JP2001045626A - ケーブルラックのカバー接続構造 - Google Patents

ケーブルラックのカバー接続構造

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JP2001045626A JP11217864A JP21786499A JP2001045626A JP 2001045626 A JP2001045626 A JP 2001045626A JP 11217864 A JP11217864 A JP 11217864A JP 21786499 A JP21786499 A JP 21786499A JP 2001045626 A JP2001045626 A JP 2001045626A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業数や部品数を増加させることなく、ま
た、外観を損なうことなく、ケーブルラックとカバーを
機械的及び電気的に接続することができるケーブルラッ
クのカバー接続構造を提供する。 【解決手段】 導電性を有する略板状の接続部材1にラ
ック側接続部2とカバー側接続部3を形成する。ケーブ
ルラック4にカバー5を配設すると共にケーブルラック
4とカバー5に亘って接続部材1を配置する。接続部材
1のラック側接続部2とケーブルラック4を固定すると
共に接続部材1のカバー側接続部3とカバー5を固定す
る。機械的に接続するための部品及び作業と、電気的に
接続するための部品及び作業を共通化させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電用などのケー
ブルを配設する際に用いられるケーブルラックのカバー
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ケーブルを配設するにあたっ
ては、図6に示すような梯子状のケーブルラック4を用
いるようにしている。ケーブルラック4は、その種類と
して、例えば、鉄等を材料として形成され、表面には耐
食性や美観向上等を目的とした塗装が施されるものであ
って、一対の長尺の枠材20を対向させて配置し、枠材
20間に複数本の支持材21を架設することによって形
成されている。このケーブルラック4はその長手方向に
複数本連結され、建物の構造材に取り付けられた吊り下
げ具22によって、支持されて固定されるものである。
そして、支持材21の上にケーブルを載せて保持させる
ことによって、ケーブルラック4にケーブルが保持され
るのである。
【0003】上記のようなケーブルラックにおいて、ケ
ーブルを保護するためにケーブルラックにケーブルを覆
うカバーを取り付けることが行われている。また、通
常、ケーブルラックはケーブルからの漏電電流を逃がす
ために接地されているが、漏電電流を確実に逃がすため
にカバーも接地する必要があり、カバーとケーブルラッ
クを電気的に接続することによって、ケーブルラックを
介してカバーを接地するようにしている。カバーとケー
ブルラックを電気的に接続するにあたって、アースボン
ド線を用い、アースボンド線の一端をカバーに接続する
と共にアースボンド線の他端をケーブルラックに接続す
ることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
では、ケーブルラックにカバーを取り付けて機械的に接
続する作業と、ケーブルラックとカバーに電線を取り付
けて電気的に接続する作業とを別々に行わなければなら
ず、ケーブルラックにカバーを取り付けるだけの場合に
比べて、作業数や部品数が増加するという問題があっ
た。しかも、電線がケーブルラックやカバーの外側に配
置されて外観を損なうという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、作業数や部品数を増加させることなく、また、外
観を損なうことなく、ケーブルラックとカバーを機械的
及び電気的に接続することができるケーブルラックのカ
バー接続構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ケーブルラックのカバー接続構造は、導電性を有する略
板状の接続部材1にラック側接続部2とカバー側接続部
3を形成し、ケーブルラック4にカバー5を配設すると
共にケーブルラック4とカバー5に亘って接続部材1を
配置し、接続部材1のラック側接続部2とケーブルラッ
