JP2001051199A - 照明系においてハネカムアスペクト比を低減させるためのアナモルフィック作用をもつコンポーネント - Google Patents

照明系においてハネカムアスペクト比を低減させるためのアナモルフィック作用をもつコンポーネント

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JP2001051199A
JP2001051199A JP2000207159A JP2000207159A JP2001051199A JP 2001051199 A JP2001051199 A JP 2001051199A JP 2000207159 A JP2000207159 A JP 2000207159A JP 2000207159 A JP2000207159 A JP 2000207159A JP 2001051199 A JP2001051199 A JP 2001051199A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 EUVリソグラフィのための照明系であっ
て、簡単な構造を有しているとともに従来技術の欠点を
回避することができ、照明されるべきフィールドがアス
ペクト比≠1:1を有しているものを提供する。 【解決手段】 1:1ではないアスペクト比のフィール
ドを照明する、特に波長≦193nmでのリソグラフィ
のための照明系であって、光源(20)と、少なくとも
1つの視野鏡または視野レンズ(50)を含む視野レン
ズグループと、光源を二次光源に変換するための光学部
材とを包含しており、このとき、光学部材はアナモルフ
ィック作用を有しており、それにより二次光源を接線方
向とサジタル方向の二次光源に分割し、さらに画像面
(3)と射出ひとみ、とを包含している照明系におい
て、光学部材が少なくとも1つの第1の鏡または第1のレ
ンズを包含しており、この鏡ないしレンズは網目素子に
区分されており、このとき網目素子が二次元の配置を有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明系、特にリソグ
ラフィつまりたとえば193nm以下の波長をもつVU
VリソグラフィおよびEUVリソグラフィのための照明
系であって、1:1と等しくないアスペクト比をもつフ
ィールドを照明するものに関し、このとき、前記照明系
は少なくとも1つの光源と、視野鏡または視野レンズ
と、光源を二次光源に変換するための光学コンポーネン
トとを包含している。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電子部
品のための構造領域を特にサブミクロン領域でいっそう
縮小することができるようにするには、ミクロリソグラ
フィに利用される光の波長を小さくすることが必要であ
る。
【0003】193nm以下の波長では、たとえば米国
特許出願第5339346号明細書から公知となってい
るような弱いX線によるリソグラフィが考えられる。
【0004】光源に対して左右対称に配置された少なく
とも4つの対になった鏡面が必要になる米国特許出願第
5339346号明細書に記載に照明のほか、たとえば
露光対物レンズの環状フィールドを均一に照明するため
の反射性ハネカムプレートによって作動する照明システ
ムを設けることができる。このようなシステムは、対物
レンズのフィールドができるだけ少ない反射で均一に照
明され、しかもひとみのフィールド非依存的な照明が一
定の充填度(Fullgrad:独語)まで保証されるという利
点がある。
【0005】EUV照明系のための反射性ハネカムプレ
ートはUS5581605から公知となっている。
【0006】上述した刊行物米国特許出願第53393
46号明細書と米国特許出願第5581605号明細書
のすべての開示内容を本明細書にも全面的に取り入れる
こととする。
【0007】EUV照明系のための光源としては現在の
ところ次のものが議論されている。 レーザプラズマ光源 ピンチプラズマ光源 シンクロトロン放射光源
【0008】レーザプラズマ光源では、集中的なレーザ
光線をターゲット(固体、ガスジェット、微粒子)に焦
点を合わせる。この励起によってターゲットが強力に加
熱されてプラズマが発生する。このプラズマがEUV放
射を放出する。
【0009】典型的なレーザプラズマ光源は、球状の放
射すなわち4πの放射角と50μmから200μmの直
径を有している。
【0010】ピンチプラズマ光源では電気的な励起によ
ってプラズマが生成される。
【0011】ピンチプラズマ光源は4πで放射をする体
積放射体(φ=1.00mm)として表すことができ、
このとき放射特性はプラズマ光源の形状によって与えら
れる。
【0012】シンクロトロン放射光源では現在のところ
次の3種類の放射光源が区別されている。 − 曲げ磁石 − ウィグラ − アンジュレータ
【0013】曲げ磁石光源では、曲げ磁石によって電子
が偏向させられて光子ビームを放出する。
【0014】ウィグラ光源は、電子ないし電子ビームを
偏向させるために、交互に極性を変えながら並ぶ多数の
磁石ペアを包含するいわゆるウィグラを包含している。
電子がウィグラを通過すると、この電子は周期的な垂直
方向の磁場にさらされ、それに応じて電子が水平面で振
動する。ウィグラにはさらにコヒーレンス効果がないと
いう特徴がある。ウィグラを用いて生成されたシンクロ
トロン放射は曲げ磁石のシンクロトロン放射に似てお
り、水平の立体角に放射される。このシンクロトロン放
射は曲げ磁石とは異なり、ウィグラの極の数だけ強めら
れた流れを有している。
【0015】ウィグラ光源とアンジュレータ光源との境
目は流動的である。
【0016】アンジュレータ光源では、電子がアンジュ
レータ内でウィグラの場合よりも短い周期と弱い偏向極
の磁界をもつ磁界にさらされるので、シンクロトロン放
射の干渉効果が生じることになる。このシンクロトロン
放射は干渉効果があるために非連続的なスペクトルを有
しており、水平方向にも垂直方向にも小さな立体角成分
に放射される。すなわちこの放射はきわめて指向性が強
い。
【0017】現在議論されているEUV光源の伸張(Au
sdehnung:独語)と角スペクトルは、リソグラフィ投影
露光装置のレチクル面でフィールドと開口を充填ないし
照明するのに十分でないため、現在議論されている照明
系は、絞り面で均等に分散された多数の二次光源を生成
するための網目素子を備えた少なくとも1つの鏡または
レンズを包含している。第1の鏡または第1のレンズの網
目素子の幾何学的な伸張がレチクル面における照明され
るフィールドの形状を決定するため、第1の鏡または第1
のレンズの網目素子は、スキャンスリットが環状である
場合、照明されるべきフィールドが長方形であるときや
環状フィールドのセグメントであるときには長方形に構
成するのが有利である。以下においてはフィールドハネ
カムとも称する第1の鏡または第1のレンズの網目素子の
光学的な作用は、絞り面に光源の像、いわゆる二次光源
が生成するように設計されている。円柱鏡の互いに垂直
に配置された2つの一次元アレイによって多数の二次光
源が一つの面に形成されるEUV照明系は、たとえばU
S5677939から公知となっている。このような構
造の欠点は、高いアスペクト比をもつフィールドと照明
系の射出ひとみを照明するために円柱鏡の2つのアレイ
が必要なことである。
【0018】米国特許出願第567939号明細書には
第2実施例として、円柱鏡の一次元アレイによって臨界
ケーラー照明(kritische kohlersche Beleuchtung:独
語)が実現されるシステムが示されている。このシステ
