JP2001053870A - 携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方法 - Google Patents
携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方法Info
- Publication number
- JP2001053870A JP2001053870A JP11226668A JP22666899A JP2001053870A JP 2001053870 A JP2001053870 A JP 2001053870A JP 11226668 A JP11226668 A JP 11226668A JP 22666899 A JP22666899 A JP 22666899A JP 2001053870 A JP2001053870 A JP 2001053870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial lock
- portable telephone
- mobile phone
- call
- telephone set
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイヤルロック解除時に入力操作を必要とし
ない携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方
法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機９の所有者は初期設定時に、
自動ダイヤルロック解除制御用指定電話番号或は信号及
び無操作時間（自動ダイヤルロック機能がオンされるま
での時間）並びに自動ダイヤルロック設定変更用暗証番
号をキー１に依り入力し、入力手段２と制御手段３を介
して記憶手段５に記憶する。携帯電話機９の自動ダイヤ
ルロック解除時には制御手段３が事業者側からの着信指
定電話番号或は着信信号が記憶手段５に格納した自動ダ
イヤルロック解除制御用指定電話番号或は信号と一致し
ているかを判断して、自動ダイヤルロックを解除する様
に成されている。
ない携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方
法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機９の所有者は初期設定時に、
自動ダイヤルロック解除制御用指定電話番号或は信号及
び無操作時間（自動ダイヤルロック機能がオンされるま
での時間）並びに自動ダイヤルロック設定変更用暗証番
号をキー１に依り入力し、入力手段２と制御手段３を介
して記憶手段５に記憶する。携帯電話機９の自動ダイヤ
ルロック解除時には制御手段３が事業者側からの着信指
定電話番号或は着信信号が記憶手段５に格納した自動ダ
イヤルロック解除制御用指定電話番号或は信号と一致し
ているかを判断して、自動ダイヤルロックを解除する様
に成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤルロック機能
を有する携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解
除方法に関する。
を有する携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解
除方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、携帯端末や携帯電話機等（以
下携帯電話機と記す）を紛失した時に拾得者の不正使用
による弊害を除くために、携帯電話機の所有者が所定の
時間を設定すると共に所有者自身の名前や連絡先ダイヤ
ル（電話番号）等の所有者を特定できる情報を登録し、
携帯電話機に登録された通話時間を超えた時に自動的
に、先に登録した所有者を特定出来る情報を表示手段に
表示し、通話操作を禁止する様に成した構成が特開平１
０−３４１２８１号公報等に開示されている。
下携帯電話機と記す）を紛失した時に拾得者の不正使用
による弊害を除くために、携帯電話機の所有者が所定の
時間を設定すると共に所有者自身の名前や連絡先ダイヤ
ル（電話番号）等の所有者を特定できる情報を登録し、
携帯電話機に登録された通話時間を超えた時に自動的
に、先に登録した所有者を特定出来る情報を表示手段に
表示し、通話操作を禁止する様に成した構成が特開平１
０−３４１２８１号公報等に開示されている。
【０００３】さらに自己所有の携帯電話機と他の電話機
の通話の終了を検出した時点から、無操作時間の積算値
