JP2001052226A - 電子抽選装置 - Google Patents

電子抽選装置

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JP2001052226A
JP2001052226A JP11256085A JP25608599A JP2001052226A JP 2001052226 A JP2001052226 A JP 2001052226A JP 11256085 A JP11256085 A JP 11256085A JP 25608599 A JP25608599 A JP 25608599A JP 2001052226 A JP2001052226 A JP 2001052226A
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Kiyoji Sawa
喜代治 澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子抽選装置に係り、抽選者に違
和感、不信感、不快感などを抱かせずに抽選結果の出現
確率を調整できる電子抽選装置の提供を目的とする。 【構成】 本発明は、所定の周期で所定の領域内の数値
を逐次更新して発生する複数種類の数値発生手段と、使
用する数値発生手段を現に使用している数値発生手段以
外の一つの数値発生手段に切替える発生数値選択手段
と、前記所定の領域内の各数値及び当該数値に対応させ
た評価を記憶させた少なくとも一種類の記憶手段と、前
記発生数値選択手段が択一した数値発生手段が発生する
数値の中から一つの数値を抽選するサンプリング手段
と、サンプリング手段が抽選した数値に対応する評価を
前記少なくとも一つの記憶手段から読み出して表示する
表示手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抽選の基礎となる
多数の数値の中から一つの数値を抽選し、その数値に対
応する評価を表示するようにした電子抽選装置に係り、
特に抽選者に違和感、不信感、不快感などを抱かせるこ
となく抽選結果の出現確率を調整できるようにした電子
抽選装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ遊球機、パチスロ、スロ
ットマシーン、ポーカーゲーム等のカードゲーム機、マ
ージャンゲーム機などの電子式遊技機では、所定の入賞
確率に従って大当たり、中当り、小当り、外れなどの抽
選を行う電子抽選装置が用いられている。
【0003】この電子抽選装置としては、所定の領域内
の数値を逐次発生する一つの乱数発生手段と、この乱数
発生手段が発生する各数値及び当該数値に対応させた評
価を記憶させた少なくとも一つの記憶手段と、前記乱数
発生手段が発生する数値の中から一つの数値を抽選する
サンプリング手段と、サンプリング手段が抽選した数値
に対応する評価を前記少なくとも一つの記憶手段から読
み出して表示する表示手段とを備えるものがある。
【0004】上述したパチンコなどの電子式遊技機にお
いては、前記記憶手段から読み出した抽選結果を遊技機
に組み込まれた複数の回胴の絵柄の組み合わせとして表
示する表示手段が用いられている。
【0005】又、最近になって、乱数発生手段の代わり
に現に発生している数値から次に発生する数値を所定の
数列の規則に従って予測できる一つの数列発生手段を用
いるものも提案されている。
【0006】更に、この種の電子抽選装置は、電子式遊
技機の他にポーカーゲーム機などのカードゲーム機、マ
ージャンゲーム機などのゲーム機、占い機などにも利用
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばパチ
ンコ遊球機においては、入賞穴に遊技球が入球するごと
に一つの回胴が回転、停止し、特定の図柄の組み合わせ
の一部が表示された後、何らかの特定の表示が現れると
予め定められた入賞、例えば大当たりの図柄の組み合わ
せが完成する確率が生じるので、特定の図柄の組み合わ
せの一部が表示されると入賞に対する遊技者の期待感は
すこぶる高くなる。
【0008】そして、その後に特定の図柄の組み合わせ
