JP2001051840A - 統合文書管理システム、情報処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

統合文書管理システム、情報処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001051840A
JP2001051840A JP22401599A JP22401599A JP2001051840A JP 2001051840 A JP2001051840 A JP 2001051840A JP 22401599 A JP22401599 A JP 22401599A JP 22401599 A JP22401599 A JP 22401599A JP 2001051840 A JP2001051840 A JP 2001051840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークに接続された複数のコンピュータ
の夫々に存在する文書管理データベース内の文書を統合
的に管理すること。 【解決手段】文書管理データベース内のデータを表示さ
せる表示・操作部21及び表示データ管理部22と文書
管理データベース内のデータの処理を指示する接続文書
管理データベース管理部23とを備えた統合文書管理ソ
フトウェアT1と、統合文書管理ソフトウェアT1と文
書管理データベース1、2、3の夫々のサーバーソフト
ウェアとを夫々接続する文書管理接続プログラムP1,
P2,P3とを有する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は統合文書管理システ
ム、情報処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に係り、特にLAN(Local Area Ne
twork)等のネットワークに接続された複数のコン
ピュータの夫々が有する複数の文書管理データベースを
統合的に管理する統合文書管理システム及び情報処理装
置、並びにそのような機能を実現させるためのプログラ
ムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN等のネットワークに接続さ
れたサーバーコンピュータに存在する文書管理データベ
ースに、ネットワークに接続されたクライアントコンピ
ュータを介してアクセスすることによって、文書管理デ
ータベースに蓄積されている文書データを管理操作する
ことが行われている。
【0003】図1に、ネットワークに接続されたクライ
アントコンピュータから、ネットワークに接続されたサ
ーバーコンピュータが有する文書管理データベースにア
クセスすることによって得られた画面の表示内容を示
す。画面は大きく3つの領域(M1,V1,V2)に分
れ、領域M1にはユーザが操作指示を行うためのメニュ
ーが表示され、領域V1にはアクセスした文書管理デー
タベース(文書管理データベース1)のデータ管理ツリ
ー(キャビネットやフォルダがツリー状となったもの)
が表示され、領域V2には領域V1で選択されたキャビ
ネットもしくはフォルダF1に格納されている文書(文
書1〜文書8)が表示されている。ユーザはこの画面に
対しマウス等を使用して文書やフォルダを選択したり、
ドラッグ&ドロップを行ったり、メニューを選択するこ
とにより、文書管理データベースに対して様々な処理を
指示することが出来る。
【0004】具体的にはクライアントコンピュータにイ
ンストールされている文書操作クライアントソフトウェ
アを起動させることによって、ユーザの指示内容に従っ
てクライアントソフトウェアから、サーバーコンピュー
タに存在する文書管理データベースのサーバーソフトウ
ェアに命令が出され、それに従ってサーバーソフトウェ
アは文書管理データベースのデータを処理する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、ユーザが複数のサーバーコンピュー
タに存在する異なる複数の文書管理データベースにアク
セスするためには、異なる複数の文書管理データベース
の夫々に対応した文書操作クライアントソフトウェアを
起動する必要があった。即ち、サーバーコンピュータ1
に存在する文書管理データベース1にアクセスするため
には対応する文書操作クライアントソフトウェア1を起
動し、サーバーコンピュータ2に存在する文書管理デー
タベース2にアクセスするためには対応する文書操作ク
ライアントソフトウェア2を起動しなければならなかっ
た。
【0006】すなわち、文書管理データベース毎にデー
タの保存形式(ツリー状保存形式、時系列保存形式
等)、インタフェース(文書操作クライアントソフトウ
ェアとサーバーソフトウェアとの間の情報のやりとりの
方式)、扱うデータの種類(画像データ、数値データ
等)等が異なるため、各文書管理データベース用に設計
された文書操作クライアントソフトウェアを使用しない
とその文書管理データベースにアクセスすることが出来
なかった。
【0007】これは、例えばマイクロソフト社のAcc
essというデータベースソフトウェアで作成したデー
タベースとロータス社のアプローチというデータベース
ソフトウェアで作成したデータベースとがあった場合、
Accessではアプローチで作成したデータベースに
はアクセス出来ないし、逆にアプローチではAcces
sで作成したデータベースにはアクセス出来ないという
現象と同様の現象である。
【0008】又、異なる文書管理データベース間のデー
タの受け渡しなども、ソフトウェアの仕様の違いにより
うまく行かない場合が多かった。本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであって、アプリケーション(ユー
ザーインタフェース)と複数の異なる文書管理データベ
ースとを接続する仕組みを提供することを目的とする。
【0009】又、本発明は上記問題点に鑑みてなされた
ものであって、アプリケーションで文書を操作する際
に、接続されている文書管理データベースの種類を意識
することなく文書操作を可能にする仕組みを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された統合文書管理システムは、複
数のデータベースと、複数のデータベース毎に設けられ
データベースのデータを処理する複数のデータ処理手段
と、ユーザに対するインタフェースを提供するユーザー
インタフェースと、ユーザーインタフェースと複数のデ
ータ処理手段との接続を担う接続手段とを有するため、
接続手段を介してユーザーインタフェースと複数の文書
管理データベースとを接続することが可能となり、ユー
ザーインタフェースを介して複数の文書管理データベー
スに格納された文書を統合的に管理し操作することが出
来る。又、異なる文書管理データベース間の文書の移動
等も可能となる。
【0011】又、請求項2に記載の統合文書管理システ
ムでは、請求項1に記載の統合文書管理システムにおい
て、ユーザーインタフェースは、複数のデータベースに
関するデータを表示させる表示手段と、複数のデータベ
ースのデータの処理を指示する指示手段とを有するた
め、ユーザーインタフェースを介して容易に複数の文書
管理データベースに格納された文書を統合的に管理し操
作することが出来る。又、異なる文書管理データベース
間の文書の移動等も容易に可能となる。
【0012】又、請求項3に記載の統合文書管理システ
ムは、請求項1又は2に記載の統合文書管理システムに
おいて、複数の文書管理データベースの夫々に対応する
接続手段はユーザーインタフェースに対し統一された構
成のインタフェースを有するため、ユーザーインタフェ
ースを介して複数の文書管理データベースに格納された
文書を操作する際に、接続された文書管理データベース
の種類を意識することなく文書を操作することが可能と
なる。又、文書管理データベースの種類を意識せずにユ
ーザーインタフェースを設計することが出来る。
【0013】又、請求項4に記載の統合文書管理システ
ムでは、請求項1乃至3の内のいずれか一項に記載の統
合文書管理システムのおいて、ユーザーインタフェース
は各文書管理データベースに対応する接続手段の接続及
び切断を行う構成を有するため、接続手段を介してユー
ザーインタフェースと文書管理データベースとをダイナ
ミックに接続したり切断したりすることが可能である。
したがって、使用する文書管理データベースのみをユー
ザーインタフェースに接続し、接続された文書管理デー
タベースに関するデータのみを表示させることが可能で
ある。
【0014】又、請求項5に記載の統合文書管理システ
ムでは、請求項1乃至4の内のいずれか一項に記載の統
合文書管理システムにおいて、ユーザーインタフェース
は文書管理データベースのデータを操作する命令がその
