JP2001053858A - 回線自動選択装置 - Google Patents

回線自動選択装置

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JP2001053858A
JP2001053858A JP11228469A JP22846999A JP2001053858A JP 2001053858 A JP2001053858 A JP 2001053858A JP 11228469 A JP11228469 A JP 11228469A JP 22846999 A JP22846999 A JP 22846999A JP 2001053858 A JP2001053858 A JP 2001053858A
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Hiroyasu Yoshikawa
弘康 吉川
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの要求に応じて必要な通信サービスに
関する情報を受信し当該通信サービスを含むACRプロ
グラムをダウンロードしてACR動作することができる
回線自動選択装置を提供する。 【解決手段】 主制御部1は、電気通信事業者が提供す
る通信サービスに関する情報をサービスセンター装置3
0から公衆電話回線Lを介してダウンロードし(S1
2)、受信された通信サービスに関する情報を含むサー
ビスメニューデータをメニューデータメモリ7aに格納
した後(S13)読み出し(S2)表示部4に表示する
(S5)。そして、ユーザが表示されたサービスメニュ
ーデータを見て所望の通信サービスを操作部5を用いて
選択し、これに応答して主制御部1は、選択された通信
サービスを含む回線自動選択プログラムをサービスセン
ター装置30からダウンロードする(S23)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば公衆電話回
線などの通信回線に接続され、電気通信事業者の回線を
自動的に選択する回線自動選択装置(ACR(Automati
c Carrier Routing)装置;自動電話会社選択装置とも
いう。)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、最低料金回線自動選択機能を有す
るLCR(Least Cost Routing)装置は、例えば市外電
話をかけるときに、ダイヤルのときの市外局番から自動
的に通話料の安い市外通話サービスの電気通信事業者を
選択して、その電気通信事業者の識別番号を付加して発
呼するように構成されている。ユーザは、電話をかける
ときの操作を変えることなく、より安価な通信サービス
を選択して利用することができる。ここで、LCR装置
は、電話機やファクシミリ装置などの通信端末装置にお
いて内蔵され、もしくはアダプターの形式で付加されて
いる。
【0003】このLCR機能は、長距離系の電気通信事
業者各社が日本電信電話会社(NTT)との料金格差が
ある市外通話の場合に自社の通信サービスを選択させる
目的で導入を進めてきた。しかしながら、例えば東京通
信ネットワークの「東京電話」の登場で、既存のLCR
機能では、「最も安い回線」を選択できない場合もでて
きており、このため、長距離系の電気通信事業者では、
LCR装置をACR装置と名称を変更してきている。ま
た、各電気通信事業者は、例えばNTTのテレチョイス
(登録商標)やエリアプラス(登録商標)などのように
種々の通信サービスを提供しており、ACR装置は複数
の通信サービスに対応するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ACR
装置において、複数のサービスに装置を対応させること
はプログラム容量が大きくなり、多大のメモリ容量を必
要とし、コストアップにつながる。また、種々の通信サ
ービスが提供され、さらには新しいサービスが日進月歩
追加されているが、ユーザはそれらのサービスのすべて
を把握することができない。
【0005】本発明の目的は以上の問題点を解決し、ユ
ーザの要求に応じて必要な通信サービスに関する情報を
受信することができ、しかも当該通信サービスを含むA
CRプログラムをダウンロードしてACR動作すること
ができる回線自動選択装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の回線自動選択装置は、電気通信事業者の回線を自動
的に選択する回線自動選択装置において、電気通信事業
者が提供する通信サービスに関する情報をセンター装置
からダウンロードする第1の受信手段と、ダウンロード
された通信サービスに関する情報を表示して選択する表
示選択手段と、選択された通信サービスを含む回線自動
選択プログラムをセンター装置からダウンロードする第
2の受信手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の回線自動選択装置
は、請求項1記載の回線自動選択装置において、上記通
信サービスに関する情報は通信サービスのサービス開始
日を含み、現在日を計時する計時手段をさらに備え、上
記第1の受信手段は、上記サービス開始日が上記計時さ
れた現在日以降となったときに、センター装置に発呼し
て、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置か
らダウンロードすることを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3記載の回線自動選択装置
は、請求項1又は2記載の回線自動選択装置において、
