JP2001048850A - ノルスタチン誘導体の製造法 - Google Patents

ノルスタチン誘導体の製造法

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JP2001048850A
JP2001048850A JP2000001706A JP2000001706A JP2001048850A JP 2001048850 A JP2001048850 A JP 2001048850A JP 2000001706 A JP2000001706 A JP 2000001706A JP 2000001706 A JP2000001706 A JP 2000001706A JP 2001048850 A JP2001048850 A JP 2001048850A
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Akio Fujii
章雄 藤井
Masanobu Sugawara
昌信 菅原
Kenji Inoue
健二 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 β−アミノ−α−ヒドロキシ酸誘導体、特に
光学活性なスレオフェニルノルスタチン誘導体の、工業
的実施に適した製造法を開発する。 【解決手段】 γ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘導
体をハロゲン化剤で処理することによりγ−アミノ−α
−ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体とし、これを酸と
アルコールで処理することによりβ−アミノ−α−ケト
エステル誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体を
得、これを還元してβ−アミノ−α−ヒドロキシ酸誘導
体を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品や農薬の中
間体として有用なβ−アミノ−α−ヒドロキシ酸誘導
体、特には光学活性なスレオフェニルノルスタチン誘導
体の製法、及び、その中間体として有用なβ−アミノ−
α−ケトエステル誘導体あるいはγ−アミノ−α−ハロ
−β−ケトスルホキシド誘導体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学活性なスレオフェニルノルス
タチン誘導体の製造法としては、 (一)フェニルアラニンから誘導されるN−保護アルデ
ヒド誘導体をシリルシアニドとの反応によりシリルシア
ノ化した後、加水分解する方法(特開平2−28144
号公報) (二)フェニルアラニンから誘導されるN−保護アルデ
ヒド誘導体を相間移動触媒と無水酢酸の存在下、シアノ
化する方法(特開平2−56547号公報) (三)フェニルアラニンから誘導されるN−保護アルデ
ヒド誘導体をシアノ化することによりシアノヒドリン誘
導体に変換した後、アミンの存在下で異性化晶析する方
法(特開平9−27834号公報) (四)Nフタル保護フェニルアラニンを酸クロライドと
した後、シリルシアニドとの反応によりシアノケトンと
し、更にケトエステルに変換後、水素化ホウ素亜鉛等で
還元する方法(EP−553343) (五)光学活性3,4−ブテンジオールを利用し、アジ
リジン誘導体、オキサゾリドン誘導体を経由して多段階
でフェニルノルスタチン誘導体に変換する方法[Bio
org.Med.Chem.Lett(1995)、5
(24)、2959] (六)N−保護α−アミノアセトフェノン誘導体をグリ
オキシル酸と反応させた後、分割、晶析、接触還元する
方法(特開昭55−79353号公報)等が挙げられ
る。
【0003】しかしながら(一)から(四)の方法は、
いずれも毒性が高く、取り扱いに注意を要するシアノ化
剤を用いる必要が有り、また(五)の方法は、多段階の
工程と高価な試薬を必要とし、更に(六)の方法は、4
種の異性体混合物から必要な光学活性なスレオ型異性体
を取得するのに煩雑な工程を必要とする。以上の様に、
いずれの方法も光学活性なスレオノルスタチン誘導体の
工業的製法としては解決すべき課題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑み、毒性の強いシアノ化剤や高価な試薬及び煩雑な操
作を必要としない、工業的に実施可能な、光学活性スレ
オフェニルノルスタチン誘導体の製造法を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記に鑑
み、容易に入手可能な光学活性アミノ酸エステル誘導
体、特には光学活性フェニルアラニン誘導体を原料に用
いて、効率的に光学活性スレオノルスタチン誘導体、特
には光学活性スレオフェニルノルスタチン誘導体を製造
する方法について鋭意検討した結果、アミノ酸エステル
誘導体、特には光学活性フェニルアラニンエステルを用
いて、β−アミノ−α−ヒドロキシ酸誘導体、特には光
学活性スレオフェニルノルスタチン誘導体及びその中間
体を効率的に製造する方法を見出した。すなわち、本発
明は、下記式(1)
【0006】
【化26】
【0007】(式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若
しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換若し
くは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜30の置換
若しくは無置換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1
〜10の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜
20の置換若しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数
6〜20の置換若しくは無置換のアリール基を表す。P
1 、P2 は、同一又は異なって、置換又は無置換のベン
ジル基を表す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスル
ホキシド誘導体、または下記式(6)
【0008】
【化27】
【0009】(式中、R1 、R2 、P1 、P2 は上記に
同じ。Mはアルカリ金属又はハロゲン化アルカリ土類金
属を表す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキ
シド誘導体金属塩をハロゲン化剤で処理することによ
り、下記式(2)
【0010】
【化28】
【0011】(式中、R1 、R2 、P1 、P2 は上記に
同じ。Xはハロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミ
ノ−α−ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体を製造し、
これを酸及び下記式(3) R3 OH (3) (式中、R3 は、炭素数1〜10の置換若しくは無置換
のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若しくは無置
換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコールで処
理することにより、下記式(4)
【0012】
【化29】
【0013】(式中、R1 、P1 、P2 は上記に同じ。
4 は、上記式(3)のR3 に対応する、炭素数1〜1
0の置換若しくは無置換のアルキル基、又は炭素数7〜
20の置換若しくは無置換のアラルキル基を表すか、あ
るいは、水素原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α
−ケトエステル誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導
体を製造し、これを還元した後、必要により、エステル
分解及び/又はアミノ基の脱保護を行うことからなる、
下記式(5)
【0014】
【化30】
【0015】(式中、R1 、R4 は上記に同じ。Q1
は、上記式(1)のP1 に対応する置換若しくは無置換
