JP2001046637A - 弾球遊技機の画像表示方法 - Google Patents

弾球遊技機の画像表示方法

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JP2001046637A
JP2001046637A JP11226289A JP22628999A JP2001046637A JP 2001046637 A JP2001046637 A JP 2001046637A JP 11226289 A JP11226289 A JP 11226289A JP 22628999 A JP22628999 A JP 22628999A JP 2001046637 A JP2001046637 A JP 2001046637A
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Masashi Imani
將志 今仁
Masashi Fujimura
賢史 藤村
Takaaki Kinoshita
貴章 木下
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Mori Mokko KK
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Mori Mokko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾球遊技機の遊技中に画面を突如変動させる
という意外性によって新鮮な驚きと遊び心を与えること
により遊技者の興味をより高めることができる弾球遊技
機の画像表示方法を提供する。 【解決手段】 背景画像に対して、変動する複数の図柄
画像を配置して全体画面の画像として表示する表示機能
23と、背景画像及び複数の図柄画像の表示事項を制御
する基本画像制御機能21とを備え、複数の図柄画像の
表示事項が予め設定された組み合わせ条件に一致した場
合に、所定の遊技価値が付与される弾球遊技機の画像表
示方法において、上記全体画面の画像を背景画像と図柄
画像とを含めて変化させる制御を行う特殊画像制御機能
25を備え、前記複数の図柄画像の内、2つの図柄画像
の表示事項が揃うときは、上記特殊画像制御機能に予め
設定した画像制御条件によって、前記表示機能に表示さ
れていた全体画面の画像を、今までとは異なる特殊画像
へと変化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるパチンコ
遊技機のフィーバー機、権利物、アレンジ遊技機、パチ
スロ等の弾球遊技機に係り、特に、表示機能に表示され
る複数の図柄画像が遊技の進行に伴って、変動してゆき
特定の図柄画像の条件に対応して入賞が設定される弾球
遊技機において、遊技中に画面を新しい特別な画面に切
り替えることにより遊技者に新鮮な驚きと遊び心を与え
るようにした弾球遊技機の画像表示方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機として一般的に使用さ
れているパチンコ遊技機は、例えば、図11に示される
ように、構成されている。図11において、符号100
は、正面から見たパチンコ遊技機としての弾球遊技機を
示している。弾球遊技機100において、101は遊技
領域であって、貯留された遊技球は貯留皿102から、
球抜きレバー103によって下皿104に移され、下皿
104の遊技球は操作ハンドル105によって間欠揺動
する打球扞(図示せず)により、遊技領域101の内、
上部に設けた遊技球通過レール106に沿って打ち出さ
れた後、入賞口110等に入球し、さらに、その弾球遊
技機100に予め設定された設定条件に従って、始動口
111に入球すると、表示機能として、液晶で形成され
た表示板120に表示される図柄画像(以下、単に図柄
ということがある。)が変動し、図柄の構成が予め設定
されたように完成すると、賞品供給口107が開口して
所定数の遊技球が貯留皿102に供給される。
【0003】表示板120に表示される図形は、例え
ば、図12に示すように構成されている。図12におい
て、121は、例えば、背景画像(以下単に背景という
ことがある。)を表示する背景画像表示部であり、12
2、123、124は夫々が、例えば、1から9の数が
スクロールして表示される図柄画像表示部である。この
図柄画像表示部122、123、124夫々の図柄が個
別にスクロールして、例えば、図に示すように、両側の
図柄の数値が一致するとリーチ状態と称し、全てが、例
えば、7に一致すると、大当たりとなって、所定個数の
遊技球が追加供給される。
【0004】上記の機能を実行する制御装置は、例え
ば、図13に示すように構成されている。図13におい
て、10は、弾球遊技機の作動を遊技者の操作に従って
実行する処理機能と制御機能を備えた総合処理/制御装
置(制御装置と略す)である。また、1a乃至1dは、
遊技者の操作や遊技球の動き等によって作動するセンサ
スイッチであって、具体的には1aは入賞スイッチ、1
bはカウントスイッチ、1cは継続入賞スイッチ、1d
は発射ハンドルスイッチであり、その他のセンサ類の図
示は省略している。各スイッチ1a乃至1dからの入力
信号は、制御装置10の入力部に形成された入力インタ
フェース3に入力する。入力インタフェース3は入力信
号を、制御装置10の作動に適した信号に変換してバス
ライン5に出力する。
【0005】バスライン5には、対象となる弾球遊技機
の制御及び管理のためのデータ処理を行うCPU7、C
PU7による処理中の信号を一時記憶する等の働きをす
る記憶装置であるRAM9、CPUの作動を設定するプ
ログラムやデータ類を記録する記録装置であるROM1
1、CPU7による信号処理結果に従って、弾球遊技機
