JP2001053174A - フラッシュ・メモリおよび製造方法 - Google Patents

フラッシュ・メモリおよび製造方法

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JP2001053174A
JP2001053174A JP2000211425A JP2000211425A JP2001053174A JP 2001053174 A JP2001053174 A JP 2001053174A JP 2000211425 A JP2000211425 A JP 2000211425A JP 2000211425 A JP2000211425 A JP 2000211425A JP 2001053174 A JP2001053174 A JP 2001053174A
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gate
floating gate
layer
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メハラド フレイドーン
Jie Xia
クシア ジエ
Thomas M Ambrose
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    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SASプロセスを使用しないフラッシュ・メ
モリ用のレイアウトおよび方法を提供する。 【解決手段】 レイアウトは、一連のメモリ・セルのソ
ース領域を接続するとともにソース・ラインを形成する
ソース・コンタクト91を含む。ソース・コンタクト
は、ソース・コンタクト91の形成中に制御ゲート18
を絶縁するメモリ・セル・ゲート・スタックの一部とし
てハード・マスク絶縁体層100を使用して、形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電子デバ
イスの分野に関し、更に詳細には、自己整合ソース・プ
ロセスを用いないフラッシュ・メモリ・セルのレイアウ
トおよび製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ,電話,ラジオおよびコンピュー
タのような電子機器は、しばしば、集積回路,メモリ・
チップなどのような半導体部品を使用して構成される。
半導体部品は、典型的には、トランジスタ,コンデン
サ,ダイオード,抵抗などのように、半導体基板上に製
造される各種の超小型電子デバイスで構成される。各超
小型電子デバイスは、典型的には、半導体基板上に形成
される導体,半導体および絶縁体領域の1つのパターン
である。
【0003】半導体基板上の超小型電子デバイスの密度
は、各種半導体デバイス間の間隔を減少することによっ
て増大させることができる。間隔の減少は、非常に多く
のそのような超小型電子デバイスを半導体基板上に形成
できるようにする。その結果、半導体部品の計算能力お
よび速度は大きく改善される。
【0004】フラッシュEPROMまたはフラッシュE
EPROMとしても知られるフラッシュ・メモリは、各
セルが浮遊ゲート・トランジスタを有するメモリ・セル
の配列で形成される半導体部品である。データを配列内
の各セルに書き込むことはできるが、そのデータはセル
のブロックで消去される。各セルは、ソース,ドレイ
ン,浮遊ゲートおよび制御ゲートを有する1つの浮遊ゲ
ート・トランジスタである。浮遊ゲートは、ドレインか
らの書込み用のチャネル・ホット電子を用い、また、ソ
ースからの消去用のファウラー・ノルトハイム・トンネ
リングを用いる。1行の配列内の各セルの各浮遊ゲート
のソースは、接続されて、1本のソース・ラインを形成
する。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】浮遊ゲート・トランジ
スタは、分離構造によって互いに電気的に分離される。
用いられる1つのタイプの分離構造は、シリコンの局所
的酸化(LOCOS)構造である。LOCOS構造は、
一般に、セル間に局所的酸化層を熱成長してセルを電気
的に分離することによって形成される。LOCOS構造
に関する1つの課題は、半導体基板上の貴重な空間を浪
費する非機能領域をその構造が含むことである。
【0006】使用される別のタイプの分離構造は、浅い
トレンチ分離(STI)である。STI構造は、一般
に、セル間にトレンチをエッチし、そのトレンチを適当
な誘電材料で充填することによって形成される。STI
構造は、LOCOS構造よりも小型であり、セルを互い
により接近して配置することを可能にして、配列中のセ
ル密度を増大させる。しかしながら、STI構造は、し
ばしば、各行中のセルを接続するソース・ラインを形成
することの困難性により、フラッシュ・メモリには使用
されない。ソース・ラインは、自己整合ソース(SA
S)プロセスを用いて形成される。SASプロセスおよ
びフラッシュ・メモリ・セルに対するその影響に関して
は、多数の課題がある。これらの課題のいくつかは、次
のようなものである。 a)SASエッチの間に、スタックの半分は酸化物エッ
チに晒される結果、ポリシリコン・ワード・ラインが薄
くなる。ワード・ラインが薄くなることによって、ワー
ド・ライン中に施される後続の打込み(インプラント)