のベンジル基、又は水素原子を表す。Q2 は、上記式
(1)のP 2 に対応する置換若しくは無置換のベンジル
基、又は水素原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α
−ヒドロキシ酸誘導体の製造法である。
【0016】また、本発明は、上記式(1)で表される
γ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘導体又は上記式
(6)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘
導体金属塩をハロゲン化剤で処理することにより、上記
式(2)で表されるγ−アミノ−α−ハロ−β−ケトス
ルホキシド誘導体を製造し、これを酸及び上記式(3)
で表されるアルコールで処理することからなる、上記式
(4)で表されるβ−アミノ−α−ケトエステル誘導体
又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体の製造法でもある。
【0017】また、本発明は、上記式(1)で表される
γ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘導体又は上記式
(6)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘
導体金属塩をハロゲン化剤で処理することからなる、上
記式(2)で表されるγ−アミノ−α−ハロ−β−ケト
スルホキシド誘導体の製造法でもある。更に本発明は、
上記式(2)で表される化合物でもある。以下に本発明
を詳述する。
【0018】
【発明の実施の形態】上記式(1)で表されるγ−アミ
ノ−β−ケトスルホキシド誘導体において、R 1 は、炭
素数1〜20の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素
数7〜30の置換若しくは無置換のアラルキル基、又は
炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリール基を表
す。
【0019】上記炭素数1〜20の置換若しくは無置換
のアルキル基としては特に限定されず、例えば、メチル
基、エチル基、イソプロピル基、イソブチル基、t−ブ
チル基、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル
基、メルカプトメチル基、メチルチオメチル基等を挙げ
ることができる。
【0020】上記炭素数7〜30の置換若しくは無置換
のアラルキル基としては特に限定されず、例えば、ベン
ジル基、p−ヒドロキシベンジル基、p−メトキシベン
ジル基、p−クロロベンジル基、フェニルチオメチル
基、α−フェネチル基等を挙げることができる。
【0021】上記炭素数6〜30の置換若しくは無置換
のアリール基としては特に限定されず、例えば、フェニ
ル基、p−ヒドロキシフェニル基、p−メトキシフェニ
ル基等を挙げることができる。
【0022】上記R1 は、一般的なα−アミノ酸の側
鎖、又は、一般的なα−アミノ酸を加工して得られたα
−アミノ酸誘導体の側鎖であり、炭素数1〜20の置換
若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換若
しくは無置換のアラルキル基又は炭素数6〜30の置換
若しくは無置換のアリール基であれば特に限定されるも
のではないが、好ましくはベンジル基である。
【0023】上記式(1)で表されるγ−アミノ−β−
ケトスルホキシド誘導体において、R 2 は、メチル基、
エチル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基等
の炭素数1〜10の置換若しくは無置換のアルキル基、
ベンジル基、p−メトキシベンジル基、β−フェネチル
基等の炭素数7〜20の置換若しくは無置換のアラルキ
ル基、又は、フェニル基、p−メトキシフェニル基等の
炭素数6〜20の置換若しくは無置換のアリール基を表
す。好ましくはメチル基である。
【0024】P1 、P2 は、アミノ基を保護する置換基
であり、同一又は異なって、ベンジル基、p−メトキシ
ベンジル基等の置換又は無置換のベンジル基を表す。好
ましくはベンジル基である。
【0025】上記式(6)で表されるγ−アミノ−β−
ケトスルホキシド誘導体金属塩において、R1 、R2
1 、P2 は上記式(1)で定義したものと同様であ
る。Mは、アルカリ金属又はハロゲン化アルカリ土類金
属を表し、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、
カリウム、クロロマグネシウム、ブロモマグネシウム等
が挙げられる。
【0026】上記式(2)で表されるγ−アミノ−α−
ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体において、R1 、R
2 、P1 、P2 は、上記式(1)で定義したものと同様
である。Xは、塩素、臭素、よう素、フッ素等のハロゲ
ン原子を表す。好ましくは、塩素原子又は臭素原子であ
り、より好ましくは、塩素原子である。
【0027】上記式(3)で表されるアルコールにおい
て、R3 は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基等の炭素数
1〜10の置換若しくは無置換のアルキル基、又は、ベ
ンジル基、p−メトキシベンジル基等の炭素数7〜20
の置換若しくは無置換のアラルキル基を表す。好ましく
はメチル基又はエチル基である。
【0028】上記式(3)で表されるアルコールとし
て、具体的には、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、ベ
ンジルアルコール等が挙げられる。好ましくは、メチル
アルコール、エチルアルコールである。
【0029】上記式(4)で表されるβ−アミノ−α−
ケトエステル誘導体において、R1 、P1 、P2 は上記
式(2)において定義したものと同様である。R4 は、
上記式(3)において定義されたR3 と同一の基を表す
か又は水素原子を表す。好ましくはR3 である。
【0030】上記式(5)で表されるβ−アミノ−α−
ヒドロキシ酸誘導体において、R1 、R4 は上記式
(2)及び(4)において定義したものと同様である。
1 は、上記式(1)において定義されたP1 と同一の
基を表すか又は水素原子を表す。Q 2 は、上記式(1)
において定義されたP2 と同一の基を表すか又は水素原
子を表す。
【0031】本発明は、式(1)で表されるγ−アミノ
−β−ケトスルホキシド誘導体又は式(6)で表される
γ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘導体金属塩を出発
化合物として用いる。式(1)で表される化合物の製造
について説明する。上記式(1)で表されるγ−アミノ
−β−ケトスルホキシド誘導体は、例えば、下記式
(7)
【0032】
【化31】
【0033】(式中、R1 、P1 、P2 は上記式(1)
と同じ。R5 は炭素数1〜10の置換若しくは無置換の
アルキル基、炭素数7〜20の置換若しくは無置換のア
ラルキル基、又は炭素数6〜20の置換若しくは無置換
のアリール基を表す。)で表されるα−アミノ酸エステ
ル誘導体を、下記式(8) R2 S(=O)CH2 -+ (8) (式中、R2 は、上記式(2)と同じ。Mは、アルカリ
金属又はハロゲン化アルカリ土類金属を表す。)で表さ
れるスルホキシド金属塩と、例えば、特開平8−259
519号公報に記載の方法や、特開平8−259519
号公報記載の方法に準じた方法等によって反応させるこ
とにより製造できる。
【0034】上記式(7)で表されるα−アミノ酸エス
テル誘導体において、R1 は、式(1)におけるR1
同様である。R5 としては、例えばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、ベンジル基等が挙げられる。好ましくは
ベンジル基、メチル基、エチル基である。
【0035】上記式(8)で表されるスルホキシド金属
塩において、Mは、アルカリ金属又はハロゲン化アルカ
リ土類金属を表し、例えば、ナトリウム、カリウム、リ
チウム、カリウム、クロロマグネシウム、ブロモマグネ
シウム等が挙げられる。
