JP2012095047A - 音声処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供し、周囲への迷惑を低減する。
【解決手段】携帯電話装置等の通信装置において用いられ、使用者の発話音声及び相手からの受話音声の処理を行う音声処理装置であって、使用者の発話音声の音量を測定する発話音量測定部18と、発話音声の音量が所定条件よりも大きい場合、例えば発話音声の音量が所定の閾値よりも大きい場合に、相手からの受話音声の音声強調を行う音声強調制御部の機能を有する受話音量決定部19と、受話音声を出力する音声出力部13と、を備える。音声強調を行う場合、使用者の聞こえやすい周波数、例えば使用者の聴力の周波数特性に応じて、受話音声において使用者の聴力レベルの高い周波数帯域を優先的に強調する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば携帯電話装置等の携帯型装置における音声信号の強調処理を行う音声処理装置に関する。
携帯電話装置等の移動可能な携帯型装置では、様々な環境での利用が想定される。そのため、人ごみなど騒音環境下で利用されることも日常的に頻繁に起こり得る。騒音環境下において通話を行う場合、周囲の騒音(周囲雑音)によって、通話相手の音声が聞き取りにくくなってしまうという課題がある。これは、周囲雑音によるマスキング効果によって、携帯型装置から再生出力される音声の明瞭度が低下するために生じる現象である。
上記課題を解決するために、従来より騒音環境下の受話音声に関する音声強調技術が検討されている。例えば、特許文献1には、受話音声からホルマント周波数を検出し、受話音声についてホルマント周波数を強調する受話音声処理装置が開示されている。また、特許文献2には、周囲雑音の特性と送話者の音声の特性の双方に基づいて音声を強調する音声強調装置が開示されている。これらの従来例では、受話音声の特性、周囲雑音の音量や特性に応じて、受話音声を強調することで、明瞭度を向上させている。
特開2010−92057号公報 特開2004−289614号公報
上述したような従来技術では、周囲雑音の状況、すなわち周囲の騒音の音量や特性に応じて、或いは、通話相手の音声の特性に基づいて、音声強調を行っていた。しかし、騒音環境下における使用者の聞こえ方は、人それぞれであり、全ての使用者に適した音声強調にはなっていない。結果として、周囲雑音の状況、或いは使用者によっては、音声強調による明瞭度の改善が十分とは言えず、通話相手の音声が不明瞭になる課題が十分に解決されないことがある。
さらには、携帯型装置から再生出力される通話相手の音声が不明瞭であることに起因して、携帯型装置の使用者自身の声が大きくなる傾向があり、そのことが周囲への迷惑行為として受け取られるということが起こり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供し、周囲への迷惑を低減することにある。
本発明は、使用者の発話音声及び相手からの受話音声の処理を行う音声処理装置であって、前記発話音声の音量を測定する発話音量測定部と、前記発話音声の音量が所定条件よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行う音声強調制御部と、前記受話音声を出力する音声出力部と、を備える。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量が所定の閾値よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行うものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量が前記使用者の通常の発話音声の音量よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行うものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、周囲雑音の音量を測定する周囲雑音測定部を備え、前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量と前記周囲雑音の音量との比が所定値よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行うものを含む。
本発明は、使用者の発話音声及び相手からの受話音声の処理を行う音声処理装置であって、前記受話音声の音声強調を行う場合に、前記使用者の聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行う音声強調制御部と、前記受話音声を出力する音声出力部と、を備える。