ク4を固定すると共に電気的に接続し、接続部材1のカ
バー側接続部3とカバー5を固定すると共に電気的に接
続して成ることを特徴とするものである。
【0007】また本発明の請求項2に係るケーブルラッ
クのカバー接続構造は、請求項1の構成に加えて、接続
部材1が可撓性を有することを特徴とするものである。
【0008】また本発明の請求項3に係るケーブルラッ
クのカバー接続構造は、請求項1又は2の構成に加え
て、接続部材1のラック側接続部2に挿通孔6を形成す
ると共に接続部材1のカバー側接続部3に雌ねじ孔7を
形成し、ケーブルラック4側へ突出する連結片8をカバ
ー5に設けると共に連結片8に挿入孔9を形成し、ケー
ブルラック4の側壁10に貫通孔11を形成し、連結片
8をケーブルラック4の側壁10の外側に位置させてケ
ーブルラック4にカバー5を配設すると共にケーブルラ
ック4の側壁10とカバー5の連結片8の間にカバー側
接続部3を位置させてケーブルラック4とカバー5に亘
って接続部材1を配置し、ラック側接続部2の挿通孔6
から導電性を有するラック側雄ねじ部材12を挿通させ
てラック側雄ねじ部材12とケーブルラック4の貫通孔
11を締結し、導電性を有するカバー側雄ねじ部材13
に突起14を有する座金15を挿着し、連結片8の挿入
孔9からカバー側雄ねじ部材13を挿通させてカバー側
雄ねじ部材13とカバー側接続部3の雌ねじ孔7を締結
し、座金15の突起14を連結片8に食い込ませて成る
ことを特徴とするものである。
【0009】また本発明の請求項4に係るケーブルラッ
クのカバー接続構造は、請求項1乃至3のいずれかの構
成に加えて、ラック側接続部2の挿通孔6を長孔に形成
して成ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】図4に示すように、ケーブルラック4は、
その種類として、例えば、鉄等を材料として導電性を有
して形成され、表面には耐食性や美観向上等を目的とし
た塗装が施されるものであって、一対の長尺の枠材20
を対向させて配置し、枠材20間に複数本の支持材21
を架設することによって長尺で梯子状に形成されてい
る。支持材21は略等間隔で枠材20の長手方向に並ぶ
ように配置されている。枠材20は鉛直片25と、鉛直
片25の上端に略垂直に突設されるカバー載置片31
と、鉛直片25の下端にカバー載置片31と同方向に略
垂直に突設される支持材取付片26とで断面略コ字状に
形成されている。鉛直片25はケーブルラック4の側壁
10を構成するものであって、その上下方向の略中央部
には強度向上のために凹溝27が全長に亘って設けられ
ていると共に凹溝27と支持材取付片26の間の部分は
接続部材連結部28として形成されている。そして、図
1に示すように、カバー載置片31と支持材取付片26
を内側に向けて一対の枠材20を対向させて配置し、支
持材21の端部を支持材取付片26の上に載せて固定す
ることによって枠材20に支持材21が取り付けられて
いる。また、接続部材連結部28にはケーブルラック4
の側壁10を厚み方向に貫通する貫通孔11が形成され
ている。この貫通孔11は従来からアースボンド線を接
続するのに用いられている孔である。
【0012】カバー5は、その種類として、例えば、鉄
等を材料として導電性を有して長尺に形成され、表面に
は耐食性や美観向上等を目的とした塗装が施されるもの
である。尚、カバー5への塗装は合成樹脂塗装やメラミ
ン焼き付け塗装などで行われるものであって、この塗装
による表面処理で非導電性の塗膜がカバー5の表面に形
成されることになる。また、図1に示すように、カバー
5にはその長辺側の両端部に下側に突出する連結片8が
全長に亘って延設されており、カバー5は下面が開口す
る断面略コ字状に形成されている。この連結片8の複数
箇所には連結片8を厚み方向に貫通する挿入孔9が設け
られている。上記のようにカバー5には表面処理が施さ
れているが、この際、カバー5を吊り下げて行うように
している。そして、挿入孔9としては表面処理の際にカ
バー5を吊り下げるために冶具を挿通する孔を利用する
ことができる。
【0013】図2に示すように、接続部材1はステンレ
ス鋼などの金属製で導電性を有して薄板状に形成されて
いる。また、接続部材1は可撓性を有しており屈曲可能
に形成されている。このように接続部材1を可撓性を有
するものに形成することによって、接続部材1とケーブ
ルラック4の接続箇所、接続部材1とカバー5の接続箇
