JP2001049838A - タイルユニット - Google Patents

タイルユニット

Info

Publication number
JP2001049838A
JP2001049838A JP22422599A JP22422599A JP2001049838A JP 2001049838 A JP2001049838 A JP 2001049838A JP 22422599 A JP22422599 A JP 22422599A JP 22422599 A JP22422599 A JP 22422599A JP 2001049838 A JP2001049838 A JP 2001049838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
tile unit
tiles
bonding resin
unit according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22422599A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ogasawara
和博 小笠原
Kenichi Yamazaki
健一 山崎
Nobukazu Sakakibara
信和 榊原
Eiji Kumagai
英次 熊谷
Nobuyoshi Suzuki
信義 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP22422599A priority Critical patent/JP2001049838A/ja
Publication of JP2001049838A publication Critical patent/JP2001049838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイルと連結用樹脂との付着力が高く、タイ
ルユニットを取り扱いし易いタイルユニットを提供す
る。 【解決手段】 タイル1は、側面の下部(裏側近傍)か
ら裏面の側面近傍にかけて細かな凹凸2を形成し、これ
によってタイルユニットにおける連結用樹脂32とタイ
ル1との付着力を高めたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は壁面等にタイルを効
率良く張付施工するために複数枚のタイルを一体化させ
たタイルユニットに係り、特に、複数枚のタイルが並列
され、隣接するタイル同士が連結用樹脂によって連結さ
れたタイルユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、該タイル10同士を連結用樹
脂32によって連結したタイルユニットの裏面の斜視
図、図14は図13のA−A線に沿う断面図である。連
結用樹脂32はタイル10の裏面と、タイル10の側辺
の裏近傍部36との双方に付着している。なお、この従
来例にあっては、タイル10は、裏面に複数の裏足12
と、これら裏足12同士の間の裏溝14とが形成されて
いる。ただし、これ以外の各種のタイルもタイルユニッ
トに用いられている。
【0003】タイルユニットを製造するには、図15の
通り、定盤30上の所定位置に連結用樹脂32を盛り付
け、真空チャック等によってチャックされたタイル34
の群を定盤30上に向って下降させ、連結用樹脂32で
タイル34同士をつなぐようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この連結用
樹脂のタイルへの付着力を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のタイ
ルが並列され、隣接するタイル同士が連結用樹脂によっ
て連結されたタイルユニットにおいて、該タイルへの連
結用樹脂の付着力を高める手段と備えたことを特徴とす
るものである。
【0006】この付着力を高める手段としては次のよう
なものが例示される。 (1)タイルの連結用樹脂の付着面に細かな凹凸を設け
る。 (2)タイルの側面に連結用樹脂が入り込む凹部を設け
る。 (3)タイルの裏面に、裏溝とは別に、該連結用樹脂が
入り込む凹部を設ける。 この凹部は、タイルの側面に臨んでいても良い。この凹
部は、タイルの1つの側面と、この側面に隣接したもう
1つの側面との双方に臨んでいてもよい。この凹部は略
U字形ないしコ字形に延在し、1つの側面に対し2箇所
で臨んでいてもよい。この凹部は側面に臨む部分が側面
から離隔した部分よりも狭幅となっていてもよい。 (4)連結用樹脂が入り込む、該タイルの裏面と側面と
の交叉角部を欠損させた形状の溝を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
を詳細に説明する。図1は第1の実施の形態に係るタイ
ルユニットのタイル1の端部の断面図である。図2はこ
のタイル1を用いたタイルユニットの断面図である。
【0008】このタイル1は、側面の下部(裏側近傍)
から裏面の側面近傍にかけて細かな凹凸2を形成し、こ
れによってタイルユニットにおける連結用樹脂32とタ
イル1との付着力を高めたものである。この凹凸2は、
表面粗さが中心線平均粗さで10〜1000μmとりわ
け100〜500μm程度となるようにするのが好まし
い。
【0009】図3は、タイル1aの側面と裏面との交叉
角度を面取り形状の斜面とし、この斜面に凹凸2を形成
したものであり、このタイル1aを用いたタイルユニッ
トにおいてもタイル1aと連結用樹脂32との付着力が
高いものとなる。
【0010】図4はタイルの側面に連結用樹脂32が入
り込む凹部を設けたタイル1A,1B,1Cのタイルの
断面図である。図4(a)のタイル1Aでは凹部3はア
リ状(入口が狭く奥が広がっている形状)の断面形状で
あり、図4(b)のタイル1Bでは凹部の断面は半円状
であり、図4(c)のタイル1Cでは凹部の断面は角穴
状である。
【0011】この凹部は、図5(a)のタイル1’の穴
3’の通り独立した小穴なるものであってもよく、図5
(b)のタイル1”の溝3”のようにタイルの辺方向に
延在する溝であってもよい。なお、小穴よりなる凹部を
複数個設けてもよい。溝の長さは図示のものよりも短く
てもよい。
【0012】図6はタイル1Cを用いたタイルユニット
の断面図である。図示の通り、連結用樹脂32が凹部3
B,3Cに入り込むことにより連結用樹脂32とタイル
1Cとの付着力が著しく高いものとなる。図示はしない
が、他のタイルの場合も同様である。
【0013】図7〜12はタイルの側面に臨む凹部を設
け、この凹部に連結用樹脂32を入り込ませるようにし
たタイルユニットのタイルを示すものであり、図7〜1
0は裏側からの斜視図、図11はタイル裏面図、図12
は図11のXII−XII線の斜視断面図である。
【0014】図7のタイル4では、方形の凹部5が設け
られ、図8(a)のタイル4Aでは台形の凹部5Aが設
けられ、図8(b)のタイル4Bでは鍵孔形の凹部5B
