JP2001049590A - ロールの構造 - Google Patents

ロールの構造

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JP2001049590A JP11222074A JP22207499A JP2001049590A JP 2001049590 A JP2001049590 A JP 2001049590A JP 11222074 A JP11222074 A JP 11222074A JP 22207499 A JP22207499 A JP 22207499A JP 2001049590 A JP2001049590 A JP 2001049590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドクターブレードは抄紙機等のロールに当接
して用いられるが、ロールとの摩擦による摩耗が激し
い。本発明は、ドクターブレードの摩耗を抑制し、ドク
ターブレードの寿命を延ばすとともに、ドクターブレー
ドの交換による操業率の低下を防止しようとするもので
ある。 【解決手段】 ロールの回転方向から見て上流側に第1
の金属性のドクターブレードを用い、下流側にカーボン
又はカーボンを含む材質からなる第2のドクターブレー
ドを用いる。 【効果】 第2ドクターブレードがロールとの摩擦によ
り摩耗する過程で、ブレード先端からカーボンの粒子が
分離し、ロール表面の凹部を埋め、粗いロール表面を滑
らかにするので、第1ドクターブレードとの摩擦抵抗が
小さくなり、ドクターブレードの摩耗を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙等のシート類、
ウェブ、ボード類を製造する機械装置や、前記製造物の
塗工等の加工又は搬送する際に用いられるロールの構造
に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】ロールは、各種製造工場において、ワー
ク(加工物)に塗工を施したり、艶を付与したり、プレ
スしてワークの厚みを揃える等の用途に、広く用いられ
ている。また、ワークの加工以外にも、ワークの搬送に
も広く用いられる。例えば、製紙工場において紙を抄く
際に用いられるロールの例を以下に述べる。製紙工場で
紙を抄く場合、先ず、紙料のパルプ懸濁液をヘッドボッ
クスからほぼ水平に張られた状態で周回するエンドレス
のベルト状のメッシュ状のワイヤーの上に流し込む。
【0003】パルプの懸濁液中の水分の大部分はワイヤ
ー上を走行中に、自重によりメッシュの隙間から流出し
たり、フォイルやウェトサクションボックス、ワイヤー
サクションボックス等からの吸引により搾水される。搾
水されたパルプ懸濁液は、パルプ中の繊維どうしが絡み
合って、ある程度の形状保持力を有する湿紙になり、次
工程のプレスパートに送り込まれる。プレスパートで
は、前記湿紙をエンドレスで周回するフェルト上に載せ
られ、プレスロールにより加圧されると同時に更に水分
を吸引・搾水される。プレスパートを経たパルプのシー
トは、次のドライパートに送られ、加熱ロールにより乾
燥される。
【0004】図2は、製紙工場で一般に用いられている
抄紙機のプレスパートの一部分の断面説明図の一例であ
り、図1は図2の部分拡大図である。ワイヤーパートで
搾水された湿紙S(太線で表示)は、ピックアップロー
ルR1の吸引作用によって、周回するエンドレスの第1
フェルトF1に乗り移る。ピックアップロールR1は、
ロール面に多数の孔があけられ、ロール内部から吸引し
ているので、湿紙は、搾水されるとともに、第1フェル
トF1に吸い付けられて、第1フェルトF1とともに走
行する。
【0005】続いて、湿紙Sは、第1フェルトF1とと
もに、第1プレスロールP1とセンターロールR2との
ニップ部を通過する。このニップ部で、湿紙Sは、フェ
ルトF1を介して搾水され、続いて、第2プレスロール
P2とセンターロールR2とのニップ部で再び搾水され
る。第2プレスロールP2とセンターロールR2のニッ
プ部を通過した湿紙Sは、シート状の形状を保持するに
十分なまでに繊維どうしが絡み合っているが、まだ水分
を多量に含んでいるので、ロール離れが悪く、センター
ロールR2に貼り付いたままの状態である。それを第1
ドクターブレードD1により、ロールから離脱させると
ともに、次の工程に向けて送り出される。
【0006】ところで、センターロールR2に貼り付い
た状態の湿紙Sを次の工程に向けて送り込むには、湿紙
SをセンターロールR2から剥がさなければならない
が、そのため、センターロールR2には、図1に示すよ
