JP2001050562A - 外気の予熱予冷設備 - Google Patents

外気の予熱予冷設備

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JP2001050562A
JP2001050562A JP11224562A JP22456299A JP2001050562A JP 2001050562 A JP2001050562 A JP 2001050562A JP 11224562 A JP11224562 A JP 11224562A JP 22456299 A JP22456299 A JP 22456299A JP 2001050562 A JP2001050562 A JP 2001050562A
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preheating
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heating
cooling
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良男 小崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調機によって処理される外気を低コストで
予熱及び予冷できる設備を提供する。 【解決手段】 調温手段12,13を備えた空調機10
と,冷却塔20を備え,空調機10には外気を導くよう
に構成すると共に,この外気が調温手段12,13より
も前に通過する位置に予熱予冷用の熱交換器15を配置
する。この予熱予冷用の熱交換器15と冷却塔20に熱
媒水を循環させる循環径路16に送水手段16を設ける
と共に,循環径路16に別の系統の熱媒と熱交換させて
熱媒水を加熱することが可能な熱交換器21を設け,か
つ,この熱交換器21を迂回して循環径路16に熱媒水
を流通させるバイパス路31を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,空調機によって処
理される外気を予熱及び予冷する設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より,フィルタや熱交換器,調湿器
を備えた空調機で取り入れ外気を処理して空調空間に給
気する空調方式が普及している。そしてこれらの空調方
式では,夏期のような冷房時においては例えば冷水を用
いて外気を冷却し,また冬期のような暖房時においては
例えば温水を用いて外気を加熱して,空調空間に給気す
るようにしている。また特にクリーンルームでは,室内
の湿度変化は循環風量に比べてわずかであることから,
外調機で取入外気の湿度制御を行い,循環空気に対して
は顕熱交換器で結露させずに温度制御させることが知ら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,冷水や
温水を作るには相当のエネルギーが必要であり,特に外
気を冷水のみで冷却したり,温水のみで加熱しようとす
ると,ランニングコストの点で問題があり,その解決が
希求されていた。最近では,クリーンルームや電算セン
ターなど,冬期であっても冷房負荷が必要な施設が増加
しているが,仮にそのような冬期の冷房負荷によって生
じた温熱などを利用して外気を予備的に加熱処理できれ
ば,省エネルギー化をはかることが可能となる。また寒
冷地では,冬には熱交換器内の水が凍結し熱交換器の破
損事故が生じ,これに対し効果的な対策をとる必要があ
った。
【0004】本発明の目的は,空調機によって処理され
る外気を低コストで予熱及び予冷できる設備を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1にあっては,調温手段を備えた空調機と,
冷却塔を備え,前記空調機には外気を導くように構成す
ると共に,この外気が前記調温手段よりも前に通過する