文書管理データベースでサポートされているか、あるい
は許可されているかの情報をその文書管理データベース
に対応する接続手段から取得する構成を有するため、ユ
ーザーインタフェース側で操作命令が文書管理データベ
ースにおいてサポートされているか、あるいは許可され
ているかどうかを知ることが出来、このようにしてユー
ザーインタフェース側で接続されている文書管理データ
ベースのデータ処理機能(Capability)に関
する情報を取得することが出来る。
【0015】又、請求項6に記載の統合文書管理システ
ムでは、請求項1乃至5の内のいずれか一項に記載の統
合文書管理システムにおいて、ユーザーインタフェース
は文書管理データベースのデータを図形で表示させる構
成を有し、請求項7に記載の統合文書管理システムで
は、請求項6に記載の統合文書管理システムにおいて、
ユーザーインタフェースが文書管理データベースのデー
タを図形で表示させる際に使用する図形データを、その
文書管理データベースに対応する接続手段から取得する
構成を有するため、複数の文書管理データベースを扱う
場合、夫々の文書管理データベースのデータを表示させ
る際に使用する図形要素(フォルダを示すアイコン、文
書を示すサムネイル等)を文書管理データベース毎に特
有のものにすることが出来、ユーザにとって分かりやす
い表示を実現出来る。
【0016】請求項8に記載の情報処理装置は、ユーザ
に対するインタフェースを提供するユーザーインタフェ
ースと、ユーザーインタフェースと複数のデータベース
毎に設けられデータベースのデータを処理する複数のデ
ータ処理手段との接続を担う接続手段とを有するため、
接続手段を介してユーザーインタフェースと複数の文書
管理データベースとを接続することが可能となり、ユー
ザーインタフェースを介して複数の文書管理データベー
スに格納された文書を統合的に管理し操作することが出
来る。又、異なる文書管理データベース間の文書の移動
等も可能となる。
【0017】請求項9に記載のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体には、コンピュータをユーザに対するイン
タフェースを提供するユーザーインタフェース手段と、
ユーザーインタフェース手段と複数のデータベース毎に
設けられデータベースのデータを処理する複数のデータ
処理手段との接続を担う接続手段としてコンピュータを
機能させるためのプログラムを記録したため、このプロ
グラムをコンピュータに読み取らせて実行させることに
よって、接続手段を介してユーザーインタフェース手段
と複数の文書管理データベースとを接続することが可能
となり、ユーザーインタフェース手段を介して複数の文
書管理データベースに格納された文書を統合的に管理し
操作することが出来る。又、異なる文書管理データベー
ス間の文書の移動等も可能となる。
【0018】請求項10に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体では、請求項9に記載の記録媒体におい
て、ユーザーインタフェース手段は、複数のデータベー
スに関するデータを表示させる表示手段と、複数のデー
タベースのデータの処理を指示する指示手段とを有する
ため、ユーザーインタフェース手段を介して容易に複数
の文書管理データベースに格納された文書を統合的に管
理し操作することが出来る。又、異なる文書管理データ
ベース間の文書の移動等も容易に可能となる。
【0019】請求項11に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体では、請求項9又は10に記載の記録媒
体において、複数の文書管理データベースの夫々に対応
する接続手段はユーザーインタフェース手段に対し統一
された構成のインタフェースを有するため、ユーザーイ
ンタフェース手段を介して複数の文書管理データベース
に格納された文書を操作する際に、接続された文書管理
データベースの種類を意識することなく文書を操作する
ことが可能となる。又、文書管理データベースの種類を
意識せずにユーザーインタフェース手段を設計すること
が出来る。
【0020】請求項12に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体では、請求項9乃至11の内のいずれか
一項に記載の記録媒体において、ユーザーインタフェー
ス手段は各文書管理データベースに対応する接続手段の
接続及び切断を行う構成を有するため、接続手段を介し
てユーザーインタフェース手段と文書管理データベース
とをダイナミックに接続したり切断したりすることが可
能である。したがって、使用する文書管理データベース
のみをユーザーインタフェース手段に接続し、接続され
た文書管理データベースに関するデータのみを表示させ
ることが可能である。
【0021】請求項13に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体では、請求項9乃至12の内のいずれか
一項に記載の記録媒体において、ユーザーインタフェー
ス手段は文書管理データベースのデータを操作する命令
がその文書管理データベースでサポートされているか、
あるいは許可されているかの情報をその文書管理データ
ベースに対応する接続手段から取得する構成を有するた
め、ユーザーインタフェース手段側で操作命令が文書管
理データベースにおいてサポートされているか、あるい
は許可されているかどうかを知ることが出来、このよう
にしてユーザーインタフェース手段側で接続されている
文書管理データベースのデータ処理機能(Capabi
lity)に関する情報を取得することが出来る。
【0022】請求項14に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体では、請求項9乃至13の内のいずれか
一項に記載の記録媒体において、ユーザーインタフェー
ス手段は文書管理データベースのデータを図形で表示さ
せる構成を有し、請求項15に記載のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体では、請求項14に記載の記録媒体
において、ユーザーインタフェース手段が文書管理デー
タベースのデータを図形で表示させる際に使用する図形
データを、その文書管理データベースに対応する接続プ
ログラムから取得する構成を有するため、複数の文書管
理データベースを扱う場合、夫々の文書管理データベー
スのデータを表示させる際に使用する図形要素(フォル
ダを示すアイコン、文書を示すサムネイル等)を文書管
理データベース毎に特有のものにすることが出来、ユー
ザにとって分かりやすい表示を実現出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の統合文
書管理システムについて、添付の図面を参照して詳細に
説明する。図2は本発明の一実施例の統合文書管理シス
テムのシステム構成例を示す。このシステムでは、ネッ
トワークN1(例えばLAN)に複数のコンピュータC
1(サーバーコンピュータ),C2(サーバーコンピュ
ータ),C3(クライアントコンピュータ)が接続され
ており、コンピュータC1には文書管理データベース1
が存在し、コンピュータC2には文書管理データベース
2が存在し、コンピュータC3には文書管理データベー
ス3が存在する。文書管理データベース1、2、3は、
夫々のデータの処理を行うサーバーソフトウェアを夫々
有する。コンピュータC1,C2,C3はネットワーク
N1により接続されている。
【0024】コンピュータC3には文書管理ソフトウェ
ア(ユーザーインターフェース)T1,文書管理接続プ
ログラムP1,P2,P3がインストールされている。
統合文書管理ソフトウェアT1は文書管理接続プログラ
ムP1によって文書管理データベース1にアクセスする
ことが出来る。同様に、統合文書管理ソフトウェアT1
は文書管理接続プログラムP2によって文書管理データ
ベース2にアクセスすることが出来る。同様に、統合文
書管理ソフトウェアT1は文書管理接続プログラムP3
によって文書管理データベース3にアクセスすることが
出来る。
【0025】ここで、統合文書管理ソフトウェアT1,
各文書管理接続プログラムP1,P2,P3はクライア
ントコンピュータC3のハードディスク装置等の記憶装
置に格納されており、クライアントコンピュータC3の
CPUによって夫々の命令が実行されることによって、
クライアントコンピュータC3にインストールされたO
S(Operating System)の制御、管理
の下で、クライアントコンピュータC3のROM、RA
M等のメモリを適宜使用して動作する。各文書管理デー
タベース1、2、3のサーバーソフトウェア及びデータ
ベースは、夫々のコンピュータ(サーバーコンピュータ
