JP2001054142A - 時分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低減方法および装置 - Google Patents
時分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低減方法および装置Info
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- JP2001054142A JP2001054142A JP22246299A JP22246299A JP2001054142A JP 2001054142 A JP2001054142 A JP 2001054142A JP 22246299 A JP22246299 A JP 22246299A JP 22246299 A JP22246299 A JP 22246299A JP 2001054142 A JP2001054142 A JP 2001054142A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 時分割表示方式で左目用の画像を左目に、右
目用の画像を右目にそれぞれ表示することにより立体画
像を表示する立体画像表示装置においては、表示装置に
使用する蛍光体の残光特性により、右目用の画像の一部
が左目に、左目用の画像の一部が右目に漏れ込み、左右
両目用の表示画像として本来表示されるべきでない画像
が表示されることに起因する画質妨害(クロストーク妨
害)が生じ、その妨害が表示画面上の位置や表示装置に
印加される画像信号のレベルによって変化するので対策
が困難であった。 【解決手段】 画像を表示する前に、左目用の画像から
右目用の画像を、右目用の画像から左目用の画像を、そ
れぞれあらかじめ与えられた漏れ量だけ減算してから表
示することによりクロストーク妨害を低減するものにお
いて、その減算すべき漏れ量を表示画面上の位置および
/または表示装置に印加される画像信号のレベルに応じ
て制御するように構成した。
目用の画像を右目にそれぞれ表示することにより立体画
像を表示する立体画像表示装置においては、表示装置に
使用する蛍光体の残光特性により、右目用の画像の一部
が左目に、左目用の画像の一部が右目に漏れ込み、左右
両目用の表示画像として本来表示されるべきでない画像
が表示されることに起因する画質妨害(クロストーク妨
害)が生じ、その妨害が表示画面上の位置や表示装置に
印加される画像信号のレベルによって変化するので対策
が困難であった。 【解決手段】 画像を表示する前に、左目用の画像から
右目用の画像を、右目用の画像から左目用の画像を、そ
れぞれあらかじめ与えられた漏れ量だけ減算してから表
示することによりクロストーク妨害を低減するものにお
いて、その減算すべき漏れ量を表示画面上の位置および
/または表示装置に印加される画像信号のレベルに応じ
て制御するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割表示方式で
左目用の画像を左目に、右目用の画像を右目にそれぞれ
表示することにより立体画像を表示する立体画像表示方
法および装置において、特に、左右両目用画像のクロス
トーク妨害を除去ないし低減するクロストーク低減方法
および装置に関する。
左目用の画像を左目に、右目用の画像を右目にそれぞれ
表示することにより立体画像を表示する立体画像表示方
法および装置において、特に、左右両目用画像のクロス
トーク妨害を除去ないし低減するクロストーク低減方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、陰極線管(CRT)や気体放電表
示パネル(PDP)等の画像表示装置を用いて、時分割
方式で左目用の画像を左目に、右目用の画像を右目にそ
れぞれ表示することにより立体画像の表示を行うように
したものがある(例えば、本願人の出願に係る「立体画
像表示方法および装置」(特願平10−205093
号))。
示パネル(PDP)等の画像表示装置を用いて、時分割
方式で左目用の画像を左目に、右目用の画像を右目にそ
れぞれ表示することにより立体画像の表示を行うように
したものがある(例えば、本願人の出願に係る「立体画
像表示方法および装置」(特願平10−205093
号))。
【0003】しかし、この種の時分割方式で立体画像を
表示する立体画像表示方法においては、例えば、CRT
やPDPの蛍光体の残光特性など、表示装置自体の特性
上の理由から右目用の画像の一部が左目に、左目用の画
像の一部が右目に漏れ込み(以下、クロストークと言
う)、左右両目用の表示画像として本来表示されるべき
でない画像が表示されることに起因する画質妨害(以