位置に予熱予冷用の熱交換器を配置し,この予熱予冷用
の熱交換器と前記冷却塔に熱媒水を循環させる循環径路
に送水手段を設けると共に,該循環径路に別の系統の熱
媒と熱交換させて前記熱媒水を加熱することが可能な熱
交換器を設け,かつ,この熱交換器を迂回して前記循環
径路に熱媒水を流通させるバイパス路を設けたことを特
徴とする,外気の予熱予冷設備である。
【0006】この請求項1の予熱予冷設備において,空
調機に備えられる調温手段とは,例えば冷水が通水され
る冷却コイルと温水が通水される加熱コイルなどが例示
される。冷却塔は,開放式冷却塔と密閉式冷却塔の何れ
であっても良い。また予熱予冷用の熱交換器は,空調機
の内部と外部の何れに設けても良い。別の系統の熱媒と
は,例えばクリーンルームやコンピュータ設置室などの
ように通年において冷房負荷が必要な施設で生じた高温
冷水が例示される。また別の系統とは,予熱予冷用の熱
交換器と前記冷却塔に熱媒水を循環させる循環径路と別
の系統であればよく,例えば前記空調機に備えられる調
温手段として用いられる冷却コイルや温水コイルに通水
される冷水や温水なども熱媒として利用することが可能
である。そのような別の系統で生じた高温冷水の温熱
(排熱)や,その他,各種の生産装置などから排熱され
た温熱などを利用して,熱交換器により熱媒水を加熱す
ることができる。なお熱交換器を迂回させる際に,バイ
パス路には必ずしも全部の熱媒水を流通させるとは限ら
ない。例えば,熱媒水の一部を熱交換器に流通させ,残
りを熱交換器を迂回させるようにしても良い。
【0007】この請求項1の予熱予冷設備にあっては,
熱媒水を冷却塔で冷却して予熱予冷用の熱交換器に戻す
ことによって,空調機の調温手段で外気を冷却する前に
予熱予冷用の熱交換器において外気を予め冷却すること
ができるようになる。また熱媒水を熱交換器で加熱して
予熱予冷用の熱交換器に戻すことによって,空調機の調
温手段で外気を加熱する前に予熱予冷用の熱交換器にお
いて外気を予め加熱することができるようになる。この
ように,外気温の高い時には冷却塔によって外気の温球
温度程度まで冷却された熱媒水で外気を予備的に冷却処
理することにより,空調機の調温手段の負荷を軽減する
ことができる。また外気温が低い時には,別の系統の熱
媒の温熱を利用して外気を予備的に加熱処理することに
より,空調機の調温手段の負荷を軽減することができ
る。更に,外気を予備的に加熱処理した場合は,加熱に
利用した別の系統の熱媒から熱を奪うことになるので,
別の系統の熱媒をより低温にして返送することができ,
当該別の系統の冷媒の冷却効率を向上させることもでき
るようになる。
【0008】請求項2にあっては,外気を処理する空調
機に予熱予冷用の熱交換器を設け,この予熱予冷用の熱
交換器に熱媒水を供給する循環径路に,熱媒水を外気に
直接接触させて冷却する開放式冷却塔と熱媒水を加熱す
る加熱手段を設けると共に,開放式冷却塔を迂回させて
循環径路に熱媒水を流通させるバイパス路と,加熱手段
を迂回させて循環径路に熱媒水を流通させるバイパス路
とをそれぞれ設けた予熱予冷設備であって,冷房時に
は,予熱予冷用の熱交換器からの熱媒水を開放式冷却塔
で冷却し,加熱手段を迂回させて予熱予冷用の熱交換器
に戻すことにより,熱媒水の冷熱で外気を冷却し,暖房
時には,予熱予冷用の熱交換器からの熱媒水を開放式冷
却塔を迂回させ,加熱手段で加熱して予熱予冷用の熱交
換器に戻すことにより,熱媒水の温熱で外気を加熱する
ことを特徴としている。
【0009】また請求項3にあっては,外気を処理する
空調機に予熱予冷用の熱交換器を設け,この予熱予冷用
の熱交換器に熱媒水を供給する循環径路に,水の蒸発潜
熱で熱媒水を冷却する密閉式冷却塔と熱媒水を加熱する
加熱手段を設けると共に,加熱手段を迂回させて循環径
路に熱媒水を流通させるバイパス路を設けた予熱予冷設
備であって,冷房時には,予熱予冷用の熱交換器からの
熱媒水を密閉式冷却塔で冷却し,加熱手段を迂回させて