が所定時間経過した時に自己所有の携帯電話機のダイヤ
ル機能をロックして、従来の様にダイヤル機能をロック
させる毎に暗証番号等を入力する煩わしさを不要にした
電話機が特開平１０−１１７２３０号公報に開示されて
いる。
の通話の終了を検出した時点から、無操作時間の積算値
が所定時間経過した時に自己所有の携帯電話機のダイヤ
ル機能をロックして、従来の様にダイヤル機能をロック
させる毎に暗証番号等を入力する煩わしさを不要にした
電話機が特開平１０−１１７２３０号公報に開示されて
いる。
【０００４】又、該公報にはダイヤルロック機能を解除
するために図７のフローチャートに示す様にダイヤルロ
ック解除のために入力する第１ステップＳ１の様に暗証
番号を入力し、メモリ等にこの暗証番号を記憶させると
マイクロプロセッサ等の制御手段はメモリに記憶した暗
証番号が入力されたとき、第２ステップＳ２の様に番号
の一致を判断し、第３ステップＳ３の様にダイヤルロッ
ク機構を解除させる様に成した電話機のダイヤルロック
解除構成が示されている。
するために図７のフローチャートに示す様にダイヤルロ
ック解除のために入力する第１ステップＳ１の様に暗証
番号を入力し、メモリ等にこの暗証番号を記憶させると
マイクロプロセッサ等の制御手段はメモリに記憶した暗
証番号が入力されたとき、第２ステップＳ２の様に番号
の一致を判断し、第３ステップＳ３の様にダイヤルロッ
ク機構を解除させる様に成した電話機のダイヤルロック
解除構成が示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の携帯電
話機ではダイヤルロック機能を解除させる毎に暗証番号
を入力させなければならないと云う問題が残り、利用者
にとっては操作が煩わしい問題があった。又、暗証番号
は通常は４桁程度で構成されるため、暗証番号の誤入力
回数の制限がないものでは暗証番号が見破られて不正使
用される問題があり、暗証番号の桁数を増やせば利用者
が暗証番号を忘れる確率も高くなり、使用上で不便さが
残る問題があった。
話機ではダイヤルロック機能を解除させる毎に暗証番号
を入力させなければならないと云う問題が残り、利用者
にとっては操作が煩わしい問題があった。又、暗証番号
は通常は４桁程度で構成されるため、暗証番号の誤入力
回数の制限がないものでは暗証番号が見破られて不正使
用される問題があり、暗証番号の桁数を増やせば利用者
が暗証番号を忘れる確率も高くなり、使用上で不便さが
残る問題があった。
【０００６】本発明は叙上の課題を解消するために成さ
れたもので煩雑さがなく、扱いやすくセキュリティ性も
高い携帯電話機及び携帯電話機の自動ダイヤルロック機
能の解除方法を提供しようとするものである。
れたもので煩雑さがなく、扱いやすくセキュリティ性も
高い携帯電話機及び携帯電話機の自動ダイヤルロック機
能の解除方法を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】第１の本発明は所定の時
間の経過を検出した時に、特定の通話先への発信以外の
発信を禁止するダイヤルロック手段４を有する携帯電話
機９であって、ダイヤルロック手段４を解除する特定番
号或は特定の信号を登録する情報登録手段５と、ダイヤ
ルロック手段４のダイヤルロック設定または解除を制御
する制御手段３を具備し、制御手段３は情報登録した特
定番号または特定の信号と着信した特定番号または受信
した特定の信号とを比較して一致時にダイヤルロック手
段４を解除する様に成したことを特徴とする携帯電話機
としたものである。第２の本発明は所定の時間の経過を
検出した時に、特定の通話先への発信以外の発信を禁止
するダイヤルロック機能を有する携帯電話機のダイヤル
ロック方法であって、予め指定した特定番号の着信また
は特定の信号の受信があった場合にダイヤルロック機能
を解除する様に成したことを特徴とする携帯電話機のダ
イヤルロック方法としたものである。
間の経過を検出した時に、特定の通話先への発信以外の
発信を禁止するダイヤルロック手段４を有する携帯電話
機９であって、ダイヤルロック手段４を解除する特定番
号或は特定の信号を登録する情報登録手段５と、ダイヤ
ルロック手段４のダイヤルロック設定または解除を制御
する制御手段３を具備し、制御手段３は情報登録した特
定番号または特定の信号と着信した特定番号または受信
した特定の信号とを比較して一致時にダイヤルロック手
段４を解除する様に成したことを特徴とする携帯電話機
としたものである。第２の本発明は所定の時間の経過を
検出した時に、特定の通話先への発信以外の発信を禁止
するダイヤルロック機能を有する携帯電話機のダイヤル
ロック方法であって、予め指定した特定番号の着信また