下、クロストーク妨害と言う)が発生する。
表示する立体画像表示方法においては、例えば、CRT
やPDPの蛍光体の残光特性など、表示装置自体の特性
上の理由から右目用の画像の一部が左目に、左目用の画
像の一部が右目に漏れ込み(以下、クロストークと言
う)、左右両目用の表示画像として本来表示されるべき
でない画像が表示されることに起因する画質妨害(以
下、クロストーク妨害と言う)が発生する。
【0004】一方、クロストーク妨害の除去ないし低減
のためには、本願人の出願に係る「立体画像表示におけ
るクロストーク低減方法および装置」(特願平10−3
05270号)がある。
のためには、本願人の出願に係る「立体画像表示におけ
るクロストーク低減方法および装置」(特願平10−3
05270号)がある。
【0005】図6は、従来のクロストーク低減装置(特
願平10−305270号による)の構成を示してい
る。図6において、左目用の画像入力信号Lおよび右目
用の画像入力信号Rは、それぞれ2分岐され、各分岐さ
れた信号の一方は係数回路101,102に入力され、
各分岐された信号の他方は減算回路103,104の被
減数端子に入力される。また、上記係数回路101,1
02の出力信号は減算回路103,104の減数端子に
入力され、減算回路103,104の出力端子からクロ
ストークが減算された左右両目用の画像信号L′,R′
がそれぞれ出力される。
願平10−305270号による)の構成を示してい
る。図6において、左目用の画像入力信号Lおよび右目
用の画像入力信号Rは、それぞれ2分岐され、各分岐さ
れた信号の一方は係数回路101,102に入力され、
各分岐された信号の他方は減算回路103,104の被
減数端子に入力される。また、上記係数回路101,1
02の出力信号は減算回路103,104の減数端子に
入力され、減算回路103,104の出力端子からクロ
ストークが減算された左右両目用の画像信号L′,R′
がそれぞれ出力される。
【0006】上記において、係数回路101を通った左
目用の画像信号は、あらかじめ測定しておいたクロスト
ーク量(左目用の画像が右目に漏れ込む量)に近い値に
なる。その信号は、減算回路104により右目用の画像
信号から減算される。また、係数回路102を通った右
目用の画像信号は、あらかじめ測定しておいたクロスト
ーク量(右目用の画像が左目に漏れ込む量)に近い値に
なる。その信号は、減算回路103により左目用の画像
信号から減算される。ここで、係数回路101,102
の係数値αは、あらかじめクロストーク量の測定により
定めておくものとする。
目用の画像信号は、あらかじめ測定しておいたクロスト
ーク量(左目用の画像が右目に漏れ込む量)に近い値に
なる。その信号は、減算回路104により右目用の画像
信号から減算される。また、係数回路102を通った右
目用の画像信号は、あらかじめ測定しておいたクロスト
ーク量(右目用の画像が左目に漏れ込む量)に近い値に
なる。その信号は、減算回路103により左目用の画像
信号から減算される。ここで、係数回路101,102
の係数値αは、あらかじめクロストーク量の測定により
定めておくものとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特願
平10−305270号によるクロストーク低減方法に
よっても、CRTやPDP等を用いた表示装置などで
は、クロストーク量が表示画面上の位置や表示装置に印
加される画像信号のレベルによって異なるため、クロス
トーク妨害を除去ないし低減することは困難であった。
平10−305270号によるクロストーク低減方法に
よっても、CRTやPDP等を用いた表示装置などで
は、クロストーク量が表示画面上の位置や表示装置に印
加される画像信号のレベルによって異なるため、クロス
トーク妨害を除去ないし低減することは困難であった。
【0008】クロストーク量が表示画面上の位置によっ
て変化する理由を簡単に説明する。CRTの場合、走査
により画像を表示しているので、表示画面の上の部分と
下の部分での表示の時間的なずれがクロストーク量の変
化となる。また、PDPではCRTと異なり、サブフィ
ールド構造により画像を表示しているが、その一つ一つ
のサブフィールドを走査によって表示する場合には、同
様に表示画面上での表示の時間的なずれが生じ、これが
基でクロストーク量が表示画面上の位置によって異なる
ことの原因となる。
て変化する理由を簡単に説明する。CRTの場合、走査
により画像を表示しているので、表示画面の上の部分と
下の部分での表示の時間的なずれがクロストーク量の変
化となる。また、PDPではCRTと異なり、サブフィ
ールド構造により画像を表示しているが、その一つ一つ
のサブフィールドを走査によって表示する場合には、同