が設けられている。この凹部5A,5Bは、タイル側面
に臨む入口側が狭幅であり、連結用樹脂32とタイルと
の付着力が極めて高い。
【0015】図9,10のタイル6,6Aの凹部7,7
Aは溝よりなるものである。凹部7は1つの側面から出
発し当該側面に戻るU字形(コ字形であってもよい。)
の溝よりなる。図10の凹部7Aは1つの側面から出発
しそれに隣接する側面に入る略四分円弧状の溝である
が、これはL形の溝であってもよい。
【0016】図11では、タイル8の側面と裏面との交
叉角部を切り欠く溝よりなる凹部9が設けられている。
この凹部9に連結用樹脂32が入り込むことにより、連
結用樹脂のタイルへの付着力が高くなる。
【0017】上記実施の形態は本発明の一例であり、本
発明は上記以外の構成としてもよいことは明らかであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明のタイルユニット
は、タイルと連結用樹脂との付着力が高く、タイルユニ
ットを取り扱いし易い。また、施工現場での作業中にタ
イルユニットからタイルが脱落することがなく、タイル
張り作業効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの断面図である。
【図2】図1のタイルを用いたタイルユニットの断面図
である。
【図3】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの断面図である。
【図4】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの断面図である。
【図5】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの側面図である。
【図6】実施の形態に係るタイルユニットの断面図であ
る。
【図7】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの斜視図である。
【図8】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの斜視図である。
【図9】実施の形態に係るタイルユニットに用いられる
タイルの斜視図である。
【図10】実施の形態に係るタイルユニットに用いられ
るタイルの斜視図である。
【図11】実施の形態に係るタイルユニットに用いられ
るタイルの平面図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う断面図である。
【図13】従来のタイルユニットの斜視図である。
【図14】図13のタイルユニットのA−A線に沿う断
面図である。
【図15】タイルユニットの製造法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1a,4A,4B,6,6A,
8 タイル 2 凹凸 3,3A,3B,3C,5,5A,5B,7,7A 凹
部 32 連結用樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 信和 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 熊谷 英次 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鈴木 信義 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2E110 AB04 BA13 BC09 BC14 BD16 BD23 CC02 CC20 DA02 DA03 DC03 DC06 DD12 EA01 GA33W GA34W GB28W GB42Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のタイルが並列され、隣接するタ
    イル同士が連結用樹脂によって連結されたタイルユニッ
    トにおいて、 該タイルへの連結用樹脂の付着力を高める手段を備えた
    ことを特徴とするタイルユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記手段として、該
    タイルの連結用樹脂の付着面に細かな凹凸を設けたこと
    を特徴とするタイルユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記手段として、該
    タイルの側面に連結用樹脂が入り込む凹部を設けたこと
    を特徴とするタイルユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記手段として、該
    タイルの裏面に、裏溝とは別に、該連結用樹脂が入り込
    む凹部を設けたことを特徴とするタイルユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4において、該凹部はタイルの側
    面に臨んでいることを特徴とするタイルユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5において、該凹部はタイルの1
    つの側面と、この側面に隣接したもう1つの側面との双
    方に臨んでいることを特徴とするタイルユニット。
  7. 【請求項7】 請求項5において、該凹部は略U字形な
    いしコ字形に延在し、1つの側面に対し2箇所で臨んで
    いることを特徴とするタイルユニット。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれか1項におい
    て、該凹部は側面に臨む部分が側面から離隔した部分よ
    りも狭幅となっていることを特徴とするタイルユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記手段として、該
    連結用樹脂が入り込む、該タイルの裏面と側面との交叉
    角部を欠損させた形状の溝を備えたことを特徴とするタ
    イルユニット。
JP22422599A 1999-08-06 1999-08-06 タイルユニット Pending JP2001049838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22422599A JP2001049838A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 タイルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22422599A JP2001049838A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 タイルユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001049838A true JP2001049838A (ja) 2001-02-20