所の間に段差があったとしても、その段差に対応させて
接続部材1を容易に施工現場で屈曲加工することができ
る。よって、工場等で予め想定される段差に応じて屈曲
加工しておく必要が無くなるものである。また、接続部
材1の上部はカバー側接続部3として形成されており、
カバー側接続部3には雌ねじ孔7が接続部材1の厚み方
向に貫通するように形成されている。さらに、接続部材
1の下部はラック側接続部2として形成されており、ラ
ック側接続部2には挿通孔6が接続部材1の厚み方向に
貫通するように形成されている。
【0014】ラック側雄ねじ部材12とカバー側雄ねじ
部材13はステンレス鋼などの金属製であって、導電性
を有するタッピングねじなどを用いることができる。座
金15はステンレス鋼などの金属製で導電性を有してリ
ング状に形成されるものであって、図3に示すように、
その一側面には先端が鋭利な突起14が全周に亘って形
成されている。
【0015】そして、上記のようなケーブルラック4に
カバー5を取り付けるにあたっては次のようにして行
う。まず、ケーブルラック4にケーブルを敷設した後、
ケーブルラック4の上方からカバー5を近づけて、ケー
ブルラック4のカバー載置片31の上にカバー5を載置
する。このようにケーブルラック4にカバー5を配設す
ることによって、ケーブルラック4の側壁10の外側で
側壁10の上部と対向させるようにしてカバー5の連結
片8を位置させる。次に、ケーブルラック4の両側にお
いて、ケーブルラック4とカバー5に亘って接続部材1
を配置する。この時、ケーブルラック4の側壁10の上
部とカバー5の連結片8の間にカバー側接続部3を下側
から差し込んで位置させると共に接続部材1のラック接
続部2をケーブルラック4の接続部材連結部28の外面
に当接させる。
【0016】次に、ケーブルラック4の両側において、
ラック側雄ねじ部材12を用いて接続部材1とケーブル
ラック4を連結して固定すると共にカバー側雄ねじ部材
13を用いて接続部材1とカバー5を連結して固定す
る。接続部材1とケーブルラック4を連結するにあたっ
ては、ラック側接続部2の挿通孔6にラック側雄ねじ部
材12を外側から挿通し、挿通孔6を通過したラック側
雄ねじ部材12の先端をケーブルラック4の接続部材連
結部28の貫通孔11に螺入して締結する。また、接続
部材1とカバー5を連結するにあたっては、まず、カバ
ー側雄ねじ部材13に座金15を挿着する。この時、座
金15の突起14をカバー5側に向けるようにする。次
に、カバー5の連結片8に設けた挿入孔9にカバー側雄
ねじ部材13を外側から挿通し、挿入孔9を通過したカ
バー側雄ねじ部材13の先端を接続部材1のカバー側接
続部3に設けた雌ねじ孔7に螺入して締結する。また、
このようにカバー側雄ねじ部材13が雌ねじ孔7に螺入
することによって、カバー側雄ねじ部材13の頭部30
で座金15がカバー5側に押圧されることになり、この
ことで、座金15の突起14がカバー5の表面の非導電
性の塗膜を破壊(破断)しながら連結片8に食い込み、
頭部30による座金15の押圧で突起14がカバー5の
導電性の部分(金属の部分)に接触した状態に保持され
る。このようにしてケーブルラック4にカバー5を接続
部材1を用いて取り付けることができる。
【0017】上記の実施の形態では、接続部材1とラッ
ク側雄ねじ部材12とカバー側雄ねじ部材13によって
ケーブルラック4とカバー5を機械的に接続することが
できると共に接続部材1とラック側雄ねじ部材12とカ
バー側雄ねじ部材13と座金15によってケーブルラッ
ク4とカバー5を電気的に接続することができ、機械的
に接続するための部品及び作業と、電気的に接続するた
めの部品及び作業を共通化させることによって、作業数
や部品数を増加させることなく簡略な構成で、ケーブル
ラック4とカバー5を機械的及び電気的に接続すること
ができるものである。
【0018】また、ケーブルラック4の貫通孔11とし
て従来からアースボンド線を接続するのに用いられてい
る孔を用いると共にカバー5の挿入孔9としては表面処
理の際にカバー5を吊り下げるために冶具を挿通する孔
を用いるので、施工現場で孔あけ加工をすることなく、
接続部材1とケーブルラック4の連結及び接続部材1と
カバー5の連結を行うことができる。尚、ケーブルラッ
ク4やカバー5は、施工現場で所定長さに切断して使用
することがある。その際、予め設けられた孔の部分を確
保できない場合があり、その場合は、施工現場で孔あけ