【0036】上記式(8)で表されるスルホキシド金属
塩は、例えば、ジメチルスルホキシド、メチルフェニル
スルホキシド等のスルホキシド化合物と、塩基の反応に
より調製する。これは、予め調製して反応に用いても良
いし、反応系中で発生させながら反応に用いて良い。塩
基としては、ナトリウムハイドライド、ナトリムアミ
ド、ナトリウムt−ブトキシド、ナトリムエトキシド、
ナトリウムメトキシド、カリウムハイドライド、カリウ
ムアミド、カリウムt−ブトキシド、リチウムハイドラ
イド、リチウムアミド、n−ブチルリチウム、リチウム
ジイソプロピルアミド、ブロモマグネシウムジイソプロ
ピルアミド、クロロマグネシウムジイソプロピルアミ
ド、t−ブチルマグネシウムクロライド、t−ブチルマ
グネシウムブロマイド、マグネシウムエトキシド等を挙
げることができる。
【0037】スルホキシド金属塩の調製に用いる溶媒と
しては、例えば、テトラヒドロフラン、t−ブチルメチ
ルエーテル、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエ
タン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロ
リドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、トルエ
ン、ベンゼン等を挙げることができ、ジメチルスルホキ
シド等のスルホキシドを溶媒として用いてもよいし、上
記溶媒と混合して用いてもよい。
【0038】スルホキシド金属塩の調製、及び上記式
(7)で表されるアミノ酸エステル誘導体との反応条件
は、塩基の種類によっても異なるが、例えば上記溶媒
中、例えば−50℃〜90℃で、スルホキシドを上記塩
基で処理し、例えば30分〜5時間程度攪拌してスルホ
キシド金属塩を調製した後、式(7)で表されるN−保
護α−アミノ酸エステル誘導体を反応させることができ
る。
【0039】反応後の後処理は、例えば、上記反応溶液
中に希塩酸、塩化アンモニウム等の酸性水溶液を加える
か、上記反応溶液を酸性溶液に加えた後、通常の抽出、
洗浄、濃縮等の操作によって行うことができる。生成し
てくるジアステレオマー混合物は、カラムクロマトグラ
フィー等により分離、精製してもよいし、そのまま本発
明に用いることもできる。
【0040】次に、上記式(1)で表されるγ−アミノ
−β−ケトスルホキシド誘導体を、ハロゲン化剤と反応
させて上記式(2)で表されるγ−アミノ−α−ハロ−
β−ケトスルホキシド誘導体を製造する工程について説
明する。
【0041】ハロゲン化剤としては、ハロゲン化能力が
有るものであれば特に限定されないが、例えば、スルフ
リルクロライド(塩化スルフリル)、N−クロロコハク
酸イミド(NCS)、N−ブロモコハク酸イミド(NB
S)、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、臭素、塩素、ヘキサクロロアセトン、塩化鉄等が挙
げられる。経済性、反応性等の観点から、好ましくはス
ルフリルクロライド、N−ブロモコハク酸イミド(NB
S)、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、臭素である。更に好ましくはN−ブロモコハク酸イ
ミド(NBS)、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチル
ヒダントインである。
【0042】ハロゲン化剤の当量は、ハロゲン化剤の種
類、及びハロゲン化剤1モルあたりのハロゲン化能力等
によって決定される。例えばスルフリルクロライド、N
−ブロモコハク酸イミドの場合、上記式(1)で表され
る化合物に対して、好ましくは0.5〜20モル当量、
更に好ましくは0.5〜5モル当量用いることができ
る。
【0043】反応溶媒としては、例えば、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、トルエン、ベンゼン、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
t−ブチルジメチルエーテル、N,N−ジメチルホルム
アミド、N−メチルピロリドン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルアルコール、エチルアルコール等が挙
げられる。
【0044】ハロゲン化反応は、例えば上記溶媒中、上
記式(1)で表される化合物を、好ましくは−78〜8
0℃で、ハロゲン化剤で処理し、好ましくは5分〜20
時間程度、攪拌することにより行うことができる。
【0045】次に、式(6)で表されるγ−アミノ−β
−ケトスルホキシド誘導体金属塩の製造について説明す
る。該化合物は、式(1)で表されるγ−アミノ−β−
ケトスルホキシド誘導体を予め塩基で処理することによ
り、調製することができる。塩基としては、ナトリウム
ハイドライド、ナトリムアミド、ナトリウムt−ブトキ
シド、ナトリムエトキシド、ナトリウムメトキシド、カ
リウムハイドライド、カリウムアミド、カリウムt−ブ
トキシド、リチウムハイドライド、リチウムアミド、n
−ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド、ブ
ロモマグネシウムジイソプロピルアミド、クロロマグネ
シウムジイソプロピルアミド、t−ブチルマグネシウム
クロライド、t−ブチルマグネシウムブロマイド、マグ
ネシウムエトキシド等を挙げることができる。調製され
た式(6)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシ
ド誘導体金属塩は、反応液のままハロゲン化反応に用い
られるのが好ましい。
【0046】また、式(6)で表されるγ−アミノ−β
−ケトスルホキシド誘導体金属塩は、式(7)で表され
るα−アミノ酸エステル誘導体を、式(8)で表される
スルホキシド金属塩と、上記に示した様な方法で反応さ
せることによって調製できる。式(1)で表されるγ−
アミノ−β−ケトスルホキシド誘導体を取得するために
は、式(7)の化合物と式(8)の化合物の反応液に酸
水溶液等を加えて加水分解を行うが、それを行わずに、
式(6)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシド
誘導体金属塩として、次の工程であるハロゲン化反応に
用いることができる。
【0047】式(6)で表されるγ−アミノ−β−ケト
スルホキシド誘導体金属塩を、ハロゲン化剤と反応させ
て上記式(2)で表されるγ−アミノ−α−ハロ−β−
ケトスルホキシド誘導体を製造する工程の方法について
は、式(1)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキ
シド誘導体と同様であるが、ハロゲン化剤として好まし
くはN−ブロモコハク酸イミド(NBS)、1,3−ジ
ブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン、臭素、更に好
ましくはN−ブロモコハク酸イミド(NBS)を用いる
ことにより、高い選択性でγ−アミノ−α−モノハロ−
β−ケトスルホキシド誘導体を製造できる。
【0048】ハロゲン化反応の後処理は、例えば炭酸水
素ナトリウム水溶液等を反応液に加えて中和した後、通
常の抽出、洗浄、濃縮等の操作により行うことができ、
カラムクロマトグラフィー等の一般的な分離精製法で、
上記式(2)で表されるγ−アミノ−α−ハロ−β−ケ
トスルホキシド誘導体を分離することができるが、この
段階で分離、精製を行わずに粗生成物を次の工程に使用
することや、ハロゲン化反応の反応液をそのまま次の工
程に使用することも可能である。
【0049】なお、この反応で得られる上記式(2)の
γ−アミノ−α−ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体
は、新規の化合物である。この反応では、上記式(1)
の化合物として光学活性なものを用いた場合、光学純度
を低下させずに、光学活性な上記式(2)の化合物を好
適に得ることができる。
【0050】次に、上記式(2)で表されるγ−アミノ
−α−ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体を酸及び上記