様に表示画面上での表示の時間的なずれが生じ、これが
基でクロストーク量が表示画面上の位置によって異なる
ことの原因となる。
【0009】また、CRTやPDP等の表示装置の蛍光
体の残光は非線型に減少するので、表示装置に印加され
る画像信号のレベルによって残光量も非線型に変化す
る。このため、画像信号のレベルに応じてクロストーク
となる割合も変化する。特に、サブフィールドを用いて
表示を行なうPDPの場合、画像信号のレベルに応じ
て、点灯するサブフィールドが異なるため、画像信号の
レベルに対するクロストークの割合が大きく変化するこ
とになる。
体の残光は非線型に減少するので、表示装置に印加され
る画像信号のレベルによって残光量も非線型に変化す
る。このため、画像信号のレベルに応じてクロストーク
となる割合も変化する。特に、サブフィールドを用いて
表示を行なうPDPの場合、画像信号のレベルに応じ
て、点灯するサブフィールドが異なるため、画像信号の
レベルに対するクロストークの割合が大きく変化するこ
とになる。
【0010】本発明は以上に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的は、表示画面上の位置および/または
表示装置に印加される画像信号のレベルを考慮すること
により、立体画像表示装置に表示される左右画像間のロ
ストークを除去ないし低減する方法を提供することにあ
る。
り、本発明の目的は、表示画面上の位置および/または
表示装置に印加される画像信号のレベルを考慮すること
により、立体画像表示装置に表示される左右画像間のロ
ストークを除去ないし低減する方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明時分割方式による立体画像表示におけるクロ
ストーク低減方法は、左目用の画像を左目に、右目用の
画像を右目に時分割方式によりそれぞれ表示することで
立体画像を表示するにあたり、画像を表示する前に、左
目用の画像から右目用の画像を、右目用の画像から左目
用の画像をそれぞれあらかじめ与えられた漏れ量だけ減
算してから表示するようにしたクロストーク低減方法に
おいて、前記減算すべきあらかじめ与えられた漏れ量
は、表示画面上の位置および/または表示装置に印加さ
れる画像信号のレベルに対応して制御されていることを
特徴とするものである。
に、本発明時分割方式による立体画像表示におけるクロ
ストーク低減方法は、左目用の画像を左目に、右目用の
画像を右目に時分割方式によりそれぞれ表示することで
立体画像を表示するにあたり、画像を表示する前に、左
目用の画像から右目用の画像を、右目用の画像から左目
用の画像をそれぞれあらかじめ与えられた漏れ量だけ減
算してから表示するようにしたクロストーク低減方法に
おいて、前記減算すべきあらかじめ与えられた漏れ量
は、表示画面上の位置および/または表示装置に印加さ
れる画像信号のレベルに対応して制御されていることを
特徴とするものである。
【0012】また、本発明時分割方式による立体画像表
示におけるクロストーク低減装置は、左目用の画像を左
目に、右目用の画像を右目に時分割方式によりそれぞれ
表示することで立体画像を表示する表示装置のクロスト
ークを低減する装置であって、該装置は、画像を表示す
る前に、左目用の画像から右目用の画像を、右目用の画
像から左目用の画像をそれぞれあらかじめ与えられた漏
れ量だけ減算する減算回路と、表示画面上の位置および
/または表示装置に印加される画像信号のレベルに対応
して前記漏れ量を制御する制御回路とを少なくとも具え
てなることを特徴とするものである。
示におけるクロストーク低減装置は、左目用の画像を左
目に、右目用の画像を右目に時分割方式によりそれぞれ
表示することで立体画像を表示する表示装置のクロスト
ークを低減する装置であって、該装置は、画像を表示す
る前に、左目用の画像から右目用の画像を、右目用の画
像から左目用の画像をそれぞれあらかじめ与えられた漏
れ量だけ減算する減算回路と、表示画面上の位置および
/または表示装置に印加される画像信号のレベルに対応
して前記漏れ量を制御する制御回路とを少なくとも具え
てなることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明時分割方式による立体画像表
示におけるクロストーク低減装置は、前記あらかじめ与
えられた漏れ量だけの右目用の画像および左目用の画像
をそれぞれ右目用の画像および左目用の画像から取り出
すための取出し用分岐点の入力側にそれぞれ逆ガンマ補
正回路が配置されていることを特徴とするものである。
示におけるクロストーク低減装置は、前記あらかじめ与
えられた漏れ量だけの右目用の画像および左目用の画像
をそれぞれ右目用の画像および左目用の画像から取り出