うにドクターブレードが1本又は2本が当接され、湿紙
Sを強制的に剥がす。また、図示しないエアノズルから
エアを噴射し、湿紙をロールから剥がすのを支援する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上、一般の製紙工場
で用いられている抄紙機の構造の一部について述べた
が、ドクターブレードはロールに、通常200g/cm
〜600g/cmの線圧で当接されているので、摩耗が
激しく、頻繁に交換しなければならない。湿紙Sが正常
に流れているときは、湿紙Sは下流側から常時引っ張ら
れるているので、ドクターブレードの役割はそれほど大
きくないが、運転開始時の調整時や紙切れ等の異常事態
が発生したときは、上流側から繰り出される湿紙Sは、
ドクターブレードにより、センターロールR2から剥が
され、ドクターブレードの直下に落とし込まれ、回収さ
れてパルプに再生される。
【0008】ドクターブレードが摩耗してくると、湿紙
の剥ぎ取りが不完全になり、湿紙が塊となってプレスロ
ールとセンターロールのニップ部に食い込み、フェルト
を損傷させてしまう。従って、運転中、ドクターブレー
ドは、常時ロールに当接し、常に正常に働くよう、保守
しておかなければならない。上述のごとく、ドクターブ
レードにより湿紙を強制的にロールから剥がす必要があ
るので、ドクターブレードは強度の高い金属製のものが
多く用いられている。ところが、従来の金属製のドクタ
ーブレードは、摩耗が激しく、頻繁に交換しなければな
らないため、運転中、抄紙機を一時停止させなければな
らない。そのため、操業率が低下するという問題点があ
った。
【0009】以上、抄紙機のプレスパートにおいて、ロ
ールに貼り付いた湿紙を剥がすときに用いられる従来技
術によるドクターブレードの問題点を述べたが、同様の
問題は、紙以外のシート、ウェブを製造・加工する機器
においても見られる共通の問題点である。また、紙等の
シート、ウェブや平板のボード等に塗工を施したり、艶
を付与する他の機器においても、同様の問題点が存在す
る。塗工機や艶だし機等の機器に用いるロールは、ワー
クを加工する際に、ロールに付着した異物を除去し、ロ
ールの表面を常時平滑に保っておく必要があり、そのた
め、常時ロール表面にドクターブレードが当接されてい
る。更にまた、各種ワークの搬送用ロールにおいても、
異物が付着すると支障が生じるような搬送物を扱う場合
は、同様にドクターブレードが用いられる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、以下に述べ
る手段で、上記問題点を解決した。即ち、センターロー
ルR2に2本のドクターブレードD1,D2を当接さ
せ、前記2本のドクターブレードのうちセンターロール
R2の回転方向から見て、上流側に設置されているドク
ターブレードD1には従来と同じ金属製のものを用い、
下流側に当接されているドクターブレードD2には、カ
ーボン板とガラス繊維板を交互に積層、接着した積層板
からなるドクターブレードを用いたところ、金属製のド
クターブレードD1の摩耗が殆どなくなった。上記解決
手段は、抄紙機以外の機器においても、常時ロールにド
クターブレードを2枚以上当接している機器の場合に適
用できる。ドクターブレードとロールとの摩擦により、
ドクターブレードが摩耗することは、抄紙機の場合と同
様だからである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本件発明の実施例の説明
図である。ワイヤーパートで形成された湿紙Sは、ピッ
クアップロールR1のところで、第1フェルトF1によ
り吸い付けられ、フェルトとともに矢印方向に走行し、
第1プレスロールP1とセンターロールR2のニップ部
を通過する。この第1のニップ部出口では、第1フェル
トFよりもセンターロールR2の方が表面が平滑なの
で、湿紙Sは、第1フェルトF1から離脱し、センター
ロールR2に巻き付きながら、第2プレスロールP2と
センターロールR2の間の第2のニップ部に向けて走行
し、その第2のニップ部を通過する。
【0012】第2のニップ部出口でも、湿紙Sは、第2
フェルトF2から離脱し、下方に向けて落下する。運転
開始時等、所定の品質、坪量の湿紙が順調に流れ、第3
フェルトFに向けて通紙する準備が整うまでは、第2
のニップ部出口から出てくる湿紙Sは、第1ドクターブ
レードD1により、センターロールRから剥がされ、
直下に落とし込まれてパルプに再生される。第3フェル
トFに向けて通紙する準備が整うと、直下に落下して
いる湿紙Sの左右いずれか一方からナイフを入れ、小幅
のテール紙に裁断すると同時に、このテール紙がペーパ