は特定の信号の受信があった場合にダイヤルロック機能
を解除する様に成したことを特徴とする携帯電話機のダ
イヤルロック方法としたものである。
【０００８】本発明の携帯電話機及び携帯電話機のダイ
ヤルロック方法によればセキュリティ性も高く、扱い易
いものが得られる。
ヤルロック方法によればセキュリティ性も高く、扱い易
いものが得られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯電話機を図１
乃至図６を用いて説明する。
乃至図６を用いて説明する。
【００１０】図１は本発明の実施の一形態例を示す携帯
情報端末機器である携帯電話機の系統図を示すものであ
る。
情報端末機器である携帯電話機の系統図を示すものであ
る。
【００１１】図１に於いて、携帯電話機９はテンキー等
のキー１より入力したデータを入力手段２を介して、マ
イクロプロセッサ等の制御手段（以下ＣＰＵと記す）３
に入力し、ＣＰＵ３で扱えるデジタルデータに変換す
る。
のキー１より入力したデータを入力手段２を介して、マ
イクロプロセッサ等の制御手段（以下ＣＰＵと記す）３
に入力し、ＣＰＵ３で扱えるデジタルデータに変換す
る。
【００１２】４はダイヤルロック手段であり、入力手段
２はダイヤルロック手段４が「オン」状態ではキー１か
らの受付けをすべて無効にする。本例では後述するも、
特定の通話先への発信及び着信機能だけを動作可能と
し、他の操作は全て無効となる様にし、携帯電話機９の
紛失、放置、盗難による不正使用防止を行う様に成され
る。
２はダイヤルロック手段４が「オン」状態ではキー１か
らの受付けをすべて無効にする。本例では後述するも、
特定の通話先への発信及び着信機能だけを動作可能と
し、他の操作は全て無効となる様にし、携帯電話機９の
紛失、放置、盗難による不正使用防止を行う様に成され
る。
【００１３】従って、ダイヤルロック手段４はＣＰＵ３
によって制御される共に入力手段２の所定機能をロック
或は解除する。
によって制御される共に入力手段２の所定機能をロック
或は解除する。
【００１４】ＣＵＰ３は通常のワーク用のＲＯＭ・ＲＡ
Ｍ等を有すると共にこのＲＡＭ或は別に設けた記憶手段
５を有する。この記憶手段５は自動ダイヤルロックの初
期設定時の自動ダイヤルロック解除制御用の指定電話番
号或は特定の信号、無操作時間、自動ダイヤルロック設
定変更の暗証番号等を登録する。
Ｍ等を有すると共にこのＲＡＭ或は別に設けた記憶手段
５を有する。この記憶手段５は自動ダイヤルロックの初
期設定時の自動ダイヤルロック解除制御用の指定電話番
号或は特定の信号、無操作時間、自動ダイヤルロック設
定変更の暗証番号等を登録する。
【００１５】タイムカウント手段６はユーザが初期設定
時に設定した時間をカウントするためのもので、一般的
にはＣＰＵ３に内蔵されている。
時に設定した時間をカウントするためのもので、一般的
にはＣＰＵ３に内蔵されている。
【００１６】７はネットワーク制御手段で携帯電話機９
の送受信回路等を制御する制御回路であり８は液晶等の
表示手段である。
の送受信回路等を制御する制御回路であり８は液晶等の
表示手段である。
【００１７】上述のように構成された携帯電話機９のダ
イヤルロック機能の動作を図２乃至図６のフローチャー
トに基づき説明する。
イヤルロック機能の動作を図２乃至図６のフローチャー
トに基づき説明する。
【００１８】図２は本発明の初期設定動作を示すもので
あり、第１ステップＳＴ１ではキー１から利用者により
自動ダイヤルロック解除制御用の特定の指定電話番号或
は特定の信号を記憶手段５に登録する。
あり、第１ステップＳＴ１ではキー１から利用者により
自動ダイヤルロック解除制御用の特定の指定電話番号或
は特定の信号を記憶手段５に登録する。
【００１９】本例のダイヤルロック機能はこのダイヤル
ロック機能が「オン」の状態では携帯電話機９のキー１
の全ての操作機能が無効となる。但し、着信機能と、特
定電話番号への発信のみが可能である。
ロック機能が「オン」の状態では携帯電話機９のキー１
の全ての操作機能が無効となる。但し、着信機能と、特
定電話番号への発信のみが可能である。
【００２０】上述の自動ダイヤルロック解除制御用の指
定電話番号或は特定の信号の登録は電話通信事業所間と
の間でのみ可能と成されている。
定電話番号或は特定の信号の登録は電話通信事業所間と
の間でのみ可能と成されている。
【００２１】次の第２ステップＳＴ２では利用者はキー
１から無操作（自動ダイヤルロックを「オン」にするま
での時間）時間の設定を行ない、記憶手段５に登録す
る。この時間は使用者が適宜に定め、例えばｎ時間通話
がない時点で自動ダイヤルロック手段４が「オン」状態