に関して問題が発生する。 b)SAS酸化物エッチの間に、ソースに隣接するモー
ト領域でシリコンがエッチされる結果、ソース・シリコ
ン領域には数百オングストロームの段差が生ずる。後続
のソース打込みはスタック下のシリコンよりも低いレベ
ルで行われるため、スタック下の表面のドーピング濃度
が低くなってフラッシュ・セル消去特性に悪影響を及ぼ
す。 c)SASエッチ中の露出シリコン領域へのトレンチ形
成は、フラッシュ・メモリ・セルの重大な信頼性の問題
であるソース・ドレイン間短絡をもたらすであろうシリ
コン欠陥の原因であると信じられている。
【0007】フラッシュ・メモリ・セルを形成するため
のSASの概念およびプロセスは、特別なフラッシュ・
セル回路レイアウト方法論につながってきた。この方式
では、すべてのメモリ・セルは、16個のドレイン・コ
ンタクト毎にたった1つのソース・コンタクトをもつ1
つのドレイン・コンタクトを有する。セルは、SASプ
ロセス中に形成されたソース・ラインを用いてリンクさ
れる。このソース・ラインは、メモリ・セル特性の劣化
につながる抵抗を回路に付加する。セル特性に加えて、
このレイアウト方式でのスタック構造メモリ・セルは、
ソース・コンタクトの周りで湾曲する必要があり、この
ことは、実装密度を増大させるために回路をスケーリン
グする際に問題になる。本発明は、コストもプロセス全
体の複雑さも増すことなしにSASプロセスの必要性を
排除するレイアウトおよび方法である。
【0008】
【課題を解決するための手段】したがって、コストやプ
ロセスの複雑さを増すことなしにSASプロセスの必要
性を排除するレイアウトおよび方法に対する必要性が生
ずる。本発明は、ハード・マスクを使用してこのことを
実現する方法を提供する。このプロセスから得られる結
果は、プロセスの複雑さやコストを増やすことなくソー
ス・ライン抵抗を低減する改善されたレイアウト方式で
ある。
【0009】一般に、本発明の一態様では、フラッシュ
・メモリ・セルは、各メモリ・セルが浮遊ゲート,浮遊
ゲート上の中間誘電体,中間誘電体上の制御ゲート,制
御ゲート上のハード・マスク絶縁層,浮遊ゲートに隣接
するソース領域,および浮遊ゲートに隣接しソース領域
とは反対側に配置されたドレイン領域を含む、複数のメ
モリ・セルと、複数のメモリ・セルのソース領域上の連
続導電膜を含むソース・コンタクトとを具備し、連続導
電性膜が、複数のメモリ・セルの制御ゲートに対して実
質的に平行になっている。
【0010】本発明の他の態様では、フラッシュ・メモ
リを形成する方法は、第1の導電形の半導体基板を供給
するステップと、半導体基板上にゲート絶縁体を形成す
るステップと、ゲート絶縁体上に浮遊ゲート導電層を形
成するステップと、浮遊ゲート導電層上に中間誘電層を
形成するステップと、中間誘電層上に制御ゲート導電層
を形成するステップと、制御ゲート導電層上にハード・
マスク絶縁層を形成するステップと、ハード・マスク絶
縁層,制御ゲート導電層,中間誘電層,浮遊ゲート導電
層およびゲート絶縁体をエッチしてゲート・スタックを
形成するステップと、ゲート・スタックに接する第1の
側壁構造およびゲート・スタックに反対側で接する第2
の側壁構造を形成するステップと、半導体基板に打込み
を行って第1の側壁構造に隣接するソース領域および第
2の側壁構造に隣接するドレイン領域を形成するステッ
プであって、ソース領域およびドレイン領域が第2の導
電形である、ステップと、ソース領域上に導電性ソース
・コンタクト膜を形成するステップであって、導電性ソ
ース・コンタクト膜が第1の側壁構造に接する、ステッ
プと、を具備する。
【0011】本発明およびそれの特徴をより完全に理解
するために、添付図面を参照しながら以下に詳細な説明
を行う。図面では、同様の構造に対しては同じ参照符号
が付されている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1から図7は、電子デバイスお
よび電子デバイス内で使用されるソース・ラインの製造
の各種態様を示す。以下でより詳細に説明するように、
本発明の方法は、低減された電気抵抗を有するソース・
ラインを製造するのに使用できる。
【0013】図1は、部分ブロック図形式での、従来技
術による電子デバイス8の電気的模式図である。電子デ
バイス8は、ワード・ライン・デコーダ22と、列デコ
ーダ28と、デコーダ22,28を制御する読出し/書
込み/消去制御回路32と、メモリ・セル配列9とを含
む。メモリ・セル配列9は、行および列に配置された多
数のメモリ・セル10を含む。各メモリ・セル10は、
ソース12とドレイン14と浮遊ゲート16と制御ゲー
ト18とを有する浮遊ゲート・トランジスタ11を含
む。
【0014】1行のセル10における各制御ゲート18
はワード・ライン20に結合されており、また、各ワー
ド・ライン20はワード・ライン・デコーダ22に結合
されている。1行のセル10における各ソース12はソ
ース・ライン24に結合されている。1列のセル10に
おける各ドレイン14は、ドレイン列ライン26に結合
されている。各ソース・ライン24は列ライン27によ
って列デコーダ28に結合されており、また、各ドレイ
ン列ライン26は列デコーダ28に結合されている。
【0015】書込みまたはプログラム・モードでは、ワ
ード・ライン・デコーダ22は、ライン30上のワード
・ライン・アドレス信号および読出し/書込み/消去制