上記表示選択手段は最新の通信サービスに関する情報の
要求の選択肢を表示し、当該選択肢が選択されたとき
に、上記第1の受信手段はセンター装置に発呼して、最
新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウ
ンロードすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。 <実施形態>図1は、本発明に係る実施形態である、回
線自動選択機能を有するファクシミリ装置20の構成を
示すブロック図であり、図2は図1のサービスセンター
装置30の構成を示すブロック図である。
【0010】この実施形態のファクシミリ装置20は、
電気通信事業者の回線を自動的に選択する回線自動選択
機能(ACR機能)を備え、主制御部1は、電気通信事
業者が提供する通信サービスに関する情報をサービスセ
ンター装置30から公衆電話回線Lを介してダウンロー
ドし(図5のS12)、受信された通信サービスに関す
る情報を含むサービスメニューデータをメニューデータ
メモリ7aに格納した後(図5のS13)読み出し(図
4のS2)表示部4に表示する(図4のS5)。そし
て、ユーザが表示されたサービスメニューデータを見て
所望の通信サービスを操作部5を用いて選択し、これに
応答して主制御部1は、選択された通信サービスを含む
回線自動選択プログラムをサービスセンター装置30か
らダウンロードする(図6のS23)ことを特徴として
いる。ここで、上記通信サービスに関する情報は通信サ
ービスのサービス開始日を含み、主制御部1には現在日
時を計時するクロック回路(図示せず。)が接続され、
主制御部1は、上記サービス開始日が上記計時された現
在日以降となったときに(図4のS3)、サービスセン
ター装置30に発呼して、最新の通信サービスに関する
情報をセンター装置からダウンロードする(図5のS1
2)。また、主制御部1は、図3の(4)に示すよう
に、最新の通信サービスに関する情報の要求の選択肢を
表示部4に表示し、ユーザが当該選択肢を選択したとき
(図4のS8でYES)、サービスセンター装置30に
発呼して最新の通信サービスに関する情報をセンター装
置からダウンロードする(図5のS12)。
【0011】また、サービスセンター装置30は公衆電
話回線Lを介して回線自動選択機能を備えたファクシミ
リ装置20に接続され、主制御部101は、ファクシミ
リ装置20からの通信サービスに関する情報の要求に基
づいて当該情報を送信し(図8のS34)、ファクシミ
リ装置20からの選択された通信サービスを含む回線自
動選択プログラムの要求に基づいて当該プログラムを送
信する(図8のS38)ことを特徴とする。ここで、主
制御部101は、ファクシミリ装置20からの最新の通
信サービスに関する情報の要求に基づいて、当該情報を
送信し(図8のS34)、また、ファクシミリ装置20
からの選択された通信サービスを含む回線自動選択プロ
グラムの要求に基づいて、上記選択された通信サービス
のうち現在提供中の通信サービスのみを含む回線自動選
択プログラムを送信する(図8のS38)。
【0012】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、電気通信事業者の回線をより安価な回線を自動的
に選択するための回線自動選択機能を備えている。主制
御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13
を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれ
らを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能
を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキ
ャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメ
ージデータを出力する。画像記録部3は電子写真方式等
のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファ
クシミリ通信により受信したイメージデータをハードコ
ピーとしてプリントアウトして記録する。表示部4は、
液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表
示装置であり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を
表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受
信したイメージデータの表示を行う。
【0013】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0014】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも、図4のサービスメニュー
処理、及び図7のACR判断処理のプログラムを含む。
RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成さ
れ、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプ
ログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶す
る。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した
場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断され