が完成される確率が非常に高くなる何らかの特定の表示
が現れると入賞への期待は一層高くなる。
【0009】ところが、遊技場としてはある配当率を上
回る配当が行われると経営が成り立たなくなるので、配
当率を一定以下に抑えるためにその入賞の確率を下げる
必要が生じ、特定の図柄の組み合わせの一部が表示さ
れ、更に入賞の確率が著しく高くなることを示す何らか
の表示が現れても、その特定の図柄の組み合わせ全体が
実現する確率を下げて配当率を下げることがある。
【0010】ここで、配当率を変化させる方法として
は、例えばパチンコ遊球機の場合には遊技機の釘を曲げ
たり、傾けたりして入賞穴への入球の難易度を変化させ
る方法や、配当率の異なる複数の記憶手段を用意し、配
当率が一定以上の高率になると配当率が低い記憶手段を
用いる方法などがある。
【0011】しかし、釘を曲げたり、傾けたりして入賞
穴への入球の難易度を変化させる方法は配当率を変化さ
せる範囲が不明確になるので、遊技に賭博性を与えるお
それが生じたり、また、釘の曲がり具合や傾き具合を見
て遊技者が不快感を感じるので、好ましくない。
【0012】配当率の異なる複数の記憶手段を用いる場
合には、配当率の変化を一定の範囲内に制限することが
できるので、遊技に賭博性を与えるおそれを無くすこと
ができ、遊技を健全な娯楽として認めることができる。
しかし、この方法においては、入賞確率が低い記憶手段
を用いる時に、遊技者の興味を高めて遊技を続けさせる
ために入賞でない場合にも入賞の確率が非常に高いと遊
技者に期待させる表示を出すことがある。
【0013】もちろん、入賞確率が高い記憶手段を用い
る場合に、特定の図柄の組み合わせの一部が表示され、
更に入賞の確率が著しく高くなることを示す何らかの表
示が現れても、期待に反する結果が生じることはある
が、何度か繰り返して期待を裏切られることが続くと、
遊技者は入賞確率の変化に不自然さを感じて違和感を感
じ、遊技機の抽選に対する公正さに対する不信感を抱く
ようになり、遊技者の遊技に対する興味が減衰したり、
遊技に対する興味を失ったりすることになる。更には、
遊技機の抽選に対する公正さに対する不信感が不満とな
り、不快感を抱いて大声を発したり、遊技機を叩いたり
するなど遊技場の雰囲気を悪化させることもしばしば見
受けられる。
【0014】本発明は、このような遊技者、即ち、電子
式遊技機、占い機などを操作して抽選を実行する抽選者
に違和感、不信感、不快感などを抱かせることなく抽選
結果の出現確率を調整できるようにした電子抽選装置を
提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、所定の周期で所定の領域内の数値を逐次更
新して発生する複数種類の数値発生手段と、使用する数
値発生手段を現に使用している数値発生手段以外の一つ
の数値発生手段に切替える発生数値選択手段と、前記所
定の領域内の各数値及び当該数値に対応させた評価を記
憶させた少なくとも一種類の記憶手段と、前記発生数値
選択手段が択一した数値発生手段が発生する数値の中か
ら一つの数値を抽選するサンプリング手段と、サンプリ
ング手段が抽選した数値に対応する評価を前記少なくと
も一つの記憶手段から読み出して表示する表示手段とを
備える、という手段を採用している。
【0016】本発明によれば、発生数値選択手段によっ
て、例えば所定の周期が経過した時に、又は、特定の条
件が成就した時に使用する数値発生手段を現に使用して
いる数値発生手段以外の一つの数値発生手段に切替える
ので、発生する数値が現に発生している数値から次に発
生する数値を所定の数列の規則に従って予測できる数値
となったり、現に発生している数値から次に発生する数
値を予測できない数値となったり、発生する数値の領域
が所定の領域内で変更されたりするなど、抽選の基礎と
なる数値の発生の形態にバリエーションが与えられる。
そして、抽選の結果とその表示とを正確に対応させるこ
とにより、特定の抽選結果の発生確率、すなわち、入賞
確率を変化させることができ、入賞とならないのに入賞
の確率が著しく高くなることを示す何らかの表示が現れ
ることを防止して、抽選者に違和感、不信感、不快感な
どを抱かせることが防止される。