と成される。
１から無操作（自動ダイヤルロックを「オン」にするま
での時間）時間の設定を行ない、記憶手段５に登録す
る。この時間は使用者が適宜に定め、例えばｎ時間通話
がない時点で自動ダイヤルロック手段４が「オン」状態
と成される。
【００２２】第３ステップＳＴ３ではキー１を介し利用
者は自動ダイヤルロック設定変更用の暗証番号の登録を
行なって初期設定は終了に至る。
者は自動ダイヤルロック設定変更用の暗証番号の登録を
行なって初期設定は終了に至る。
【００２３】図３は本例の自動ダイヤルロック時のフロ
ーチャートを示すものであり、第１ステップＳＴＥ１で
ＣＰＵ３はダイヤルロック手段４が設定「オン」か否か
を判断し、ＮＯであれば終了に至るが、ＹＥＳであれば
第２ステップＳＴＥ２に進む。
ーチャートを示すものであり、第１ステップＳＴＥ１で
ＣＰＵ３はダイヤルロック手段４が設定「オン」か否か
を判断し、ＮＯであれば終了に至るが、ＹＥＳであれば
第２ステップＳＴＥ２に進む。
【００２４】第２ステップＳＴＥ２ではキー１からの入
力の有無をみて、ＹＥＳであれば終了に至るが、ＮＯで
あれば第３ステップＳＴＥ３に進む。第３ステップＳＴ
Ｅ３では初期設定の第２ステップＳ２で設定した無操作
時間ｎが経過したか否かをＣＰＵ３はみる。即ち、キー
の無操作時間ｔ≧設定時間ｎかを判定し、ＮＯでは第２
ステップＳＴＥ２に戻るがＹＥＳでは第４ステップＳＴ
Ｅ４に進み、第４ステップＳＴＥ４に於いて自動ダイヤ
ルロックを「オン」状態にして、終了に至って自動ダイ
ヤルロックが行なわれる。
力の有無をみて、ＹＥＳであれば終了に至るが、ＮＯで
あれば第３ステップＳＴＥ３に進む。第３ステップＳＴ
Ｅ３では初期設定の第２ステップＳ２で設定した無操作
時間ｎが経過したか否かをＣＰＵ３はみる。即ち、キー
の無操作時間ｔ≧設定時間ｎかを判定し、ＮＯでは第２
ステップＳＴＥ２に戻るがＹＥＳでは第４ステップＳＴ
Ｅ４に進み、第４ステップＳＴＥ４に於いて自動ダイヤ
ルロックを「オン」状態にして、終了に至って自動ダイ
ヤルロックが行なわれる。
【００２５】従って、本発明の自動ダイヤルロック機能
によれば自己指定した時間経過後は操作キーが無効とさ
れ、盗難、紛失時の不正使用やパーソナルデータの不正
な閲覧を防止得る。
によれば自己指定した時間経過後は操作キーが無効とさ
れ、盗難、紛失時の不正使用やパーソナルデータの不正
な閲覧を防止得る。
【００２６】図４はダイヤルロック中操作のフローチャ
ートを示すものであり、本例では紛失、放置、盗難等で
携帯電話機９の無操作時間ｔが設定時間ｎを超えている
状態に於いて、第１ステップＳＴＥＰ１の様に自動ダイ
ヤルロック状態で例えば携帯電話機の拾得者がキー１の
１つに触れると（或はケーシング等でもよい）ＣＰＵ３
は第２ステップＳＴＥＰ２の様にキー１に入力があった
か否かを判断し、ＮＯでは終了に至るが、ＹＥＳであれ
ば第３ステップＳＴＥＰ３の様に所有者等の電話番号へ
自動発信して終了に至る。
ートを示すものであり、本例では紛失、放置、盗難等で
携帯電話機９の無操作時間ｔが設定時間ｎを超えている
状態に於いて、第１ステップＳＴＥＰ１の様に自動ダイ
ヤルロック状態で例えば携帯電話機の拾得者がキー１の
１つに触れると（或はケーシング等でもよい）ＣＰＵ３
は第２ステップＳＴＥＰ２の様にキー１に入力があった
か否かを判断し、ＮＯでは終了に至るが、ＹＥＳであれ
ば第３ステップＳＴＥＰ３の様に所有者等の電話番号へ
自動発信して終了に至る。
【００２７】即ち、表示手段８には自動ダイヤルロック
オン状態では所有者の局番や電話番号は表示されない
が、所有者等の電話番号へ自動発信するので携帯電話機
９の拾得者は紛失者と連絡することが可能と成る。
オン状態では所有者の局番や電話番号は表示されない
が、所有者等の電話番号へ自動発信するので携帯電話機
９の拾得者は紛失者と連絡することが可能と成る。
【００２８】図５は自動ダイヤルロックを解除するため
のフローチャートを示すものである。図５で第１ステッ
プＳＴＥＰ１ａでＣＰＵ３は自動ダイヤルロックが「オ
ン」か否かをみている。ＮＯでは終了に至るが、ＹＥＳ
では第２ステップＳＴＥＰ２ｂでは事業者からの着信か
を判断する。ＮＯであれば終了に至るが、ＹＥＳであれ
ば第３ステップＳＴＥＰ３ｃに進めて、着信番号或は着
信信号が特定の指定電話番号或は着信解除コード信号と
等しいかを判断し、ＮＯであれば終了に至るが、ＹＥＳ
であれば自動ダイヤルロックが解除される。
のフローチャートを示すものである。図５で第１ステッ
プＳＴＥＰ１ａでＣＰＵ３は自動ダイヤルロックが「オ
ン」か否かをみている。ＮＯでは終了に至るが、ＹＥＳ
では第２ステップＳＴＥＰ２ｂでは事業者からの着信か