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、前記音声強調制御部は、前記使用者の聴力の周波数特性に応じて、前記受話音声において使用者の聴力レベルの高い周波数帯域を優先的に強調する音声強調を行うものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、前記使用者の聴力を測定してこの使用者の聴力の周波数特性を示す聴力特性情報を保持する聴力特性測定部を備えるものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、予め取得された前記使用者の聴力の周波数特性を示す聴力特性情報を保持する聴力特性情報保持部を備えるものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、周囲雑音の音量を測定する周囲雑音測定部を備え、前記音声強調制御部は、前記受話音声において前記受話音声の音量と前記周囲雑音の音量との比が所定値よりも大きい周波数帯域を優先的に強調する音声強調を行うものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、周囲雑音の音量を測定する周囲雑音測定部を備え、前記音声強調制御部は、前記使用者の聴力の周波数特性と前記周囲雑音の周波数特性とに応じて、前記受話音声において使用者の聴力レベルが高く、前記周囲雑音の音量が小さい周波数帯域を優先的に強調する音声強調を行うものを含む。
また、本発明は、上記の音声処理装置であって、前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量が所定条件よりも大きい場合に、前記受話音声において前記使用者の聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行うものを含む。
上記構成により、使用者が発する発話音声の音量が大きい場合に、受話音声の音声強調を行うことで、当該装置の使用者にとって適した音声強調が可能である。また、受話音声の音声強調を行う場合に、使用者の聞こえやすい周波数、例えば、使用者ごとの聴力の周波数特性、周囲雑音の周波数特性などに応じて、使用者が聞こえやすい周波数を優先的に強調することで、当該装置の使用者にとって適した音声強調が可能である。特に、それぞれの使用者にとって聴力レベルが高く聞こえやすい周波数を重点的に強調することで、受話音声の明瞭度を向上できる。これらの機能により、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供することができ、通話相手の受話音声を聞こえやすくすることが可能となる。
本発明によれば、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供し、周囲への迷惑を低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図 第1の実施形態における音声強調契機を説明する特性図 本発明の第2の実施形態に係る音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図 第2の実施形態の変形例の音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図 使用者の聴力の周波数特性の例を示す特性図 受話音声の周波数特性の例を示す特性図 第2の実施形態における音声強調方法の第1例を示す特性図 第2の実施形態における音声強調方法の第2例を示す特性図 本発明の第3の実施形態に係る音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図 第3の実施形態における音声強調契機を説明する特性図 第3の実施形態における音声強調方法の例を示す特性図
以下の実施形態では、一例として、携帯電話装置、携帯通信端末等の携帯型装置を構成する通信装置において本発明の音声処理装置を適用した構成例を示す。なお、使用者が相手の音声の聴取(受話)及び相手に対する自身の音声の発声(発話)をして会話(通話)を行うものであれば、いずれの装置にも適用可能である。
人の会話における特性として、会話相手の声が聞こえ難いときに、自身の話声が大きくなるという傾向がある。また、人によって、聞こえやすい或いは聞こえにくい周波数帯域が異なることが知られている。
本実施形態では、このような人の特性を利用して、音声処理装置において、相手の音声を強調する音声強調処理を行う。
音声強調の契機としては、使用者が発話する音声の音量に基づき、所定条件よりも発話音声の音量が大きい場合に、受話音声の音声強調を行う。本実施形態の音声強調契機の例を以下に示す。
(A1)使用者の発話音声の音量(話し声の音声)が、予め設定した閾値よりも大きい場合に、受話音声の音声強調を行う。
(A2)使用者の通常の発話音声の音量(通常の話し声の音声)の情報を保持し、発話音声の音量が通常よりも大きい場合に、受話音声の音声強調を行う。
(A3)使用者の発話音声の音量(話し声の音声)と、周囲雑音の音量との比が、予め設定した閾値より大きい場合に、受話音声の音声強調を行う。
音声強調の方法としては、周波数特性を考慮し、各周波数帯域において、使用者の聞こえやすい周波数及び聞こえにくい周波数を特定し、受話音声において聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行う。本実施形態の音声強調方法の例を以下に示す。
(B1)予め取得した使用者の聴力の周波数特性を示す聴力特性情報を用いて、この聴力特性に応じて、受話音声において使用者の聴力レベルの高い(聞こえやすい)周波数帯域を優先的に強調する。聴力特性情報は、事前に使用者ごとの聴力の周波数特性を測定して取得するか、あるいは、いずれかの手段で取得された使用者の聴力の周波数特性を保持しておく。