すための取出し用分岐点の入力側にそれぞれ逆ガンマ補
正回路が配置されていることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明時分割方式による立体画像表
示におけるクロストーク低減装置は、前記減算を行うこ
とによって明るさが負になる画素について、当該画素の
レベルを黒レベルに制限するためのリミッター回路が前
記減算回路の出力側にそれぞれ配置されていることを特
徴とするものである。
示におけるクロストーク低減装置は、前記減算を行うこ
とによって明るさが負になる画素について、当該画素の
レベルを黒レベルに制限するためのリミッター回路が前
記減算回路の出力側にそれぞれ配置されていることを特
徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1
は、本発明クロストーク低減装置の第1の実施形態を示
している。図1において、映像入力信号L,Rは、それ
ぞれA/D変換回路1,2に入力されてデジタル信号に
変換される。ここで、映像入力信号LおよびRは、緑、
青、赤の三原色色信号のいずれかの色信号を示し、残る
2つの原色色信号についても同様の信号処理が行なわれ
る。
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1
は、本発明クロストーク低減装置の第1の実施形態を示
している。図1において、映像入力信号L,Rは、それ
ぞれA/D変換回路1,2に入力されてデジタル信号に
変換される。ここで、映像入力信号LおよびRは、緑、
青、赤の三原色色信号のいずれかの色信号を示し、残る
2つの原色色信号についても同様の信号処理が行なわれ
る。
【0016】映像入力信号Lは、また、図1に示すよう
に、同期検出回路3にも入力され、同回路において水
平、垂直同期信号が検出されることから表示画面上の位
置を示す情報(位置信号)が得られる。また、上記A/
D変換回路1,2の出力信号をそれぞれ逆ガンマ補正回
路4,5に入力する。
に、同期検出回路3にも入力され、同回路において水
平、垂直同期信号が検出されることから表示画面上の位
置を示す情報(位置信号)が得られる。また、上記A/
D変換回路1,2の出力信号をそれぞれ逆ガンマ補正回
路4,5に入力する。
【0017】逆ガンマ補正回路4,5の使用目的は次の
通りである。すなわち、テレビジョン映像信号など通常
の画像信号は、CRTでの表示が前提となっているの
で、CRTの入出力特性、いわゆるガンマ特性を補正す
るために送像側でガンマ補正がなされている。ガンマ補
正された信号は、その値が表示すべき光の明るさに対し
てリニアな信号ではないため、このままでは画像信号ど
うしの加減算(図1中の減算回路10,11が該当す
る)ができない。そこで、逆ガンマ補正回路4,5を用
いてリニアな信号に変換する。逆ガンマ補正回路は、送
像側のガンマ補正回路とは逆の特性の入出力特性を有し
ている。
通りである。すなわち、テレビジョン映像信号など通常
の画像信号は、CRTでの表示が前提となっているの
で、CRTの入出力特性、いわゆるガンマ特性を補正す
るために送像側でガンマ補正がなされている。ガンマ補
正された信号は、その値が表示すべき光の明るさに対し
てリニアな信号ではないため、このままでは画像信号ど
うしの加減算(図1中の減算回路10,11が該当す
る)ができない。そこで、逆ガンマ補正回路4,5を用
いてリニアな信号に変換する。逆ガンマ補正回路は、送
像側のガンマ補正回路とは逆の特性の入出力特性を有し
ている。
【0018】同期検出回路3から出力された位置信号と
逆ガンマ補正回路5で逆ガンマ補正された左目用の映像
信号とが係数α発生回路6に入力され(位置信号が下か
ら、映像信号が上からそれぞれ入力されるように示され
ている。)、表示画面上の位置と表示装置に印加される
画像信号のレベルに応じた係数αL が出力される。この
係数αL の値は、上記位置と上記画像信号レベルとに応
じて測定したクロストーク量によりあらかじめ定めてお
くものとする。
逆ガンマ補正回路5で逆ガンマ補正された左目用の映像
信号とが係数α発生回路6に入力され(位置信号が下か
ら、映像信号が上からそれぞれ入力されるように示され
ている。)、表示画面上の位置と表示装置に印加される
画像信号のレベルに応じた係数αL が出力される。この
係数αL の値は、上記位置と上記画像信号レベルとに応
じて測定したクロストーク量によりあらかじめ定めてお
くものとする。
【0019】この係数αL を乗算回路8の乗数端子に入
力するとともに、逆ガンマ補正された左目用の映像信号
を乗算回路8の被乗数端子に入力して、映像信号のレベ
ルをαL 倍する。得られた信号は、減算回路11におい
て、逆ガンマ補正された右目用映像信号から減算され
