JP2001053826A - デジタルデータ転送システム - Google Patents

デジタルデータ転送システム

Info

Publication number
JP2001053826A
JP2001053826A JP11228094A JP22809499A JP2001053826A JP 2001053826 A JP2001053826 A JP 2001053826A JP 11228094 A JP11228094 A JP 11228094A JP 22809499 A JP22809499 A JP 22809499A JP 2001053826 A JP2001053826 A JP 2001053826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital data
digital
analog signal
transfer system
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11228094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hirano
裕士 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP11228094A priority Critical patent/JP2001053826A/ja
Publication of JP2001053826A publication Critical patent/JP2001053826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 USBアイソクロナス転送時のBchデータ
を一旦アナログ信号に変換し、更に再度デジタル化して
結合することにより、クロックドリフトによるBchノ
イズの混入を回避する。 【解決手段】 互いに非同期のクロックにそれぞれ同期
して動作するPC10と主装置30とがデジタルデータ
を授受するシステムにおいて、入力されるデジタルデー
タをCODEC23でアナログ信号に変換し、この変換
されたアナログ信号をCODEC24でデジタルデータ
に変換して出力する。デジタルデータは、例えばデジタ
ル音声データとする。 【効果】 一旦アナログ信号に変換してデジタルデータ
を授受することにより、Bchデータをアナログ信号で
結合しているので、クロックドリフトの影響をなくすこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルデータ転送
システムに関し、特にUSB装置がPC(パーソナルコ
ンピュータ)とUSB I/Fを用いてアイソクロナス
モードで音声データ通信を行う際に、USB装置の下位
に接続するデバイスとPCとの間のクロックの差異によ
って生じるクロックドリフトの影響を受けないデジタル
データ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】USB(Universal Seri
al Bus)上でのデータ転送モードの1つにアイソ
クロナス(Isochronous)転送がある。この
アイソクロナス転送は、USB上で等時性データ転送を
行うものである。
【0003】このアイソクロナス転送を行う際、同一シ
ステム上にクロックを持つデバイスが複数存在すると、
クロックドリフトの影響で同期ずれを起こす。この場
合、音声データを扱う場合にはBchデータの欠落等に
よりノイズが発生する。
【0004】すなわち、Bchデータはデータフレーム
上で送受されるPCM(PulseCode Modu
lation)符号化して音声データであり、これをア
ナログ信号に変換する際にノイズが発生する。本来Bc
hデータは、PCとUSB装置との間、USB装置と主
装置との間で順に同一のデータが送られるはずである
が、この接続系統ではクロックドリフトによってBch
データを取り損なうことが発生する。すると、この取り
損なったBchデータをアナログ変換して音声信号化す
ると、ノイズとなって聞こえるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このノイズについて図
4を用いて説明する。同図には、PC10と、USB装
置20と、主装置(又は、局)30とが示されている。
そして、PC10とUSB装置20との間はUSBケー
ブルによって接続されている。また、USB装置20と
主装置30との間はデジタル網によって接続されてい
る。なお、USB装置20内には、PC10とのインタ
フェースをなすUSB I/F(インタフェース)21
と、主装置30とのインタフェースをなす通信I/F2
2とが設けられている。
【0006】かかる構成において、通常、USB装置内
のUSB I/F21の駆動クロック(CLK1)はP
LLによってPCのクロックと同期させる。また、通信
I/Fの駆動クロック(CLK2)も主装置30等のマ
スタクロックと同期して動作する。したがって、USB
装置20内部において、USB I/F21と通信I/
F22との間で等時性データを授受すると必ず同期ずれ
を起こし、Bchデータをアナログ変換した際に、ノイ
ズが発生するという欠点がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はPCとUSB