【0017】以下、本発明について明確、かつ、正確な
理解が得られるようにするため、本発明を更に詳細に説
明する。まず、本発明は、所定の周期で所定の領域内の
数値を逐次更新して発生する複数種類の数値発生手段を
備える。ここで、複数種類とは、各数値発生手段が次々
に発生する数値の関係と数値の領域との一方又は両方が
異なるというこうとである。
【0018】各数値発生手段が次々に発生する数値の関
係が異なる複数種類の数値発生手段を備える例として最
も典型的な例は、本明細書の請求項5に記載しているよ
うに、現に発生している数値から次に発生する数値を所
定の数列の規則に従って予測できる一つの数列発生手段
と、現に発生している数値から次に発生する数値を予測
できない一つの乱数発生手段とを備える場合である。
【0019】この他に各数値発生手段が次々に発生する
数値の関係が異なる複数種類の数値発生手段を備える例
としては、本明細書の請求項3に記載している前記複数
種類の数値発生手段として発生する数列の規則を異なら
せた複数種類の数列発生手段を備える場合や、乱数を演
算する演算式が異なる複数種類の乱数発生手段を備える
場合も含まれる。
【0020】又、各数列発生手段が次々に発生する数値
の領域が異なる場合の例としては、本明細書の請求項3
に記載している発生する数値の領域が異なる複数種類の
数列発生手段を備える場合や、本発明の請求項4に記載
している発生する数値の領域が異なる複数種類の数列発
生手段を備える場合を挙げることができる。
【0021】更に、各数値発生手段が次々に発生する数
値の関係と数値の領域との両方が異なる場合の例として
は、本発明の請求項3に記載している発生する数値の領
域及び数列の規則が異なる複数種類の数列発生手段を備
える場合の他、発生する数値の領域及び乱数を演算する
演算式が異なる複数種類の乱数発生手段を備える場合を
挙げることができる。
【0022】もちろん、本発明には、複数種類の数列発
生手段のみを備える場合や、複数種類の乱数発生手段の
みを備える場合の他に複数種類の数列発生手段と複数種
類の乱数発生手段とを備えることが含まれる。
【0023】すなわち、請求項2に記載しているように
前記複数種類の数値発生手段として、現に発生している
数値から次に発生する数値を所定の数列の規則に従って
予測できる少なくとも一つの数列発生手段と、現に発生
している数値から次に発生する数値を予測できない少な
くとも一つの乱数発生手段とを備える場合が本発明に含
まれるのである。
【0024】なお、これら複数種類の数値発生手段はそ
れぞれ所定の周期で所定の領域内の数値を逐次更新して
発生するように構成されているが、各数値発生手段が数
値を更新する周期を統一することは本発明に必須のこと
ではなく、本明細書の請求項6に記載しているように、
数値の更新周期が異なる複数種類の数値発生手段を備え
るようにしてもよいのである。
【0025】次に、本発明は、使用する数値発生手段を
現に使用している数値発生手段以外の一つの数値発生手
段に切替える発生数値選択手段を備える。
【0026】この発生数値選択手段が使用する数値発生
手段を切替える方法としては、随時手動操作により使用
する数値発生手段を切替える方法と、周期的に使用する
数値発生手段を自動切替えする方法と、例えば実際の配
当率が所定値を上回ることが検出された時、又は特定の
評価に対応する数値のうちの一つがサンプリングされた
時、あるいは特定の数値がサンプリングされた時など、
特定の条件が成就した時に使用する数値発生手段を自動
切替えする方法と、これらの方法のうちの二方法又は全
方法を併用する方法とがあるが、実際の遊技場の運営を
考慮すれば上述の全方法を併用する方法を採用すること
が望ましい。
【0027】本発明が二種類の数値発生手段を備える場
合には、発生数値選択手段は二種類の数値発生手段を交
互に使用する数値発生手段として切替えることになり、
三種類以上の多種類の数値発生手段を備える場合に発生
数値選択手段が数値発生手段を切替える順序は任意に選
択することがができる。
【0028】すなわち、A、B、Cの3種類の数値発生
手段を備える場合を例にとって説明すれば、A、B、
C、A、B、C、Aというように循環的に切替えるよう
