JP2001050992A - 電力検出回路 - Google Patents

電力検出回路

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JP2001050992A
JP2001050992A JP11227731A JP22773199A JP2001050992A JP 2001050992 A JP2001050992 A JP 2001050992A JP 11227731 A JP11227731 A JP 11227731A JP 22773199 A JP22773199 A JP 22773199A JP 2001050992 A JP2001050992 A JP 2001050992A
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voltage
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constant current
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JP11227731A
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Naotake Tatsumi
尚毅 辰巳
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NEC Lighting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成を比較的に簡単かつ安価に構成でき
る電力検出回路を提供する。 【解決手段】 第1,第2の電界効果形トランジスタQ
a,Qb、第1の電界効果形トランジスタに接続した第
1の定電流回路CC1、第1,第2の入力端子及び出力
端子を有し、出力端子を第1,第2の電界効果形トラン
ジスタのゲートに、第1の入力端子を第1の定電流回路
に接続したオペアンプを含む電圧・抵抗変換回路VRC
と、回路電圧Vaに比例した電圧を発生するように構成
した複数の分圧抵抗Rc,Rdの直列回路と、回路電流
に比例した電流を第2の電界効果形トランジスタに供給
する第2の定電流回路CC2とを備え、電圧・抵抗変換
回路を、その出力抵抗が入力電圧信号VINに応じた抵抗
値を呈するように作動させると共に、第2の電界効果形
トランジスタに回路電流に比例した電流を供給すること
により、第2の定電流回路の出力側から回路電力に比例
した電圧を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力検出回路に関
し、特に被測定電圧(回路電圧)に比例した出力抵抗及
び被測定電流(回路電流)に比例した電流を利用した電
力検出回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電力検出回路には、例え
ば電流力計型電力計,誘導型電力計などの電力計、マイ
クロコンピュ−タを用いた電力計などがあり、各種分野
にて広く使用されている。
【0003】例えば前者の電力計は、それの電流検出端
子に被測定電流の回路を、電圧検出端子に被測定電圧の
回路をそれぞれ接続することにより、回路電力が測定さ
れるものである。
【0004】後者の電力計は、例えば被測定電流を検出
する電流検出回路と、被測定電圧を検出する電圧検出回
路と、検出された電流及び電圧をそれぞれA/D変換す
るA/D変換回路と、A/D変換回路の出力信号を取り
込み、演算処理して電力に対応する信号を出力するマイ
クロコンピ−タと、マイクロコンピ−タからの信号に基
づいて電力表示を行なう表示装置とから構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の前者
の電力計は各種分野にて広く使用されている反面、構造
上、小形化が難しいことから、小形機器への組み込みが
制約され易いという問題がある。
【0006】又、後者の電力計は取り扱いが簡単である
上に、測定精度が高いという特徴を有するものの、回路
構成が複雑であり、かつ高価であるために、廉価な機器
への適用が難しいという問題を有している。
【0007】それ故に、本発明の目的は、回路構成を比
較的に簡単かつ安価に構成できる電力検出回路を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、第1,第2の電界効果形トラ
ンジスタ、第1の電界効果形トランジスタに直列的に接
続した第1の定電流回路、第1,第2の入力端子及び出
力端子を有し、出力端子を第1,第2の電界効果形トラ
ンジスタのゲ−トに、第1の入力端子を第1の定電流回
路にそれぞれ接続したオペアンプを含む電圧・抵抗変換
回路と、回路に並列的に接続し、回路電圧に比例した電
圧を発生するように構成した複数の分圧抵抗の直列回路
と、電圧・抵抗変換回路における第2の電界効果形トラ
ンジスタに直列的に接続し、回路電流に比例した電流を
第2の電界効果形トランジスタに供給する第2の定電流
回路とを具備し、前記電圧・抵抗変換回路を、第1,第
2の電界効果形トランジスタのドレイン・ソ−ス間の抵
抗がオペアンプの第2の入力端子に付与される電圧信号