た場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ
8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ
又は受信したイメージデータを記憶する。なお、RAM
7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成して
もよい。
【0015】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Net
work Control Unit)11はアナログ
の公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動
作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回
路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電
話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話
番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常
の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発
信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次
応答信号を発信することができる。なお、NCU11を
所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装
置:Digital Service Unit)を介
して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、
ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0016】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、回線自動選択機能を有している。フ
ァクシミリ通信機能において、画像読取部2により読み
取られたドットイメージデータはファクシミリ通信の規
格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式
に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先の
ファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファ
クシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェア
によりイメージデータに復号化されて画像記録部3から
ハードコピーとして出力される。なお、画像メモリ8は
イメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶し
ているイメージデータを必要に応じて出力する。
【0017】RAM7内のメニューデータメモリ7aに
は、図3の形式のメニューデータが格納されている。図
3は図1の表示部4において表示されるサービスメニュ
ーデータの表示例を示す図であり、「現在日時」は主制
御部1に接続されるクロック回路により計時される現在
日時が表示され、「更新日時」は当該サービスメニュー
データが更新されたときの日時が表示される。表形式で
表示される項目は、メニュー番号、サービス名、及びそ
の状況であり、サービス名には通信サービスの名称のみ
ならず、「最新メニューデータ要求」と「終了」の2つ
の指示コマンドが付加されている。また、「状況」の欄
には、現在サービス提供中であるか、ある日にサービス
開始予定であるか、サービス提供の予定日は未定であ
る、などの詳細な状況が表示される。
【0018】また、RAM7内のACRプログラムメモ
リ7bには、サービスセンター装置30からダウンロー
ドした、例えば図7のACR判断処理のプログラムが格
納される。
【0019】図2は、図1のファクシミリ装置20と公
衆電話回線Lを介して接続されるサービスセンター装置
30の構成を示すブロック図である。サービスセンター
装置30は、ファクシミリ装置20と比較して、ファッ
クスモデム10に代えてデータモデム110を備えると
ともに、画像読取部2及び画像記録部3を備えていない
が、フロッピーディスクドライブ装置121及びドライ
ブ装置インターフェース122を備えている。主制御部
101は当該サービスセンター装置30の動作を制御す
るものであり、主として図8のサービスセンター処理を
実行する。サービスセンター装置30にはさらに、公衆
電話回線Lに接続されたNCU111と、メニューデー
タメモリ107a及びACRプログラムメモリ107b
を含むRAM107と、ROM106と、表示部104
と、操作部105とを備える。
【0020】最新のメニューデータは、操作部105を
用いて、もしくは当該データが格納されたフロッピーデ
ィスクをフロッピーディスクドライブ装置121に挿入
して当該データをフロッピーディスクドライブ装置12
1から信号変換等を行うドライブ装置インターフェース
122を介してRAM107内のメニューデータメモリ
107aに書き込む。また、最新のACRプログラム
は、操作部105を用いて、もしくは当該プログラムが
格納されたフロッピーディスクをフロッピーディスクド
ライブ装置121に挿入して当該プログラムをフロッピ
ーディスクドライブ装置121からドライブ装置インタ
ーフェース122を介してRAM107内のACRプロ