装置との間及びUSB装置と下位装置との間で音声デー
タをアイソクロナス転送する場合のアナログノイズを軽
減することのできるデジタルデータ転送システムを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるデジタルデ
ータ転送システムは、互いに非同期のクロックにそれぞ
れ同期して動作する上位装置と下位装置とがデジタルデ
ータを授受するデジタルデータ転送システムであって、
入力されるデジタルデータをアナログ信号に変換する第
1の変換手段と、この変換されたアナログ信号をデジタ
ルデータに変換して出力する第2の変換手段とを含み、
前記上位装置と前記下位装置との間では一旦アナログ信
号に変換してデジタルデータを授受することを特徴とす
る。そして、前記第1及び第2の変換手段は、デジタル
信号とアナログ信号との相互変換を行う第1及び第2の
コーデックであることを特徴とする。そして、前記第1
及び第2のコーデック同士はアナログ信号を授受し、前
記第1及び第2のコーデックと前記上位装置及び前記下
位装置とはデジタル信号を授受する。
【0009】また、前記コーデックは前記上位装置と前
記下位装置との間に設けられたUSB装置内に設けら
れ、前記デジタルデータはUSBアイソクロナスモード
において前記上位装置と前記下位装置との間で授受され
る。前記デジタルデータは、前記デジタル音声データで
あり、前記下位装置は、前記デジタル音声データを授受
する電話機であることを特徴とする。
【0010】要するに本システムでは、PCとUSB装
置との間、USB装置と下位装置との間で音声データを
アイソクロナス転送する場合のアナログノイズを軽減す
るために、PCと下位装置との間で送受されるBchデ
ータをフルデジタル転送せずに、一旦アナログ信号に変
換し、再びデジタル変換(Bchデータ)にすることに
よりクロックドリフトによるノイズ発生を回避する。
【0011】USB装置内でPCのクロック同期で動作
するCODEC(Coder−Decoder;コーデ
ック)と、下位装置のクロック同期で動作するCODE
Cをアナログ信号で結合することにより、PCとUSB
装置との間、USB装置と下位装置との間で生じるクロ
ックドリフトによって音声データに混入するノイズをな
くすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
【0013】図1は本発明によるデジタルデータ転送シ
ステムの実施の一形態を示すブロック図である。同図に
おいて、本システムが図4のものと異なる点は、USB
装置20の内部の構成である。すなわち、USB装置2
0の内部に、デジタル信号をアナログ信号に変換し、変
換後のアナログ信号をデジタル信号に変換するためのC
ODEC23及びCODEC24を設けることにより、
デジタルデータを一旦アナログ信号に変換した後、元に
戻すという、データのアナログ結合を行っているのであ
る。
【0014】以下、USB装置内20の各ブロックにつ
いて説明する。
【0015】USB装置20内のUSB I/F(イン
タフェース)21は、USBコントローラを有し、PC
10とUSB装置20との間でUSBを介してデータを
送受信するためのインタフェースである。
【0016】USB装置20内の通信I/F22は、デ
ジタル通信網を介して電話機主装置(又は、局)30に
接続され、Dchデータ(制御データ)及びBchデー
タ(音声データ)を送受信するためのインタフェースで
ある。
【0017】USB装置20内のCODEC23はPC
10との間で送受するBchデータをA/D変換、D/
A変換するためのCODECである。このA/D変換及
びD/A変換する際のフレーム同期信号は、PC_CL
K(PC10のクロック)に同期したクロック(CLK
1)で駆動する。
【0018】USB装置20内のCODEC24は主装
置30との間で送受するBchデータをA/D変換、D
/A変換するためのCODECである。このA/D変換
及びD/A変換する際のフレーム同期信号は、Mast
erCLK(主装置30のクロック)に同期したクロッ
ク(CLK2)で駆動する。
【0019】かかる構成からなる本システムの動作につ
いて、図1を用いて説明する。同図には、PCでデジタ
ル電話機能を実現しようとする場合の構成が示されてい
る。上述したようにUSB装置20は、PC、USB装
置及び下位装置という、互いの非同期の複数種類クロッ
クを有するシステム構成のUSB装置である。したがっ
て、アイソクロナス転送を用いてCODEC23,CO
DEC24を介さずに直接Bchデータを送受しようと
すると、クロックドリフトを起こす。
【0020】これを回避するために、本システムでは、
以下の(1)〜(5)の手順でBchデータをアナログ
結合して転送を行う。
【0021】(1)PC10からUSB装置20のUS
B I/F(USBコントローラ)21にBchデータ
がアイソクロナス転送されてくる。
【0022】(2)USBコントローラはSOF(St
art of Frame)を抽出し、それを基にCL
K1(CODEC23を駆動するためのPC_CLKに
同期したフレーム同期信号)を生成する。ここで、図2
のタイムチャートを参照してCLK1とSOFとの関係
を説明する。
【0023】図2に示されているように、アイソクロナ
ス転送では、USB上のフレームのスタートを認識させ