C1,C2及びクライアントコンピュータC3)のハー
ドディスク装置等の記憶装置に格納されている。各サー
バーソフトウェアは夫々のコンピュータのCPUによっ
て夫々の命令が実行されることによって、夫々のコンピ
ュータにインストールされたOSの制御、管理の下で、
夫々のコンピュータのROM、RAM等のメモリを適宜
使用して動作する。
【0026】尚、上記の構成例に限らず、ネットワーク
に更に多数のクライアントコンピュータ、サーバーコン
ピュータが接続され、各々のクライアントコンピュータ
に文書管理データベース、統合文書管理ソフトウェア、
文書管理接続プログラムが存在し、各々のサーバーコン
ピュータに文書管理データベースが存在している例、ク
ライアントコンピュータには統合文書管理ソフトウェア
と文書管理接続プログラムのみ存在し文書管理データベ
ースは存在しない例、等に対しても本発明が適用できる
ことは言うまでもない。
【0027】図3にクライアントコンピュータC3の画
面の表示内容の一例を示す。画面は大きく3つの領域
(M1,V1,V2)に分れ、領域M1にはユーザが操
作指示を行うためのメニューが表示され、領域V1には
アクセスした文書管理データベース1のデータ管理ツリ
ー(キャビネットやフォルダがツリー状となったもの)
D1,文書管理データベース2のデータ管理ツリーD2
及び文書管理データベース3のデータ管理ツリーD3が
表示され、領域V2には領域V1で選択されたキャビネ
ットもしくはフォルダF1に格納されている文書(文書
1〜文書8)が表示されている。ユーザはこの画面に対
しマウス等を使用して文書やフォルダを選択したり、ド
ラッグ&ドロップを行ったり、メニューを選択すること
により、文書管理データベースに対して様々な処理を指
示することが出来る。統合文書管理ソフトウェアT1
は、ユーザの指示内容を文書管理接続プログラムP1,
P2,P3を介して文書管理データベース1、2、3の
データを操作することが出来る。
【0028】各文書管理接続プログラムP1,P2,P
3は夫々統合文書管理ソフトウェアT1に共通のインタ
フェースを持つ。つまり、例えば文書のコピーをすると
きに使用される”CopyDocuments”命令、
文書の移動を行うときに使用される”MoveDocu
ments”命令といった、共通の命令がインプリメン
トされている。又、統合文書管理ソフトウェアT1で扱
う文書、フォルダ(キャビネット)には文書管理接続プ
ログラムP1,P2,P3がID番号を付けており、文
書管理接続プログラムに命令を出すときは、文書、フォ
ルダを指示するためにそのID番号を指定する(図11
参照)。
【0029】各文書管理接続プログラム(例えばP2)
では、それが接続する文書管理データベース(この例の
場合、2)のインタフェース仕様に合わせて、”Cop
yDocuments”等の命令を変換し、その変換さ
れた命令セットによって文書管理データベース(この例
の場合、2)を操作する。図4に,文書管理接続プログ
ラムP1,P2,P3の各々の大略の機能ブロック図を
示す。
【0030】各文書管理接続プログラムは、命令解釈部
11、命令変換部12及び命令指示部13を含む。命令
解釈部11は統合文書管理ソフトウェアT1から指示さ
れた命令を解釈し、その解釈結果を命令変換部12に渡
す。命令変換部12は命令解釈部11から渡された命令
の解釈結果を使用し、それが接続する文書管理データベ
ース(1,2又は3)のインタフェース仕様に合わせ
て、指示された命令を、その文書管理データベース用の
命令セットに変換する。命令出力部13はこの命令セッ
トでその文書管理データベースのサーバーソフトウェア
に指示を出す。このように、各文書管理接続プログラム
は直接的には夫々の文書管理データベースのサーバーソ
フトウェアと接続される。
【0031】又、各文書管理接続プログラムが、それが
接続する対応する文書管理データベースからデータを受
け取った場合には、命令指示部13はデータ解釈部とし
て機能し、受け取ったデータを解釈して解釈結果を命令
変換部12に渡す。命令変換部12は、この場合データ
変換部として機能し、受け取ったデータを、統合文書管
理ソフトウェアT1のインタフェース仕様に合わせて、
統合文書管理ソフトウェアT1用のデータに変換し、変
換結果を命令解釈部11に渡す。命令解釈部11は、こ
の場合、データ出力部として機能し、変換結果のデータ
を統合文書管理ソフトウェアT1に渡す。例えば、文書
管理データベースから受け取ったデータがデータベース
内のデータ保存形態のデータであり、その保存形態が時
系列にフォルダが配列された形態である場合、文書管理
接続プログラムは、この保存形態データを年、月、日等
を基準にしてツリー状にフォルダを再配列することによ
ってツリー状の保存形態データに変換し、統合文書管理
ソフトウェアT1に渡す。
【0032】図5に統合文書管理ソフトウェアT1の大
略の機能ブロック図を示す。統合文書管理ソフトウェア
T1は、表示・操作部21、表示データ管理部22、接
続文書管理データベース管理部23、インタフェース部
24を含む。表示・操作部21は表示データ管理部22
で管理されたデータをクライアントコンピュータC3の
画面に表示し、クライアントコンピュータC3のマウ
ス、キーボード等の入力デバイスを介してユーザからの
指示を受ける。表示データ管理部22はクライアントコ
ンピュータC3の画面に表示させるデータを管理する。
接続文書管理データベース管理部23は統合文書管理ソ
フトウェアT1に接続されている、即ち統合文書管理ソ
フトウェアT1がメモリにロードして使用している文書
管理接続プログラムを管理する。インタフェース部24
は統合文書管理ソフトウェアT1と、接続されている文
書管理接続プログラムとの間の情報の受け渡しを行う。
【0033】図6に表示データ管理部22が管理するデ
ータを示す。(a)はクライアントコンピュータC3の
画面の領域V1に表示させるデータを示す。即ち、文書
管理接続プログラムP1,P2,P3によって統合文書
管理ソフトウェアT1に接続された文書管理データベー
ス1,2,3のフォルダに関するデータ(フォルダI
D、フォルダ名、フォルダアイコン)がフォルダ毎に管
理され、更にそれらが各文書管理データベース毎に管理
されている。(b)はクライアントコンピュータC3の
画面の領域V2に表示させるデータを示す。即ち、画面
の領域V1に表示されたフォルダの中でユーザに選択さ
れたフォルダに格納された文書に関するデータ(文書I
D、文書名、頁数、文書サムネイル)が文書毎に管理さ
れている。
【0034】図7に接続文書管理データベース管理部2
3で管理するデータを示す。ここでは、文書管理接続プ
ログラムP1,P2,P3によって統合文書管理ソフト
ウェアT1に接続された文書管理データベース1,2,
3に関するデータ(データベース名、データベースI
D)及びその文書管理接続プログラムP1,P2,P3
のIDが各文書管理データベース1,2,3毎に管理さ
れている。
【0035】図8に、クライアントコンピュータC3の
画面の領域V1にデータを表示させるための動作のフロ
ーチャートを示す。まずステップS1(以下「ステッ
プ」の記載を省略する)でクライアントコンピュータC
3が起動されると、S2で、統合文書管理ソフトウェア
T1の表示データ管理部22は、接続文書管理データベ
ース管理部23に管理されている各文書管理接続プログ
ラムP1,P2,P3に対してフォルダ一覧を示すデー
タを要求する。次にS3で、各文書管理接続プログラム
P1,P2,P3ではこのフォルダ一覧データ要求命令
を、夫々が接続された対応する文書管理データベース
1,2,3夫々のインタフェース仕様に合わせて、対応
する命令セットに変換し、夫々の文書管理データベース
1,2,3に与える。例えば文書管理接続プログラムP
2では、フォルダ一覧データ要求命令を、接続された対
応する文書管理データベース2のインタフェース仕様に
合わせて、対応する命令セットに変換し、これを文書管
理データベース2に与える。
【0036】次にS4では、各文書管理データベース
1,2,3のサーバーソフトウェアが、与えられた命令
セットに従って、夫々のデータベース1,2,3に格納
されたフォルダの一覧のデータを、接続された対応する
夫々の文書管理接続プログラムP1,P2,P3に渡
す。次にS5では、夫々の文書管理接続プログラムP
1,P2,P3が、フォルダ一覧のデータを、統合文書
管理ソフトウェアT1のインタフェース仕様に合わせ
て、対応するデータに変換し、変換されたデータを統合
文書管理ソフトウェアT1に渡す。S6では、統合文書
管理ソフトウェアT1の表示データ管理部22が、各文
書管理接続プログラムP1,P2,P3から渡された各
文書管理データベース1,2,3のフォルダ一覧のデー