の機構部等を制御するのに適した信号に変換する出力イ
ンタフェース13、遊技者に必要な音声情報を作成提供
するサウンドジエネレータ17及び遊技に必要な背景と
図柄とを作成提供する基本画像制御機能21等が接続さ
れている。基本画像制御機能21は、図12に示す表示
板の図柄画像表示部122〜124に表示される複数の
図柄(図示のものは3個の数値)をスクロールし、その
図柄を変化させる処理を実行している。出力インタフェ
ース13からの出力信号は、保留球表示領域15a、ソ
レノイド15b、電飾装置15c、外部情報端子15d
等に供給される。その他のアクチュエータ等の図示は省
略している。
【0006】また、サウンドジエネレータ17の出力は
アンプ及びスピーカ19に入力し、基本画像制御機能2
1の出力は、表示機能である液晶等で形成される表示板
23に供給される。ただし、表示板23に表示される背
景等の表示画像が単純な場合や、CPU7が高速処理の
可能な場合等には、基本画像制御機能を、CPU7に含
ませる場合もある。また、サウンドジエネレータ17を
備えない弾球遊技機もある。また、上記の表示装置の構
成機能やセンサ類、アクチュエータ類は代表的なものを
記載したのであって、弾球遊技機の規模や機能によって
各種の形態に構成される。
【0007】次に、上記したようなCPU7によって実
行される処理機能と基本画像制御機能21の制御を図1
4に示す概略フローによって説明する。図14(A)に
おいて、当該弾球遊技機によって遊技中、遊技球が弾球
遊技機に設定された状況において始動口、例えば、図1
1に示した始動口111に入球すると、CPU7によっ
て始動入賞ありと判定され(ステップ1)、CPU7に
形成している所定の各スクロールする図柄用の乱数を発
生する(ステップ2)。上記乱数等の条件に従って、左
側、中、右側の各スタート図柄と、左図柄用、右図柄用
のタイマーが設定される(ステップ3)。この場合、通
常は、左図柄用には、右図柄用よりも小さいタイマー値
が設定される。
【0008】上記の各設定値と、予め設定されているプ
ログラムに従って、3種類の各図柄の表示処理が実行さ
れる(ステップ4)。画像表示処理の内容を図14
(B)によって説明する。画像表示処理が開始されると
(ステップ4−0)、前述したように、左図柄変動処理
(ステップ4−1)、右図柄変動処理(ステップ4−
2)、中図柄変動処理(ステップ4−3)が夫々実行さ
れる。
【0009】上記の各画像表示処理は、夫々に設定され
たタイマーの設定値が完了すると該図柄を停止させる。
上述したように左図柄用のタイマー設定値が右図柄用の
タイマー設定値よりも小さいので、左図柄が最初に停止
し、次に、右図柄が停止し、中図柄が最後に停止する。
各図柄が停止すると(ステップ4−4)、全図柄が一致
しているかどうかが判定され、図柄が揃うと(図14
(A)のステップ5のYES)、当該弾球遊技機に設定
された条件に従って、大当たり処理が実行され(ステッ
プ6)、図柄が揃っていないと(図14(A)のステッ
プ5のNO)、当該弾球遊技機に設定された条件と遊技
者の操作に従い、図14(A)に示すフローの最初に戻
って、例えば、遊技が継続される。
【0010】さらに、図14(C)によって左及び右図
柄処理の概略フロー、図14(D)によって中図柄処理
の概略フローを説明する。図14(C)において、左及
び右図柄処理は、前述したように、設定されたタイマー
が機能している間は継続実行される。即ち、各図柄はこ
の弾球遊技機の制御装置に設定された標準速度でスクロ
ールを継続する(ステップC−1)。タイマーが設定値
を満足すると(ステップC−1のYES)、その時の図
柄が停止図柄の4つ手前の図柄となる(ステップC−
2)。その後、スクロール速度を所定速度まで落とすの
で、表示図柄はゆっくり移動する(ステップC−3)。
停止図柄になると表示板には、この停止図柄が表示され
る(ステップC−4)、前述したように、左、右の順序
で表示される。
【0011】左、右の図柄表示と並行して図14(D)
に示すように中図柄処理が実行される。中図柄処理にお
いては、毎回右図柄の移動状態を検知し(ステップD−
1のNO)、右図柄が停止するまで一図柄ずつ移動させ
る(ステップD−2)。停止右図柄が停止左図柄に一致
していると(ステップD−3のYES)、(本遊技機械
でリーチ状態と称す)リーチ状態であるので、この弾球
遊技機に予め設定されたリーチ処理を実行し、さらに、
前述したように、大当たり処理があれば、これに従った
処理を実行する(ステップD−4)。右図柄が停止し、
停止左図柄に一致していないと(ステップD−3のN
O)、停止図柄の4つ手前の図柄となるまで移動する
(ステップD−5)。その後、スクロール速度を所定速
度まで落とすので、表示図柄はゆっくり移動する(ステ
ップD−6)。停止図柄になると表示板には、この停止
図柄が表示される(ステップD−7)。この後、この弾
球遊技機に設定された条件と遊技者の操作に従い、図1
4(A)に示すフローの最初に戻って、遊技が継続され
る。
【0012】上記の画像処理フローには、変化しない背
景がある場合や、入賞条件等に関係のない背景等の画像
処理機能がある場合等の説明は省略している。パチンコ
遊技機以外の弾球遊技機の画像表示方法においても、そ
の遊技機の特質に対応して、上記相当の画像表示方法が
設けられている機種がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の弾球遊技機の画像表示方法におけるリーチアクション
では、図柄が全部そろうかどうかの期待感に過ぎず遊技
者に与える緊張感の度合は少ないという欠点があった。
また、説明は省略したが、従来の他の画像表示方法とし
て、キャラクターの登場を賑やかに行うものもあるが、
