JP2001051337A - 監視カメラ装置 - Google Patents

監視カメラ装置

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JP2001051337A
JP2001051337A JP11224858A JP22485899A JP2001051337A JP 2001051337 A JP2001051337 A JP 2001051337A JP 11224858 A JP11224858 A JP 11224858A JP 22485899 A JP22485899 A JP 22485899A JP 2001051337 A JP2001051337 A JP 2001051337A
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Japan
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silver halide
film
halide film
remaining amount
speed
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JP11224858A
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English (en)
Inventor
Shoji Kamasako
正二 鎌迫
Kenichiro Otsuka
健一郎 大塚
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銀塩フィルムの残量を容易にかつ確実に確か
めることができる監視カメラ装置を提供する。 【解決手段】 フォトインタラプタ406は、カメラ本
体100に装填された状態のフィルムカートリッジの銀
塩フィルムのパーフォレーション孔を検出して検出信号
を出力するように構成されている。制御部412は、モ
ータ制御部402に対してフィルムカートリッジの巻き
上げ軸または巻き取り軸の角速度が一定となるように制
御する。フォトインタラプタ406から入力される検出
信号が明状態を維持している時間、すなわちパーフォレ
ーション孔322の通過時間tを計測し、その通過時間
tに基いて銀塩フィルムの走行速度を算出し、その走行
速度から銀塩フィルムの残量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視カメラ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムを用いて監視のための撮影
を行う監視カメラ装置がある。このような監視カメラ装
置は、例えば千枚単位の撮影が可能な銀塩フィルムを収
容した専用のフィルムカートリッジが着脱可能に装填で
きるカメラ本体を備えている。そして、カメラ本体とは
別に設けられた制御装置によってカメラ本体の撮影動作
を制御するように構成されている。制御装置は、例え
ば、通常時は所定時間毎に1枚ずつ撮影を行い、事件な
どが起きて所定の信号が入力されると、上記所定時間よ
りも短い時間間隔で連続的に撮影を行うようにカメラ本
体の撮影動作の制御を行う。また、制御装置は、フィル
ムカートリッジの銀塩フィルムが何枚程度撮影され、残
り何枚程度撮影が可能であるかを示す残量表示を行う機
能を有している。制御装置による残量表示は、例えば、
撮影回数を計数するカウンタと、このカウンタの計数値
を表示する表示器とによって行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように制御装置側
で銀塩フィルムの残量表示を行う従来の監視カメラ装置
では、カメラ本体からフィルムカートリッジを取り外す
と、制御装置の計数値がリセットされてしまうため、当
該フィルムカートリッジの残量表示を確認することがで
きないという問題がある。また、一旦外したフィルムカ
ートリッジを再度カメラ本体に装填する場合、当該カー
トリッジの残量に対応する計数値がわかっていれば、そ
の計数値を制御装置に再設定することで残量表示を行う
ことも可能であるが、当該カートリッジの残量に対応す
る計数値が不明であれば残量表示は不可能である。ま
た、フィルムカートリッジは、内部に収容されている銀
塩フィルムの露光を防止するため、内部の状態を視認で
きる構造にはなっていない。本発明は前記事情に鑑み案
出されたものであって、本発明の目的は、銀塩フィルム
の残量を容易にかつ確実に確かめることができる監視カ
メラ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、銀塩フィルム
が収容されたフィルムカートリッジが着脱可能に装填さ
れ、装填された前記フィルムカートリッジの銀塩フィル
ムに被写体像を撮影する監視カメラ装置であって、フィ
ルムカートリッジの装填時に銀塩フィルムを走行させる
駆動部と、フィルムカートリッジの装填時に前記銀塩フ
ィルムの走行速度を検出する速度検出部と、前記走行速
度に基いて前記銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済
み枚数を示す残量情報を出力する残量情報生成部と、前
記残量情報生成部から出力された前記残量情報を表示す
る表示部とを設けたことを特徴とする。そのため、フィ
ルムカートリッジ内に収容されている銀塩フィルムの残
