JP3285733B2 - 壁掛式空気調和機 - Google Patents
壁掛式空気調和機Info
- Publication number
- JP3285733B2 JP3285733B2 JP10809695A JP10809695A JP3285733B2 JP 3285733 B2 JP3285733 B2 JP 3285733B2 JP 10809695 A JP10809695 A JP 10809695A JP 10809695 A JP10809695 A JP 10809695A JP 3285733 B2 JP3285733 B2 JP 3285733B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- wall
- air conditioner
- plate fins
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は壁掛式空気調和機に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の壁掛式空気調和機の１例が図２に
示されている。フアンケーシング１とフロントパネル２
からなる本体ケース19の内部に形成された通風路12中に
は吸込グリル10に対向するように熱交換器３が立設さ
れ、この熱交換器３の下流側に貫流フアン４が水平に配
設されている。また、熱交換器３の下にはドレンパン８
が配設されている。フロントパネル２の下部に形成され
た吹出口５には水平フラップ6a、6b及びルーバ７が配設
されている。
示されている。フアンケーシング１とフロントパネル２
からなる本体ケース19の内部に形成された通風路12中に
は吸込グリル10に対向するように熱交換器３が立設さ
れ、この熱交換器３の下流側に貫流フアン４が水平に配
設されている。また、熱交換器３の下にはドレンパン８
が配設されている。フロントパネル２の下部に形成され
た吹出口５には水平フラップ6a、6b及びルーバ７が配設
されている。
【０００３】空気調和機の運転時、貫流フアン４が回転
し、熱交換器３には図示しない室外ユニットからの冷媒
が循環する。すると、室内空気が吸込グリル10から通風
路12内に吸入され、フィルタ９を流過する際その中に含
まれる塵埃が除去される。そして、熱交換器３を流過す
る過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱され、次いで、
貫流フアン４に吸い込まれて付勢された後、ルーバ７及
び水平フラップ6a、6bによって吹出方向を規制されて吹
出口５から室内に吹き出される。
し、熱交換器３には図示しない室外ユニットからの冷媒
が循環する。すると、室内空気が吸込グリル10から通風
路12内に吸入され、フィルタ９を流過する際その中に含
まれる塵埃が除去される。そして、熱交換器３を流過す
る過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱され、次いで、
貫流フアン４に吸い込まれて付勢された後、ルーバ７及
び水平フラップ6a、6bによって吹出方向を規制されて吹
出口５から室内に吹き出される。
【０００４】熱交換器３は水平方向に微小間隙を隔てて
互いに平行に配列された多数のプレートフィン3Aと、こ
れらフィンを所定の間隔を隔てて貫通して水平方向に伸
びる多数のチューブ3Bを具えている。そして、各プレー
トフィン3Aの上流側縁及び下流側縁から切り欠き3C及び
3Dを入れてプレートフィン3Aを折り曲げることによって
熱交換器３をくの字形に屈曲している。
互いに平行に配列された多数のプレートフィン3Aと、こ
れらフィンを所定の間隔を隔てて貫通して水平方向に伸
びる多数のチューブ3Bを具えている。そして、各プレー
トフィン3Aの上流側縁及び下流側縁から切り欠き3C及び
3Dを入れてプレートフィン3Aを折り曲げることによって
熱交換器３をくの字形に屈曲している。
【０００５】かくして、冷房運転時、プレートフィン3A
及びチューブ3Bの表面に結露したドレンはプレートフィ
ン3Aの表面を伝ってドレンパン８内に滴下する。そし
て、熱交換器３を折り曲げることによってその空気流入
面積を減ずることなくその上下高さを短くして本体ケー
ス19の上下高さの低減を図っている。
及びチューブ3Bの表面に結露したドレンはプレートフィ
ン3Aの表面を伝ってドレンパン８内に滴下する。そし
て、熱交換器３を折り曲げることによってその空気流入
面積を減ずることなくその上下高さを短くして本体ケー
ス19の上下高さの低減を図っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、プレートフィンチューブ形熱交換器３の各
フィン3Aに切り欠き3C、3Dを入れて各フィン3Aを折り曲
げなければならないのでその加工が難しく、工数及びコ
ストが嵩むという問題があった。
においては、プレートフィンチューブ形熱交換器３の各
フィン3Aに切り欠き3C、3Dを入れて各フィン3Aを折り曲
げなければならないのでその加工が難しく、工数及びコ
ストが嵩むという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、本体ケースの内部に形成された通気路中に,微
少間隔を隔てて互いに平行するように配列された多数の
プレートフィンとこれらプレートフィンを相互に所定の
間隔を隔てて貫通する多数のチューブを具えたプレート
フィンチューブ形熱交換器を吸込グリルに対向するよう
に立設するとともにこの熱交換器の後方下部に水平軸ま
わりに回転する貫流フアンを設置し、かつ、上記熱交換