このような画像表示だけでは遊技者に対する緊張感又は
驚きの要素は少ないものであった。このため、遊技者に
対して、驚きの要素を与えること等を通じて、より多く
の緊張感を与え、当該遊技機を使用する興味を、より高
めるようにした弾球遊技機の画像表示方法が要望されて
いた。本発明は上記従来の課題を解決し,弾球遊技機の
遊技者に、驚愕感等の意外性を与えて、緊張感を高め、
遊技の興味を深めることができるようにした弾球遊技機
の画像表示方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく弾球遊技
機の画像表示方法においては、請求項1記載のもので
は、背景画像に対して、変動する複数の図柄画像を配置
して全体画面の画像として表示する表示機能と、上記背
景画像及び複数の図柄画像の表示事項を制御する基本画
像制御機能とを備え、上記複数の図柄画像の表示事項が
予め設定された組み合わせ条件に一致した場合に、所定
の遊技価値が付与される弾球遊技機の画像表示方法にお
いて、上記全体画面の画像を背景画像と図柄画像とを含
めて変化させる制御を行う特殊画像制御機能を備え、上
記複数の図柄画像の内、2つの図柄画像の表示事項が揃
うときは、上記特殊画像制御機能に予め設定した画像制
御条件によって、上記表示機能に表示されていた全体画
面の画像を、今までとは異なる特殊画像へと変化させる
ようにしたことを特徴とする。
【0015】また、請求項2に記載のものでは、請求項
1記載の弾球遊技機の画像表示方法において、上記複数
の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図柄画像
の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクションに入り、
残りの図柄画像の変動動作中に、上記特殊画像制御機能
の制御によって、背景画像が図柄画像も含めて中央から
切れて両側に広がって消えてゆき、その後面にアタリも
ハズレもある新しい画像へと変化するようにしたことを
特徴とする。
【0016】また、請求項3に記載のものでは、請求項
1記載の弾球遊技機の画像表示方法において、上記複数
の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図柄画像
の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクションに入った
とき、残りの図柄画像の変動動作を一旦止めた後、上記
特殊画像制御機能の制御によって、全体画面中に画面の
両側を持つ手が現れた後、再び残りの図柄画像の変動動
作を開始すると共に、画面の両手を移動して画面中央に
圧縮する動作と反対に画面の両側に戻る動作を複数回繰
り返した後、上記各図柄画像の表示事項が揃ったところ
で止まるとアタリ、各図柄画像の表示事項が揃わないと
ころで止まるとハズレとするようにした画像へと変化す
るようにしたことを特徴とする。
【0017】また、請求項4に記載のものでは、請求項
1記載の弾球遊技機の画像表示方法において、上記複数
の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図柄画像
の内、2つの図柄画像の表示事項が揃いリーチアクショ
ンに入り、残りの図柄画像の変動動作中に、上記特殊画
像制御機能の制御によって、背景画像と図柄画像を含め
た全体画面の画像にひびを生じるようにし、このひびが
入ったところから全体画面の画像が割れて画像が崩れて
ゆくようにし、その後アタリもハズレもある新しい画像
へと変化するようにしたことを特徴とする。
【0018】さらに、請求項5に記載のものでは、請求
項1記載の弾球遊技機の画像表示方法において、上記複
数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図柄画
像の変動動作中に、上記特殊画像制御機能の制御によっ
て、まず、画面に雷予告の情報を入れ、上記左、右、中
の3つの図柄画像の内、2つの図柄画像が揃いリーチア
クションに入ったとき、残りの図柄画像は変動動作中の
まま当初の背景画像では点灯されていた灯籠の火を消
し、画面全体を暗転の画面に変え、暗転の画面の間は、
音のみでリーチ状態を表現し、雷が光ると、その雷光に
より残りの図柄画像の表示事項の変動動作の状況を目視
できるようにし、雷が止み、また画面全体を暗転の画面
に変え、暗転の画面の間は、音のみでリーチ状態を表現
し、再び、雷が光ると、その雷光により残りの図柄画像
の表示事項の変動動作の状況を目視できるようにして、
このとき、残りの図柄画像の表示事項が揃ったところで
止まるとアタリ、残りの図柄画像の表示事項が揃わない
ところで止まればハズレとするようにした画像へと変化
するようにしたことを特徴とする。
【0019】本発明の画像表示方法によると、次のよう
な特有な作用が行える。 (1)表示機能に表示される画像を、画面の切り換えで変
化させ或いは切り換え時の演出表現によって、遊技者に
新鮮な驚きと遊び心を与えることにより、当該弾球遊技
機に対する興味を増大させることができる。 (2)表示される最終画面が画面切り替え前のリーチアク
ションとは異なるアタリ、ハズレの決定もされるので、
ゲームに意外性という要素も付加できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に基づく弾球遊技機の画像
表示方法の各実施の形態を、パチンコ遊技機に適用した
例として図1乃至図14を参照して詳細に説明する。以
下の説明では、画面中の背景画像と図柄画像とを総括し
て全体画面の画像と称する。また、この全体画面中の背
景画像の設定と図柄画像の変動を行う基本的な制御は基
本画像制御機能で行い、リーチアクション以後の全体画