式(3)で表されるアルコールで処理することにより、
上記式(4)で表されるβ−アミノ−α−ケトエステル
誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体を製造する工
程について説明する。
【0051】本反応は、例えば、上記式(2)で表され
るγ−アミノ−α−ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体
を、上記式(3)で表されるアルコール中、酸で処理す
るか、若しくは上記式(3)で表されるアルコールの存
在下、溶媒中で酸処理することによって行うことができ
る。
【0052】酸としては、例えば、塩酸、硫酸、p−ト
ルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、メタンスル
ホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタン
スルホン酸等を挙げることができ、また、Nafion
−H等の酸性イオン交換樹脂を使うこともできる。
【0053】溶媒としては、例えば、ジクロロメタン、
クロロホルム、トルエン、ベンゼン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−
ブチルジメチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、アセトン、メチルエチルケ
トン等を挙げることができる。
【0054】反応は、例えば、上記式(2)で表される
γ−アミノ−α−ハロ−β−ケトスルホキシド誘導体
を、上記式(3)で表されるアルコール及び酸、並び
に、必要に応じてアルコール以外の溶媒の存在下で、好
ましくは−70〜100℃で、好ましくは10分〜20
時間、更に好ましくは30分〜10時間処理することに
より行うことができる。本反応では主としてβ−アミノ
−α−ケトエステル誘導体が得られる。
【0055】前工程の反応液を、そのまま本工程に使用
する場合、例えば、ハロゲン化反応液を、上記方法に準
じて処理することにより、反応を行うことができる。な
お、上記式(1)の化合物として光学活性なものを用い
た場合、光学純度を低下させることなく、光学活性な上
記式(4)の化合物を好適に得ることができる。
【0056】次に、上記式(4)で表されるβ−アミノ
−α−ケトエステル誘導体を還元することにより、上記
式(5)で表されるβ−アミノ−α−ヒドロキシエステ
ル誘導体においてQ1 =P1 、Q2 =P2 、R4 =R3
である化合物を製造する工程について説明する。
【0057】還元方法としては、特に限定されないが、
例えば、水素化ほう素ナトリウム、水素化ホウ素リチウ
ム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素亜鉛、水素化
ジイソブチルアルミニウム等の金属水素化物を用いた還
元方法、ジフェニルシラン、ジエチルシラン、トリメト
キシシラン、トリクロロシラン等のシラン還元剤を用い
た還元方法、アルミニウムトリイソプロポキシド、アル
ミニウムセカンダリーブトキシド等を用いたMPV型還
元、Pd、Pt、Rh、Ru等の金属触媒を用いた接触
還元等が挙げられる。好ましくは金属水素化物を用いた
還元方法である。これらの還元方法で用いられる反応条
件としては、当業者に公知の条件を適用することができ
る。
【0058】上記式(4)で表されるβ−アミノ−α−
ケトエステル誘導体の還元により生成する、上記式
(5)で表されるβ−アミノ−α−ヒドロキシエステル
誘導体においてQ1 =P1 、Q2 =P2 、R4 =R3
ある化合物には、スレオ型及びエリスロ型の異性体が存
在し、上記式(4)のR1 や還元方法によって、これら
の異性体生成比は変化する。好ましくはこの還元反応は
立体選択的に行うものであり、式(5)で表される化合
物はスレオ異性体である。具体的には例えば、水素化ホ
ウ素ナトリウム等を還元剤として用いて還元することに
より、スレオ型異性体を高い選択性で得ることができ
る。
【0059】上記式(5)で表されるβ−アミノ−α−
ヒドロキシエステル誘導体においてQ 1 =P1 、Q2
2 、R4 =R3 である化合物に対して、必要により、
エステル分解及びアミノ基の脱保護を行うことにより、
上記式(5)で表される化合物においてQ1 、Q2 、R
4 がいずれも水素原子である化合物を製造することがで
きる。また、エステル分解のみを行って式(5)におい
てQ1 =P1 、Q2 =P 2 、R4 =Hである化合物を得
ることもできるし、アミノ基の脱保護のみを行ってQ1
=H、Q2 =H、R4 =R3 である化合物を得ることも
できる。なお、式(4)で表される化合物としてβ−ア
ミノ−α−ケト酸誘導体を用いる場合には、エステル分
解を行わずとも、式(5)においてQ1 =P1 、Q2
2 、R4=Hである化合物を得ることができ、アミノ
基の脱保護のみを行って式(5)においてQ1 、Q2
4 がいずれも水素原子である化合物を製造することが
できる。
【0060】エステル分解とアミノ基の脱保護の両方を
行う場合には、同一の反応(例えば後に挙げる接触還元
法)によって同時に行ってもよいし、別の反応によって
別個に行ってもよい。別個に行う場合には、エステル分
解を行った後にアミノ基の脱保護を行ってもよいし、ア
ミノ基の脱保護を行った後にエステル分解を行ってもよ
い。
【0061】上記エステル分解法としては特に限定され
ず、当業者に公知の方法を利用することができる。具体
的には、例えば、通常の酸、塩基を用いる加水分解反応
を利用することができ、ベンジルエステルを分解する場
合は、通常の接触還元反応を利用することもできる。
【0062】上記アミノ基の脱保護法としては特に限定
されず、当業者に公知の方法を利用することができる。
具体的には、例えば、ベンジル基の水素化分解に通常用
いられる接触還元反応を利用することができる。この場
合の金属触媒としては、例えば、通常N,N−ジベンジ
ル基の脱保護に用いられるパラジウム、白金、ニッケル
等を用いることができる。
【0063】本発明の製造方法では、上記式(1)の化
合物として光学活性なものを用いた場合、光学純度を低
下させることなく、光学活性な上記式(5)の化合物を
好適に得ることができる。特に光学活性なスレオ誘導体
を得ることが好ましい。
【0064】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるもの
ではない。
【0065】実施例1 (3S)−3−N,N−ジベン
ジルアミノ−2−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエス
テルの製造 (3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−メチル
スルフィニル−2−オキソ−4−フェニルブタン(ジア
ステレオマー比60:40、光学純度はそれぞれ95%
ee、92%ee、405mg、1.0mmol)の塩
化メチレン(2mL)溶液を−78℃に冷却し塩化スル
フリル(0.08mL、1.0mL)を滴下した。30
分間撹拌した後メタノール(2mL)と濃塩酸0.1m
Lを加え40℃に加熱し5時間かくはんをした。室温に
戻した後、炭酸水素ナトリウム水溶液、酢酸エチルを加
え抽出した。有機層を水、飽和食塩水で抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、ろ過、濃縮した。シリカゲルク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=15:1)
で精製し(3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2
−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエステルを淡黄色油
状物として130mg得た。収率33%。このものの光
学純度は光学活性カラムを用いるHPLC分析により8
3%eeであった。1 H−NMR(400MHz、CDCl3 )δ 2.9
4(dd,J=4.4,13.7Hz,1H)、3.1
5(dd、J=8.8,13.7Hz,1H),3.5
8(d,J=13.5Hz,2H),3.70(s,3
H),3.78(d,J=13.5Hz,2H),4.