にしてもよく、又、A、B、C、B、A、B、Cという
ように両端で順序が反転するように切替えるようにして
もよく、更に、A、C、B、A、C、Bというように一
つ飛びに切替えるようにしてもよく、又更に、A、B、
A、B、C、A、B、A、B、Cというように変更した
りするようにしてもよい。加えて、特定の一条件が成就
した時(例えば特定の数値がサンプリングされた時)に
A、B交互に更新し、他の特定の条件が成就した時(例
えば実際の配当率か所定値を上回った時)にCに更新
し、この特定の条件が解消した時(例えば実際の配当率
か所定以下に復帰した時)にA又はBに切替えるように
してもよい。
【0029】次に、本発明は、前記所定の領域内の各数
値及び当該数値に対応させた評価を記憶させた少なくと
も一種類の記憶手段を備える。
【0030】複数種類の記憶手段を備える場合には、各
種類の記憶手段の記憶する数値の領域、又は記憶した各
数値に対応する評価の一部又は全部、若しくは記憶した
数値の領域及び各数値に対応する評価の一部又は全部を
異ならせ、これら複数種類の記憶手段の中から使用する
記憶手段を択一する記憶選択手段とを備えて、この記憶
選択手段により使用する記憶手段を択一することによ
り、入賞確率のバリエーションをより複雑で多彩にする
ことができる。
【0031】前記記憶選択手段により、使用する記憶手
段を切替える方法としては、随時手動操作により使用す
る記憶手段を切替える方法と、周期的に使用する記憶手
段を自動切替えする方法と、例えば実際の配当率が所定
値を上回ることが検出された時、特定の評価に対応する
数値のうちの一つがサンプリングされた時、特定の数値
がサンプリングされた時など、特定の条件が成就した時
に使用する記憶手段を自動切替えする方法と、これらの
方法のうちの二方法又は全方法を併用する方法とがある
が、実際の遊技場の運営を考慮すれば上述の全方法を併
用する方法を採用することが望ましい。
【0032】本発明が二種類の記憶手段を備える場合に
は、発生数値選択手段は二種類の記憶手段を交互に使用
する記憶手段として切替えることになり、三種類以上の
多種類の記憶手段を備える場合に発生数値選択手段が記
憶手段を切替える順序は任意に選択することができる。
【0033】
【作用】上述したように、本発明の電子抽選装置は、所
定の周期で所定の領域内の数値を逐次更新して発生する
複数種類の数値発生手段と、使用する数値発生手段を現
に使用している数値発生手段以外の一つの数値発生手段
に切替える発生数値選択手段と、前記所定の領域内の各
数値及び当該数値に対応させた評価を記憶させた少なく
とも一種類の記憶手段と、前記発生数値選択手段が択一
した数値発生手段が発生する数値の中から一つの数値を
抽選するサンプリング手段と、サンプリング手段が抽選
した数値に対応する評価を前記少なくとも一つの記憶手
段から読み出して表示する表示手段とを備えるので、発
生数値選択手段により使用する数値発生手段を現に使用
している数値発生手段以外の一つの数値発生手段に切替
えて、抽選の基礎となる数値の領域や発生する順などに
変化を与えることができるという作用が得られる。
【0034】又、これにより、入賞確率や配当率を変化
させることができるのであり、しかも、このような変化
を表示手段の表示から遊技者に読み取らせることができ
る結果、遊技者に違和感を与えることなく入賞確率や配
当率を変化させることができるという作用も得られる。
【0035】更に、数値発生手段の種類を変化させるこ
とにより特定の数値の発生タイミングを変化させること
ができる作用により、特定の数値にタイミングを合わせ
て抽選を行うことが困難になり、偶然にタイミングが合
うことがあっても長続きすることはなく、異常な高配当
が続くことを防止できる作用も得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る電子抽選
装置を図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通り
である。
【0037】この電子抽選装置は、回胴式電子遊技機に
使用されるものであり、図1の機能ブロック図に示すよ
うに、所定の周期で所定の領域内の数値を逐次更新して