る。これにより、減算器11の出力信号R′がPDPな
どで構成した立体画像表示装置の右目用の画像表示デバ
イスに印加されたとき、同表示装置には、左目用の画像
の漏れのない右目用画像を表示することができる。
力するとともに、逆ガンマ補正された左目用の映像信号
を乗算回路8の被乗数端子に入力して、映像信号のレベ
ルをαL 倍する。得られた信号は、減算回路11におい
て、逆ガンマ補正された右目用映像信号から減算され
る。これにより、減算器11の出力信号R′がPDPな
どで構成した立体画像表示装置の右目用の画像表示デバ
イスに印加されたとき、同表示装置には、左目用の画像
の漏れのない右目用画像を表示することができる。
【0020】また、同期検出回路3から出力された位置
信号と逆ガンマ補正回路5で逆ガンマ補正された右目用
の映像信号とが係数α発生回路7に入力され(位置信号
が上から、映像信号が下からそれぞれ入力されるように
示されている。)、表示画面上の位置と表示装置に印加
される画像信号のレベルに応じた係数αR が出力され
る。この係数αR の値は、上記位置と上記画像信号レベ
ルとに応じて測定したクロストーク量によりあらかじめ
定めておくものとする。
信号と逆ガンマ補正回路5で逆ガンマ補正された右目用
の映像信号とが係数α発生回路7に入力され(位置信号
が上から、映像信号が下からそれぞれ入力されるように
示されている。)、表示画面上の位置と表示装置に印加
される画像信号のレベルに応じた係数αR が出力され
る。この係数αR の値は、上記位置と上記画像信号レベ
ルとに応じて測定したクロストーク量によりあらかじめ
定めておくものとする。
【0021】この係数αR を乗算回路9の乗数端子に入
力するとともに、逆ガンマ補正された右目用の映像信号
を乗算回路9の被乗数端子に入力して、映像信号のレベ
ルをαR 倍する。得られた信号は、減算回路10におい
て、逆ガンマ補正された左目用映像信号から減算され
る。これにより、減算器10の出力信号L′がPDPな
どで構成した立体画像表示装置の左目用の画像表示デバ
イスに印加されたとき、同表示装置には、右目用の画像
の漏れのない左目用画像を表示することができる。
力するとともに、逆ガンマ補正された右目用の映像信号
を乗算回路9の被乗数端子に入力して、映像信号のレベ
ルをαR 倍する。得られた信号は、減算回路10におい
て、逆ガンマ補正された左目用映像信号から減算され
る。これにより、減算器10の出力信号L′がPDPな
どで構成した立体画像表示装置の左目用の画像表示デバ
イスに印加されたとき、同表示装置には、右目用の画像
の漏れのない左目用画像を表示することができる。
【0022】上述したように、本発明クロストーク低減
方法および装置はその構成中に減算回路10,11を含
むため、クロストーク低減のためのすべての信号処理を
行う前に逆ガンマ補正を行っている。このため、本発明
クロストーク低減方法および装置においては、基本的に
得られる画像信号が、装置を構成する逆ガンマ補正回路
によって、そのレベルが表示すべき光の明るさに対して
リニアな信号になっている。このことは、本発明方法お
よび装置がPDPや液晶(LCD)のような信号対発光
輝度(明るさ)の特性がリニアな画像表示装置を用いて
の時分割方式による立体画像表示装置の実現に特に適し
たものであると言える。
方法および装置はその構成中に減算回路10,11を含
むため、クロストーク低減のためのすべての信号処理を
行う前に逆ガンマ補正を行っている。このため、本発明
クロストーク低減方法および装置においては、基本的に
得られる画像信号が、装置を構成する逆ガンマ補正回路
によって、そのレベルが表示すべき光の明るさに対して
リニアな信号になっている。このことは、本発明方法お
よび装置がPDPや液晶(LCD)のような信号対発光
輝度(明るさ)の特性がリニアな画像表示装置を用いて
の時分割方式による立体画像表示装置の実現に特に適し
たものであると言える。
【0023】上述した実施形態(第1の実施形態)にお
いては、係数αL およびαR は、表示画面上の位置情報
と表示装置に印加される画像信号のレベル情報の両方に
応じてあらかじめ定めておくものとしたが、本発明にお
いては、位置情報またはレベル情報のいずれか一方のみ
に応じて係数αL およびαR をあらかじめ定めておくよ
うにしてもよい。前者(位置情報のみの場合)を本発明
の第2の実施形態とし、後者(レベル情報のみの場合)
を本発明の第3の実施形態としてそれぞれ図2および図
3に示す。
いては、係数αL およびαR は、表示画面上の位置情報
と表示装置に印加される画像信号のレベル情報の両方に
応じてあらかじめ定めておくものとしたが、本発明にお
いては、位置情報またはレベル情報のいずれか一方のみ
に応じて係数αL およびαR をあらかじめ定めておくよ