量に応じて銀塩フィルムの走行速度が変化することを利
用して、銀塩フィルムを走行させてその走行速度を検出
することによって、検出された走行速度に対応する残量
情報を生成して表示させることが可能となる。
【0005】また、本発明は、銀塩フィルムが巻回され
た巻き戻し軸と、撮影毎に前記巻き戻し軸に巻回された
銀塩フィルムを巻き上げる巻き上げ軸とを有するフィル
ムカートリッジが着脱可能に装填され、前記銀塩フィル
ムにはその長手方向に沿って多数のパーフォレーション
孔が形成され、前記銀塩フィルムに被写体像を撮影する
監視カメラ装置であって、フィルムカートリッジの装填
時に、前記巻き上げ軸と巻き戻し軸の一方に巻回されて
いた銀塩フィルムが、前記巻き上げ軸と巻き戻し軸の他
方に全て巻回されるまで前記巻き上げ軸と巻き戻し軸の
他方を回転駆動して銀塩フィルムを所定方向に走行させ
る駆動部と、前記銀塩フィルムのパーフォレーション孔
に臨む箇所に配設され前記パーフォレーション孔を検出
して検出信号を出力する検出器と、フィルムカートリッ
ジの装填時に、前記検出部から出力される前記検出信号
に基いて前記パーフォレーション孔の数を計数する計数
部と、前記計数部によって計数された前記パーフォレー
ション孔の数に基いて前記銀塩フィルムの未撮影枚数ま
たは撮影済み枚数を示す残量情報を生成する残量情報生
成部と、前記残量情報生成部から出力された前記残量情
報を表示する表示部とを備えることを特徴とする。その
ため、巻き上げ軸と巻き戻し軸の一方に巻回されていた
銀塩フィルムが巻き上げ軸と巻き戻し軸の他方に全て巻
回されるまで巻き上げ軸と巻き戻し軸の他方を回転駆動
して銀塩フィルムを所定方向に走行させてパーフォレー
ション孔の数を計数することによってフィルムカートリ
ッジ内に収容されている銀塩フィルムの残量情報を生成
して表示させることが可能となる。
【0006】また、本発明では、前記検出信号が前記パ
ーフォレーション孔毎に発生するパルス波形を呈し、前
記計数部は前記パルス波形の数を計数することで前記パ
ーフォレーション孔の数を計数するように構成すること
ができる。また、本発明は、前記残量情報生成部が前記
パーフォレーション孔の計数値と前記残量情報の値が互
いに関連付けされた計数値/残量テーブルに基いて前記
残量情報を求めるように構成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の監視カメラ
装置の第1の実施の形態における制御系の構成を示すブ
ロック図、図2は第1の実施の形態における動作フロー
チャート、図3は時間/速度テーブルの説明図、図4は
速度/残量テーブルの説明図、図5は監視カメラ装置の
全体構成を示す説明図、図6はカメラ本体とフィルムカ
ートリッジの関係を示す説明図、図7はフィルムカート
リッジの説明図、図8は銀塩フィルムの説明図である。
【0008】まず、図5乃至図8を参照して監視カメラ
装置とフィルムカートリッジの構成について説明する。
監視カメラ装置1000は、カメラ本体100と制御装
置200を備えている。カメラ本体100は、被写体を
撮像するための撮影レンズ110と、フィルムカートリ
ッジ300が着脱可能に装填される本体部120とを有
している。本体部120は、装填されたフィルムカート
リッジ300に設けられている巻き上げ軸320Aと巻
き戻し軸320Bに係合して銀塩フィルムの巻き上げ、
巻き戻しを行う2つの軸部130A、130Bを備え、
撮影レンズ110によって撮影した被写体像をフィルム
カートリッジ300に収容されている銀塩フィルムに対
して露光するように構成されている。
【0009】制御装置200は、カメラ本体100とケ
ーブル202を介して接続され、このケーブル202を
介してカメラ本体100の撮影動作などを制御するため
の制御信号をカメラ本体100に入力することによって
カメラ本体100の撮影動作などを制御するように構成
されている。また、制御装置200には、カメラ本体1
00による撮影動作を手動で指示するためのスイッチや
後述する銀塩フィルムの全枚数の設定を行うためのスイ
ッチを含む操作スイッチ部210、後述する残量情報な
どを表示する表示部220などが設けられている。
【0010】図7に示されているように、フィルムカー
トリッジ300は、内部に銀塩フィルムを収容するカー
トリッジ本体310と、銀塩フィルム330(図8に示
す)が巻回された巻き戻し軸320Bと、撮影毎に巻き
戻し軸320Bに巻回されている銀塩フィルムを巻き上
げる巻き上げ軸320Aとを備えて構成されている。
【0011】図8に示されているように、上記銀塩フィ
ルム330は、その幅方向の両側に沿って一定間隔をお
いてこの銀塩フィルム330の厚さ方向に貫通するパー
フォレーション孔332が設けられている。
【0012】次に、図1を参照して監視カメラ装置の制
御系の構成について詳細に説明する。監視カメラ装置1
000の制御系400は、前述した表示部220、モー
タ制御部402、フィルム給送用モータ404、フォト
インタラプタ406(特許請求の範囲の検出器に相
当)、時間/速度テーブル408、速度/残量テーブル
410、制御部412などを備えて構成されている。そ
して、モータ制御部402、時間/速度テーブル40
8、速度/残量テーブル410、制御部412は、制御
装置200に設けられており、フィルム給送用モータ4
04、フォトインタラプタ406はカメラ本体100側
に設けられている。
【0013】モータ制御部402は、カメラ本体100