ーロールR3を通過し、第3フェルトF3に載るよう
に、ほぼ水平方向にエアが噴射される。テール紙が第3
フェルトF3に通紙されれば、テール紙の幅を徐々に拡
げて湿紙Sの全幅を通紙させる。テール紙が通紙される
と湿紙Sは、前方から引っ張られるので、エアの噴射は
不要となる。従って、センターロールR2に貼り付いた
湿紙Sは、前方から引っ張られるとともに、ドクターブ
レードDにより、センターロールRから剥がされる
のである。
【0013】また、運転中に紙切れ等の事故が生じ、セ
ンターロールR2のところで、通紙をし直さなければな
らない場合も同様に、その準備が整うまでの間、第1,
第2フェルトから繰り出される湿紙Sは、第1ドクター
ブレードD1により、センターロールR2から剥がさ
れ、直下の湿紙回収装置に落とし込まれる。第1ドクタ
ーブレードD1により剥ぎ取れなかった湿紙Sの粕は、
更に第2ドクターブレードD2により除去される。この
ように、上記2本のドクターブレードは常時センターロ
ールR2に当接されている。ドクターブレードは1本が
単独で用いられる場合もあるが、上記ようにダブルで用
いる場合が多い。
【0014】第1ドクターブレードD1及び第2ドクタ
ーブレードD2の線圧は、高ければ高いほど、その剥ぎ
取り効果は大きいが、あまり高い線圧をかけるとドクタ
ーブレードやセンターロールR2の摩耗が激しいので、
通常は、それぞれ、200〜600g/cm程度であ
る。それでも、ドクターブレードを常時センターロール
に当接させておくため、ドクターブレードの摩耗が
激しく、頻繁に交換しなければならない。ドクターブレ
ードの摩耗を軽減するために、摩耗量の少ない硬質金属
のドクターブレードを用いると、今度はセンターロール
R2が摩耗し、その寿命を短くするという障害が発生す
るので、余り硬質のものを用いることができない。本発
明では、第1ドクターブレードD1に従来の金属製ドク
ターブレードを用い、第2ドクターブレードD2にカー
ボン板とガラス繊維板を交互に積層、接着した板からな
るドクターブレードを用いたところ、第1ドクターブレ
ードD1の摩耗が殆ど見られなくなり、寿命が大幅に延
びた。
【0015】ドクターブレードの寿命が延びた理由は、
以下の理由によるものと思料される。その理由を、図1
の部分拡大図である図3の模式図によって説明する。抄
紙機運転中、第1ドクターブレードD1は、湿紙Sをセ
ンターロールR2から剥ぎ取る役割を担っているので、
第2ドクターブレードD2よりも大きな線圧でセンター
ロールR2に当接されている。一方、第2ドクターブレ
ードD2は第1ドクターブレードD1で剥ぎ取れなかっ
た湿紙Sの粕を除去する役割なので、通常は第1ドクタ
ーブレードD1ほど大きな線圧で当接されていない。セ
ンターロールR2は、硬い金属製の第1ドクターブレー
ドD1が大きな線圧で当接した状態で高速回転している
から、ドクターブレードとの摩擦や、パルプに添加され
た顔料の粒子等との摩擦により徐々に摩耗する。センタ
ーロールR2のロール面は、一見したところ鏡面のごと
く見えるが、詳細に観察すれば、図3の模式図のよう
に、微細なクレーター状の凹部が無数に存在する。従っ
て、ドクターブレードは、いわば細かい目の回転砥石で
研磨されているような状態である。
【0016】カーボン又はカーボンを含む材質からなる
第2ドクターブレードD2は、微細なクレーター状の凹
部が無数に存在するセンターロールR2に当接され、し
かもセンターロールR2は高速で回転しているから、第
2ドクターブレードD2も当然摩耗していく。ところ
が、ブレードの先端がセンターロールR2との摩擦によ
り摩耗する過程で、ブレード先端からカーボンの微細な
粒子が分離し、センターロールR表面の凹部を埋める
ため、粗いロール表面を滑らかにし、これが潤滑油のよ
うな役割を果たし、ドクターブレードの摩耗を防止する
ものと思料される。
【0017】従って、本発明で用いるカーボン又はカー
ボンを含む材質からなるドクターブレードは、純粋のカ
ーボンのみからなるものに限らず、合成樹脂にカーボン
粒を添加させて成形したものや、カーボン繊維で補強し
た合成樹脂板からなるのもの、合成樹脂の繊維からなる
繊維板とカーボン板とを交互に積層して貼りあわせたも
の、ガラス繊維等の鉱物質繊維の板とカーボン板とを交
互に積層して貼りあわせたものなど、カーボン又はカー
ボンを含む材質からなるものであれば、いずれも同様の
効果を奏する。また、第2ドクターブレードD2は、第
1ドクターブレードD1により剥ぎ取れなかった湿紙S
の粕を除去するためのものであり、ロールに当接する圧
力も第1ドクターブレードD1よりも小さくてもよいか
