JP2001048203A - 容器用キャップ - Google Patents
容器用キャップInfo
- Publication number
- JP2001048203A JP2001048203A JP11220480A JP22048099A JP2001048203A JP 2001048203 A JP2001048203 A JP 2001048203A JP 11220480 A JP11220480 A JP 11220480A JP 22048099 A JP22048099 A JP 22048099A JP 2001048203 A JP2001048203 A JP 2001048203A
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- Japan
- Prior art keywords
- upper lid
- cap body
- container
- cap
- drain
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャップ本体と上蓋とからなる容器用キャッ
プにおいて、キャップ本体に入った水を上蓋の中に通す
ことなく水抜きすること。 【解決手段】 容器用キャップ20において、キャップ
本体21の外筒25の天板23寄りに水抜き孔を28を
設け、上蓋31の外面に上記水抜き孔28に続く水抜き
誘導路34を設け、この水抜き誘導路34を上蓋31の
容器倒立時の接地面35に向けて延在してなるもの。
プにおいて、キャップ本体に入った水を上蓋の中に通す
ことなく水抜きすること。 【解決手段】 容器用キャップ20において、キャップ
本体21の外筒25の天板23寄りに水抜き孔を28を
設け、上蓋31の外面に上記水抜き孔28に続く水抜き
誘導路34を設け、この水抜き誘導路34を上蓋31の
容器倒立時の接地面35に向けて延在してなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器用キャップに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】キャップ本体と上蓋とからなる容器用キ
ャップで、不使用時に、容器を倒立させた状態でも、キ
ャップ本体内に水が溜まることのないものとして、キャ
ップ本体に水抜き孔を設けるとともに、上蓋にも上記水
抜き孔と連通して該上蓋の内外に貫通する空隙を設けた
もの(実開平6-18263 )がある。
ャップで、不使用時に、容器を倒立させた状態でも、キ
ャップ本体内に水が溜まることのないものとして、キャ
ップ本体に水抜き孔を設けるとともに、上蓋にも上記水
抜き孔と連通して該上蓋の内外に貫通する空隙を設けた
もの(実開平6-18263 )がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、上記倒立
時に、容器本体の外面を伝わってキャップ本体内に流入
した水滴を、キャップ本体に設けてある水抜き孔から一
旦上蓋内に流入させ、この水を上蓋に設けた空隙から外
部に流出させようとするものである。このため、外水滴
が必ず上蓋の中を通り、上蓋の内面と、上蓋により被わ
れるキャップ本体の天面が外水滴の通過、残留により汚
損(かび発生等)される虞がある。上蓋の内面やキャッ
プ本体の天面は上蓋の開き時に使用者の手や目に触れる
部分であり、この部分の衛生の向上が望まれる。
時に、容器本体の外面を伝わってキャップ本体内に流入
した水滴を、キャップ本体に設けてある水抜き孔から一
旦上蓋内に流入させ、この水を上蓋に設けた空隙から外
部に流出させようとするものである。このため、外水滴
が必ず上蓋の中を通り、上蓋の内面と、上蓋により被わ
れるキャップ本体の天面が外水滴の通過、残留により汚
損(かび発生等)される虞がある。上蓋の内面やキャッ
プ本体の天面は上蓋の開き時に使用者の手や目に触れる
部分であり、この部分の衛生の向上が望まれる。
【0004】本発明の課題は、キャップ本体と上蓋とか
らなる容器用キャップにおいて、キャップ本体に入った
水を上蓋の中に通すことなく水抜きすることにある。
らなる容器用キャップにおいて、キャップ本体に入った
水を上蓋の中に通すことなく水抜きすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、キャップ本体と上蓋とからなり、キャップ本体は、
注出口を備える天板と、容器本体の開口部に密栓される
内筒と、内筒を囲んで容器本体の外面に被着される外筒
とを有し、上蓋はキャップ本体の注出口を開閉可能に、
キャップ本体に被着されてなり、 キャップ本体の外筒
の天板寄りに水抜き孔を設け、上蓋の外面に上記水抜き
孔に続く水抜き誘導路を設け、この水抜き誘導路を上蓋
の容器倒立時の接地面に向けて延在してなるようにした
ものである。
は、キャップ本体と上蓋とからなり、キャップ本体は、
注出口を備える天板と、容器本体の開口部に密栓される
内筒と、内筒を囲んで容器本体の外面に被着される外筒
とを有し、上蓋はキャップ本体の注出口を開閉可能に、
キャップ本体に被着されてなり、 キャップ本体の外筒
の天板寄りに水抜き孔を設け、上蓋の外面に上記水抜き
孔に続く水抜き誘導路を設け、この水抜き誘導路を上蓋
の容器倒立時の接地面に向けて延在してなるようにした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)(図1、図2) シャンプー液等を収容する容器10は、図1に示す如
