JP2001053487A - 電波吸収体 - Google Patents

電波吸収体

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JP2001053487A JP11230373A JP23037399A JP2001053487A JP 2001053487 A JP2001053487 A JP 2001053487A JP 11230373 A JP11230373 A JP 11230373A JP 23037399 A JP23037399 A JP 23037399A JP 2001053487 A JP2001053487 A JP 2001053487A
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克巳 岡山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波吸収材料である磁性体粒子の飽和磁化を
高くして高周波数帯域において高い透磁率を実現し電波
吸収能力を高めた電波吸収体を提供する。 【解決手段】 磁性体粒子と結合材料との混合体からな
る電波吸収体において、前記磁性体粒子として窒化鉄を
用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電波吸収体に関す
る。より詳しくは、磁性体粒子と結合材料との混合体か
らなる電波吸収体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器あるいは通信機器等において、
IC等からの不要輻射を抑えたり、外乱となる外部から
の電波や内部から漏洩する電波等を吸収してノイズや電
波障害を防止し安定した機能を図るためのEMI(Elec
tromagnetic Interference)対策として電波吸収体が用
いられている。
【0003】このような電波吸収体は、磁性体粉末粒子
とこれを分散して結合する有機結合材等の媒体との混合
体からなり、この混合体により電子部品等の電磁波を放
射する部分を覆って電磁干渉の防止を図る。このような
電波吸収体の電波吸収材料を構成する磁性体粒子として
は、従来、飽和磁化0.3〜1.0T程度のMnZnフ
ェライトやNiZnフェライト、あるいはFeSi又は
FeSiAl系の扁平金属軟磁性粒子が用いられてい
た。
【0004】このような電波吸収材料として用いられて
いるスピネル型フェライトや六方晶フェライトあるいは
金属扁平粒子等は、いずれも軟磁性体であり、磁気損失
によるエネルギー吸収を利用してEMI対策のノイズ抑
制体や、テレビ等の通信機器のゴースト対策のための電
磁波吸収体を構成している。
【0005】このような用途における磁性体の飽和磁化
の値は、スピネル型フェライトでは0.3〜0.5T、
金属磁性体では1T程度であった。飽和磁化が高いほ
ど、回転磁化の共鳴が高い周波数で起こるため、高透磁
率、高周波数の電波吸収体が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電波吸収体では、飽和磁化が1T程度あるいはそれ以下
であり、2Tを越えるような高い飽和磁化をもつ電波吸
収体は開発されていない。したがって、GHz帯域等の
高周波数では高い透磁率が得られず、吸収能力を高めよ
うとすれば吸収体の厚さを厚くしなければならず薄型で
コンパクトな電波吸収体構造が得られなかった。
【0007】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、電波吸収材料である磁性体粒子の飽和磁化を高く
して高周波数帯域において高い透磁率を実現し電波吸収
能力を高めた電波吸収体の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、磁性体粒子と結合材料との混合体から
なる電波吸収体において、前記磁性体粒子は窒化鉄を含
むことを特徴とする電波吸収体を提供する。
【0009】この構成によれば、磁性体中最も高い飽和
磁化を有する窒化鉄(Fe162)を用いることによ
り、高周波数での高い透磁率が得られ、10GHz程度
までの高い周波数帯域での良好な電波吸収作用が達成さ
れる。なお、結合材料は、磁性体粒子を分散させるとと