器の下にドレンパンを配設してなる壁掛式空気調和機に
おいて、上記チューブを曲げ加工することによって上記
貫流フアンの上部を覆うように上記熱交換器の上部を弯
曲させるとともに上記熱交換器をその一側が他側より高
くなるよう傾斜して配置することによってそのプレート
フィンを水平に対して傾斜させると同時にそのチューブ
を垂直に対して傾斜させたことを特徴とする壁掛式空気
調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、本体ケースの内部に形成された通気路中に,微
少間隔を隔てて互いに平行するように配列された多数の
プレートフィンとこれらプレートフィンを相互に所定の
間隔を隔てて貫通する多数のチューブを具えたプレート
フィンチューブ形熱交換器を吸込グリルに対向するよう
に立設するとともにこの熱交換器の後方下部に水平軸ま
わりに回転する貫流フアンを設置し、かつ、上記熱交換
器の下にドレンパンを配設してなる壁掛式空気調和機に
おいて、上記チューブを曲げ加工することによって上記
貫流フアンの上部を覆うように上記熱交換器の上部を弯
曲させるとともに上記熱交換器をその一側が他側より高
くなるよう傾斜して配置することによってそのプレート
フィンを水平に対して傾斜させると同時にそのチューブ
を垂直に対して傾斜させたことを特徴とする壁掛式空気
調和機にある。
【０００８】
【０００９】
【作用】本発明においては、チューブを曲げ加工するこ
とによってプレートフィンチューブ形熱交換器の上部を
貫流フアンの上部を覆うように弯曲することができる。
そして、冷房運転時貫流フアンを駆動すると、これによ
って付勢された空気がプレートフィンチューブ形熱交換
器のプレートフィンの間隙をこれと平行するように流過
し、プレートフィン及びチューブの表面に結露したドレ
ンは傾斜したプレートフィンを伝ってドレンパン内に滴
下する。
とによってプレートフィンチューブ形熱交換器の上部を
貫流フアンの上部を覆うように弯曲することができる。
そして、冷房運転時貫流フアンを駆動すると、これによ
って付勢された空気がプレートフィンチューブ形熱交換
器のプレートフィンの間隙をこれと平行するように流過
し、プレートフィン及びチューブの表面に結露したドレ
ンは傾斜したプレートフィンを伝ってドレンパン内に滴
下する。
【００１０】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示され、(A) は縦
断面図、(B) は(A) のＢ矢に沿う矢視図である。プレー
トフィンチューブ形熱交換器30は相互に微小間隙を隔て
て配列された多数のプレートフィン31と、これらプレー
トフィン31を相互に所定の間隔を隔てて貫通する多数の
チューブ32と、エンドプレート33、34と、ヘアピン35
と、ベンド36を具えている。
断面図、(B) は(A) のＢ矢に沿う矢視図である。プレー
トフィンチューブ形熱交換器30は相互に微小間隙を隔て
て配列された多数のプレートフィン31と、これらプレー
トフィン31を相互に所定の間隔を隔てて貫通する多数の
チューブ32と、エンドプレート33、34と、ヘアピン35
と、ベンド36を具えている。
【００１１】そして、この熱交換器30は図１(B) に示す
ように、その左側が右側より高くなるように水平に対し
若干傾斜せしめられ、かつ、チューブを曲げ加工するこ
とによってその上部が後流側に向かって貫流フアン４の
上部を覆うように弯曲せしめられている。これによっ
て、プレートフィン31は水平に対し若干傾斜し、これに
伴ってチューブ32は垂直に対し若干傾斜するとともにそ
の上部は後方に傾斜する。他の構成は図２に示す従来の
ものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付して
その説明を省略する。
ように、その左側が右側より高くなるように水平に対し
若干傾斜せしめられ、かつ、チューブを曲げ加工するこ
とによってその上部が後流側に向かって貫流フアン４の
上部を覆うように弯曲せしめられている。これによっ
て、プレートフィン31は水平に対し若干傾斜し、これに
伴ってチューブ32は垂直に対し若干傾斜するとともにそ
の上部は後方に傾斜する。他の構成は図２に示す従来の
ものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付して
その説明を省略する。
【００１２】しかして、この熱交換器30はプレートフィ
ン31、チューブ32、エンドプレート33、34、ヘアピン3
5、ベンド36等を組み立てた後、チューブ32を曲げ加工
することによって容易に、しかも、任意の位置で、か
つ、任意の曲率で曲げ加工することができる。
ン31、チューブ32、エンドプレート33、34、ヘアピン3
5、ベンド36等を組み立てた後、チューブ32を曲げ加工
することによって容易に、しかも、任意の位置で、か
つ、任意の曲率で曲げ加工することができる。
【００１３】また、プレートフィン31は水平に対し若干
傾斜するので、冷房運転時にプレートフィン31やチュー
ブ32の表面に結露したドレンはプレートフィン31を伝っ
てドレンパン８に滴下する。
傾斜するので、冷房運転時にプレートフィン31やチュー
ブ32の表面に結露したドレンはプレートフィン31を伝っ
てドレンパン８に滴下する。
【００１４】
【発明の効果】本発明においては、プレートフィンチュ
ーブ形熱交換器をそのチューブを曲げ加工することによ
って容易に、しかも、任意の位置で、かつ、任意の曲率
で弯曲することができるので、その曲げ加工の工数及び
コストを低減できる。
ーブ形熱交換器をそのチューブを曲げ加工することによ