るためにPC10から周期的(例えば、1mS周期)に
SOFのコードを送信してくる。USBコントローラ
は、このSOFコードを検出すると、フレームの先頭を
認識すると共に、これに同期したCODEC用のフレー
ム同期信号CLK1を生成する。図2は、SOF検出点
とCLK1との時間的関係は、CODEC23が8KH
zサンプリングを行う場合を示しているものとする。し
たがって、SOF検出点同士の間にCLK1が8パルス
存在している。
【0024】(3)USB I/F(USBコントロー
ラ)21で抽出したBchデータをCODEC23に送
り、CLK1をフレーム同期信号に使用して、アナログ
信号に変換する。
【0025】(4)上記(3)項でCODEC23から
出力されるアナログ信号をCODEC24でデジタル化
して通信I/F22に送信する。このように、コーデッ
ク同士がアナログ信号を授受することにより、Bchデ
ータをアナログ結合するのである。この際、CODEC
24を駆動するためのMasterCLKに同期したフ
レーム同期信号CLK2は、通信I/F22が生成す
る。
【0026】(5)通信I/F22はデジタル網を介し
てBchデータを主装置30に送信する。
【0027】なお、上記の(1)から(5)はPC10
→USB装置20→主装置30の方向にBchデータを
送信する際の例であり、主装置30→USB装置20→
PC10の方向の場合は逆の手順になる。
【0028】ここで、図1のシステムをデジタル電話機
に応用した場合の実施例について図3を参照して説明す
る。同図に示されているように、本実施例では、USB
装置20を介してPC10にデジタル電話機40が接続
されている。
【0029】これにより、デジタル電話機40は、IP
電話機として使用され、PC10と通話できることにな
る。このIP電話機は、インターネットプロトコルをサ
ポートし、インターネットを経由してデジタル信号で通
話する電話機である。
【0030】ところで、デジタル信号をアナログ信号に
変換したり、アナログ信号をデジタル信号に変換する
と、量子化誤差による音声の違いが発生する。しかしな
がら、量子化誤差による音声の違いは、ごくわずかな音
色(おんしょく)の違いであり、通話に違和感や損傷が
生じることはないのである。
【0031】一方、クロックドリフトによってBchデ
ータを取り損なった場合に生じるノイズは、はっきりと
音として聞き取れ、通話に支障をきたすことになる。本
発明によれば、そのようなノイズの発生を回避できるの
である。なお、音声信号に限らず、あらゆるデジタル信
号の転送を行う場合に、本システムを適用できることは
明らかである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上位装置
と下位装置との間で一旦アナログ信号に変換してデジタ
ルデータを授受することにより、PCとUSB装置との
間、USB装置と下位装置との間で音声データをアイソ
クロナス転送する場合に、PCと下位装置との間等、フ
ルデジタルシステムで発生するクロックドリフトに起因
する音声データへのノイズ混入を回避できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルデータ転送システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】SOFとCLK1との時間関係を示すタイミン
グチャートである。
【図3】図1のシステムをデジタル電話機に利用した場
合の例を示すブロック図である。
【図4】通常のデジタルデータ転送システムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 PC 20 USB装置 21 USBインタフェース 22 通信インタフェース 23,24 コーデック 30 主装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに非同期のクロックにそれぞれ同期
    して動作する上位装置と下位装置とがデジタルデータを
    授受するデジタルデータ転送システムであって、入力さ
    れるデジタルデータをアナログ信号に変換する第1の変
    換手段と、この変換されたアナログ信号をデジタルデー
    タに変換して出力する第2の変換手段とを含み、前記上
    位装置と前記下位装置との間では一旦アナログ信号に変
    換してデジタルデータを授受することを特徴とするデジ
    タルデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の変換手段は、デジタ
    ル信号とアナログ信号との相互変換を行う第1及び第2
    のコーデックであることを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタルデータ転送システム。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のコーデック同士はア
    ナログ信号を授受し、前記第1及び第2のコーデックと
    前記上位装置及び前記下位装置とはデジタル信号を授受
    することを特徴とする請求項2記載のデジタルデータ転
    送システム。
  4. 【請求項4】 前記コーデックは前記上位装置と前記下