ムの欠点は照明系の射出ひとみが線状であり、そのため
に不均等に照明されてしまうことである。
【0019】光源の伸張が少ない場合、たとえばアンジ
ュレータ光源のように近似的に点状である場合には二次
光源の伸張も少なくなり、すべての光線がほぼ1つの点
を通って進む。すると絞り面の後の各面にはフィールド
ハネカムの像が生じ、このときの結像縮尺は、絞り−レ
チクルの間隔と、フィールドハネカム−絞りの間隔の比
率によって与えられる。フィールドハネカムはこのとき
傾けられていて、フィールドハネカムの像がレチクル面
で少なくとも部分的に重なり合うようになっている。
【0020】エッジ幅、すなわちフィールドハネカムの
像の強度の0%点と100%点との間隔は、点状光源の
場合にはほぼゼロであり、つまり理想的な結像の場合に
は強度が100%からすぐに0%まで低下する。
【0021】伸張された光源の場合には二次光源も伸張
されるので、レチクル面におけるフィールドハネカムの
像は不鮮明となる。フィールドハネカムの像のエッジ幅
は増大する。
【0022】照明されるべきフィールドの所定の幅の過
剰照明を避けようとする場合、これはフィールドハネカ
ムの高さを下げることによって達成することができる。
【0023】このように構成されたフィールドハネカム
は高いアスペクト比を有している。
【0024】高いアスペクト比をもつフィールドハネカ
ムは、照明されるべきフィールドが高いアスペクト比、
たとえば17,5:1のx−y側面比を有していること
によっても惹起される。
【0025】しかしながら高いアスペクト比をもつフィ
ールドハネカムはフィールドハネカムプレートの上で分
布させるのに不都合であり、製造技術上のコストが高く
なる。
【0026】そこで本発明の課題は、特にEUVリソグ
ラフィのための照明系であって、簡単な構造を有してい
るとともに従来技術の欠点を回避することができ、照明
されるべきフィールドがアスペクト比≠1:1を有して
いるものを提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、照明系の光学コンポーネントの一部がアナモルフィ
ック作用を有していることによって解決される。このこ
とは二次光源が接線方向の二次的な線光源と、サジタル
(球欠(sagittal:独語))方向の二次的な線光源とに
分割されることにつながる。
【0028】接線方向の二次的な線光源はy−z平面を
延びる光線束で形成され、サジタル方向の二次的な光源
はx−z平面を延びる光線束で形成される。以下の説明
においては、x方向としては照明されるべきフィールド
の大きなほうの伸張の方向、y方向としては照明される
べきフィールドの小さいほうの伸張の方向、そしてz方
向としては、x方向にもy方向にも垂直な方向を指すも
のとする。y方向は本明細書ではスキャンリソグラフィ
システムの場合にはスキャン方向であり、x方向はスキ
ャン方向に対して垂直な方向である。
【0029】光源を二次光源に変換する光学コンポーネ
ントは網目素子に分割されている少なくとも1つの鏡ま
たはレンズを包含しており、このとき、網目素子は二次
元の配置を有している。それによって射出ひとみの非常
に規則的な照明を達成することができる。
【0030】網目素子を備えた鏡ないしプレートを照明
するため、それぞれの光源に適合させられている集光ユ
ニットが用いられる。
【0031】有利には、第1の鏡ないしレンズに二次元
で配置されている網目素子が個々の行に下位区分されて
おり、このとき、それぞれの行は相並んだ複数の網目素
子を包含している。また個々の行は相互にずらされてお
り、このことは射出ひとみの均等な照明につながる。
【0032】本発明の第1の実施形態では、鏡ないしレ
ンズの網目素子がサジタル方向と接線方向の二次光源を
生成するために、たとえば第1の鏡の網目素子を円柱状
またはトロイド状に構成することにより、それぞれの網
目素子がアナモルフィック作用を有するように形成され
ることが意図されている。
【0033】本発明の特別な構成では、集光ユニットが
アナモルフィック作用を有しており、それによって光源
を、接線方向とサジタル方向の光源に分割された二次光
源に結像することが意図されている。
【0034】照明されるべきフィールドが長方形または
リングセグメントのフィールドである場合には、網目素
子を長方形状に構成すると有利である。網目素子はフィ
ールド面に結像されるので、網目素子はフィールドハネ
カムとも呼ばれる。
【0035】照明されるべきフィールドのアスペクト比
が非常に大きい実施形態、たとえばx−y側面比が1
7,5:1、13:1または2:1である実施形態で
は、有利には、円柱状ないしトロイド状のフィールドハ
ネカムのアスペクト比がこれより小さいことが意図され
ている。照明されるべきフィールドのx−y側面比が1
7,5:1または13:1の場合、フィールドハネカム
のアスペクト比はたとえば4:1であってよい。照明さ
れるべきフィールドのx−y側面比が2:1の場合には
たとえば1,5:1であってよい。
【0036】有利には、照明系で用いられる視野鏡ない
し視野レンズに依存して、第1の鏡ないしレンズの上の
フィールドハネカムが、以下においては「部分ひとみ」
と呼ぶことにする視野レンズの視野鏡によって生成され
る二次光源の像が照明系の射出ひとみで基本的に均等に
分配されるように配置されることが意図される。
【0037】そのために、まず照明系の射出ひとみにお
ける部分ひとみの網目が設定される。次いで、1つない
し複数の視野レンズを貫通してフィールドハネカムプレ
ートで規定される平面に至るまでの部分ひとみの重放射
を算定することにより、フィールドハネカムプレート上
におけるフィールドハネカムの姿勢が決定される。重放
射の方向は、重放射がレチクル面と中央で交わるように
設定される。フィールドハネカムプレート上における重
放射の貫通点はフィールドハネカムの位置を規定する。
フィールドハネカムの位置の規定がこのような形式で行
われる場合には、所定の網目形状における部分ひとみの
間隔を、フィールドハネカムが互いに重なり合わないよ
うに選択するという付帯条件が守られなくてはならな
い。
【0038】視野レンズ結像の光学的な結像誤差、たと
えばディストーションに基づいて、フィールドハネカム
は非対称にフィールドハネカム上で配置されることにな
る。
【0039】ハネカムの非対称な配置によって惹起され
るひとみ照明の強度ティルトを補正するため、有利に
は、ハネカムの反射率を相応に適合させることが意図さ
れている。
【0040】集光ユニットを相応に適合させることも可
能である。
【0041】伸張された光源を備えるシステムの場合に
おいてレチクル面でフィールドハネカムの鮮明な像を得
るために、有利には網目素子を備えた第2の鏡またはレ
ンズ、すなわちいわゆる二重ファセットを設けることが
でき、このとき、第2の鏡ないし第2のレンズの網目素
子、いわゆるひとみハネカムは二次光源の地点に位置し
ている。
【0042】網目素子をもつ2つの鏡を備えたシステム
では、第2の鏡の網目素子すなわちひとみハネカムの形
状は有利には二次光源の形状に適合させられており、し
たがってひとみハネカムは、光源が円形に構成されてい
る場合には、第1の網目素子すなわちフィールドハネカ
ムの形状とは異なり円形に構成されていてよい。ひとみ
ハネカムが必要かどうかは、フィールドハネカムの設計
と、光源の伸張および角スペクトルとによって決まる。
伸張と角スペクトルとの積、ないしフィールドと開口と
の積は光伝搬値(Lichtleitwert:独語)と呼ばれる。
【0043】接線方向の光伝搬値は、y−x平面で延び
る光線だけを考慮したものである。二次元の光伝搬値は
すべての光線を考慮している。