に応じた抵抗値を呈するように作動させると共に、第2
の電界効果形トランジスタに回路電流に比例した電流を
供給することにより、第2の定電流回路の出力側から回
路電力に比例した電圧を出力するように構成したことを
特徴とする。又、本発明の第2の発明は、前記第1の定
電流回路と第1の電界効果形トランジスタとの間及び第
2の定電流回路と第2の電界効果形トランジスタとの間
にそれぞれ抵抗を直列的に接続すると共に、オペアンプ
の第1の入力端子を第1の定電流回路と抵抗との接続点
に接続し、かつ回路電力に比例した出力電圧を第2の定
電流回路と抵抗との接続点から取り出すように構成した
ことを特徴とする。
【0009】又、本発明の第3の発明は、前記電圧・抵
抗変換回路において、第1,第2の電界効果形トランジ
スタは、ゲ−ト電圧対ドレイン・ソ−ス間の抵抗特性が
同一又は近似していることを特徴とし、第4の発明は、
前記電圧・抵抗変換回路において、第1,第2の電界効
果形トランジスタは、同一ペレットに隣接又は近接して
配置したことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の第5の発明は、前記第2
の定電流回路に、回路に直列的に接続した抵抗に生ずる
電圧をフィ−ドバックすることにより、第2の定電流回
路から第2の電界効果形トランジスタに回路電流に比例
した電流を供給するように構成したことを特徴とし、第
6の発明は、前記第2の定電流回路の出力側に直流電圧
計を接続することにより、回路電力に比例した電圧を測
定することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる電力検出回
路について図1を参照して説明する。同図において、P
DETは電力検出回路PDETであって、例えば直流電
源E1に並列的に接続された分圧抵抗Rc,Rdの直列
回路と、電圧・抵抗変換回路VRCと、電圧・抵抗変換
回路VRCの抵抗Rbと直流電源E1との間に接続され
た第2の定電流回路CC2と、回路に直列的に接続され
た抵抗Reとから構成されており、抵抗Rcと抵抗Rd
との接続点はオペアンプOPの第2の入力端子に接続さ
れている。又、この電力検出回路PDETには抵抗Re
を介して負荷回路LDが直列的に接続されており、出力
端子Tbには直流電圧計DVが接続されている。尚、第
2の定電流回路CC2は、それにフィ−ドバックされる
抵抗Reの端子電圧によって回路電流Ieに比例した電
流Isが流れるように制御される。
【0012】上述の電圧・抵抗変換回路VRCは、例え
ば第1の定電流回路CC1と、第1の定電流回路CC1
に抵抗Raを介して直列的に接続された第1の電界効果
形トランジスタQaと、第2の定電流回路CC2に抵抗
Rbを介して直列的に接続された第2の電界効果形トラ
ンジスタQbと、第1,第2の入力端子及び出力端子を
有し、出力端子が第1,第2の電界効果形トランジスタ
Qa,Qbのゲ−トに、第1の入力端子(例えば−で表
示された反転入力端子)が第1の定電流回路CC1の出
力側(第1の定電流回路CC1と抵抗Raとの接続点)
にそれぞれ接続されたオペアンプOPとから構成されて
いる。尚、Taは入力端子、Tbは出力端子であり、入
力端子TaはオペアンプOPの第2の入力端子(例えば
+で表示された非反転入力端子)に、出力端子Tbは第
2の定電流回路CC2と抵抗Rbとの接続点にそれぞれ
接続されている。
【0013】特に、第1,第2の電界効果形トランジス
タQa,Qbは、好ましくは同一ペレットに隣接又は近
接して配置されており、それぞれのゲート電圧対ドレイ
ン・ソース間の抵抗特性が同一又は近似するように設定
されている。又、抵抗Ra,Rbは同一の抵抗値が推奨
されるが、異なった抵抗値に設定することも可能であ
る。
【0014】このように構成された電力検出回路PDE
Tは、次のように動作する。まず、直流電源E1の電圧
(被測定電圧)Vaが抵抗Rc,Rdの抵抗比によって
分圧され、分圧された電圧は入力端子Taを介してオペ
アンプOPの第2の入力端子に入力電圧信号VINとして
付与される。すると、オペアンプOPの出力端子からは
信号が出力され、第1,第2の電界効果形トランジスタ
Qa,Qbのゲートに供給され、第1,第2の電界効果
形トランジスタQa,Qbはオン状態になる。第1の電
界効果形トランジスタQaがオン状態になると、第1の
定電流回路CC1から抵抗Raを介して第1の電界効果
形トランジスタQaに電流Ipが流れる。これによっ
て、第1の定電流回路CC1と抵抗Raとの接続点に
は、抵抗Raの抵抗(Ra)及び第1の電界効果形トラ
ンジスタQaのドレイン・ソース間の抵抗RDS1によ
る電圧Vp[Vp=Ip×(Ra+RDS1)]が発生
し、オペアンプOPの第1の入力端子にフィードバック
される。この結果、電圧Vpは電圧信号VINに比例した
電圧値に制御される。ここで、Kを比例定数とすると、
電圧Vpと電圧信号VINとは Vp=Ip×(Ra+R
DS1)=K×VIN の関係を有することから、抵抗R
aの抵抗(Ra)及び第1の電界効果形トランジスタQ
aのドレイン・ソース間の抵抗RDS1の和は、 Ra
+RDS1=(K/Ip)×VIN となる。従って、抵
抗(Ra)及び第1の電界効果形トランジスタQaのド
