JP2001045963A - 電子レンジ加熱用クリスピーピザ及びその製造法 - Google Patents
電子レンジ加熱用クリスピーピザ及びその製造法Info
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- JP2001045963A JP2001045963A JP11224256A JP22425699A JP2001045963A JP 2001045963 A JP2001045963 A JP 2001045963A JP 11224256 A JP11224256 A JP 11224256A JP 22425699 A JP22425699 A JP 22425699A JP 2001045963 A JP2001045963 A JP 2001045963A
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Abstract
リスピー感を失わないピザを得ることを目的としたもの
である。 【解決手段】 この発明は、焼成済みクラッカー上にピ
ザ用具材を載置したことを特徴とする電子レンジ加熱用
クリスピーピザによって目的を達成することができた。
Description
熱した際にクリスピー感を保有させることを目的とした
電子レンジ加熱用クリスピーピザ及びその製造法に関す
る。
を塗布した後、焼成する発明が提案されている(特開平
7−51032号)。
してイースト発酵させた生地をピザクラストの形に整形
し、ピザソース、チーズ、具材をトッピングした後、ト
ッピングとクラストを同時にオーブンで焼成する。
トを出来るだけ薄く整形し、高温で一気に焼き上げる。
下面の少くとも一方に位置するマイクロ波発熱体との間
に油脂層を介在させた電子レンジ加熱用小麦粉焼成品の
発明が提案されている(特開平3−210143号)。
製造方法では、焼成直後には良好なクリスピー感を有す
るが、焼成後常温、チルド、冷凍等の保存の種類に拘ら
ず、時間の経過とともに、具材からクラストへの水分の
移行が起こり最終製品のクリスピー感が残らない問題点
があった。
成品との間に油脂層を介在させることによりクリスピー
感を保有したものである。
に、穀類と、卵白の混合物を塗布して培焼することによ
り、クリスピー感を保有させるものであり、特別の処理
を施さなければならない問題点があった。
ッカーをピザクラストとして使用することにより、経時
的にクリスピー感を失わないクリスピーピザを得ること
に成功したのである。
にピザ用具材を載置したことを特徴とする電子レンジ加
熱用クリスピーピザであり、複数枚の焼成済みクラッカ
ーを並列し、その上にピザ用具材を載置したことを特徴
とする電子レンジ加熱用クリスピーピザである。また焼
成済みクラッカーは複数枚重ねたものである。
複数枚を並べ、該焼成済みクラッカーの上面に油脂を塗
布した後、その上にトッピングすることを特徴とする電
子レンジ加熱用クリスピーピザの製造方法である。また
焼成済みクラッカーの上面に1〜5%の油脂を塗布した
後、その上にスライス状のチーズを載置するものであ
る。
複数層(例えば2〜5層)にして用いる。前記における
焼成済クラッカーは、大きさ形状を特製にし、又は市販
のものを用いる。前記において、5層をこえると作業が
繁雑となりクラストの強度が弱くなる。
(重量)以下にすると、水分の移行が起りクリスピー感
が失われるおそれがある。また油脂量を5%(重量)以
上にすると、油っこい食感となるので、好ましくない。
以外の具材類は予め焼成、フライ又は炒めるなど加熱処
理をすませ、余分の水分を除いておくことが好ましい。
前記におけるピザ用チーズは、クラッカー100に対
し、50〜300が好ましく、300を越えると味が濃
すぎることになり、50以下だと味が淡すぎる。
し10〜50が好ましく、多いと味が濃すぎるが、少な
いと味が淡すぎる。前記における具材はクラッカー10
0に対し、100〜250が好ましい。具材が250を
越えると整形が困難となり、100未満だと物足りない
食感、風味となる。
粉、糖類、食用油脂、イースト、食塩を原料として必要
に応じ澱粉、乳製品、酵素、膨張剤、食品添加物等の原
材料を配合して、又は添加したものを混合機、整形機、
ビスケットオーブンを使用して製造した甘みの少ない塩
味と脂肪の多いイースト発酵食品が含まれる。ソーダク
ラッカータイプとクリームクラッカーがある。
ピザクラストとして、この上にトッピングし、ラッピン
グして冷蔵したものであって、電子レンジで加熱し、食
用に供した際に、クリスピー感を保有するようにしたも
のである。
販のクラッカー、又は製造者が焼いたピザ用クラッカー
の何れでも使用することができる。
済クラッカーを並べ、その上面に油脂を層着(塗布又は
吹付けなど)した後、トッピングするものである。
更に油脂を層着したのでトッピング側からピザクラスト
側へ水分の移行が殆んどない。従って冷凍ピザを電子レ
ンジ加熱した場合には、恰も出来立てのピザのようにク
リスピー感があって嗜好に適するものである。
する。
敷き、その上に焼成済みクラッカー1(市販)、5cm
×5cm×5mmを縦2列、横3列に並べ10cm×1
5cmの上部面積を持つピザクラストとした(重さ19
gであった)。前記並列したクラッカー1の重なり部分
と、トッピングを重ねる部分に油脂5を塗布する。
ーズ2(9cm×12cm、45g)を重ねる。前記ス