【0044】光源の種類に応じて次のようなケースが区
別される。
【0045】1.光源の接線方向の光伝搬値<<照明さ
れるべきフィールドの接線方向の光伝搬値。すなわち、
エッジ幅<<yフィールド伸張。ひとみハネカムのない
照明系が可能である。
【0046】2.光源の接線方向の光伝搬値=照明され
るべきフィールドの接線方向の光伝搬値。すなわち、エ
ッジ幅=yフィールド伸張。アナモルフィック作用をも
つコンポーネントを使用すれば、ひとみハネカムのない
デザインが可能である。照明は、y方向には臨界照明、
x方向にはケーラー照明となる。x方向を鮮明な縁部で
結像するため、発展させた実施形態では、サジタル方向
の光源の地点に円柱状またはトロイド状の網目素子をひ
とみハネカムとして用いることができる。
【0047】3.光源の二次元の光伝搬値≦照明される
べきフィールドの二次元の光伝搬値、かつ光源の接線方
向の光伝搬値>照明されるべきフィールドの接線方向の
光伝搬値。この場合には、フィールドの正確な照明のた
めにひとみハネカムを設けることが必要である。
【0048】スキャンリソグラフィシステムで照明系を
利用するには、フィールドハネカムの細い側、つまりy
方向を鮮明な縁部で結像することは必ずしも必要ではな
い。重要なのは、照明されるべきフィールドが、後続す
る投影対物レンズで規定される環状フィールドの範囲内
に位置していることである。
【0049】このことが、伸張された光源の場合におい
てフィールドハネカム幅の縮小によって、もしくはアナ
モルフィック作用をもつフィールドハネカムの使用によ
って(細いフィールド側の臨界照明に至るまで)達成で
きるのであれば、y方向についてひとみハネカムを設け
ることは必要ない。
【0050】フィールド照明が臨界照明の場合において
さえy方向の最大限可能なフィールド幅を越えていると
きは、y方向についてひとみハネカムが必要である。
【0051】照明されるフィールドはスキャン方向に対
して垂直方向には、つまりx方向には鮮明な縁部をもつ
べきである。そうでないと追加的なマスキング装置によ
って、照明されるフィールドがスキャン方向に対して垂
直方向に、つまりx方向に制限されなくてはならず、こ
のことは照明されるフィールドの口径食によって光損失
につながるからである。したがって伸張された光源の場
合、有利にはx方向についてひとみハネカムを設ける。
【0052】どのような種類のひとみハネカムを使用す
るかは、フィールド照明に対してどのような要求が課せ
られているかによって決まる。
【0053】x方向で照明されるフィールドだけに鮮明
な縁部をもたせたい場合、つまりx方向のフィールドハ
ネカムを鮮明にレチクル面に結像させたい場合には、サ
ジタル方向の二次光源の地点で円柱状のひとみハネカム
を使用する。このときの円柱は線状のサジタル方向の二
次光源の方向に向けられ、長いフィールドハネカム側を
レチクル面に結像する。
【0054】y方向の結像にも影響を与えたい場合に
は、トロイド状のひとみハネカムを使用する。このひと
みハネカムは長いフィールドハネカム側をレチクル面に
結像し、y方向の照明を許容される範囲内に制限する。
こうしたひとみハネカムはサジタル方向の二次光源の地
点か、あるいはサジタル方向の光源と接線方向の光源と
の間に配置する。サジタル方向の光源と接線方向の光源
との間に配置する場合、フィールドハネカム結像とx方
向のハネカム寸法とが相応に適合化されなくてはならな
い。
【0055】フィールドハネカムとひとみハネカムは、
それぞれ1つのフィールドハネカムとひとみハネカムと
の間に光路が形成されるように配置・アライメントされ
る。レチクル面におけるフィールドハネカムの像の重な
り合いが達成され、部分ひとみは照明系の射出ひとみで
ほぼ均等に分配される。フィールドハネカムとひとみハ
ネカムを配置する方法に関しては、出願人の係属中の出
願である「特にEUVリソグラフィのための照明系」と
いう名称のUSシリアル番号09/305,107(提
出日1999年5月4日)を参照されたい。同明細書の
開示内容は本明細書にも全面的に取り入れることとす
る。
【0056】有利には、本発明による照明系の視野鏡ま
たは視野レンズは、絞り面が照明系の射出ひとみに結像
されるように構成される。
【0057】本発明に基づいて二次光源を接線方向とサ
ジタル方向の二次光源に分割することによって下記のよ
うな利点を得ることができ、当然ながらこれらの利点が
組み合わされる場合もある。
【0058】1.アナモルフィック作用をもつ光学コン
ポーネントによるハネカムアスペクト比の低減。 点光源の場合、フィールドアスペクト比と比較して低減
されたハネカムアスペクト比の場合でさえ、フィールド
ハネカムを最小のエッジ幅で画像面に結像することがで
きるが、この場合にはアナモルフィック作用を相応に設
計しなくてはならない。
【0059】2.伸張された光源の場合におけるフィー
ルドの照明。 伸張された光源の場合、ひとみハネカムなしで得られる
エッジ幅を考慮して、接線方向の光源が点光源に比較し
て画像面の方向にずらされるようにすることができる。
このことは、フィールドハネカムのy方向の屈折力をア
ナモルフィック作用で低減させることで可能である。そ
れによりフィールドハネカムの像のy方向幅が減少す
る。境界事例をなすのは、接線方向の光源がレチクル面
に存在しているy方向の臨界照明である。つまりこの光
源はy方向で画像面に結像される。このとき、光源の像
のy方向の伸張は、照明されるフィールドのy方向幅を
越えるべきでない。そうでない場合には照明されるフィ
ールドにマスキングし、もしくはひとみハネカムを使用
しなくてはならない。
【0060】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。
【0061】図1には、ハネカム形状がフィールド伸張
に対応しているフィールドハネカム1から、本例ではレ
チクル3と一致する画像面3までの光の推移が示されて
いる。このフィールドハネカムは受容した光束を絞り面
Bに焦点合わせして、二次光源5を生成させる。このと
き二次光源5の地点での開口分布はフィールド照明に対
応する。光線が要求される収斂をしてフィールドハネカ
ム1に当たるのであれば、フィールドハネカム1は平坦
に具体化されていてよい。そうでない場合、フィールド
ハネカムは二次光源5を生成するために集光作用を有す
る。
【0062】フィールドハネカムとフィールドの間の結
像縮尺は、二次光源5−レチクル3の間隔と、フィール
ドハネカム1−二次光源5の間隔との比率によって与え
られる。
【0063】図2は、本発明に基づいて構成されたアナ
モルフィック作用をもつフィールドハネカム6を起点と
して、レチクル3までの光の推移を示している。
【0064】アナモルフィック作用をもつフィールドハ
ネカム6により、接線方向の結像(y方向)について、
およびサジタル方向の結像(x方向)について、それぞ
れ異なる結像縮尺を調整することができる。それにより
二次光源は接線方向の光源7とサジタル方向の光源9に
分割される。
【0065】これによってフィールドハネカムのアスペ
クト比を、照明されるべきフィールドのアスペクト比に
対して明らかに低くすることができる。サジタル方向ま
たは接線方向の光線が要求される収斂をしてフィールド
ハネカム6に当たるのであれば、フィールドハネカムは
円柱状い具体化されていてよい。
【0066】図3には、接線方向の光源7がレチクル面
に存在する、臨界照明の境界事例が描かれている。本発
明による照明系は次のような個別コンポーネントを有す
ることができる。 − たとえばレーザプラズマ光源のための集光ユニッ
ト。たとえばレーザプラズマ光源から発せられた光を集