加工を行うことになる。ここで、ケーブルラック4につ
いては、ある程度の強度を有しているため孔あけ加工が
しやすく、寸法精度の良い貫通孔11を設けることがで
きるので、ラック側雄ねじ部材12の螺入による締結で
接続部材1とケーブルラック4の機械的及び電気的な接
続を確実に行いやすい。しかし、カバー5の連結片8は
側方からの圧力に対してケーブルラック4ほどの強度は
無いため、施工現場で孔あけ加工するのが容易でなく、
寸法精度の良い挿入孔9を形成しにくく、カバー5と接
続部材1の機械的及び電気的な接続を確実に行うことが
できない恐れがある。従って、このような事態を考慮す
ると、ケーブルラック4と接続部材1はラック側雄ねじ
部材12の貫通孔11へのねじ込みによって締結するの
が好ましく、カバー5と接続部材1はカバー側雄ねじ部
材13の頭部30と接続部材1によってカバー5の連結
片8の挟持して締結するのが好ましい。このような構成
によって、現場で孔あけ加工が必要になったとしても、
確実に機械的及び電気的な接続を行うことができる。
【0019】さらに、接続部材1はカバー5やケーブル
ラック4に比べて小さく、また、板状であり、しかも、
接続部材1の上部のカバー側接続部3はカバー5の連結
片8で覆い隠されるので、接続部材1が目立たなくなっ
て、外観を損なわないようにすることができるものであ
る。
【0020】また、非導電性の表面処理が施されたカバ
ー5を用いるにあたって、カバー側雄ねじ部材13に突
起14を有する座金15を挿着し、カバー側雄ねじ部材
13を雌ねじ孔7に螺入することによって、カバー側雄
ねじ部材13の頭部30で座金15を押圧して突起14
をカバー5の表面の非導電性の塗膜を破壊(破断)しな
がら連結片8に食い込ませ、突起14をカバー5の導電
性の部分(金属の部分)に接触させるので、頭部30で
座金15を押圧することにより突起14を強く確実にカ
バー5の導電性の部分に接触させて保持することがで
き、単に突起14をカバー5に接触させる場合に比べ
て、電気的な接続を確実に行うことができるものであ
る。尚、特許第2789322号公報の発明では、破断
爪片でケーブルラックカバーの非導電性の表面処理膜を
破断するようにしているが、この場合、破断爪片にケー
ブルラックカバーを単に接触させているだけであるの
で、電気的な接続の信頼性が低くなる恐れがある。
【0021】図5に接続部材1の他例を示す。この接続
部材1は上下方向(接続部材1の長手方向)に長い長孔
で挿通孔6が形成されている。その他の構成は上記の実
施の形態の接続部材1と同様であり、また、上記の実施
の形態の接続部材1と同様にしてケーブルラック4とカ
バー5の機械的及び電気的な接続に用いられる。そし
て、この接続部材1では挿通孔6を長孔に形成したの
で、接続部材1を挿通孔6の長手方向に沿って上下方向
に移動させることによって、ケーブルラック4に対する
カバー5の固定位置(接続位置)を容易に変更すること
ができ、ケーブルラック4とカバー5の間にケーブルラ
ック4よりも上方に突出する介在物が存在する場合であ
っても、カバー5を上方に容易に移動させて接続するこ
とができるものである。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1の発明
は、導電性を有する略板状の接続部材にラック側接続部
とカバー側接続部を形成し、ケーブルラックにカバーを
配設すると共にケーブルラックとカバーに亘って接続部
材を配置し、接続部材のラック側接続部とケーブルラッ
クを固定すると共に電気的に接続し、接続部材のカバー
側接続部とカバーを固定すると共に電気的に接続するの
で、接続部材によりケーブルラックとカバーの機械的及
び電気的な接続を行うことができ、機械的に接続するた
めの部品及び作業と、電気的に接続するための部品及び
作業を共通化させることによって、作業数や部品数を増
加させることなく、ケーブルラックとカバーを機械的及
び電気的に接続することができるものである。また、接
続部材は略板状であるので、目立たないようにすること
ができ、外観を損なわないようにすることができるもの
である。
【0023】また本発明の請求項2の発明は、接続部材
が可撓性を有するので、接続部材を容易に施工現場で屈
曲加工することができ、ケーブルラックとカバーの接続
を容易に行うことができるものである。
【0024】また本発明の請求項3の発明は、接続部材
のラック側接続部に挿通孔を形成すると共に接続部材の
