JP2001053835A - 話速変換装置を備えた通話装置 - Google Patents

話速変換装置を備えた通話装置

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JP2001053835A
JP2001053835A JP11174270A JP17427099A JP2001053835A JP 2001053835 A JP2001053835 A JP 2001053835A JP 11174270 A JP11174270 A JP 11174270A JP 17427099 A JP17427099 A JP 17427099A JP 2001053835 A JP2001053835 A JP 2001053835A
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光男 藤本
Tatsuo Inoue
健生 井上
Kozo Okuda
浩三 奥田
Mika Kirimoto
美香 桐本
Naoya Iwasaki
直哉 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 話速変換装置を備えた電話機において、自動
的に使用者に適応した話速になるようにすることを目的
とする。 【解決手段】 第2音声信号検出部4及び第1音声信号
検出部2からの検出結果に基づいて、計時部5が通話相
手の発話の終了時点から使用者の発話の開始時点までの
観測経過時間tを求め、平均応答時間演算部6が平均応
答時間Tを求める。さらに、閾値演算部7が各閾値t
1,t2を求め、各閾値t1,t2と観測経過時間tと
を比較し、観測経過時間t>t1であれば、再生速度倍
率nをα・n(α=0.9)に変更し、一方、測経過時
間t<t2であれば、再生速度倍率nをβ・n(β=
1.1)に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は話速変換装置を備え
た電話機や補聴器等の通話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば話速変換の機能を備えた電
話機として、特開平6−311211号公報に開示され
ているものが知られている。この公報に開示された電話
機では、モードキーの操作によって「遅聞き」モードを
選択し、該モードの選択中は話速変換処理回路によって
通話相手からの音声信号の時間軸を伸長し、通話相手の
言葉をゆっくりした音声で聴き取ることができるように
構成されている。
【0003】このように話速変換とは、音声信号の時間
軸を圧縮してその再生速度(話速)を本来の速度よりも
速くしたり、あるいは逆に音声信号の時間軸を伸長して
その再生速度(話速)を本来の速度よりも遅くしたりす
ることを言う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記の電話
機のように、話速変換処理によって通話相手の言葉をゆ
っくりした音声にしても、それが使用者にとって最適な
話速(再生速度)であるとは限らない。
【0005】例えば、お年寄りが通話相手の話を聴く時
のように、相手の話す速度が速くて聴き取り難かった
り、あるいは理解するのに時間を要する場合や、相手の
話す言葉が使い慣れない外国語のために理解するのに時
間を要する場合、また、低年齢の子供のように相手の言
葉の理解が遅い場合など、種々の状況や個人差に応じ
て、使用者にとって適した話速は変わるが、上記の電話
機ではこれを適した話速に変更することはできなかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の話速変換装置を備えた通話装置は、到来す
る通話相手の音声信号の時間軸を圧縮または伸長して前
記音声信号の再生速度を変更して出力する話速変換手段
と、前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情報
を与える話速倍率変更手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】また、到来する通話相手の音声信号の時間
軸を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更
して出力する話速変換手段と、無音の経過時間を計時す
る計時手段と、前記計時手段が求めた経過時間に応じて
前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情報を与
える話速倍率変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、前記計時手段は、到来する通話相手
の音声信号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者
の音声信号の有音状態の検出時点までの無音区間を計時
することを特徴とする。
【0009】また、前記話速倍率変更手段は、前記計時
手段が求めた経過時間が第1の閾値より大きいときは前
記話速変換手段に対して再生速度を遅くするための指示
を与える情報を与え、前記計時手段が求めた経過時間が
第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して
再生速度を速くするための指示を与える情報を与えるこ
とを特徴とする。
【0010】また、前記第2の閾値は、前記第1の閾値
より小さく設定されていることを特徴とする。
【0011】そして、本発明の話速変換装置を備えた通
話装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮
または伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力
する話速変換手段と、無音の経過時間を計時する計時手
段と、前記計時手段が求めた経過時間に基づいて閾値を
求める閾値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間
と前記閾値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づい
て前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情報を
与える話速倍率変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、前記計時手段は、到来する通話相手
の音声信号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者
の音声信号の有音状態の検出時点までの無音区間を計時
することを特徴とする。
【0013】また、前記話速倍率変更手段は、前記計時
手段が求めた経過時間が第1の閾値より大きいときは前
記話速変換手段に対して再生速度を遅くするための指示
を与える情報を与え、前記計時手段が求めた経過時間が
第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して
再生速度を速くするための指示を与える情報を与えるこ
とを特徴とする。
【0014】また、前記第2の閾値は、前記第1の閾値
より小さく設定されていることを特徴とする。
【0015】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、到来する通話相手の音声信号の無音
状態の検出時点から通話装置の使用者の音声信号の有音
状態の検出時点までの経過時間を計時する計時手段と、
前記計時手段が求めた経過時間に基づいて使用者の平均
