JP2001044666A - 器具の取付構造 - Google Patents

器具の取付構造

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JP2001044666A
JP2001044666A JP11210774A JP21077499A JP2001044666A JP 2001044666 A JP2001044666 A JP 2001044666A JP 11210774 A JP11210774 A JP 11210774A JP 21077499 A JP21077499 A JP 21077499A JP 2001044666 A JP2001044666 A JP 2001044666A
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JP
Japan
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screw
ceiling
fitting
head
fire detector
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Withdrawn
Application number
JP11210774A
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English (en)
Inventor
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Shoichi Oka
昭一 岡
Masafumi Fukuda
雅史 福田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井や壁に取付けられる器具の取付構造を提
供する。 【解決手段】 嵌合螺子1を天井板8に螺着し、嵌合螺
子1の頭部1aと嵌合する弾性嵌合片2を筐体3の本体
に備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井や壁に取付け
られる器具の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に基づいて、従来の器具の取付手段
を説明する。図に示す器具は火災感知器であり、住宅や
オフィスなどの天井に取付けられる略円盤状のベース1
1と、ベース11に取付けられる略円錐台状のカバー1
0とを備えている。
【0003】ベース11は、取付螺子9でベース11を
天井板8に固定するために、縁部近傍に設けられた螺子
挿通孔11aと、信号線4をベース11に固定するため
の端子部5と、信号線4を通すための信号線差込口11
bとが形成されている。ここで、信号線4は火災感知器
に電力を供給し、かつ、火災を感知した旨の情報を伝送
するための線である。
【0004】以上に説明した火災感知器を天井に取付け
る場合、取付作業者が上を向いて、天井板8に形成され
た信号線挿通孔8aから、天井裏に布設された信号線4
を引き出し、ベース11の中心部に設けた信号線差込口
11bに通しておき、ベース11に設けた螺子挿通孔1
1aに取付螺子9を挿入して、天井板8に形成した螺入
孔8bに取付螺子9を螺合させて、ベース11を天井板
8に固定した後、信号線4を端子5に接続し、ベース1
1とカバー10とを嵌合させる(嵌合構造は図示省略)
ことによって、火災感知器を天井に取付けることができ
る。
【0005】次に、従来の他の火災感知器の構造を、図
5の斜視図に基づいて説明する。図5に示す火災感知器
を天井に取付ける場合、まず、図5(a)に示すよう
に、天井裏に布設された信号線4を天井板8に形成され
た信号線挿通孔8aから下に引き出して、その信号線4
と火災感知器から引き出されているリード線6とを合わ
せてよじり、その部分にスリーブ7を被せて、ペンチ等
によってスリーブ7を潰して接続する。
【0006】次に、図5(b)に示すように、筐体3に
設けた螺子挿通孔3dに、取付螺子9を挿入し、天井板
8に螺入することによって、火災感知器を天井に取付け
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図4に
示した構造の火災感知器を天井に取付ける場合、取付作
業者が高所で上を向いて、取付螺子9を螺子挿通孔11
aに通し、ベース11と取付螺子9とを手で押えた状態
で、取付螺子9を螺入しなければならない。また、図5
に示す火災感知器の場合も、螺子挿通孔3dに通した取
付螺子9と筐体3(火災感知器の本体)とを手で押えな
がら、取付螺子9を天井板8に螺入しなければならな
い。このように、図4及び図5に示した火災感知器を天
井板8に取付ける作業は、高所で上を向いて行なわなけ
ればならないので危険な作業であった。また、取付螺子
9を螺入させる螺入孔8bの位置に、取付螺子9の位置
を合わせる必要があり、取付螺子9が落下しやすいた
め、著しく作業性が悪いという問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、取付作業の安全
性の向上が図れる、取付けが極めて簡単な火災感知器を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1記載の発明にあっては、天井等に取付
けられる器具の取付構造であって、螺子を天井等に螺着
し、前記螺子の頭部と嵌合する嵌合部を前記器具の本体
に備える。
【0010】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の器具の取付構造であって、前記嵌合部は複数の弾
性片を備え、それらの弾性片が前記螺子の頭部を把持す
るように構成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1に基づいて、本発明に
係る器具の取付構造の一実施形態について述べる。図1
(a)は、本発明に係る螺子(嵌合螺子)の構造を示す
斜視図、図1(b)は、本発明に係る器具(火災感知
器)を天井に取付けた状態を示す断面図である。
【0012】図1(a)に示すように、火災感知器の嵌
合螺子1は、略球状の頭部1aと、雄螺子部1bと、雄
螺子部1bの螺入される深さを制限する、略円板状の螺
入制限板1cとを備えている。一方、図1(b)に示す
ように、火災感知器の本体(筐体3)は略円盤状のベー
ス部3aと、その上部に形成された略円盤状のセンサ部
3bとから構成されており、ベース部3aの底面には凹
部3cが形成されている。また、凹部3cの底面の略中
央には、嵌合螺子1の頭部1aを把持する、一対の断面
視略弓状の弾性嵌合片2が突設されている。
【0013】図1に示した火災感知器を天井に取付ける