面の画像を背景画像と図柄画像を含めて行う特殊な制御
は特殊画像制御機能により行うものとする。また、説明
の都合上、表示機能を表示板と称して説明する。さら
に、以下の実施の形態では、各図柄画像(ここでも、以
下の説明では単に図柄と略称する。)表示事項(例え
ば、数値)の変動動作をスクロール処理による回転動作
で行うものとする。従って、図柄の回転中とは図柄画像
の変動動作中を意味するものとする。まず、本発明を適
用するパテンコ遊技機の画像制御装置の一例を図1を用
いて説明する。なお、図1に示す要素機能で図13に示
した要素機能と相当の要素機能は同一の符号を使用し
て、詳細な説明は、省略する。
【0021】図1において、25は特殊画像制御機能
で、本発明の技術思想に基づいて形成され、詳細を後述
する特殊画像を表示する機能を備えている。このパチン
コ遊技機の進行状況に対応して、予め設定した条件を示
す必要な信号、例えば、リーチ情報等がCPU7からバ
スライン5を経由して入力し、図11に示した、始動口
111に入球した信号が入力するように、信号ラインが
夫々接続されている。入力インタフェース3に接続する
各種入力機能や出力インタフェース13に接続する各種
出力機能は、図示したのは一例であって、その弾球遊技
機の構成条件によって各種変動する。
【0022】第1の実施の形態:特殊画像制御機能25
に基づき画面の変動制御を行う第1の実施の形態を図1
乃至図4を参照して説明する。第1の実施の形態の説明
においては、図2に示す以外のフローは従来の技術、即
ち、図14(A)乃至図14(C)に準じて行えばよい
ので図示説明は省略する。なお、第1の実施の形態は前
述したリーチ状況に対応した例として説明する。リーチ
以外の場合に本発明を適用するには、下記の説明を参照
し、夫々の条件に対応させて作成される指令信号によっ
て機能するようにすれば良い。即ち、図2において、停
止右図柄が停止左図柄に一致していると、いわゆるリー
チ状態であるので(ステップD−3のYES)、この弾
球遊技機に予め設定されたリーチ処理があれば、画像表
示機能はリーチアクション処理が開始されると共に、図
1の特殊画像制御機能25によって、詳細を後述するリ
ーチアクション処理(ステップN)が、実行される。実
行が完了すると、この弾球遊技機に設定された条件と遊
技者の操作に従い、図14(A)に示すフローの最初に
戻って、遊技が継続される(ステップD−8)。リーチ
状態でなければ(ステップD−3のNO)、ステップD
−5からステップD−7に進み、図14(A)に示すフ
ローの最初に戻って、遊技が継続される(ステップD−
8)。図3(A)は、表示板に表示された最初の画面で
あり、同図(B)〜(D)は表示板上の画像変化状況を
示す。図4はこの画像変化の制御を説明するフローで、
図2に示すステップD−3のリーチアクション処理の詳
細を示すものである。
【0023】次に、図3、図4を参照して第1の実施の
形態の特殊画像を表示するリーチアクション処理を詳細
に説明する。図4において、左右の図柄が一致してリー
チアクション処理が開始される状態になり(ステップ
0)、図1に示す特殊画像制御機能25に画面分割指令
が入力すると(ステップ1)、中図柄の回転中に、特殊
画像制御機能25は、表示板に表示される画像を、図3
(B)に示すように背景画像が中図柄部分を含めて上部
中央から切れて分割してゆき、分割部に挿入される新し
い画像2bを、予め特殊画像制御機能25に記録された
プログラムに従い、同じく記録されたデータを使用して
作成を開始する(ステップ2)と共に、基本画像制御機
能21に以降の操作に必要とするプログラムとデータ類
を送信することによって、該基本画像制御機能21によ
り図柄を変動するためのスクロールを継続しながら、特
殊画像制御機能25が作成していく新しい画像2bを分
割された間に挿入し、図3(B)から図3(D)へと表
示板に表示される画像を変換していく(ステップ3)。
図3(B)、(C)及び(D)中、2aは分割部、2b
は分割部に挿入される新しい画像である。
【0024】分割部2aは、図3(C)に示すように、
下方向と左右に拡大されて行き新しい画像2bの部分の
表示が拡大されてゆく。図1の基本画像制御機能21に
より画面中の図柄は、変動のためのスクロールしなが
ら、表示板に表示される画面は図3(B)の状態から特
殊画像制御機能25から入力される縦軸を傾斜させる座
標転換のプログラムとデータに従って、分割部2aの傾
斜に対応して変形されてゆく。
【0025】さらに、分割が進むと、表示図の下側も左
右に分割され、最後に、図3(D)に示すように、表示
板に表示される画面の画像は完全に特殊画像制御機能2
5で作成される新しい画像に置換される(ステップ
4)。図3(D)の画面では、左右及び中の図柄が一致
した状況を示している。即ち、この場合、左右の各図柄
に示される数と同じ数が表示板に表示される、いわゆる
「大当たり」(特許請求の範囲では「アタリ」として記
載している。以下同様。)の状態となった例を示してい
る。ステップ4が完了すると、遊技再開OK信号が出力
され(ステップ5)、図2に示したように、この弾球遊
技機に設定された条件と遊技者の操作に従い、図14
(A)に示すフローの最初に戻って、遊技が継続される
(図2に示すステップD−8)。なお、図4に示すフロ
ーは図14(A)に示すステップ5からステップ6の詳
細を示している。
【0026】なお、スクロールする中図柄が左右の図柄
に一致しないときには、図示しないが、花びらが散っ
て、「残念」(特許請求の範囲では「ハズレ」と記載し
ている。以下同様。)という文字を表示する等、対象弾
球遊技機の機能や性格に合わせて、興趣をそそるように
適切に変化するように形成すれば良い。
【0027】第2の実施の形態:特殊画像制御機能25