発生する複数種類の数値発生手段として、一つの数列発
生手段1と、一つの乱数発生手段2とを備える。
【0038】この数列発生手段1は、所定の規則に従
い、且つ次項が予測できる数列の発生手段であり、つま
り所定の領域内で現に発生している数値から次に発生す
る数値を所定の数列の規則に従って予測できる関係にあ
る数値を順に発生するように構成してあればよく、ここ
では0から159999までの自然数を小さい順に繰り
返し発生するようにしている。
【0039】前記乱数発生手段2は、不規則、且つ次項
が予測できない、いわゆる乱数列の発生手段であり、前
記数列発生手段1と異なる0から199999の領域内
の自然数を、同じ出現確率で、現に発生している数値か
ら次に発生する数値を予測できないような順で発生する
ように構成してある。
【0040】このように数列発生手段1が発生する数値
の領域と乱数発生手段2が発生する数値の領域を異なら
せると、使用する数値発生手段によって特定の数値の出
現確率を変化させることができる。
【0041】又、この電子抽選装置は、使用する数値発
生手段を現に使用している数値発生手段以外の一つの数
値発生手段に切替える発生数値選択手段3を備えてい
る。
【0042】図2に示すように、この発生数値選択手段
3は、選択手段本体31と、手動操作により選択手段本
体31に使用する数値発生手段を現に使用している数値
発生手段以外の一つの数値発生手段に切替えさせる手動
切替手段32と、この電子抽選装置を備える遊技機の配
当率を演算し、配当率が所定値を上回ると前記選択手段
本体31に使用する数値発生手段を現に使用している数
値発生手段以外の一つの数値発生手段に切替えさせる配
当対応切替手段33と、特定の数値、例えば666の絵
柄に対応する数値が抽選された時に前記選択手段本体3
1に使用する数値発生手段を現に使用している数値発生
手段以外の一つの数値発生手段に切替えさせる抽選対応
切替手段34とを備える。
【0043】従って、遊技場の係員が例えば遊技機の玉
詰まりなどのドラブルを解消した時に手動切替手段32
を操作して使用する数値発生手段を数列発生手段1から
乱数発生手段2に切替えたり、その逆に、使用する数値
発生手段を乱数発生手段2から数列発生手段1に切替え
たりすることができる。
【0044】又、当該遊技機の配当率が所定値を上回る
と、自動的に使用する数値発生手段が数列発生手段1か
ら乱数発生手段2に切替えられたり、その逆に、乱数発
生手段2から数列発生手段1に切替えられたりする。
【0045】更に、遊技を繰り返す間に、特定の数値、
例えば666の絵柄に対応する数値が抽選されると、自
動的に使用する数値発生手段が数列発生手段1から乱数
発生手段2に切替えられたり、その逆に、乱数発生手段
2から数列発生手段1に切替えられたりする。
【0046】従来の電子抽選装置と同様に、この電子抽
選装置は、前記所定の領域、即ち、0から199999
の領域内の各数値及び当該数値に対応させた評価を記憶
させた複数種類の記憶手段4と、これら複数種類の記憶
手段4の中から使用する記憶手段を択一する記憶選択手
段5とを備えている。
【0047】図3に示すように、この記憶選択手段5
は、特に限定されないが、発生数値選択手段3と同様
に、選択手段本体51と、手動切替手段52と、配当対
応切替手段53と、抽選対応切替手段54とを備え、遊
技場の係員が例えば遊技機の玉詰まりなどのドラブルを
解消した時に手動切替手段52を操作して使用する記憶
手段4を切替えたり、当該遊技機の配当率が所定値を上
回ると、自動的に使用する記憶手段4を切替えたり、遊
技を繰り返す間に、特定の数値、例えば777の絵柄に
対応する数値が抽選されると、自動的に使用する記憶手
段4を切替えたりするようにしている。
【0048】各記憶手段4に記憶させた数値の領域は、
互いに異ならせてもよいのであるが、ここでは同じにし
てある。しかし、各数値に対応させた評価は入賞確率が
一定の範囲を外れない程度に記憶手段4の種類ごとに部
分的に異ならせてある。
【0049】つまり、例えば、ある記憶手段4では当た
りが出にくいが当たりとしては大当たりが出易いという
入賞確率に設定され、他の一つの記憶手段では当たりは