29(dd,J=4.4,8.8Hz,1H)7.14
−7.33(m,15H)。 HPLC条件 カラム:DAICEL CHIRALCEL OD(2
50mm×4.6mm) 移動相:ヘキサン/2−プロパノール=99/1 流速:0.8ml/min 温度:30℃ 保持時間:20.8min(S)、24.1min
(R)
【0066】実施例2 (3R)−3−N,N−ジベン
ジルアミノ−2−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエス
テルの製造 (3R)−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−メチル
スルフィニル−2−オキソ−4−フェニルブタン(ジア
ステレオマー比55:45、光学純度はそれぞれ97%
ee、98%ee、405mg、1.0mmol)の塩
化メチレン(2mL)溶液を−78℃に冷却し塩化スル
フリル(0.08mL、1.0mL)を滴下した。30
分間撹拌した後メタノール(2mL)と濃塩酸0.1m
Lを加え40℃に加熱し3時間かくはんをした。室温に
戻した後、炭酸水素ナトリウム水溶液、酢酸エチルを加
え抽出した。有機層を水、飽和食塩水で抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、ろ過、濃縮した。シリカゲルク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=15:1)
で精製し(3R)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2
−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエステルを96mg
得た。収率25%。このものの1 H−NMRは実施例1
で得たものと一致した。光学純度は光学活性カラムを用
いるHPLC分析により93%eeであった。
【0067】実施例3 (3S)−1−クロロ−3−
N,N−ジベンジルアミノ−1−メチルスルフィニル−
2−オキソ−4−フェニルブタンの製造 (3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−メチル
スルフィニル−2−オキソ−4−フェニルブタン(ジア
ステレオマー比60:40、光学純度はそれぞれ95%
ee、92%ee、405mg、1.0mmol)の塩
化メチレン(2mL)溶液を−78℃に冷却し塩化スル
フリル(0.08mL、1.0mmol)を滴下した。
5分後炭酸水素ナトリウム水溶液を加え室温にした後に
酢酸エチルで抽出、水、飽和食塩水で洗浄した後無水硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。シリカゲルクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)により精製
し(3S)−1−クロロ−3−N,N−ジベンジルアミ
ノ−1−メチルスルフィニル−2−オキソ−4−フェニ
ルブタンのジアステレオマー混合物を黄色油状物として
290mg得た。収率66%。1 H−NMR(400MHz、CDCl3 )δ 1.7
5 (s、2.1H)、. 1.85(S,0.9H),
3.03−3.24(m,2H),3.51−3.61
(m,2H)3.80−4.10(m,3H),5.6
4(s,0.7H),5.84(s、0.3H),7.
11−7.42(m,15H)
【0068】実施例4 (3S)−3−N,N−ジベン
ジルアミノ−2−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエス
テルの製造 (3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−メチル
スルフィニル−2−オキソ−4−フェニルブタン(ジア
ステレオマー比60:40、光学純度はそれぞれ95%
ee、92%ee、620mg、1.53mmol)の
塩化メチレン(3mL)溶液を−78℃に冷却し塩化ス
ルフリル(0.12mL、1.53mmol)を滴下し
た。5分後炭酸水素ナトリウム水溶液を加え室温にした
後に酢酸エチルで抽出、水、飽和食塩水で洗浄した後無
水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮して(3S)−1−クロ
ロ−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−メチルスルフ
ィニル−2−オキソ−4−フェニルブタンのジアステレ
オマー混合物を得た。これを精製することなくメタノー
ル(5mL)に溶解し、濃塩酸 0.1mLを加え6時
間還流した。室温に冷却後炭酸水素ナトリウム水溶液を
加え中和し、濃縮した後酢酸エチル、水を加え抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥、ろ過後濃縮しシリカゲルクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)により精製して
(3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2−オキソ
−4−フェニル酪酸メチルエステルを 160mg得
た。収率27%。このものの1 H−NMRスペクトルは
実施例1で得られたものと一致した。光学純度は光学活
性カラムを用いるHPLC分析により90%eeであっ
た。
【0069】実施例5 (2R、3S)−3−N,N−
ジベンジルアミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸
メチルエステルの製造 (3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2−オキソ
−4−フェニル酪酸メチルエステル(79mg、0.2
0mmol)のメタノール溶液(2mL)を0℃に冷却
し水素化ホウ素ナトリウム(11mg、0.30mmo
l)を加えた。1時間後希塩酸を加えて反応を停止し
た。酢酸エチルを加え抽出し、水、飽和食塩水で洗浄、
無水硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後濃縮し薄層クロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)により精
製し(2R、3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−
2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸メチルエステルを無
色油状物として63mg得た。収率82%。1 H−NMR(400MHz、CDCl3 )δ 3.0
9−3.23(m,3H),3.40(s,3H),
3.45(d,13.2Hz,2H),4.00(d,
J=3.9Hz,1H),4.12(d,J=13.2
Hz,2H),7.20−7.33(m,15H)
【0070】実施例6 (3S)−3−N,N−ジベン
ジルアミノ−2−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエス
テルの製造 水素化ナトリウム0.5g(60%、12.5mmo
l)をDMSO5.3mL(75mmol)、テトラヒ
ドロフラン5mLに懸濁し2時間60℃に加熱した。こ
の溶液を0℃に冷却し、N,N−ジベンジル−フェニル
アラニンベンジルエステル(2.29g、化学純度89
%、4.7mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)
を滴下した。1時間後、N−ブロモコハク酸イミド1.