を判断する。ＮＯであれば終了に至るが、ＹＥＳであれ
ば第３ステップＳＴＥＰ３ｃに進めて、着信番号或は着
信信号が特定の指定電話番号或は着信解除コード信号と
等しいかを判断し、ＮＯであれば終了に至るが、ＹＥＳ
であれば自動ダイヤルロックが解除される。
【００２９】従って、本発明のロック解除機能或は解除
方法では、例えば指定電話番号は携帯電話機９の記憶手
段５への書込だけであり、その番号は事業者で管理する
ものでないのでプライバシーが保護され、暗証番号によ
る従来の様なダイヤルロック解除に比べてセキュリティ
ーも高められ、解除コード入力の為の煩わしさも減少す
る。
方法では、例えば指定電話番号は携帯電話機９の記憶手
段５への書込だけであり、その番号は事業者で管理する
ものでないのでプライバシーが保護され、暗証番号によ
る従来の様なダイヤルロック解除に比べてセキュリティ
ーも高められ、解除コード入力の為の煩わしさも減少す
る。
【００３０】図６は自動ダイヤルロック設定変更時のフ
ローチャートを示すものであり、ＣＰＵ３は第１ステッ
プＳＴＥＰ１ｅでは自動ダイヤルロック設定がオンか否
かを判定し、オンであるＹＥＳであれば第２ステップＳ
ＴＥＰ２ｆで暗証番号を入力する。次の第３ステップＳ
ＴＥＰ３ｇではＣＰＵ３は初期設定の第３ステップＳＴ
３で設定した自動ダイヤルロック設定変更用の暗証番号
との一致をみて、ＮＯでは終了に至り、ＹＥＳでは第４
ステップＳＴＰＥ４ｈに進みダイヤルロック設定をオフ
にしてキー１の入力手段２の操作無効を解除し、終了に
至る。また第１ステップＳＴＥＰ１ｅがＮＯであれば、
第５ステップＳＴＥＰ５ｉに進めて自動ダイヤルロック
設定をオンにして終了に至る様にしている。
ローチャートを示すものであり、ＣＰＵ３は第１ステッ
プＳＴＥＰ１ｅでは自動ダイヤルロック設定がオンか否
かを判定し、オンであるＹＥＳであれば第２ステップＳ
ＴＥＰ２ｆで暗証番号を入力する。次の第３ステップＳ
ＴＥＰ３ｇではＣＰＵ３は初期設定の第３ステップＳＴ
３で設定した自動ダイヤルロック設定変更用の暗証番号
との一致をみて、ＮＯでは終了に至り、ＹＥＳでは第４
ステップＳＴＰＥ４ｈに進みダイヤルロック設定をオフ
にしてキー１の入力手段２の操作無効を解除し、終了に
至る。また第１ステップＳＴＥＰ１ｅがＮＯであれば、
第５ステップＳＴＥＰ５ｉに進めて自動ダイヤルロック
設定をオンにして終了に至る様にしている。
【００３１】従って、事業者は拾得者等からの携帯電話
機の不当書替要求を未然に防いで、ダイヤルロック設定
変更を行なうことが可能となる。
機の不当書替要求を未然に防いで、ダイヤルロック設定
変更を行なうことが可能となる。
【００３２】上記した様に本発明の携帯電話機及び携帯
電話機のダイヤルロック解除方法によれば自動ダイヤル
ロックを初期設定しておけば、設定した所定時間後に着
信及び特定の電話番号への発信以外はキー入力操作のす
べてが無効となって紛失、放置、盗難等で所有者から手
元を離れた携帯電話機は第三者による不正使用が未然に
防止され、ダイヤルロック機能の解除時にも、事業者側
からの着信番号或は着信信号をＣＰＵが確認するだけな
のでダイヤルロック解除を行なう度に暗証番号を入力す
る煩わしさがなくなり操作性が向上したものが得られ
る。
電話機のダイヤルロック解除方法によれば自動ダイヤル
ロックを初期設定しておけば、設定した所定時間後に着
信及び特定の電話番号への発信以外はキー入力操作のす
べてが無効となって紛失、放置、盗難等で所有者から手
元を離れた携帯電話機は第三者による不正使用が未然に
防止され、ダイヤルロック機能の解除時にも、事業者側
からの着信番号或は着信信号をＣＰＵが確認するだけな
のでダイヤルロック解除を行なう度に暗証番号を入力す
る煩わしさがなくなり操作性が向上したものが得られ
る。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば次の各項の様な効果が得
られる。 （イ）携帯電話機が所有者以外の第三者に渡った場合の
不正使用やパーソナルデータの不正の閲覧が防止可能と
なる。 （ロ）事業者は第三者から携帯電話機の名義書替要求等
の不当な要求をダイヤルロック設定変更により未然に防
止可能である。 （ハ）初期設定時の特定の指定電話番号或は特定の信号
は携帯電話機の記憶手段への所有者による書込みだけで
あり、特定の番号や信号を事業者が管理するのではない
のでプライバシーの保護が保てる。 （ニ）携帯電話機を紛失しても、第三者からは所有者の
電話番号にしか掛からないので発見の可能性が高く、拾
得者は所有者への連絡が容易となる。
られる。 （イ）携帯電話機が所有者以外の第三者に渡った場合の
不正使用やパーソナルデータの不正の閲覧が防止可能と