予熱予冷用の熱交換器に戻すことにより,熱媒水の冷熱
で外気を冷却し,暖房時には,予熱予冷用の熱交換器か
らの熱媒水を密閉式冷却塔で冷却せずに,加熱手段で加
熱して予熱予冷用の熱交換器に戻すことにより,熱媒水
の温熱で外気を加熱することを特徴としている。
【0010】これら請求項2,3の予熱予冷設備におい
て,熱媒水を加熱する加熱手段としては,例えば請求項
4に記載したように,前記予熱予冷用の熱交換器に供給
される熱媒水と,別の系統の熱媒とを熱交換させる熱交
換器である。この場合,別の系統の熱媒とは,例えばク
リーンルームやコンピュータ設置室などのように冬期で
あっても冷房負荷が必要な施設で生じた高温冷水が例示
される。そのような別の系統で生じた高温冷水の温熱
(排熱)や,その他,各種の生産装置などから排熱され
た温熱などを利用して熱媒水を加熱することができる。
これら請求項2,3の予熱予冷設備にあっては,例えば
夏期のような冷房時には,熱媒水を開放式冷却塔や密閉
式冷却塔によって冷却することにより,熱媒水をほぼ外
気の湿球温度(WB)まで冷却することができ,その冷
熱を利用して外気を冷却することにより,空調機によっ
て外気を冷却処理するエネルギーを低減させることが可
能となる。また冬期のような暖房時には,クリーンルー
ムやコンピュータ設置室などのような施設や各種の生産
装置などで生じた温熱を利用して熱媒水を加熱し,その
温熱を利用して外気を加熱することにより,空調機によ
って外気を加熱処理するエネルギーを低減させることが
可能となる。特に請求項3の予熱予冷設備にあっては,
密閉式冷却塔を備えているので,熱媒水の劣化や設備の
腐食などが抑制され,管理が容易であるといった利点が
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しながら
本発明の好ましい実施の形態にかかる予熱予冷設備を説
明する。図1は,本発明の第1の実施の形態にかかる予
熱予冷設備1の説明図である。
【0012】空調機10は,給気ファン11,加熱コイ
ルなどからなる加熱用の熱交換器12と冷却コイルなど
からなる冷却用の熱交換器13を備えた調温手段,フィ
ルタ14,及び図示しない調湿器(減湿器や加湿器)を
備えている。またこの実施の形態では,空調機10の内
部において,外気が前述の熱交換器12,13(調温手
段)よりも前に通過する位置に,コイルなどからなる予
熱予冷用の熱交換器15が設けられている。図示の例で
は,予熱予冷用の熱交換器15は,空調機10内の最も
上流側に配置されている。そして給気ファン11の稼働
により,この実施の形態においては,図1において右向
きに空調機10内に外気を取り込んで,適宜加熱・加湿
もしくは冷却・除湿された清浄な空気を作り出し,空調
機10から空調空間に給気することにより,冷房運転と
暖房運転を適宜行うようになっている。
【0013】予熱予冷用の熱交換器15には環状の循環
径路16が接続されており,送水手段であるポンプ17
の稼働によって図1において循環径路16を反時計回転
方向に送液される熱媒水が,熱交換器15に循環供給さ
れている。循環径路16には,熱媒水を外気に直接接触
させて冷却する開放式冷却塔20と,熱媒水を加熱する
加熱手段としての熱交換器21が設られている。
【0014】開放式冷却塔20は,循環径路16を送液
される熱媒水を散水装置25から下向きに流し,充填材
を介してファン26の稼働によって上向きに送風した外
気と直接接触させて冷却することにより,熱媒水をほぼ
湿球温度(WB)まで冷却することが可能である。ま
た,この実施の形態では,開放式冷却塔20を迂回させ
て循環径路16に熱媒水を流通させるバイパス路27が
設けられている。開放式冷却塔20の上流側において循
環径路16に弁28が設けられ,バイパス路27に弁2
9が設けられており,これら弁28,29を選択的に開
くことにより,熱媒水を開放式冷却塔20に送液する状
態と,開放式冷却塔20を迂回させてバイパス路27に