的な応答時間を求める応答時間演算手段と、前記応答時
間演算手段が求めた応答時間に基づいて閾値を求める閾
値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間と前記閾
値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づいて前記話
速変換手段に対して再生速度を指示する情報を与える話
速倍率変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、前記閾値演算手段は、前記応答時間
演算手段が求めた応答時間に基づいて、第1の閾値及び
この第1の閾値より小さい第2の閾値とを求めることを
特徴とする。
【0017】また、前記話速倍率変更手段は、前記計時
手段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求めた第
1の閾値より大きいときは前記話速変換手段に対して再
生速度を遅くするための指示を与える情報を与え、前記
計時手段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求め
た第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対し
て再生速度を速くするための指示を与える情報を与える
ことを特徴とする。
【0018】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、到来する通話相手の音声信号の無音
状態の検出時点から通話装置の使用者の音声信号の有音
状態の検出時点までの経過時間を計時する計時手段と、
前記計時手段が求めた経過時間に基づいて使用者の平均
的な応答時間を求める応答時間演算手段と、前記応答時
間演算手段が求めた応答時間に基づいて閾値を求める閾
値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間と前記閾
値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づいて前記話
速変換手段に対して再生速度を指示する情報を与える話
速倍率変更手段と、複数の使用者の平均的な応答時間情
報が予め記憶された情報記憶手段と、前記情報記憶手段
に記憶された複数の使用者の平均的な応答時間情報の中
から1つの応答時間情報を選択する選択手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0019】また、前記使用者の平均的な応答時間情報
は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする。
【0020】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、到来する通話相手の音声信号の無音
状態の検出時点から通話装置の使用者の音声信号の有音
状態の検出時点までの経過時間を計時する計時手段と、
前記計時手段が求めた経過時間に基づいて使用者の平均
的な応答時間を求める応答時間演算手段と、前記応答時
間演算手段が求めた応答時間に基づいて閾値を求める閾
値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間と前記閾
値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づいて前記話
速変換手段に対して再生速度を指示する情報を与える話
速倍率変更手段と、使用者を認識するための認識情報及
びこの認識情報と関連付けられた使用者の平均的な応答
時間情報が予め記憶された情報記憶手段と、前記情報記
憶手段に記憶された複数の使用者の平均的な応答時間情
報の中から1つの応答時間情報を選択する選択手段とを
備えたことを特徴とする。
【0021】また、前記使用者の平均的な応答時間情報
は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする。
【0022】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、前記話速変換手段が出力する時間軸
が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄積手段
と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段と、無
音の経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が求
めた経過時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、
前記計時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求
めた閾値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対
して再生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段
とを備えたことを特徴とする。
【0023】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする。
【0024】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるよう
に変化することを特徴とする。
【0025】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段
から与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように
変化することを特徴とする。
【0026】また、前記計時手段は、到来する通話相手
の音声信号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者
の音声信号の有音状態の検出時点までの無音区間を計時
することを特徴とする。
【0027】また、前記話速倍率変更手段は、前記計時
手段が求めた経過時間が第1の閾値より大きいときは前
記話速変換手段に対して再生速度を遅くするための指示
を与える情報を与え、前記計時手段が求めた経過時間が
第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して
再生速度を速くするための指示を与える情報を与えるこ
とを特徴とする。
【0028】また、前記第2の閾値は、前記第1の閾値
より小さく設定されていることを特徴とする。
【0029】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、前記話速変換手段が出力する時間軸
が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄積手段
と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段と、到
来する通話相手の音声信号の無音状態の検出時点から通
話装置の使用者の音声信号の有音状態の検出時点までの
経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が求めた
経過時間に基づいて使用者の平均的な応答時間を求める
応答時間演算手段と、前記応答時間演算手段が求めた応
答時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、前記計
時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求めた閾