の2つの軸部130A、130Bを撮影動作に伴って回
転駆動するためのフィルム給送用モータ404の動作を
制御するものである。また、モータ制御部402は後述
する残量検知動作のためにもフィルム給送用モータ40
4の動作を制御するようになっている。そして、フィル
ム給送用モータ404が所定方向に回転駆動されたとき
に、フィルムカートリッジ300の巻き上げ軸320A
に係合された軸部130Aが巻き上げ方向に回転駆動さ
れるとともに、巻き戻し軸320Bに係合された軸部1
30Bがフリー状態となり、これよって銀塩フィルムが
巻き上げ軸320Aに巻き上げられるように構成されて
いる。また、フィルム給送用モータ404が上記所定方
向と反対方向に回転駆動されたときに、フィルムカート
リッジ300の巻き戻し軸320Bに係合された軸部1
30Bが巻き戻し方向に回転駆動されるとともに、巻き
上げ軸320Aに係合された軸部130Aがフリー状態
となり、これによって銀塩フィルムが巻き戻し軸320
Bに巻き戻されように構成されている。
【0014】フォトインタラプタ406は、カメラ本体
100に装填された状態のフィルムカートリッジ300
の銀塩フィルム330のパーフォレーション孔332に
臨む箇所に配設され、パーフォレーション孔332を検
出して検出信号を出力するように構成されている。すな
わち、このフォトインタラプタ406は、銀塩フィルム
330をその厚さ方向で挟む箇所に間隔をおいて設けら
れた発光素子と受光素子を有し、発光素子から出射され
た検知光がパーフォレーション孔332を介して受光素
子に受光されることで受光素子から受光信号が出力さ
れ、この受光信号に基いて検出信号が出力されるように
構成されている。
【0015】したがって、フォトインタラプタ406
は、パーフォレーション孔332の箇所で検知光が通過
して明状態となり、パーフォレーション孔332以外の
箇所で光が遮断されて暗状態となるパルス波形を呈する
検出信号を出力するようになっている。制御部412
は、モータ制御部402に対してフィルム給送用モータ
404の回転速度、すなわちフィルムカートリッジ30
0の巻き上げ軸320Aまたは巻き戻し軸320Bの角
速度が一定となるように制御すると共に、この際、フォ
トインタラプタ406から入力される検出信号が明状態
を維持している時間、パーフォレーション孔332の通
過時間t(図8)を計測するように構成されている。上
記通過時間は、検出信号を構成するパルス波形のパルス
幅に相当している。
【0016】この通過時間tは銀塩フィルム330の走
行速度vに対して反比例の関係となっているから、通過
時間tがわかれば、走行速度vを特定することができ
る。時間/速度テーブル408は、上記通過時間t(t
=T1、T2、T3、……)と、それぞれの通過時間t
に対応する走行速度v(v=V1、V2、V3、……)
とによって構成されたテーブルである。したがって、通
過時間tを特定することで時間/速度テーブル408か
ら走行速度vを特定することができるようになってい
る。
【0017】また、巻き上げ軸320Aの角速度が一定
ならば、銀塩フィルム330の走行速度vと、巻き上げ
軸320Aに巻回されている銀塩フィルム330の残量
n(すなわち巻き上げ軸320Aに巻回されている銀塩
フィルムの径に相当)とは、残量nが多いほど(径が大
きいほど)走行速度vの値が大きくなるという関係とな
る。したがって、走行速度vがわかれば、銀塩フィルム
330の残量nを特定することができる。銀塩フィルム
330の残量nはたとえばフィルムの枚数で示される。
速度/残量テーブル410は、走行速度v(v=V1、
V2、V3、……)と、それぞれの走行速度vに対応す
るフィルム残量n(n=N1、N2、N3、……)とに
よって構成されたテーブルである。したがって、走行速
度vを特定することで速度/残量テーブル410からフ
ィルム残量nを特定することができるようになってい
る。
【0018】制御部412は、上記モータ制御部40
2、表示部220を制御すると共に、フォトインタラプ
タ406から検出信号を入力してパーフォレーション孔
332の通過時間tを計測するように構成されている。
また、制御部412は、通過時間tに基いて時間/速度
テーブル408を調べ、その結果に基づいて速度/残量
テーブル410を調べるように構成されている。
【0019】次に、上述のように構成された監視カメラ
装置の動作について図2のフローチャートを参照して説
明する。まず、カメラ本体100にフィルムカートリッ
ジ300が装填されると(S10)、制御部412は、
フィルムカートリッジ300の装填を図略のセンサによ
って検知して、モータ制御部402を制御してフィルム
給送用モータ404を所定方向(例えば巻き上げ方向)
に等速(一定の回転速度)で回転させる(S12)。
【0020】制御部412は、フィルム給送用モータ4
04が等速で回転しているか否かをモータ制御部402
からの応答によって判定し(S14)、判定結果が否定
ならばS12に戻り、判定結果が肯定ならば、フォトイ
ンタラプタ406から入力される検出信号に基いて銀塩
フィルム330のパーフォレーション孔332の通過時
間tを計測する(S16)。通過時間tの計測後、制御
部412はモータ制御部402を制御してフィルム給送
用モータ404の回転駆動を停止させる。
【0021】そして、計測された通過時間tに対応する
走行速度vを時間/速度テーブル408に基いて求める
(S18)。次いで、S18で求めた走行速度vに対応