場合、嵌合螺子1を、螺入制限板1cが天井面に当接す
るまで、螺子回しで天井板8に螺入させて取付けた後、
嵌合螺子1の頭部1aと一対の弾性嵌合片2とを嵌合さ
せる。つまり、弾性嵌合片2の先端部と嵌合螺子1の頭
部1aとを当接させた状態で、火災感知器を天井の方に
押し上げることにより、弾性嵌合片2が嵌合螺子1の頭
部1aの表面に沿って弾性変形しながら外側に広がり、
嵌合螺子1の頭部1aが弾性嵌合片2に把持される。こ
の状態で、ベース部3aが天井面に当接するか、ベース
部3aと天井板8との隙間が十分小さくなるように、予
め嵌合螺子1の頭部1aと、弾性嵌合片2と、ベース部
3aの寸法を設定する。
【0014】尚、嵌合螺子1の頭部1aは略球状で、弾
性嵌合片2は一対の略弓状の構成であるとしたが、嵌合
螺子1の頭部1aと弾性嵌合片2とが嵌合すれば良いの
で、これらの形状に限定されるものではない。また弾性
嵌合片2は、火災感知器の筐体と一体に形成しても良い
が、別部品として他の材料で構成してもよい。
【0015】以下、図2に基づいて、図1に示した火災
感知器の取付手順について説明する。図2(a)に示す
ように、嵌合螺子1を天井板8に螺入させた後、図2
(b)に示すように、火災感知器の底部の凹部3c内に
配置された端子部5と、天井裏に布設され、信号線挿通
孔8aより引き出された信号線4とを接続する。最後
に、図2(c)に示すように、嵌合螺子1の頭部1aと
弾性嵌合片2と嵌合させて、火災感知器を天井に取付け
る。
【0016】また、底面にリード線6が引き出されてい
る火災感知器の場合、図2(a)に示したのと同様に、
嵌合螺子1を天井板8に取付けた後、図3(a)に示す
ように、天井裏に布設され、信号線挿通孔8aより引き
出された信号線4と、リード線6とを合わせてよじり、
その部分にスリーブ7を被せて、ペンチ等によってスリ
ーブ7を潰して接続する。次に、図3(b)に示すよう
に、弾性嵌合片2の先端部と嵌合螺子1の頭部1aとを
当接させた状態で、火災感知器を天井の方に押し上げる
ことにより、嵌合螺子1の頭部1aに弾性嵌合片2を嵌
合させて、筐体3(火災感知器の本体)を天井に取付け
る。
【0017】尚、本発明に係る器具の取付構造は、オフ
ィス用の照明器具等にも適用でき、1人で照明器具を取
付けることができるので、従来のように、他の取付作業
者に照明器具を押えてもらって、その間に螺子を締めて
取付けるといったことがなく、著しく施工性が向上す
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、嵌合螺子を先に天井に取付けた後に、その螺子
(嵌合螺子)に器具の嵌合部を嵌合させる構造としたこ
とにより、天井のような高所に器具を取付けるために、
取付作業者が上を向いて作業をしなければならない状況
においても、より安全に効率良く器具の取付作業を行な
うことができると共に、取付作業者の肉体的疲労が少な
くてすむ。また、従来のように螺子が螺子挿通孔から脱
落することがないので、作業効率の向上が図れるさら
に、取付螺子や螺子挿通孔が露出しないため、天井面の
美観が著しく向上するという効果を奏する。
【0019】請求項2記載の発明にあっては、螺子(嵌
合螺子)の頭部を把持する複数の弾性嵌合片を器具の本
体に設けたので、嵌合螺子の頭部に嵌合部を当接させ
て、器具を上方に押し上げるだけで簡単に天井や壁に取
付けができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る器具の取付構造の一実施形態を示
す図で、(a)は螺子(嵌合螺子)の構造を示す斜視
図、(b)は器具を天井に取付けた状態を示す断面図で
ある。
【図2】本発明に係る器具(火災感知器)の取付手順の
一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る器具(火災感知器)の取付手順の
他の例を示す説明図である。
【図4】従来の火災感知器の一例の取付手順を示す説明
図である。
【図5】従来の火災感知器の他の例の取付手順を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 嵌合螺子(螺子) 1a 螺子の頭部 2 弾性嵌合片(嵌合部、弾性片) 3 筐体(器具の本体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 昭一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福田 雅史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3J001 AA02 DB01 EA00 EA05 4E353 AA21 BB20 CC08 CC12 CC36 DD02 DD05 DR13 DR23 DR53 GG07 GG20 GG21 5G405 CA55 CA58 FA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井等に取付けられる器具の取付構造で
    あって、螺子を天井等に螺着し、前記螺子の頭部と嵌合
    する嵌合部を前記器具の本体に備えたことを特徴とする
    器具の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部は複数の弾性片を備え、それ
    らの弾性片が前記螺子の頭部を把持するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の器具の取付構
    造。
JP11210774A 1999-07-26 1999-07-26 器具の取付構造 Withdrawn JP2001044666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242771A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Nohmi Bosai Ltd 火災警報器
JP2012178562A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Asml Netherlands Bv 基板のモデルパラメータを計算する方法、リソグラフィ装置、およびリソグラフィ装置によってリソグラフィ処理を制御する装置

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Date Code Title Description
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Effective date: 20061003