    位装置との間に設けられたUSB装置内に設けられ、前
    記デジタルデータはUSBアイソクロナスモードにおい
    て前記上位装置と前記下位装置との間で授受されること
    を特徴とする請求項2又は3記載のデジタルデータ転送
    システム。
  5. 【請求項5】 前記デジタルデータは、前記デジタル音
    声データであることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のデジタルデータ転送システム。
  6. 【請求項6】 前記下位装置は、前記デジタル音声デー
    タを授受する電話機であることを特徴とする請求項5記
    載のデジタルデータ転送システム。
JP11228094A 1999-08-12 1999-08-12 デジタルデータ転送システム Pending JP2001053826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11228094A JP2001053826A (ja) 1999-08-12 1999-08-12 デジタルデータ転送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11228094A JP2001053826A (ja) 1999-08-12 1999-08-12 デジタルデータ転送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001053826A true JP2001053826A (ja) 2001-02-23

Family

ID=16871104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11228094A Pending JP2001053826A (ja) 1999-08-12 1999-08-12 デジタルデータ転送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001053826A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8918546B2 (en) 2004-08-27 2014-12-23 Thomson Licensing Apparatus and method for enabling digital and analog data communication over a data bus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8918546B2 (en) 2004-08-27 2014-12-23 Thomson Licensing Apparatus and method for enabling digital and analog data communication over a data bus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0435941B2 (ja)
JP3465227B2 (ja) 電話端末装置
US6404780B1 (en) Synchronizing data transfer protocol across high voltage interface
JP2000349755A (ja) 無線通信装置、無線通信方法、無線通信システム、及び記憶媒体
JP2001053826A (ja) デジタルデータ転送システム
WO2007141943A1 (ja) シリアルデータ伝送装置
WO2002101349A3 (de) Vorrichtung und ein verfahren zur umsetzung einer diagnoseschnittstelle auf standard-spi
JPS61206339A (ja) インタフエ−ス速度変換方式
JP2003152898A (ja) 電話端末装置
KR100406958B1 (ko) 키스테이션 시스템용 인터넷 접속 인터페이스
JPH10200648A (ja) モデムと電話線との間の接続装置
KR100242304B1 (ko) 종합정보통신망의 데이타 전송장치 및 방법
JPH052027B2 (ja)
JPS62154932A (ja) 複数の装置相互間のデ−タ伝送システム
KR0182679B1 (ko) 에스피엠장치와 피씨엠단간의 정합회로
JPH03283730A (ja) Adpcmチャネルタンデム接続方式
JPH10112706A (ja) 同期通信回路
KR20020056340A (ko) 광역통신망에서의 연동을 위한 라우터 접속장치
JPH0696017A (ja) 装置内配線方法
JPH07107196A (ja) 音声応答装置のトーン検出回路
JPH05292069A (ja) 装置間信号伝送方法及び装置
JPH0815275B2 (ja) 複数装置間相互のデータ伝送システムおよびデータ伝送方法
JPS63232641A (ja) ボコ−ダ方式による音声信号のデイジタル伝送方法
JPH0818693A (ja) Isdn送受信装置
JPH0683168B2 (ja) ボコ−ダ方式による音声信号のデイジタル伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720