するフィルム残量nを速度/残量テーブル410に基い
て求める(S19)。このあと、制御部412は、S2
0で求められたフィルム残量nを示す残量情報を表示部
220に表示させる。
【0022】なお、上述の動作では、銀塩フィルムの残
量情報を求めるために巻き上げ軸320Aを巻き上げ方
向に回転駆動させて銀塩フィルムを走行させている。こ
のため、フィルムカートリッジ300がカメラ本体10
0に装填された時点における銀塩フィルムの位置、すな
わち撮影が可能な位置まで銀塩フィルムを巻き戻すこと
が必要になる。したがって、制御部412は、S12、
S14、S16の動作で巻き上げられた走行距離分だけ
銀塩フィルムが巻き戻し軸320Bに巻き戻されるよう
にモータ制御部402を制御するようになっている。
【0023】また、上述の動作では、フィルム給送用モ
ータ404の回転が等速に到達した後で上記通過時間t
の計測が行なわれる。ところが、フィルム給送用モータ
404の所定方向(例えば巻き上げ方向)への回転が等
速に到達するまでにフィルムがある程度の量(以下初期
送り量という)だけ所定方向に送られる。つまり、通過
時間tの計測は、フィルムカートリッジが装填された時
点で行うことはできず、フィルムが所定方向にある程度
送られた後の時点で行なわれることになる。したがっ
て、フィルムカートリッジ300が装填された時点でフ
ォトインタラプタ406によって検出されるパーフォレ
ーション孔332の位置と、通過時間tの計測が行なわ
れた時点でフォトインタラプタ406によって検出され
るパーフォレーション孔の位置とは、上記初期送り量分
だけずれてしまうことになる。このため、上記初期送り
量によるフィルム残量nの誤差が無視できない場合に
は、フィルム給送用モータ404の回転が開始されてか
ら通過時間tの計測が終了するまでの間、フォトインタ
ラプタ406と計数部414によってパーフォレーショ
ン孔332を計数しておき、この計数値、すなわち上記
初期送り量に対応するフィルムの量をステップS19で
求めたフィルム残量nに加算(フィルムが巻き上げ方向
に送られた場合)または減算(フィルムが巻き戻し方向
に送られた場合)して補正を行うことが好ましい。
【0024】したがって、上述した第1の実施の形態の
監視カメラ装置によれば、フィルムカートリッジ300
をカメラ本体100に装填することによって、フィルム
カートリッジ300内の銀塩フィルムの残量を容易に知
ることができるという効果がある。
【0025】なお、第1の実施の形態においては、モー
タ制御部402、フィルム給送用モータ404、制御部
412によって特許請求の範囲の駆動部が構成され、時
間/速度テーブル408、制御部412、フォトインタ
ラプタ406によって特許請求の範囲の速度検出部が構
成されている。また、速度/残量テーブル410と制御
部412によって特許請求の範囲の残量情報生成部が構
成されている。また、第1の実施の形態では、銀塩フィ
ルムを巻き上げる際の速度を検出して残量を求めたが、
銀塩フィルムを巻き戻す際の速度を検出して残量を求め
るように構成してもよいことはもちろんである。
【0026】上述した第1の実施の形態では、銀塩フィ
ルムの走行速度に基いて残量情報を求めている。走行速
度に対して銀塩フィルムの撮影済み枚数または未撮影枚
数を1枚単位で特定することは困難であり、実際には数
十枚単位の程度にならざるを得ない。したがって、銀塩
フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数のおおよその
値を知ることは充分にできるが、銀塩フィルムの未撮影
枚数または撮影済み枚数を1枚単位で正確に求めること
は難しい。このような点を考慮した第2の実施の形態に
ついて次に説明する。
【0027】図9は本発明の監視カメラ装置の第2の実
施の形態における制御系の構成を示すブロック図、図1
0は第2の実施の形態における動作フローチャート、図
11は計数値/残量テーブルの説明図である。まず、図
9、図11を参照して第2の実施の形態の構成について
説明する。なお、図9において第1の実施の形態を示す
図1と同一の部分には同一の符号を付してその説明を省
略し、第1の実施の形態と異なる点についてのみ説明を
行う。第2の実施の形態では、計数部414を設けると
共に、第1の実施の形態の時間/速度テーブル408と
速度/残量テーブル410に代えて計数値/残量テーブ
ル416を設けている。計数部414は、フォトインタ
ラプタ406から入力される検出信号を構成するパルス
波形に基いてパーフォレーション孔の数を計数し、その
計数値を制御部412に入力するものである。
【0028】パーフォレーション孔は、銀塩フィルムの
幅方向の両側縁部に銀塩フィルムの長さ方向に沿って一
定間隔をおいて設けられている。したがって、パーフォ
レーション孔の数と銀塩フィルムの枚数とは正比例の関
係にある。つまり、パーフォレーション孔の数がわかれ
ば、銀塩フィルムの枚数を特定することが可能となる。
図11に示されているように、計数値/残量テーブル4
16は、パーフォレーション孔の計数値m(m=M1、
M2、M3、……)と、それぞれの計数値mに対応する
フィルム残量n(n=N1、N2、N3、……)とによ
って構成されたテーブルである。このため、計数値/残
量テーブル416からパーフォレーション孔の計数値m
に基いてフィルム残量nを特定することが可能となる。
【0029】次に、上述のように構成された監視カメラ