に基づき、画面の変動制御を行う第2の実施の形態を図
5及び図6のほか図1も参照して説明する。図5は、第
2の実施の形態の表示画像の例を示しているが、表示板
に図示される画像変化を示し、画像の詳細図示は省略し
ている。なお、図6は第2の実施の形態のリーチアクシ
ョン処理後の動作を示すフロー図で、リーチアクション
の前後の動作は第1の実施の形態と同様、図2のフロー
図で行われるものとする。
【0028】図6において、左右の図柄が一致してリー
チアクション処理が開始される状態になり(ステップ
0)、特殊画像制御機能25に画面圧縮指令が入力する
と(ステップ1)、中図柄が揃わない状態でその回転を
一旦止め、特殊画像制御機能25は、図5(A)に示す
ように、画面の両側を持つ手を表示した画像を予め特殊
画像制御機能25中に記録されたプログラムとデータに
従って作成を開始(ステップ2)すると共に、基本画像
制御機能21に以降の操作に必要とするプログラムとデ
ータ類を送信する。従って、基本画像制御機能21が作
成する図柄のスクロールを継続しながら、特殊画像制御
機能25が作成していく新しい画像を変動してゆく。こ
の過程を図5(A)〜(D)に沿って説明する。先ず、
図5(A)に示す表示板に表示される画面の両側を持つ
手の画像を、表示板上の画像表示座標の横軸座標値を規
則的に変化させて図柄を含めた画面全体を圧縮し、丁度
アコーデオンカーテンがしわになりながら圧縮されるよ
うに、左右から手先の画像によって中央に向けて画面全
体を圧縮するように変換していく(ステップ3)。
【0029】画面の圧縮を行う左右の手が予め設定した
画面中央の位置までくると、図6に点線で示すステップ
5−1の制御により、左右の手先が急速に左右にひろが
り、画像は元の状態に戻り、ステップ3とステップ4が
繰り返される。スクロールする中図柄が画面の中央で停
止する段階になると、図5(C)に示すように左右の手
先が完全に接触して当初の図柄は、完全に見えなくなる
(ステップ4)。上記の後、中図柄も揃って停止し、上
記に示すように左右の手先が完全に接触する(ステップ
4)と、左右の手先が急速に左右にひろがり、その後
に、特殊画像制御機能25が作成した当該遊技機の入賞
状況を示す「大当たり」(「アタリ」)の文字を表示し
た新しい画像が図5(D)に示すように表示される(ス
テップ5)。ステップ5が完了すると、遊技再開OK信
号が出力されて(ステップ6)、第1の実施の形態の場
合と同様に遊技が継続される(図2に示すステップD−
8)。
【0030】第2の実施の形態では、表示板の画面を左
右から圧縮するように説明したが、図柄の条件、遊技機
の動きの速度を興味付与の状況等に対応して、表示板上
に表示される新しい画像を次のように変更しても良い。
例えば、上記の説明は、特殊画像制御機能25により図
5(A)、(B)に示すようにアコーデオンカーテンを
左右から圧縮し中央に集めるようにして、しわができる
ように説明したが、例えば、しわにならないで、座標値
を一様にちぢめるように横方向の寸法がそのまま圧縮さ
れるような画像の動きとしても良い。また、画面の圧縮
・伸長の繰り返しは、手先接近の一回目の小さい寸法か
ら、回数を追うごとに手先を接近させ、最後に接触して
開くと、前述したように、画面が完全に変化しているよ
うにする等、対象弾球遊技機の機能や性格に合わせて、
興味をそそるように適切に変化するように形成する等の
変更が可能である。また、「大当たり」でない場合は、
花びらが散って、「残念」又は「ハズレ」と表示するよ
うにすれば良い。
【0031】第3の実施の形態:特殊画像制御機能25
に基づき、画面の変動制御を行う第3の実施の形態を図
7及び図8のほか図1も参照して説明する。図7は、第
3の実施の形態の画像変化の例を示している。なお、図
8は第3の実施の形態のリーチアクション処理後の動作
を示すフロー図である。この場合もリーチアクション前
後の動作は図2のフロー図によって行われる。
【0032】図8において、左右の図柄が一致してリー
チアクション処理が開始される状態になり(ステップ
0)、特殊画像制御機能25に画面破砕指令が入力する
と(ステップ1)、中図柄の回転中に、特殊画像制御機
能25からの上記指令により、まず、表示板に表示され
ている背景画像にひび割れを生ずる画像を作成し(ステ
ップ2)、以降の操作に必要とするプログラム及びデー
タ類と共に、送信する(ステップ3)。従って、図7
(A)に示すように、背景と図柄を含めた画面全体にひ
びが入った画像を表示板に表示する。次に、特殊画像制
御機能25は、ひびを生じた背景画像の後面に最終的に
表示される新しい画像(転換画面)を作成し、送信する
(ステップ4)。このように、特殊画像制御機能25か
ら送信されたプログラム等の働きで、図7(B)に示す
ように、図7(A)に示したように背景画像の略中央部
のほか、その左右にもひび部分を生じさせ、ガラスが破
壊されたように画面を破砕状態とし、この破砕された透
き間に、図7(C)に示すように部分的に、特殊画像制
御機能25から送信された新しい画像を表示する。ま
た、破砕された画像は、各断片ごとに設定した基準点を
直角座標の中心として、回転させながら、上記基準点を
表示板全体の座標上を下方向に、適宜横方向に移動する
ことによって、従来の画像が砕けて落下するように表示
する。
【0033】破砕がすすみ、画面が崩れて破片が落ちて
いくと、図7(C)に示すように、残された画面に、特
殊画像制御機能25から送信される転換画面としての新
しい画像を表示する(ステップ5)。画面が完全に崩れ
ると、表示板の画像は特殊画像制御機能25から送信さ
れる当該遊技機の入賞状況を示す大当たりの文字を示し
た新しい画像へと変換して、図7(D)に示すように表
示する(ステップ6)。大当たりではない場合は、図示