うにしてもよい。前者(位置情報のみの場合)を本発明
の第2の実施形態とし、後者(レベル情報のみの場合)
を本発明の第3の実施形態としてそれぞれ図2および図
3に示す。
【0024】図4は、本発明クロストーク低減装置を使
用して構成したサブフィールド法によるPDP立体画像
表示装置の一構成例を示している。図4において、左目
用の映像入力信号Lおよび右目用の映像入力信号Rは、
それぞれA/D変換回路1,2に入力されてデジタル信
号に変換される。本例においても、映像入力信号L,R
(アナログ信号)はそれぞれ緑、青、赤の三原色色信号
であり、各信号ごとに以下の処理が行われる。また、同
図に示すように、左目用映像入力信号Lは同期検出回路
3にも入力され、同回路において水平、垂直同期信号が
検出され、同信号をもとに位置信号が得られる。
用して構成したサブフィールド法によるPDP立体画像
表示装置の一構成例を示している。図4において、左目
用の映像入力信号Lおよび右目用の映像入力信号Rは、
それぞれA/D変換回路1,2に入力されてデジタル信
号に変換される。本例においても、映像入力信号L,R
(アナログ信号)はそれぞれ緑、青、赤の三原色色信号
であり、各信号ごとに以下の処理が行われる。また、同
図に示すように、左目用映像入力信号Lは同期検出回路
3にも入力され、同回路において水平、垂直同期信号が
検出され、同信号をもとに位置信号が得られる。
【0025】A/D変換回路1,2の出力であるデジタ
ル映像信号(それぞれ左目用および右目用の)は、破線
にて囲んで示す図1に示したのと同じ本発明クロストー
ク低減装置Aに入力される。同装置の出力信号、すなわ
ち、クロストークが低減された左目用および右目用のデ
ジタル映像信号L′,R′はそれぞれリミッター12,
13に入力される。このリミッター12,13の役目
は、クロストーク低減装置Aが映像信号どうしの減算処
理を含んでいるため、減算の結果、クロストーク低減装
置Aの出力側から出力される映像信号の明るさが負にな
ってしまう場合があるが、負の明るさは映像信号として
表現できないため、これらリミッター12,13を通し
て負の明るさを有する信号を明るさの最低値(黒レベ
ル)に制限するためのものである。
ル映像信号(それぞれ左目用および右目用の)は、破線
にて囲んで示す図1に示したのと同じ本発明クロストー
ク低減装置Aに入力される。同装置の出力信号、すなわ
ち、クロストークが低減された左目用および右目用のデ
ジタル映像信号L′,R′はそれぞれリミッター12,
13に入力される。このリミッター12,13の役目
は、クロストーク低減装置Aが映像信号どうしの減算処
理を含んでいるため、減算の結果、クロストーク低減装
置Aの出力側から出力される映像信号の明るさが負にな
ってしまう場合があるが、負の明るさは映像信号として
表現できないため、これらリミッター12,13を通し
て負の明るさを有する信号を明るさの最低値(黒レベ
ル)に制限するためのものである。
【0026】図4において、サブフィールド変換回路1
4以降の回路構成は、サブフィールド法を用いた本願人
の出願に係る「立体画像表示方法および装置」(特願平
10−205093号、および特願平10−28259
0号)の明細書および図面において、立体画像表示装置
の一例の構成(図2)として説明されている中でサブフ
ィールド変換回路14以降の回路構成と同じである。
4以降の回路構成は、サブフィールド法を用いた本願人
の出願に係る「立体画像表示方法および装置」(特願平
10−205093号、および特願平10−28259
0号)の明細書および図面において、立体画像表示装置
の一例の構成(図2)として説明されている中でサブフ
ィールド変換回路14以降の回路構成と同じである。
【0027】すなわち、サブフィールド変換回路14に
は、同期検出回路3から水平、垂直同期信号が、また本
発明クロストーク低減装置Aによりクロストークが低減
された左右の各デジタル映像信号L′,R′がリミッタ
ー12,13を介してそれぞれ供給され、水平、垂直同
期信号をもとにデジタル映像信号L′,R′をサブフィ
ールド信号に分解して出力し、同時にシャッター眼鏡1
8のシャッターを駆動するためのタイミング信号も出力
する。このサブフィールド変換回路14は、誤差拡散法
やディザ法などを用いて、階調表示性能を大きく低下さ
せることなく実際に表示できる階調まで映像信号のビッ
ト数を削減する疑似階調作成回路を含むこともある。
は、同期検出回路3から水平、垂直同期信号が、また本
発明クロストーク低減装置Aによりクロストークが低減
された左右の各デジタル映像信号L′,R′がリミッタ
ー12,13を介してそれぞれ供給され、水平、垂直同
期信号をもとにデジタル映像信号L′,R′をサブフィ
