JP2001046525A - 磁気健康器具 - Google Patents

磁気健康器具

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JP2001046525A
JP2001046525A JP11229276A JP22927699A JP2001046525A JP 2001046525 A JP2001046525 A JP 2001046525A JP 11229276 A JP11229276 A JP 11229276A JP 22927699 A JP22927699 A JP 22927699A JP 2001046525 A JP2001046525 A JP 2001046525A
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magnetic
core
health device
skin
coating layer
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JP11229276A
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Inventor
Naoki Miyaguchi
直樹 宮口
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NIPPON JIRYOKU KIZAI KK
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NIPPON JIRYOKU KIZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁性体を安定した状態で皮膚に付着させること
ができ、しかも、粘着剤を利用することのない磁気健康
器具の提供を目的とする。 【解決手段】板状に形成された磁性体からなる芯材の少
なくとも一面に、ゴム質の被膜層が取りつけられてなる
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気の力により健
康を増進させる磁気健康器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フェライト磁石などの磁石か
らなる磁性体を皮膚に付着させることで、この磁性体が
放出する磁気(磁力線、磁束)の力により皮下組織に刺
激を与え、血行を促進させたり筋肉を活性化させるなど
して健康を増進させることが知られている。しかし、磁
石を皮膚に付着させるには、磁石を持って、体のつぼに
当たる部分に押し当てるようにするなど、片手あるいは
両手で付着させている磁石を支えなければ、磁石が皮膚
から剥がれ取れてしまう。
【0003】そこで、上述したような問題を解決すべ
く、粒状の磁石を、絆創膏などの粘着剤が塗布されたシ
ート体により皮膚に貼着させることで、磁性体を皮膚に
安定した状態で付着させるようになっている磁気健康器
具が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な磁気健康器具は、粘着剤が塗布されたシートを皮膚に
貼着させたときに、多くの人が粘着剤による不快感を感
じてしまい、さらに、人によっては、痒みやかぶれなど
が生じてしまう場合もある。また、上述したような磁気
健康器具は、一度貼着させてしまうと、貼り直しが効か
ないため、皮膚に貼着させた磁気健康器具の貼着位置を
微妙にずらしたりすることができない。
【0005】さらに、上述したような磁気健康器具は、
皮膚に貼着させた状態から剥がすと、粘着力が弱まって
しまい、シート体に粘着剤を付け足すなどの手間隙をか
けなければ、再び磁性体を皮膚に安定した状態で付着さ
せることができず、まだ磁力の残っている磁性体を廃棄
しなければならなくなってしまう。この場合、磁性体が
無駄になるばかりか、環境的にも好ましくない。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点を鑑みて、
磁性体を安定した状態で皮膚に付着させることができ、
しかも、粘着剤を利用することのない磁気健康器具の提
供を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1における磁気健康器具は、板状に
形成された磁性体からなる芯材の少なくとも一面に、ゴ
ム質の被膜層が取りつけられてなる構成とした。
【0008】上記構成において、芯材としては、たとえ
ば、フェライト磁石、希土類磁石などの焼結磁石、アル
ニコ磁石、あるいはこれら磁石を組み合わせて樹脂など
で板状に成形した磁性体などが挙げられるが、板状に形
成された磁性体であれば特に限定されない。このときの
芯材は、磁束密度の大きさが、0.5ミリテスラ(m
T)(=5ガウス)以上の磁石を用いているのであれ
ば、特に限定されないが、磁束密度の大きさが大きけれ
ば大きいほど、磁性体が体に及ぼす効果が大きくなるた