送液する状態とに切り換えるように構成されている。
【0015】熱交換器21には,例えばクリーンルーム
などのように冬期であっても冷房負荷が必要な施設で冷
却処理に使用されて昇温した冷水(高温冷水:冷水還
水)や,例えばクリーンルームにおいて循環空気に対し
て顕熱処理をするために生成された高温冷水の一部,各
種の生産装置などにおいて冷却処理に使用されて昇温し
た冷却水(高温冷水)などといった別の系統の熱媒が径
路30を通じて供給されており,この径路30を流れる
熱媒と循環径路16を通じて熱交換器21に供給される
熱源水との間で熱交換を行うことにより,熱交換器21
において熱源水を加熱することが可能である。
【0016】ここで図2は,熱交換器21に熱媒を供給
する別の系統を例示している。図2(a)は,径路30
に冷凍機50と負荷機51を設けたものであり,負荷機
51で昇温した熱媒が熱交換器21に供給されるように
なっている。図2(b)は,径路30に冷凍機52と複
数の顕熱交換器53を並列に接続したものである。冷凍
機52によって冷却された熱媒の温度が高温である場合
は,このように冷凍機52によって冷却された熱媒の一
部を熱交換器21に供給するようにしても良い。この図
2(b)の熱媒としては,例えばクリーンルーム等にお
いて顕熱交換器に導かれる冷水などが例示される。図2
(c)は,径路30に冷却塔55と複数の生産装置56
を接続したものであり,生産装置56で昇温させられた
熱媒を冷却塔55に戻す前に熱交換器21に供給して,
熱交換させるようになっている。
【0017】図1に示す予熱予冷設備1において,熱交
換器21を迂回させて循環径路16に熱媒水を流通させ
るバイパス路31が設けられている。熱交換器21の下
側において循環径路16に弁32が設けられ,バイパス
路31に弁33が設けられており,これら弁32,33
を選択的に開くことにより,熱媒水を熱交換器21に送
液する状態と,熱交換器21を迂回させてバイパス路3
1に送液する状態とに切り換えるように構成されてい
る。なお,熱交換器21としては,公知のプレート型熱
交換器等を利用できる。
【0018】さて以上のように構成された本発明の第1
の実施の形態にかかる予熱予冷設備1において,例えば
夏期の冷房時などのように外気を冷却する場合は,弁2
8を開いて弁29を閉じ,弁32を閉じて弁33を開い
た状態にする。この場合は,径路30への熱媒の循環供
給も停止する。これにより,ポンプ17の稼働によって
図1において循環径路16を反時計回転方向に送液され
る熱媒水は,予熱予冷用の熱交換器15から開放式冷却
塔20に送液され,外気によってほぼ湿球温度(WB)
まで冷却される。こうして冷却された熱媒水は,熱交換
器21を迂回してバイパス路31を通り,再び予熱予冷
用の熱交換器15に供給される。
【0019】そして空調機10では,給気ファン11の
稼働により図1において右向きに外気が取り込まれ,ほ
ぼ湿球温度(WB)まで冷却された熱媒水の冷熱によっ
て予熱予冷用の熱交換器15により外気が最初に予備的
に冷却され,次に外気はフィルタ14でろ過された後,
冷却用の熱交換器13によって所望の温湿度まで調温さ
れ,更に調湿される。こうして冷却した清浄な空気を作
り出し,空調機10から空調空間に給気することによ
り,冷房運転などを行う。なお例えば東北地方では乾球
温度(DB)32℃の外気は,湿球温度(WB)が27
℃程度であり,熱媒水が27℃,外気が32℃から27
℃まで冷却できる。
【0020】一方,冬期の暖房時などのように外気を加
熱する場合は,弁32を開いて弁33を閉じた状態にし
て,径路30へ別の系統の熱媒を循環供給する。これに
より,ポンプ17の稼働によって図1において循環径路
16を反時計回転方向に送液される熱媒水は,予熱予冷
用の熱交換器15から開放式冷却塔20を通った後,熱
交換器21に送液され,径路30を流れる別の系統の熱
媒と熱交換を行うことにより,熱源水は加熱されること
となる。こうして加熱された熱媒水は,再び予熱予冷用