出易いが当たりとしては中当たりが出易いという入賞確
率に設定されるというように、入賞確率を異ならせた複
数種類の記憶手段4を備え、これらの中から記憶選択手
段5が択一した記憶手段4を用いて抽選結果に評価を与
えるようにしているのである。
【0050】上述したように、数列発生手段1が発生す
る0から159999の領域の数値の出現確率は、数列
発生手段1を使用している場合と、乱数発生手段2を使
用している場合とでは異なっているので、同じ記憶手段
4を用いても使用する数値発生手段の種類によって入賞
確率が変化することになる。又、これら複数種類の中の
どの記憶手段4を使用するかによっても入賞確率が変化
するので、入賞確率の変化は非常に複雑で多彩になる。
【0051】なお、これら複数の記憶手段4は一片のR
OMに記憶させてあり、そのROMには遊技場を識別す
るための暗唱番号とともにそのROMを識別するための
暗唱番号を記憶させてある。そして、この電子抽選装置
には、これらの暗唱番号を読出し、この暗証番号が予め
登録された暗証番号と異なる時に警報を発令するセキュ
リティ手段10を備えている。
【0052】図4に示すように、このセキュリティ手段
10は、前記ROMから暗唱番号を読出す暗唱番号読出
手段11と、予め暗唱番号を登録するROMリスト12
と、読出した暗唱番号がROMリスト12に記憶させた
暗唱番号に含まれているか否かを判定する合否判定手段
13と、この合否判定手段13が読出した暗唱番号がR
OMリスト12に記憶させた暗唱番号に含まれていない
と判定した時に点灯される当該遊技機に対応する警報ラ
ンプ14とを備えている。
【0053】従って、夜間などの休業中にROMが交換
された場合には、翌朝の開業に際してROMが変わって
いることがこのセキュリティ手段10によって検出さ
れ、対応する警報ランプ14の点灯により遊技場の従業
員に報知される。
【0054】又、このセキュリティ手段10には、各遊
技機ごとに、外乱電波を受信し、外乱電波を感知したと
きに前記警報ランプ14を点灯させる受信器15が設け
られているので、遊技機の周囲で携帯電話機などの電波
が発進されると、この電波を外乱電波として関知した受
信器15が前記警報ランプ14を点灯させ、外乱電波に
よる不正遊技の可能性が報知される。
【0055】次に、この実施例に係る電子抽選装置は、
前記発生数値選択手段3が択一した数値発生手段(ここ
では、数列発生手段1又は乱数発生手段2)が発生する
数値の中から一つの数値を抽選するサンプリング手段6
と、サンプリング手段6が抽選した数値に対応する評価
を現に使用している記憶手段4から読み出して表示する
表示手段7とを備えている。そして、この表示手段7と
しては公知の通り回胴式遊技機の回胴や、回胴の像を表
示するする画面などが用いられる。
【0056】サンプリング手段6及び表示手段7の構成
や作用については、従来の単一の数値発生装置を備える
電子抽選装置のそれらと同様であるので、その詳細な説
明は省略する。
【0057】以上に説明したように、この実施例に係る
電子抽選装置は、数値の領域が異なる数列発生手段1と
乱数発生手段2と、使用する数値発生手段を現に使用し
ている数値発生手段以外の一つの数値発生手段に切替え
る発生数値選択手段3とを備えているので、使用する数
値発生手段を切り替えることにより抽選の基礎となる数
値の現れ方に変化を与えることができる。
【0058】つまり、数列発生手段1と乱数発生手段2
とが発生する数値の領域を異ならせることにより各数値
の出現確率が変化し、又、数値の発生に規則性があるか
ないかによって各数値の発生の順序を変化させることが
できるのである。
【0059】又、この実施例に係る電子抽選装置は、前
記所定の領域内の各数値及び当該数値に対応させた評価
を記憶させた複数種類の記憶手段4と、これら複数種類
の記憶手段4の中から使用する記憶手段4を択一する記
憶選択手段5とを備えるので、使用する記憶手段4を切
替えることにより数値に対する評価を変化させることが
できる。
【0060】そして、この実施例に係る電子抽選装置
は、前記発生数値選択手段3が択一した数値発生手段が
発生する数値の中から一つの数値を抽選するサンプリン