(B2)受話音声及び周囲雑音の周波数特性に基づき、受話音声の音量と周囲雑音の音量との比が所定値よりも大きい周波数帯域を、使用者にとって聞こえやすい周波数とし、受話音声においてこの周波数帯域を優先的に強調する。
(B3)使用者の聴力の周波数特性と周囲雑音の周波数特性とに応じて、周囲雑音の音量が小さく、使用者の聴力レベルの高い(聞こえやすい)周波数帯域を優先的に強調する。
なお、本実施形態の音声強調処理は、周囲雑音の状況とは関係なく行うものを優先的に用いているが、周囲雑音の状況を加味して音声強調を行うようにしてもよい。また、音声強調の方法において、聞こえにくい周波数(例えば高周波数成分など)の強調を含めるようにしてもよい。音声強調に関する機能の詳細については以下の各実施形態において説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の通信装置は、例えば携帯電話装置を構成するものであり、使用者が他の電話装置(携帯電話装置または固定電話装置)との間で通話を行う機能を有している。第1の実施形態の通信装置10は、通信受信部11、音声データ復号部12、音声出力部13、音声入力部14、音声データ符号部15、通信送信部16、アンテナ17、発話音量測定部18、及び受話音量決定部19を有している。
通信受信部11は、受信RF部、復調部等を有し、アンテナ17で受信した無線通信信号の受信処理を行う。通信受信部11では、受信信号に関してRF帯域からベースバンド帯域への周波数変換、復調処理等が行われ、復調後の受信データが出力される。音声データ復号部12は、受信データ中の符号化された音声データの復号処理を行い、復号後の受話音声の音声データを出力する。
音声出力部13は、周波数特性調整部、DA変換部、増幅部、レシーバまたはスピーカ等を有し、周波数帯域ごとに所定の音量に調整した受話音声の音声信号を再生出力して受話音声を放音する。音声出力部13より出力された受話音声は、使用者の耳によって聴取(受話)される。
使用者の口より発声(発話)した発話音声は、音声入力部14によって入力される。音声入力部14は、マイクロフォン、増幅部、AD変換部等を有し、使用者の発話音声を取り込んで発話音声の音声データを出力する。
音声データ符号部15は、音声データの符号化処理を行い、符号化された発話音声の音声データを出力する。通信送信部16は、変調部、送信RF部等を有し、音声データを含む送信データの送信処理を行い、送信信号をアンテナ17を介して送信する。通信送信部16では、送信データに関して変調処理、ベースバンド帯域からRF帯域への周波数変換等が行われ、変調後の送信信号がアンテナ17に出力され、無線通信信号としてアンテナ17より放射される。
発話音量測定部18は、音声入力部14に入力された使用者の発話音声の音量を測定し、発話音量情報を受話音量決定部19に出力する。ここで、音声入力部14に入力される使用者の発話音声信号をst0、音声入力部14から出力される発話音声データをst1とする。発話音量測定部18は、発話音声データst1に基づいて使用者の発話音量stvを決定し、発話音量stvを表す発話音量情報を出力する。
受話音量決定部19は、音声出力部13から出力する受話音声の周波数帯域ごとの音量を決定し、受話音量設定情報を音声出力部13に与える。音声出力部13は、受話音量設定情報に基づき、周波数帯域ごとに音量調整した受話音声を再生出力する。この際、受話音量決定部19は、発話音量測定部18で測定された発話音量情報に基づき、発話音量stvが所定値よりも大きい場合に、受話音声の音声強調を行うものとし、音声強調時の受話音量設定情報を出力する。このように、受話音量決定部19は、音声強調制御部の機能を実現するものである。ここで、音声出力部13に入力される通話相手の受話音声データをsr1、音声出力部13から出力される受話音声信号をsr2とする。音声出力部13は、受話音量設定情報に基づき、受話音声データsr1について周波数帯域ごとに音量調整を行う。
次に、受話音声の音声強調を行う音声強調契機について説明する。図2は第1の実施形態における音声強調契機を説明する特性図である。図2において、横軸は時間、縦軸は音量(ボリューム)であり、時間軸での発話音声データst1(t)の一例が示されている。受話音量決定部19は、発話音声データst1(t)に関して、発話音量stvが所定の閾値VTより大きくなった場合、通話相手の音声が聞こえにくく使用者の発話音声が大きくなった状態であると判定する。そしてこの条件を音声強調契機とし、受話音声の音声強調を行う。音声強調の具体的な方法については他の実施形態で説明する。
閾値VTは、上述した音声強調契機の例(A1)に対応させて、予め設定した所定の音量レベルとすればよい。なお、上述した音声強調契機の例(A2)に対応させて、予め使用者の通常の発話音声の音量レベルをメモリ等に保持しておき、この音量レベルに対して所定値だけ大きな音量レベルを閾値VTに設定してもよい。