レイン・ソース間の抵抗RDS1の和(Ra+RDS
1)は入力電圧信号VINに比例することになる。
【0015】一方、第1の電界効果形トランジスタQa
がオン状態になると同時に、第1の電界効果形トランジ
スタQaへのゲート電圧と同じゲート電圧が第2の電界
効果形トランジスタQbのゲートにも付与されるため
に、第2の電界効果形トランジスタQbもオン状態にな
る。第1,第2の電界効果形トランジスタQa,Qbは
同一ペレット上に隣接又は近接して配置されており、し
かも、それぞれのゲート電圧対ドレイン・ソース間の抵
抗特性が同一又は近似するように設定されているため
に、第2の電界効果形トランジスタQbのドレイン・ソ
ース間の抵抗RDS2は第1の電界効果形トランジスタ
Qaのドレイン・ソース間の抵抗RDS1とほぼ等しく
なり、抵抗Ra,Rbの抵抗(Ra,Rb)がRa=R
bの場合、抵抗Rbの抵抗(Rb)及び第2の電界効果
形トランジスタQbのドレイン・ソース間の抵抗RDS
2の和は電圧信号VINに比例した抵抗値を呈する。そし
て、第2の電界効果形トランジスタQbには第2の定電
流回路CC2の制御によって回路電流Ie(即ち、被測
定電流)に比例した電流Isが流れることから、電圧・
抵抗変換回路VRCの出力端子Tbに生ずる出力電圧V
sは、抵抗Ra,Rbの抵抗(Ra,Rb)がRa=R
bの場合、 Vs=Is×(Rb+RDS2)=(K1×Ie)×
(K2×Va)=K3×Ie×Va=K3×Ps となり、出力電圧Vsは被測定電力Psに比例すること
になる。尚、K1,K2,K3は比例定数である。従っ
て、直流電圧計DVは被測定電力Psに比例した電圧値
を示すことになる。特に、この直流電圧計DVを電力目
盛にすれば、被測定電力Psを直接的に読み取ることが
可能になる。
【0016】この実施例によれば、回路電圧(被測定電
圧)Vaに比例した出力抵抗を呈する電圧・抵抗変換回
路VRCと回路電流(被測定電流)に比例した電流Is
に制御される第2の定電流回路CC2とによって、出力
端子Tbには被測定電力Psに比例する電圧Vsが出力
される。従って、負荷回路LDの消費電力を出力電圧V
sの検出によって精度よく測定できる。
【0017】又、この電力検出回路PDETは、回路構
成が比較的に簡単であることから、電圧・抵抗変換回路
VRC,第2の定電流回路CC2,分圧抵抗Rc及びR
dなどのIC化が容易であり、小形化が容易である上
に、量産によって比較的に安価に製造することができ
る。
【0018】さらに、電圧・抵抗変換回路VRCにおい
て、第1,第2の電界効果形トランジスタQa,Qbの
ドレイン側に接続されている抵抗Ra,Rbの抵抗値を
適当な値に設定することにより、ドレイン・ソース電圧
対ドレイン・ソース電流の直線性の範囲を拡大できるこ
とから、第2の電界効果形トランジスタQbのドレイン
・ソース間の抵抗RDS2はオペアンプOPへの入力電
圧信号VINに比例した良好な抵抗を呈する。従って、出
力端子Tbには被測定電力Psに比例したより精度の高
い電圧Vsが出力され、電力検出回路として優れた機能
が得られる。
【0019】図2〜図6は図1に示す電力検出回路PD
ETの希ガス放電灯の点灯装置への応用例を示すもので
ある。同図において、DLは希ガス放電灯であって、次
のように構成されている。即ち、1は、例えばガラスバ
ルブにて密閉状に構成された直管状の外囲器であって、
その内面には希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍光体などの
蛍光体よりなる発光層2が形成されている。特に、この
発光層2には所定の開口角で発光層の形成されないアパ
ーチャ部2aがほぼ全長に亘って形成されている。そし
て、外囲器1の封着構造はガラスバルブの端部にディス
ク状の封着ガラス板を封着して構成されているが、例え
ば単にガラスバルブを加熱しながら縮径加工し溶断する
いわゆるトップシールによって構成することもできる。
尚、この外囲器1の密閉空間には後述するように水銀な
どの金属蒸気を含まないキセノンを主成分とする希ガス
が所定量封入されている。
【0020】この外囲器1の外周面にはシート構体3が
密着するように巻回されている。このシート構体3は、
例えば外囲器1の全長とほぼ同程度の長さを有する絶縁
性の透光性シート4と、この透光性シート4の一方の面
に互いに所定の間隔だけ離隔配置して接着された金属部
材よりなる帯状の一対の外部電極5,6と、この外部電
極5,6の端部から導出された端子51,61と、透光
性シート4の一方の面及び外部電極5,6の面に付与さ
れた接着層9とから構成されている。尚、シート構体3
の外囲器1への装着状態において、外部電極5,6の一
方の側縁部間には第1の開口部7が、他方の側縁部間に
は第2の開口部8がそれぞれ形成されており、発光層2
からの光は主としてアパーチャ部2aから第1の開口部
7を介して外部に放出される。
【0021】上述のシート構体3は外囲器1の外周面
に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シート4との間
に位置するように装着(巻回)されている。このシート
構体3の外囲器1への装着は、例えば図7に示すように
行われる。まず、シート構体3をステージ10に展開状