の熱交換器15に供給される。
【0021】そして空調機10では,給気ファン11の
稼働により図1において右向きに外気が取り込まれ,熱
媒によって加熱された熱媒水の温熱によって予熱予冷用
の熱交換器15により外気が最初に予備的に加熱され,
次に外気はフィルタ14でろ過された後,加熱用の熱交
換器12によって所望の温度まで加熱され,この状態の
空気に例えば加湿を施すことにより調温調湿し,室内に
供給する。こうして,暖房時においては加熱調湿した清
浄な空気を作り出し,空調機10から空調空間に給気す
ることにより,暖房運転を行う。
【0022】従って,この予熱予冷設備1によれば,冷
房時のように外気を冷却する場合には,開放式冷却塔2
0によってほぼ湿球温度(WB)まで冷却された熱源水
の冷熱を利用して外気を予備的に冷却することにより,
空調機10に設けられた冷却用の熱交換器13によって
外気を冷却処理するエネルギーを低減させることが可能
となる。また暖房時のように外気を加熱する場合には,
熱交換器21によって加熱された熱媒水の温熱を利用し
て外気を予備的に加熱することにより,空調機10に設
けられた加熱用の熱交換器12によって外気を加熱処理
するエネルギーを低減させることが可能となる。このた
め,通年を通じて空調機10における省エネルギー化を
はかることができるようになる。
【0023】また図2で説明したような別の系統におい
ては,冷凍機50,51や冷却塔55に対して,熱交換
器21で予め冷却された熱媒が戻ることとなるので,冷
凍機50,51や冷却塔55などの熱源機器の省エネル
ギ化をはかることが可能となる。そのため,夏期等に外
気の予冷に用いた冷却塔を前記の熱源機器の高効率運転
に寄与せしめることができる。その場合に熱媒水の温度
は,予熱予冷用の熱交換器15の出口温度が10℃のと
きに冷却塔20の出口温度が6℃,熱交換器21の出口
温度が13℃となる。その際に別の系統の熱媒の熱交換
機器21への入口温度が17℃である場合にはその出口
温度を10℃まで冷却して返送することができるように
なる。
【0024】なお冬期のように外気温度が低い場合は,
弁28を閉じて弁29を開くことにより,図1の点線に
示すバイパス路27に熱源水を流通させても良い。そう
すれば,熱源水が開放式冷却塔20によって冷却されな
くなるので,熱交換器21や熱交換器12の加熱負荷を
更に低減することができる。
【0025】また,図1に示した実施の形態の予熱予冷
設備1では,循環径路16において開放式冷却塔20,
熱交換器21の順に熱媒水が流れるように配置した例を
説明したが,循環径路16において熱交換器21,開放
式冷却塔20の順に熱源水が流れるように配置しても構
わない。また,図1の点線で示したバイパス路27は省
略しても良い。
【0026】次に図3は,本発明の第2の実施の形態に
かかる予熱予冷設備2の説明図である。この予熱予冷設
備2では,先に説明した本発明の第1の実施の形態の予
熱予冷設備1における開放式冷却塔20に代えて,密閉
式冷却塔40を循環径路16に設けた点が異なってい
る。この予熱予冷設備2では,密閉式冷却塔40の内部
において循環径路16の表面にノズル41から冷却水を
下向きに噴霧すると共に,ファン42の稼働によって上
向きに外気を送風することにより,水の蒸発潜熱を利用
して循環径路16を送液される熱媒水をほぼ湿球温度
(WB)まで冷却することが可能である。ノズル41か
ら噴霧された冷却水は,ポンプ43の稼働によって汲み
上げられてノズル41に再び供給されている。また,予
熱予冷用の熱交換器15は空調機10の機外(空調機1
0の上流)に設けられている。これらの点を除けば,こ
の予熱予冷設備2は,先に説明した本発明の第1の実施
の形態にかかる予熱予冷設備1と同様の構成を備えてい
るので,図3において,先に図1で説明した構成要素と
同じものについては同一の符号を付することにより,重
複説明を省略する。
【0027】このように構成された本発明の第2の実施