御回路32からの信号に応答して、選択セル10の制御
ゲート18に結合された選択ワード・ライン20上に約
+12Vの予め選択された第1のプログラミング電圧V
RWを供給するように動作する。列デコーダ28も、選択
ドレイン列ライン26上に、したがって選択セル10の
ドレイン14に、約+5から+10Vの第2のプログラ
ミング電圧VPPを供給するように動作する。ソース・ラ
イン24はライン27を介して基準電位VSSに結合され
る。すべての非選択ドレイン列ライン26は基準電位V
SSに結合される。これらのプログラミング電圧は、選択
メモリ・セル10のチャネルに大電流状態(ドレイン1
4からソース12への)を生み出し、その結果として、
ゲート酸化物を横切って選択セル10の浮遊ゲート16
に注入されるチャネル・ホット電子およびアバランシェ
・ブレークダウン電子をドレイン−チャネル接合付近に
生成する。プログラミング時間は、ゲート領域に対して
約−2Vから−6Vの負のプログラム電荷で浮遊ゲート
16をプログラムするのに十分長くなるように選ばれ
る。
【0016】選択セル10の浮遊ゲート16はプログラ
ミング中にチャネル・ホット電子で充電され、また、そ
れらの電子は選択セル10の浮遊ゲート16下のソース
−ドレイン経路を順に非導通にする。この状態は「0」
ビットとして読み出される。非選択セル10は浮遊ゲー
ト16下のソース−ドレイン経路を導通状態に保たれ、
また、それらのセル10は「1」ビットとして読み出さ
れる。
【0017】フラッシュ消去モードでは、列デコーダ2
8は、すべてのドレイン列ライン26を浮遊状態のまま
にするように機能する。ワード・ライン・デコーダ22
は、すべてのワード・ライン20を基準電位VSSに接続
するように機能する。列デコーダ28はまた、約+10
Vから+15Vの正の高電圧VEEをすべてのソース・ラ
イン24に供給するように機能する。これらの消去電圧
は、浮遊ゲート16から電荷を転送するファウラー・ノ
ルトハイム・トンネル電流を発生するのに十分な電界強
度を浮遊ゲート16と半導体基板との間のトンネリング
領域を横切って生成し、それによって、メモリ・セル1
0を消去する。
【0018】読出しモードでは、ワード・ライン・デコ
ーダ22は、ライン30上のワード・ライン・アドレス
信号および読出し/書込み/消去制御回路32からの信
号に応答して、選択ワード・ライン20に約+5Vの予
め選択された正の電圧VCCを供給するとともに非選択ワ
ード・ライン20に低電圧(グランドまたはVSS)を供
給するように動作する。列デコーダ28は、少なくとも
選択ドレイン列ライン28に約+1.0Vの予め選択さ
れた正の電圧VSENを供給するとともにソース・ライン
24に低電圧を供給するように動作する。列デコーダ2
8はまた、アドレス・ライン34上の信号に応答して、
選択セル10の選択ドレイン列ライン26をデータ出力
端子に接続するように動作する。選択ドレイン列ライン
26および選択ワード・ライン20に結合されたセル1
0の導通または非導通状態は、データ出力端子に結合さ
れたセンス・アンプ(不図示)によって検出される。メ
モリ配列9に供給される読出し電圧は、選択セル10に
対するチャネル・インピーダンスを決定するのに十分で
あるが、任意の浮遊ゲート16の電荷状態を乱すような
ホット・キャリア注入またはファウラー・ノルトハイム
・トンネリングのいずれかを引き起こすには不十分であ
る。
【0019】便利のため、読出し,書込みおよび消去電
圧の表を以下の表1に与える。
【0020】
【表1】
【0021】図2および図3は、図1に示したメモリ配
列9の一部分の構造を示す。詳細には、図2は、メモリ
配列9の一部分の鳥瞰図であり、また、図3は、メモリ
配列9の一部分の拡大平面図である。先に述べたよう
に、メモリ配列9は、行および列に配置された多数のメ
モリ・セル10を含む。
【0022】図2に最も良く示されているように、メモ
リ・セル10の各行は、多数のメモリ・セル10を含む
連続スタック構造50で形成されている。各メモリ・セ
ル10内の浮遊ゲート・トランジスタ11は、半導体基
板52上に形成され、浅いトレンチ分離構造70によっ
て連続スタック構造50の各隣接メモリ・セル10から
分離されている。半導体基板52は、チャネル領域64
によって分離されたソース領域60およびドレイン領域
62を含む。浮遊ゲート・トランジスタ11は、一般に
は、チャネル領域64の一部分から外方向にゲート・ス
タック54を形成するとともにゲート・スタック54に
隣接するソース領域60の一部分およびドレイン領域6
2の一部分をドーピングしてソース12およびドレイン
14をそれぞれ形成することによって、製造される。
【0023】半導体基板52は、単結晶シリコン材料で
できたウエハを含む。例えば、半導体基板52は、エピ
タキシャル層,再結晶化半導体材料,多結晶半導体材料
または任意の他の適当な半導体材料を含む。
【0024】領域60,62,64は、実質的に平行で
あり、メモリ配列9の長さだけ広がる。半導体基板52
のチャネル領域64は、半導体領域を形成するように不
純物でドープされる。半導体基板12のチャネル領域6
4は、ドープされた半導体基板52上に形成された超小
型電子デバイス(不図示)の動作特性を変更するため
に、p形またはn形不純物でドープされる。
【0025】図2に最も良く示されているように、メモ
リ配列9の各連続スタック構造50における浮遊ゲート