もに結合して保持するための各種媒体である。
【0010】好ましい構成例では、前記結合材料は、樹
脂材料からなることを特徴としている。
【0011】この構成によれば、樹脂材料の選定や混合
割合の調整等により容易に磁性体粒子を均一に分散させ
各種の形状や状態の混合体を形成することができ、電波
吸収体としての使用性が高められる。
【0012】さらに好ましい構成例では、前記混合体
は、ペースト状、シート状またはフィルム状に形成され
たことを特徴としている。
【0013】この構成によれば、ペースト状の混合体を
IC等に塗布したり、シート状またはフィルム状の混合
体でICや回路パターン等を覆うことにより、各種形状
や大きさの電子部品等の対象物に対し適用可能になる。
【0014】前記目的を達成する本発明の原理について
以下に説明する。一般に磁性体に高周波磁界を印加する
と、磁壁の移動あるいは回転磁化といった磁化機構によ
り、磁性体が磁化される。このとき、磁化されやすさを
示す透磁率μは次の式(1)で表わされる。
【0015】
【数1】
【0016】ここで、μ’は透磁率の実部であり、外部
磁界に追従できる成分を表わす。一方、μ”は透磁率の
虚部であり、外部磁界に追従できず、位相が90度遅れ
た成分を表わし、透磁率の損失項と呼ばれている。
【0017】磁性体において電波エネルギーの吸収は次
の式(2)によって表わされる。
【0018】
【数2】
【0019】ただし、P;電波吸収エネルギー、ω;角
周波数、μ0;真空の透磁率、H;磁界強度である。
【0020】式(2)において、吸収エネルギーPが最
も大きくなるときは、透磁率の損失項であるμ”が最大
になるときである。
【0021】透磁率の実部と虚部との間には密接な関係
があり、透磁率の実部が大きい材料ほど虚部も大きくな
る。磁性材料に高周波磁界を印加して磁化する場合、透
磁率は自由に大きな値を取ることはできず、高周波数に
なると透磁率が低下することが知られている。これは、
フェライトにおいては、スネークの限界と呼ばれる以下
の式(3)で示される透磁率の限界法則のためである。
【0022】
【数3】
【0023】ただし、fr;共鳴周波数、μ’;透磁率
の実部、γ;ジャイロ磁気定数、μ0 ;真空の透磁率、
Is;飽和磁化である。
【0024】また、面内磁気異方性を有する磁性体(例
えば六方晶系のYおよびZ型フェライト)に対しては、
透磁率の限界は以下の式(4)で表わされる。
【0025】
【数4】
【0026】ただし、HA1;面内での異方性、HA2;面
内からC軸方向(面直方向)への異方性である。
【0027】式(3)および(4)から分るように、透
磁率には限界則があり、高い周波数では透磁率が低下し
て吸収特性を示さなくなる。この様子を図1に示す。
【0028】図1は、フェライトにおけるスネークの限
界を示す。図示したように、フェライトi〜iiiのい
ずれにおいても、透磁率特性曲線はスネークの限界ライ
ンより右側(高周波数側)には表われず、フェライトの
透磁率はこの限界ラインを越えることはない。
【0029】しかしながら、式(3)および(4)の右
辺に着目すると、飽和磁化Isが高いと、fr(μ’−
1)の項が大きくなることが分る。これは、図1に示し
た限界ラインが高周波側(右側)に移行することを示
す。つまり、より高い周波数で高い透磁率を示すことに
なる。
【0030】図2は、フェライトおよび窒化鉄の使用限
界を比較した図である。この図は、上記式(3)におい
て、フェライトの飽和磁化を0.3Tとし、窒化鉄の飽
和磁化を2.8Tとして計算して図示したものである。
このように、飽和磁化を高くすることにより、高周波数
まで使用でき、しかも高い磁気損失が得られ吸収エネル
ギーが大きくなる。
【0031】本発明は、この点に着目して、現在知られ
ている磁性体の中で最も高い飽和磁化2.8Tを有する
窒化鉄(Fe162 化合物)を電波吸収体の磁性体粒子
として用いたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】まず、Fe162 の作製方法およ
びその基礎的性質について説明する。Fe162 は、薄
膜プロセスにより作製される。この薄膜プロセスは、真
空蒸着、スパッタ、CVD(Chemical Vapor Depositio