1g(6mmol)のテトラヒドロフラン溶液(10m
L)を滴下しさらに1時間反応させた。反応溶液を1N
塩酸20mLに加え酢酸エチル50mLで3回抽出し有
機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水、各
50mLで洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過、濃
縮し(3S)−1−ブロモ−3−N,N−ジベンジルア
ミノ−1−メチルスルフィニル−2−オキソ−4−フェ
ニルブタンの粗生成物を得た。メタノール20mL、濃
塩酸0.1mLを加え70℃で3時間反応を行い室温に
冷却後炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し濃縮しメタノ
ールを留去した。酢酸エチル50mL、水50mLを加
え分層した後水層を酢酸エチル50mLで抽出、有機層
を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮
した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し
1.11gの(3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ
−2−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエステルを得
た。収率61%。このものの1H−NMRは実施例1で
得たものと一致した。
【0071】実施例7 (2R、3S)−3−N,N−
ジベンジルアミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸
メチルエステルの製造 水素化ホウ素ナトリウム(566mg、14.9mmo
l)のメタノール溶液を0℃に冷却し(3S)−3−
N,N−ジベンジルアミノ−2−オキソ−4−フェニル
酪酸メチルエステル(3.87g、10.0mmol)
のメタノール溶液(30mL)を35分かけて滴下しさ
らに3時間かくはんした。1N塩酸30mLを加えて反
応を停止しメタノールを減圧留去し、酢酸エチルを加え
抽出、有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウム
で乾燥、ろ過後濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)により精製し(2
R、3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2−ヒド
ロキシ−4−フェニル酪酸メチルエステルを無色油状物
として2.8g得た。収率74%。このものの1 H−N
MRは実施例5で得たものと一致した。光学純度は97
%。
【0072】実施例8 (2R、3S)−3−N,N−
ジベンジルアミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸
の製造 (2R、3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2−
ヒドロキシ−4−フェニル酪酸メチルエステル2.85
g(7.3mmol)をメタノール70mLに溶解し、
水40mL、1N水酸化ナトリウム水溶液19mLを加
え室温で48時間かくはんした。1N塩酸を加え、pH
を2にした後メタノールを減圧留去した。酢酸エチル5
0mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧留去した。得られた
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=1:1)で精製し(2R、3S)−3−
N,N−ジベンジルアミノ−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニル酪酸を白色固体として2.3g得た。収率82%1 H−NMR(400MHz、CDCl3 )δ 3.0
4(dd,J=3.4、13.7Hz、1H),3.2
3(dd,J=9.7、13.7Hz,1H),3.3
7(ddd,J=2.6,3.4、9.7Hz,1
H)、3.65(d,J=13.2Hz,1H),3.
93(d,J=2.6Hz,1H)4.45(d,J=
13.2Hz,2H),7.20−7.33(m,15
H)
【0073】実施例9 (2R、3S)−3−アミノ−
2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸の製造 (2R、3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−2−
ヒドロキシ−4−フェニル酪酸2.05g(5.5mm
ol)をメタノール25mLに溶解し反応容器内をアル
ゴン置換した後Pd(OH)2 −C、500mgを加え
た。反応系を水素ガスで置換し、水素雰囲気下室温で9
時間反応させた。反応後セライトを用いてろ過し、1N
塩酸で洗浄し減圧濃縮することにより(2R、3S)−
3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸を塩酸
塩として得た。この塩酸塩を水に溶解し、イオン交換樹
脂(50wx4、100cc)を充填して水で洗浄した
カラムに流した。流出液のpHが約5になったところで
10%アンモニア水を流し得られたフラクションを濃縮
し(2R、3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−
フェニル酪酸を白色結晶として981mg得た。収率9
2%。得られた結晶を水100mLに溶解し、アセトン
を徐々に加え5℃に冷却することにより413mgの白
色結晶を得た。母液を濃縮し上と同様の操作を繰り返す
ことにより328mgの結晶を得た。光学純度99%e
e以上、化学純度99.6%1 H−NMR(400MHz、D2 O)δ 2.95
(dd,J=8.8,14.2Hz,1H)、3.16
(dd、J=6.8,14.2Hz,1H),3.79
(dd、J=6.8,8.8Hz,1H),7.36−
7.46(m,5H)。 HPLC条件 カラム:Cosmosil 5C8(4.6mm×25
0mm) 移動相:バッファー/メタノール=9/1 バッファー:KH2 PO4 −H3 PO4 (pH=2.
5) 流速:0.5ml/min UV:210nm 温度:30℃ 保持時間:25.7min(2R、3S)、16.8m
in(2S、3S) カラム:DAICEL CRAWNPAK CR(4.
6mm×150mm)×2 移動相:HClO4 (pH=1)/メタノール=9/1 流速:0.4ml/min UV:210nm 温度:5℃ 保持時間:54.8min(2R、3S)、61.4m
in(2S、3R)
【0074】実施例10 (3S)−3−N,N−ジベ
ンジルアミノ−2−オキソ−4−フェニル酪酸メチルエ
ステルの製造 (3S)−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−メチル
スルフィニル−2−オキソ−4−フェニルブタン(81
0mg、2.0mmol)のテトラヒドロフラン(8m
L)溶液を0℃に冷却し水素化ナトリウム80mg(6
0%、2mmol)を加え1時間かくはんした後N−ブ
ロモコハク酸イミド370mg(2.1mmol、1.
05等量)のテトラヒドロフラン溶液(4mL)を滴下
した。1時間後濃塩酸1mL、メタノール20mLを加
え60℃に加熱し10時間反応を行った。炭酸水素ナト
リウム水溶液で中和し、メタノール、テトラヒドロフラ
ンを減圧下留去したのち酢酸エチル20mLで3回抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで
乾燥、ろ過後濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=15:1)で精製し(3S)
−3−N,N−ジベンジルアミノ−2−オキソ−4−フ
ェニル酪酸メチルエステルを淡黄色油状物として315
mg得た。収率41%。このものの1 H−NMRは実施
例1で得たものと一致した。
【0075】参考例 (3S)−3−N,N−ジベンジ
ルアミノ−1−メチルスルフィニル−2−オキソ−4−
フェニルブタンの製造 水素化ナトリウム6.5g(60%、163.2mmo
l)をジメチルスルホキシド70mLに懸濁し60分7
0℃に加熱した。この溶液にテトラヒドロフラン70m
Lを加え0℃に冷却し、N,N−ジベンジル−(L)−
フェニルアラニンベンジルエステル(24.0g、5
5.1mmol)のテトラヒドロフラン溶液(50m
L)を滴下した。40分反応させた後10%クエン酸2
00mLおよび酢酸エチル200mLを加え抽出した。
有機層を飽和食塩水100mLで洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥、ろ過、濃縮した後シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1〜1:
1)で精製し淡黄色固体として19.4g得た。収率8
7%。得られた化合物のジアステレオマー比は1 H−N
MRより6:4であった。1 H−NMR(400MHz、CDCl3 )δ 2.2
4(s、1.8H)、2.34(s、1.2H)、2.