グ手段6とこのサンプリング手段6が抽選した数値に対
応する評価を記憶選択手段5が択一した記憶手段4から
読み出して表示する表示手段7とを備えるので、数値発
生手段の種類の切替えにより抽選の基礎となる数値の出
方が変化することや抽選された数値に対応する評価が変
化することを忠実に反映した抽選結果を表示手段7によ
り表示することができる。
【0061】つまり、数値発生手段の切替えと、記憶手
段4の切替えとによって非常に複雑に、かつ、多彩に入
賞確率ないし配当率を変化させることができる上、その
変化を表示手段7の表示から遊技者が読み取れるように
しているので、例えば776、667等、リーチ状態か
ら1つのズレが発生することが複数回続くなど、遊技者
がその変化に違和感、不信感、不快感などを感じること
を防止できるのである。
【0062】又、数値発生手段の切替えにより、数値の
出方に変化が与えられるので、特定の数値の出現にタイ
ミングを合わせて抽選を行うことが困難になり、偶然に
特定の数値の出現にタイミングを合わせて抽選が行われ
ることが繰り返されることがあっても少し経てばタイミ
ングが合わなくなり、遊技者が異常な高配当を得ること
はできなくなる。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電子抽
選装置は、所定の周期で所定の領域内の数値を逐次更新
して発生する複数種類の数値発生手段と、使用する数値
発生手段を現に使用している数値発生手段以外の一つの
数値発生手段に切替える発生数値選択手段とを備えてい
るので、発生数値選択手段により使用する数値発生手段
を切り替えることにより抽選の基礎となる数値の現れ方
に変化を与えて、抽選の結果に複雑で多彩な変化を与え
ることができ、又、前記所定の領域内の各数値及び当該
数値に対応させた評価を記憶させた少なくとも一種類の
記憶手段と、前記発生数値選択手段が択一した数値発生
手段が発生する数値の中から一つの数値を抽選するサン
プリング手段と、サンプリング手段が抽選した数値に対
応する評価を前記少なくとも一つの記憶手段から読み出
して表示する表示手段とを備えるので、複雑で多彩に変
化させた抽選の結果を忠実に表示させることができる。
【0064】即ち、数値発生手段の切替えにより入賞確
率ないし配当率を変化させることができるので、釘を曲
げたり、傾けたりするなど賭博性を与えかねない方法に
依らずに入賞確率ないし配当率を変化させることができ
る効果を得ることができる上、その変化を忠実に表示す
ることにより遊技者などにその変化が生じていることを
読み取らせ、遊技者に違和感、不信感、不快感などを抱
かせることを防止できる効果を得ることができる。
【0065】又、発生数値選択手段により使用する数値
発生手段を切り替えることにより抽選の基礎となる数値
の現れ方に変化を与えることができるので、特定の数値
の発生にタイミングを合わせて抽選することが困難にな
る上、偶然に特定の数値の発生にタイミングを合わせて
抽選することが繰り返されても少し経てば数値発生手段
が切り替わってタイミングが合わなくなるなるので、異
常な高配当を得ることができなくなるという効果も得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の機能ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の発生数値選択手段の機能ブロ
ック図である。
【図3】図3は、本発明の記憶選択手段の機能ブロック
図である。
【図4】図4は、本発明のセキュリティ手段の機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 数列発生手段 2 乱数発生手段 3 発生数値選択手段 4 記憶手段 5 記憶選択手段 6 サンプリング手段 7 表示手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期で所定の領域内の数値を逐次
    更新して発生する複数種類の数値発生手段と、使用する
    数値発生手段を現に使用している数値発生手段以外の一
    つの数値発生手段に切替える発生数値選択手段と、前記
