JP2001045576A - 複数の電子機器の遠隔制御システムおよび制御方法 - Google Patents

複数の電子機器の遠隔制御システムおよび制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのメーカーにも設定されていないカスタム
コードを共通使用することにより、1台のリモコンで多
数の被制御機器を遠隔制御可能とする。 【解決手段】 どのメーカーにも設定されていないカス
タムコードを発信するリモコンと、どのメーカーにも設
定されていないカスタムコードを復号するデコーダを有
する被制御機器からなる複数の電子機器の遠隔制御シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やビデオテープレコーダなどの各種の電子機器を赤外
線や電波を用いてワイヤレスで遠隔制御を行う遠隔制御
送信機及び該遠隔制御送信機の送信信号により制御され
る被制御機器からなる複数の電子機器の遠隔制御システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種家電機器や各種情報機器などの電子
機器を制御するための遠隔制御送信機(以下、単にリモ
コンという。)は、一般に赤外線や電波を用いてコマン
ドデータを変調して送信し、電子機器(以下、被制御機
器という。)の遠隔操作を行うことができる。例えば、
図9に典型的に示されるように、赤外線リモコン301
は、前面302に赤外線発光素子及び赤外線透過フィル
タによる発光部303が設けられ、上面304(操作
面)には複数の操作キー305(例えば、音量、チャン
ネルキー、電源ON/OFFキー等)が設けられている。
【0003】図7はカテゴリーの異なる複数の電子機
器、例えば、TV、VTR、DVD、オーディオ機器、
…等をA、B、C、D、Eとし、これらの各電子機器
A、B、C、D、Eを専用リモコンAr、Br、Cr、
Dr、Erによって遠隔的に制御する場合の説明図を示
す。例えば、リモコンArは専用の電子機器Aを操作す
る遠隔制御用のフォーマット形式を備えると共に、他の
電子機器B〜Eに対してもプリセットされている遠隔制
御用符号を出力することができるプリセット用リモコン
とされている場合がある。しかしながら、リモコンEr
のように、被制御電子機器Cのフォーマット形式の符号
がプリセットされていない場合は、このリモコンErに
よって、電子機器Cを遠隔的に制御することができな
い。
【0004】そこで、図8に示すように、電子機器Aに
対して学習用のリモコンArを使用するものが知られて
いる。この場合は、例えば他の電子機器B−Eに対する
専用リモコンBr−Erから出力される制御コード(符
号)を受光する受光部Pが設けられ、この受光部Pから
電子機器A以外の他の電子機器B−Eの制御符号を受信
し、記憶することができる。その結果、この学習リモコ
ンArでは、自己の制御用電子機器に加えて、他の電子
機器B−Eの制御符号を適宜学習によって保持すること
ができ、被制御電子機器B−Eを1つのリモコンArの
みで制御可能となる。
【0005】図10は、従来のリモコンから発信される
リモコン信号のコードデータの一般的なフォーマットを
示す構成図である。リモコンから発信されるリモコン信
号は、その先頭にリモコン信号の開始を示すガイドパル
ス(図示なし)に続いて、カスタムコード(電子機器の
メーカーを特定するメーカーコード、及び各種の機器を
特定するカテゴリーコードとからなる。)、機器の制御
用のコマンドを示す制御コードからなっている。最初の
2つの8ビットコードは、メーカーの識別用コードであ
り、3つめの8ビットコードは、機種の識別用のカテゴ
リーコードであり、以降のコードは、機器の制御をする
制御コード等である。
【0006】ところで、所定の周波数について変調さ
れ、赤外線とされて発信されるコマンド信号には、パル
スビット周期やフレーム構造の異なる各種フォーマット
が存在し、また同様にコード体系も各種存在し、これら
は電子機器のメーカーや機種、製造年型毎に異なってい
ることが多い。従って、各種被制御機器に応じてそれぞ
れリモコンが専用に用意され、使用者は、操作したい電
子機器(被制御機器)に応じて使用するリモコンを換え
るか、又は、リモコンの制御フォーマット形式をキー操
作により、切り換えなければならない。
【0007】近年の各種電子機器の一般家庭への普及の
状況を見ると、一般の家庭内の一つの部屋で使用されて
いる電子機器(つまり、被制御機器)の種類は多様であ
る。例えば、被制御機器の種類としては、テレビジョン
受像機(以下、TVという。)、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという)、オーディオ機器(以下、オー
ディオという。アンプ、チューナー、テープデッキ、C