めて光源を二次光源に結像する楕円鏡。 − 平行調整された光束を部分束に分解してこの部分束
をレチクル面で重ね合わせる、たとえば多数の個別鏡で
できているフィールドハネカムプレート。フィールドハ
ネカムは本発明の一実施形態では、x断面が平坦でy断
面が散乱効果をもつ円柱ハネカムとして設計されてい
る。このような種類の実施形態では、集光鏡の二次光源
の地点にサジタル方向の二次的な線状光源が位置してい
る。なぜならフィールドハネカムはx断面が平坦であ
り、そのため光学的な効果をもたないからである。y方
向の散乱効果により、接線方向の二次的な線状光源は、
サジタル方向の二次的な線状光源と画像面ないしレチク
ル面との間に位置することになる。このときハネカム
は、その像がレチクル面で重ね合わされるようにアライ
メントされる。これに関しては、出願人の係属中の出願
である「特にEUVリソグラフィのための照明系」とい
う名称のUSシリアル番号09/305,017(提出
日1999年5月4日)を参照されたい。同明細書の開
示内容は本明細書にも全面的に取り入れることとする。
【0067】上述したコンポーネントに加えて本発明に
よる照明系は、1つまたは複数の視野鏡を包含する視野
レンズグループを有している。本例では視野レンズグル
ープはすれすれ入射をする2つのトロイド鏡で構成され
ており、これらのトロイド鏡は環状フィールドを形成
し、スキャンエネルギーの画一性を調整し、照明系の射
出ひとみを対物レンズの入射ひとみに位置させる。スキ
ャンエネルギーとは、強度に関するスキャン方向の線積
分のことである。
【0068】図4から図7には、以下のシステム演繹で
使用される略号が書き込まれている。図を見やすくする
ため、このシステムは線状に引き伸ばされている。図4
と図5はx方向とy方向のケーラー照明による、アナモ
ルフィック作用をもつフィールドハネカムを備えたシス
テムを示している。図6と図7はアナモルフィック作用
をもつフィールドハネカムと、x方向のケーラー照明
と、y方向の臨界照明とを備えたシステムを示してい
る。
【0069】図4から図7には以後の図面で使用するの
と同じ符号が付されている。符号20は光源、符号22
は集光鏡、符号23はハネカムプレート、符号24はハ
ネカムプレート23のフィールドハネカムである。
【0070】下記の量を用いて演繹を行った。 − 第1、第2、第4の実施形態については環状フィール
ドの半径R=200mm、セグメント=30°、ないし
第3の実施形態についてはR=100mm、セグメント
=60°。フィールド高さ±3.0mm。これは105
mmx6mmの長方形フィールドに相当する。 − レチクルでの開口:NARet=0.025 − 光源での開口:NAQuelle=0.999 − d1=100.0mm − 全長L=d3+d4=1400mm − x行の中に占めるハネカムの数:anzx。この数
は、二次光源の数ないしひとみ充填の均一性に関する目
安となる。 − 第1、第2、第4の実施形態ではanzx=6 − 第3の実施形態ではanzx=4 − 第1の実施例: ハネカムのアスペクト比(x/y)=1 第2および第4の実施例: ハネカムのアスペクト比(x/y)=4.0 第3の実施例: ハネカムのアスペクト比(x/y)=17.5 − DUBL:フィールドハネカムひとみの直径 − xWabe:x方向におけるフィールドハネカムのサイ
ズ − yWabe:y方向におけるフィールドハネカムのサイ
ズ − xFeld:x方向における照明されるべきフィールド
のサイズ − yFeld:y方向における照明されるべきフィールド
のサイズ − βx Wabe:x方向における結像縮尺 − βy Wabe:y方向における結像縮尺 − Rx Wabe:x方向におけるフィールドハネカムの曲
率半径 − Ry Wabe:y方向におけるフィールドハネカムの曲
率半径 − NA’:集光鏡の後における開口 − R:集光鏡の半径 − Ex:集光鏡の偏心率
【0071】図4から図7に書き込まれている各量は、
後続する式によって相互に組み合わされている。Rx
Wabe=0mmの場合、サジタル方向の結像については以
下の式が成り立つ。
【数1】
【数2】
【0072】接線方向の結像については以下の式が成り
立つ。
【数3】
【0073】臨界ケーラー照明の場合には、特に接線方
向の結像について以下の式が成り立つ。
【数4】
【0074】前述したデザイン設定としての各量を上の
式に代入してみると、すべてのシステムパラメータが視
野レンズないし視野鏡なしで得られる。以下に掲げる計
算例すべてについて、今後は同一の集光部とx断面を用
いる。
【0075】次に、アナモルフィック作用をもつフィー
ルドハネカム、x方向およびy方向のケーラー照明、な
らびに1行に6つのフィールドハネカムを備えた図4お
よび図5に示すシステムについての計算を行う。
【0076】実施例1および2 正方形の4:1ハネカムについてのサジタル方向の結
像:
【数5】
【0077】正方形のハネカムについての接線方向の結
像(実施例1)。
【数6】
【0078】4:1ハネカムについての接線方向の結像
(実施例2)。
【数7】
【0079】実施例3および4における以下の計算は、
17,5:1ならびに4:1のハネカムについての臨界
ケーラー照明を備えたシステムを示している。
【0080】実施例3 アスペクト比が17,5:1である1行あたり4つのハ
ネカムをもつフィールドハネカム
【0081】17,5:1ハネカムについてのサジタル
方向の結像
【数8】
【0082】17,5:1ハネカムについての接線方向
の結像
【数9】
【0083】実施例4 アスペクト比が4:1である1行あたり6つのハネカム
をもつフィールドハネカム 4:1ハネカムについてのサジタル方向の結像
【数10】
【0084】4:1ハネカムについての接線方向の結像
【数11】
【0085】以下に図8から図12を参照しながら詳細
に説明する実施例1では、ケーラー照明と正方形のフィ
ールドハネカム(アスペクト比1:1のフィールドハネ
カム)を備えたシステムを対象としている。
【0086】図8から図12は、光源20、集光鏡2
2、フィールドハネカム24をもつハネカムプレート2
3を備えた構造について得られる光線の推移と照明を示
している。図1から図4と同一の構成部品には同一の符
号が付してある。以下の実施例で対象とされる光源はレ
ーザプラズマ光源であるが、これに限定されるものでは
ない。たとえばピンチプラズマ光源やシンクロトロン放
射光源といった別の光源も考えられる。特に対象とされ
ているレーザプラズマ光源の場合、集光ユニットは光を
集める集光鏡22として構成される。別の光源について
はその都度の光源に合った集光ユニットが設けられる。
【0087】図8は、円柱ハネカムをハネカムプレート
23の中央で照明するサジタル方向の光線束26を示し
ている。サジタル断面での集光作用は集光鏡22によっ
てのみ調達される。フィールドハネカム24のx断面は
平坦である。サジタル方向の二次光源9はフィールドハ
ネカム24のすぐ付近に位置している。
【0088】図9は、フィールドハネカム24をハネカ
ムプレートの中央で照明する接線方向の光線束28を示
している。フィールドハネカムのy断面は散乱させる作
用があるので、接線方向の二次光源7はフィールドない
しレチクル3の方に向かってずれている。それによって
ハネカム結像縮尺が小さくなる。
【0089】図10から図11は、上に記載したデザイ
ンデータを用いた場合の一時的な画像面における長方形
フィールド30(105.5mmx6.0mm)の照明
を示している。図10は等高線図であり、図11は強度
分布の俯瞰図である。観察はまず視野鏡ないし視野レン
ズなしで行われるので、図10から図11では一時的な