・トランジスタ11は、浅いトレンチ分離(STI)構
造70によって互いに電気的に分離されている。STI
構造70は、一般には、半導体基板52上へのゲート・
スタック54の製造に先立って形成される。STI構造
70は、半導体基板52にトレンチ72をエッチするこ
とによって形成される。トレンチ72は、一般には、
0.2〜8.5μmのオーダーの深さになっている。ト
レンチ72は、第1の側壁表面74および第2の側壁表
面76を含む。
【0026】次に、トレンチ72は、STI構造70間
で半導体基板52の能動領域を電気的に分離するように
トレンチ誘電材料78で充填される。トレンチ誘電材料
78は、二酸化シリコン,シリコン窒化物またはそれら
の組合せを含むことができる。トレンチ誘電材料78
は、一般に、エッチ・バックされたのち、デグレーズ
(deglaze)処理によってゲート・スタック54
の製造に先立って半導体基板52の表面が洗浄される。
【0027】次に、半導体基板52および充填されたト
レンチ72から外方向へ向かって、連続スタック構造5
0が製造される。連続スタック構造50は、半導体基板
52のチャネル領域64から外方向に製造された一連の
ゲート・スタック54で形成される。図2に最も良く示
されているように、ゲート・スタック54は、ゲート絶
縁体56と浮遊ゲート16と中間誘電体58と制御ゲー
ト18とを含む。ゲート絶縁体56は半導体基板52か
ら外方向に形成され、また、浮遊ゲート16はゲート絶
縁体56から外方向に形成される。中間誘電体58は、
浮遊ゲート16と制御ゲート18との間に形成され、浮
遊ゲート16を制御ゲート18から電気的に分離するよ
うに働く。
【0028】ゲート絶縁体56は、一般に、半導体基板
52の表面上に成長される。ゲート絶縁体56は、25
〜500オングストロームのオーダーの厚さの酸化物ま
たは窒化物を含むことができる。
【0029】浮遊ゲート16および制御ゲート18は導
電領域である。ゲート16,18は、一般には、ポリシ
リコンを導電性とするために不純物をその場ドープされ
る(in-situ doped)多結晶シリコン材料(ポリシリコ
ン)を含む。ゲート16,18の厚さはそれぞれ、一般
に、100ナノメートルおよび300ナノメートルのオ
ーダーである。
【0030】中間誘電体58は、酸化物,窒化物または
酸化物および窒化物の層を交互に重ねて形成されたヘテ
ロ構造を含むことができる。中間誘電体58は、5〜4
0ナノメートルのオーダーの厚さを有する。
【0031】図3に最も良く示されているように、各浮
遊ゲート・トランジスタ11の制御ゲート18は、隣接
する連続スタック構造50内の隣接浮遊ゲート・トラン
ジスタ11の制御ゲート18に電気的に結合されて、連
続導電経路を形成する。図1を参照して説明したメモリ
配列9に関連して、制御ゲート18の連続ラインはメモ
リ配列9のワード・ライン20として働く。
【0032】これとは対照的に、各浮遊ゲート・トラン
ジスタ11の浮遊ゲート16は、任意の他の浮遊ゲート
・トランジスタ11の浮遊ゲート16に電気的に結合さ
れない。したがって、各浮遊ゲート・トランジスタ11
の浮遊ゲート16は、すべての他の浮遊ゲート16から
電気的に分離される。隣接するメモリ・セル10の浮遊
ゲート16は間隙(ギャップ)80によって分離され
る。間隙80は、一般的には、浮遊ゲート16を形成す
るのに用いられる導電性材料の層(不図示)にエッチさ
れる。
【0033】図2に示されているように、浮遊ゲート・
トランジスタ11のソース12およびドレイン14は、
半導体基板52のソース領域60およびドレイン領域6
2の一部分にそれぞれ形成される。ソース12およびド
レイン14は、不純物が導入されて導電領域を形成する
半導体基板52の部分を含む。1つの列の各浮遊ゲート
・トランジスタ11のドレイン14は、多数のドレイン
・コンタクト82によって互いに電気的に結合されてド
レイン列ライン26(図2には不図示)を形成する。ド
レイン列ライン26は、一般には、ワード・ライン20
から外方向に形成される。以下に詳細に述べるように、
各浮遊ゲート・トランジスタ11のソース12は、ソー
ス・ライン24の一部分を形成し、ソース・ライン24
の製造中に形成される。
【0034】図2に最も良く示されているように、ソー
ス・ライン24の一部は、浮遊ゲート・トランジスタ1
1のソース12を形成している。ソース・ライン24
は、ソース領域60に近接して半導体基板52内に形成
される連続導電領域によってソース12を互いに接続し
ている。図2に最も良く示されているように、ソース・
ライン24は、STI構造70下の半導体基板52のソ
ース領域60でSTI構造70を横切る。これと対照的
に、STI構造70は、半導体基板のチャネル領域64
で隣接する浮遊ゲート・トランジスタ11を電気的に分
離する。
【0035】ソース・ライン24、したがって各浮遊ゲ
ート・トランジスタ11のソース12は、一般に、ゲー
ト・スタック54の少なくとも一部分が製造された後に
製造される。ゲート・スタック54は、従来のフォトリ
ソグラフィ法を用いてパターン・マスクされ(不図
示)、ソース領域60に近接する半導体基板52を露出
したままにする。その後、半導体基板52の露出領域が
エッチされて、露出領域のトレンチ誘電材料78が除去
される。トレンチ誘電材料78を除去するエッチング処
理は異方性エッチング処理でよい。異方性エッチング