D、MD等)、デジタルビデオディスクプレイヤー(以
下、DVDという。)、エアコンディショナー(以下、
エアコンという。)、照明機器等の多機種が考えられ、
同一機種を複数台使用している場合もありうる。
【0008】これらの被制御機器の専用のリモコンを各
機種毎に使い分けることは、機種の数が増えるに従い、
繁雑となり、同一機種を複数台使用している場合はより
複雑となる。さらに、リモコンが専用であることから、
専用リモコンのない時は、遠隔制御が出来ない不都合
や、メーカーが異なる場合は、動作しないなどの問題が
ある。たとえ、同一メーカー同士の機種であっても年式
の相違で、制御できない場合もある。結果として、使用
者は、多種類のリモコンを使用せざるをえず、リモコン
毎の使用方法も異なっていることと相俟って、不便な状
態を強いられている。
【0009】これの問題を解消するために、使用者の所
有するVTRやTV等の被制御機器が異なるメーカーの
組合せであっても同一のリモコン送信機で制御できる様
に、プリセット型や、学習式のリモコンが従来から用い
られてきた。複数の機器のリモコン信号をあらかじめ記
憶させたROMを内蔵したプリセット型リモコン、学習
機能を持った学習リモコンが提案され、使用本数の削減
に役立ててはいる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリセット型
リモコンは、メーカー毎にそのメーカーの電子機器に対
応するコマンド信号グループを例えばROMに記憶させ
ておき、また機種によってフォーマット及び/又はコー
ド体系の異なる数種類のコマンド信号グループが存在す
るメーカーの場合は、それぞれが記憶されている。その
ため、コマンド信号グループをプリセットしておき、例
えば数字キーを用いた選択設定操作により、対応機器モ
ードが設定されていると、設けられた操作キーの数によ
りプリセットできるコマンド信号グループの数は限られ
てしまう。
【0011】また、2つのキーの組み合わせにより選択
できるようにすれば、多種類のコマンド信号グループを
2つのキーに対応させてプリセットできるようになる。
ところが、この場合使用者の選択設定操作は、非常に繁
雑になる。又、通常使用者は、自分が使用している電子
機器のメーカー名はわかるが、その機器に採用されてい
るコマンド信号のフォーマット及びコード体系は知らな
いものである。そのため、複数のコード体系を有してい
るメーカーの場合、どのコード体系を選択設定してよい
かわからず、その機器が動作するコマンド信号が出力さ
れるまで繁雑な選択設定作業を繰り返さなければならな
い。
【0012】メーカーにとっても、プリセット型リモコ
ンは、フォーマット形式やコード体系を常に調査し、各
被制御機器のメーカーが増加してフォーマット形式が増
えたり、コード体系が変わったりした場合、いつもプリ
セットすべきフォーマットやコード体系のデータを最新
の状態にメンテナンスし対応しなければならず、手間が
大変である。さらに、メーカー数や機種が多いとメモリ
ーをかなり必要とし、コストがかかる。又、プリセット
されたものが普及しているため、従来の機器が使えなく
なることは極力さけなければならないため、たとえ自社
のリモコンであっても、新しい機能を追加するために、
コードを変えたり、キーを増やしたりすると互換性の問
題が生じ、みだりにコード体系を変えることができない
という拡張性に問題があった。
【0013】学習リモコンも種々の問題を抱えており、
リモコン単体としても高価であるとともに、リモコン信
号の記憶操作が一つのキー毎に学習させなければならな
いという学習手順が自体が繁雑であるとともに、各電子
機器やリモコンについての知識がある程度なければ実行
できないという問題があった。特に、多数の操作キーに
対応させて他のリモコンから出力されたコマンドコード
を順次記憶させていく操作は非常に面倒で難しい。例え
ば、学習させるリモコンと他のリモコンを対面状態にお
いて、学習リモコンを学習モードにして、所定のキーを
押しながら他のリモコンから該当するコマンドコードを
出力させるという操作を多数の操作キーについて実行し
ていかなければならなかった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを目的とするもので、第一の機器と上記第一
の機器とはメーカーの異なったその他の機器と上記第一
の機器と共に使用され、かつ上記その他の機器も操作可
能な遠隔制御送信機とからなる遠隔制御システムにおい
て、上記遠隔制御送信機は上記第一の機器又は上記その
他の機器に備わる機能のうち少なくとも一つに対応する
操作キーと、上記遠隔制御送信機から送信される信号に
含まれるカスタムコードと制御コードであって、メーカ
ー及び機種毎に異なる第一の機器にも上記その他の機器
にも割当てられていないカスタムコードと上記操作キー