Family

ID=16810475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22422599A Pending JP2001049838A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 タイルユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001049838A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863768B2 (en) 1999-11-08 2005-03-08 Premark Rwp Holdings Inc. Water resistant edge of laminate flooring
JP2010065470A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Inax Corp 目地付きタイルユニット及び目地付きタイルユニットの製造方法
JP2011017138A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Inax Corp タイル連結シート及びタイルユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863768B2 (en) 1999-11-08 2005-03-08 Premark Rwp Holdings Inc. Water resistant edge of laminate flooring
JP2010065470A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Inax Corp 目地付きタイルユニット及び目地付きタイルユニットの製造方法
JP2011017138A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Inax Corp タイル連結シート及びタイルユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201226674A (en) Floor locking clamp strip and floor component having same
JP2001049838A (ja) タイルユニット
JP2006316533A (ja) 床材の接合構造
JP4295151B2 (ja) 型枠、タイルユニットの製造方法及びタイルユニットの施工方法
JPH0544440Y2 (ja)
JP2000096816A (ja) 左官鏝
JP2001049837A (ja) タイルユニット及びその製造方法
US20030196399A1 (en) Architectural construction assembly
JP3101882U (ja) 板材の連結構造
JPH0541146Y2 (ja)
JP3017099B2 (ja) タイル
JP4022135B2 (ja) 基礎気密スペーサ
JPH0744665Y2 (ja) ユニットタイル
CN215760164U (zh) 一种木板与石材拼接装饰板
JP2002097774A (ja) タイルユニット
KR200376797Y1 (ko) 축조블럭
JP2001027035A (ja) ユニット用タイル及びタイルユニット
JPH0751834B2 (ja) 表面化粧用石板
JP2001081940A (ja) タイルユニット
JP3464214B2 (ja) フローリング材とその敷設方法
JP2002339549A (ja) タイル状石材
JPH0618970Y2 (ja) 木質床材
JP2590634B2 (ja) 壁コンクリートの構築方法
JP2601910Y2 (ja) リブ付きパネル
JP3064617U (ja) 床下地材支持具