タを管理し(図6(a)参照)、S7では表示・操作部
21が、クライアントコンピュータC3の画面の領域V
1に、表示データ管理部22に管理された各文書管理デ
ータベース1,2,3のフォルダ一覧(管理ツリー)D
1,D2,D3を表示させる(図3参照)。
【0037】図9に、クライアントコンピュータC3の
領域V2に文書一覧のデータを表示させるための動作の
フローチャートを示す。まず、S11で、ユーザがクラ
イアントコンピュータC3の領域V1に表示された各文
書管理データベース1,2,3のフォルダ一覧から、マ
ウスクリック等によって任意のフォルダ(例えば、文書
管理データベース2内の、あるフォルダ)を選択する。
次にS12で統合文書管理ソフトウェアT1の表示デー
タ管理部22は、自らが管理しているフォルダ一覧のデ
ータから、ユーザによって選択されたフォルダが属する
文書管理データベース(この例の場合、文書管理データ
ベース2)を特定する。次にS13で、接続文書管理デ
ータベース管理部23は、自らが管理している各文書管
理データベース1,2,3及びそれらを統合文書管理ソ
フトウェアT1に接続している文書管理接続プログラム
P1,P2,P3のデータから、S12で特定された文
書管理データベースを統合文書管理ソフトウェアT1に
接続している文書管理接続プログラム(この例の場合、
文書管理接続プログラムP2)を特定する。次にS14
では、表示データ管理部22は、S13で特定された文
書管理接続プログラム(この例の場合、文書管理接続プ
ログラムP2)に対して、その文書管理接続プログラム
が接続している文書管理データベース(この例の場合、
文書管理データベース2)内の、S11で選定されたフ
ォルダに格納された文書の一覧を示すデータを要求す
る。
【0038】次にS15で、このフォルダ内文書一覧の
データを要求された文書管理接続プログラム(この例の
場合、文書管理接続プログラムP2)は、その要求の命
令を、接続している対応した文書管理データベース(こ
の例の場合、文書管理データベース2)のインタフェー
ス仕様に合わせて、対応する命令セットに変換し、その
命令セットをその文書管理データベースに与える。S1
6では、その命令セットを受けた文書管理データベース
(この例の場合、文書管理データベース2)のサーバー
ソフトウェアが、その命令セットの内容に従って、要求
されたフォルダ内に格納された文書の一覧を示すデータ
をその文書管理接続プログラム(この例の場合、文書管
理接続プログラムP2)に渡す。
【0039】次にS17で、フォルダの文書一覧を示す
データを受けた文書管理接続プログラム(この例の場
合、文書管理接続プログラムP2)は、そのデータを統
合文書管理ソフトウェアT1のインタフェース仕様に合
わせて、対応するデータに変換し、変換された文書一覧
のデータを統合文書管理ソフトウェアT1に渡す。S1
8では、表示データ管理部22が、渡された文書一覧の
データを管理する(図6(b)参照)。次にS19で、
表示・操作部21は、このようにして表示データ管理部
22で管理された文書一覧のデータをクライアントコン
ピュータC3の画面の領域V2に表示させる。
【0040】図10に、クライアントコンピュータC3
の領域V2に表示された文書一覧のデータを更新する
(例えば、文書管理データベース2の中のある1つのフ
ォルダの文書一覧が画面の領域V2に表示されている状
態から、それに代わって、文書管理データベース3の中
のある1つのフォルダの文書一覧が画面の領域V2に表
示されるようにする)ための動作のフローチャートを示
す。
【0041】まず、S21で、ユーザがクライアントコ
ンピュータC3の領域V1に表示された各文書管理デー
タベース1,2,3のフォルダ一覧から、マウスクリッ
ク等によって任意のフォルダ(この例の場合、文書管理
データベース3内の、ある一つのフォルダ)を選択す
る。次にS22で統合文書管理ソフトウェアT1の表示
データ管理部22は、自らが管理しているフォルダ一覧
のデータから、ユーザによって選択されたフォルダが属
する文書管理データベース(この例の場合、文書管理デ
ータベース3)を特定する。次にS23で、接続文書管
理データベース管理部23は、自らが管理している各文
書管理データベース1,2,3及びそれらを統合文書管
理ソフトウェアT1に接続している文書管理接続プログ
ラムP1,P2,P3のデータから、S22で特定され
た文書管理データベースを統合文書管理ソフトウェアT
1に接続している文書管理接続プログラム(この例の場
合、文書管理接続プログラムP3)を特定する。次にS
24では、接続文書管理データベース管理部23は、S
23で特定された文書管理接続プログラム(この例の場
合、文書管理接続プログラムP3)に対して、その文書
管理接続プログラム(この例の場合、文書管理接続プロ
グラムP3)が接続している文書管理データベース(こ
の例の場合、文書管理データベース3)内の、S21で
選定されたフォルダに格納された文書の一覧を示すデー
タを要求する。
【0042】次にS25で、このフォルダ内文書一覧の
データを要求された文書管理接続プログラム(この例の
場合、文書管理接続プログラムP3)は、その要求の命
令を、接続している対応した文書管理データベース(こ
の例の場合、文書管理データベース3)のインタフェー
ス仕様に合わせて、対応する命令セットに変換し、その
命令セットをその文書管理データベースに与える。S2
6では、その命令セットを受けた文書管理データベース
(この例の場合、文書管理データベース3)のサーバー
ソフトウェアが、その命令セットの内容に従って、要求
されたフォルダ内に格納された文書の一覧を示すデータ
をその文書管理接続プログラム(この例の場合、文書管
理接続プログラムP3)に渡す。
【0043】次にS27で、フォルダの文書一覧を示す
データを受けた文書管理接続プログラム(この例の場
合、文書管理接続プログラムP3)は、そのデータを統
合文書管理ソフトウェアT1のインタフェース仕様に合
わせて、対応するデータに変換し、変換された文書一覧
のデータを統合文書管理ソフトウェアに渡す。S28で
は、表示データ管理部22が、渡された文書一覧のデー
タを、それまで管理していた文書一覧のデータに代えて
管理する(この例の場合、文書管理データベース2の中
のある1つのフォルダの文書一覧が管理されていた状態
から、それに代わって、文書管理データベース3の中の
ある1つのフォルダの文書一覧が管理される)。次にS
29で、表示・操作部21は、このようにして表示デー
タ管理部22で新たに管理された文書一覧のデータを、
それまで表示されていたデータに代わってクライアント
コンピュータC3の画面の領域V2に表示させることに
よって、領域V2の表示内容を更新する。
【0044】図11に、各文書管理接続プログラムP
1,P2,P3にインプリメントされている命令の一覧
を示す。前述の如く、各文書管理接続プログラムP1,
P2,P3は夫々統合文書管理ソフトウェアT1に共通
のインタフェースを持つ。つまり、例えば文書のコピー
をするときに使用される”CopyDocument
s”命令、文書の移動を行うときに使用される”Mov
eDocuments”命令といった、共通の命令がイ
ンプリメントされている。又、統合文書管理ソフトウェ
アT1で扱う文書、フォルダ(キャビネット)には文書
管理接続プログラムP1,P2,P3がID番号を付け
ており、文書管理接続プログラムに命令を出すときは、
文書、フォルダを指示するためにそのID番号を指定す
る。
【0045】各文書管理接続プログラム(例えばP2)
では、それが接続する文書管理データベース(この例の
場合、2)のインタフェース仕様に合わせて、”Cop
yDocuments”等の命令を変換し、その変換に
よって得られた命令セットでサーバーソフトウェアを介
して文書管理データベース(この例の場合、2)を操作
する。
【0046】このように各文書管理接続プログラムP
1,P2,P3が夫々統合文書管理ソフトウェアT1に
共通のインタフェースを持つようにすることによって、
即ち各文書管理接続プログラムP1,P2,P3と統合
文書管理ソフトウェアT1との間の接続インタフェース
を統一することによって、統合文書管理ソフトウェアT
1で文書管理データベース1,2,3の文書を操作する
際に、接続されている文書管理データベース1,2,3
の種類を意識することなく文書操作を行うことが可能と
なる。
【0047】図12に統合文書管理ソフトウェアT1と
各文書管理接続プログラムP1,P2,P3との接続、
切断を行うためのダイアログ・ボックス(以下、「接続
指示ダイアログ・ボックス」と称する)を示す。この接
続指示ダイアログ・ボックスは統合文書管理ソフトウェ
アT1の表示データ管理部22で管理されており、ユー
ザからの指示によってクライアントコンピュータC3の