このように、第1の実施形態では、使用者が発する発話音声の音量が大きい場合に、受話音声の音声強調を行うことで、当該装置の使用者にとって適した音声強調が可能である。これにより、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供することができ、通話相手の受話音声を聞こえやすくすることができる。また、使用者が大声で発話することを抑制し、周囲への迷惑を低減できる。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態に係る音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態の通信装置20は、図1に示した第1の実施形態の構成に加えて、聴力特性測定部21を備え、受話音量決定部22の機能が一部異なっている。その他の構成は第1の実施形態と同様であり、同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分を中心に説明する。
聴力特性測定部21は、使用者を被験者とした聴力測定を行い、使用者の聴力の周波数特性を測定するものである。聴力特性測定部21は、可聴域を複数の周波数帯域に分割し、それぞれの周波数において使用者が聞こえる音量レベルの閾値(聴覚閾値)などを求めることで、聴力の周波数特性を測定する。例えば、聴力検査の要領で、特定の周波数のテスト音(純音など)を音量レベルを変化させながら順次出力し、これを複数の周波数において実行し、各テスト音に対する使用者からの聴取の可否の応答入力に基づいて、周波数帯域ごとの聴力特性を求める。この聴力特性の測定は、通話の使用に先立って事前に実施する。そして、使用者の聴力の周波数特性a(f)を表す聴力特性情報をメモリ等に保持しておき、受話音量決定部22からの要求に応じてこの聴力特性情報を音声強調用に出力する。
受話音量決定部22は、第1の実施形態と同様の音声強調契機に従って、発話音量測定部18で測定された発話音量情報に基づき、発話音量stvが所定値よりも大きい場合に、受話音声の音声強調を行うものとし、音声強調時の受話音量設定情報を出力する。ここで、受話音量決定部22は、聴力特性測定部21から出力される聴力特性情報を用いて、使用者の聴力の周波数特性に応じた音声強調を行うための受話音量設定情報を生成する。このように、受話音量決定部22は、音声強調制御部の機能を実現するものである。
図4は第2の実施形態の変形例の音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態の変形例の通信装置25は、図3に示した第2の実施形態の構成と比べて、聴力特性測定部21の代わりに聴力特性情報保持部23を備えている。その他の構成は第2の実施形態と同様である。
聴力特性情報保持部23は、いずれかの手段によって取得された使用者の聴力の周波数特性a(f)を表す聴力特性情報を保持するもので、受話音量決定部22からの要求に応じてこの聴力特性情報を音声強調用に出力する。聴力特性情報保持部23は、内蔵のメモリ装置、着脱可能な記憶媒体などによって構成される。また、聴力特性情報を入力するための外部とのインタフェースを備えていてもよい。
次に、受話音声の音声強調を行う音声強調方法について説明する。図5は使用者の聴力の周波数特性の例を示す特性図である。聴力特性測定部21または聴力特性情報保持部23に保持される使用者の聴力の周波数特性a(f)を表す聴力特性情報は、例えば図5に示すようなものとなる。図5の例は、可聴域を6つの周波数帯域に分割し、それぞれの周波数帯域における聴力レベルを示したものである。ここで、聴力レベルが高い(大きい)ほど、より小さい音量の音が聞こえるものとする。図5では、中音域が良く聞こえており、高音域が少し聞こえにくい使用者の聴力特性が示されている。
図6は受話音声の周波数特性の例を示す特性図である。図6において、横軸は周波数、縦軸は音量(ボリューム)であり、周波数軸での受話音声データsr1(f)の一例が示されている。受話音量決定部22は、音声強調を行う場合、聴力の周波数特性a(f)に応じて受話音声データsr1(f)の周波数特性を調整した受話音量設定情報を生成する。
図7は第2の実施形態における音声強調方法の第1例を示す特性図である。第1例は、上述した音声強調方法の例(B1)に対応するもので、使用者の聴力特性において聴力レベルが高い周波数帯域、すなわち使用者にとって聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行う。この場合、聴力の周波数特性a(f)に応じて、受話音声データsr1(f)に対して図中矢印で示すように、使用者にとって聞こえやすい周波数である中音域の音量を持ち上げて強調する。使用者の聴力レベルが高い周波数を強調することで、受話音声をより明瞭に聞こえやすくすることができる。音声出力部13は、受話音量決定部22からの受話音量設定情報に基づき、中音域を強調する音量調整を行った受話音声信号sr2(f)を再生出力する。図では、簡単のため、受話音声信号sr2(f)は強調を行う周波数部分の所定帯域ごとの平均レベルを示している。