    所定の領域内の各数値及び当該数値に対応させた評価を
    記憶させた少なくとも一種類の記憶手段と、前記発生数
    値選択手段が択一した数値発生手段が発生する数値の中
    から一つの数値を抽選するサンプリング手段と、サンプ
    リング手段が抽選した数値に対応する評価を前記少なく
    とも一つの記憶手段から読み出して表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする電子抽選装置。
  2. 【請求項2】 前記複数種類の数値発生手段として、現
    に発生している数値から次に発生する数値を所定の数列
    の規則に従って予測できる少なくとも一つの数列発生手
    段と、現に発生している数値から次に発生する数値を予
    測できない少なくとも一つの乱数発生手段とを備える請
    求項1に記載の電子抽選装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類の数値発生手段として発生
    する数値の領域、又は数列の規則、もしくは発生する数
    値の領域及び数列の規則が異なる複数種類の数列発生手
    段を備える請求項1又は2に記載の電子抽選装置。
  4. 【請求項4】 前記複数種類の数値発生手段として発生
    する数値の領域が異なる複数種類の乱数発生手段を備え
    る請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電子抽選装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数種類の数列発生手段として、一
    つの数列発生手段と一つの乱数発生手段とを備える請求
    項1又は2に記載の原子抽選装置。
  6. 【請求項6】 数値の更新周期が異なる複数種類の数値
    発生手段を備える請求項1ないし5のいずれか一項に記
    載の電子抽選装置。
  7. 【請求項7】 前記発生数値選択手段が、所定の周期が
    経過するごとに、それ以前に使用していた数値発生手段
    と異なる数値発生手段を択一する請求項1ないし6のい
    ずれか一項に記載の電子抽選装置。
  8. 【請求項8】 前記発生数値選択手段が、特定の条件が
    成就した時に、それ以前に使用していた数値発生手段と
    異なる数値発生手段を択一する請求項1ないし7のいず
    れか一項に記載の電子抽選装置。
  9. 【請求項9】 記憶した数値の領域、又は記憶した各数
    値に対応する評価の一部又は全部、若しくは記憶した数
    値の領域及び各数値に対応する評価の一部又は全部を異
    ならせた複数種類の記憶手段と、これら複数種類の記憶
    手段の中から使用する記憶手段を択一する記憶選択手段
    とを備える請求項1ないし8のいずれか一項に記載の電
    子抽選装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶選択手段が、所定の周期が経
    過するごとに、それ以前に使用していた記憶手段と異な
    る記憶手段を択一する請求項9に記載の電子抽選装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶選択手段が、特定の評価に対
    応する数値がサンプリングされた時に、それ以前に使用
    していた記憶手段と異なる記憶手段を択一する請求項9
    又は10に記載の電子抽選装置。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも一つの記憶手段に暗証
    番号を記憶させ、この暗証番号が予め登録された暗証番
    号と異なる時に警報を発令するセキュリティ手段を備え
    る請求項1ないし11のいずれか一項に記載の電子抽選
    装置。
  13. 【請求項13】 外乱電波を感知したときに警報を発令
    するセキュリティ手段を備える請求項1ないし12のい
    ずれか一項に記載の電子抽選装置。
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