態で配置する。次に、このシート構体3における透光性
シート4の一端4aに外囲器1を配置すると共に、外囲
器1が一対の従動ローラ11,11にて透光性シート4
に押し付けられるようにセットした上で、ステージ10
を若干M方向に移動させた後、N方向に移動させる。す
ると、外囲器1は透光性シート4の上を転動し、その外
周面にはシート構体3が巻回されることにより装着が行
われる。尚、シート構体3において、外部電極5,6は
その表面に形成された接着層9を利用して外囲器1の外
周面に接着されており、透光性シート4はそれの一方の
面に形成された接着層9を利用して巻回時に外囲器1の
外周面に接着されると共に、それぞれの端部4a,4b
は第2の開口部8で重ね合わされて接着されている。
【0022】上述の希ガス放電灯DLの外囲器1の構成
部材としては、例えば150°Cにおける体積抵抗率が
1×109Ωcm以上であり、酸化珪素,酸化硼素を主
成分とする鉛を含まない硼珪酸ガラス系(以下、便宜的
にBFKガラスと呼称する)が好適する。このBFKガ
ラスは、例えば酸化珪素(67.6%),アルミナ(4
%),酸化硼素(18%),酸化ナトリウム(1%),
酸化カリウム(8%),酸化リチウム(1%),酸化チ
タン(0.4%)などから構成されている。この他に
も、鉛ガラスやバリウムガラスなどが適用できる。この
バリウムガラスは、例えば珪酸,アルミナ,硼酸,カリ
ウム,バリウム,カルシウムなどの酸化物などから構成
されている。これらガラスの肉厚は0.2〜0.7mm
の範囲(好ましくは0.4〜0.7mmの範囲)に設定
されている。しかしながら、肉厚が0.4mm未満、特
に0.2mm未満になると、外囲器1の機械的な強度が
極端に低下するために、量産設備による生産工程でのガ
ラス破損に伴う不良率が増加するようになるし、逆に、
肉厚が0.7mmを超えると、縞状の放電状態が目視さ
れ、アパーチャ部2aから放出される光にチラツキが生
ずることがある。従って、外囲器1の肉厚は上記範囲内
に設定することが望ましい。尚、場合によっては、外囲
器1の肉厚はそれの上限を逸脱して設定することも可能
である。
【0023】又、この外囲器1の内部空間にはキセノン
ガスを主成分とする希ガスが封入されており、その封入
圧力は例えば83〜200トルの範囲に設定されてい
る。この範囲では始動特性,光出力(原稿面照度),チ
ラツキに関する改善効果が得られる。しかしながら、封
入圧力が83トル未満になると、光出力に対する改善効
果が不十分になるし、逆に、封入圧力が200トルを超
えると、始動特性が損なわれるのみならず、縞状の放電
状態が目視され、アパーチャ部2aから放出される光に
チラツキが生ずることがある。従って、希ガスの封入圧
力は上記範囲内に設定することが望ましい。尚、希ガス
放電灯の用途,要求などによっては、希ガスの封入圧力
は上記範囲から逸脱して設定することも可能である。
【0024】さらには、発光層2は、希ガス放電灯の用
途によって、使用する蛍光体が1種のみにて構成された
り、2種以上を混合して構成されたりする。例えば三波
長域発光形の場合には、例えば青色領域に発光スペクト
ルを有するユーロピウム付活アルミン酸バリウム・マグ
ネシウム蛍光体,緑色領域に発光スペクトルを有するセ
リウム・テルビウム付活リン酸ランタン蛍光体,赤色領
域に発光スペクトルを有するユーロピウム付活硼酸イッ
トリウム・ガドリウム蛍光体を混合してなる混合蛍光体
にて形成され、その付着量は1cm2当たり5〜30m
gの範囲に設定されている。この範囲では十分の光量
(光出力)が得られるものの、その付着量が5mg未満
になると、光量不足によって原稿面照度が不十分になる
し、逆に、付着量が30mgを超えると、均質な発光層
の形成が困難になる。従って、発光層2の付着量は上記
範囲内に設定することが望ましい。尚、希ガス放電灯の
用途,要求などによっては、発光層の付着量は上記範囲
から逸脱して設定することも可能である。
【0025】一方、パルス状の高周波電圧を発生する高
周波電圧発生回路HCは、例えば一次コイルTRa,二
次コイルTRbを有する出力トランスTRと、出力トラ
ンスTRの一次コイルTRaに直列的に接続された第1
のスイッチング素子S1と、第1のスイッチング素子S
1に付与する駆動信号V1を発生する第1の駆動回路P
D1と、第1の駆動回路PD1と第1のスイッチング素
子S1のゲートとの間に接続された第1のドライバー回
路DR1とから構成されている。尚、第1のスイッチン
グ素子S1は、例えばNチャンネルの電界効果形トラン
ジスタなどによって構成されている。又、第1の駆動回
路PD1は、一定のオンデューティ比(例えば60%以
上の固定デューティ),一定の周波数(例えば50〜1
00KHz)の駆動信号が出力されるように構成されて
いる。
【0026】この高周波電圧発生回路HCと電力検出回
路PDETとの間には、DC/DCコンバータCVが接
続されている。このDC/DCコンバータCVは、例え
ば第2のスイッチング素子S2と、第2のスイッチング
素子S2に直列的に接続されたコイルLと、コイルLの
入力側(第2のスイッチング素子S2との接続側)とア
ースとの間に逆方向に接続されたダイオードD1と、コ
イルLの出力側(高周波電圧発生回路HC側)とアース
との間に接続されたコンデンサC1と、第2のスイッチ