カバー側接続部に雌ねじ孔を形成し、ケーブルラック側
へ突出する連結片をカバーに設けると共に連結片に挿入
孔を形成し、ケーブルラックの側壁に貫通孔を形成し、
連結片をケーブルラックの側壁の外側に位置させてケー
ブルラックにカバーを配設すると共にケーブルラックの
側壁とカバーの連結片の間にカバー側接続部を位置させ
てケーブルラックとカバーに亘って接続部材を配置し、
ラック側接続部の挿通孔から導電性を有するラック側雄
ねじ部材を挿通させてラック側雄ねじ部材とケーブルラ
ックの貫通孔を締結し、導電性を有するカバー側雄ねじ
部材に突起を有する座金を挿着し、連結片の挿入孔から
カバー側雄ねじ部材を挿通させてカバー側雄ねじ部材と
カバー側接続部の雌ねじ孔を締結し、座金の突起を連結
片に食い込ませるので、突起をカバー側雄ねじ部材で押
圧してカバーの連結片に強く接触させることができ、ケ
ーブルラックとカバーの電気的な接続を確実に行うこと
ができるものである。
【0025】また本発明の請求項4の発明は、ラック側
接続部の挿通孔を長孔に形成するので、挿通孔内におい
て接続部材のケーブルラックへの取付位置を変更するこ
とによって、ケーブルラックに対するカバーの取付位置
を容易に変更することができ、ケーブルラックとカバー
の間に介在物が存在する場合であっても、カバーを容易
に移動させて接続することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】同上の接続部材を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図3】同上の一部の分解斜視図である。
【図4】同上の一部の斜視図である。
【図5】同上の他の接続部材を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 接続部材 2 ラック側接続部 3 カバー側接続部 4 ケーブルラック 5 カバー 6 挿通孔 7 雌ねじ孔 8 連結片 9 挿入孔 10 側壁 11 貫通孔 12 ラック側雄ねじ部材 13 カバー側雄ねじ部材 14 突起 15 座金

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する略板状の接続部材にラッ
    ク側接続部とカバー側接続部を形成し、ケーブルラック
    にカバーを配設すると共にケーブルラックとカバーに亘
    って接続部材を配置し、接続部材のラック側接続部とケ
    ーブルラックを固定すると共に電気的に接続し、接続部
    材のカバー側接続部とカバーを固定すると共に電気的に
    接続して成ることを特徴とするケーブルラックのカバー
    接続構造。
  2. 【請求項2】 接続部材が可撓性を有することを特徴と
    する請求項1に記載のケーブルラックのカバー接続構
    造。
  3. 【請求項3】 接続部材のラック側接続部に挿通孔を形
    成すると共に接続部材のカバー側接続部に雌ねじ孔を形
    成し、ケーブルラック側へ突出する連結片をカバーに設
    けると共に連結片に挿入孔を形成し、ケーブルラックの
    側壁に貫通孔を形成し、連結片をケーブルラックの側壁
    の外側に位置させてケーブルラックにカバーを配設する
    と共にケーブルラックの側壁とカバーの連結片の間にカ
    バー側接続部を位置させてケーブルラックとカバーに亘
    って接続部材を配置し、ラック側接続部の挿通孔から導
    電性を有するラック側雄ねじ部材を挿通させてラック側
    雄ねじ部材とケーブルラックの貫通孔を締結し、導電性
    を有するカバー側雄ねじ部材に突起を有する座金を挿着
    し、連結片の挿入孔からカバー側雄ねじ部材を挿通させ
    てカバー側雄ねじ部材とカバー側接続部の雌ねじ孔を締
    結し、座金の突起を連結片に食い込ませて成ることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のケーブルラックのカバ
    ー接続構造。
  4. 【請求項4】 ラック側接続部の挿通孔を長孔に形成し
    て成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載のケーブルラックのカバー接続構造。
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