に対応した制御コードとからなる符号を予め記憶する記
憶手段と、上記操作キーを操作することにより上記符号
を上記記憶手段から読出して送信する処理手段とを備え
て、上記その他の機器は送信された上記符号を復号する
デコーダから構成され、上記構成により、1台の遠隔制
御送信機のみで、多数の被制御機器を遠隔制御すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図6を用
いて説明する。図1は、本発明に使用されるリモコン信
号のフォーマット例を示すものある。本発明のリモコン
信号用のフォーマット(以下、共通フォーマットとい
う。)は、カスタムコード(メーカーコードとカテゴリ
ーコードから構成されている。)が以下に説明するよう
な共通コードという新規な概念のコード体系から構成さ
れている。共通コードのうちのメーカーコードは、各メ
ーカーに割り当てられているメーカーコードとは異なる
とともに、各メーカーに割り当てられていないメーカー
コードを割り当てて使用する。つまり、共通コードと
は、各メーカーに割り当てられているメーカーコードと
は異なる新しい1つのメーカーとして仮想された、各メ
ーカーが共通して使用可能なコードである。
【0016】共通フォーマットは、カテゴリーコード
(8ビットコード)で共通フォーマット対応の機種を2
56種まで指定できる。例えば、TV4台、VTR4
台、オーディオ5種類、8台(アンプ、チューナ、テー
プ2台、CD2台、MD2台等)、DVD3台、エアコ
ン5台、照明機器8台等を制御するとしても、10機
種、32台である。同一機種の場合、同一機種の制御に
3ビット割り当てるとすれば、同一機種を8台まで制御
でき、機種別コードとして、5ビット割り当てることに
なるから32機種まで同時に遠隔制御できることにな
る。制御コード(コントロールコード)としては、メモ
リの容量を節約するためにTV、VTR等の基本機能を
割り当てるもので、各被制御機器の最低限必要な機能を
割り当てることが好ましい。
【0017】図2は、本発明のシステム構成図を示し、
従来フォーマットの自社コード体系の発信機能を有する
とともに、さらに共通フォーマットされた共通コードを
発信する共通フォーマット対応リモコンMCrと、従来
フォーマットのコードを復号するデコーダを有するとと
もに、さらに共通コードを復号する共通フォーマット用
デコーダを有する被制御機器A、B、C、D、Eとから
なる。リモコンMCr及び被制御機器A〜Eには、共通
フォーマットに対応していることを表示する共通フォー
マット対応マークが付されている。このシステム構成に
より、1台のリモコンで、複数台の被制御機器が制御で
きる。
【0018】図3は、本発明の第1の実施例の被制御機
器におけるコマンド信号の制御フローチャートを示し、
図4は、その第1の実施例の装置構成を示すブロック
図、図5は、第1の実施例のリモコンの操作面の一例の
説明図である。図3、図4、図5で示される第1の実施
例は、従来フォーマットと共通フォーマットの両方に対
応した構成を有している。
【0019】リモコン10の従来フォーマット用又は共
通フォーマット用各種機能キー11が押されるとCPU
12は、そのキーに対応するコードデータを発光部13
に送り、発光部13は赤外線コード信号を発信する。図
で示した各被制御機器A〜Eは、常にリモコン10から
の赤外線コード信号の入力待ち(ステップS101)と
なっている。
【0020】リモコン10からの赤外線コード信号が受
光部21に入力される。ステップS102で、コード信
号はアンプ22により増幅されて、フォーマット判別器
23に送られ、コード信号のフォーマット形式をステッ
プS103で判別する。フォーマット判別器23は、従
来のフォーマット、共通フォーマットか否かを判別し、
対応したデコーダ24,25にコード信号を送る。両形
式に対応していないフォーマット形式の場合は、判別不
能な他フォーマットであると認識し、機能制御を行うこ
となくリモコン信号の入力待ちとなる。
【0021】電子機器A〜Eの各デコーダ24,25は
送られてきたコード信号をデコードし、S104、S1
05で、各種機能コントローラ26にデコードされた信
号を送る。各々のコントローラ26は、ステップS10
6で、被制御機器のコード信号に対応する機能の制御を
行う。各種機能として、電源ON/OFF、音量の増
減、ビデオ切換、オーディオコントロール、VTRコン
トロール、DVDコントロール、TVコントロール、T
Vチャンネルコントロール、エアコンコントロール、照
明コントロール等がある。
【0022】第1の実施例の場合、ステップS102で
従来のフォーマットと判断されたフォーマットの信号コ
ードは、自社特有のものを使用し、専用機能を付加する
ことで、他社の共通フォーマットのみのリモコンとの差
別化を図ることができる。自社機器同士の場合、他機種