ング素子S2にPWM(Pulse Width Modulation
)制御された駆動信号V2を付与する第2の駆動回路P
D2と、第2のスイッチング素子S2の入力側(抵抗R
e側)とアースとの間に接続され、回路電流Ieを平均
値化した直流に平滑するコンデンサC3とから構成され
ている。尚、第2のスイッチング素子S2は、例えばP
チャンネルの電界効果形トランジスタなどによって構成
されている。特に、このDC/DCコンバータCVは、
図示例では入力電圧(直流電源E1の電圧)Vaと出力
電圧Vbとが Va>Vb の関係を有する降圧型コン
バータとして構成されているが、例えば昇圧型コンバー
タ,昇降圧型コンバータ,極性反転型コンバータなどに
置換することも可能である。
【0027】上述のDC/DCコンバータCVにおける
第2の駆動回路PD2は、例えば図3に示すように、エ
ラーアンプ(誤差増幅器)OP1と、エラーアンプOP
1の反転入力端子(−)と出力端子との間に接続された
抵抗R1とコンデンサC2の直列回路と、エラーアンプ
OP1の非反転入力端子(+)に接続された基準電源
(基準電圧)E2と、非反転入力端子(+)にエラーア
ンプOP1の出力端子が接続された比較回路OP2と、
比較回路OP2の反転入力端子(−)に接続された三角
波発振器OSCと、比較回路OP2の出力側に接続され
た第2のドライバー回路DR2とから構成されており、
エラーアンプOP1の反転入力端子(−)は電力検出回
路PDETの出力端子Tbに、第2のドライバー回路D
R2の出力側は第2のスイッチング素子S2のゲートに
それぞれ接続されている。尚、比較回路OP2は、例え
ばオペアンプによって構成されている。
【0028】さらに、高周波電圧発生回路HCにおい
て、出力トランスTRの二次コイルTRbには希ガス放
電灯DLが、その外部電極5,6にパルス状の高周波電
圧が印加されるように接続されており、外部電極5,6
のうち一方の外部電極6が接地されている。特に、第1
の駆動回路PD1からの駆動信号V1に基づく第1のス
イッチング素子S1のオフ期間は、出力トランスTRの
二次コイルTRb側の実効インダクタンスと希ガス放電
灯DLが点灯した状態の実効静電容量とにより発生する
ランプ電流の自由振動の最初の1周期以内、好ましくは
ランプ電流の方向が反転する期間(以下、跳ね返り期間
と呼称する)の間に設定されている。
【0029】このように構成された点灯装置は次のよう
に動作する。まず、直流電源E1を回路に接続すると、
電力検出回路PDETは図1で説明したように動作し、
出力端子Tbからは回路電力に比例した電圧Vsが出力
され、第2の駆動回路PD2におけるエラーアンプOP
1の反転入力端子(−)に付与される。エラーアンプO
P1では電力検出回路PDETからの電圧Vsと非反転
入力端子(+)に接続された基準電圧E2との差分(誤
差分)が増幅され、比較回路OP2に入力される。比較
回路OP2ではエラーアンプOP1の出力信号と三角波
発振器OSCからの三角波信号とが比較され、その出力
信号の大きさに関連するパルス幅の駆動信号(PWM制
御された信号)V2が第2のドライバー回路DR2を介
して第2のスイッチング素子S2のゲートに付与され
る。この結果、DC/DCコンバータCVは、回路電力
に比例した出力電圧Vsに基づいてPWM制御された駆
動信号V2の第2のスイッチング素子S2への付与・停
止によって作動し、その出力電圧VbはコイルL,コン
デンサC1,ダイオードD1などとの協働作用により、
直流電源E1の電圧Vaより低い電圧に制御されると共
に、その出力電力Psはほぼ一定に維持される。
【0030】この状態において、図8(a)に示すよう
に、第1の駆動回路PD1から第1のドライバー回路D
R1を介してオンデューティ比,周波数が一定であり、
時点t1,t2,t3・・・において交互にハイレベル,
ロウレベルとなる駆動信号V1が第1のスイッチング素
子S1のゲートに付与されると、第1のスイッチング素
子S1は、同図(b)に示すように、時点t1において
オン状態になる。第1のスイッチング素子S1がオン状
態になると、DC/DCコンバータCVから高周波電圧
発生回路HCにおける出力トランスTRの一次コイルT
Ra,第1のスイッチング素子S1には、同図(c)に
示すように、ほぼ直線的に増加するコイル電流Icが流
れることにより、出力トランスTRの一次コイルTRa
には電磁エネルギーが蓄積される。
【0031】第1の駆動回路PD1から第1のスイッチ
ング素子S1に付与される駆動信号V1は、デューティ
比及び周波数が一定であることから、第1のスイッチン
グ素子S1は、これらの駆動条件に従って規則的に、図
8(b)に示すように、時点t2においてオン状態から
オフ状態になる。これにより、コイル電流Icも同図
(c)に示すように時点t2において流れなくなる。こ
の際に、出力トランスTRの一次コイルTRaに蓄積さ
れた電磁エネルギーの作用に基づき、二次コイルTRb
には一次コイルTRaと二次コイルTRbとの巻線比に
よるパルス状の高周波電圧が発生し、希ガス放電灯DL
の外部電極5,6に印加される。そして、外部電極5,
6間には放電が生起され、希ガス放電灯DLは点灯状態
になり、同図(d)に示すように、ほぼ時点t2からラ