しないが、残念感を与える適切な画像を表示するように
すれば良い。ステップ6が完了すると、遊技再開OK信
号が出力されると(ステップ7)、以降は第1の実施の
形態の場合と同様に遊技が継続される(図2に示すステ
ップD−8)。
【0034】第3の実施の形態においても、破砕の状況
等、画像の条件、遊技機の動きの速度を興味付与の状況
等に対応して、上記を参照して表示板上に表示される表
示画像に対し、任意の変更を施しても良い。
【0035】第4の実施の形態:特殊画像制御機能25
に基づき画面の変動制御を行う第4の実施の形態を図9
及び図10のほか図1も参照して説明する。図9は、第
4の実施の形態の画像変化の例を示している。なお、図
10は第4の実施の形態のリーチアクション処理後の動
作を示すフロー図である。この場合もリーチアクション
前後の動作は図2のフロー図によって行われる。
【0036】図10において、この弾球遊技機によって
遊技中、弾球遊技機に予め設定された条件に従って、C
PUが画像変化許容条件を判定し(ステップ0)、特殊
画像制御機能25に画面変換指令を入力すると(ステッ
プ1)、全図柄の回転中に、特殊画像制御機能25は、
表示板に表示される画像にオーバーライド(オーバーラ
ップ)させる画像を予め特殊画像制御機能25中に記録
されたプログラム及びデータに従って作成を開始する
(ステップ2)と共に、以降の操作に必要とするプログ
ラムとデータ類を送信する。従って、基本画像制御機能
21が作成する図柄の変動を行うスクロールを継続しな
がら、特殊画像制御機能25が作成していく変動画像の
指令を、図9(A)に示すように、表示板に表示される
画像にオーバライド(オーバーラップ)する(ステップ
3)。この結果、第4の実施の形態では、まず、ステッ
プ2の段階で「雷の予告」を画面上に表示する(図示せ
ず)と共に、雷によって発生する雷光(稲妻)を作成
し、予め設定されたタイミング、または、乱数発生機能
を設け、その働きで、図10に点線のステップ3−1で
示す制御によって、適時ステップ3が繰り返される。ま
た、サウンドジネレータ17はCPU7からの指令によ
って、適時雷鳴を作成して、スピーカ19から音響とし
て出力する。図9(A)に示す雷光が表示されただけの
当初の画面では、同図に示すように灯籠の火は点灯して
いるが、雷光が止んだ後は、図9(B)に示すように灯
籠の火が消された画像へと移行する。
【0037】該弾球遊技機の遊技が進行して左右の図柄
が一致してリーチアクション処理が開始される状態にな
ると(ステップ4)、表示板の全画面を図9(C)に示
すように短時間暗転させる(ステップ5)。なお、この
暗転の区間では、音のみでリーチの状態を表現するもの
とする。この後、雷鳴が止むと、表示板画面に、図9
(D)に示したように、予め設定した雷光を出して、画
面を照らして、そのときの中図柄の状況が判るようにす
る(ステップ6)。その後、上記ステップ5、ステップ
6を繰り返す(ステップ7)、(図9(E)、図9
(D))。
【0038】ステップ7で、画面が完全にとまると、画
面は通常の明るさになって、左、中、右の各図柄の一致
状況が判る(ステップ8)。図9(F)は、画面が完全
にとまり、左、中、右の各図柄が一致して大当たり
(「アタリ」)になったことを示している。各左右と中
の図柄が一致しない場合は、図示しないが、そのまま表
示する他、適切な図柄を作成し表示するようにしても良
い。ステップ9の動作が完了し、遊技再開OK信号が出
力されると(ステップ9)、以降は第1の実施の形態の
場合と同様に遊技が継続される(図2に示すステップD
−8)。
【0039】上記の説明では、ステップ5とステップ6
を繰り返すように説明したが、繰り返すタイミングはこ
の遊技機の性格に合わせて適切に設定すれば良い。ま
た、暗転状況において、遊技者に不安感を与える恐れの
ある場合は、暗転期間を瞬間的にするか、かすかに図柄
がみえるようにしても良い。また、雷鳴によって、遊技
者の興味をつなぐようにしても良い。また、電光の形状
や画面の明るさ等は、ステップ6が繰り返すごとに、異
なるようにしても、同一状況を毎回繰り返すようにした
り、対象弾球遊技機の機能や性格に合わせて、興味をそ
そるように適切に変更を行うことが考えられる。
【0040】本発明は上記の各実施の形態及びこれを適
用する制御装置の構成に限定されず、各種の変形が可能
である。例えば、上記の各実施の形態では、左右の図柄
が一致することで、リーチアクション処理開始の条件と
したが、複数の図柄、例えば、3つの図柄の場合は、そ
の内どれか2つの図柄が一致することでリーチアクショ
ンを開始しても良い。また、本来CPUに制御機能を含
んでいる場合は、CPUのみで、ソフト処理を実行させ
るようにしても良い。CPUに高速処理が可能な半導体
素子を使用して、適切な処理が実行できる場合も同様で
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので、
次に示すような優れた効果を有する。 (1)本発明のものでは、請求項1に記載のものでは、上
記全体画面の画像を背景画像と図柄画像とを含めて変化
させる制御を行う特殊画像制御機能を備え、上記複数の
図柄画像の内、2つの図柄画像の表示事項が揃うとき
は、上記特殊画像制御機能に予め設定した画像制御条件
によって、上記表示機能に表示されていた全体画面の画
像を、今までとは異なる特殊画像へと変化させるように
したから、この図柄の切り換え或いは切り換え時の演出
表現によって、従来のものに見られない新鮮な驚きと遊
び心を遊技者に与え、また、最終画面でのアタリ又はハ
ズレの意外性からも弾球遊技機に対する興味を増大させ
ることができる。
【0042】(2)この場合、請求項2に記載のように、