は、CF4またはCHF3のような炭素−フッ素ベース・
ガスを用いる反応性イオン・エッチ(RIE)法を用い
て実行され得る。
【0036】ソース領域60に近接する半導体基板52
は、トレンチ72を形成する半導体基板52の部分を含
めて、不純物でドープされて導電領域とされる。その
後、導電領域は、熱処理を施されて、不純物を半導体基
板52のソース領域60に拡散させる。拡散された導電
領域は、ソース・ライン24とともに各浮遊ゲート・ト
ランジスタ11のソース12を形成する。半導体基板5
2のソース領域60は、一般に、ドーパント・イオンが
半導体基板52中に打ち込まれる打込み法によってドー
プされる。メモリ配列の後続処理の間、トレンチ72は
誘電材料で再充填されるであろう。
【0037】図3には、ソース・ライン・コンタクト9
0が示されている。典型的なフラッシュ・メモリ・レイ
アウト設計では、16個のドレイン・コンタクト毎に1
つのソース・コンタクトがある。ソース・ラインの間隔
のために、ワード・ライン20はソース・コンタクト9
0の周りで湾曲95する必要がある。高密度設計用とい
うことの他に、ドレイン領域62の幅はソース領域60
の幅よりも広くされる。この結果、ワード・ライン64
の間隔は不均一になる。
【0038】本発明の一実施の形態が図4に示されてい
る。ここでは、ドレイン領域62の幅はソース領域61
のそれとほぼ等しくなっている。図4から、各セルはそ
れ自身のドレイン・コンタクト82を有する。ソース・
ラインは、各メモリ・セルのソース領域60にコンタク
トする長い導電層91によって形成される。金属配線の
ために、ドレイン・コンタクト82の上面に第1の金属
層(不図示)ランディング・パッドが配置される。そこ
では、それらは第2の金属層(不図示)によって接続さ
れ得る。ソース・コンタクトは、配列の端部で第1の金
属層によってなされることができ、また、ワード・ライ
ン20のストラッピングは、第3の金属層(不図示)に
よってなされ得る。図3に示されたソース・ライン24
を形成するためのSASエッチや付随のソース打込みお
よびソース・アニールはないということに留意すべきで
ある。ソース・ライン24および付随のSAS処理は、
図4に示されている本発明の実施の形態を用いて排除さ
れている。
【0039】以下で議論されるように、本発明で実施さ
れるレイアウトは、メモリ・スタック構造110,11
5の一部としてハード・マスク100を使用する。ハー
ド・マスク100は、以前の設計と比べてセルのソース
12およびドレイン14間隔が短縮されることを可能に
する。ソースおよびドレイン間隔のこの縮小は、以前の
設計と比べたセル面積の縮小をもたらす。
【0040】本発明の一実施の形態によれば、図4に示
したフラッシュ・メモリ・セルを形成する方法が図5A
から図5Dに示されている。これらの図面は、図4に示
した平面92に沿って取った断面図である。
【0041】図5Aは、スタック・エッチ処理前の浮遊
ゲート・トランジスタ・スタックを示している。半導体
基板52は、単結晶シリコン材料でできたウエハを含む
ことができる。しかしながら、本発明の範囲から外れる
ことなく半導体基板52が他の適当な材料または層を含
むことができることを理解するであろう。例えば、半導
体基板52は、エピタキシャル層,再結晶化半導体材
料,多結晶半導体材料または他の適当な半導体材料を含
むことができる。ゲート絶縁体56は、一般に、半導体
基板52の表面に成長される。ゲート絶縁体56は、2
5〜500オングストロームのオーダーの厚さの酸化シ
リコン,窒化物または酸窒化物膜を含むことができる。
ゲート絶縁体56が半導体素子を絶縁するのに適した他
の材料を含むことができることが理解されるであろう。
浮遊ゲート16および制御ゲート18は導電領域であ
る。ゲート16,18は、一般に、ポリシリコンを導電
性とするために不純物をその場ドープされる多結晶シリ
コン材料(ポリシリコン)を含む。ゲート16,18の
厚さはそれぞれ、一般に、50〜150ナノメートルお
よび100〜350ナノメートルのオーダーである。ゲ
ート16,18は本発明の範囲から外れることなく他の
適当な導電材料を含むことができることが理解されるで
あろう。中間誘電体58は、酸化物,酸窒化物,窒化
物、または、酸化物,窒化物若しくは酸窒化物の層を交
互に重ねて形成されるヘテロ構造を含むことができる。
中間誘電体58は、3〜40ナノメートルのオーダーの
厚さのものである。中間誘電体58は半導体要素子を絶
縁するのに適した他の材料を含むことができることが理
解されるであろう。ハード・マスク層100は、750
〜1500オングストロームのオーダーの厚さの窒化物
またはフォスフォシリケート・ガラス(PSG)を含む
ことができる。キャップ層は半導体素子を絶縁するのに
適した他の材料を含むことができることを理解された
い。スタックはフォトリソグラフィおよびエッチング処
理を用いて形成されるであろう。図5Aに示されている
フォトレジスト層105は、パターニングされて、エッ
チ・マスクとして用いられるであろう。ハード・マスク
100がない場合には、レジスト層105をエッチ・マ
スクとして使うことができるが、そのためには、厚い膜
を使用する必要がある。ハード・マスクなしの場合の典
型的なレジストの厚さは8000オングストロームのオ
ーダーである。本発明に関しては、ハード・マスク10
0を使用することによって、レジスト層105の厚さが