n:化学気相成長)、MBE(Molecular Beam Epitax
y:分子線エピタキシャル成長)等の方法である。この
場合、マスクを用いて、扁平あるいは円盤状の微粒子を
得ることができる。ここで、扁平状の微粒子では、前述
の式(3)が適用できる。また円盤状の微粒子では、面
内異方性が実現できるため、前述の式(4)が適用でき
る。円盤状の場合、アスペクト比(直径を厚さで除した
値)は、マスクおよび成膜条件を変えることにより、5
〜100程度の間で任意に制御できる。なお、磁性体の
厚さは、金属軟磁性体であることから表皮深さ以下が望
ましい。図3はこのような方法で作製したFe162
円盤状粒子の概略図である。
【0033】Fe162 は、飽和磁化2.8Tを有し、
現在知られている磁性体の中で最も飽和磁化の高い化合
物である。したがって、前述の式(3)あるいは式
(4)のどちらに従うとしても、最も高い透磁率および
周波数特性が得られると考えられる。また、μ”の値と
しても、同じ周波数で比較すると、フェライト(飽和磁
化約0.3T)の5〜10倍程度の高い値が得られ、電
波吸収量が増加するものと考えられる。
【0034】次に、Fe162 樹脂複合体の作製方法に
ついて説明する。前述の薄膜プロセスで作製した扁平あ
るいは円盤状のFe162 微粒子を、エポキシ樹脂ある
いはフェノール樹脂等を結合媒体として重量比50〜9
0wt%で混合し、ペースト状とする。また、結合媒体
としてクロロプレンゴムやシリコンゴム等を用いてもよ
い。このとき、カップリング剤を用いることにより、充
填率を増加させ、粒子の凝集が防止されるため均一な分
散状態が得られる。
【0035】ICモジュールにするときは、基板にマス
クを用いてスクリーン印刷をし、100〜300℃程度
(樹脂により異なる)でキュアすることによって所望の
複合体(混合体)となる。
【0036】また、電波吸収部品とするときには、粉末
状のエポキシ樹脂等と重量比50〜90wt%で混合し
て、少量のバインダー、例えば公知のポリビニルアルコ
ール等を添加して粉末試料を得る。これを所定の形状に
圧粉成形後100〜300℃程度(樹脂により異なる)
でキュアすることによって所望の部品を得ることができ
る。なお、窒化鉄の充填率が増加するにつれて透磁率も
増加する。
【0037】塗料タイプの電波吸収体とするときには、
媒体中にカップリング剤を用いて均一に分散させる。媒
体としては、公知の有機溶媒を用いる。この電波吸収体
は、複雑な形状の部位例えば筐体の裏面に薄く均一に塗
布することが可能であり、磁気損失が大きいため、高周
波磁界を容易に減衰させてEMI抑制に優れた効果を示
す。
【0038】図4は、本発明の実施の形態に係る電波吸
収体の使用例の図である。図4(A)は、基板1上に実
装したIC部品2の上面にシート状の電波吸収体4を貼
付したものである。この場合の電波吸収体4は、本発明
のFe162 粒子と前記樹脂等の結合媒体との混合体を
シート状に形成して、これをIC部品形状に合わせて切
断して貼付するものである。
【0039】図4(B)は、ペースト状の電波吸収体4
により、基板1上に実装したIC部品2をそのリード端
子3を含めて覆ったものである。図4(C)は、IC部
品2より十分大きい形状のブロック状の電波吸収体4に
より、IC部品2全体を被せるように覆ったものであ
る。図4(D)は、電子部品(図示しない)を収容する
筐体5のケーブル6の貫通部に電波吸収体4を装着した
ものである。この場合、形状保持性の高いセラミクスを
磁性体粒子の結合媒体として用いてもよい。
【0040】その他の実施形態として、フィルム状(又
はペースト状)の電波吸収体を形成して基板の配線パタ
ーンを覆うように貼付(又は塗布)してもよい。また、
多層プリント板の各層を接合する接着材として、電波吸
収体を用いてもよい。この場合、粘着性のある樹脂を結
合媒体としてこれにFe162 粒子を混合して電波吸収
体を形成する。
【0041】さらに、建物等の外壁に電波吸収体を設け
その外面に金属反射板を設けて、内部からの不要輻射電
波を効果的に吸収させてもよい。この場合、吸収すべき
電波の周波数に合わせて電波吸収体の厚さ等を設定する
ことにより、インピーダンス整合型電波吸収体を構成す
ることもできる。これにより、通信施設等の建物の電波
障害を効果的に防止することができる。