の形態にかかる予熱予冷設備2では,例えば夏期の冷房
時のように外気を冷却する場合は,弁32を閉じて弁3
3を開いた状態にする。そして,密閉式冷却塔40のポ
ンプ43を稼働することにより,循環径路16の表面に
ノズル41から冷却水を噴霧し,ファン42の稼働によ
って送風される外気により,循環径路16を送液される
熱媒水をほぼ湿球温度(WB)まで冷却する。こうして
冷却された熱媒水は,熱交換器21を迂回してバイパス
路31を通り,再び予熱予冷用の熱交換器15に供給さ
れて,空調機10の上流において外気を予備的に冷却す
ることが可能となる。
【0028】また,冬期の暖房時のように外気を加熱す
る場合は,密閉式冷却塔40のファン42及びポンプ4
3の稼働を停止させ,循環径路16を流れる熱媒水を冷
却しないようにすると共に,弁32を開いて弁33を閉
じた状態にする。これにより熱媒水は,密閉式冷却塔4
0では冷却されずに熱交換器21に送液され,径路30
を流れる熱媒と熱交換を行うことにより加熱されること
となる。こうして加熱された熱媒水は,再び予熱予冷用
の熱交換器15に供給されて,空調機10の上流におい
て外気を予備的に加熱することが可能となる。
【0029】また一方,別の系統の熱媒を冷却すること
が特に必要な場合は,弁32を開いて弁33を閉じた状
態にすると共に,密閉式冷却塔40のポンプ43を稼働
することにより,循環径路16の表面にノズル41から
冷却水を噴霧し,ファン42の稼働によって送風される
外気により,循環径路16を送液される熱媒水をほぼ湿
球温度(WB)まで冷却する。こうして冷却された熱媒
水は熱交換器21に送液され,径路30を流れる熱媒と
熱交換を行う。これにより,別の系統の熱媒を熱媒水に
よって効率よく冷却することが可能となる。なおこの場
合,例えば弁32,33の開度を調節して熱交換器21
に送液される熱媒水の流量を調節することによって,熱
媒の冷却効率を変化させることもできる。このように別
の系統の熱媒の冷却を主眼にする場合は,密閉式冷却塔
40はそのまま稼動させればよい。なお,特に外気の温
度が低い冬期などに密閉式冷却塔40を稼働させる場合
は,ノズル41から循環径路16の表面に噴霧される冷
却水が凍結しないように,水抜きを行ったり凍結防止ヒ
ータなどを設けると良い。
【0030】従って,この予熱予冷設備2によっても,
先に説明した本発明の第1の実施の形態にかかる予熱予
冷設備1と同様に,空調機10における冷暖房の省エネ
ルギー化をはかることができるようになる。また図2で
説明したような別の系統においては,冷凍機50,51
や冷却塔55に対して,熱交換器21で予め冷却された
熱媒が戻ることとなるので,冷凍機50,51や冷却塔
55などの熱源機器の省エネルギ化をはかることが可能
となる。そして特に,この予熱予冷設備2にあっては,
密閉式冷却塔40を用いることにより,熱媒水の劣化や
設備の腐食などが抑制され,管理が容易であるといった
利点がある。
【0031】なお,図3に示した実施の形態の予熱予冷
設備2においても,循環径路16において熱交換器2
1,密閉式冷却塔40の順に熱源水が流れるように配置
しても構わない。また予熱予冷用の熱交換器15は,コ
イルユニットなどとして,このコイルユニットを収納し
たダクトを空調機に接続する構成としてもよい。なお寒
冷地では冬期において,従来は冷却用の熱交換器につい
て凍結による破損の危険がつきまとっていた。この場
合,熱交換器を水抜きをするには費用,労力が大がかり
となり,また従来は,液側に温水コイルや電気ヒータを
設けたり,冷却用の熱交換器に凍結防止用ポンプを設け
て器内の水を循環させていた。本発明によれば他系統の
余剰熱を利用して予熱に供することにより,前記の凍結
防止対策を無くし,あるいは仕様を低減することができ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜4の予熱予冷設備によれば,
排熱や外気等の未利用エネルギーの活用により,外気を