ンプ電流Ibが流れ始めると共に、希ガス放電灯DLが
コンデンサを形成する関係で同放電灯に電荷が蓄積され
る。ランプ電流Ibが0になると、希ガス放電灯DLに
蓄積された電荷が再びランプ電流として最初の期間T1
(図9参照)の方向とは逆方向に流れるようになる。
尚、この逆方向の期間T2を便宜的に跳ね返り期間と呼
称する。これに伴って、希ガス放電灯DLは、図8
(e)に示すように、発光(φ)を呈する。
【0032】次に、図8(a)に示すように、時点t3
において駆動信号V1が再びハイレベルになると、第1
のスイッチング素子S1は、同図(b)に示すように、
時点t3において再びオン状態になる。これによって、
出力トランスTRの一次コイルTRaには再びコイル電
流Icが流れるのであるが、同図(c)に示すように、
時点t3(t1)においてパルス的に流れた後、ほぼ直線
的に増加する。このパルス的なコイル電流Icに基づい
て出力トランスTRの二次コイルTRbには電力が供給
される関係で、跳ね返り期間T2中に流れるランプ電流
に同図(d)及び図9(b)において斜線で示すランプ
電流Ibjが重畳されると共に、図8(e)において斜
線で示す光量φjがランプ光量φに重畳される。
【0033】特に、図8(b)に示すように、第1のス
イッチング素子S1がオフ状態からオン状態に反転する
時点t3が、出力トランスTRの二次コイルTRb側の
実効インダクタンスと希ガス放電灯DLが点灯した状態
の実効静電容量とにより発生するランプ電流の自由振動
の最初の1周期以内(好ましくはランプ電流の方向が反
転する跳ね返り期間T2の間)に設定されているため
に、上述の斜線で示す電流Ibjを、ランプ電流の自由
振動成分に有効に重畳させることができる。以下、時点
3以降も時点t1〜t3期間と同様な動作が継続的に繰
り返し行なわれる。
【0034】ところで、この点灯装置において、DC/
DCコンバータCVにおける第2のスイッチング素子S
2は電力検出回路PDETの出力電圧Vsに基づいてP
WM制御された駆動信号V2によってスイッチングされ
る関係で、DC/DCコンバータCVから高周波電圧発
生回路HCにはほぼ一定の電力が供給される。この結
果、希ガス放電灯DLの光量はほぼ一定に維持されるこ
とになる。特に、この点灯装置では、直流電源E1の電
源変動,環境温度の変化,希ガス放電灯DLのインピー
ダンス変化,高圧配線の漏れ電流などによる希ガス放電
灯DLの光量変化を軽減できるものである。
【0035】例えば電源変動により直流電源E1の電圧
Vaが高くなると、電圧Vbも高くなり、高周波電圧発
生回路HCに供給される電力も大きくなる。これと同時
に、抵抗Rc,Rdによって分配された電圧VINが高く
なると共に、回路電流Ieも増加することから、電力検
出回路PDETの出力電圧Vsは高くなる。しかしなが
ら、この出力電圧VsはDC/DCコンバータCVにお
ける第2の駆動回路PD2にフィードバックされ、第2
の駆動回路PD2からはPWM制御によってハイレベル
期間が短縮された駆動信号V2が出力される。第2のス
イッチング素子S2は、この駆動信号V2によってオン
期間が短くなるようにスイッチング制御される結果、D
C/DCコンバータCVから高周波電圧発生回路HCに
はほぼ一定の電力が供給されることになる。尚、電圧V
aが低下した場合には上述とは逆の動作が行なわれる。
【0036】又、直流電源E1の電圧Vaが一定である
にも拘らず、環境温度の変化などよって希ガス放電灯D
Lの特性が変化し、ランプ電流が減少したり、或いは増
加したりすることがある。例えばランプ電流Ibが減少
した場合、高周波電圧発生回路HCに供給される電力は
減少し、希ガス放電灯DLの光量も定常状態よりも少な
くなる。この場合、図8(c)に示す時点t2における
コイル電流Ic(回路電流Ie)も小さくなることか
ら、電力検出回路PDETの出力電圧Vsは低くなる。
この結果、第2の駆動回路PD2からはPWM制御によ
ってオン期間が増大された駆動信号V2が出力される。
第2のスイッチング素子S2は、この駆動信号V2によ
ってスイッチング制御される結果、DC/DCコンバー
タCVから高周波電圧発生回路HCにはほぼ一定の電力
が供給されることになり、希ガス放電灯DLの光量もほ
ぼ一定に維持されることになる。
【0037】この実施例によれば、電力検出回路PDE
Tから出力される回路電力に比例した電圧VsはDC/
DCコンバータCVの第2の駆動回路PD2に入力さ
れ、第2の駆動回路PD2からは上述の電圧Vsに基づ
いてPWM制御された駆動信号V2が出力され、この駆
動信号V2によって第2のスイッチング素子S2がスイ
ッチング制御される結果、DC/DCコンバータCVか
ら高周波電圧発生回路HCにはほぼ一定の電力が供給さ
れる。このために、高周波電圧発生回路HCへの入力電
力は電源変動,環境の温度変化,希ガス放電灯の特性変
化などに影響されることなくほぼ一定に制御することが
できる。従って、希ガス放電灯DLの光量を安定化させ
ることができる。
【0038】又、DC/DCコンバータCVは高周波電
圧発生回路HCに一定の電力を供給するように構成され
ているために、高周波電圧発生回路HCの構成を何の制
御も不要で、第1のスイッチング素子S1のオン・オフ
動作を単に一定周期で繰り返すだけの単純な構成にでき