なる。 （ロ）事業者は第三者から携帯電話機の名義書替要求等
の不当な要求をダイヤルロック設定変更により未然に防
止可能である。 （ハ）初期設定時の特定の指定電話番号或は特定の信号
は携帯電話機の記憶手段への所有者による書込みだけで
あり、特定の番号や信号を事業者が管理するのではない
のでプライバシーの保護が保てる。 （ニ）携帯電話機を紛失しても、第三者からは所有者の
電話番号にしか掛からないので発見の可能性が高く、拾
得者は所有者への連絡が容易となる。
【図１】本発明の携帯電話機の一形態例を示す系統図で
ある。
ある。
【図２】本発明の携帯電話機の初期設定時のフローチャ
ートである。
ートである。
【図３】本発明の携帯電話機の自動ダイヤルロックのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図４】本発明の携帯電話機の自動ダイヤルロック中操
作のフローチャートである。
作のフローチャートである。
【図５】本発明の携帯電話機の自動ダイヤルロック解除
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図６】本発明の携帯電話機の自動ダイヤルロック設定
変更のフローチャートである。
変更のフローチャートである。
【図７】従来の携帯電話機のダイヤルロック解除のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１‥‥キー、２‥‥入力手段、３‥‥制御手段（ＣＰ
Ｕ）、４‥‥ダイヤルロック手段、５‥‥記憶手段、６
‥‥タイムカウント手段
Ｕ）、４‥‥ダイヤルロック手段、５‥‥記憶手段、６
‥‥タイムカウント手段
Claims (4)
- 【請求項１】 所定の時間の経過を検出した時に、特定
の通話先への発信以外の発信を禁止するダイヤルロック
手段を有する携帯電話機であって、 上記ダイヤルロック手段を解除する特定番号或は特定の
信号を登録する情報登録手段と、 上記ダイヤルロック手段のダイヤルロック設定または解
除を制御する制御手段を具備し、 上記制御手段は上記情報登録した上記特定番号または特
定の信号と着信した該特定番号または受信した該特定の
信号とを比較して一致時に上記ダイヤルロック手段を解
除する様に成したことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項２】 前記情報登録手段に前記ダイヤルロック
手段の設定変更が可能な暗証番号を登録する様に成した
ことを特徴とする請求項１記載の携帯電話機。 - 【請求項３】 前記ダイヤルロック手段の動作中の特定
の通話先の発信は所有者の電話番号であることを特徴と
する請求項１または請求項２記載の携帯電話機。 - 【請求項４】 所定の時間の経過を検出した時に、特定
の通話先への発信以外の発信を禁止するダイヤルロック
機能を有する携帯電話機のダイヤルロック方法であっ
て、 予め指定した特定番号の着信または特定の信号の受信が
あった場合に上記ダイヤルロック機能を解除する様に成
したことを特徴とする携帯電話機のダイヤルロック方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11226668A JP2001053870A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11226668A JP2001053870A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001053870A true JP2001053870A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16848798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11226668A Pending JP2001053870A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001053870A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006209453A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯端末装置およびプログラム |
| JP2008227831A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末、携帯端末における個人情報の表示制御方法、プログラム及び記録媒体 |
-
1999