冷却,加熱処理するエネルギーを低減させることが可能
となり,特にクリーンルームを設備する工場や電算セン
ターのように周年を通じて24時間運転をするような用
途では省エネルギー効果が非常に大きい。請求項3の予
熱予冷設備にあっては,密閉式冷却塔を用いたことによ
り,熱媒水の劣化や設備の腐食などが抑制され,管理が
容易であるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる予熱予冷設
備の説明図である。
【図2】熱交換器に熱媒を供給する別の系統の説明図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる予熱予冷設
備の説明図である。
【符号の説明】
1,2 予熱予冷設備 10 空調機 15 予熱予冷用の熱交換器 16 循環径路 20 開放式冷却塔 21 熱交換器(加熱手段) 27,31 バイパス路 40 密閉式冷却塔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調温手段を備えた空調機と,冷却塔を備
    え,前記空調機には外気を導くように構成すると共に,
    この外気が前記調温手段よりも前に通過する位置に予熱
    予冷用の熱交換器を配置し,この予熱予冷用の熱交換器
    と前記冷却塔に熱媒水を循環させる循環径路に送水手段
    を設けると共に,該循環径路に別の系統の熱媒と熱交換
    させて前記熱媒水を加熱することが可能な熱交換器を設
    け,かつ,この熱交換器を迂回して前記循環径路に熱媒
    水を流通させるバイパス路を設けたことを特徴とする,
    外気の予熱予冷設備。
  2. 【請求項2】 外気を処理する空調機に予熱予冷用の熱
    交換器を設け,この予熱予冷用の熱交換器に熱媒水を供
    給する循環径路に,熱媒水を外気に直接接触させて冷却
    する開放式冷却塔と熱媒水を加熱する加熱手段を設ける
    と共に,開放式冷却塔を迂回させて循環径路に熱媒水を
    流通させるバイパス路と,加熱手段を迂回させて循環径
    路に熱媒水を流通させるバイパス路とをそれぞれ設けた
    予熱予冷設備であって,冷房時には,予熱予冷用の熱交
    換器からの熱媒水を開放式冷却塔で冷却し,加熱手段を
    迂回させて予熱予冷用の熱交換器に戻すことにより,熱
    媒水の冷熱で外気を冷却し,暖房時には,予熱予冷用の
    熱交換器からの熱媒水を開放式冷却塔を迂回させ,加熱
    手段で加熱して予熱予冷用の熱交換器に戻すことによ
    り,熱媒水の温熱で外気を加熱することを特徴とする,
    外気の予熱予冷設備。
  3. 【請求項3】 外気を処理する空調機に予熱予冷用の熱
    交換器を設け,この予熱予冷用の熱交換器に熱媒水を供
    給する循環径路に,水の蒸発潜熱で熱媒水を冷却する密
    閉式冷却塔と熱媒水を加熱する加熱手段を設けると共
    に,加熱手段を迂回させて循環径路に熱媒水を流通させ
    るバイパス路を設けた予熱予冷設備であって,冷房時に
    は,予熱予冷用の熱交換器からの熱媒水を密閉式冷却塔
    で冷却し,加熱手段を迂回させて予熱予冷用の熱交換器
    に戻すことにより,熱媒水の冷熱で外気を冷却し,暖房
    時には,予熱予冷用の熱交換器からの熱媒水を密閉式冷
    却塔で冷却せずに,加熱手段で加熱して予熱予冷用の熱
    交換器に戻すことにより,熱媒水の温熱で外気を加熱す
    ることを特徴とする,外気の予熱予冷設備。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は,前記予熱予冷用の熱交
    換器に供給される熱媒水と,別の系統の熱媒とを熱交換
    させる熱交換器であることを特徴とする,請求項2又は
    3の外気の予熱予冷設備。
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