値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対して再
生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段とを備
えたことを特徴とする。
【0030】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする。
【0031】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるよう
に変化する。
【0032】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段
から与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように
変化することを特徴とする。
【0033】また、前記閾値演算手段は、前記応答時間
演算手段が求めた応答時間に基づいて、第1の閾値及び
この第1の閾値より小さい第2の閾値とを求めることを
特徴とする。
【0034】また、前記話速倍率変更手段は、前記計時
手段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求めた第
1の閾値より大きいときは前記話速変換手段に対して再
生速度を遅くするための指示を与える情報を与え、前記
計時手段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求め
た第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対し
て再生速度を速くするための指示を与える情報を与える
ことを特徴とする。
【0035】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、前記話速変換手段が出力する時間軸
が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄積手段
と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段と、到
来する通話相手の音声信号の無音状態の検出時点から通
話装置の使用者の音声信号の有音状態の検出時点までの
経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が求めた
経過時間に基づいて使用者の平均的な応答時間を求める
応答時間演算手段と、前記応答時間演算手段が求めた応
答時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、前記計
時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求めた閾
値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対して再
生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段と、複
数の使用者の平均的な応答時間情報が予め記憶された情
報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された複数の使
用者の平均的な応答時間情報の中から1つの応答時間情
報を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0036】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする。
【0037】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるよう
に変化することを特徴とする。
【0038】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段
から与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように
変化することを特徴とする。
【0039】また、前記使用者の平均的な応答時間情報
は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする。
【0040】さらに本発明の話速変換装置を備えた通話
装置は、到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧縮ま
たは伸長して前記音声信号の再生速度を変更して出力す
る話速変換手段と、前記話速変換手段が出力する時間軸
が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄積手段
と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段と、到
来する通話相手の音声信号の無音状態の検出時点から通
話装置の使用者の音声信号の有音状態の検出時点までの
経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が求めた
経過時間に基づいて使用者の平均的な応答時間を求める
応答時間演算手段と、前記応答時間演算手段が求めた応
答時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、前記計
時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求めた閾
値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対して再
生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段と、使
用者を認識するための認識情報及びこの認識情報と関連
付けられた使用者の平均的な応答時間情報が予め記憶さ
れた情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された複
数の使用者の平均的な応答時間情報の中から1つの応答
時間情報を選択する選択手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0041】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする。
【0042】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるよう
に変化することを特徴とする。
【0043】また、前記話速変換手段は、前記蓄積手段
の残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段
から与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように
変化することを特徴とする。
【0044】また、前記使用者の平均的な応答時間情報
は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施例について説明する。
【0046】先ず、図1は本発明の話速変換装置を適用
した電話機の構成を示す概略ブロック図である。同図に
おいて、1は電話機の受話器(図示せず)に設けられた
マイク部、2は前記マイク部1より入力した話者の音声
信号を検出する第1音声信号検出部、3は受話器に設け
られたスピーカ部、4は電話回線L及び話速変換処理部
9を介して到来する通話相手の音声信号を検出するため
の第2音声信号検出部である。
【0047】尚、前記電話回線Lは有線に限らず、携帯