画面に表示される。
【0048】図13は、接続指示ダイアログ・ボックス
の操作の際の動作のフローチャートを示す。まずS10
1で、ユーザが接続指示ダイアログ・ボックスを表示さ
せるための操作を行う。その結果、S102にて、接続
文書管理データベース管理部23は、OS管理下の特定
のフォルダをサーチし、そこで統合文書管理ソフトウェ
アT1に接続されていない(メモリにロードされていな
い)文書管理接続プログラム(例えば、P2)を見つ
け、その文書管理接続プログラムを一時的に統合文書管
理ソフトウェアT1に接続する(メモリにロードす
る)。そして、S103にて、接続文書管理データベー
ス管理部23は、そのようにして接続した文書管理接続
プログラム(この例の場合、P2)に、その文書管理接
続プログラムが接続する対応する文書管理データベース
(この例の場合、2)を尋ね、その文書管理データベー
ス及びその文書管理接続プログラムに関するデータを未
接続文書管理データとして一時的に管理する。
【0049】そしてS104にて、表示・操作部21
は、接続文書管理データベース管理部23が管理してい
るデータにより、統合文書管理ソフトウェアT1に接続
されている文書管理データベース(この例の場合、1,
3)の一覧、及び接続されていない(実際には一時的に
接続されてはいるが、接続文書管理データベース管理部
23にて未接続文書管理データとして管理されているた
め、接続されていないものと見なされる)文書管理デー
タベース(この例の場合、2)の一覧を含む接続指示ダ
イアログ・ボックスを表示させる(図12参照)。
【0050】そこでユーザがこのように表示された接続
指示ダイアログ・ボックス上で任意の文書管理データベ
ースの接続・切断を指示する操作を行う(S105)。
そして最後にユーザによって「OK」ボタンがクリック
されると、S106にて、操作・表示部21は接続指示
ダイアログ・ボックスの表示を終了し、接続文書管理デ
ータベース管理部23が、S105で接続指示されてい
ない、あるいは切断指示された文書管理データベースに
対応する文書管理接続プログラムを統合文書管理ソフト
ウェアT1から切断し(メモリからアンロードし)、そ
の文書管理接続プログラム及び対応する文書管理データ
ベースに関するデータを自らが管理するデータから削除
する。
【0051】統合文書管理ソフトウェアT1と各文書管
理接続プログラムP1,P2,P3とは別モジュールと
なっており(例えば統合文書管理ソフトウェアT1が実
行ファイル(.exe)であり、各文書管理接続プログ
ラムP1,P2,P3は夫々DLL(ダイナミック・リ
ンク・ライブラリ)ファイル(.dll)である)、図
12に示す接続指示ダイアログ・ボックスを使用してユ
ーザはダイナミックに各文書管理接続プログラムP1,
P2,P3の統合文書管理ソフトウェアT1に対する接
続、切断を個々に行うことが出来る。即ち、統合文書管
理ソフトウェアT1は、ユーザの指示に従って、各文書
管理接続プログラムP1,P2,P3を個々にメモリに
ロード、又はメモリからアンロードする。
【0052】図12は、一例として、ユーザが文書管理
接続プログラムP1,P3を統合文書管理ソフトウェア
T1に接続し、文書管理接続プログラムP2を統合文書
管理ソフトウェアT1から切断するということを指示す
る操作を行った状態を示す。このような操作を行うこと
によって、図14に示す如く、クライアントコンピュー
タC3の画面の領域V1には、文書管理データベース1
及び3の夫々のフォルダ一覧(管理ツリー)D1,D3
のみが表示されることになる。
【0053】図15に、文書管理接続プログラム(P
1,P2,P3の内のいずれでもよい)を統合文書管理
ソフトウェアT1から切断するための動作のフローチャ
ートを示す。まずS31で、ユーザが、例えば図12に
示される如くの接続指示ダイアログ・ボックスを使用し
て任意の文書管理データベース(例えば、3)を切断す
るということを指示する操作を行う。S32では統合文
書管理ソフトウェアT1の接続文書管理データベース管
理部23が切断を指示された文書管理データベースを接
続している文書管理接続プログラム(この例の場合、P
3)を特定し、S33で、その文書管理接続プログラム
を統合文書管理ソフトウェアT1から切断する(メモリ
からアンロードする)。
【0054】次に、S34で、接続文書管理データベー
ス管理部23は、自らが管理するデータ(図7参照)か
ら切断された文書管理接続プログラム(この例の場合、
P3)及びそれが接続していた対応する文書管理データ
ベース(この例の場合、3)に関するデータを削除す
る。S35では、表示データ管理部22が、自らが管理
するデータから、その文書管理データベースに関するデ
ータを削除する。S36では表示・操作部21が、表示
データ管理部22の管理から削除されたデータ(この例
の場合、文書管理データベース3のフォルダ管理ツリー
D3)を画面から削除させる。
【0055】図16に、文書管理接続プログラム(P
1,P2,P3の内のいずれでもよい)を統合文書管理
ソフトウェアT1に接続するための動作のフローチャー
トを示す。まずS41で、ユーザが、例えば図12に示
される如くの接続指示ダイアログ・ボックスを使用して
任意の文書管理データベースを接続するということを指
示する操作を行う(例えば文書管理データベース1、3
が既に接続されており文書管理データベース2が切断さ
れている状態で、文書管理データベース2を接続する操
作を行ったとする)。S42では、統合文書管理ソフト
ウェアT1の接続文書管理データベース管理部23が接
続を指示された文書管理データベース(この例の場合、
2)を接続している(上述の如く、接続文書管理データ
ベース管理部23にて未接続文書管理データとして管理
されているため接続されていないと見なされているが、
実際には一時的に接続している)文書管理接続プログラ
ム(この例の場合、P2)を特定する。
【0056】次にS43では、接続文書管理データベー
ス管理部23は、自らが管理するデータ(図7参照)
に、S42で特定された文書管理接続プログラム(この
例の場合、P2)及びそれが接続している対応する文書
管理データベース(この例の場合、2)に関するデータ
を追加するとともに、それまで未接続文書管理データと
して管理されていたデータを削除する。この結果、それ
まで接続されていないと見なされていた文書管理データ
ベース(この例の場合、2)が、接続されていると見な
されるようになる。S44では、表示データ管理部22
が、自らが管理するデータに、その文書管理データベー
スに関するデータを追加する。S45では表示・操作部
21が、表示データ管理部22の管理するデータに追加
されたデータ(この例の場合、文書管理データベース2
のフォルダ管理ツリーD2)をクライアントコンピュー
タC3の画面の領域V1に追加表示させる。
【0057】尚、S44で、表示データ管理部22が新
たに接続された(実際には接続指示ダイアログ・ボック
スの表示時に一時的に接続されたが接続されていないと
見なされており、S43にて接続されていると見なされ
るようになった)文書管理データベース(この例の場
合、2)のデータを自らが管理するデータに追加するた
めに、図8のS2〜S5の動作と同様の、データを文書
管理データベースから取得する動作が行われる。但し、
S2〜S5では接続文書管理データベース管理部23に
管理されている全ての文書管理接続プログラム(P1,
P2,P3)にデータを要求して取得したが、この場合
には新たに接続された文書管理プログラム(この例の場
合、P2)のみにデータを要求して取得する。
【0058】又、図8のクライアントコンピュータC3
の画面の領域V1にデータを表示させる動作において、
あらかじめ図12に示す接続指示ダイアログ・ボックス
において全ての文書管理データベース(1、2、3)の
接続を指示する操作がなされており、S1でクライアン
トコンピュータC3が起動されると、S2の前に、統合
文書管理ソフトウェアT1の接続文書管理データベース
管理部23は、自らが管理するデータに、全ての文書管
理接続プログラム(P1,P2,P3)及び対応する文
書管理データベース(1、2、3)に関するデータを既
接続文書管理データとして含め、もって全ての文書管理
データベースが統合文書管理ソフトウェアT1に接続さ
れていると見なされるようにして管理するものとする。
【0059】上述の如く、本発明によれば、ユーザは、
使用する文書管理データベースのみ接続することが可能
となる。上述の如く、各文書管理接続プログラム(P
1,P2,P3)は夫々統合文書管理ソフトウェアT1
に共通のインタフェースを有するため、各々に一般的な
文書管理データベースを操作するのに必要な操作命令が
全てインプリメントされている。しかしながら接続され