装置の動作について図10のフローチャートを参照して
説明する。まず、カメラ本体100にフィルムカートリ
ッジ300が装填され(S20)、装填されたフィルム
カートリッジ300に収容されている銀塩フィルムの全
枚数が操作スイッチ部210によって設定入力される
(S21)と、制御部412は、フィルムカートリッジ
300の装填を図略のセンサによって検知し、計数部4
14を初期化してその計数値を零にすることで計数動作
が可能な状態にする(S22)。
【0030】次いで、制御部412は、モータ制御部4
02を制御してフィルム給送用モータ404を所定方向
(銀塩フィルムが巻き上げられる方向)に回転させる
(S24)。すなわち銀塩フィルムは所定方向に走行さ
れている。なお、フィルム給送用モータ404の回転速
度は等速でなくてもよい。計数部414は、フォトイン
タラプタ406から入力される検出信号を構成するパル
ス波形を計数することでパーフォレーション孔の個数を
計数する(S26)。制御部412は、銀塩フィルムの
巻き上げが終了したか否か(銀塩フィルムが全て巻き上
げ軸320Aに巻回されたか否か)を監視しており(S
28)、終了していなければS26を繰り返し、終了し
ていればS30に制御を移行する。
【0031】なお、銀塩フィルムの巻き上げが終了した
か否かの監視は、例えば次のように行うことができる。
すなわち、銀塩フィルムが巻き上げ軸320Aに巻回さ
れて、銀塩フィルムの端部が巻き戻し軸320Bから繰
り出されない状態となったときに、フィルム給送用モー
タ404の回転が停止する。このフィルム給送用モータ
404の回転停止を検出したモータ制御部402から回
転停止を示す信号が制御部412に入力される。制御部
412は、モータ制御部402からの上記信号の有無に
基いて銀塩フィルムの巻き上げ終了の有無を監視する。
【0032】制御部412は、計数部414から計数値
mを入力し、その計数値mに対応するフィルム残量nを
計数値/残量テーブル416に基いて求める(S3
0)。このあと、制御部412は、S30で求められた
フィルム残量nを示す残量情報を表示部220に表示さ
せる。
【0033】なお、第2の実施の形態においても、銀塩
フィルムの残量情報を求めるために銀塩フィルムが巻き
上げ軸320Aに完全に巻き上げられている。このた
め、フィルムカートリッジ300がカメラ本体100に
装填された時点における銀塩フィルムの位置、すなわち
撮影が可能な位置まで銀塩フィルムを巻き戻すことが必
要になる。したがって、制御部412は、S24、S2
6、S28の動作で巻き上げられた走行距離分だけ銀塩
フィルムが巻き戻されるようにモータ制御部402を制
御するようになっている。
【0034】したがって、上述した第2の実施の形態の
監視カメラ装置によれば、フィルムカートリッジ300
をカメラ本体100に装填することによって、フィルム
カートリッジ300内の銀塩フィルムの残量を1枚単位
で正確に、かつ、容易に知ることができるという効果が
ある。
【0035】なお、第2の実施の形態においては、モー
タ制御部402、フィルム給送用モータ404、制御部
412によって特許請求の範囲の駆動部が構成されてい
る。また、計数値/残量テーブル416と制御部412
によって特許請求の範囲の残量情報生成部が構成されて
いる。また、第2の実施の形態では、銀塩フィルムを巻
き上げてパーフォレーション孔の個数を計数して残量を
求めたが、銀塩フィルムを巻き戻してパーフォレーショ
ン孔の個数を計数して残量を求めるように構成してもよ
いことはもちろんである。
【0036】上述した第2の実施の形態では、銀塩フィ
ルムのパーフォレーション孔の計数値に基いて残量情報
を求めるために銀塩フィルムを巻き上げ軸320Aに完
全に巻回している。したがって、巻き上げを開始した時
点で、巻き戻し軸320Bに巻回されている銀塩フィル
ムの量が巻き上げ軸320Aに巻回されている銀塩フィ
ルムの量よりも多い場合には巻き上げに要する時間が長
くなり、これと逆に巻き上げ軸320Aに巻回されてい
る銀塩フィルムの量が巻き戻し軸320Bに巻回されて
いる銀塩フィルムの量よりも多い場合には巻き上げに要
する時間が短くなる。一方、銀塩フィルムのパーフォレ
ーション孔の計数値に基いて残量情報を求めるために
は、上記とは逆に銀塩フィルムを巻き戻し軸320Bに
完全に巻回するようにしてもよいことは前述したとおり
である。このため、銀塩フィルムを全て巻回するために
要する時間が短かくなるように、銀塩フィルムを巻回す
る方向を巻き上げ方向と巻き戻し方向に切り換えれば残
量情報を求めるために必要な時間を短縮することが可能
となる。上記のことに着目してなされた第3の実施の形
態について次に説明する。
【0037】図12は本発明の監視カメラ装置の第3の
実施の形態における制御系の構成を示すブロック図、図
13は第3の実施の形態における動作フローチャートで
ある。まず、図12を参照して第3の実施の形態の構成
について説明する。なお、図12において、第1の実施
の形態を示す図1および第2の実施の形態を示す図9と
同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、
第2の実施の形態と異なる点についてのみ説明を行う。
第3の実施の形態では、第2の実施の形態の構成に加え
て第1の実施の形態における時間/速度テーブル408
と速度/残量テーブル410を設けている。これら時間
/速度テーブル408と速度/残量テーブル410は第