上記複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの
図柄画像の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクション
に入り、残りの図柄画像の変動動作中に、上記特殊画像
制御機能の制御によって、背景画像が図柄画像も含めて
中央から切れて両側に広がって消えてゆき、その後面に
アタリもハズレもある新しい画像へと変化するようにす
ると、画面全体が中央から突然切れて、次の新しい画面
へ移行してゆく意外性と期待感により、遊技者を楽しま
せることができる。
【0043】(3)また、請求項3に記載のように、上記
複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図柄
画像の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクションに入
ったとき、残りの図柄画像の変動動作を一旦止めた後、
上記特殊画像制御機能の制御によって、全体画面中に画
面の両側を持つ手が現れた後、再び残りの図柄画像の変
動動作を開始すると共に、画面の両手を移動して画面中
央に圧縮する動作と反対に画面の両側に戻る動作を複数
回繰り返した後、上記各図柄画像の表示事項が揃ったと
ころで止まるとアタリ、各図柄画像の表示事項が揃わな
いところで止まるとハズレとするようにした画像へと変
化するようにすると、画面が両手により、圧縮された
り、戻されたりする画面の変動の意外性と最終結果の期
待感により、遊技者を楽しませることができる。
【0044】(4)また、請求項4に記載のように、上記
複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図柄
画像の内、2つの図柄画像の表示事項が揃いリーチアク
ションに入り、残りの図柄画像の変動動作中に、上記特
殊画像制御機能の制御によって、背景画像と図柄画像を
含めた全体画面の画像にひびを生じるようにし、このひ
びが入ったところから全体画面の画像が割れて画像が崩
れてゆくようにし、その後アタリもハズレもある新しい
画像へと変化するようにすると、全体画面にひびが生じ
て、画面が変動し、新しい画面が生じる意外性と期待感
により、遊技者を楽しませることができる。
【0045】(5)さらに、請求項5に記載のように、上
記複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの図
柄画像の変動動作中に、上記特殊画像制御機能の制御に
よって、まず、画面に雷予告の情報を入れ、上記左、
右、中の3つの図柄画像の内、2つの図柄画像が揃いリ
ーチアクションに入ったとき、残りの図柄画像は変動動
作中のまま当初の背景画像では点灯されていた灯籠の火
を消し、画面全体を暗転の画面に変え、暗転の画面の間
は、音のみでリーチ状態を表現し、雷が光ると、その雷
光により残りの図柄画像の表示事項の変動動作の状況を
目視できるようにし、雷が止み、また画面全体を暗転の
画面に変え、暗転の画面の間は、音のみでリーチ状態を
表現し、再び、雷が光ると、その雷光により残りの図柄
画像の表示事項の変動動作の状況を目視できるようにし
て、このとき、残りの図柄画像の表示事項が揃ったとこ
ろで止まるとアタリ、残りの図柄画像の表示事項が揃わ
ないところで止まればハズレとするようにした画像へと
変化するようにすると、雷の予告から始まり、画面全体
が暗転したり、雷が光って画面が表示されたりなどの画
面変動の意外性と最終結果の期待感により、遊技者を大
いに楽しませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態を適用する弾球遊技機の
画像表示制御装置の構成の一例を示すブロック回路図で
ある。
【図2】本発明の第1乃至第4の各実施の形態の弾球遊
技機の画像表示方法を適用し、実行する関連機能のみを
取り出して示したフロー図である。
【図3】本発明に基づく第1の実施の形態において表示
板に表示される画像例図であって、同図(A)、同図
(B)、同図(C)、同図(D)の順序で第1の実施の
形態における画像の変化順序を示し、同図(A)は当初
の画像例を、同図(D)は最終の画像例を示している。
【図4】本発明に基づく第1の実施の形態のリーチアク
ション処理後の動作を説明するフロー図である。
【図5】本発明に基づく第2の実施の形態において表示
板に表示される画像例図であって、同図(A)、同図
(B)、同図(C)、同図(D)の順序で第2の実施の
形態における画像の変化順序を示し、同図(A)は画像
処理の当初の画像例を、同図(D)は最終の画像例を示
している。
【図6】本発明に基づく第2の実施の形態のリーチアク
ション処理後の動作を説明するフロー図である。
【図7】本発明に基づく第3の実施の形態において表示
板に表示される画像例図であって、同図(A)、同図
(B)、同図(C)、同図(D)の順序で第3の実施の
形態における画像の変化順序を示し、同図(A)は画像
処理の当初の画像例を、同図(D)は最終の画像例を示
している。
【図8】本発明に基づく第3の実施の形態のリーチアク
ション処理後の動作を説明するフロー図である。
【図9】本発明に基づく第4の実施の形態において表示
板に表示される画像例図であって、同図(A)、同図
(B)、同図(C)、同図(D)、同図(E)、同図
(F)の順序で第4の実施の形態における画像の変化順
序を示し、同図(A)は画像処理の当初の画像例を、同
図(F)は最終の画像例を示している。
【図10】本発明に基づく第4の実施の形態の動作を説
明するフロー図である。
【図11】従来のもの及び本発明を適用する弾球遊技機
の構成例を示す概略正面図である。
【図12】従来の弾球遊技機における表示板の画像例図
である。