画像面を基準としている。図12は、フィールド中央の
点についてのひとみ照明を示している。点についてのひ
とみ照明は、当該点がどの方向から光を見ているかを角
度として表示するものである。放射角は重放射を基準と
している。正方形格子の上におけるフィールドハネカム
の配置に対応して、部分ひとみ32の正方形の格子が生
じている。光源がサジタル方向と接線方向の画像面に別
々の大きさで結像されるので、部分ひとみ32はy方向
で引き伸ばされている。
【0090】次に、4:1ハネカムとケーラー照明を備
えた実施例2について図13から図17を用いて詳細に
説明する。以前の図と同一の構造部分には同一の符号が
付されている。
【0091】図13から図17は、光源20と、集光レ
ンズ22と、4:1円柱ハネカム34をもつフィールド
ハネカム23(アスペクト比4:1のハネカム)を備え
た構造について得られる光線の推移と照明を示してい
る。
【0092】図13はサジタル方向の光線束26を示し
ている。図8に示す正方形のフィールドハネカムの場合
と同様のコンフィグレーションが生じている。
【0093】図14は接線方向の光線束28を示してい
る。実施例1に基づく正方形ハネカムに比べてフィール
ドハネカムの散乱作用が低くなっている。
【0094】図15から図16には一時的な画像面にお
ける長方形フィールド30(106mmx6mm)の照
明が描かれている。図17は、フィールド中央の点のた
めのひとみ照明32を示している。放射角は重放射を基
準としている。フィールドハネカムの配置では、4:1
のアスペクト比のとき、x方向に側長が半分だけずれて
いてy方向には側長全体がずれている2つの長方形格子
によって格子全体が生成されるのが有利である。この方
策は、フィールドハネカムの行/列配置をもつ純粋な長
方形格子に配置した場合に比べて、部分ひとみ32の均
等な分布につながる。ハネカムプレート上でのハネカム
分布に応じて、側長の半分だけずらされた部分ひとみ3
2の格子が2つ得られる。光源がサジタル方向と接線方
向の画像面に別々の大きさで結像されるので、部分ひと
み32はy方向でやや楕円形になっている。
【0095】次の図18から22を参照しながら、1つ
または複数の視野レンズないし視野鏡を包含している視
野レンズグループ50の影響について、および射出ひと
みで部分ひとみが所定の分布をしているときにフィール
ドハネカムプレートないし円柱ハネカムプレート上での
フィールドハネカムの姿勢を決めるための遡及計算をす
る方法について詳しく説明する。
【0096】少なくとも1つの視野レンズないし視野鏡
を包含する視野レンズグループは、EUV照明系におい
て特に次のような役割を果たしている。 − 長方形フィールドを環状フィールドに変換する。 − テレセントリー条件の調整、すなわち照明系の射出
ひとみを対物レンズの入射ひとみに適合させる。 − スキャンエネルギーの画一性の修正。
【0097】サジタル方向の二次光源をもつ面と、接線
方向の二次光源をもつ面とに分割する場合、視野レンズ
ないし視野鏡50をもつ視野レンズグループは、サジタ
ル方向の二次光源と接線方向の二次光源がいずれも所定
の射出ひとみに結像されるように設計されていてよい。
また絞り面が、サジタル方向の二次光源の地点、接線方
向の二次光源の地点、もしくは両者の間に位置していて
所定の射出ひとみに結像されることも考えられる。臨界
ケーラー照明にとっては、有利にはサジタル方向の二次
光源の地点に絞り面が配置される。この絞り面にはマス
キング装置や開口絞りが配置されていてよい。視野鏡が
すれすれ入射の鏡として構成されている場合、この視野
鏡はトロイドの基本形態を有していてよい。前述したよ
うに視野レンズないし視野鏡50は二次光源7,9を結
像し、もしくは本例では後続する投影対物レンズの入射
ひとみと一致している照明系の射出ひとみに絞り面を結
像する。
【0098】図18は照明系の一部を光方向と反対にプ
ロットして示すものであり、レチクル3、2つの視野鏡
50をもつ視野レンズグループ、接線方向の二次光源
7,ハネカムプレート23を示している。
【0099】本発明に基づくEUV照明系のデザインを
設計する際には、所定の環状フィールドが得られるよう
に、かつ中央のフィールドハネカムで形成される接線方
向とサジタル方向の二次光源の像が射出ひとみの中央に
位置するように中央のフィールドハネカムを結像させる
ことによって、まず視野レンズないし視野鏡のデザイン
を前向きの方向で決定する。中央のフィールドハネカム
はフィールドハネカム鏡の中心に位置している。その中
心点を通って光学軸が延びている。ここで光学軸上の一
点からくる中央放射54と両方の縁部放射52とを、レ
チクル面3を起点として光方向と反対にこのような視野
鏡50をもつシステムの場合について計算してみると、
ハネカムプレート上での中央放射の衝突点はそれぞれの
縁部放射の衝突点の間の中央には位置していないことが
わかる。
【0100】NA=0,025の正方形の格子上の放射
を備えた放射格子を、レチクル面を起点としてこのよう
な種類の視野鏡50をもつシステムの場合について遡及
計算してみると、図19が示すように、貫通点は湾曲し
た線57の上に位置しており、しかもその間隔は歪んで
いる。
【0101】この歪み(Verzeichnung:独語)は、逆に
規則的なフィールドハネカムのアライメントを出発点に
してみると明らかに認めることができる。
【0102】フィールドハネカムを互いにずらされた2
つの均等な長方形格子の上に配置するとともに、中央放
射がレチクル面と光学軸上で交わるようにハネカムの傾
角を調整してみると、このような種類の配置については
図20に示すようにレチクル面の中央にある点のための
ひとみ照明が得られる。図から明らかにわかるとおり、
視野鏡のひとみ収差に基づいて部分ひとみの姿勢がy方
向にディストーションされている。正のy方向では部分
ひとみが押し込められており、負の方向では引き伸ばさ
れている。
【0103】照明系の射出ひとみで部分ひとみの均等な
分布を得るため、本例では対物レンズの入射ひとみと一
致する照明系の射出ひとみにおける部分ひとみの均等な
分布を設定して、遡及計算を行う。
【0104】前述したように、まず本例では二次光源の
像である部分ひとみの網目を照明系の射出ひとみで設定
する。次いでフィールドハネカムプレートないし円柱ハ
ネカムプレート上のフィールドハネカムの姿勢を決める
ため、視野レンズを貫通してハネカム面に至るまで、つ
まりフィールドハネカムプレート至るまで部分ひとみの
重放射を計算するが、このとき、この平面と重放射との
衝突点がフィールドハネカムの位置を規定する。遡及的
に計算する重放射の方向は、部分ひとみの地点によって
与えられるとともに、重放射がレチクル面の中央を通っ
て延びることで与えられる。
【0105】図21に示すフィールド中央のためのひと
み照明を基礎に置いてみると、図22に示す4:1フィ
ールドハネカム34の分布が得られる。フィールドハネ
カム34はy方向ではハネカムプレートの下側部分で密
にまとめられているのに対し、上に向かうほど間隔が大
きくなっている。それによってフィールドハネカムの間
にはy方向に隙間が生じ、この隙間はη≒60%の効率
につながる。このハネカム配置に、等高線プロフィルと
しての集光鏡の回転対称の照明が重ね合わされる。フィ
ールドハネカムがy方向で非対称に配置されていること
で、ひとみ照明における強度ティルトが予測される。こ
の強度ティルトは、ハネカムの反射率を適合させること
によって補正することができる。また、ディストーショ
ンされたハネカム配置にもかかわらず左右対称なひとみ
照明が得られるように光源と集光ユニットを構成するこ
とも可能である。