る。従って、回路構成が簡単になり、コストの低減が可
能になる。
【0039】さらには、希ガス放電灯DLの点灯状態に
おけるランプ電流Ibは出力トランスTRの二次コイル
TRb側の実効インダクタンスと希ガス放電灯DLが点
灯した状態の実効静電容量とによる自由振動に基づいて
流れるのであるが、ランプ電流の方向が反転する跳ね返
り期間T2に、第2のスイッチング素子S2が再びオン
動作する際に生ずるパルス的なコイル電流に基づき、図
8(d)において斜線で示すランプ電流Ibjが重畳さ
れる。このために、高周波電圧発生回路HCの入力電流
をことさらに増加させなくても、実質的にランプ電流を
増加させることができ、これに伴って、明るさも同図
(e)において斜線で示すようにさらに増加させること
ができる。従って、希ガス放電灯DLの光量増加のみな
らず、点灯装置の効率も高めることができる。
【0040】図10は本発明にかかる電力検出回路PD
ETの希ガス放電灯の点灯装置への適用例を示すもので
あって、基本的な回路構成と動作は図2及び図3に示す
希ガス放電灯の点灯装置と同じである。異なる点は、高
周波電圧発生回路HCにおける第1のスイッチング素子
S1に抵抗Rhを直列的に接続したことと、第1のスイ
ッチング素子S1と抵抗Rhとの接続点に抵抗R2,コ
ンデンサC3よりなる積分回路(DC変換回路)SDを
接続したことと、この積分回路SDの出力電圧によって
第2の定電流回路CC2を制御することである。
【0041】この実施例によれば、第2の定電流回路C
C2から第2の電界効果形トランジスタQbに供給され
る電流Isは高周波電圧発生回路HCの一次側に流れる
コイル電流Icに比例することになるために、高周波電
圧発生回路HCへの供給電力の定電力化を、動作状態に
応じて精度よく行なうことができる。
【0042】図11は本発明にかかる電力検出回路PD
ETの定電力化回路への適用例を示すものであって、基
本的な回路構成は図1に示す実施例と同じである。異な
る点は、電力検出回路PDETと負荷回路LDとの間に
DC/DCコンバータCVを接続したことと、電力検出
回路PDETの出力電圧VsをDC/DCコンバータC
Vにおける第2の駆動回路PD2に付与したことであ
る。
【0043】この実施例によれば、DC/DCコンバー
タCVにおける第2のスイッチング素子S2は、図2に
示す希ガス放電灯の点灯装置の場合と同様に、電力検出
回路PDETの出力電圧Vsに基づいてPWM制御され
た駆動信号V2によってスイッチングされる関係で、D
C/DCコンバータCVから負荷回路LDにはほぼ一定
の電力が供給される。
【0044】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば第1,第2の電界効果形トラン
ジスタに直列に接続される抵抗は省略することもでき
る。又、第1,第2のスイッチング素子はFETの他、
トランジスタなども利用可能である。又、第1,第2の
ドライバー回路は省略することもできる。又、点灯装置
に組み込まれる希ガス放電灯において、外囲器に装着さ
れる絶縁部材は透光性シートの他に、熱収縮性樹脂チュ
ーブを適用したりすることもできるし、或いは省略する
こともできるし、発光層はアパーチャ部を省略して外囲
器の内面全体に形成することもできるし、外部電極の側
縁部に鋸歯状などの異形部を形成したりすることもでき
る。さらには、外部電極の形態において、帯状とは全体
としての形態が帯状であることを意味し、側縁部や側縁
部でない部分に異形部,孔などが存在したりするものも
含まれるものとする。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路電圧
(被測定電圧)に比例した出力抵抗を呈する電圧・抵抗
変換回路と回路電流(被測定電流)に比例した電流に制
御される第2の定電流回路とによって、出力端子には被
測定電力に比例する電圧が出力される。従って、負荷回
路の消費電力を、電力検出回路から出力される電圧の検
出によって精度よく測定できる。
【0046】又、この電力検出回路は、回路構成が比較
的に簡単であることから、電圧・抵抗変換回路,第2の
定電流回路,分圧抵抗などのIC化が容易であり、小形
化が容易である上に、量産によって比較的に安価に製造
することができる。
【0047】特に、電圧・抵抗変換回路において、第
1,第2の電界効果形トランジスタのドレイン側に抵抗
を接続すれば、第1,第2の電界効果形トランジスタの
ドレイン・ソース電圧対ドレイン・ソース電流の直線性
の範囲を拡大できることから、第2の電界効果形トラン
ジスタのドレイン・ソース間の抵抗はオペアンプへの入
力電圧信号に比例した良好な抵抗を呈する。従って、出
力端子には被測定電力に比例したより精度の高い電圧が
出力され、電力検出回路として優れた機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電力検出回路を示す電気回路
図。
【図2】図1に示す電力検出回路の希ガス放電灯の点灯
回路への応用例を示す電気回路図。
【図3】図2に示す第2の駆動回路の電気回路図。
【図4】図2に示す希ガス放電灯の縦断面図。
【図5】図4に示す希ガス放電灯に適用したシート構体
の展開図。
【図6】図5のX−X断面図。