ら、その形状は、必ずしもブレードの形状である必要は
なく、例えば、開き角度の大きい楔型等の他の形状で第
1ドクターブレードD1により剥ぎ取れなかった湿紙S
の粕を除去できるような形状であればよい。
【0018】以上、カーボン又はカーボンを含む材質か
らなるドクターブレードの適用例とその効果を抄紙機の
プレスパートのセンターロールR2について述べたが、
本発明は、抄紙機における他のプレスロールは勿論、紙
等のシート、ウェブや平板のボード等に塗工を施した
り、艶を付与する塗工機等他の機器や、更にまた各種ワ
ークの搬送用ロールにも応用できる。このように、本発
明は、紙等のシート類、紙以外のウェブ、ボード類など
製造、加工、搬送等の広い技術分野の機器に応用でき
る。また、ロールの材質については、ウェブや平板のボ
ード等に塗工する場合は、鋼鉄にクロムメッキを施した
金属ロールが多く用いられるが、塗工及び塗工以外の分
野を含めて、ストーンロール、合成ストーンロール、セ
ラミックロール等の金属ロール以外の材質からなるロー
ルの場合にも本発明を応用できる。
【0019】
【発明の効果】第2ドクターブレードD2にカーボン又
はカーボンを含む材質のドクターブレードを用いると、
ドクターブレードの先端がロールとの摩擦により摩耗す
る過程で、ブレード先端からカーボンの粒子が分離し、
ロール表面の凹部を埋め、粗いロール表面を滑らかにす
るので、金属製の第1ドクターブレードD1との摩擦抵
抗が小さくなり、ドクターブレードD1の摩耗を低減で
きるので、ドクターブレードの交換頻度を少なくし、操
業率の向上を図ることができる。
【0020】また、ドクターブレードD1とセンターロ
ールR2との摩擦により、ドクターブレードD1ばかり
でなく、センターロールRも摩耗するが、第2ドクタ
ーブレードにカーボン又はカーボンを含む材質のドクタ
ーブレードを用いることにより、ドクターブレードD1
との摩擦によるセンターロールRの寿命低下を防止す
ることができる。本発明は、紙の抄紙機に限らず、各種
ワークの塗工機やロールプレス機等、ダブルでドクター
ブレードを用いるロールに応用すれば、同様の効果を得
ることができることは、実際に試験を行わなくとも容易
に理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を説明するための抄紙機のプレスパー
トの断面説明図
【図2】 本発明を説明するための抄紙機のプレスパー
トの断面説明図
【図3】 図1の部分拡大図
【符号の説明】
第1ドクターブレード D 第2ドクターブレード F 第1フェルト F 第2フェルト F 第3フェルト P 第1プレスロール P 第2プレスロール R ピックアップロール R センターロール R ペーパーロール S 湿紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 保彦 山口県岩国市飯田町2丁目8番1号 日本 製紙株式会社岩国工場内 (72)発明者 山下 善史 山口県岩国市飯田町2丁目8番1号 日本 製紙株式会社岩国工場内 (72)発明者 中川 裕幸 山口県岩国市飯田町2丁目8番1号 日本 製紙株式会社岩国工場内 Fターム(参考) 2C034 CA04 CA07 4L055 CG23 FA30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙等のシート類、ウェブ、ボード類を製造
    する機械装置、前記製造物の塗工等の加工又は搬送する
    機械装置に用いられるロールの構造であって、ロールの
    回転方向から見て、上流側に金属性のドクターブレード
    を当接し、さらにその下流側にカーボン又はカーボンを
    含む材質からなるドクターブレードを当接することを特
    徴とするロール構造。
  2. 【請求項2】カーボンを含む材質からなるドクターブレ
    ードが、カーボン板とガラス繊維板を交互に積層、接着
    した板からなることを特徴とする請求項1に記載のロー
    ル構造。
  3. 【請求項3】カーボンを含む材質からなるドクターブレ
    ードが、カーボン粒を添加した合成樹脂板又はカーボン
    繊維で補強した合成樹脂板からなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のロール構造。
  4. 【請求項4】ロールが抄紙機のプレスパートのセンター
    ロール又はプレスロールであることを特徴とする請求項
    1〜請求項3に記載のロール構造。
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