ライスチーズ2上へピザソース6.5g、炒めたミック
スベジタブル15gと、ベーコン9g及びナチュラルチ
ーズ10gからなるトッピング3を載せる。ついでトッ
ピング終了後、直ちにラップフィルム6で包装した後5
℃の冷蔵庫中で24時間冷蔵した。
ム6をかけたまま電子レンジにより、前記チーズが溶け
る程度(990W1分位)に加熱し食用に供した。
り、イースト発酵食品特有の風味も豊かであった。
を、冷蔵庫から取出し、ラップフィルムを外して電子レ
ンジにより、チーズが溶ける程度(990W 1分位)
に加熱し食用に供した。
後、直ちにラッピングし、−20℃で24時間冷凍し
た。24時間経過後取出し、ラップフィルムをしたまま
電子レンジにより、チーズが溶ける程度(990W 1
分30秒)に加熱し食用に供した。
後、直ちにラッピングし、−20℃で24時間冷凍し
た。24時間経過後取出し、ラップフィルムを外して電
子レンジにより、チーズが溶ける程度(990W 1分
30秒)に加熱し食用に供した。
キシングを行い、27℃に捏ね上げた生地を30分発酵
させた。
に整形し、長方形15cm×10cm、50gに切り抜
きピザクラストとした。このピザクラスト上にスライス
チーズを載せた。
ブル15g、ベーコン9g、ナチュラルチーズ55gか
らなるトッピングをスライスチーズの上に載せ、ピザが
出来た。このピザをジェットオーブン230℃、4分焼
成し、焼成後直ちに食した。
放冷し、直ちにラッピングし、5℃で24時間放置し
た。放置後、ラップをしたまま電子レンジによりチーズ
が溶ける程度(990W 1分)に加熱し食した。
放冷し、直ちにラッピングし、5℃で24時間放置し
た。放置後、ラップをはずして電子レンジによりチーズ
が溶ける程度(990W 1分)に加熱し食した。
放冷し、直ちにラッピングし、−20℃で24時間放置
した。放置後、ラップをしたまま電子レンジによりチー
ズが溶ける程度(990W 1分30秒)に加熱し食し
た。
放冷し、直ちにラッピングし、−20℃で24時間放置
した。放置後、ラップをはずして電子レンジによりチー
ズが溶ける程度(990W 1分30秒)に加熱し食し
た。
より評価した所、表1の結果を得た。
合的な評価をしてもらい最も優れたものを5点とする5
点法で採点した。
加熱した後であっても、クリスピー感のあるピザを得る
効果がある。
はチーズを溶かす程度で十分である。更に焼成済クラッ
カーを使用するので、各クラッカー毎に分取することが
容易であって態々切断する必要がない。
Claims (5)
- 【請求項1】 焼成済みクラッカー上にピザ用具材を載
置したことを特徴とする電子レンジ加熱用クリスピーピ
ザ。 - 【請求項2】 複数枚の焼成済みクラッカーを並列し、
その上にピザ用具材を載置したことを特徴とする電子レ
ンジ加熱用クリスピーピザ。 - 【請求項3】 焼成済みクラッカーは複数枚重ねたこと
を特徴とする請求項1又は2記載の電子レンジ加熱用ク
リスピーピザ。 - 【請求項4】 焼成済みクラッカーの複数枚を並べ、該
焼成済みクラッカーの上面に油脂を塗布した後、その上
にトッピングすることを特徴とする電子レンジ加熱用ク
リスピーピザの製造方法。 - 【請求項5】 焼成済みクラッカーの上面に1〜5%の
油脂を塗布した後、その上にスライス状のチーズを載置
することを特徴とした請求項4記載の電子レンジ加熱用
クリスピーピザの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224256A JP2001045963A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 電子レンジ加熱用クリスピーピザ及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224256A JP2001045963A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 電子レンジ加熱用クリスピーピザ及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001045963A true JP2001045963A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16810940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11224256A Pending JP2001045963A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 電子レンジ加熱用クリスピーピザ及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001045963A (ja) |
-
1999
- 1999-08-06 JP JP11224256A patent/JP2001045963A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060426 |
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A02 | Decision of refusal |
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