【図7】図4に示す希ガス放電灯の製造方法を説明する
ための縦断面図。
【図8】図2の動作説明図であって、同図(a)は第1
の駆動回路の出力タイミング図、同図(b)は第1のス
イッチング素子の動作タイミング図、同図(c)はコイ
ル電流図、同図(d)はランプ電流図、同図(e)は発
光波形図。
【図9】図8の拡大図であって、同図(a)はスイッチ
ング素子の動作タイミング図、同図(b)はランプ電流
図。
【図10】図1に示す電力検出回路の希ガス放電灯の点
灯回路への異なった応用例を示す電気回路図。
【図11】図1に示す電力検出回路の定電力制御回路へ
の応用例を示す電気回路図。
【符号の説明】
PDET 電力検出回路 VRC 電圧・抵抗変換回路 Qa 第1の電界効果形トランジスタ Qb 第2の電界効果形トランジスタ OP オペアンプ CC1 第1の定電流回路 CC2 第2の定電流回路 Ra〜Re 抵抗 DV 直流電圧計 LD 負荷回路 DL 希ガス放電灯 E1 直流電源 E2 基準電源(基準電圧) HC 高周波電圧発生回路 TR 出力トランス TRa 一次コイル TRb 二次コイル CV DC/DCコンバータ L コイル C1〜C3 コンデンサ D1 ダイオード S1 第1のスイッチング素子 S2 第2のスイッチング素子 PD1 第1の駆動回路 PD2 第2の駆動回路 OP1 エラーアンプ OP2 比較回路 DR1 第1のドライバー回路 DR2 第2のドライバー回路 OSC 三角波発振器 1 外囲器 2 発光層 2a アパーチャ部 3 シート構体 4 透光性シート(絶縁部材) 5,6 外部電極 7 第1の開口部 8 第2の開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2の電界効果形トランジスタ、
    第1の電界効果形トランジスタに直列的に接続した第1
    の定電流回路、第1,第2の入力端子及び出力端子を有
    し、出力端子を第1,第2の電界効果形トランジスタの
    ゲ−トに、第1の入力端子を第1の定電流回路にそれぞ
    れ接続したオペアンプを含む電圧・抵抗変換回路と、回
    路に並列的に接続し、回路電圧に比例した電圧を発生す
    るように構成した複数の分圧抵抗の直列回路と、電圧・
    抵抗変換回路における第2の電界効果形トランジスタに
    直列的に接続し、回路電流に比例した電流を第2の電界
    効果形トランジスタに供給する第2の定電流回路とを具
    備し、前記電圧・抵抗変換回路を、第1,第2の電界効
    果形トランジスタのドレイン・ソ−ス間の抵抗がオペア
    ンプの第2の入力端子に付与される電圧信号に応じた抵
    抗値を呈するように作動させると共に、第2の電界効果
    形トランジスタに回路電流に比例した電流を供給するこ
    とにより、第2の定電流回路の出力側から回路電力に比
    例した電圧を出力するように構成したことを特徴とする
    電力検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の定電流回路と第1の電界効果
    形トランジスタとの間及び第2の定電流回路と第2の電
    界効果形トランジスタとの間にそれぞれ抵抗を直列的に
    接続すると共に、オペアンプの第1の入力端子を第1の
    定電流回路と抵抗との接続点に接続し、かつ回路電力に
    比例した出力電圧を第2の定電流回路と抵抗との接続点
    から取り出すように構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の電力検出回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧・抵抗変換回路において、第
    1,第2の電界効果形トランジスタは、ゲ−ト電圧対ド
    レイン・ソ−ス間の抵抗特性が同一又は近似しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電力検出回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧・抵抗変換回路において、第
    1,第2の電界効果形トランジスタは、同一ペレットに
    隣接又は近接して配置したことを特徴とする請求項1に
    記載の電力検出回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の定電流回路に、回路に直列的
    に接続した抵抗に生ずる電圧をフィ−ドバックすること
    により、第2の定電流回路から第2の電界効果形トラン
    ジスタに回路電流に比例した電流を供給するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の電力検出回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の定電流回路の出力側に直流電
    圧計を接続することにより、回路電力に比例した電圧を
    測定することを特徴とする請求項1に記載の電力検出回
    路。
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