グラムメモリ107bに書き込む。
【0021】図4は、図1のファクシミリ装置20の主
制御部1によって実行されるサービスメニュー処理を示
すフローチャートである。図4において、まず、ステッ
プS1において操作部5内のメニューキーを押下したか
否かが判断され、YESとなったときにステップS2に
おいてメニューデータメモリ7aからメニューデータを
読み出す。そして、ステップS3において現在日は開始
予定日以降か否かが判断され、YESのときはステップ
S4に進む一方、NOのときはステップS5に進む。ス
テップS4では、図5の最新メニューデータ要求処理を
実行して、ステップS2に戻る。一方、ステップS5で
は、読み出したメニューデータを表示部4に表示し、ス
テップS6においてメニュー番号を押下したか否かが判
断され、YESのときステップS7において終了か否か
が判断され、YESのときは当該サービスメニュー処理
を終了する一方、NOのときはステップS8に進む。ス
テップS8において最新メニュー要求か否かが判断さ
れ、YESのときはステップS4に進む一方、NOのと
きはステップS9に進む。そして、ステップS9におい
て現在自機で提供中の新しいサービスがあるか否かが判
断され、YESのときはステップS10に進む一方、N
Oのときは当該サービスメニュー処理を終了する。ステ
ップS10では、図6の新規サービスプログラム要求処
理を実行して当該サービスメニュー処理を終了する。
【0022】図5は、図4のサブルーチンである最新メ
ニューデータ要求処理を示すフローチャートである。図
5において、まず、ステップS11においてサービスセ
ンター装置30に発呼し、ステップS12において、図
4のサービスメニュー処理におけるユーザの要求に応じ
て、所望の選択されたサービスのデータ要求、又はメニ
ューデータ要求コマンドを送出して、最新のメニューデ
ータをダウンロードする。次いで、ステップS13にお
いてダウンロードしたメニューデータをメニューデータ
メモリ7aに格納し、ステップS14において回線開放
して当該最新メニューデータ要求処理を終了する。
【0023】図6は、図4のサブルーチンである新規サ
ービスプログラム要求処理を示すフローチャートであ
る。図6において、まず、ステップS21においてサー
ビスセンター装置30に発呼し、ステップS22におい
て新規サービスプログラム要求コマンド及び新規サービ
スに対応するメニュー番号のデータを送出する。次い
で、ステップS23において対応する新規サービスを含
むACRプログラムをダウンロードして、ステップS2
4においてダウンロードしたACRプログラムをACR
プログラムメモリ7bに格納する。さらに、ステップS
25において回線開放して当該新規サービスプログラム
要求処理を終了する。
【0024】図7は、図1のファクシミリ装置20の主
制御部1によって実行される、ACRプログラムの一例
であるACR判断処理を示すフローチャートである。図
7において、まず、ステップS41においてテレチョイ
スに加入済みか否かが判断され、YESのときはステッ
プS45に進む一方、NOのときはステップS42に進
む。ステップS42において3分に対する課金時間を基
準として市外局番に基づいて最も安価な回線を選択する
ための所定のACRテーブルを用いてNTTを選択する
か、NTT以外の長距離系NCCを選択するかのNTT
/NCC選択を行う。ステップS43においてNTTが
選択されたか否かが判断され、YESのときはステップ
S44に進む一方、NOのときはステップS47に進
む。ステップS44においてNTTの回線を選択して当
該ACR判断処理を終了する。一方、ステップS47で
は、所定のNCCの回線を選択して当該ACR判断処理
を終了する。
【0025】ステップS45において市内通話か否かが
判断され、YESのときはステップS48に進む一方、
NOのときはステップS46に進む。また、ステップS
46において発呼しようとする電話番号はテレチョイス
に契約した電話番号であるか否かが判断され、YESの
ときはステップS48に進む一方、NOのときはステッ
プS47に進む。ステップS48では、NTTの回線を
選択する。
【0026】図8は、図2のサービスセンター装置30
の主制御部101によって実行されるサービスセンター
処理を示すフローチャートである。図8において、ま
ず、着呼したか否かが判断され、YESのときにステッ
プS32においてメニューデータ要求コマンドを受信し
たか否かが判断され、YESのときはステップS34に
進む一方、NOのときはステップS33に進む。また、
ステップS33において新規サービスプログラム要求コ
マンドを受信したか否かが判断され、YESのときはス
テップS36に進む一方、NOのときはステップS39
に進む。ステップS34においてメニューデータメモリ
107aから、所望の選択されたサービスのデータを含
む最新のメニューデータを読み出して送信し、ステップ
S35において回線開放して当該サービスセンター処理
を終了する。また、ステップS36においてメニュー番
号のデータを受信し、ステップS37において提供中の
サービスか否かが判断され、YESのときはステップS
38に進む一方、NOのときはステップS39に進む。
ステップS38において対応する新規サービスを含むA
CRプログラムをACRプログラムメモリ107bから
読み出して送信した後、ステップS35で回線開放して
当該サービスセンター処理を終了する。また、ステップ
S39では、DCN信号を送信した後、ステップS35
で回線開放して当該サービスセンター処理を終了する。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ファクシミリ装置20の主制御部1は、電気通信事