って容易に、しかも、任意の位置で、かつ、任意の曲率
で弯曲することができるので、その曲げ加工の工数及び
コストを低減できる。
【００１５】また、プレートフィンチューブ形熱交換器
機の一側が他側より高くなるように水平に対し傾斜させ
ることによってプレートフィンを水平に対して若干傾斜
させたので、冷房運転時プレートフィンやチューブの表
面に結露したドレンをプレートフィンを伝ってドレンパ
ンに容易に滴下させることができる。
機の一側が他側より高くなるように水平に対し傾斜させ
ることによってプレートフィンを水平に対して若干傾斜
させたので、冷房運転時プレートフィンやチューブの表
面に結露したドレンをプレートフィンを伝ってドレンパ
ンに容易に滴下させることができる。
【図１】本発明の１実施例を示し、(A) は縦断面図、
(B) は(A) のＢ矢に沿う矢視図である。
(B) は(A) のＢ矢に沿う矢視図である。
【図２】従来の空気調和機の縦断面図である。
19 本体ケース 30 熱交換器 31 プレートフィン 32 チューブ ４ 貫流フアン ８ ドレンパン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 彰一 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁 目１番地 三菱重工業株式会社 エアコ ン製作所内 (56)参考文献 特開 昭54−55851（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−56957（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−67775（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−13028（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 1/00 391 F28F 17/00 501
Claims (1)
- 【請求項１】 本体ケースの内部に形成された通気路中
に,微少間隔を隔てて互いに平行するように配列された
多数のプレートフィンとこれらプレートフィンを相互に
所定の間隔を隔てて貫通する多数のチューブを具えたプ
レートフィンチューブ形熱交換器を吸込グリルに対向す
るように立設するとともにこの熱交換器の後方下部に水
平軸まわりに回転する貫流フアンを設置し、かつ、上記
熱交換器の下にドレンパンを配設してなる壁掛式空気調
和機において、上記チューブを曲げ加工することによって上記貫流フア
ンの上部を覆うように上記熱交換器の上部を弯曲させる
とともに 上記熱交換器をその一側が他側より高くなるよ
う傾斜して配置することによってそのプレートフィンを
水平に対して傾斜させると同時にそのチューブを垂直に
対して傾斜させたことを特徴とする壁掛式空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10809695A JP3285733B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 壁掛式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10809695A JP3285733B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 壁掛式空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285364A JPH08285364A (ja) | 1996-11-01 |
| JP3285733B2 true JP3285733B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=14475779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10809695A Expired - Fee Related JP3285733B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 壁掛式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3285733B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009103433A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-05-14 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機用室内ユニット |
| JP6471345B2 (ja) * | 2014-05-29 | 2019-02-20 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 熱交換器 |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP10809695A patent/JP3285733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08285364A (ja) | 1996-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020212 |
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