1の実施の形態で説明したものと同じ構成となってい
る。
【0038】次に、上述のように構成された監視カメラ
装置の動作について図13のフローチャートを参照して
説明する。まず、カメラ本体100にフィルムカートリ
ッジ300を装填し(S40)、当該フィルムカートリ
ッジ300に収容されている銀塩フィルムの全枚数を設
定する(S42)。この銀塩フィルムの全枚数の設定
は、例えば制御装置200の操作スイッチ210によっ
て入力設定する。制御部412は、フィルムカートリッ
ジ300の装填を図略のセンサによって検知し、計数部
414を初期化してその計数値を零にすることで計数動
作が可能な状態にする(S44)。
【0039】次いで、制御部412は、モータ制御部4
02を制御してフィルム給送用モータ404を所定方向
(例えば銀塩フィルムを巻き戻す方向)に回転させ(S
46)、このフィルム給送用モータ404の回転速度を
等速(一定の回転速度)となるように制御する(S4
8)。制御部412は、フィルム給送用モータ404が
等速で回転しているか否かをモータ制御部402からの
応答によって判定し(S50)、判定結果が否定ならば
S48の戻り、判定結果が肯定ならば、フォトインタラ
プタ406から入力される検出信号に基いて銀塩フィル
ムのパーフォレーション孔332の通過時間tを計測す
る(S52)。通過時間tの計測後、制御部412はモ
ータ制御部402を制御してフィルム給送用モータ40
4の回転駆動を停止させる。なお、計数部414は、上
記ステップS46でフィルム給送用モータ404の回転
が開始された時点から上記ステップS52での通過時間
tの計測終了によってフィルム給送用モータ404の回
転が停止された時点までの間、パーフォレーション孔3
32の計数を行っている。
【0040】そして、計測された通過時間tに対応する
走行速度vを時間/速度テーブル408に基いて求め、
この走行速度vに対応するフィルム残量nを速度/残量
テーブル410に基いて求める(S54)。なお、S5
4で求められたフィルム残量nは1枚単位で正確に示さ
れる値ではなく概算値である。さらに、図13には示さ
れていないが、S54の後、制御部412はS46、S
48、S52の動作で巻き戻された走行距離分だけ銀塩
フィルムが巻き上げられるようにモータ制御部402を
制御する。この制御は、前述した計数部414によるフ
ィルム給送用モータ404の回転開始から回転停止まで
の間のパーフォレーション孔332の計数結果に基づい
て行われる。これにより、フィルムカートリッジ300
がカメラ本体100に装填された時点における銀塩フィ
ルムの位置、すなわち撮影が可能な位置まで銀塩フィル
ムが巻き上げられる。
【0041】次に、上記フィルム残量nがS42で設定
されたフィルム全枚数の1/2の値よりも小か否かを判
定する(S56)。S56の判定結果が肯定ならば巻き
戻し軸320Bに巻回されている銀塩フィルムの量が巻
き上げ軸320Aに巻回されている銀塩フィルムの量よ
りも少ないからフィルム給送用モータ404の回転方向
を巻き上げ方向に切り換える(S58)。S56の判定
結果が否定ならばフィルム給送用モータ404の回転方
向を巻き戻し方向のままS60に移行する。すなわち、
巻き上げ軸320Aと巻き戻し軸320Bのうち、巻回
されている銀塩フィルムの量が多い方に銀塩フィルムが
巻回されるようにフィルム給送用モータ404の回転方
向を切り換えることで、銀塩フィルムが全て巻き上げ軸
320Aまたは巻き戻し軸320Bに巻回されるまでに
要する時間が短くすることができるという効果が生じ
る。
【0042】計数部414は、フォトインタラプタ40
6から入力される検出信号に基いてパーフォレーション
孔の個数を計数する(S60)。制御部412は、銀塩
フィルムの巻き上げまたは巻き戻しが終了したか否かを
監視しており(S62)、終了していなければS60に
戻り、終了していればS64に制御を移行する。なお、
計数部414によるパーフォレーション孔の個数の計数
が行なわれている際のフィルム給送用モータ404の回
転速度は等速でなくてもよい。また、銀塩フィルムの巻
き上げまたは巻き戻しが終了したか否かの監視は前述し
た第2の実施の形態の場合と同様に行えばよい。
【0043】制御部412は、計数部414から計数値
mを入力し、その計数値mに対応するフィルム残量nを
計数値/残量テーブル416に基いて求める(S6
4)。このあと、制御部412は、S64で求められた
フィルム残量nを示す残量情報を表示部220に表示さ
せる。なお、第3の実施の形態においては、銀塩フィル
ムが巻き上げ軸320Aまたは巻き戻し軸320Bに完
全に巻回されている。このため、フィルムカートリッジ
300がカメラ本体100に装填された時点における銀
塩フィルムの位置、すなわち撮影が可能な位置まで銀塩
フィルムを巻き戻すか巻き上げることが必要になる。し
たがって、制御部412は、S58、S60の動作で巻
き上げ軸320Aまたは巻き戻し軸320Bに巻回され
た走行距離分だけ銀塩フィルムが巻き戻されまたは巻き
上げられるようにモータ制御部402を制御するように
なっている。
【0044】したがって、上述した第3の実施の形態の
監視カメラ装置によれば、フィルムカートリッジ300
をカメラ本体100に装填することによって、フィルム
カートリッジ300内の銀塩フィルムの残量を1枚単位
で正確に、かつ、容易に知ることができ、しかも残量を
知るまでの要する時間が短時間で済むという効果があ