や、同一機種の新型、旧型同士であっても、いずれの機
器も共通フォーマットによるリモコン制御が可能である
から、自社の従来品との互換性を考慮せずに新機能を付
加できる。
【0023】図5に示す第1の実施例のリモコンの操作
面100は、点線で囲って示されているように従来コー
ド・自社コード用キー列110と共通コード用キー列1
20の2区画からなっている。キー列110は従来コー
ド用のであるから、新機能の付加も容易にでき、自由な
キー配列も可能となる。同一機種が複数台同時制御でき
るように、同一機種選択スイッチ115が設けられてい
る。この実施例の場合、被制御機器の同一機種選択スイ
ッチと対応させることによって、3台まで同一機種の識
別が可能となっている。キー列120は、他社メーカ製
品を含めた共通コード用なので、各被制御機器の基本的
機能の機能キーを設ければよい。制御したい被制御機器
の機器、例えば、VTR、TV…等の選択スイッチを押
してから、制御したい機能キーを押せば、所望の遠隔制
御ができる。なお、共通コードキー列120にも、同一
カテゴリーの機種選択スイッチ123を設けるようにす
ることができる。
【0024】図6は、本発明の第2の実施例を示し、共
通フォーマット専用リモコン200の操作面の一例を示
す。第2の実施例は共通フォーマット専用リモコンを示
しており、メーカーの異なる各社のTV、VTR、オー
ディオ、照明用の5機種の機器毎の基本的機能の操作部
201〜205を有している場合を示している。各操作
部は各機能用の操作キー列220と、共通フォーマット
対応を示すラベル211を有している。この共通フォー
マットのみに対応したリモコン200が1つあれば、共
通フォーマット対応電子機器を自社、他社及び機種に関
係なく、全て遠隔制御できる。自社の付属リモコンは、
専用機能のみ自分の従来コードを使用し、他のカテゴリ
ーは共通フォーマットのキーを付けてもよい。
【0025】第2の実施例のリモコン200は、制御し
たい被制御機器にリモコンの発光面を向けて被制御機器
の操作面の機能キー列220の望みの機能のキーを押せ
ば、制御できる。各被制御機器の機能キー列220の機
能キーは、各被制御機器の基本的な機能を選択して配列
すればよい。このような設定にすれば、被制御機器の遠
隔制御を直感的に行うことができる。第1の実施例のよ
うに、同一機種選択スイッチを設けてもよい。なお、図
6の例では、各被制御機器毎に専用の制御キー列220
を設けるようにしたが、第1の実施例のように所望の機
種、例えば、VTR、TV…等の機種選択キーを押して
から、機能キーを押すような設定でもよい。このように
すれば、リモコン自体を小さくできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は、遠
隔制御用の信号フォーマットのカスタムコード(メーカ
ーコードとカテゴリーコードからなる。)に、従来のど
のメーカーにも設定されていない新たなカスタムコード
を設定し、そのカスタムコードを各メーカーが共通して
使用する共通コードとすることにより、被制御機器が共
通コードに対応するデコーダを有していれば、共通コー
ド対応リモコン1台あればどの共通フォーマット対応被
制御機器を全て遠隔制御することができる。
【0027】本発明の最大の効果は、リモコンと被制御
機器を共通フォーマット対応にさえしておけば、他社に
縛られず被制御機器の受信部は自社のリモコンコードで
自由に設計できることである。そこに共通コードの限ら
れた機能のデコードを付加するだけであり、リモコンの
送信部は、自社のリモコンコード用に自由に設計した機
能をもたせ、そこに共通コードを付加すれば他社のTV
(自社のTVも)を遠隔制御できる。
【0028】例えば、VTRの場合を例とすると、VT
R部は、自社コード、TV部は、共通コード一つのみで
よく、従来のプリセット式のように、数10社のコード
を記憶させておく必要はない。従って、大幅なメモリー
削減と、ユーザーがメーカーを選ぶプリセット作業も必
要でなくなる。さらに、自社コードは全く自由であり、
機能増加が自由に出来、製品の特徴を幅広く生かすこと
が可能となる。このように、プリセットの手間と、コー
ドや機能を増加できない欠点を解決し、メモリーも節約
するものである。
【0029】さらに、従来デコーダは、従来通り各社の
リモコンフォーマットをそのまま使用できるし、又、変
更しても全く差し支えない。機能追加も自由である。そ
こに共通デコーダを追加するが、ほとんどは、デコーダ
がソフトウェアのプログラムで作られており、従来デコ
ーダに、新たに共通デコーダ部分を追加するので、プロ
グラム収納用メモリーが僅かに増加するだけで済む。
【0030】又、VTRやTVやBSチューナー、オー
ディオ等を組合せてシステムを組む場合も、共通コード
だけでコントローラを作れば、受信部機器は、どのメー