図8は第2の実施形態における音声強調方法の第2例を示す特性図である。本実施形態の音声強調方法において、聞こえにくい周波数の強調を含めるようにしてもよい。第2例は、使用者の聴力特性において聴力レベルが低い周波数帯域、すなわち使用者にとって聞こえにくい周波数を強調する音声強調を行う。この第2例を第1例と組み合わせることも可能である。この場合、聴力の周波数特性a(f)に応じて、受話音声データsr1(f)に対して図中矢印で示すように、使用者にとって聞こえにくい周波数である高音域の音量を持ち上げて強調する。使用者の聴力レベルが低い周波数を強調することで、受話音声をより自然な状態で聞こえやすくすることができる。音声出力部13は、受話音量決定部22からの受話音量設定情報に基づき、高音域を強調する音量調整を行った受話音声信号sr2(f)を再生出力する。図では、簡単のため、受話音声信号sr2(f)は強調を行う周波数部分の所定帯域ごとの平均レベルを示している。
このように、第2の実施形態では、予め使用者の聴力の周波数特性を測定等によって取得し、使用者ごとの聴力の周波数特性に応じて、使用者が聞こえやすい周波数を優先的に強調する受話音声の音声強調を行うことで、当該装置の使用者にとって適した音声強調が可能である。特に、それぞれの使用者にとって聴力レベルが高く聞こえやすい周波数を重点的に強調することで、受話音声の明瞭度を向上できる。これにより、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供することができ、通話相手の受話音声を聞こえやすくすることができる。また、使用者が大声で発話することを抑制し、周囲への迷惑を低減できる。
(第3の実施形態)
図9は本発明の第3の実施形態に係る音声処理装置を備える通信装置の構成を示すブロック図である。第3の実施形態の通信装置30は、図3に示した第2の実施形態の構成に加えて、周囲雑音測定部31を備え、受話音量決定部32の機能が一部異なっている。その他の構成は第1及び第2の実施形態と同様であり、同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分を中心に説明する。
周囲雑音測定部31は、音声入力部14に入力された音声の中から抽出された周囲雑音成分の音量を測定し、周囲雑音音量情報を受話音量決定部32に出力する。ここで、音声入力部14から出力される周囲雑音データをsn1とする。周囲雑音測定部31は、周囲雑音データsn1に基づいて周囲雑音音量snvを決定し、周囲雑音音量snvを表す周囲雑音音量情報を出力する。また、周囲雑音測定部31は、周囲雑音の周波数特性sn1(f)を表す周囲雑音特性情報を出力する。
受話音量決定部32は、発話音量測定部18で測定された発話音量情報と周囲雑音測定部31で測定された周囲雑音音量情報とに基づき、発話音量stvと周囲雑音音量snvとの比が所定値よりも大きい場合に、受話音声の音声強調を行うものとし、音声強調時の受話音量設定情報を出力する。ここで、受話音量決定部32は、周囲雑音測定部31から出力される周囲雑音特性情報を用いて、周囲雑音の周波数特性sn1(f)に応じた音声強調を行うための受話音量設定情報を生成する。このように、受話音量決定部32は、音声強調制御部の機能を実現するものである。なお、聴力特性測定部21から出力される聴力特性情報を用いて、使用者の聴力の周波数特性a(f)に応じた音声強調を含むようにしてもよい。周囲雑音の周波数特性に応じた音声強調と使用者の聴力の周波数特性に応じた音声強調とを組み合わせることも可能である。
次に、受話音声の音声強調を行う音声強調契機について説明する。図10は第3の実施形態における音声強調契機を説明する特性図である。図10において、横軸は時間、縦軸は音量(ボリューム)であり、時間軸での発話音声データst1(t)及び周囲雑音データsn1(t)の一例が示されている。受話音量決定部32は、上述した音声強調契機の例(A3)に対応させて、発話音声データst1(t)及び周囲雑音データsn1(t)に関して、発話音量stvと周囲雑音音量snvとの比Rが所定の閾値RTより大きくなった場合、通話相手の音声が聞こえにくく周囲雑音に対して使用者の発話音声が大きくなった状態であると判定する。そしてこの条件を音声強調契機とし、受話音声の音声強調を行う。閾値RTは、予め設定した所定のSNR(Signal to Noise Ratio)とすればよい。
次に、受話音声の音声強調を行う音声強調方法について説明する。図11は第3の実施形態における音声強調方法の例を示す特性図である。この例は、上述した音声強調方法の例(B2)に対応するもので、受話音声及び周囲雑音の周波数特性に基づき、受話音声と周囲雑音との音量比が大きい周波数帯域、すなわち受話音声に対して周囲雑音が小さく聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行う。この場合、周囲雑音の周波数特性sn1(f)に応じて、受話音声データsr1(f)に対して図中矢印で示すように、周囲雑音が小さい周波数である低音域の音量を持ち上げて強調する。音声出力部13は、受話音量決定部32からの受話音量設定情報に基づき、低音域を強調する音量調整を行った受話音声信号sr2(f)を再生出力する。図では、簡単のため、受話音声信号sr2(f)は強調を行う周波数部分の所定帯域ごとの平均レベルを示している。
また、上述した音声強調方法の例(B3)に対応させて、使用者の聴力の周波数特性と周囲雑音の周波数特性とを考慮し、周囲雑音の音量が小さく、使用者の聴力レベルの高い周波数帯域、すなわち現在の騒音環境下で使用者にとって聞こえやすい周波数を優先的に強調することも可能である。この場合、使用者の聴力の周波数特性と周囲雑音の周波数特性とに応じて、受話音声をさらに明瞭に聞こえるようにすることが可能である。