6000オングストローム未満まで減少されることを可
能とする。これによって、後続のフォトリソグラフィ処
理中の焦点深度が改善され、その結果、改善されたプロ
セスをもたらす。
【0042】図5Aの構造にフォトリソグラフィおよび
エッチ処理を適用した後に形成された隣接するゲート・
スタック構造110,115が、図5Bに示されてい
る。レジスト膜105を除去した後、多数の処理が実行
されて、図5Cに示されるように、ゲート・スタック側
壁120構造と一緒にソース12およびドレイン14領
域が形成される。ゲート・スタック側壁構造120は、
窒化物,酸化物または他の適当な材料を含むことができ
る。これらのゲート・スタック側壁構造120は、構造
全体上に膜をまず形成したのちに異方性エッチ処理を適
用することによって、製造される。その結果、図5Cに
示される側壁構造120が得られる。誘電層125は、
誘電体膜をパターニングするために使用されるフォトレ
ジスト膜130とともに形成される。誘電体膜125
は、BPSG,PSGまたは任意の他の適当な絶縁性平
坦膜を含むことができる。レジスト膜130はパターニ
ングされて、エッチされた誘電体膜が図5Cに示される
ソース・コンタクト開口135を形成する。膜125を
エッチするのに用いられるプロセスは、ハード・マスク
層100に対して高いエッチ選択性を有するべきであ
る。ハード・マスク層100がシリコン窒化物であり、
制御ゲートおよび浮遊ゲートがポリシリコンであり、中
間誘電体が酸化物−窒化物−酸化物層構造である本発明
の一実施の形態に対して、適当なスタック・エッチ処理
は次のようなものである。
【0043】i)ハード・マスク・エッチ CHF3 5〜20 sccm HeO2 2〜7 sccm CF4 7〜15 sccm Ar 50〜90 sccm 圧力 20mTorr 供給電力 1000ワット バイアス電力 200ワット カソード温度 55℃ 壁/ドーム温度 80/80℃ エッチ時間 終端点(3875オングストローム波
長)35%の過剰エッチ時間含む(可変)
【0044】ii)制御ゲート・エッチ HBr 90〜105 sccm Cl2 25〜80 sccm CF4 18〜26 sccm HeO2 9〜18 sccm 圧力 4mTorr 供給電力 550ワット バイアス電力 50ワット カソード温度 55℃ 壁/ドーム温度 80/80℃ エッチ時間 終端点(2880オングストローム波
長)
【0045】iii)中間誘電体エッチ CHF3 7〜14 sccm CF4 5〜9 sccm Ar 95 sccm 圧力 6mTorr 供給電力 850ワット バイアス電力 150ワット カソード温度 55℃ 壁/ドーム温度 80/80℃ エッチ時間 30秒
【0046】iv)浮遊ゲート・エッチ HBr 130〜190 sccm HeO2 7〜10 sccm 圧力 100mTorr 供給電力 1000ワット バイアス電力 150ワット カソード温度 55℃ 壁/ドーム温度 80/80℃ エッチ時間 105秒
【0047】図5Dに示すように、導電層91は、図5
Cのコンタクト開口135に形成されて、ソース領域1
2に接触する。この導電層91はスパッタ堆積法または
他の類似の技法で形成できる。この導電層は、多くの隣
接するメモリ・セルのソース領域に接触する連続層であ
り、図4に示した連続ソース・コンタクト91を形成す
る。この連続ソース・コンタクト91は、図1に示した
ソース・ライン24として機能する。連続導電層91
は、図3のソース・ライン24を形成するのに用いられ
たSASエッチおよび打込み処理の必要性を排除する。
導電層91は、タングステン,チタン,アルミニウム,
銅または任意の適当な金属や高導電性材料を含むことが
できる。導電層はまた、タングステン,チタン,アルミ
ニウム,銅または類似の材料のような各種の金属膜の交
互層からなるスタックを含むこともできる。その後、多
数の従来の処理工程を使用して完全なフラッシュ・メモ
リ回路が完成する。
【0048】図6には、本発明の一実施の形態が示され
ている。ハード・マスク層100がシリコン窒化物であ
る場合には、導電層91は、図示のように、ゲート・ス
タックの一部分に重畳するように形成され得る。この重
畳は、導電層91の堆積の前に図5Cに示した開口13
5の幅を広げることによって、形成される。重畳140
の領域は、典型的には、ゲート・スタック145の幅よ
りも狭くなければならない。この重畳は、ソース・コン
タクト・ライン91の抵抗を下げるために、または、ソ
ース・コンタクト開口135を形成するのに使用された
フォトリソグラフィ処理中の位置合わせ誤り裕度を増や
すために、使用され得る。
【0049】図7には、図6に示した面93に沿って取
った図6に示した実施の形態の断面図が示されている。
断面図96,97,98は、分離構造70によって分離
されたメモリ・セルである。個々のメモリ・セルのソー
ス領域60はそれぞれ、連続導電性経路を形成する導電
層91によってコンタクトが取られる。
【0050】本発明はいくつかの実施の形態に関して説
明されたが、当業者には各種の変更および修正が示唆さ
れるであろう。本発明は、そのような変更および修正を
開示した特許請求の範囲に含まれるものとして包含する
ことを意図している。
【0051】以上の説明に関して、更に以下の項を開示
する。 (1)フラッシュ・メモリ・セル配列であって、複数の
メモリ・セルであって、各メモリ・セルが、浮遊ゲート