【0042】図5は、本発明の電波吸収体を構成する窒
化鉄の透磁率μの周波数依存性を示す図である。前述の
ように透磁率μは実部μ’と虚部μ”の組合せからな
り、μ=μ’−jμ”で表わされる。図5の例は、エポ
キシ樹脂との複合体であり、充填率は90wt%であ
る。図では、共鳴周波数frが約5GHzであるが、こ
の共鳴周波数frは、樹脂の組成や熱処理条件あるいは
Fe162 粒子の形状やアスペクト比等を変えることに
より、数百MHzから10GHz近傍まで自由に調整可
能である。比較のために、現在スネークの限界を越える
高周波数特性をもつプレナ型フェライトの共鳴周波数を
示すと、Co3Ba2Fe241組成のCo2−Z型フェラ
イトでは共鳴周波数は3.7GHzであり、Mg2Ba2
Fe1224組成のMg2−Y型フェライトでは共鳴周波
数は2.0GHzである。磁性体粒子として窒化鉄を用
いた場合にはこれらを上回る共鳴周波数を得ることが可
能である。
【0043】図6及び図7は、ICのパッケージ材とし
て窒化鉄−樹脂複合体(充填率90wt%)を用いたと
きのEMI抑制効果を示すグラフである。図6は、本発
明の電波吸収体の装着前後で、ICからの放射ノイズを
ループアンテナとスペクトルアナライザを用いて測定
し、その結果を、電波吸収体の装着前後で比較したもの
である。また、図7は、電波吸収体装着前のレベルから
装着後のレベルを差引いて、正味の電波吸収量を求めた
ものである。
【0044】図6から分るように、電波吸収体を装着す
ることにより、放射ノイズが減少する。この場合、5G
Hzに共鳴周波数をもつ窒化鉄を用いた場合、図7に示
すように、この周波数帯域を中心に5〜10dBの減衰
量を得ることができる。減衰した電磁波のエネルギー
は、電波吸収体中で前述の式(2)にしたがって熱エネ
ルギーに変換される。
【0045】なお、本発明の磁性体粒子は全てを窒化鉄
としてもよいし、あるいは窒化鉄と他の磁性体との混合
体であってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、現在
知られている磁性体中最も高い飽和磁化を有する窒化鉄
(Fe162)を電波吸収材料の磁性体粒子として用い
ることにより、高周波数での高い透磁率が得られ、10
GHz程度までの高い周波数帯域での良好な電波吸収作
用が達成される。この結果、高周波帯域を含む広い周波
数帯域で電子機器からのEMIを抑制し、機器の誤動作
を防止することが容易にできるようになり、小型で薄型
の電波吸収体を実現することができる。この場合、電波
吸収体の形状をシート状やペースト状あるいはフィルム
状とすることにより、通常の電子機器に要求されるEM
I対策が必要とされる部位のほとんどをカバーすること
ができる。
【0047】また、磁性体粒子の構成原料がFeとNで
あるため、材料コストの低減が可能になる。また、電波
吸収量を従来と同じとすれば、電波吸収体の使用量の削
減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フェライトの透磁率の限界を示す図。
【図2】 飽和磁化と透磁率の限界の関係を説明するた
めの図。
【図3】 磁性体粒子の形状説明図。
【図4】 本発明の実施の形態の説明図。
【図5】 窒化鉄を用いた電波吸収体の透磁率特性のグ
ラフ。
【図6】 本発明の電波吸収体のノイズ低減効果を示す
グラフ。
【図7】 図6のグラフのノイズ吸収量を示すグラフ。
【符号の説明】
1:基板、2:IC部品、3:リード端子、4:電波吸
収体、5:筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体粒子と結合材料との混合体からなる
    電波吸収体において、 前記磁性体粒子は窒化鉄を含むことを特徴とする電波吸
    収体。
  2. 【請求項2】前記結合材料は、樹脂材料からなることを
    特徴とする請求項1に記載の電波吸収体。
  3. 【請求項3】前記混合体は、ペースト状、シート状また
    はフィルム状に形成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の電波吸収体。
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