る。
【0045】なお、第3の実施の形態においては、モー
タ制御部402、フィルム給送用モータ404、制御部
412によって特許請求の範囲の駆動部が構成され、時
間/速度テーブル408、制御部412、フォトインタ
ラプタ406によって特許請求の範囲の速度検出部が構
成されている。また、速度/残量テーブル410、制御
部412によって特許請求の範囲の駆動制御部が構成さ
れている。また、計数値/残量テーブル416と制御部
412によって特許請求の範囲の残量情報生成部が構成
されている。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
フィルムカートリッジの装填時に銀塩フィルムを走行さ
せる駆動部と、フィルムカートリッジの装填時に銀塩フ
ィルムの走行速度を検出する速度検出部と、走行速度に
基いて銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数を
示す残量情報を出力する残量情報生成部と、残量情報生
成部から出力された残量情報を表示する表示部とを設け
た構成とした。そのため、フィルムカートリッジ内に収
容されている銀塩フィルムの残量に応じて銀塩フィルム
の走行速度が変化することを利用して、銀塩フィルムを
走行させてその走行速度を検出することによって、検出
された走行速度に対応する残量情報を生成して表示させ
ることが可能となる。したがって、銀塩フィルムの残量
を容易にかつ確実に確かめることができる。
【0047】また、本発明は、巻き戻し軸と、巻き上げ
軸とを有するフィルムカートリッジが着脱可能に装填さ
れ、長手方向に沿って多数のパーフォレーション孔が形
成された銀塩フィルムに被写体像を撮影する監視カメラ
装置であって、フィルムカートリッジの装填時に、巻き
上げ軸と巻き戻し軸の一方に巻回されていた銀塩フィル
ムが、巻き上げ軸と巻き戻し軸の他方に全て巻回される
まで巻き上げ軸と巻き戻し軸の他方を回転駆動して銀塩
フィルムを所定方向に走行させる駆動部と、銀塩フィル
ムのパーフォレーション孔に臨む箇所に配設されパーフ
ォレーション孔を検出して検出信号を出力する検出器
と、フィルムカートリッジの装填時に、検出部から出力
される検出信号に基いてパーフォレーション孔の数を計
数する計数部と、計数部によって計数されたパーフォレ
ーション孔の数に基いて銀塩フィルムの未撮影枚数また
は撮影済み枚数を示す残量情報を生成する残量情報生成
部と、残量情報生成部から出力された残量情報を表示す
る表示部とを備える構成とした。そのため、巻き上げ軸
と巻き戻し軸の一方に巻回されていた銀塩フィルムが巻
き上げ軸と巻き戻し軸の他方に全て巻回されるまで巻き
上げ軸と巻き戻し軸の他方を回転駆動して銀塩フィルム
を所定方向に走行させてパーフォレーション孔の数を計
数することによってフィルムカートリッジ内に収容され
ている銀塩フィルムの残量情報を生成して表示させるこ
とが可能となる。したがって、銀塩フィルムの残量を容
易にかつ確実に確かめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視カメラ装置の第1の実施の形態に
おける制御系の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における動作フローチャート
である。
【図3】時間/速度テーブルの説明図である。
【図4】速度/残量テーブルの説明図である。
【図5】監視カメラ装置の全体構成を示す説明図であ
る。
【図6】カメラ本体とフィルムカートリッジの関係を示
す説明図である。
【図7】フィルムカートリッジの説明図である。
【図8】銀塩フィルムの説明図である。
【図9】本発明の監視カメラ装置の第2の実施の形態に
おける制御系の構成を示すブロック図である。
【図10】第2の実施の形態における動作フローチャー
トである。
【図11】計数値/残量テーブルの説明図である。
【図12】本発明の監視カメラ装置の第3の実施の形態
における制御系の構成を示すブロック図である。
【図13】第3の実施の形態における動作フローチャー
トである。
【符号の説明】
1000 監視カメラ装置 100 カメラ本体 200 制御装置 220 表示部 300 フィルムカートリッジ 320A 巻き上げ軸 320B 巻き戻し軸 330 銀塩フィルム 332 パーフォレーション孔 400 制御系 402 モータ制御部 404 フィルム給送用モータ 406 フォトインタラプタ 408 時間/速度テーブル 410 速度/残量テーブル 412 制御部 414 計数部 416 計数値/残量テーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩フィルムが収容されたフィルムカー
    トリッジが着脱可能に装填され、装填された前記フィル
    ムカートリッジの銀塩フィルムに被写体像を撮影する監
    視カメラ装置であって、 フィルムカートリッジの装填時に銀塩フィルムを走行さ
    せる駆動部と、 フィルムカートリッジの装填時に前記銀塩フィルムの走
    行速度を検出する速度検出部と、 前記走行速度に基いて前記銀塩フィルムの未撮影枚数ま
    たは撮影済み枚数を示す残量情報を出力する残量情報生
    成部と、 前記残量情報生成部から出力された前記残量情報を表示
    する表示部と、 を設けたことを特徴とする監視カメラ装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムカートリッジは、前記銀塩