【0106】図22は、さらに湾曲されて延びる行3
5.1,35.2,35.3等におけるフィールドハネ
カム34の配置を示している。それぞれのフィールドハ
ネカム行35.1,35.2,35.3等は1つを越え
る数のフィールドハネカム34を包含している。連続し
ている2つの行、たとえば行35.1と35.2のフィ
ールドハネカム34の中心点37は、ひとみを均等に充
填するためにx方向で相互にずらされている。本例で
は、このずれはx方向のハネカム長さの1/2である。
さらに図22を見るとよくわかるように、負のy方向で
は個々の行35.1,35.2,35.3等の間隔が減
少しており、ついには個々の行のフィールドハネカム3
4はもっとも下のほうの行では間隔なしに直接互いに当
接している。
【0107】次の図23から図28には、レーザプラズ
マ光源20、集光部22、フィールドハネカムプレート
100、視野レンズグループ50、レチクル、および射
出ひとみを備えていて先に説明したように設計されてい
る全体システムについて光線の推移と強度とが描かれて
いる。
【0108】フィールドハネカムプレート100は前述
したように歪んだ配置の4:1フィールドハネカムで施
工されている。
【0109】図23に示す全体システムの縁部放射10
4,106はレチクル3に当たり、対物レンズ102の
入射ひとみまで描かれている。この縁部放射は、視野レ
ンズグループ50を過ぎた後で初めて中央放射108に
対して左右対称に進行する。それにより、集光部22は
光学軸に対して非対称に照明されている。光源の「放射
ローブ」は補正のために相応にアライメントするのが望
ましい。
【0110】図24には、フィールドハネカムプレート
の中央の円柱ハネカム(0,0)34に当たるサジタル
放射の束が示されている。この放射は、レチクル上のリ
ングを正しい方向づけで照明してから対物レンズ102
の入射ひとみで互いに出会っている。
【0111】図25は、中央の円柱ハネカム34に当た
る接線放射の束を示されている。この放射は、リングを
y軸に沿って照明してから対物レンズ102の入射ひと
みで互いに出会っている。
【0112】図26には、環状フィールド30でのレチ
クルの照明が示されている(R=100mm,セグメン
ト=60°、フィールド高さ±3.0mm)。
【0113】図27はx=0.0mm、15.0mm、
30.0mmおよび45.0mmのときのy軸に平行な
強度断面を示している。最大の強度はフィールド縁部で
やや減少しており、本例では100%から92%まで減
少している。強度分布のy方向幅は、リングの幾何学形
状に基づいてフィールド縁部で15%だけ増大してい
る。
【0114】図28には、リソグラフィ工程にとって決
定的な積分スキャンエネルギー、つまりスキャン経路に
沿った強度の積分が示されている。積分スキャンエネル
ギーは95%から105%の間で変動している。画一性
は±5.0%である。画一性損失は部分的にはリングの
幾何学形状に起因している。スキャン経路が15%だけ
上昇するからである。視野レンズグループのデザインに
より、すでにこうした上昇の一部はフィールド縁部への
絶対的な強度の低下によって補償することができる。
【0115】これと代替的または同時に、個々のハネカ
ムの反射率を相応に調整することによってもスキャン画
一性の均一な推移を達成することができる。この場合、
それぞれのハネカムでの反射率は少なくともx方向に沿
って変動する。
【0116】図8から図28で説明した本発明の実施例
1と2は、光源として50μmの光源直径をもつプラズ
マ光源を包含している。このように伸張の小さな光源の
場合、照明はケーラー照明であり、ひとみハネカムを省
略することができる。ハネカム結像はピンホールカメラ
の場合と似たやり方で行われる。これよりも直径の大き
な光源の場合にはひとみハネカムを用いてフィールドハ
ネカムをフィールドに結像することができる。ひとみハ
ネカムがないと、エッジ拡大ないしレチクル照明の不鮮
明さが生じることになる。ひとみハネカムとしては円柱
ハネカムまたはトロイドハネカムを使用することができ
る。特に重要なのは細いフィールド側の照明である。接
線方向のひとみ面における円柱ハネカムにより、y方向
のフィールドハネカム像のエッジ幅を小さくすることが
できる。
【0117】次に、100μmの光源直径をもつ光源を
備えた実施例3と4について見ていくことにする。
【0118】光源としては、2πの立体角に放射をする
100μmの伸張をもつ光源を使用した。
【0119】フィールドハネカムのアスペクト比は実施
例3では17,5:1である。1行に4つのハネカムが
フィールドハネカムプレート上に配置されている。
【0120】照明されるべきフィールドのサイズは10
5mmx6mm(基本半径が200mmのとき30°セ
グメント)である。
【0121】図29は、x方向とy方向のケーラー照明
を備えたシステムに関するさまざまなx値について、y
方向(スキャン方向)に沿った強度断面を示している。
【0122】100μm光源は7,2mmのエッジ幅に
つながっている。
【0123】図29に示すケーラー照明の場合、こうし
たエッジ幅は強度プラトーが達成されないことにつなが
る。エッジ幅がすでに照明されるべきフィールドよりも
広いからである。強度分布の底部は13,2mmの幅を
有している。
【0124】図30は、実施例3の臨界ケーラー照明を
備えたシステムに関するさまざまなx値について、y方
向(スキャン方向)に沿った強度断面を示している。
【0125】図30に示す臨界ケーラー照明についても
光源サイズは100μmである。100μm光源は直径
7,2mmの光源像に結像されるので、この場合の底部
は7,2mmの幅を有している。
【0126】図31は、フィールド中央のための図30
に示す配置のひとみ照明を示している。部分ひとみはフ
ィールドハネカムの配置に応じて分布している。フィー
ルドハネカムの行は相互にそれぞれハネカム長さの1/
4だけフィールドハネカムプレート上でずらされてい
る。ハネカム行のずらしを行わないと、たとえばUS5
677939から公知となっているように、ひとみ分布
に連続した線が生じてしまう。
【0127】図32は臨界ケーラー照明のためのさまざ
まなx値について、y方向に沿った強度断面を示すもの
であり、このときフィールドハネカムは実施例4に基づ
いて4:1のアスペクト比を有している。実施例4で
は、基本半径が100mmのときの60°セグメントに
ついて視野レンズグループを設計している。それによ
り、フィールド縁部への強度断面のy方向オフセット
と、スキャン経路の幾何学的拡散が実施例3の場合より
も大きくなっている。
【0128】x=0mmのときの図32の強度断面は、
100μm光源のとき、17,5:1のハネカムの場合
と同じ7,2mmの幅を示している。光源の結像縮尺は
ハネカムのアスペクト比に依存しておらず、原則として
光源とレチクル側の開口にのみ依存するからである。
【0129】アスペクト比が4:1のハネカムのための
フィールド中央に対する図33に示すひとみ照明は、臨
界ケーラー照明系に典型的な線状の部分ひとみによって
特徴づけられる。それぞれハネカム長さの半分だけフィ
ールドハネカムをずらすことにより、これらの線も相応
にオフセットされて配置される。
【0130】実施例4に基づく照明系の射出ひとみにお
ける部分ひとみの非常に均等な配置は、フィールドハネ
カムの歪んだ配置によって達成されている。
【0131】本発明の考えられる別の実施形態の要諦
は、アナモルフィック作用をフィールドハネカムプレー
ト上の個々のフィールドハネカムから集光鏡に移すとい
う点にある。同時にアスペクト比を下げながら平坦ファ
セットで作業を行うことがこれを可能にする。集光鏡の