く、容器本体11にキャップ20を取付けてなり、キャ
ップ20は有天筒状のキャップ本体21と上蓋31とか
らなる。
く、容器本体11にキャップ20を取付けてなり、キャ
ップ20は有天筒状のキャップ本体21と上蓋31とか
らなる。
【0007】キャップ本体21は、図2に示す如く、注
出口22を備える天板23と、容器本体11の開口部1
2に係着、螺着等により密栓される内筒24と、内筒2
4を囲んで容器本体11の外面に被着される外筒25と
を有する。外筒25の端部は容器本体11の肩部13に
当接もしくは隙間を介して配置される。尚、キャップ本
体21は、容器本体11の開口部12の内周面に密嵌す
る環状シール部26を内筒24の内側に備えている。
出口22を備える天板23と、容器本体11の開口部1
2に係着、螺着等により密栓される内筒24と、内筒2
4を囲んで容器本体11の外面に被着される外筒25と
を有する。外筒25の端部は容器本体11の肩部13に
当接もしくは隙間を介して配置される。尚、キャップ本
体21は、容器本体11の開口部12の内周面に密嵌す
る環状シール部26を内筒24の内側に備えている。
【0008】上蓋31は、図2に示す如く、キャップ本
体21の注出口22を閉塞する閉塞部32を備え、ヒン
ジ41と、その左右両側の反転ヒンジ42、42を介し
てキャップ本体21に開閉自在に結合され、キャップ本
体21に被着される。尚、上蓋31は、キャップ本体2
1の天板23の外縁に設けられる係止部27に係脱でき
る係止部33を備え、閉塞状態を保持可能としている。
体21の注出口22を閉塞する閉塞部32を備え、ヒン
ジ41と、その左右両側の反転ヒンジ42、42を介し
てキャップ本体21に開閉自在に結合され、キャップ本
体21に被着される。尚、上蓋31は、キャップ本体2
1の天板23の外縁に設けられる係止部27に係脱でき
る係止部33を備え、閉塞状態を保持可能としている。
【0009】然るに、キャップ20にあっては、キャッ
プ本体21の外筒25の天板23寄りで、左右の反転ヒ
ンジ42の裏側に対応する位置に水抜き孔28を貫通形
成し、上蓋31の外面で左右の反転ヒンジ42の外側に
上記水抜き孔28に続く溝状の水抜き誘導路34を設け
ている。尚、キャップ本体21の外筒25の外側には、
水抜き孔28を水抜き誘導路34につなぐ短い溝状の水
抜き誘導路28Aを設けてある。上蓋31の水抜き誘導
路34は、容器10の倒立時に、浴室床面等に接地され
る上蓋31の接地面(上面)35にまで延在されてい
る。
プ本体21の外筒25の天板23寄りで、左右の反転ヒ
ンジ42の裏側に対応する位置に水抜き孔28を貫通形
成し、上蓋31の外面で左右の反転ヒンジ42の外側に
上記水抜き孔28に続く溝状の水抜き誘導路34を設け
ている。尚、キャップ本体21の外筒25の外側には、
水抜き孔28を水抜き誘導路34につなぐ短い溝状の水
抜き誘導路28Aを設けてある。上蓋31の水抜き誘導
路34は、容器10の倒立時に、浴室床面等に接地され
る上蓋31の接地面(上面)35にまで延在されてい
る。
【0010】本実施形態によれば、以下の作用がある。 容器10の倒立時に、容器本体11の外面を伝わっ
て、容器本体11とキャップ本体21の外筒25との間
の隙間から該外筒25の中に流入した水は、外筒25の
天板23寄りの水抜き孔28から外筒25の外に出て、
この水抜き孔28に続く上蓋31の外面の水抜き誘導路
34から上蓋31の接地面35に流下し、水抜きされ
る。このとき、水抜き誘導路34は、水の通り道として
機能し、外筒25の水抜き孔28の開口に達した水を外
筒25の外にスムースに引き出すように作用する。
て、容器本体11とキャップ本体21の外筒25との間
の隙間から該外筒25の中に流入した水は、外筒25の
天板23寄りの水抜き孔28から外筒25の外に出て、
この水抜き孔28に続く上蓋31の外面の水抜き誘導路
34から上蓋31の接地面35に流下し、水抜きされ
る。このとき、水抜き誘導路34は、水の通り道として
機能し、外筒25の水抜き孔28の開口に達した水を外
筒25の外にスムースに引き出すように作用する。
【0011】容器10を倒立状態から正立する使用時
に、キャップ本体21の外筒25と容器本体11の外面
の隙間から水が流れ落ちることがなく、容器10を持つ
手等を汚さない。
に、キャップ本体21の外筒25と容器本体11の外面
の隙間から水が流れ落ちることがなく、容器10を持つ
手等を汚さない。
【0012】上述でキャップ本体21の外筒25の
中に入った水は、上蓋31の中を通ることなく水抜きさ
れるから、上蓋31の内面やキャップ本体21の天面が
外水の通過や残留によって汚損されることなく、この部
分の衛生を保持できる。
中に入った水は、上蓋31の中を通ることなく水抜きさ
れるから、上蓋31の内面やキャップ本体21の天面が
外水の通過や残留によって汚損されることなく、この部
分の衛生を保持できる。
【0013】(第2実施形態)(図3) 第2実施形態は、キャップ本体21の外筒25に設ける
水抜き孔28、水抜き誘導路28Aを外筒25のヒンジ
41が設けられない側部に配置し、上蓋31の水抜き誘
導路34をそれらの水抜き孔28、水抜き誘導路28A
に対応配置したことにある。
水抜き孔28、水抜き誘導路28Aを外筒25のヒンジ
41が設けられない側部に配置し、上蓋31の水抜き誘
導路34をそれらの水抜き孔28、水抜き誘導路28A
に対応配置したことにある。