96(dd,J=3.4,13.2Hz,1H),3.
12−3.19(m,1H),3.54−3.76
(m,4H),3.84(d,J=13.7Hz,2
H),3.98−4.09(m,1H),7.10−
7.38(m,15H)
【0076】
【発明の効果】本発明は、上述の構成からなるので、フ
ェニルアラニン等のα−アミノ酸から、β−アミノ酸−
α−ヒドロキシ酸誘導体、特にスレオフェニルノルスタ
チン誘導体を工業的に有利に製造することができ、α−
アミノ酸として光学活性なものを用いた場合には、光学
活性なスレオフェニルノルスタチン誘導体を得ることが
可能である。

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘
    導体をハロゲン化剤で処理することにより、下記式
    (2) 【化2】 (式中、R1 、R2 、P1 、P2 は前記に同じ。Xはハ
    ロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミノ−α−ハロ
    −β−ケトスルホキシド誘導体を製造し、これを酸及び
    下記式(3) R3 OH (3) (式中、R3 は、炭素数1〜10の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若しくは無置
    換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコールで処
    理することにより、下記式(4) 【化3】 (式中、R1 、P1 、P2 は前記に同じ。R4 は、前記
    式(3)のR3 に対応する、炭素数1〜10の置換若し
    くは無置換のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基を表すか、あるいは、水素
    原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α−ケトエステ
    ル誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体を製造し、
    これを還元した後、必要により、エステル分解及び/又
    はアミノ基の脱保護を行うことを特徴とする、下記式
    (5) 【化4】 (式中、R1 、R4 は前記に同じ。Q1 は、前記式
    (1)のP1 に対応する置換若しくは無置換のベンジル
    基、又は水素原子を表す。Q2 は、前記式(1)のP 2
    に対応する置換若しくは無置換のベンジル基、又は水素
    原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α−ヒドロキシ
    酸誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 下記式(6) 【化5】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。Mはアルカリ金属又はハロゲン化アルカリ土類金属
    を表す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシ
    ド誘導体金属塩をハロゲン化剤で処理することにより、
    下記式(2) 【化6】 (式中、R1 、R2 、P1 、P2 は前記に同じ。Xはハ
    ロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミノ−α−ハロ
    −β−ケトスルホキシド誘導体を製造し、これを酸及び
    下記式(3) R3 OH (3) (式中、R3 は、炭素数1〜10の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若しくは無置
    換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコールで処
    理することにより、下記式(4) 【化7】 (式中、R1 、P1 、P2 は前記に同じ。R4 は、前記
    式(3)のR3 に対応する、炭素数1〜10の置換若し
    くは無置換のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基を表すか、あるいは、水素
    原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α−ケトエステ
    ル誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体を製造し、
    これを還元した後、必要により、エステル分解及び/又
    はアミノ基の脱保護を行うことを特徴とする、下記式
    (5) 【化8】 (式中、R1 、R4 は前記に同じ。Q1 は、前記式
    (1)のP1 に対応する置換若しくは無置換のベンジル
    基、又は水素原子を表す。Q2 は、前記式(1)のP 2
    に対応する置換若しくは無置換のベンジル基、又は水素
    原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α−ヒドロキシ
    酸誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】 式(6)で表されるγ−アミノ−β−ケ
    トスルホキシド誘導体金属塩が、下記式(7) 【化9】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R5 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表されるα−アミノ酸エステル誘導体と、下記
    式(8) R2 S(=O)CH2 -+ (8) (式中、R2 は炭素数1〜10の置換若しくは無置換の
    アルキル基、炭素数7〜20の置換若しくは無置換のア
    ラルキル基、又は炭素数6〜20の置換若しくは無置換
    のアリール基を表す。Mは、アルカリ金属又はハロゲン
    化アルカリ土類金属を表す。)で表されるスルホキシド
    金属塩との反応により調製されるものである請求項2記
    載の製造法。
  4. 【請求項4】 式(6)で表される化合物は、下記式
    (1) 【化10】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表される化合物を予め塩基で処理することによ
    り得られたものである請求項2記載の製造法。
  5. 【請求項5】 R1 、P1 、P2 がべンジル基である請
    求項1、2、3又は4記載の製造法。
  6. 【請求項6】 R2 がメチル基である請求項1、2、
    3、4又は5記載の製造法。
  7. 【請求項7】 ハロゲン化剤がスルフリルクロライドで
    あり、Xが塩素原子である請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の製造法。
  8. 【請求項8】 ハロゲン化剤がN−ブロモコハク酸イミ
    ド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン
    又は臭素であり、Xが臭素原子である請求項1、2、
    3、4、5又は6記載の製造法。
  9. 【請求項9】 ハロゲン化剤がN−ブロモコハク酸イミ
    ドである請求項8記載の製造法。
  10. 【請求項10】 R3 がメチル基又はエチル基である請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の製造
    法。
  11. 【請求項11】 R4 がR3 である請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9又は10記載の製造法。
  12. 【請求項12】 式(4)で表され、R4 がR3 である
    β−アミノ−α−ケトエステル誘導体の還元を金属水素
    化物を用いて行う請求項11記載の製造法。
  13. 【請求項13】 式(1)で表される化合物として光学
    活性なものを用い、式(5)で表される化合物として光
    学活性なものを得る請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11又は12記載の製造法。
  14. 【請求項14】 還元は、立体選択的に行うものであ
    り、式(5)で表される化合物は、スレオ異性体である
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12又は13記載の製造法。
  15. 【請求項15】 下記式(1) 【化11】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘
    導体をハロゲン化剤で処理することにより、下記式
    (2) 【化12】 (式中、R1 、R2 、P1 、P2 は前記に同じ。Xはハ
    ロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミノ−α−ハロ
    −β−ケトスルホキシド誘導体を製造し、これを酸及び
    下記式(3) R3 OH (3) (式中、R3 は、炭素数1〜10の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若しくは無置
    換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコールで処