業者が提供する通信サービスに関する情報をサービスセ
ンター装置30から公衆電話回線Lを介してダウンロー
ドし(図5のS12)、受信された通信サービスに関す
る情報を含むサービスメニューデータをメニューデータ
メモリ7aに格納した後(図5のS13)読み出し(図
4のS2)表示部4に表示する(図4のS5)。そし
て、ユーザが表示されたサービスメニューデータを見て
所望の通信サービスを操作部5を用いて選択し、これに
応答して主制御部1は、選択された通信サービスを含む
回線自動選択プログラムをサービスセンター装置30か
らダウンロードする(図6のS23)。従って、ユーザ
は現在提供中又は提供予定の通信サービスの状況を適確
に把握することができ、ユーザが所望する通信サービス
に応じたACRプログラムをダウンロードすることがで
きる。これにより、ACRプログラムメモリ7bは従来
例に比較して少なくてすみ、当該装置を安価に製造する
ことができる。
【0028】また、上記通信サービスに関する情報は通
信サービスのサービス開始日を含み、主制御部1には現
在日時を計時するクロック回路(図示せず。)が接続さ
れ、主制御部1は、上記サービス開始日が上記計時され
た現在日以降となったときに(図4のS3)、サービス
センター装置30に発呼して、最新の通信サービスに関
する情報をセンター装置からダウンロードする(図5の
S12)。従って、自動的に最新のメニューデータを得
ることができ、ユーザは現在提供中又は提供予定の最新
の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユ
ーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラム
をダウンロードすることができる。
【0029】さらに、主制御部1は、図3の(4)に示
すように、最新の通信サービスに関する情報の要求の選
択肢を表示部4に表示し、ユーザが当該選択肢を選択し
たとき(図4のS8でYES)、サービスセンター装置
30に発呼して最新の通信サービスに関する情報をセン
ター装置からダウンロードする(図5のS12)。従っ
て、ユーザの希望するときに最新のメニューデータを得
ることができ、これにより、無駄な自動的な発呼を抑制
することができるとともに、ユーザは現在提供中又は提
供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握するこ
とができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたAC
Rプログラムをダウンロードすることができる。
【0030】また、本実施形態によれば、サービスセン
ター装置30の主制御部101は、ファクシミリ装置2
0からの通信サービスに関する情報の要求に基づいて当
該情報を送信し(図8のS34)、ファクシミリ装置2
0からの選択された通信サービスを含む回線自動選択プ
ログラムの要求に基づいて当該プログラムを送信する
(図8のS38)。従って、ファクシミリ装置20側の
ユーザは現在提供中又は提供予定の通信サービスの状況
を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サ
ービスに応じたACRプログラムをダウンロードするこ
とができる。また、サービスセンター側では、電話での
応対を必要とせず、受付センターの対応時間を実質的に
削減することができる。さらに、ファクシミリ装置20
などの通信端末装置側の要求に応じて上述のデータを送
信するので、当該センター装置30の回線を効率良く使
用することができる。
【0031】また、主制御部101は、ファクシミリ装
置20からの最新の通信サービスに関する情報の要求に
基づいて、当該情報を送信する(図8のS34)。従っ
て、従って、ファクシミリ装置20側のユーザは現在提
供中又は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に
把握することができる。
【0032】さらに、主制御部101は、ファクシミリ
装置20からの選択された通信サービスを含む回線自動
選択プログラムの要求に基づいて、上記選択された通信
サービスのうち現在提供中の通信サービスのみを含む回
線自動選択プログラムを送信する(図8のS38)。従
って、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプ
ログラムをダウンロードすることができ、ファクシミリ
装置20の回線自動選択機能を適確に動作させることが
できる。
【0033】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えばデータ通信装置、電話
機などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の回線自動選択装置によれば、電気通信事業者の
回線を自動的に選択する回線自動選択装置において、電
気通信事業者が提供する通信サービスに関する情報をセ
ンター装置からダウンロードする第1の受信手段と、ダ
ウンロードされた通信サービスに関する情報を表示して
選択する表示選択手段と、選択された通信サービスを含
む回線自動選択プログラムをセンター装置からダウンロ
ードする第2の受信手段とを備える。従って、ユーザは
現在提供中又は提供予定の通信サービスの状況を適確に
把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに
応じたACRプログラムをダウンロードすることができ
る。これにより、ACRプログラムを記憶するメモリは
従来例に比較して少なくてすみ、当該装置を安価に製造
することができる。
【0035】また、請求項2記載の回線自動選択装置に
