JP2001050554A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001050554A
JP2001050554A JP2000217244A JP2000217244A JP2001050554A JP 2001050554 A JP2001050554 A JP 2001050554A JP 2000217244 A JP2000217244 A JP 2000217244A JP 2000217244 A JP2000217244 A JP 2000217244A JP 2001050554 A JP2001050554 A JP 2001050554A
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JP
Japan
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heat exchanger
air conditioner
fins
bending
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000217244A
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English (en)
Inventor
Koichi Seki
幸一 関
Soichi Kosoto
荘一 小曽戸
Tamotsu Nakayama
保 中山
Takashi Sukai
貴志 須貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、曲げ熱交換器に従来装填し
なければならなかったスペーサー等を除去し、部品数の
低減、製作工数の短縮を図るとともに、送風時の乱流発
生を抑制しうる空気調和機を提供することにある。 【解決手段】 上下方向に複数段かつ並列に配置された
パイプ9に複数枚のフィン11が挿入された熱交換器5
と、この熱交換器5の後方に設けられた貫流ファン10
とを室内ユニットの本体内に備えた空気調和機におい
て、前記熱交換器5は、前記フィン11の空気下流側の
み折り曲げのための切り抜き部を有し、上流側の残余の
フィンをこの切り抜き部が突き合わされる方向に折り曲
げたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に、プレートフィン形曲げ熱交換器を改良した空
気調和機の室内ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、分離形空気調和機の室内ユニット
においては、その空気吸込口をユニットの前面と上面と
に設けて、吸込面積を大きく確保することが行なわれて
いる。このような室内ユニットに収納されたプレートフ
ィン形熱交換器の構造例を示したものとして、例えば実
開昭60−118430号および特開平3−5637号
公報が知られている。これらの公報に記載されたプレー
トフィン形熱交換器のフィン送風口に面する面およびそ
の面と相反する面のそれぞれに切欠き部を設け、この切
欠き部に基づいてこのプレートフィン形熱交換器を略く
の字状に折り曲げるものである。そして、この折り曲げ
られた熱交換器をユニットに収納して、このユニットの
前面ならびに上面に設けた吸込口から吸い込まれた空気
が、この熱交換器へ流れるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のプレートフィン形熱交換器は、くの字状に曲げられて
いるため、その折り曲げ部にはV字状の空間、つまりフ
ィンに設けた切欠き部が形成されている。このように、
V字状の切欠き部が、熱交換器の一部に形成されている
と、この空間には他の部分よりも空気が流れ込みやすく
なり、熱交換性能の低下を招く恐れがあった。
【0004】また、このために、例えば前記特開平3−
5637号公報記載の技術では、V字状の切欠き部を金
属性シールのスペーサーなどでふさぐことが行われてい
る。しかし、前記スペーサーの収納時に熱交換器のフィ
ンをつぶしたり、傷つけるといった恐れがあった。
【0005】さらに、部品数の増加により製作工数が従
来より増加していた。
【0006】本発明の目的は、スペーサーを用いること
なく熱交換性能の低下を抑制した折り曲げ熱交換器を備
えた空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る空気調和機の構成は、上下方向に複数
段かつ並列に配置されたパイプに複数枚のフィンが挿入
された熱交換器と、この熱交換器の後方に設けられた貫
流ファンとを室内ユニットの本体内に備えた空気調和機
において、前記熱交換器は、前記フィンの空気下流側の
み折り曲げのための切り抜き部を有し、上流側の残余の
フィンをこの切り抜き部が突き合わされる方向に折り曲
げたものである。
【0008】すなわち、熱交換器のフィンの切り抜き部
形状を、前記フィンの空気下流側のみ折り曲げのための
切り抜き部を有し、上流側の残余のフィンをこの切り抜
き部が突き合わされる方向に折り曲げ、上部熱交換器と
下部熱交換器とを突き合わせる構成としたものである。
【0009】上記技術的手段による働きは次のとおりで
ある。
【0010】本発明は、室内ユニットに組み込まれた熱
交換器を曲げる切り抜き部を前記フィンの空気下流側の
み折り曲げのための切り抜き部を有し、上流側の残余の
フィンをこの切り抜き部が突き合わされる方向に折り曲
げることにより、従来、スペーサー等を組み込んでいた
が、それらを除去することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1ないし図3を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るプレート
フィン形熱交換器を収納した空気調和機の室内ユニット
の縦断面図、図2は、図1の室内ユニットに用いるプレ
ートフィンの平面図、図3は、図2のプレートフィンの
要部拡大図である。