ールド信号に分解して出力し、同時にシャッター眼鏡1
8のシャッターを駆動するためのタイミング信号も出力
する。このサブフィールド変換回路14は、誤差拡散法
やディザ法などを用いて、階調表示性能を大きく低下さ
せることなく実際に表示できる階調まで映像信号のビッ
ト数を削減する疑似階調作成回路を含むこともある。
【0028】サブフィールド変換回路14の出力信号で
あるサブフィールド信号は、パネル駆動回路15を介し
てPDPパネル16に供給され、同パネル16に画像表
示を行う。また、サブフィールド変換回路14からのタ
イミング信号は眼鏡制御回路17に供給され、シャッタ
ー眼鏡18のL側、R側用シャッター開閉信号を生成し
て当該眼鏡に供給する。この際のシャッター開閉信号は
導線を用いて供給したり、または赤外線を用いるなどし
てワイヤレスでシャッター眼鏡18に供給することがで
きる。
あるサブフィールド信号は、パネル駆動回路15を介し
てPDPパネル16に供給され、同パネル16に画像表
示を行う。また、サブフィールド変換回路14からのタ
イミング信号は眼鏡制御回路17に供給され、シャッタ
ー眼鏡18のL側、R側用シャッター開閉信号を生成し
て当該眼鏡に供給する。この際のシャッター開閉信号は
導線を用いて供給したり、または赤外線を用いるなどし
てワイヤレスでシャッター眼鏡18に供給することがで
きる。
【0029】図5は、図1に示した本発明クロストーク
低減装置の第1の実施形態を、さらにCRTを用いた時
分割表示方式の立体画像表示装置に適するように変形し
た第4の実施形態を示している。図5において、リミッ
ター12,13は負の明るさを有する信号を黒レベルに
制限するためのもので、図2により説明したものと同じ
である。本発明クロストーク低減装置は画像信号どうし
の減算を行っているため、逆ガンマ補正回路4,5によ
り左右目用それぞれの映像信号をリニアな信号に変換し
ている。
低減装置の第1の実施形態を、さらにCRTを用いた時
分割表示方式の立体画像表示装置に適するように変形し
た第4の実施形態を示している。図5において、リミッ
ター12,13は負の明るさを有する信号を黒レベルに
制限するためのもので、図2により説明したものと同じ
である。本発明クロストーク低減装置は画像信号どうし
の減算を行っているため、逆ガンマ補正回路4,5によ
り左右目用それぞれの映像信号をリニアな信号に変換し
ている。
【0030】しかし、CRTに画像表示をする場合に
は、映像信号の信号対発光輝度(明るさ)の関係を送像
側で行っているガンマ補正回路の特性に合わせる必要が
あり、そのために送像側のガンマ補正と同じ特性を有す
るガンマ補正回路19,20をそれぞれ左目用の映像信
号および右目用の映像信号の信号路に介挿するようにし
ている。
は、映像信号の信号対発光輝度(明るさ)の関係を送像
側で行っているガンマ補正回路の特性に合わせる必要が
あり、そのために送像側のガンマ補正と同じ特性を有す
るガンマ補正回路19,20をそれぞれ左目用の映像信
号および右目用の映像信号の信号路に介挿するようにし
ている。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、時分割表示方式により
左目用の画像を左目に、右目用の画像を右目にそれぞれ
表示することにより立体画像を表示する立体画像表示に
おいて、表示装置の蛍光体の残光特性により、右目用の
画像の一部が左目に、左目用の画像の一部が右目に漏れ
込み、左右両目用の表示画像として本来表示されるべき
でない画像が表示されることに起因する画質妨害を除去
ないし低減させることができる。
左目用の画像を左目に、右目用の画像を右目にそれぞれ
表示することにより立体画像を表示する立体画像表示に
おいて、表示装置の蛍光体の残光特性により、右目用の
画像の一部が左目に、左目用の画像の一部が右目に漏れ
込み、左右両目用の表示画像として本来表示されるべき
でない画像が表示されることに起因する画質妨害を除去
ないし低減させることができる。
【図1】 本発明クロストーク低減装置の第1の実施形
態を示している。
態を示している。
【図2】 本発明クロストーク低減装置の第2の実施形
態を示している。
態を示している。
【図3】 本発明クロストーク低減装置の第3の実施形
態を示している。
態を示している。
【図4】 本発明クロストーク低減装置を使用して構成
したサブフィールド法によるPDP立体画像表示装置の
一構成例を示している。
したサブフィールド法によるPDP立体画像表示装置の
一構成例を示している。
【図5】 本発明クロストーク低減装置の第4の実施形
態を示している。
態を示している。
【図6】 従来のクロストーク低減装置の構成を示して
いる。
いる。