    理することを特徴とする、下記式(4) 【化13】 (式中、R1 、P1 、P2 は前記に同じ。R4 は、前記
    式(3)のR3 に対応する、炭素数1〜10の置換若し
    くは無置換のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基を表すか、あるいは、水素
    原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α−ケトエステ
    ル誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体の製造法。
  16. 【請求項16】 下記式(6) 【化14】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。Mはアルカリ金属又はハロゲン化アルカリ土類金属
    を表す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシ
    ド誘導体をハロゲン化剤で処理することにより、下記式
    (2) 【化15】 (式中、R1 、R2 、P1 、P2 は前記に同じ。Xはハ
    ロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミノ−α−ハロ
    −β−ケトスルホキシド誘導体を製造し、これを酸及び
    下記式(3) R3 OH (3) (式中、R3 は、炭素数1〜10の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若しくは無置
    換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコールで処
    理することを特徴とする、下記式(4) 【化16】 (式中、R1 、P1 、P2 は前記に同じ。R4 は、前記
    式(3)のR3 に対応する、炭素数1〜10の置換若し
    くは無置換のアルキル基、又は炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基を表すか、あるいは、水素
    原子を表す。)で表されるβ−アミノ−α−ケトエステ
    ル誘導体又はβ−アミノ−α−ケト酸誘導体の製造法。
  17. 【請求項17】 式(6)で表されるγ−アミノ−β−
    ケトスルホキシド誘導体金属塩が、下記式(7) 【化17】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R5 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表されるα−アミノ酸エステル誘導体と、下記
    式(8) R2 S(=O)CH2 -+ (8) (式中、R2 は炭素数1〜10の置換若しくは無置換の
    アルキル基、炭素数7〜20の置換若しくは無置換のア
    ラルキル基、又は炭素数6〜20の置換若しくは無置換
    のアリール基を表す。Mは、アルカリ金属又はハロゲン
    化アルカリ土類金属を表す。)で表されるスルホキシド
    金属塩との反応により調製されるものである請求項16
    の製造法。
  18. 【請求項18】 式(6)で表される化合物は、下記式
    (1) 【化18】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表される化合物を予め塩基で処理することによ
    り得られたものである請求項16記載の製造法。
  19. 【請求項19】 R1 、P1 、P2 がべンジル基である
    請求項15、16、17又は18記載の製造法。
  20. 【請求項20】 R2 がメチル基である請求項15、1
    6、17、18又は19記載の製造法。
  21. 【請求項21】 ハロゲン化剤がスルフリルクロライド
    であり、Xが塩素原子である請求項15、16、17、
    18、19又は20記載の製造法。
  22. 【請求項22】 ハロゲン化剤がN−ブロモコハク酸イ
    ミド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイ
    ン又は臭素であり、Xが臭素原子である請求項15、1
    6、17、18、19又は20記載の製造法。
  23. 【請求項23】 ハロゲン化剤がN−ブロモコハク酸イ
    ミドである請求項22記載の製造法。
  24. 【請求項24】 R3 がメチル基又はエチル基である請
    求項15、16、17、18、19、20、21、22
    又は23記載の製造法。
  25. 【請求項25】 R4 がR3 である請求項15、16、
    17、18、19、20、21、22、23又は24記
    載の製造法。
  26. 【請求項26】 式(1)で表される化合物として光学
    活性なものを用い、式(4)で表される化合物として光
    学活性なものを得る請求項15、16、17、18、1
    9、20、21、22、23、24又は25記載の製造
    法。
  27. 【請求項27】 下記式(1) 【化19】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシド誘
    導体をハロゲン化剤で処理することを特徴とする、下記
    式(2) 【化20】 (式中、R1 、R2 、P1 、P2 は前記に同じ。Xはハ
    ロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミノ−α−ハロ
    −β−ケトスルホキシド誘導体の製造法。
  28. 【請求項28】 下記式(6) 【化21】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。Mはアルカリ金属又はハロゲン化アルカリ土類金属
    を表す。)で表されるγ−アミノ−β−ケトスルホキシ
    ド誘導体金属塩をハロゲン化剤で処理することを特徴と
    する、下記式(2) 【化22】 (式中、R1 、R2 、P1 、P2 は前記に同じ。Xはハ
    ロゲン原子を表す。)で表されるγ−アミノ−α−ハロ
    −β−ケトスルホキシド誘導体の製造法。
  29. 【請求項29】 式(6)で表されるγ−アミノ−β−
    ケトスルホキシド誘導体金属塩が、下記式(7) 【化23】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R5 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表されるα−アミノ酸エステル誘導体と、下記
    式(8) R2 S(=O)CH2 -+ (8) (式中、R2 は炭素数1〜10の置換若しくは無置換の
    アルキル基、炭素数7〜20の置換若しくは無置換のア
    ラルキル基、又は炭素数6〜20の置換若しくは無置換
    のアリール基を表す。Mは、アルカリ金属又はハロゲン
    化アルカリ土類金属を表す。)で表されるスルホキシド
    金属塩との反応により調製されるものである請求項28
    の製造法。
  30. 【請求項30】 式(6)で表される化合物は、下記式
    (1) 【化24】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。)で表される化合物を予め塩基で処理することによ
    り得られたものである請求項28記載の製造法。
  31. 【請求項31】 R1 、P1 、P2 がべンジル基である
    請求項27、28、29又は30記載の製造法。
  32. 【請求項32】 R2 がメチル基である請求項27、2
    8、29、30又は31記載の製造法。
  33. 【請求項33】 ハロゲン化剤がスルフリルクロライド
    であり、Xが塩素原子である請求項27、28、29、
    30、31又は32記載の製造法。
  34. 【請求項34】 ハロゲン化剤がN−ブロモコハク酸イ
    ミド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイ
    ン又は臭素であり、Xが臭素原子である請求項27、2
    8、29、30、31又は32記載の製造法。
  35. 【請求項35】 ハロゲン化剤がN−ブロモコハク酸イ
    ミドである請求項34記載の製造法。
  36. 【請求項36】 下記式(2) 【化25】 (式中、R1 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換の
    アラルキル基、又は炭素数6〜30の置換若しくは無置
    換のアリール基を表し、R2 は、炭素数1〜10の置換
    若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜20の置換若
    しくは無置換のアラルキル基、又は炭素数6〜20の置
    換若しくは無置換のアリール基を表す。P1 、P2 は、
    同一又は異なって、置換又は無置換のベンジル基を表
    す。Xはハロゲン原子を表す。)で表される化合物。
  37. 【請求項37】 R1 、P1 、P2 がベンジル基であ
    り、R2 がメチル基であり、Xが塩素原子又は臭素原子
    である請求項36記載の化合物。
  38. 【請求項38】 光学活性な請求項36又は37記載の
    化合物。
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