- 1999-08-10 JP JP11226668A patent/JP2001053870A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006209453A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯端末装置およびプログラム |
| JP2008227831A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末、携帯端末における個人情報の表示制御方法、プログラム及び記録媒体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6266541B1 (en) | Portable radio signal transceiver and method of preventing disallowed use thereof | |
| EP1694040B1 (en) | Mobile electronic apparatus, function control method and program for the mobile electronic apparatus | |
| US7657287B2 (en) | Mobile station in a mobile communication system and method for accessing a service and/or a data record in the mobile station's standby mode | |
| US7200220B1 (en) | Portable telephone maintenance service system and maintenance service method | |
| US6696941B2 (en) | Theft alarm in mobile device | |
| US6950647B2 (en) | Locking method in a mobile terminal | |
| US20070126562A1 (en) | Security system and method using mobile terminal | |
| JP2004159022A (ja) | 携帯電話機及びそれに用いるダイヤルロック解除方法並びにそのプログラム | |
| JP2937820B2 (ja) | 携帯電話機のダイヤルロックシステム | |
| GB2400196A (en) | Restricting access to a mobile phone, laptop etc. using an authorization procedure involving a separate transceiver | |
| JP2004304294A (ja) | 個人認証機能付き携帯端末機器およびそのシステム | |
| JPWO2004056076A1 (ja) | 移動通信端末 | |
| JP2001230858A (ja) | 携帯電話システム及び携帯電話機 | |
| US8041340B2 (en) | Personal information protecting method and mobile terminal | |
| JP2000002029A (ja) | 電子ロックシステム | |
| US20030117260A1 (en) | Access control system | |
| JPH09182158A (ja) | 携帯電話機 | |
| JP2001053870A (ja) | 携帯電話機及び携帯電話機のダイヤルロック解除方法 | |
| JP3631706B2 (ja) | 移動通信端末、通信システム、通信端末ロック方法、およびプログラム | |
| JPH1198244A (ja) | 発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法及び携帯電話機能付き携帯機器 | |
| JPH09312687A (ja) | 防犯機能付き携帯電話機 | |
| JPH01302923A (ja) | 無線電話機の盗難対策システム | |
| JP3695945B2 (ja) | 移動体通信端末におけるシークレットデータ表示方法 | |
| JP3012599B2 (ja) | 携帯電話機及びそれに用いるキーロック方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 | |
| JP2003283649A (ja) | 通信装置 |