め好ましい。
【0009】また、板状に形成された磁性体の大きさ
は、外周囲が10mm〜300mm程度、厚みが1〜3
0mm程度のものを用いるのが好ましい。すなわち、磁
性体の大きさが小さすぎると、磁力が弱く、この磁性体
の及ぼす効果の範囲が小さくなってしまうという問題が
ある。また、磁性体の大きさが大きすぎると、皮膚に付
着させたときに安定性が悪くなってしまうという問題が
ある。さらに、磁性体の形状は円形、三角形、四角形、
あるいはそれ以上の多角形であっても良く特に限定され
ない。
【0010】一方、ゴム質の被膜層とは、たとえば、天
然ゴム、合成ゴム、シリコーンゴム、あるいはこれらの
ゴムを少なくとも一種類以上含有する合成樹脂などの皮
膜層が挙げられるが、ゴム状弾性を有している皮膜層で
あれば特に限定されない。ただし、前記皮膜層は、大き
な摩擦抵抗を有するものほど、より安定して皮膚に付着
させることができるため好ましい。
【0011】特に、本発明の請求項2における磁気健康
器具のように、ゴム質の皮膜層が、シリコーンゴムで形
成されるようにすると、シリコーンゴムは、ゴム質の中
でも特に強度的に優れた性質を有しているのに加えて、
人体に無害であり、さらに使いやすさや耐久性に優れて
いることから、より優れた皮膜層の磁気健康器具とな
る。このシリコーンゴムとしては、加硫方法により、高
温加硫型(HTV)と室温加硫型(RTV)とに大別さ
れるが、いずれの型を用いても良く特に限定されない。
また、シリコーンゴムは、引っ張り方向に対する強度が
弱いため、たとえば、天蚕糸などの補強繊維を内包する
ようにすることが好ましい。
【0012】また、被膜層は、芯材の少なくとも一面に
取り付けられていれば、芯材の両面をサンドイッチ状に
挟着するように被膜層が取り付けられていても、被膜層
が芯材全体を包むように取り付けられていても良く、特
に限定されない。さらに、被膜層が芯材の少なくとも一
面に取り付けられる形態は、たとえば、接着剤などを介
する形態、被膜層を形成する材料を熱融着させる形態、
被膜層を形成する材料内に芯材を収容する芯材収容部を
形成し、この芯材収容部内に芯材を収容したときに、芯
材の少なくとも一面に被膜層が形成されるようにする形
態などが挙げられるが特に限定されない。
【0013】なお、芯材は、本発明の請求項3における
磁気健康器具のように、複数の芯材が並列されてなるよ
うにすると、より広い範囲で磁性体の効果をもたらすこ
とができるため好ましい。なお、このとき、皮膜層は、
磁気健康器具を皮膚に付着させたとき剥がれ落ちること
を抑制する滑り止めの働きを有するのであれば、磁気健
康器具の少なくとも一面の一部だけに設けられていて
も、磁気健康器具の一面の全てに渡って設けられていて
も良く、特に限定されない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる磁気健康
器具の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
1は、本発明にかかる磁気健康器具の一実施形態を示し
た斜視図である。図2は、図1に示した磁気健康器具の
A−A線断面図である。
【0015】図1および図2に示したように磁気健康器
具1は、芯材2と、被膜層3とを備えている。芯材2
は、フェライト磁石を縦横約3cm、厚み約2mmの板
体形状に形成したものである。
【0016】また、芯材2は、図1および図2に示した
ように、後述する芯材収容部31に収容されており、図
2中に示したように、磁場が形成されている。すなわ
ち、芯材2は、全体が一つの磁石となっているのではな
く、S極と、N極とが並列するようにして芯材2の一面
が形成されている。さらに、隣接する芯材2同士が、く
っついて重なった状態となるのを防止するため、芯材2
の磁極は、重ね合わせようとしたときに、重なる部分の
磁極が同じ磁極となるように、磁極の配列を調節してい
る。このとき、図2に示した磁場が形成されている芯材
2の反対側、すなわち、磁気健康器具1を皮膚に付着さ
せたときに外側に臨む側では、ほとんど磁場が形成され
ないようになっており、ポケットに入れた磁気カードな
どに磁気の影響が及ばないようになっている。なお、芯
材2は、この芯材2における磁場が形成された部分の磁
束密度の大きさが50ミリテスラ(mT)(500ガウ
ス)の磁石を用いている。
【0017】被膜層3は、シリコーンゴムにより形成さ
れたシート内に補強繊維として天蚕糸を内包してなる被
膜本体シート30に設けられた芯材2を収容する空間で
ある芯材収容部31の芯材2の面に臨んでいる部分をい
う。芯材収容部31は、被膜本体シート30に、略芯材
2の大きさに合わせて形成した空間である。被膜本体シ
ート30は、図2からも明らかなように、芯材収容部3
1が形成された厚みだけ上方に盛り上がった形状をして
いる。また、芯材収容部31は、図1、図3および図4
に示したように、複数並列して設けられており、複数の
芯材2がそれぞれに収容されることで、複数の芯材2が