ている文書管理データベースは様々な規模、種類、運用
方法を有するため、各文書管理接続プログラムP1,P
2,P3にインプリメントされている命令全てが有効で
あるとは限らない(例えば文書管理データベース1では
文書名変更が出来ない)。又、統合文書管理ソフトウェ
アT1の運用仕様として、ある操作を実行不可にするよ
うに制限したい場合がある(例えば文書管理データベー
ス2では文書削除を実行不可にしたい場合がある)。
本発明では、そのような事態に対処するために、統合文
書管理ソフトウェアT1が各文書管理接続プログラムP
1,P2,P3に出す操作命令が、夫々それに対応する
文書管理データベース1、2、3に対して有効な(即ち
各文書管理データベース1、2、3でサポートされた命
令(Capability)か)、あるいは許可された
命令であるかを、各文書管理接続プログラムP1,P
2,P3に尋ねることが出来る。即ち、各文書管理接続
プログラムにインプリメントされた各命令が夫々の文書
管理データベース1、2、3によってサポートされた、
又は許可された命令であるかという情報を各文書管理接
続プログラムから取得出来る。図17に示す如く、各文
書管理接続プログラムP1,P2,P3には、設計時
に、インプリメントされた命令が実行可能か否かの設定
がなされる。
【0060】図18に、文書削除時の動作のフローチャ
ートを示す。S51では、ユーザがクライアントコンピ
ュータC3の画面上で任意の文書管理データベース内の
任意のフォルダの中の任意の文書(例えば文書管理デー
タベース3に属するあるフォルダに格納されたある文
書)を選択し、その文書を削除する操作を行う。S52
では、統合文書管理ソフトウェアT1の表示データ管理
部22が選択された文書の属する文書データベース(こ
の例の場合、3)を特定する。S53では、接続文書管
理データベース管理部23が、特定された文書管理デー
タベースを接続している対応する文書管理接続プログラ
ム(この例の場合、P3)を特定する。S54では接続
文書管理データベース管理部23が、特定された文書管
理接続プログラムに文書削除の操作の可否を尋ねる。
【0061】もし、尋ねた結果が「否」の場合(S55
のNO)、S56でクライアントコンピュータC3の画
面に「エラー」の旨の表示を出させ、この動作を終了す
る。もし尋ねた結果が「可」の場合(S55のYE
S)、S57で、接続文書管理データベース管理部23
は特定された文書管理接続プログラム(この例の場合、
P3)に対してS51で選択された文書を削除する命令
を与える。(この例の場合、特定されたのが文書管理接
続プログラムP3であるため、図17(c)に示す如
く、文書削除(DeleteDocument)が
「可」であるので、S57が実行される。) S58で、文書管理接続プログラム(この例の場合、P
3)は、与えられた命令を、接続している対応する文書
管理データベース(この例の場合、3)のインタフェー
スの仕様に合うように、対応する命令セットに変換し、
その文書管理データベースに与える。S59では、その
命令セットを受けた文書管理データベース(この例の場
合、3)のサーバーソフトウェアがその命令セットの内
容に従ってS51で選択されたあるフォルダのある文書
を削除する。S60で、そのサーバーソフトウェアはそ
の文書を削除した旨の情報を、接続している対応する文
書管理接続プログラム(この例の場合、P3)に与え
る。
【0062】S61で、その情報を受けた文書管理接続
プログラムはその情報を統合文書管理ソフトウェアT1
のインタフェース仕様に合うように、対応する情報に変
換し、変換後の情報を統合文書管理ソフトウェアT1に
与える。S62では、表示データ管理部22が、自らが
管理しているデータから、削除された文書のデータを削
除する。S63では、表示・操作部21が、表示データ
管理部22の管理しているデータから削除された文書の
データをクライアントコンピュータC3の画面の領域V
2から削除させる。
【0063】このように本発明によれば、各文書管理デ
ータベースのデータを操作しようとする際にその操作が
夫々の文書管理データベースにサポートされているか、
又は許可されているかを予め問い合わせてその情報(図
17参照)を取得することが出来るので、文書管理デー
タベースにサポートされていない操作命令が文書管理接
続プログラムに与えられ、それが文書管理データベース
のインタフェース仕様に合うように、対応する命令セッ
トに変換されて文書管理データベースに与えられるとい
う無駄な動作が行われることを防止出来る。又、許可さ
れていない操作命令が文書管理接続プログラムを介して
文書管理データベースに与えられるという不具合な動作
が実行されることを防止出来る。
【0064】図19、20に、異なる文書管理データベ
ース間の文書の移動の動作のフローチャートを示す。但
し、異なる文書管理データベース間の文書の移動は、移
動しようとする文書が移動先で登録可能な属性を有する
という条件が満たされていることが必要である。例えば
移動しようとする文書が画像データを含み、移動先の文
書管理データベースが数値データ専用のものであった場
合、文書の移動は不可である。
【0065】まず、S71でユーザがクライアントコン
ピュータC3の画面上で任意の一の文書管理データベー
スの任意のフォルダ内の任意の文書(例えば文書管理デ
ータベース1内のあるフォルダのある文書)を選択し、
その文書を任意の他の文書管理データベースの任意のフ
ォルダ(例えば文書管理データベース2内のあるフォル
ダ)に移動する操作を行う。S72で表示データ管理部
22が選択された文書の属するフォルダ及びそのフォル
ダが属する一の文書管理データベース(この例の場合、
1)を特定する。S73では、表示データ管理部22は
移動先のフォルダの属する他の文書管理データベース
(この例の場合、2)を特定する。S74では、接続文
書管理データベース管理部23が一の文書管理データベ
ース及び他の文書管理データベースの夫々を接続してい
る対応する文書管理接続プログラム(この例の場合、P
1,P2)を特定する。
【0066】S75では、このようにして特定された一
の文書管理データベース(この例の場合、1)を接続し
ている対応する文書管理接続プログラム(この例の場
合、P1)に対して文書削除の操作の可否を問い合わせ
る。もしその文書管理接続プログラムからの回答が
「否」であった場合(S76のNO)、S77でクライ
アントコンピュータC3の画面に「エラー」の旨を示す
表示を出させ、この動作を終了する。S78では、前述
の如くに特定された他の文書管理データベース(この例
の場合、2)を接続している対応する文書管理接続プロ
グラム(この例の場合、P2)に対して文書作成(登
録)の操作の可否を問い合わせる。もしその文書管理接
続プログラムからの回答が「否」であった場合(S79
のNO)、S77でクライアントコンピュータC3の画
面に「エラー」の旨を示す表示を出させ、この動作を終
了する。
【0067】もし両方の文書管理接続プログラムP1,
P2からの回答が夫々「可」である場合(S76のYE
S且つS79のYES)、S80で、接続文書管理デー
タベース管理部23は一の文書管理データベース(この
例の場合、1)を接続している対応する文書管理接続プ
ログラム(この例の場合、P1)に対して、S71で選
択されたフォルダ内の選択された文書の実データ(文書
の内容、実体データ)を取得するようにという旨の命令
を与える。
【0068】S81では、命令を与えられた文書管理接
続プログラム(この例の場合、P1)は、この命令を一
の文書管理データベース(この例の場合、1)のインタ
フェース仕様に合うように、対応する命令セットに変換
し、この命令セットを一の文書管理データベースに与え
る。S82では、この命令セットを受けた一の文書管理
データベース(この例の場合、1)のサーバーソフトウ
ェアは命令セットで指定されたフォルダの指定された文
書(S71で選択されたフォルダ内の選択された文書)
の実データを、接続している文書管理接続プログラム
(この例の場合、P1)に渡す。S83では、この文書
管理接続プログラムは、渡された文書の実データを統合
文書管理ソフトウェアT1に渡す。
【0069】S84では、統合文書管理ソフトウェアT
1は渡された文書の実データをメモリに一時的に格納
し、S74で特定された他の文書管理データベース(こ
の例の場合、2)を接続している対応する文書管理接続
プログラム(この例の場合、P2)に対して、メモリに
一時的に格納された文書の実データを使用して新たな文
書をS71で選択されたフォルダに作成するようにとい
う旨の命令を与えると共に、メモリに一時的に格納され
た文書の実データを渡す。S85では、命令及び文書の
実データを与えられた文書管理接続プログラム(この例
の場合、P2)は、その命令を他の文書管理データベー