電話のように無線(電波)回線によるものでもよい。ま
た、補聴器を介しての通話(対話)のように話相手の声
が直接に到来する場合には、回線は特に必要でない。
【0048】5は、図2に示すように、前記第1音声信
号検出部2及び第2音声信号検出部4における音声信号
の検出に基づいて、通話相手の発話の終了時点から話者
(電話の使用者)の発話の開始時点までの経過時間(以
下、観測経過時間tとする)を逐次求める計時部であ
る。
【0049】6は、前記計時部5で求めた観測経過時間
tに基づき、話者の平均的な応答時間(以下、平均応答
時間Tとする)を求める平均応答時間演算部である。前
記平均応答時間Tは次式のように重み付け平均化によっ
て求めることができる。
【0050】
【数1】
【0051】上記式で得られた平均応答時間T(左辺)
は、次回の計算時には右辺に適用され、新たに重み付け
平均化されて最新の平均応答時間Tの値が求められる。
【0052】尚、前記平均応答時間Tを最初に求めると
きに適用する平均応答時間Tの初期値(上記式の右辺に
適用される)を、予め演算してメモリに記憶しておき、
通話開始直後にはメモリに記憶してある平均応答時間T
の初期値を利用するようにすれば、適切な話速に至るま
での時間を短縮することが出来る。
【0053】特に、複数の人によって1台の電話機を共
用するような場合、前記平均応答時間Tを各使用者毎に
予め求めておいてメモリに記憶しておけば、各人の適切
な話速に至るまでの時間を短縮することが出来るので好
都合である。
【0054】即ち、本発明の電話機では、個人差や状況
に応じて再生速度たる話速が使用者に適するように自動
的に変更されるが、通話開始時点から使用者に適した話
速に変更されるまでの時間を短縮するには、通話開始時
の平均応答時間Tが電話を使用する人の平均的な応答時
間になるべく近い方がよいということであるが、その動
作の詳細については後述する。
【0055】7は、前記平均応答時間演算部6で求めた
平均応答時間Tに基づいて、第1閾値t1及び第2閾値
t2を求める閾値演算部である。前記各閾値t1,t2
は次式によって求めることができる。
【0056】
【数2】
【0057】8は、前記計時部5からの観測経過時間t
と前記閾値演算部7で求めた各閾値t1,t2とを比較
し、次式によって再生速度倍率nを求める話速情報変更
部である。尚、上記数2において、t1及びt2を求め
るための係数(すなわち、1.5及び0.7)はあくま
でも一例である。
【0058】
【数3】
【0059】上記式で得られた再生速度倍率n(左辺)
は、次回の計算時には右辺に適用され、新たにαまたは
βの計数と乗算されて再生速度倍率nが求められる。
尚、上記数3の各式において、α=0.9、β=1.1
としているが、あくまでも一例であり、これに限定され
るものではない。
【0060】9は、前記話速情報変更部8で求められた
再生速度倍率nに基づいて、電話回線を介して到来する
通話相手の音声の時間軸伸長によって話速変換を行う話
速変換処理部である。該話速変換処理部9内には、電話
回線を介して到来する通話相手の音声信号の時間軸を圧
縮伸長するピッチ圧縮伸長部10を有している。
【0061】該ピッチ圧縮伸長部10は、バリアブル・
スピーチ・コントロール(VSC)を行なうものであ
り、ここで用いられる圧縮伸長法としては、例えば、ポ
インター移動量制御による重複加算法(Pointer Interv
al Control Overlap and Add :PICOLA)やTDH
S(Time Domain Harmonic Scaling)法等の既知の方法が
利用できる。
【0062】例えば、上記重複加算法(PICOLA)
の場合、到来する音声信号を分析してピッチ周期を抽出
し、例えば10ピッチ周期が11ピッチ周期になるよう
に、つまり圧縮率11/10で音声信号を伸長する。こ
れによって音声信号の時間軸が1.1倍に伸長されるこ
とになり、再生速度倍率n=1/1.1=0.91(略
0.9)となる。即ち、話速(再生速度)は約0.9倍
になり、時間的には1.1倍に延びて少し遅くなる。こ
のように再生速度倍率nが1よりも小さいときは話速を
遅くすることになり、逆に、音声信号の話速を速くする
には、1より大きい再生速度倍率nに設定すればよい。
【0063】尚、上記のような話速変換処理を行うため
に、前記話速変換処理部9はA/D変換器及びメモリ
(図示せず)を有しており、電話回線Lを介して到来す
る通話相手の音声信号をデジタル信号に変換し、デジタ
ルの音声信号データを一定量分保持するように構成され
ている。然し乍ら、前記A/D変換器及びメモリは必ず
しも話速変換処理部9に内臓している必要は無く、外付
けの部品で構成されていても良い。
【0064】また、話速を速くしたり遅くする方法は、
上記に限られるものではなく、要するに音声信号の時間
軸を圧縮伸長してその再生速度を変更できるものであれ
ば構わない。例えば、半導体メモリに通話相手の音声を
一時的に記憶し、これを所望の速度にて読み出して話速
変換された音声信号を出力するといった簡単な構成とし
てもよい。
【0065】前述のように、前記再生速度倍率nは話速
変換時に何倍速に設定するかを示す情報であり、前記話
速情報変更部8からの再生速度倍率n=1のとき、話速
は1倍速であり、よって話速変換処理部9は通話相手の
音声の時間軸伸長は行わない。
【0066】続いて、本発明の電話機の動作を図3のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0067】先ず、使用者が受話器を取り上げるとオフ
フック状態が検出される(S1)。そして使用者によ
り、図示されないダイアル用数字ボタンの操作によって
通話相手先の電話番号が入力され、電話機は回線の接続
処理を行うが(S2)、電話番号を入力して回線が繋が
るまでの処理は通常の電話機と同様であるため、その詳
細な説明は割愛する。
【0068】相手先に電話が繋がると、通話相手の音声
信号が前記話速変換処理部9を介してスピーカ3を介し
て放音されると共に第2音声信号検出部へ導かれる。
【0069】ここで、初期状態では話速変換処理部9に
おける再生速度倍率n=1(1倍速)に設定してある
が、前述のように、平均応答時間Tをメモリに記憶して
あるならば、電話が繋がると同時に記憶してある平均応
答時間Tを用いて前記数1乃至数3によって再生速度倍
率nを求め、求めた再生速度倍率nで通話相手の音声を
スピーカ部3より出力するようにしてもよい。
【0070】また、使用者の音声はマイク部2より入力
され、音声信号として電話回線を介して相手先に送信さ
れると共に第1音声信号検出部2へ導かれる。
【0071】そして、前記図2に示したように、第2音
声信号検出部4及び第1音声信号検出部2からの検出結
果に基づいて、計時部5が通話相手の発話の終了時点か
ら使用者の発話の開始時点までの観測経過時間tを求め
る(S3)。尚、第2音声信号検出部4及び第1音声信
号検出部2からの検出結果に応じて、計時部5は観測経
過時間tを逐次求める。
【0072】次に、計時部5によって求められた観測経
過時間tに基づいて、平均応答時間演算部6が平均応答
時間Tを求める(S4)。
【0073】さらに、平均応答時間演算部6によって求
められた平均応答時間Tに基づいて、閾値演算部7が各
閾値t1,t2を求める(S5)。
【0074】そして、話速情報変更部8において、閾値
演算部7が求めた閾値t1と計時部5によって求めた観
測経過時間tとを比較し(S6)、観測経過時間t>第
1閾値t1であれば、再生速度倍率nをα・n(α:話
速変更係数、α=0.9)に変更し、該変更された再生
速度倍率nは話速変換処理部9に与えられ、該話速変換
処理部9は与えられた再生速度倍率nになるようにピッ