このように、第3の実施形態では、使用者の発話音声の音量と周囲雑音の音量との比が大きい場合に、周囲雑音の周波数特性に応じて、周囲雑音が小さく使用者が聞こえやすい周波数を強調する受話音声の音声強調を行うことで、当該装置の使用者にとって適した音声強調が可能である。これにより、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供することができ、通話相手の受話音声を聞こえやすくすることができる。また、使用者が大声で発話することを抑制し、周囲への迷惑を低減できる。
なお、本発明は、本発明の趣旨ならびに範囲を逸脱することなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が様々な変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本発明は、騒音環境下においても、使用者ごとに明瞭な再生音声を提供し、周囲への迷惑を低減することが可能となる効果を有し、例えば携帯電話装置等の携帯型装置における音声信号の強調処理を行う音声処理装置等として有用である。
10、20、25、30 通信装置
11 通信受信部
12 音声データ復号部
13 音声出力部
14 音声入力部
15 音声データ符号部
16 通信送信部
17 アンテナ
18 発話音量測定部
19、22、32 受話音量決定部
21 聴力特性測定部
31 周囲雑音測定部

Claims (11)

  1. 使用者の発話音声及び相手からの受話音声の処理を行う音声処理装置であって、
    前記発話音声の音量を測定する発話音量測定部と、
    前記発話音声の音量が所定条件よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行う音声強調制御部と、
    前記受話音声を出力する音声出力部と、
    を備える音声処理装置。
  2. 請求項1に記載の音声処理装置であって、
    前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量が所定の閾値よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行う音声処理装置。
  3. 請求項1に記載の音声処理装置であって、
    前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量が前記使用者の通常の発話音声の音量よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行う音声処理装置。
  4. 請求項1に記載の音声処理装置であって、
    周囲雑音の音量を測定する周囲雑音測定部を備え、
    前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量と前記周囲雑音の音量との比が所定値よりも大きい場合に、前記受話音声の音声強調を行う音声処理装置。
  5. 使用者の発話音声及び相手からの受話音声の処理を行う音声処理装置であって、
    前記受話音声の音声強調を行う場合に、前記使用者の聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行う音声強調制御部と、
    前記受話音声を出力する音声出力部と、
    を備える音声処理装置。
  6. 請求項5に記載の音声処理装置であって、
    前記音声強調制御部は、前記使用者の聴力の周波数特性に応じて、前記受話音声において使用者の聴力レベルの高い周波数帯域を優先的に強調する音声強調を行う音声処理装置。
  7. 請求項6に記載の音声処理装置であって、
    前記使用者の聴力を測定してこの使用者の聴力の周波数特性を示す聴力特性情報を保持する聴力特性測定部を備える音声処理装置。
  8. 請求項6に記載の音声処理装置であって、
    予め取得された前記使用者の聴力の周波数特性を示す聴力特性情報を保持する聴力特性情報保持部を備える音声処理装置。
  9. 請求項5に記載の音声処理装置であって、
    周囲雑音の音量を測定する周囲雑音測定部を備え、
    前記音声強調制御部は、前記受話音声において前記受話音声の音量と前記周囲雑音の音量との比が所定値よりも大きい周波数帯域を優先的に強調する音声強調を行う音声処理装置。
  10. 請求項5に記載の音声処理装置であって、
    周囲雑音の音量を測定する周囲雑音測定部を備え、
    前記音声強調制御部は、前記使用者の聴力の周波数特性と前記周囲雑音の周波数特性とに応じて、前記受話音声において使用者の聴力レベルが高く、前記周囲雑音の音量が小さい周波数帯域を優先的に強調する音声強調を行う音声処理装置。
  11. 請求項1に記載の音声処理装置であって、
    前記音声強調制御部は、前記発話音声の音量が所定条件よりも大きい場合に、前記受話音声において前記使用者の聞こえやすい周波数を優先的に強調する音声強調を行う音声処理装置。
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