
する縁部は全周にわたって本体部12との間で気密に封
止された金属製の載置部16と、載置部16と本体部1
2との間に形成される空間部24内に設けられ、載置部
16を加熱する載置部加熱手段26とを具備する加熱用
プレート10において、本体部12には、空間部24と
外部とを連通させる連通孔36が形成され、連通孔36
には、連通孔36を閉塞する通気防水性部材38が配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理された温かい
食べ物を保温するため、また冷えた食べ物を温めるため
に、この食べ物が収納される収納容器を温める加熱用プ
レートに関する。
【0002】
【従来の技術】温かい食べ物を温かいまま運ぶために、
また冷えた食べ物を温めるために、食べ物が収納された
収納容器を温める加熱用プレートとしては、特開昭60
−246721号に開示されたものが知られいる。この
加熱用プレート50は図4に示すように、加熱体52
と、蓄熱材54を充填した蓄熱材容器56とを有し、蓄
熱材容器56を構成する外壁としての保温面58と加熱
面60に、蓄熱材54内に突出して伝熱面積を増大させ
る凹凸部62を設けた構造であり、この構造により、保
温(加熱)中通電しなくても被保温物としての食物収納
容器(一例としてカップ状容器)64を保温(加熱)で
きよく、また伝熱面積を増大させる凹凸部62を設けて
あるため、蓄熱および放熱効果を高めることができると
いうものである。また、保温面58に凹凸を設けた構造
により、蓄熱材容器56は密閉された構造となっていて
も、上下に対する曲げに強いから、密閉された蓄熱材容
器56の内部圧力が上昇した場合でも安全性が確保でき
るというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱用プレートでは、蓄熱材容器は密閉された構造とな
っており、蓄熱材容器の内部圧力が異常に上昇した場合
には、加熱面若しくは保温面のいずれか強度の弱い方が
変形してこわれることになり、危険であると共に不経済
であるという課題がある。また、密閉された蓄熱材容器
の内部圧力が異常に上昇した場合の安全弁として、ゴム
の弁を使用する構成も公知であるが、万が一、蓄熱材容
器内に水が浸入した場合、加熱されて水蒸気化し、その
圧力でゴムの弁が抜け落ちるという課題がある。
【0004】したがって、本発明は上記課題を解決すべ
くなされ、その目的とするところは、安全で、壊れない
経済性の高い加熱用プレートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本発明に係る加
熱用プレートは、本体部と、食物収納容器を載置するた
め、前記本体部の上面に配置され、本体部と接触する縁
部は全周にわたって本体部との間で気密に封止された金
属製の載置部と、該載置部と前記本体部との間に形成さ
れる空間部内に設けられ、載置部を加熱する載置部加熱
手段とを具備する加熱用プレートにおいて、前記本体部
には、前記空間部と外部とを連通させる連通孔が形成さ
れ、該連通孔には、連通孔を閉塞する通気防水性部材が
配置されていることを特徴とする。
【0006】これによれば、載置部加熱手段が設けられ
た空間部内の空気が温められて膨張しても、連通孔に配
置された通気防水性部材を通して外部に排出され、空間
部内が異常高圧にならない。また、通気防水性部材によ
って連通孔からの空間部内への水の浸入は防止される。
また、逆に載置部加熱手段が設けられた空間部内の空気
が冷やされて収縮しても、連通孔に配置された通気防水
性部材を通して外部から空気が入りる。つまり、空間部
内の温度が変化しても、空間部内の圧力は外気圧と同じ
になるから、温度変化によって載置部や本体部が変形し
ない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る加熱用プレー
トの一実施の形態について添付図面を基に説明する。な
お、本実施の形態は、一例として航空機内で使用される
機内食用加熱プレートを使用して説明するが、本発明は
これに限定されず、例えばホテルや家庭内等、他の場所
で使用される加熱用プレートに対しても適用できる。加
熱用プレート10の構成と併せて作用について説明す
る。本体部12は図1に示すように、トレイ状に形成さ
れ、その上面には、食べ物を入れた容器、つまり食物収
納容器(不図示)が載置される。特に、本実施の形態の
加熱用プレート10は、機内食用加熱プレートであるた
め、肉料理や魚料理等、加熱する必要のある食べ物を収
容した容器が置かれる所定の部位Bだけが、部分的に加
熱される構造となっている。なお、本体部12全体が加
熱される構成も可能である。
【0008】なお、14は移動防止用リブであり、加熱
される容器が載置される部位Bを囲むように配置され、
加熱された容器が加熱用プレート10上で移動しないよ
うにして、安全性を確保するためのものである。
【0009】加熱される容器が載置される部位Bの構造
について説明する。本体部12の部位Bの上面には、金
属製の載置部16が、本体部12と接触する縁部が全周
にわたって本体部12との間で気密に封止された状態で
取り付けられている。具体的には、リブ14の内側にロ
字状に形成された壁部18が形成され、載置部16の縁
部はこの壁部18に設けられた溝20内に嵌め込まれ、
さらにシリコン等の封止材22が嵌合部分に全周に亘り
塗布されて気密に封止されている。載置部16は、一例
として平面形状が長方形で、高さの低いカップ状に形成
され、本体部12の上面に伏せた状態で取り付けられて
いる。このため、載置部16の内面と本体部12との間
には空間部24が形成される。
【0010】空間部24内に、載置部16を加熱する載