チ圧縮伸長部10にて音声信号の時間軸の伸長を行う
(S7)。これによって話速は以前の話速の0.9倍速
になる(遅くなる)。
【0075】補足すると、観測経過時間t>第1閾値t
1の時は、使用者が通話相手の話を聴いてから返答する
までの時間が長いということであり、このような場合は
話者が通話相手の話の内容を理解するのに時間を要して
いると考えられるので、通話相手の話速を遅くすること
で聴き取りやすく且つ話の内容を理解するための時間を
与えることが出来る。
【0076】一方、話速情報変更部8において、閾値演
算部7が求めた閾値t2と計時部5によって求めた観測
経過時間tとを比較し(S8)、観測経過時間t<第2
閾値t2であれば、再生速度倍率nをβ・n(β:話速
変更係数、β=1.1)に変更し、該変更された再生速
度倍率nは話速変換処理部9に与えられ、該話速変換処
理部9は与えられた再生速度倍率nになるようにピッチ
圧縮伸長部10にて音声信号の時間軸の圧縮を行う(S
9)。これによって話速は以前の話速の1.1倍速にな
る(速くなる)。
【0077】補足すると、観測経過時間t>第2閾値t
2の時は、使用者が通話相手の話を聴いてから返答する
までの時間が短いということであり、このような場合は
話者が通話相手の話の内容を理解するのに時間を要して
いないと考えられるので、通話相手の話速を少し速くす
る。
【0078】前記S7〜S9における話速情報の変更処
理は、図に示すようにループ処理になっており、使用者
が通話相手の話を聴いてから返答するまでの観測経過時
間tの変化に応じて、話速が適宜変更される。
【0079】これにより、お年寄りが通話相手の話を聴
く時のように、相手の話す速度が速くて聴き取り難かっ
たり、あるいは理解するのに時間を要する場合や、相手
の話す言葉が使い慣れない外国語のために理解するのに
時間を要する場合、また、低年齢の子供のように相手の
言葉の理解が遅い場合など、種々の状況や個人差に応じ
て変化する観測経過時間tに基づいて話速を自動的に変
更することができる。
【0080】さらに、図4は前記図1に示した電話機に
おいて、情報記憶部11及び話者選択部12を付加した
ものである。この構成においては、情報記憶部11に電
話の使用者各人の名前とこれに関連付けられた平均応答
時間Tを記憶しておき、電話を使用する際には、話者選
択部12の操作ボタン(図示せず)によって使用者を選
択し、これに関連付けられた平均応答時間Tを読み出
し、当初の話速を求める際の初期値とするものである。
【0081】尚、話者選択部12によって選択された人
の平均応答時間Tの初期値を情報記憶部11より読み出
して当初の話速を求める際の初期値とする点を除いて
は、前記図3のフローチャートに示した動作と基本的に
同様であり、よって詳細な説明は割愛する。
【0082】また、図5は前記図1に示した電話機にお
いて、情報記憶部11及び音声認識部13を付加したも
のである。この構成においては、情報記憶部11に電話
の使用者各人の音声認識用データ及びこれに関連付けて
平均応答時間Tを記憶しておき、相手先に電話をかけて
通話が始まると、マイク部1から入力される使用者の音
声を音声認識部13によって認識し、認識した使用者に
関連付けられた平均応答時間Tを情報記憶部11より読
み出し、当初の話速を求める際の初期値とするものであ
る。
【0083】尚、音声認識部13によって認識された人
の平均応答時間Tの初期値を情報記憶部11より読み出
して当初の話速を求める際の初期値とする点を除いて
は、前記図3のフローチャートに示した動作と基本的に
同様であり、よって詳細な説明は割愛する。
【0084】続いて図6は、前記図1に示した電話機
に、さらにメモリの残量を監視するメモリ残量監視部1
4を設けたものである。
【0085】前記した如く、話速変換処理部9は、話速
変換処理を行うために、A/D変換器及びメモリ(図示
せず)を有しており、電話回線Lを介して到来する通話
相手の音声信号をデジタル信号に変換し、デジタルの音
声信号データを一定量分保持するように構成されている
が、通話相手の話が長い場合、メモリに音声信号データ
を蓄積しきれなくなり、蓄積しきれなかった音声信号デ
ータが欠落するなどの不都合を生じる恐れがある。
【0086】このような不都合を回避するために、この
実施例では話速変換処理部9は内部にメモリ残量監視部
14を設けてメモリの残量を常に監視し、メモリの残量
が少なくなるにつれて、話速倍率nを補正するように構
成されている。
【0087】このように構成された電話機の動作を表し
たのが図7のフローチャートである。この実施例におい
ては、ステップS11において、メモリ残量の監視及び
話速倍率nの補正を行う処理を追加している。
【0088】同図において、ステップS7及びステップ
S9で話速倍率nが設定された後、ステップ11でメモ
リの残量が確認される(S11)。ここで、メモリ残量
が十分であれば、設定された話速倍率nで話速変換処理
が続けられる。(S12)。
【0089】上記のように計時情報(t)を取得するま
での間は基本的には前記設定された話速倍率nで話速変
換処理が続けられる。
【0090】然し乍ら、メモリの残量が減少するにつれ
て、該話速倍率nをメモリ残量に応じて段階的に徐々に
1に近づけるように徐々に補正し、メモリのオーバーフ
ローに到達するときには、話速倍率nが1(話速変換無
し、メモリへの音声信号データの蓄積の速度とメモリか
らの音声信号データの読み出し速度が同じになるので音
声信号データが欠落することは無い)になるように制御
する(S13)。
【0091】逆に、メモリの残量が多くなるにつれて、
補正された話速倍率nを話速倍率変更部8から与えられ
ていた本来の話速倍率nへメモリ残量に応じて段階的に
徐々に戻すように制御する(S13)。
【0092】このように話速倍率nを段階的に補正する
ことで、電話機の使用者に突然に話速が大きく変動して
違和感与えることが回避できる。
【0093】尚、実際にはメモリの蓄積量の監視は通話
中において話速変換処理と並行して常に行われており、
図7のフローチャートに示した位置(S11、S13)
においてのみメモリの監視及び話速倍率nの補正が行わ
れるという意味ではなく、作図の便宜上、図示した位置
に監視処理を記載したにすぎない。
【0094】また、前記の図4及び図5に示した電話機
においても図6に示した電話機と同様にメモリ残量監視
部を設けてもよいことは言うまでも無い。
【0095】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、各
使用者に適した話速(再生速度)で通話相手の音声を聴
くことができる。
【0096】また、メモリ(蓄積手段)の残量が減少す
るにつれて話速(再生速度)が1倍速に近づくように構
成されているので、話速変換の途中でメモリがオーバー
フローして通話相手の音声信号データが欠落することも
無く、さらにメモリの残量が増加してくると、本来設定
されていた話速へ自動的に戻すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の話速変換装置を備えた電話機の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】本発明の話速変換装置を備えた電話機の動作を
示すフローチャートである。
【図4】本発明における他の実施例の概略構成を示すを
示すブロック図である。
【図5】本発明における他の実施例の概略構成を示すを
示すブロック図である。
【図6】本発明における他の実施例の概略構成を示すを
示すブロック図である。
【図7】本発明における他の実施例の話速変換装置を備
えた電話機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイク部 2 第1音声信号検出部 3 スピーカ部 4 第2音声信号検出部 5 計時部 6 平均応答時間演算部 7 閾値演算部 8 話速情報変更部部 9 話速変換処理部 10 ピッチ圧縮伸長理部 11 話速情報記憶部 12 話者選択部 13 音声認識部 14 メモリ残量監視手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 浩三 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 桐本 美香 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 岩崎 直哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号三洋 電機株式会社内 Fターム(参考) 5K027 BB01 DD14 DD16 GG08

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 到来する通話相手の音声信号の時間軸を
    圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更して
    出力する話速変換手段と、前記話速変換手段に対して再
    生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段とを備
    えたことを特徴とする話速変換装置を備えた通話装置。
  2. 【請求項2】 到来する通話相手の音声信号の時間軸を
    圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更して
    出力する話速変換手段と、無音の経過時間を計時する計
    時手段と、前記計時手段が求めた経過時間に応じて前記
    話速変換手段に対して再生速度を指示する情報を与える
    話速倍率変更手段とを備えたことを特徴とする話速変換
    装置を備えた通話装置。
  3. 【請求項3】 前記計時手段は、到来する通話相手の音
    声信号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者の音
    声信号の有音状態の検出時点までの無音区間を計時する
    ことを特徴とする請求項2記載の話速変換装置を備えた
    通話装置。
  4. 【請求項4】 前記話速倍率変更手段は、前記計時手段
    が求めた経過時間が第1の閾値より大きいときは前記話
    速変換手段に対して再生速度を遅くするための指示を与
    える情報を与え、前記計時手段が求めた経過時間が第2
    の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して再生
    速度を速くするための指示を与える情報を与えることを
    特徴とする請求項2記載の話速変換装置を備えた通話装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の閾値は、前記第1の閾値より
    小さく設定されていることを特徴とする請求項4記載の
    話速変換装置を備えた通話装置。
  6. 【請求項6】 到来する通話相手の音声信号の時間軸を
    圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更して
    出力する話速変換手段と、無音の経過時間を計時する計
    時手段と、前記計時手段が求めた経過時間に基づいて閾
    値を求める閾値演算手段と、前記計時手段が求めた経過
    時間と前記閾値演算手段で求めた閾値との比較結果に基
    づいて前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情
    報を与える話速倍率変更手段とを備えたことを特徴とす
    る話速変換装置を備えた通話装置。
  7. 【請求項7】 前記計時手段は、到来する通話相手の音
    声信号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者の音
    声信号の有音状態の検出時点までの無音区間を計時する
    ことを特徴とする請求項6記載の話速変換装置を備えた
    通話装置。
  8. 【請求項8】 前記話速倍率変更手段は、前記計時手段
    が求めた経過時間が第1の閾値より大きいときは前記話
    速変換手段に対して再生速度を遅くするための指示を与
    える情報を与え、前記計時手段が求めた経過時間が第2
    の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して再生
    速度を速くするための指示を与える情報を与えることを
    特徴とする請求項6記載の話速変換装置を備えた通話装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第2の閾値は、前記第1の閾値より
    小さく設定されていることを特徴とする請求項6記載の
    話速変換装置を備えた通話装置。
  10. 【請求項10】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、到来する通話相手の音声信
    号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者の音声信
    号の有音状態の検出時点までの経過時間を計時する計時
    手段と、前記計時手段が求めた経過時間に基づいて使用
    者の平均的な応答時間を求める応答時間演算手段と、前
    記応答時間演算手段が求めた応答時間に基づいて閾値を
    求める閾値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間
    と前記閾値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づい
    て前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情報を
    与える話速倍率変更手段とを備えたことを特徴とする話
    速変換装置を備えた通話装置。
  11. 【請求項11】 前記閾値演算手段は、前記応答時間演
    算手段が求めた応答時間に基づいて、第1の閾値及びこ
    の第1の閾値より小さい第2の閾値とを求めることを特
    徴とする請求項10記載の話速変換装置を備えた通話装
    置。
  12. 【請求項12】 前記話速倍率変更手段は、前記計時手
    段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求めた第1
    の閾値より大きいときは前記話速変換手段に対して再生
    速度を遅くするための指示を与える情報を与え、前記計
    時手段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求めた
    第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して
    再生速度を速くするための指示を与える情報を与えるこ
    とを特徴とする請求項10記載の話速変換装置を備えた
    通話装置。
  13. 【請求項13】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、到来する通話相手の音声信