    フィルムが巻回された巻き戻し軸と、撮影毎に前記巻き
    戻し軸に巻回された銀塩フィルムを巻き上げる巻き上げ
    軸とを有し、前記駆動部による前記銀塩フィルムの走行
    は、前記巻き上げ軸と巻き戻し軸の何れか一方を一定の
    回転速度で回転駆動することによって行なわれることを
    特徴とする請求項1記載の監視カメラ。
  3. 【請求項3】 前記銀塩フィルムはその長手方向に沿っ
    て多数のパーフォレーション孔が形成され、前記銀塩フ
    ィルムのパーフォレーション孔に臨む位置に前記パーフ
    ォレーション孔を検出して検出信号を出力する検出器を
    設け、前記速度検出部による前記走行速度の検出は前記
    検出信号に基いて行なわれるように構成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の監視カメラ。
  4. 【請求項4】 銀塩フィルムが巻回された巻き戻し軸
    と、撮影毎に前記巻き戻し軸に巻回された銀塩フィルム
    を巻き上げる巻き上げ軸とを有するフィルムカートリッ
    ジが着脱可能に装填され、前記銀塩フィルムにはその長
    手方向に沿って多数のパーフォレーション孔が形成さ
    れ、前記銀塩フィルムに被写体像を撮影する監視カメラ
    装置であって、 フィルムカートリッジの装填時に、前記巻き上げ軸と巻
    き戻し軸の一方に巻回されていた銀塩フィルムが、前記
    巻き上げ軸と巻き戻し軸の他方に全て巻回されるまで前
    記巻き上げ軸と巻き戻し軸の他方を回転駆動して銀塩フ
    ィルムを所定方向に走行させる駆動部と、 前記銀塩フィルムのパーフォレーション孔に臨む箇所に
    配設され前記パーフォレーション孔を検出して検出信号
    を出力する検出器と、 フィルムカートリッジの装填時に、前記検出部から出力
    される前記検出信号に基いて前記パーフォレーション孔
    の数を計数する計数部と、 前記計数部によって計数された前記パーフォレーション
    孔の数に基いて前記銀塩フィルムの未撮影枚数または撮
    影済み枚数を示す残量情報を生成する残量情報生成部
    と、 前記残量情報生成部から出力された前記残量情報を表示
    する表示部と、 を備えることを特徴とする監視カメラ装置。
  5. 【請求項5】 フィルムカートリッジ装填時の銀塩フィ
    ルムの走行速度を検出する速度検出部が設けられ、前記
    銀塩フィルムの走行方向と前記速度検出部で検出された
    前記走行速度に基いて前記巻き上げ軸に巻回されている
    銀塩フィルムの量と前記巻き戻し軸に巻回されている銀
    塩フィルムの量の比較を行い、その比較結果に基づいて
    回転駆動すべき巻き上げ軸と巻き戻し軸の選択を行う駆
    動制御部が設けられていることを特徴とする請求項4記
    載の監視カメラ装置。
  6. 【請求項6】 前記検出器は、前記銀塩フィルムをその
    厚さ方向で挟む箇所に間隔をおいて対向して設けられた
    発光素子と受光素子を有し、前記発光素子から出射され
    た検知光が前記パーフォレーション孔を介して前記受光
    素子に受光されることで受光素子から受光信号が出力さ
    れ、この受光信号に基いて前記検出信号が出力されるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項3、4また
    は5記載の監視カメラ装置。
  7. 【請求項7】 前記検出信号は前記パーフォレーション
    孔の前記銀塩フィルムの走行方向の幅に対応する時間幅
    を有するパルス波形を呈し、前記速度検出部による前記
    銀塩フィルムの走行速度の検出は前記パルス波形の時間
    幅に基いて行なわれるように構成されていることを特徴
    とする請求項3または5記載の監視カメラ装置。
  8. 【請求項8】 前記速度検出部による前記銀塩フィルム
    の走行速度の検出は前記パルス波形の時間幅の値と前記
    銀塩フィルムの走行速度の値が互いに関連付けされた時
    間/速度テーブルに基いて行なわれるように構成されて
    いることを特徴とする請求項7記載の監視カメラ装置。
  9. 【請求項9】 前記残量情報生成部は前記走行速度の値
    と前記残量情報の値が互いに関連付けされた速度/残量
    テーブルに基いて前記残量情報を求めるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1、2、3、5、7、8
    に何れか1項記載の監視カメラ装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動部は、前記銀塩フィルムが前
    記フィルムカートリッジが装填された時の位置に復帰さ
    せるように前記銀塩フィルムを走行させることを特徴と
    する請求項1乃至9に何れか1項記載の監視カメラ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011039456A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Canon Inc 移動体駆動装置
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