【0014】尚、上蓋の外面に設けられる水抜き誘導路
は、上蓋の容器倒立時の接地面にまで達することを必須
とせず、その接地面に向けて設けられるものであれば、
上蓋の上下方向の中間部で止まるものであっても良い。
は、上蓋の容器倒立時の接地面にまで達することを必須
とせず、その接地面に向けて設けられるものであれば、
上蓋の上下方向の中間部で止まるものであっても良い。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャップ
本体と上蓋とからなる容器用キャップにおいて、キャッ
プ本体に入った水を上蓋の中に通すことなく水抜きする
ことができる。
本体と上蓋とからなる容器用キャップにおいて、キャッ
プ本体に入った水を上蓋の中に通すことなく水抜きする
ことができる。
【図1】図1は第1実施形態の容器を示す模式図であ
る。
る。
【図2】図2は図1のII−II 線に沿う断面図である。
【図3】図3は第2実施形態の容器用キャップを示す模
式図である。
式図である。
10 容器 11 容器本体 12 開口部 20 キャップ 21 キャップ本体 22 注出口 23 天板 24 内筒 25 外筒 28 水抜き孔 31 上蓋 34 水抜き誘導路 35 接地面
Claims (2)
- 【請求項1】 キャップ本体と上蓋とからなり、 キャップ本体は、注出口を備える天板と、容器本体の開
口部に密栓される内筒と、内筒を囲んで容器本体の外面
に被着される外筒とを有し、 上蓋はキャップ本体の注出口を開閉可能に、キャップ本
体に被着されてなり、 キャップ本体の外筒の天板寄りに水抜き孔を設け、上蓋
の外面に上記水抜き孔に続く水抜き誘導路を設け、この
水抜き誘導路を上蓋の容器倒立時の接地面に向けて延在
してなる容器用キャップ。 - 【請求項2】 前記上蓋がキャップ本体にヒンジを介し
て開閉自在に結合されてなる請求項1記載の容器用キャ
ップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11220480A JP2001048203A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 容器用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11220480A JP2001048203A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 容器用キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048203A true JP2001048203A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16751761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11220480A Withdrawn JP2001048203A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 容器用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001048203A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008162673A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | キャップ及びそれを備える倒立可能な容器 |
GB2448725A (en) * | 2007-04-25 | 2008-10-29 | Rpc Containers Ltd | Dispensing closure having a nozzle |
JP2012106774A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Kao Corp | ラベル付き容器 |
JP2015101401A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 三笠産業株式会社 | 合成樹脂製キャップ |
-
1999
- 1999-08-03 JP JP11220480A patent/JP2001048203A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008162673A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | キャップ及びそれを備える倒立可能な容器 |
GB2448725A (en) * | 2007-04-25 | 2008-10-29 | Rpc Containers Ltd | Dispensing closure having a nozzle |
JP2012106774A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Kao Corp | ラベル付き容器 |
JP2015101401A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 三笠産業株式会社 | 合成樹脂製キャップ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |