JP2001047352A - ゴムローラの芯金に付着した残ゴムの除去方法およびその装置 - Google Patents

ゴムローラの芯金に付着した残ゴムの除去方法およびその装置

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JP2001047352A
JP2001047352A JP22611399A JP22611399A JP2001047352A JP 2001047352 A JP2001047352 A JP 2001047352A JP 22611399 A JP22611399 A JP 22611399A JP 22611399 A JP22611399 A JP 22611399A JP 2001047352 A JP2001047352 A JP 2001047352A
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rubber
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rubber roller
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Taisuke Hatta
泰典 八田
Takeshi Maenaka
剛 前中
Satoru Tsuda
悟 津田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の残ゴム除去方法では、手作業による
ため、作業時間、仕上がりが一定しない、ローラのゴ
ム材部分と芯金との境界隅部分の残ゴム等が除去できな
い、方法により芯金、ゴム材部分を傷つける、などの
問題がある。 【解決手段】 芯金の両先端を支持してゴムローラを水
平に保持して回転させながら、前記芯金の残ゴム付着部
分に平ベルトを当接し、この平ベルトに所定の張力を掛
けながら前記芯金に直交する方向に往復移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
の現像ローラ等のゴムローラの製造工程において、芯金
に未加硫のゴム材を巻き付け加硫した後、芯金の突出部
に付着した残ゴム等を除去する方法およびこれに使用さ
れる装置に関する。
【0002】加硫済みゴムローラ1は、図4に部分側面
図を示すように、円柱状に巻き付けられたゴム材25と
突出した芯金26とが隣接した部分(残ゴム付着部分と
もいう)に残ゴム27が付着している。このまま電子写
真複写機等に組み込むと、ゴムローラの回転が不規則と
なり、使用中に残ゴムが離脱して電子写真複写機等の他
の部分を傷つけることがあるので、これを取り除く必要
がある。
【0003】なお、残ゴムとは、次のものをいう。芯金
に未加硫ゴムを円柱状に巻き付けて、円筒状の加硫用型
に装着し、両端の芯金を突出させる部分にはカラーを挿
入して加硫する。しかし、芯金とカラーとの間には隙間
があり、加硫時には加熱・加圧されて未加硫ゴムが流動
状態となってこの隙間に流れ込み、そのまま加硫される
ことがある。加硫後のゴムローラを取り出したときにも
芯金の突出部に付着したゴム材は剥離せずそのまま残っ
て残ゴムとなる。
【0004】
【従来の技術】従来、芯金に付着した残ゴムを取り除く
方法は、加硫済みのゴムローラを回転手段を有するロー
ラ受け台に装着し、ゴムローラを回転させながら、手作
業により、紐状に撚ったナイロン織布等を残ゴム付着部
分に押し当て、前後・左右に動かして、芯金に付着して
いる残ゴムを取り除いている。またブラシ、刃物、サン
ドペーパー等を使用して取り除くこともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような残ゴム除去方法では、次のような不都合がある。
【0006】 作業者が手作業にて作業するため、作
業時間、仕上がりが一定しない。
【0007】 残ゴム除去具として紐状ナイロン織布
等を使用しているので、残ゴム付着部分の芯金とゴム材
の接する隅の部分(境界隅部分ともいう)の残ゴムが除
去できない。また、無理に除去しようとすると円柱状の
ゴム材部分を傷つけることがある。
【0008】さらに、他の方式によれば、次のような問
題点がある。
【0009】イ. ブラシを使用する方式では、上記境界
隅部分の残ゴム等が除去できない。
【0010】ロ. 刃物を使用する方式では、芯金やゴム
材円柱部分に傷をつけることがある。
【0011】ハ. サンドペーパーを使用する方式では、
芯金に傷をつけることがある。
【0012】この発明は、品質、能率にバラツキが少な
く、芯金に傷つけず、残ゴム等を残さず除去することが
できる残ゴムの除去方法および除去装置を提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明に係るゴムローラ芯金の残ゴムの除去方法
は、両端部より外方に一部突出した芯金を備えたゴムロ
ーラの前記芯金の突出部に付着した残ゴムを除去する方
法であって、前記芯金の両突出部の先端部を回転可能に
支持するとともに、ローラ回転手段により前記ゴムロー
ラを回転させながら、前記芯金の突出部に対しこれに直
交する方向に往復移動する平ベルトの一面を当接する前
記芯金の両突出部先端を支持し前記ゴムローラを回転可
能に支持して、ローラ回転手段により前記ゴムローラを
回転させながら前記芯金の突出部に、前記芯金に直交す
る方向に往復移動する平ベルトの一面を当接することを
特徴としている。
【0014】芯金をその両突出部の先端を支持すること
により残ゴム付着部分を露出して残ゴム除去作業(研磨
ともいう)が容易となり、ゴムローラを回転させること
により芯金の全周を均一にしかも早く研磨できる。突出
部の残ゴム付着部分に平ベルトの一面を当接することに
より芯金と円柱状ゴム材との境界隅部分まで残ゴムを除
去できる。平ベルトを往復移動させることにより、平ベ
ルトの広い範囲を均等に活用して研磨作業をすることが
でき、平ベルトの寿命を長くし、かつ残ゴムの付着しな
い部分を芯金に当接できる。このような作業を標準化す
ることにより、作業者による品質、能率上のバラツキも
なくなる。
【0015】請求項2に記載の芯金に付着した残ゴムの
除去装置(残ゴム除去装置ともいう)は、両端部より外
方に一部突出した芯金を備えたゴムローラの前記芯金の
突出部に付着した残ゴムを除去する装置であって、前記
ゴムローラを水平に支持してローラ着脱位置と残ゴム除
去位置との間を移動させるローラ受けと、前記芯金の一
方の突出部先端を支持して残ゴム除去位置にある前記ゴ
ムローラを水平に保ちながら回転させるローラ回転手段
と、このローラ回転手段の方向に進退可能の構成されて
前進して前記ゴムローラの他の芯金突出部の先端部に当
接し前記ゴムローラを回転自在に支持するローラ支持手
段と、前記ローラ回転手段およびローラ支持手段に支持
された前記ゴムローラの芯金突出部を挟むように上下に
離間して配設された一対のベルトガイドロールと、前記
芯金の突出部と前記ベルトガイドロールとの間に張設さ
れ、一端を定張力牽引手段に繋止されて他端をベルト往
復手段に繋止された平ベルトと、前記ベルトガイドロー
ルを前記芯金の突出部に接近・離間させるベルト押し付
け手段とを備える。
【0016】ゴムローラを水平に支持して移動させるロ
ーラ受けは、残ゴム除去位置とゴムローラ着脱位置との
間に適当な間隔を設けることができ、ゴムローラの着脱
を容易とする。ローラ回転手段およびローラ支持手段
は、ゴムローラを水平に支持して回転させる。芯金の両
先端を支持することにより、残ゴム付着部分は解放され
て研磨しやすくし、ゴムローラを水平に保ちながら回転
させることにより、芯金に直交する方向に張設された平
ベルトの操作が容易になり、芯金の全周を均一に速やか
に研磨できる。また、ローラ回転手段は前記芯金の一方
の突出部を例えばクリップにより支持して回転させ、ロ
ーラ支持手段はゴムローラの他の突出部を例えば、ピポ
ットにより回転自在に支持する。ローラ支持手段はロー
ラ回転手段の方向に接近・離間可能であり、接近してゴ
ムローラを上記ローラ回転手段との間に支持し、離間し
てこのゴムローラを取り外す。この移動はローラ回転手
段を移動しても良い。
【0017】ベルトガイドロールは、芯金と平行であっ
て、上下に芯金挟んで一対に構成されているので、平ベ
ルトを芯金の方向に移動した場合には、ベルトガイドロ
ールと芯金との間に張設された平ベルトを芯金に部分的
に巻き懸けた状態になり、押し付ける力を調整すること
により、ローラ回転手段によるゴムローラの回転をスム
ーズとする(強すぎると停止し、弱いと研磨されな
い)。なお、このベルトガイドロールの端部には小さい
フランジを形成して平ベルトの蛇行を防止する。
【0018】平ベルトは残ゴム付着部分の残ゴムを除去
する研磨材であって(詳細後述)、芯金とベルトガイド
ロールとの間に張設されているので、詳細後述の押付け
手段を前後(ゴムローラに接近・離間する方向)に移動
させることで、芯金に当接・離間される。一端を定張力
牽引手段、例えば、渦巻き状バネに繋止されているの
で、平ベルトは常に所定の張力を掛けられて芯金に当接
したときの摩擦力を安定させる。また、平ベルトの他端
をベルト往復手段に繋止されているので、研磨作業中に
平ベルトを芯金に直交する方向に往復移動させて、研磨
面を常に清潔に保つ。平ベルトに付着した残ゴムは屈曲
・振動により離脱するからである。ベルト往復手段は、
エアシリンダ、スクリューネジ等が使用される。ベルト
押付け手段はエアシリンダ等であってそのロッドの先端
にベルトガイドロールを支持し、研磨時は平ベルトを芯
金に押付け、作業終了時にはこれを離間する。
【0019】請求項3に記載の残ゴム除去装置は、前記
平ベルトが、初期伸張率の小さくかつ柔軟な心体の少な
くとも片面に補強布を積層し、その補強布の表面に柔軟
なゴム材が積層され、この平ベルトの側端部がベルト表
面に対して垂直に切断されている。
【0020】初期伸張率小さくかつ柔軟な心体として
は、例えば、高延伸ナイロンフィルムが好適に使用され
る。なお、芯金に馴染む柔軟性を得るためには薄いこと
が好ましく、高延伸ナイロンフィルムを使用するときに
は総厚さ3mm以下であることが望ましい。これによって
平ベルトが芯金に馴染みやすく、往復運動も容易にな
る。表面にゴム材を積層することにより芯金に付着した
残ゴム等を付着させて除去することができる。また、補
強布を使用することにより表面に適当な凹凸が得られて
研磨は一層効率的である。
【0021】平ベルトの側辺(幅方向側辺をいい、エッ
ジともいう)の形状は、前記芯金と円柱状のゴム材部と
の境界隅部分の形状(ほぼ直角)に近似することが好ま
しく、この側辺を切り落とした、即ち、幅カットされた
平ベルトが好ましく使用される(丸耳ベルトは好ましく
ない)。境界隅部分の残ゴムを除去するためである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る残ゴムの除去
方法およびその装置について各実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0023】図1は本発明の実施例に係る残ゴムの除去
装置の正面図(ローラ受け2は図示せず)を示し、図2
にその側面図を示す。図3に研磨用ベルトの斜視図を示
す。
【0024】本実施例に係る残ゴムの除去装置は、図1
に正面図を示すように、基台10の上面に主フレーム1
3を立設し、その上部両側にアーム14、14’を張り
出し、このアーム14、14’の先端にベルト往復手段
としてスライドシリンダ3、3’を取り付けている。ス
ライドシリンダ3、3’の下方にあって基台10の上面
に低張力牽引手段として渦巻き状バネ4、4’を備え
る。この渦巻き状バネ4、4’に一端を繋止された平ベ
ルト5、5’を、ゴムローラ1の芯金26とベルトガイ
ドロール16との間に通してその他端をスライドシリン
ダ3、3’の先端に取り付けている(図2参照)。渦巻
き状バネ4、4’は巻き込み方向に付勢されて平ベルト
5、5’は常に所定の張力で緊張されている。
【0025】ローラ回転手段11は、スライドシリンダ
3と渦巻き状バネ4とのほぼ中間の高さに位置して、本
例では、電動モーター11bにより回転され、先端にゴ
ムローラ1の芯金26の先端面を支持する支持手段とし
ての、先端部が尖った回転駆動軸11aを内方に突き出
し、研磨対象であるゴムローラ1の長さに相当する間隔
以上の間隔を置いてローラ支持手段12を設けている。
ローラ支持手段12およびローラ回転手段11は相互に
接近・離間する方向に移動可能であって、接近する方向
(矢印z)に移動して、先端支持手段としての、本例で
は先端部が尖った回転軸12aにより、一の先端面を回
転駆動軸11aにより支持されたゴムローラ1の芯金2
6の他端面を回転自在に支持する。ローラ支持手段12
の回転軸12aは軸受装置12bにより、回動自在に支
持され、またローラ支持手段12はリニアガイド12c
上に移動自在に載置され、進退装置12dにより進退さ
せられる。また、ローラ回転手段11も基台10上のリ
ニアガイド11cに沿って移動可能で、固縛手段(図示
せず)により任意の位置に固定できる。なお、ローラ支
持手段12およびローラ回転手段11は、例えば、回転
軸12aおよび回転駆動軸11aが本体に対し内側に進
退する構造にすることができる。
【0026】図2に示すように、ベルト押付け手段6
は、主フレーム13にローラ回転手段11と同じ高さに
取り付けられ、先端に上下一対のベルトガイドロール1
6を取り付けて水平方向に伸縮可能なロッドを有するエ
アシリンダである。ベルトガイドロール16は、両端に
フランジを備え、平ベルト5の幅に対応する長さを有し
て平ベルト5の蛇行を防止する。更に、芯金26(ゴム
ローラ1)の上下に対をなすベルトガイドロール16を
前進(矢印x方向)したとき、平ベルト5は、その背面
(芯金研磨面の裏面)を押されて、ゴムローラ1を挟ん
だ状態(A)で芯金26に押し付けられる。なお、ベル
ト押付け手段6について述べたがベルト押付け手段6’
についても同様である。ローラ昇降手段2は、基台10
の上面にあって上記渦巻き状バネ4、4’の近傍に立設
され、上部にゴムローラ1を支持するローラ受け15を
取り付けて、ローラ着脱位置(図2に示す位置)と残ゴ
ム除去位置(ローラ回転手段11の高さ)との間を昇降
する。
【0027】上記の平ベルト5、5’は、図3に一部断
面斜視図を示すように、中心に抗張体として初期伸張率
が小さい心体22(例えば、高延伸ナイロンフィルム)
を設け、その両面に補強布23を積層し、更にその両面
にゴム層21、24を設けている。ゴム層21、24は
強固に補強布23に積層されている。ゴム層21、24
の厚さは薄く補強布23の凹凸が表面が現れているもの
が好ましい。このゴム層の凹凸により芯金に付着してい
る残ゴム等を物理的に除去されることが期待できる。な
お、平ベルト5、5’のエッジ部(側端部)cはベルト
面に対して垂直にカットされ、角度αはほぼ直角であ
る。これにより図4に示すように、ほぼ直角に接するゴ
ム材25と芯金26との境界隅部分28に多く付着して
いる残ゴム等27とを、容易に除去することができる。
【0028】この装置を使用する残ゴムの除去方法は、
つぎの手順となる、 まず、ベルト押付け手段6のベルトガイドロール1
6をゴムローラ1より離間する方向に移動(後退)さ
せ、スライドシリンダ3、3’を弛めて平ベルト5、
5’をローラ回転手段11に支持されるゴムローラ1に
接しない位置(図2Bの位置)まで後退させる。このと
き平ベルト5、5’は渦巻き状バネ4、4’に巻き込ま
れる。
【0029】 ローラ昇降手段2を下降させ研磨対象
となるゴムローラ1をローラ受け15にセットしてロー
ラ回転手段11の高さまで上昇させ、ローラ回転手段1
1の把持手段にゴムローラ1の一方の先端を支持し、ロ
ーラ支持手段12を図1矢印zの方向に移動させてゴム
ローラ1の他の先端に当接して回転自在に支持する。こ
の状態でゴムローラ1の芯金の残ゴム付着部分は解放さ
れている。
【0030】 ローラ昇降手段2を下降させローラ回
転手段11を始動し、ゴムローラ1を回転しながらベル
トガイドロール16を前進させ、平ベルト5、5’を芯
金の残ゴム付着部分に当接する(図2Aの位置)。
【0031】 スライドシリンダ3、3’により平ベ
ルト5、5’をゆっくり引き上げまたは往復移動させ
て、絶えず平ベルト5、5’のきれいな面を芯金に当接
して残ゴム等を除去する。このとき平ベルト5、5’は
渦巻き状バネ4、4’の力により押し付けられている。
【0032】 残ゴム除去作業終了後の動作を行
い、ローラ回転手段11を停止し、ローラ昇降手段2を
上昇させてローラ受け15に研磨後のゴムローラ1を支
持し、ローラ支持手段12を後退させてゴムローラ1を
解放し、ローラ昇降手段2を下降させてゴムローラ1を
取り出す。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の残ゴム等の除去方法および装置には、次のよう
な効果がある。
【0034】(1) 請求項1に記載の除去方法では、ゴム
ローラを回転させながら平ベルトを芯金の残ゴム付着部
分に当接して残ゴムを除去することにより、作業者によ
る仕上がり(品質)、作業時間のバラツキが少なくな
る。また、砥石、刃物のようにゴムローラを傷つけるこ
ともない。
【0035】(2) 請求項2に記載の除去装置では、請求
項1の除去方法を効果的に実施することができる。即
ち、ローラ回転手段により芯金を回転させ、定張力牽引
手段により平ベルトを当接する力を一定に調節でき、ベ
ルト往復手段によりベルトを往復移動することができ
る。往復移動により絶えず新しいベルト面で研磨でき
る。
【0036】(3) 請求項3に記載の除去装置は、平ベル
トがエッジ部(側辺)がほぼ直角に切り落とされている
ので、芯金とゴム材との境界隅部分まで除去することが
でき、表面のゴム層に残ゴムを付着させてこれを除去す
る。平ベルトの表面に凹凸を有するので更に強く除去で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る残ゴムの除去装置を示す
正面図である(ローラ受け、ローラ昇降手段を除く)。
【図2】図1の除去装置を示す側面図である(ローラ受
け、ローラ昇降手段を含む)。
【図3】本発明に使用される平ベルト5を示す一部を断
面で表した斜視図である。
【図4】本発明の除去方法の対象となるゴムローラを示
す一端部を拡大して表した正面図である。
【符号の説明】
1:ゴムローラ 2:ローラ昇降手段 3、3’:スライドシリンダ 4、4’:渦巻き状バネ 5、5’:平ベルト 6、6’:ベルト押付け手段 11:ローラ回転手段 12:ローラ支持手段 15:ローラ受け 25:ゴム材 26:芯金 27:残ゴム
フロントページの続き (72)発明者 津田 悟 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号 バンドー化学株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA05 AA09 AA12 AA14 AA16 AB04 AB06 CA01 CB02 CB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部より外方に一部突出した芯金を備
    えたゴムローラの前記芯金の突出部に付着した残ゴムを
    除去する方法であって、 前記芯金の両突出部の先端部を回転可能に支持するとと
    もに、ローラ回転手段により前記ゴムローラを回転させ
    ながら、前記芯金の突出部に対しこれに直交する方向に
    往復移動する平ベルトの一面を当接することを特徴とす
    るゴムローラの芯金に付着した残ゴムの除去方法。
  2. 【請求項2】 両端部より外方に一部突出した芯金を備
    えたゴムローラの前記芯金の突出部に付着した残ゴムを
    除去する装置であって、 前記ゴムローラを水平に支持してローラ着脱位置と残ゴ
    ム除去位置との間を移動させるローラ受けと、 前記芯金の一方の突出部先端を支持して残ゴム除去位置
    にある前記ゴムローラを水平に保ちながら回転させるロ
    ーラ回転手段と、 このローラ回転手段の方向に進退可能の構成されて前進
    して前記ゴムローラの他の芯金突出部の先端部に当接し
    前記ゴムローラを回転自在に支持するローラ支持手段
    と、 前記ローラ回転手段およびローラ支持手段に支持された
    前記ゴムローラの芯金の突出部を挟むように上下に離間
    して配設された一対のベルトガイドロールと、 前記芯金の突出部と前記ベルトガイドロールとの間に張
    設され、一端を定張力牽引手段に繋止され、他端をベル
    ト往復手段に繋止された平ベルトと、 前記ベルトガイドロールを前記突出した芯金に接近・離
    間させるベルト押し付け手段とを備えたことを特徴とす
    る芯金に付着した残ゴムの除去装置。
  3. 【請求項3】 前記平ベルトが、初期伸張率の小さくか
    つ柔軟な心体の少なくとも片面に補強布が積層され、こ
    の補強布の表面に柔軟なゴム材が積層され、前記平ベル
    トの側端部がベルト表面に対して垂直に切断されている
    請求項2に記載の芯金に付着した残ゴムの除去装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007268644A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Soken Kogyo Kk 内面研磨装置
CN110653692A (zh) * 2019-09-20 2020-01-07 南京江宁区上峰国银标准件厂 一种使用便捷的高精度磨床

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