x断面がサジタル方向焦点に光源を結像し、y断面が接
線方向焦点に結像する。
【0132】図34と図35は、アナモルフィック作用
を有する集光鏡を備えた構成の一時的な画像面での、長
方形フィールド(106mmx6mm)の照明を示すも
のである。この場合には正方形の格子上にある正方形の
フィールドハネカムを使用している。
【0133】図36にはフィールド中央のひとみ照明が
描かれている。放射角は重放射を基準としている。ハネ
カム分布に応じて二次照明の正方形の格子が生じてい
る。
【0134】本発明により、アナモルフィック作用のあ
るコンポーネントによってフィールドハネカムのハネカ
ムのアスペクト比を低減させることができるEUV照明
系が初めて提供される。特に本発明は、1:1よりも大
きなアスペクト比をもつフィールドを、このフィールド
アスペクト比よりも小さなアスペクト比をもつハネカム
で照明することを初めて可能にするものである。このこ
とは、ハネカムプレートの製造のきわめて著しい簡素化
を結果としてもたらす。本発明のさらに別の利点は、個
々のフィールドハネカムのたとえば4:1や1:1とい
う低いアスペクト比に基づいてフィールドハネカムプレ
ート上でのより簡単なパックが可能であり、それによ
り、たとえば17,5:1といった大きなアスペクト比
をもつハネカムの場合の純粋な列−行−構造と比べて部
分ひとみをより均等に分布させることができるという点
にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 照明されるべき面に形状が対応していて平
坦に構成されているフィールドハネカムの光線の推移を
示す図である。
【図2】 アナモルフィック作用をもつ円柱状のハネ
カムの光線を示す図である。
【図3】 アナモルフィック作用をもつ円柱状のハネ
カムの光線であり、ここでは、接線方向の光源がレチク
ル面に存在する、y方向の臨界照明の境界事例を示す図
である。
【図4】 光源、集光鏡、円柱ハネカムプレートを備
えたシステムのy方向断面である。
【図5】 光源、集光鏡、円柱ハネカムプレートを備
えた図4のシステムのx方向断面である。
【図6】 光源、集光鏡、円柱ハネカムプレートを備
えたシステムのy方向断面であり、ここでは、接線方向
の光源がレチクル面に存在する、y方向の臨界照明の境
界事例を示す図である。
【図7】 図6に示すシステムのx方向断面である。
【図8】 光源、集光鏡、中央の正方形の円柱ハネカ
ムを備えたシステムのサジタル方向光線束を示す図であ
る。
【図9】 図8に示すシステムの接線方向の光線束を
示す図である。
【図10】 図8に示す配置の一時的な画像面におけ
る長方形フィールドの照明を示す図である。
【図11】 図8に示す配置の一時的な画像面におけ
る長方形フィールドの照明を示す図である。
【図12】 図8に示すシステムのフィールド中央に
おけるひとみ照明を示す図である。
【図13】 光源と、集光鏡と、側面比4:1の中央
の円柱ハネカムを備えたシステムのサジタル方向の光線
束を示す図である。
【図14】 図13に示すシステムの接線方向の光線
束を示す図である。
【図15】 図13に示すシステムの長方形フィール
ドの照明を示す図である。。
【図16】 図13に示すシステムの長方形フィール
ドの照明を示す図である。
【図17】 図13に示すシステムのフィールド中央
におけるひとみ照明を示す図である。
【図18】 遡及計算されたシステムのアスペクト比
4:1を備えた構成のNA=0,025をもつ縁部放射
の推移を示す図である。
【図19】 図18に示す本発明の構成において、ハ
ネカム面での遡及計算された放射グリッドの放射貫通点
を示す図である。
【図20】 フィールドハネカムの均等な分布をもつ
システムのひとみ照明を示す図である。
【図21】 フィールドハネカムの不均等な分布をも
つシステムのひとみ照明を示す図である。
【図22】 図21に示すひとみ照明を生起する、フ
ィールドハネカムプレート上での4:1ハネカムの分布
を示す図である。
【図23】 光源と、集光部と、円柱ハネカムプレー
トと、視野レンズと、結像対物レンズの入射ひとみとを
備えたシステムの、レチクルから入射ひとみまでの縁部
放射を示す図である。
【図24】 図23に示すシステムについてのサジタ
ル方向放射の推移を示す図である。
【図25】 図23に示すシステムについての接線方
向放射の推移を示す図である。
【図26】 図23に示す照明系を備えたレチクルの
照明を示す図である。
【図27】 50μm光源についての、図23に示す
システムのy軸に対して平行な強度断面を示す図であ
る。
【図28】 図20に示すシステムの積分スキャンエ
ネルギーを示す図である。
【図29】 ケーラー照明による100μm光源と、
アスペクト比17,5:1のフィールドハネカムとして
の平面ファセットとを備えた図23のシステムのy軸に
対して平行な強度断面を示す図である。
【図30】 臨界ケーラー照明による100μm光源
と、アスペクト比17,5:1のフィールドハネカムと
しての円柱ハネカムとを備えた図23のシステムのy軸
に対して平行な強度断面を示す図である。
【図31】 図30に示すシステムのひとみ照明を示
す図である。
【図32】 臨界ケーラー照明による100μm光源
と、アスペクト比4:1のフィールドハネカムとしての
円柱ハネカムとを備えた図23のシステムのy軸に対し
て平行な強度断面を示す図である。
【図33】 図32に示すシステムのひとみ照明を示
す図である。
【図34】 図34および35は、非点集光鏡と平面
ファセット・ハネカム集光レンズないし平面ファセット
・ハネカムプレートを備えたシステムの一時的な画像面
における長方形フィールドの照明を示す図である。
【図35】 非点集光鏡と平面ファセット・ハネカム
集光レンズないし平面ファセット・ハネカムプレートを
備えたシステムの一時的な画像面における長方形フィー
ルドの照明を示す図である。
【図36】 図34から35に示すシステムのフィー
ルド中央におけるひとみ照明を示す図である。
【符号の説明】
1 フィールドハネカム 3 画像面 5 二次光源 7,9 二次光源 8 光線束 20 光源 22 集光鏡 23 ハニカムプレート 24 網目素子 30 長方形フィールド 32 部分ひとみ 50 視野レンズ B 絞り面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 527 531A

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1:1ではないアスペクト比のフィー
    ルドを照明する、特に波長≦193nmでのリソグラフ
    ィのための照明系であって、 1.1 光源(20)と、 1.2 少なくとも1つの視野鏡または視野レンズ(5
    0)を含む視野レンズグループと、 1.3 光源を二次光源に変換するための光学コンポー
    ネントとを包含しており、このとき、 1.4 前記光学コンポーネントはアナモルフィック作
    用を有しており、それにより 1.5 二次光源を接線方向とサジタル方向の二次光源
    に分割し、 1.6 さらに画像面(3)と射出ひとみ、とを包含し
    ている照明系において、 1.7 前記光学コンポーネントが少なくとも1つの第
    1の鏡または第1のレンズを包含しており、この鏡ないし
    レンズは網目素子に区分されており、このとき網目素子
    が二次元の配置を有していることを特徴とする照明系。
  2. 【請求項2】 接線方向の二次光源(7,9)がサジ
    タル方向の二次光源と画像面(3)との間に位置するよ
    うにアナモルフィック作用が選択される、請求項1に記
    載の照明系。
  3. 【請求項3】 接線方向の二次光源(7,9)が画像
    面(3)に位置するようにアナモルフィック作用が選択
    される、請求項1に記載の照明系。
  4. 【請求項4】 二次元に配置された網目素子をもつ鏡
    またはレンズが行に区分されており、このとき、各行は
    複数の網目素子を包含しているとともに各行が相互にず
    らされている、請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載の照明系。
  5. 【請求項5】 光学コンポーネントが集光ユニットを
    包含しており、このとき前記集光ユニットは少なくとも
    1つの集光鏡または集光レンズを有している、請求項1
    ないし請求項4のいずれか1項に記載の照明系。
  6. 【請求項6】 集光ユニットがアナモルフィック作用
    を有している、請求項5に記載の照明系。
  7. 【請求項7】 集光ユニットが光源を接線方向とサジ
    タル方向の二次光源に分割する、請求項4ないし請求項
    6のいずれか1項に記載の照明系。
  8. 【請求項8】 第1の鏡または第1のレンズの網目素子
    (24)が平坦に構成されている、請求項1ないし請求
    項7のいずれか1項に記載の照明系。
  9. 【請求項9】 第1の鏡の網目素子がアナモルフィック
    作用を生成するために円柱状に構成されている、請求項
    1ないし請求項6のいずれか1項に記載の照明系。
  10. 【請求項10】 第1の鏡または第1のレンズの網目素
    子(34)がアナモルフィック作用を生成するためにト
    ロイド状に構成されている、請求項1ないし請求項6の
    いずれか1項に記載の照明系。
  11. 【請求項11】 アナモルフィック作用をもつ網目素
    子(34)が光源を接線方向とサジタル方向の光源に分
    割する、請求項9または請求項10に記載の照明系。
  12. 【請求項12】 第1の鏡またはレンズの網目素子(3
    4)が長方形の形状を有している、請求項1ないし11
    のいずれか1項に記載の照明系。
  13. 【請求項13】 照明されるべきフィールドのアスペ
    クト比が2:1よりも大きく、特に13:1であり、有
    利には17,5:1である、請求項1ないし請求項12
    のいずれか1項に記載の照明系。
  14. 【請求項14】 第1の鏡またはレンズの網目素子(3
    4)がフィールドのアスペクト比よりも小さなアスペク
    ト比を有している、請求項13に記載の照明系。
  15. 【請求項15】 網目素子(34)の曲率が常に、長
    く延びるフィールド側の方向よりも細いフィールド側の
    方向に大きくなっている、請求項13または請求項14
    に記載の照明系。
  16. 【請求項16】 細いフィールド側の方向の個々の網
    目素子の間隔が一定ではなく、常に減少または増大して
    いる、請求項13ないし請求項15のいずれか1項に記
    載の照明系。
  17. 【請求項17】 網目素子(34)に区分されている
    第1の鏡の上の網目素子の位置が、照明系の所定の射出
    ひとみに二次光源ないし部分ひとみの像の所定の分布が
    生じることによって決定される、請求項1ないし請求項
    16のいずれか1項に記載の照明系。
  18. 【請求項18】 射出ひとみにおける二次光源の所定
    の分布が一定の格子または互いにずらされた複数の格子
    を包含している、請求項17に記載の照明系。
  19. 【請求項19】 個々の網目素子(34)の反射率が
    異なっている、請求項1ないし請求項18のいずれか1
    項に記載の照明系。
  20. 【請求項20】 個々の網目素子の反射率が、スキャ
    ンエネルギーの画一性に均一な推移が生じるように調整
    される、請求項19に記載の照明系。
  21. 【請求項21】 個々のフィールドハネカムの反射率
    が、射出ひとみに個々の部分ひとみの所定の強度分布が
    得られるように調整される、請求項19または請求項2
    0に記載の照明系。
  22. 【請求項22】 照明系が、網目素子に区分されてい
    る第2の鏡またはレンズを包含している、請求項1ない
    し請求項21のいずれか1項に記載の照明系。
  23. 【請求項23】 第2の鏡またはレンズの網目素子が円
    柱状またはトロイド状に構成されている、請求項22に
    記載の照明系。
  24. 【請求項24】 第2の鏡または第2のレンズの網目素
    子が、サジタル方向と接線方向の二次光源の地点または
    両者の間に配置されている、請求項23に記載の照明
    系。
  25. 【請求項25】 第2の鏡または第2のレンズの網目素
    子が円柱状またはトロイド状に構成されているとともに
    サジタル方向の二次光源の地点に配置されている、請求
    項23に記載の照明系。
  26. 【請求項26】 第1の鏡またはレンズのそれぞれの網
    目素子に、第2の鏡またはレンズの1つの網目素子が割
    り当てられている、請求項22ないし請求項25のいず
    れか1項に記載の照明系。
  27. 【請求項27】 第2の鏡またはレンズの網目素子が、
    第1の鏡またはレンズの網目素子の少なくとも1つの伸
    張または方向を画像面(3)に結像する、請求項26に
    記載の照明系。
  28. 【請求項28】 視野レンズグループの視野鏡または
    視野レンズ(50)がアナモルフィック作用を有してい
    る、請求項1ないし請求項27のいずれか1項に記載の
    照明系。
  29. 【請求項29】 視野レンズグループの視野鏡または
    視野レンズ(50)が接線方向とサジタル方向の二次光
    源を所定の射出ひとみに結像する、請求項1ないし請求
    項28のいずれか1項に記載の照明系。
  30. 【請求項30】 照明系が絞り面(B)を有している、
    請求項1ないし請求項29のいずれか1項に記載の照明
    系。
  31. 【請求項31】 視野鏡または視野レンズが、照明系
    の所定の射出ひとみに絞り面(B)が結像されるように
    構成されている、請求項30に記載の照明系。
  32. 【請求項32】 絞り面(B)がサジタル方向の二次
    光源の地点に位置している、請求項30または請求項3
    1に記載の照明系。
  33. 【請求項33】 絞り面(B)が接線方向の二次光源
    の地点に位置している、請求項30または31に記載の
    照明系。
  34. 【請求項34】 絞り面(B)がサジタル方向の二次
    光源の地点と接線方向の二次光源の地点の間に位置して
    いる、請求項30または請求項31に記載の照明系。
  35. 【請求項35】 請求項1ないし34のいずれか1項
    に記載の照明系と、マスクと、投影対物レンズと、感光
    性の物体、特にキャリヤシステム上のウェーハとを備え
    た、ミクロリソグラフィのEUV投影露光装置。
  36. 【請求項36】 スキャニングシステムとして施工さ
    れている、請求項35に記載のミクロリソグラフィのE
    UV投影露光装置。
  37. 【請求項37】 請求項35ないし請求項36のいず
    れか1項に記載のEUV投影露光装置でマイクロエレク
    トロニクス部品、特に半導体チップを製造する方法。
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