【0013】図1において、1は分離形空気調和機の室
内ユニットで、2は本体、3は、この本体2と組み合わ
せられる化粧枠で、本体2および化粧枠3で筐体を構成
している。化粧枠3の前面に空気吸込口4a、上面に空
気吸込口4bが形成されている。5は、略くの字状に折
り曲げられたプレートフィン形熱交換器(ここでは、熱
交換器の両端を保持するプレートは図示を省略した。以
下、「曲げ熱交換器」という。)で、その構造について
は後述する。6は、熱交換器の折り曲げ部、7は、この
曲げ熱交換器5の下方に配置されたドレンパンである。
【0014】11は、定間隔で平行に並べられ、その間
を気流が流通するプレートフィン、9は、プレートフィ
ン11に貫通され内部を冷媒が流通する熱交換パイプ
で、これらでプレートフィン形熱交換器が構成される。
【0015】この図1において、ベンド管同志をつなぐ
破線8は、熱交換パイプ9の折り曲げ部すなわちヘアピ
ン部を示している。10は、熱交換器5の後方に配置さ
れた送風機に係る貫流ファンで、この貫流ファン10の
回転によって室内空気は実線矢印のように流れる。
【0016】ここで、前述した曲げ熱交換器5におけ
る、プレートフィン11の形状は図2に示すようになっ
ている。
【0017】図2において、12は、熱交換パイプ9が
貫通される貫通穴、13は、プレートフィン11に設け
られた切り起し片である。プレートフィン11の後縁
(本体1に組み込んだときの貫流ファン10側)にくさ
び状の切欠き14が形成されている。また、切欠き14
の先端には小円15が形成されている。図3にその要部
拡大図を示す。
【0018】図3に示すように、切欠き14の切欠き角
度は、上片14aをフィン端面に対し垂直として、下片
14bを熱交換器を曲げたときに所定の曲げ角度になる
ような角度として切欠き14を形成している。また、切
欠き14の先端に小円15を設けてあるのは、フィンの
抜き型の保全性と熱交換器を分断するときの位置決めズ
レを考慮したためである。このような切欠き14を形成
することにより、熱交換器を折り曲げると上部フィンと
下部フィンとが小さな間隙で突き合わされるようにな
り、あたかも一体の一枚フィンのようになる。
【0019】したがって、従来技術のように、切欠き部
にスペーサー等を収納することが不要となる。これによ
り、冷房時に切欠き14より上の上部熱交換器に付着し
た凝縮水は、切欠き14より下の下部熱交換器で確実に
保水することができ、凝縮水を他に滴下することなくド
レンパン7へ処理することができる。
【0020】次に、曲げ熱交換器5の折り曲げ部6の高
さ位置を、貫流ファン10の回転軸中心の高さ近傍の位
置になるように、曲げ熱交換器5を設置する。これによ
り、送風による熱交換器背面での乱流の発生を抑えるこ
とができスムーズに室内空気が流れ熱交換器の熱交換性
能が向上する。
【0021】以上の説明で明らかなように、本実施例の
曲げ熱交換器は、従来装填しなければならなかったスペ
ーサー等を除去することができ部品数が低減される。ま
た、製作工数の短縮を図ることができる。
【0022】さらに、上部熱交換器と下部熱交換器とが
小さな間隙で突き合わされるため、冷房時の凝縮水も他
に滴下することなく上部から下部へスムーズに処理され
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、空気が折り曲げ部分を
集中的に流れることが緩和され、熱交換性能の低下が抑
制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプレートフィン形熱交
換器を収納した空気調和機の室内ユニットの縦断面図で
ある。
【図2】図1の室内ユニットに用いるプレートフィンの
平面図である。
【図3】図2のプレートフィンの要部拡大図である。
【符号の説明】
3 化粧枠 4a,4b 空気吸込口 5 曲げ熱交換器 6 折り曲げ部 7 ドレンパン 9 熱交換パイプ 10 貫流ファン 11 プレートフィン 14 切欠き 14a 上片 14b 下片 15 小円
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 保 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 須貝 貴志 栃木県下都賀郡大平町大字富田709番地の 2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に複数段かつ並列に配置された
    パイプに複数枚のフィンが挿入された熱交換器と、この
    熱交換器の後方に設けられた貫流ファンとを室内ユニッ
    トの本体内に備えた空気調和機において、前記熱交換器
    は、前記フィンの空気下流側のみ折り曲げのための切り
    抜き部を有し、上流側の残余のフィンをこの切り抜き部
    が突き合わされる方向に折り曲げたものである空気調和
    機。
JP2000217244A 2000-01-01 2000-07-13 空気調和機 Pending JP2001050554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2258372A1 (es) * 2001-10-15 2006-08-16 Lg Electronics Inc. Unidad interior de aparato compacto de aire acondicionado.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2258372A1 (es) * 2001-10-15 2006-08-16 Lg Electronics Inc. Unidad interior de aparato compacto de aire acondicionado.

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A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217