と、該浮遊ゲート上の中間誘電体と、該中間誘電体上の
制御ゲートと、該制御ゲート上のハード・マスク絶縁層
と、前記浮遊ゲートに隣接するソース領域と、前記浮遊
ゲートに隣接し前記ソース領域とは反対側に配置された
ドレイン領域とを含む、複数のメモリ・セルと、該複数
のメモリ・セルの前記ソース領域上の連続導電膜を含む
ソース・コンタクトであって、前記連続導電膜が前記複
数のメモリ・セルの前記制御ゲートと実質的に平行であ
る、ソース・コンタクトと、を具備する、フラッシュ・
メモリ・セル配列。 (2)ワード・ラインをさらに含み、該ワード・ライン
が、複数の隣接するメモリ・セルの前記制御ゲートを電
気的に接続することによって形成される連続導電層であ
る、第1項記載のフラッシュ・メモリ・セル配列。 (3)前記ハード・マスク絶縁層が、シリコン窒化物ま
たはフォスフォシリケート・ガラスである、第1項記載
のフラッシュ・メモリ・セル配列。 (4)前記ハード・マスク絶縁層の厚さが、3000オ
ングストロームよりも薄い、第1項記載のフラッシュ・
メモリ・セル配列。 (5)各メモリ・セルの前記浮遊ゲート,前記中間誘電
体,前記制御ゲート,前記ソース領域および前記ドレイ
ン領域に隣接する側壁構造をさらに含む、第1項記載の
フラッシュ・メモリ・セル配列。 (6)前記側壁構造が、前記ソース・コンタクトに接し
ている、第5項記載のフラッシュ・メモリ・セル配列。 (7)前記側壁構造が、シリコン窒化物,シリコン酸化
物またはシリコン酸窒化物である、第5項記載のフラッ
シュ・メモリ・セル配列。 (8)前記ソース・コンタクトが、前記ハード・マスク
絶縁体層に重畳している、第1項記載のフラッシュ・メ
モリ・セル配列。
【0052】(9)フラッシュ・メモリ・セル配列であ
って、複数のメモリ・セルであって、各メモリ・セル
が、浮遊ゲートと、該浮遊ゲート上の中間誘電体と、該
中間誘電体上の制御ゲートと、該制御ゲート上のハード
・マスク絶縁層と、前記浮遊ゲートに隣接するソース領
域と、前記浮遊ゲートに隣接し前記ソース領域とは反対
側に配置されたドレイン領域とを含む、複数のメモリ・
セルと、前記ソース領域を電気的に分離する複数の絶縁
体領域と、前記複数のメモリ・セルの前記ソース領域上
の連続導電膜を含むソース・コンタクトであって、前記
連続導電膜が、前記複数のメモリ・セルの前記制御ゲー
トと実質的に平行であり、前記複数の絶縁体領域を横切
っている、ソース・コンタクトと、を具備する、フラッ
シュ・メモリ・セル配列。 (10)ワード・ラインをさらに含み、該ワード・ライ
ンが、複数の隣接するメモリ・セルの前記制御ゲートを
電気的に接続することによって形成される連続導電層で
ある、第9項記載のフラッシュ・メモリ・セル配列 (11)前記ハード・マスク絶縁体層が、シリコン窒化
物またはフォスフォシリケート・ガラスである、第9項
記載のフラッシュ・メモリ・セル配列。 (12)前記ハード・マスク絶縁体層の厚さが、300
0オングストロームよりも薄い、第9項記載のフラッシ
ュ・メモリ・セル配列。 (13)各メモリ・セルの前記浮遊ゲート,前記中間誘
電体,前記制御ゲート,前記ソース領域および前記ドレ
イン領域に隣接する側壁構造を含む、第9項記載のフラ
ッシュ・メモリ・セル配列。 (14)前記側壁構造が、前記ソース・コンタクトに接
している、第13項記載のフラッシュ・メモリ・セル配
列。 (15)前記ソース・コンタクトが、前記ハード・マス
ク絶縁体層に重畳している、第9項記載のフラッシュ・
メモリ・セル配列。
【0053】(16)フラッシュ・メモリを形成する方
法であって、第1の導電形の半導体基板を供給するステ
ップと、該半導体基板上にゲート絶縁体を形成するステ
ップと、該ゲート絶縁体上に浮遊ゲート導電層を形成す
るステップと、該浮遊ゲート導電層上に中間誘電層を形
成するステップと、該中間誘電層上に制御ゲート導電層
を形成するステップと、該制御ゲート導電層上にハード
・マスク絶縁層を形成するステップと、該ハード・マス
ク絶縁層,前記制御ゲート導電層,前記中間誘電層,前
記浮遊ゲート導電層および前記ゲート絶縁体をエッチし
てゲート・スタックを形成するステップと、該ゲート・
スタックに接する第1の側壁構造および前記ゲート・ス
タックに反対側で接する第2の側壁構造を形成するステ
ップと、前記半導体基板に打込みを行って、前記第1の
側壁構造に隣接するソース領域と前記第2の側壁構造に
隣接するドレイン領域を形成するステップであって、前
記ソース領域および前記ドレイン領域が第2の導電形で
ある、ステップと、前記ソース領域上に導電性ソース・
コンタクト膜を形成するステップであって、該導電性ソ
ース・コンタクト膜が前記第1の側壁構造に接する、ス
テップと、を具備する、方法。 (17)前記ハード・マスク絶縁体層が、PSGまたは
窒化物である、第16項記載の方法。 (18)前記中間誘電体が、シリコン酸化物およびシリ
コン窒化物からなるグループから選ばれた膜をもつ層構
造である、第16項記載の方法。 (19)前記第1の側壁および前記第2の側壁が、シリ
コン窒化物である、第16項記載の方法。
【0054】(20)SASプロセスを使用しないフラ
ッシュ・メモリ用のレイアウトおよび方法が述べられて
いる。レイアウトは、一連のメモリ・セル(11)のソ
ース領域を接続するとともにソース・ライン(24)を
形成するソース・コンタクト(91)を含む。ソース・
コンタクトは、ソース・コンタクト(91)形成中に制
御ゲート(18)を絶縁するメモリ・セル・ゲート・ス
タック(110),(115)の一部としてハード・マ
スク絶縁体層(100)を使用して、形成される。
【0055】(関連特許/特許出願へのクロスリファレ
ンス)次の譲渡された特許/特許出願を参照によってこ
こに取り込む。 特許番号/出願番号 出願日 TIケース番号 第60/068,543号 1997年12月23日 TI−23167 第60/117,774号 1999年01月29日 TI−28594
【図面の簡単な説明】
【図1】部分ブロック図形式での、従来技術によるメモ
リ・セル配列を含む電子デバイスの電気的模式図であ
る。
【図2】図1のメモリ・セル配列の一部分の鳥瞰図であ
る。
【図3】図1のメモリ・セルの一部分の拡大平面図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態によるメモリ・セルの一
部分の拡大平面図である。
【図5A】本発明の一実施の形態に従ってセルを形成す
る方法を示すフラッシュ・メモリ・セルの断面図であ
る。
【図5B】本発明の一実施の形態に従ってセルを形成す
る方法を示すフラッシュ・メモリ・セルの断面図であ
る。
【図5C】本発明の一実施の形態に従ってセルを形成す
る方法を示すフラッシュ・メモリ・セルの断面図であ
る。
【図5D】本発明の一実施の形態に従ってセルを形成す
る方法を示すフラッシュ・メモリ・セルの断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態を示すフラッシュ・メモ
リ・セルの断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態によるフラッシュ・メモ
リ・セルの断面図である。
【符号の説明】
8 電子デバイス 9 メモリ・セル配列 10 メモリ・セル 11 浮遊ゲート・トランジスタ 12 ソース 14 ドレイン 16 浮遊ゲート 18 制御ゲート 20 ワード・ライン 22 ワード・ライン・デコーダ 24 ソース・ライン 26 ドレイン列ライン 27 列ライン 28 列デコーダ 32 読出し/書込み/消去制御回路 50 スタック構造 52 半導体基板 54 ゲート・スタック 56 ゲート絶縁体 58 中間誘電体 60 ソース領域 62 ドレイン領域 64 チャネル領域 70 トレンチ分離構造 72 トレンチ 74 第1の側壁構造 76 第2の側壁構造 78 トレンチ誘電材料 80 ギャップ 82 ドレイン・コンタクト 90 ソース・ライン・コンタクト 91 導電層 100 ハード・マスク 110 メモリ・スタック構造 115 メモリ・スタック構造 120 ゲート・スタック側壁構造 125 誘電層 130 フォトレジスト層 135 コンタクト用開口 140 重畳 145 ゲート・スタック
フロントページの続き (72)発明者 トーマス エム、アムブロス アメリカ合衆国 テキサス、リチャードソ ン、アパートメント 638、 バッキンガ ム ロード 530

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ・メモリ・セル配列であっ
    て、 複数のメモリ・セルであって、各メモリ・セルが、浮遊
    ゲートと、該浮遊ゲート上の中間誘電体と、該中間誘電
    体上の制御ゲートと、該制御ゲート上のハード・マスク
    絶縁層と、前記浮遊ゲートに隣接するソース領域と、前
    記浮遊ゲートに隣接し前記ソース領域とは反対側に配置
    されたドレイン領域とを含む、複数のメモリ・セルと、 該複数のメモリ・セルの前記ソース領域上の連続導電膜
    を含むソース・コンタクトであって、前記連続導電膜が
    前記複数のメモリ・セルの前記制御ゲートと実質的に平
    行である、ソース・コンタクトと、 を具備する、フラッシュ・メモリ・セル配列。
  2. 【請求項2】 フラッシュ・メモリを形成する方法であ
    って、 第1の導電形の半導体基板を供給するステップと、 該半導体基板上にゲート絶縁体を形成するステップと、 該ゲート絶縁体上に浮遊ゲート導電層を形成するステッ
    プと、 該浮遊ゲート導電層上に中間誘電層を形成するステップ
    と、 該中間誘電層上に制御ゲート導電層を形成するステップ
    と、 該制御ゲート導電層上にハード・マスク絶縁層を形成す
    るステップと、 該ハード・マスク絶縁層,前記制御ゲート導電層,前記
    中間誘電層,前記浮遊ゲート導電層および前記ゲート絶
    縁体をエッチしてゲート・スタックを形成するステップ
    と、 該ゲート・スタックに接する第1の側壁構造および前記
    ゲート・スタックに反対側で接する第2の側壁構造を形
    成するステップと、 前記半導体基板に打込みを行って、前記第1の側壁構造
    に隣接するソース領域と前記第2の側壁構造に隣接する
    ドレイン領域を形成するステップであって、前記ソース
    領域および前記ドレイン領域が第2の導電形である、ス
    テップと、 前記ソース領域上に導電性ソース・コンタクト膜を形成
    するステップであって、該導電性ソース・コンタクト膜
    が前記第1の側壁構造に接する、ステップと、を具備す
    る、方法。
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