【図13】従来の弾球遊技機の制御機能を説明するブロ
ック図である。
【図14】同図(A)乃至(D)は夫々従来のもの及び
本発明の弾球遊技機の制御機能を説明するフロー図であ
る。
【符号の説明】
3:入力インタフェース 5:バスライン 7:CPU 9:RAM 10:総合処理/制御装置 11:ROM 13:出力インタフェース 17:サウンドジェネレータ 19:アンプ及びスピーカ 21:基本画像制御機能 23:表示機能(表示板) 25:特殊画像制御機能
フロントページの続き (72)発明者 木下 貴章 愛知県名古屋市西区二方町12番地 株式会 社森木工内 Fターム(参考) 2C088 AA36 AA42 BC22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景画像に対して、変動する複数の図柄
    画像を配置して全体画面の画像として表示する表示機能
    と、上記背景画像及び複数の図柄画像の表示事項を制御
    する基本画像制御機能とを備え、上記複数の図柄画像の
    表示事項が予め設定された組み合わせ条件に一致した場
    合に、所定の遊技価値が付与される弾球遊技機の画像表
    示方法において、 上記全体画面の画像を背景画像と図柄画像とを含めて変
    化させる制御を行う特殊画像制御機能を備え、 上記複数の図柄画像の内、2つの図柄画像の表示事項が
    揃うときは、上記特殊画像制御機能に予め設定した画像
    制御条件によって、上記表示機能に表示されていた全体
    画面の画像を、今までとは異なる特殊画像へと変化させ
    るようにしたことを特徴とする弾球遊技機の画像表示方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機の画像表示方
    法において、 上記複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの
    図柄画像の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクション
    に入り、残りの図柄画像の変動動作中に、 上記特殊画像制御機能の制御によって、背景画像が図柄
    画像も含めて中央から切れて両側に広がって消えてゆ
    き、その後面にアタリもハズレもある新しい画像へと変
    化するようにしたことを特徴とする弾球遊技機の画像表
    示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の弾球遊技機の画像表示方
    法において、 上記複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの
    図柄画像の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクション
    に入ったとき、残りの図柄画像の変動動作を一旦止めた
    後、上記特殊画像制御機能の制御によって、全体画面中
    に画面の両側を持つ手が現れた後、再び残りの図柄画像
    の変動動作を開始すると共に、画面の両手を移動して画
    面中央に圧縮する動作と反対に画面の両側に戻る動作を
    複数回繰り返した後、上記各図柄画像の表示事項が揃っ
    たところで止まるとアタリ、各図柄画像の表示事項が揃
    わないところで止まるとハズレとするようにした画像へ
    と変化するようにしたことを特徴とする弾球遊技機の画
    像表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の弾球遊技機の画像表示方
    法において、 上記複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの
    図柄画像の内、2つの図柄画像の表示事項が揃いリーチ
    アクションに入り、残りの図柄画像の変動動作中に、 上記特殊画像制御機能の制御によって、背景画像と図柄
    画像を含めた全体画面の画像にひびを生じるようにし、
    このひびが入ったところから全体画面の画像が割れて画
    像が崩れてゆくようにし、その後アタリもハズレもある
    新しい画像へと変化するようにしたことを特徴とする弾
    球遊技機の画像表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の弾球遊技機の画像表示方
    法において、 上記複数の図柄画像として選ばれた左、右、中の3つの
    図柄画像の変動動作中に、上記特殊画像制御機能の制御
    によって、 まず、画面に雷予告の情報を入れ、上記左、右、中の3
    つの図柄画像の内、2つの図柄画像が揃いリーチアクシ
    ョンに入ったとき、残りの図柄画像は変動動作中のまま
    当初の背景画像では点灯されていた灯籠の火を消し、画
    面全体を暗転の画面に変え、暗転の画面の間は、音のみ
    でリーチ状態を表現し、 雷が光ると、その雷光により残りの図柄画像の表示事項
    の変動動作の状況を目視できるようにし、 雷が止み、また画面全体を暗転の画面に変え、暗転の画
    面の間は、音のみでリーチ状態を表現し、 再び、雷が光ると、その雷光により残りの図柄画像の表
    示事項の変動動作の状況を目視できるようにして、この
    とき、残りの図柄画像の表示事項が揃ったところで止ま
    るとアタリ、残りの図柄画像の表示事項が揃わないとこ
    ろで止まればハズレとするようにした画像へと変化する
    ようにしたことを特徴とする弾球遊技機の画像表示方
    法。
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