    号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者の音声信
    号の有音状態の検出時点までの経過時間を計時する計時
    手段と、前記計時手段が求めた経過時間に基づいて使用
    者の平均的な応答時間を求める応答時間演算手段と、前
    記応答時間演算手段が求めた応答時間に基づいて閾値を
    求める閾値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間
    と前記閾値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づい
    て前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情報を
    与える話速倍率変更手段と、複数の使用者の平均的な応
    答時間情報が予め記憶された情報記憶手段と、前記情報
    記憶手段に記憶された複数の使用者の平均的な応答時間
    情報の中から1つの応答時間情報を選択する選択手段と
    を備えたことを特徴とする話速変換装置を備えた通話装
    置。
  14. 【請求項14】 前記使用者の平均的な応答時間情報
    は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
    時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする請
    求項13記載の話速変換装置を備えた通話装置。
  15. 【請求項15】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、到来する通話相手の音声信
    号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者の音声信
    号の有音状態の検出時点までの経過時間を計時する計時
    手段と、前記計時手段が求めた経過時間に基づいて使用
    者の平均的な応答時間を求める応答時間演算手段と、前
    記応答時間演算手段が求めた応答時間に基づいて閾値を
    求める閾値演算手段と、前記計時手段が求めた経過時間
    と前記閾値演算手段で求めた閾値との比較結果に基づい
    て前記話速変換手段に対して再生速度を指示する情報を
    与える話速倍率変更手段と、使用者を認識するための認
    識情報及びこの認識情報と関連付けられた使用者の平均
    的な応答時間情報が予め記憶された情報記憶手段と、前
    記情報記憶手段に記憶された複数の使用者の平均的な応
    答時間情報の中から1つの応答時間情報を選択する選択
    手段とを備えたことを特徴とする話速変換装置を備えた
    通話装置。
  16. 【請求項16】 前記使用者の平均的な応答時間情報
    は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
    時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする請
    求項15記載の話速変換装置を備えた通話装置。
  17. 【請求項17】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、前記話速変換手段が出力す
    る時間軸が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄
    積手段と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段
    と、無音の経過時間を計時する計時手段と、前記計時手
    段が求めた経過時間に基づいて閾値を求める閾値演算手
    段と、前記計時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手
    段で求めた閾値との比較結果に基づいて前記話速変換手
    段に対して再生速度を指示する情報を与える話速倍率変
    更手段とを備えたことを特徴とする話速変換装置を備え
    た通話装置。
  18. 【請求項18】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする請求
    項17記載の通話装置。
  19. 【請求項19】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるように
    変化することを特徴とする請求項17または請求項18
    記載の通話装置。
  20. 【請求項20】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段か
    ら与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように変
    化することを特徴とする請求項17乃至請求項19記載
    の通話装置。
  21. 【請求項21】 前記計時手段は、到来する通話相手の
    音声信号の無音状態の検出時点から通話装置の使用者の
    音声信号の有音状態の検出時点までの無音区間を計時す
    ることを特徴とする請求項17記載の話速変換装置を備
    えた通話装置。
  22. 【請求項22】 前記話速倍率変更手段は、前記計時手
    段が求めた経過時間が第1の閾値より大きいときは前記
    話速変換手段に対して再生速度を遅くするための指示を
    与える情報を与え、前記計時手段が求めた経過時間が第
    2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して再
    生速度を速くするための指示を与える情報を与えること
    を特徴とする請求項17記載の話速変換装置を備えた通
    話装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の閾値は、前記第1の閾値よ
    り小さく設定されていることを特徴とする請求項17記
    載の話速変換装置を備えた通話装置。
  24. 【請求項24】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、前記話速変換手段が出力す
    る時間軸が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄
    積手段と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段
    と、到来する通話相手の音声信号の無音状態の検出時点
    から通話装置の使用者の音声信号の有音状態の検出時点
    までの経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が
    求めた経過時間に基づいて使用者の平均的な応答時間を
    求める応答時間演算手段と、前記応答時間演算手段が求
    めた応答時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、
    前記計時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求
    めた閾値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対
    して再生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段