よれば、請求項1記載の回線自動選択装置において、上
記通信サービスに関する情報は通信サービスのサービス
開始日を含み、現在日を計時する計時手段をさらに備
え、上記第1の受信手段は、上記サービス開始日が上記
計時された現在日以降となったときに、センター装置に
発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター
装置からダウンロードする。従って、自動的に最新のメ
ニューデータを得ることができ、ユーザは現在提供中又
は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握す
ることができ、ユーザが所望する通信サービスに応じた
ACRプログラムをダウンロードすることができる。
【0036】さらに、請求項3記載の回線自動選択装置
によれば、請求項1又は2記載の回線自動選択装置にお
いて、上記表示選択手段は最新の通信サービスに関する
情報の要求の選択肢を表示し、当該選択肢が選択された
ときに、上記第1の受信手段はセンター装置に発呼し
て、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置か
らダウンロードする。従って、ユーザの希望するときに
最新のメニューデータを得ることができ、これにより、
無駄な自動的な発呼を抑制することができるとともに、
ユーザは現在提供中又は提供予定の最新の通信サービス
の状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する
通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロード
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、回線自動選択
機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1のファクシミリ装置20と公衆電話回線
Lを介して接続されるサービスセンター装置30の構成
を示すブロック図である。
【図3】 図1の表示部4において表示されるサービス
データメニューの表示例を示す図である。
【図4】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行されるサービスメニュー処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】 図4のサブルーチンである最新メニューデー
タ要求処理を示すフローチャートである。
【図6】 図4のサブルーチンである新規サービスプロ
グラム要求処理を示すフローチャートである。
【図7】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行されるACR判断処理を示すフローチャート
である。
【図8】 図2のサービスセンター装置30の主制御部
101によって実行されるサービスセンター処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 4…表示部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…メニューデータメモリ、 7b…ACRプログラムメモリ、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 30…サービスセンター装置、 101…主制御部、 104…表示部、 105…操作部、 106…ROM、 107…RAM、 107a…メニューデータメモリ、 107b…ACRプログラムメモリ、 110…データモデム、 111…NCU、 113…バス、 121…フロッピーディスクドライブ装置、 122…ドライブ装置インターフェース、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信事業者の回線を自動的に選択す
    る回線自動選択装置において、電気通信事業者が提供す
    る通信サービスに関する情報をセンター装置からダウン
    ロードする第1の受信手段と、ダウンロードされた通信
    サービスに関する情報を表示して選択する表示選択手段
    と、選択された通信サービスを含む回線自動選択プログ
    ラムをセンター装置からダウンロードする第2の受信手
    段とを備えたことを特徴とする回線自動選択装置。
  2. 【請求項2】 上記通信サービスに関する情報は通信サ
    ービスのサービス開始日を含み、現在日を計時する計時
    手段をさらに備え、上記第1の受信手段は、上記サービ
    ス開始日が上記計時された現在日以降となったときに、
    センター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する
    情報をセンター装置からダウンロードすることを特徴と
    する請求項1記載の回線自動選択装置。
  3. 【請求項3】 上記表示選択手段は最新の通信サービス
    に関する情報の要求の選択肢を表示し、当該選択肢が選
    択されたときに、上記第1の受信手段はセンター装置に
    発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター
    装置からダウンロードすることを特徴とする請求項1又
    は2記載の回線自動選択装置。
JP11228469A 1999-08-12 1999-08-12 回線自動選択装置 Pending JP2001053858A (ja)

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