ス(この例の場合、2)のインタフェース仕様に合うよ
うに、対応する命令セットに変換し、その命令セットと
共に文書の実データを他の文書管理データベースに渡
す。
【0070】S86では、命令セットと文書の実データ
を取得した他のデータベースのサーバーソフトウェアは
取得した文書の実データを使用して他のデータベースの
指定されたフォルダ(S71で文書の移動先として指定
されたフォルダ)に新たに文書を作成する。S87で
は、このサーバーソフトウェアは、文書を新たに作成し
た旨の情報を、この他のデータベースを接続している文
書管理接続プログラム(この例の場合、P2)へ与え
る。S88では、この情報を受けた文書管理接続プログ
ラムはその情報を統合文書管理ソフトウェアT1のイン
タフェース仕様に合うように、対応する情報に変換し、
その情報を統合文書管理ソフトウェアT1に渡す。
【0071】S89では、統合文書管理ソフトウェアT
1の接続文書管理データベース管理部23は、S71で
移動するように選択された、あるフォルダ内のある文書
の実データを削除するようにという旨の命令を一の文書
管理データベース(この例の場合、1)を接続している
対応する文書管理接続プログラム(この例の場合、P
1)に与える。S90では、命令を与えられた文書管理
接続プログラムは、その命令を一の文書管理データベー
スのインタフェース仕様に合うように、対応する命令セ
ットに変換して一の文書管理データベースに与える。
【0072】S91では一の文書管理データベース(こ
の例の場合、1)のサーバーソフトウェアは与えられた
命令セットに従って、一の文書管理データベース内の、
あるフォルダ内の指定された文書の実データを削除し、
削除した旨の情報を、この文書管理データベースを接続
している対応する文書管理接続プログラム(この例の場
合、P1)に渡す。S92で、この情報を与えられた文
書管理接続プログラムは、その情報を統合文書管理ソフ
トウェアT1のインタフェース仕様に合うように、対応
する情報に変換し、変換された情報を統合文書管理ソフ
トウェアT1に渡す。
【0073】S93では、表示データ管理部22は、自
らが管理しているデータから、渡された情報で示され
た、削除された文書に関するデータを削除する。S94
では、表示データ管理部22の管理されているデータか
ら削除されたデータ、即ち一の文書管理データベースか
ら削除された文書を示す画像をクライアントコンピュー
タC3の画面のV2領域から削除させる。
【0074】このように、本発明によれば、異なる文書
管理データベース間の文書の移動が可能である。尚、こ
こでは文書の削除と異なる文書管理データベース間の文
書の移動の動作について説明したが、基本的にこれと同
様の動作で、文書を操作する他の動作も、夫々の操作に
対応した態様で行われる。
【0075】統合文書管理ソフトウェアT1は複数の文
書管理データベース1、2、3を扱うため、夫々の文書
管理データベースに関する画像を統合文書管理ソフトウ
ェアT1でクライアントコンピュータC3の画面に表示
させる際、夫々の文書管理データベースに特有の図形要
素を使用して表示させることが望ましい。図21は各文
書管理データベースに関するデータをクライアントコン
ピュータC3の画面に表示させるための図形要素を示
す。又、図22はこのような図形要素を使用して実際に
クライアントコンピュータC3の画面に各文書管理デー
タベース1、2、3のフォルダのデータ(フォルダ管理
ツリーD1,D2,D3)を領域V1に表示し、その中
で選択されたフォルダF1内の文書一覧(文書1〜文書
8)を領域V2に表示した例を示す。ここで示す如く、
文書管理データベース1、2、3の夫々のフォルダを示
す図形要素(アイコン)が互いに異なると共に、フォル
ダ内の文書を示す図形要素(サムネイル)が文書毎に異
なる。更に図21に示す如く、各文書管理データベース
毎にフォルダ内の文書を示すサムネイルが異なる。
【0076】上記各アイコン及びサムネイルのリソース
は図6に示す如く各フォルダ毎、そして各文書毎に統合
文書管理ソフトウェアT1の表示データ管理部22によ
って(メモリに格納されて)管理されている。これらの
リソース自体は各文書管理接続プログラムP1,P2,
P3が有する(プログラム内部に組み込まれている)よ
うにして必要に応じて統合文書管理ソフトウェアT1が
クライアントコンピュータC3の画面に表示させるため
にそこから取得するようにしてもよいし、あるいは、元
々それら文書管理接続プログラムが接続する各文書管理
データベース1、2、3が有し、それらを必要に応じて
統合文書管理ソフトウェアT1が夫々の文書管理接続プ
ログラムP1,P2,P3を介して各文書管理データベ
ース1、2、3から取得してもよい。
【0077】又、文書を表すサムネイルの場合、個々の
文書に含まれる画像を縮小して作成する場合が多い。そ
の場合、各文書管理データベース1、2、3のサーバー
ソフトウェアがサムネイル画像を作成して夫々の文書管
理接続プログラムP1,P2,P3を介して統合文書管
理ソフトウェアT1に供給するようにしてもよいし、あ
るいは、各文書管理接続プログラムP1,P2.P3が
夫々の文書管理データベース1、2、3から元の画像を
取得し、それらを縮小してサムネイルとし、統合文書管
理ソフトウェアT1に供給するようにしてもよい。
【0078】このように、本発明によれば、接続されて
いる文書管理データベース毎に異なる図形要素(フォル
ダを示すアイコン、文書を示すサムネイル等)を使用し
てそれらの内容を表示させることが出来るため、ユーザ
はそれらの内容を区別しやすく、ユーザにとって分かり
やすい表示を実現することが出来る。上記統合文書管理
ソフトウェアT1及び各文書管理接続プログラムP1,
P2,P3は、CD−ROM等の、コンピュータがそこ
に記録された情報を読み取り可能な記録媒体にあらかじ
め記録され、その記録媒体がクライアントコンピュータ
C3(のCD−ROMドライブ等)に装着されることに
よってクライアントコンピュータC3に読み取られ、ク
ライアントコンピュータC3内のハードディスク装置等
の記録装置に書き込まれ、クライアントコンピュータC
3のCPUによってそれらの命令が実行されることによ
って動作して上記の様々な機能をクライアントコンピュ
ータC3に実行させるようにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の統合文
書管理システムによれば、ユーザーインタフェース(ア
プリケーション、統合文書管理ソフトウェア)と複数の
文書管理データベースとを接続することが可能となり、
ユーザーインタフェースを介して容易に複数の文書管理
データベースに格納された文書を統合的に管理し操作す
ることが出来る。又、異なる文書管理データベース間の
文書の移動等も容易に可能となる。
【0080】更に、ユーザーインタフェースを介して複
数の文書管理データベースに格納された文書を操作する
際に、接続された文書管理データベースの種類を意識す
ることなく文書を操作することが可能となる。又、文書
管理データベースの種類を意識せずにユーザーインタフ
ェースを設計することが出来る。更に、ユーザーインタ
フェースと文書管理データベースとをダイナミックに接
続したり切断したりすることが可能である。したがっ
て、使用する文書管理データベースのみをユーザーイン
タフェースに接続し、接続された文書管理データベース
に関するデータのみを表示させることが可能である。
【0081】更に、ユーザーインタフェース側で操作命
令が文書管理データベースにおいてサポートされている
か、あるいは許可されているかどうかを知ることが出来
る。よって、ユーザーインタフェース側で接続されてい
る文書管理データベースのデータ処理機能(Capab
ility)に関する情報を取得することが出来る。更
に、複数の文書管理データベースを扱う場合、夫々の文
書管理データベースのデータを表示させる際に使用する
図形要素(フォルダを示すアイコン、文書を示すサムネ
イル等)を文書管理データベース毎に特有のものにする
ことが出来、ユーザにとって分かりやすい表示を実現出
来る。
【0082】更に、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体によれば、この記録媒体に記録されたプログ
ラムをコンピュータで読み取らせて実行させることによ
って、上記統合文書管理システムの各機能を実現するこ
とが可能となり、もって前記夫々の効果を奏するように
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一例のクライアントコンピュータの画面