    とを備えたことを特徴とする話速変換装置を備えた通話
    装置。
  25. 【請求項25】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする請求
    項24記載の通話装置。
  26. 【請求項26】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるように
    変化することを特徴とする請求項24または請求項25
    記載の通話装置。
  27. 【請求項27】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段か
    ら与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように変
    化することを特徴とする請求項24乃至請求項26記載
    の通話装置。
  28. 【請求項28】 前記閾値演算手段は、前記応答時間演
    算手段が求めた応答時間に基づいて、第1の閾値及びこ
    の第1の閾値より小さい第2の閾値とを求めることを特
    徴とする請求項24記載の話速変換装置を備えた通話装
    置。
  29. 【請求項29】 前記話速倍率変更手段は、前記計時手
    段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求めた第1
    の閾値より大きいときは前記話速変換手段に対して再生
    速度を遅くするための指示を与える情報を与え、前記計
    時手段が求めた経過時間が、前記閾値演算手段が求めた
    第2の閾値より小さいときは前記話速変換手段に対して
    再生速度を速くするための指示を与える情報を与えるこ
    とを特徴とする請求項24記載の話速変換装置を備えた
    通話装置。
  30. 【請求項30】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、前記話速変換手段が出力す
    る時間軸が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄
    積手段と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段
    と、到来する通話相手の音声信号の無音状態の検出時点
    から通話装置の使用者の音声信号の有音状態の検出時点
    までの経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が
    求めた経過時間に基づいて使用者の平均的な応答時間を
    求める応答時間演算手段と、前記応答時間演算手段が求
    めた応答時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、
    前記計時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求
    めた閾値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対
    して再生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段
    と、複数の使用者の平均的な応答時間情報が予め記憶さ
    れた情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された複
    数の使用者の平均的な応答時間情報の中から1つの応答
    時間情報を選択する選択手段とを備えたことを特徴とす
    る話速変換装置を備えた通話装置。
  31. 【請求項31】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする請求
    項30記載の通話装置。
  32. 【請求項32】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるように
    変化することを特徴とする請求項30または請求項31
    記載の通話装置。
  33. 【請求項33】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段か
    ら与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように変
    化することを特徴とする請求項30乃至請求項32記載
    の通話装置。
  34. 【請求項34】 前記使用者の平均的な応答時間情報
    は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
    時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする請
    求項30記載の話速変換装置を備えた通話装置。
  35. 【請求項35】 到来する通話相手の音声信号の時間軸
    を圧縮または伸長して前記音声信号の再生速度を変更し
    て出力する話速変換手段と、前記話速変換手段が出力す
    る時間軸が圧縮または伸長された音声信号を蓄積する蓄
    積手段と、前記蓄積手段の残量を監視する残量監視手段
    と、到来する通話相手の音声信号の無音状態の検出時点
    から通話装置の使用者の音声信号の有音状態の検出時点
    までの経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が
    求めた経過時間に基づいて使用者の平均的な応答時間を
    求める応答時間演算手段と、前記応答時間演算手段が求
    めた応答時間に基づいて閾値を求める閾値演算手段と、
    前記計時手段が求めた経過時間と前記閾値演算手段で求
    めた閾値との比較結果に基づいて前記話速変換手段に対
    して再生速度を指示する情報を与える話速倍率変更手段
    と、使用者を認識するための認識情報及びこの認識情報
    と関連付けられた使用者の平均的な応答時間情報が予め
    記憶された情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶さ
    れた複数の使用者の平均的な応答時間情報の中から1つ
    の応答時間情報を選択する選択手段とを備えたことを特
    徴とする話速変換装置を備えた通話装置。
  36. 【請求項36】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量に応じて再生速度を変化することを特徴とする請求
    項35記載の通話装置。
  37. 【請求項37】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の減少に伴って再生速度を1倍速に近づけるように
    変化することを特徴とする請求項35または請求項36
    記載の通話装置。
  38. 【請求項38】 前記話速変換手段は、前記蓄積手段の
    残量の増加に伴って再生速度を前記話速倍率変更手段か
    ら与えられた情報に基づく再生速度に近づけるように変
    化することを特徴とする請求項35乃至請求項37記載
    の通話装置。
  39. 【請求項39】 前記使用者の平均的な応答時間情報
    は、通話相手の発話の終了時点から使用者の発話の開始
    時点までの平均的な経過時間であることを特徴とする請
    求項35記載の話速変換装置を備えた通話装置。
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