置部加熱手段26が配置されている。本実施の形態で
は、載置部加熱手段26は電熱ヒータで構成され、本体
部12の部位Bの近傍の縁部に配置された一対の電極2
8に電圧が印加されると、空間部24内に配置された配
線材30を介して電熱ヒータに電流が流れて発熱し、載
置部16を加熱する。また、載置部加熱手段26の他の
構成としては、電熱ヒータと蓄熱部材を組み合わせ、電
熱ヒータの熱を蓄熱部材に蓄え、蓄熱部材で載置部16
を加熱する構成が取り得る。載置部加熱手段26は、熱
伝導性の良好な接着剤31を用いて載置部16の内面に
固定されている。なお、32は電流ヒューズであり、3
4は温度ヒューズであり、それぞれ空間部24内に配置
されると共に、いずれか一方の電極28と載置部加熱手
段26との間の電気回路中に、過電流保護や過熱防止の
目的で直列に介装されている。
【0011】そして、本体部12の載置部16が取りつ
けられた部位Bの背面側には、空間部24と外部とを連
通させる連通孔36が形成され、連通孔36には、連通
孔を閉塞するシート状の通気防水性部材38が配置され
ている。通気防水性部材38は、蒸気や気体は透過でき
るが、液体や固体の透過は阻止される特性を持つもので
ある。例えば、微細な孔(10ミクロン以下)を有するポ
リフッ化エチレン、ポリ塩化ビニルやポリフッ化ビニル
等の合成樹脂で形成された多孔質膜、通水性の多孔質材
料、例えば多孔質セラミックや金属焼結体の接液面を撥
水処理して得られる膜等で構成できる。具体的な通気防
水性部材38の連通孔36内での固定構造は、連通孔3
6の内周面に形成された段差部38aに、まず通気防水
性部材38を配置し、その上にリング状のゴムワッシャ
40と押さえリング42を順番に配置し、最後に押さえ
板44を連通孔36の開口縁に取り付けて、通気防水性
部材38とゴムワッシャ40と押さえリング42とが連
通孔36から抜けないようにした構造である。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る加熱用プレートによれば、
載置部加熱手段が設けられた空間部内の気体が温められ
て膨張しても、気体は連通孔に配置された通気防水性部
材を通して外部に排出され、空間部内の圧力は略外気圧
と同じに保たれ、空間部内が異常高圧にならない。この
ため、従来のような気体の熱膨張による載置部や本体部
の変形がなくなり、加熱される食物収納容器が載置され
る載置部の平面度が保たれて効率良く加熱できると共
に、加熱用プレートの耐久性が向上するという効果があ
る。また、空間部内の気体が冷やされた場合でも同様に
して、載置部や本体部の変形がなくなり、食物収納容器
が載置される載置部の平面度が保たれる。また、通気防
水性部材によって連通孔からの空間部内への水の浸入は
防止されるため、加熱用プレートを水洗いすることがで
き、便利であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加熱用プレートの一実施の形態の
構成を説明するための平面図である。
【図2】図1のA−A断面の載置部付近の拡大図であ
る。
【図3】図2の丸印で囲まれたC部分の拡大断面図であ
る。
【図4】従来の加熱用プレートの一例の構造を説明する
ための断面図である。
【符号の説明】
10 加熱用プレート 12 本体部 16 載置部 24 空間部 26 載置部加熱手段 36 連通孔 38 通気防水性部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、 食物収納容器を載置するため、前記本体部の上面に配置
    され、本体部と接触する縁部は全周にわたって本体部と
    の間で気密に封止された金属製の載置部と、 該載置部と前記本体部との間に形成される空間部内に設
    けられ、載置部を加熱する載置部加熱手段とを具備する
    加熱用プレートにおいて、 前記本体部には、前記空間部と外部とを連通させる連通
    孔が形成され、 該連通孔には、連通孔を閉塞する通気防水性部材が配置
    されていることを特徴とする加熱用プレート。
JP11230634A 1999-08-17 1999-08-17 加熱用プレート Pending JP2001054469A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11230634A JP2001054469A (ja) 1999-08-17 1999-08-17 加熱用プレート

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JP11230634A JP2001054469A (ja) 1999-08-17 1999-08-17 加熱用プレート

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ID=16910873

Family Applications (1)

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JP11230634A Pending JP2001054469A (ja) 1999-08-17 1999-08-17 加熱用プレート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101456254B1 (ko) * 2013-07-03 2014-11-03 이택 가열전도판이 구비된 차보온용 가열기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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