1,2 A/D変換回路 3 同期検出回路 4,5 逆ガンマ補正回路 6,7 係数α発生回路 8,9 乗算回路 10,11 減算回路 12,13 リミッター 14 サブフィールド変換回路 15 パネル駆動回路 16 PDPパネル 17 眼鏡制御回路 18 シャッター眼鏡 19,20 ガンマ補正回路 A クロストーク低減装置
Claims (4)
- 【請求項1】 左目用の画像を左目に、右目用の画像を
右目に時分割方式によりそれぞれ表示することで立体画
像を表示するにあたり、 画像を表示する前に、左目用の画像から右目用の画像
を、右目用の画像から左目用の画像をそれぞれあらかじ
め与えられた漏れ量だけ減算してから表示するようにし
たクロストーク低減方法において、 前記減算すべきあらかじめ与えられた漏れ量は、表示画
面上の位置および/または表示装置に印加される画像信
号のレベルに対応して制御されていることを特徴とする
時分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低
減方法。 - 【請求項2】 左目用の画像を左目に、右目用の画像を
右目に時分割方式によりそれぞれ表示することで立体画
像を表示する表示装置のクロストークを低減する装置で
あって、該装置は、 画像を表示する前に、左目用の画像から右目用の画像
を、右目用の画像から左目用の画像をそれぞれあらかじ
め与えられた漏れ量だけ減算する減算回路と、 表示画面上の位置および/または表示装置に印加される
画像信号のレベルに対応して前記漏れ量を制御する制御
回路とを少なくとも具えてなることを特徴とする時分割
方式による立体画像表示におけるクロストーク低減装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の時分割方式による立体画
像表示におけるクロストーク低減装置において、前記あ
らかじめ与えられた漏れ量だけの右目用の画像および左
目用の画像をそれぞれ右目用の画像および左目用の画像
から取り出すための取出し用分岐点の入力側にそれぞれ
逆ガンマ補正回路が配置されていることを特徴とする時
分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低減
装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の時分割方式によ
る立体画像表示におけるクロストーク低減装置におい
て、前記減算を行うことによって明るさが負になる画素
について、当該画素のレベルを黒レベルに制限するため
のリミッター回路が前記減算回路の出力側にそれぞれ配
置されていることを特徴とする時分割方式による立体画
像表示におけるクロストーク低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22246299A JP2001054142A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 時分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低減方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22246299A JP2001054142A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 時分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低減方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001054142A true JP2001054142A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16782806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22246299A Pending JP2001054142A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 時分割方式による立体画像表示におけるクロストーク低減方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001054142A (ja) |
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-
1999
- 1999-08-05 JP JP22246299A patent/JP2001054142A/ja active Pending
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