並列されてなる磁気健康器具1が形成されるようになっ
ている。
【0018】被膜層3は、シリコーンゴムにより形成さ
れているため、可撓性を有し、図2に示した隣接する芯
材収容部31と芯材収容部31との間の部分32を折り
目として折り曲げることが可能となっている。したがっ
て、磁気健康器具1は、体を形成する凹凸に沿って付着
させることができる。
【0019】次に、磁気健康器具1の使用方法および作
用効果について説明する。まず、図3に示したように、
磁気治療を行う部分の皮膚(図中では背中の皮膚)に磁
気健康器具1をあてがい、その上から服を着る。磁気健
康器具1は、被膜層3がシリコーンゴムで形成されてい
るため、摩擦抵抗値が非常に大きく、滑りにくい性質を
有している。したがって、皮膚に直接あてがっても、皮
膚からずれ落ちにくくなっている。さらに、上述したよ
うに、磁気健康器具1の上から服を着ると、この服が磁
気健康器具1を皮膚側に押圧して、簡単には磁気健康器
具1が皮膚から剥がれ落ちにくくなる。また、被膜層3
は、天蚕糸により補強されているため、少々引っ張って
も、破れてしまうことがない。
【0020】また、磁気健康器具1は、芯材2が図2に
示すような複数の磁束を発生させる板体となっているた
め、従来用いられていた絆創膏により粒状の磁石を皮膚
に付着させるタイプの磁気健康器具に比べて、体内に及
ぼす磁束密度の大きさが大きく、この磁束が皮膚内の血
行を促進するとともに、皮膚内の筋肉を活性化させて、
肩凝りや筋肉痛などの諸症状を緩和させる働きを有す
る。
【0021】したがって、磁気健康器具1は、粘着剤の
不快感を感じることなく、皮膚に付着させることがで
き、しかも、皮膚に付着させたとき、この皮膚から容易
にずれ動いたり、剥がれ落ちたりすることがない。しか
も、磁気健康器具1は、皮膚に付着させたときに、体の
外側方向にほとんど磁場が形成されないようになってい
るので、たとえば、皮膚に貼着させた外側に位置する服
のポケットなどに磁気カードを入れても、影響を及ぼす
ことがない。さらに、磁気健康器具1は、芯材2が複数
並べられた状態で取り付けられ、隣接する芯材2と芯材
2との間32が、折り曲げ自在となっているため、たと
えば図4に示したように肩部分に付着させるなど、体の
どの部分にも、その体の部分のラインに沿って変形し、
密着するようにあてがうことができる。しかも、隣接す
る芯材2同士の磁極配列が、同じ磁極となるように調節
されているため、それぞれの芯材2同士がくっついて重
なりあうことがない。
【0022】
【発明の効果】以上のことより、本発明の請求項1に示
した磁気健康器具は、粘着剤を用いていないため、体に
あてがったときに、不快感を感じることがない。また、
本発明の請求項2に示した磁気健康器具は、被膜層がシ
リコーンゴムで形成されているため、体にあてがうだけ
でも、ずれ動きにくく、簡単に外れ取れることがない。
さらに、本発明の請求項3に示した磁気健康器具は、複
数の芯材が並列されているために、より広い範囲で磁性
体の効果をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる磁気健康器具の一実施形態を示
した斜視図である。
【図2】図1に示した磁気健康器具のA−A線断面図で
ある。
【図3】図1に示した磁気健康器具を背中にあてがって
いる状態を示した使用説明図である。
【図4】図1に示した磁気健康器具を肩にあてがってい
る状態を示した使用説明図である。
【符号の説明】
1 磁気健康器具 2 芯材 3 被膜層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状に形成された磁性体からなる芯材の少
    なくとも一面に、ゴム質の被膜層が取りつけられてなる
    磁気健康器具。
  2. 【請求項2】ゴム質の皮膜層が、シリコーンゴムである
    請求項1に記載の磁気健康器具。
  3. 【請求項3】複数の芯材が並列されてなる請求項1また
    は請求項2に記載の磁気健康器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282717A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Pip Fujimoto Co Ltd 磁気治療用布帛および該磁気治療用布帛の製法
JP2011000140A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Kiyokawa Kk 磁気治療器

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Effective date: 20041109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050111

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222