の表示内容の例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のシステム構成例を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例のクライアントコンピュータ
の画面の表示内容の例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の各文書管理接続プログラム
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例の統合文書管理ソフトウェア
の構成を示すブロック図である。
【図6】統合文書管理ソフトウェアの表示データ管理部
が管理するデータを示す図である。
【図7】統合文書管理ソフトウェアの接続文書管理デー
タベース管理部が管理するデータを示す図である。
【図8】クライアントコンピュータの画面の領域V1に
データを表示させるための動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】クライアントコンピュータの画面の領域V2に
データを表示させるための動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】クライアントコンピュータの画面の領域V2
のデータを更新するための動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図11】各文書管理接続プログラムにインプリメント
されている命令の一覧を示す図である。
【図12】接続指示ダイアログ・ボックスを示す図であ
る。
【図13】接続指示ダイアログ・ボックスの操作の際の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】文書管理データベース2用の文書管理接続プ
ログラムが切断された場合のクライアントコンピュータ
の画面の表示内容を示す図である。
【図15】文書管理接続プログラムの切断の際の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図16】文書管理接続プログラムの接続の際の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図17】予め各文書管理接続プログラムに設定される
命令の実行の可否を示す図である。
【図18】文書削除時の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図19】異なる文書管理データベース間の文書の移動
の動作を説明するためのフローチャート(その1)であ
る。
【図20】異なる文書管理データベース間の文書の移動
の動作を説明するためのフローチャート(その2)であ
る。
【図21】文書管理接続プログラム又は文書管理データ
ベースが有するアイコン及びサムネイルを示す図であ
る。
【図22】文書管理データベース毎に特有なアイコン及
び文書毎に特有なサムネイルを使用したクライアントコ
ンピュータの画面の表示内容の例を示す図である。
【符号の説明】
1、2、3 文書管理データベース 11 命令解釈部(データ出力部) 12 命令変換部(データ変換部) 13 命令指示部(データ解釈部) 21 表示・操作部 22 表示データ管理部 23 接続文書管理データ管理部 24 インタフェース部 C1 クライアントコンピュータ C2,C3 サーバーコンピュータ T1 統合文書管理ソフトウェア(ユーザーインタフェ
ース) P1,P2,P3 文書管理接続プログラム D1,D2,D3 フォルダ管理ツリー M1,V1,V2 クライアントコンピュータの画面の
表示領域

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータベースと、 複数のデータベース毎に設けられ、データベースのデー
    タを処理する複数のデータ処理手段と、 ユーザに対するインタフェースを提供するユーザーイン
    タフェースと、 ユーザーインタフェースと複数のデータ処理手段との接
    続を担う接続手段とを有する統合文書管理システム。
  2. 【請求項2】 ユーザーインタフェースは、複数のデー
    タベースに関するデータを表示させる表示手段と、複数
    のデータベースのデータの処理を指示する指示手段とを
    有する請求項1に記載の統合文書管理システム。
  3. 【請求項3】 複数の文書管理データベースの夫々に対
    応する接続手段はユーザーインタフェースに対し統一さ
    れた構成のインタフェースを有する請求項1又は2に記
    載の統合文書管理システム。
  4. 【請求項4】 ユーザーインタフェースは各文書管理デ
    ータベースに対応する接続手段の接続及び切断を行う構
    成を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の統合文書
    管理システム。
  5. 【請求項5】 ユーザーインタフェースは文書管理デー
    タベースのデータを操作する命令がその文書管理データ
    ベースでサポートされているか、あるいは許可されてい
    るかの情報をその文書管理データベースに対応する接続
    手段から取得する構成を有する請求項1乃至4の内のい
    ずれか一項に記載の統合文書管理システム。
  6. 【請求項6】 ユーザーインタフェースは文書管理デー
    タベースのデータを図形で表示させる構成を有する請求
    項1乃至5の内のいずれか一項に記載の統合文書管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ユーザーインタフェースが文書管理デー
    タベースのデータを図形で表示させる際に使用する図形
    データを、その文書管理データベースに対応する接続手
    段から取得する構成を有する請求項6に記載の統合文書
    管理システム。
  8. 【請求項8】 ユーザに対するインタフェースを提供す
    るユーザーインタフェースと、 ユーザーインタフェースと、複数のデータベース毎に設
    けられデータベースのデータを処理する複数のデータ処
    理手段との接続を担う接続手段とを有する情報処理装
    置。
  9. 【請求項9】 ユーザに対するインタフェースを提供す
    るユーザーインタフェース手段と、 ユーザーインタフェース手段と、複数のデータベース毎
    に設けられデータベースのデータを処理する複数のデー
    タ処理手段との接続を担う接続手段としてコンピュータ
    を機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 ユーザーインタフェース手段は、複数
    のデータベースに関するデータを表示させる表示手段
    と、複数のデータベースのデータの処理を指示する指示
    手段とを有する請求項9に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数の文書管理データベースの夫々に
    対応する接続手段はユーザーインタフェース手段に対し
    統一された構成のインタフェースを有する請求項9又は
    10に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 ユーザーインタフェース手段は各文書
    管理データベースに対応する接続手段の接続及び切断を
    行う構成を有する請求項9乃至11のいずれかに記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 ユーザーインタフェース手段は文書管
    理データベースのデータを操作する命令がその文書管理
    データベースでサポートされているか、あるいは許可さ
    れているかの情報をその文書管理データベースに対応す
    る接続手段から取得する構成を有する請求項9乃至12
    の内のいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  14. 【請求項14】 ユーザーインタフェース手段は文書管
    理データベースのデータを図形で表示させる構成を有す
    る請求項9乃至13の内のいずれか一項に記載のコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 ユーザーインタフェース手段が文書管
    理データベースのデータを図形で表示させる際に使用す
    る図形データを、その文書管理データベースに対応する
    接続手段から取得する構成を有する請求項14に記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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