カーのものをユーザーがそろえても動作し、すべてに大
幅なメモリー部材と手間が省けるという効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔制御送信機の共通フォーマットの
コードの構成図。
【図2】本発明の遠隔制御システムの構成図。
【図3】本発明の被制御機器におけるコマンド信号の制
御フローチャート。
【図4】本発明の遠隔制御システムの各装置を示すブロ
ック図。
【図5】本発明の第1の実施例の遠隔制御送信機の操作
面の外観図。
【図6】本発明の第2の実施例の遠隔制御送信機の操作
面の外観図。
【図7】従来のプリセット型遠隔制御システムの構成
図。
【図8】従来の学習型遠隔制御システムの構成図。
【図9】従来の遠隔制御送信機の外観図。
【図10】従来の遠隔制御システムのフォーマット及び
コード構成図。
【符号の説明】
A〜E 被制御機器、10 リモコン、11 共通フォ
ーマット用各種機能キー、12 CPU、13 発光
部、21 受光部、23 フォーマット判別器、24,
25 デコーダ、26 機能コントローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の機器と、上記第一の機器とはメー
    カーの異なったその他の機器と、上記第一の機器と共に
    使用され、かつ上記その他の機器も操作可能な遠隔制御
    送信機と、からなる遠隔制御システムにおいて、 上記遠隔制御送信機は上記第一の機器又は上記その他の
    機器に備わる機能のうち少なくとも一つに対応する操作
    キーと、 上記遠隔制御送信機から送信される信号に含まれるカス
    タムコードと制御コードであって、メーカー及び機種毎
    に異なる第一の機器にも上記その他の機器にも割当てら
    れていないカスタムコードと上記操作キーに対応した制
    御コードとからなる符号を予め記憶する記憶手段と、 上記操作キーを操作することにより上記符号を上記記憶
    手段から読出して送信する処理手段とを備えて、 上記その他の機器は送信された上記符号を復号するデコ
    ーダを備えることを特徴とする複数の電子機器の遠隔制
    御システム。
  2. 【請求項2】 上記第一の機器は上記遠隔制御送信機か
    ら送信された上記符号を復号するデコーダを備えること
    を特徴とする請求項1の複数の電子機器の遠隔制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記第一の機器またはその他の機器は送
    信された上記符号を復号できることを示す表示またはラ
    ベルを備えることを特徴とする請求項1及び請求項2の
    複数の電子機器の遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 上記遠隔制御送信機は上記符号を送信す
    ることを示す表示またはラベルを備えていることを特徴
    とする請求項1、請求項2及び請求項3の複数の電子機
    器の遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 上記その他の機器は上記その他の機器と
    共に使用される遠隔制御送信機から送信された信号を復
    号することを特徴とする請求項1の複数の電子機器の遠
    隔制御システム。
  6. 【請求項6】 第一の機器と、上記第一の機器とはメー
    カーの異なったその他の機器と、上記第一の機器と共に
    使用され、かつ上記その他の機器も操作可能な遠隔制御
    送信機と、からなる遠隔制御システムにおいて、 上記遠隔制御送信機は上記第一の機器又は上記その他の
    機器に備わる機能のうち少なくとも一つに対応する操作
    キーと、 上記遠隔制御送信機から送信される信号に含まれるカス
    タムコードと制御コードであって、メーカー及び機種毎
    に異なる第一の機器にも上記その他の機器にも割当てら
    れていないカスタムコードと上記操作キーに対応した制
    御コードとからなる符号を予め記憶する記憶手段と、 上記操作キーを操作することにより上記符号を上記記憶
    手段から読出して送信する処理手段とを備えて、 上記その他の機器は上記遠隔制御送信機から送られた上
    記符号を復号するステップを備えることを特徴とする請
    求項1の複数の電子機器の遠隔制御システムにおける制
    御方法。
  7. 【請求項7】 上記第一の機器は上記遠隔制御送信機か
    ら送信された上記符号を復号するデコーダを備えること
    を特徴とする請求項6の複数の電子機器の遠隔制御シス
    テムにおける制御方法。
  8. 【請求項8】 上記第一の機器またはその他の機器は送
    信された上記符号を復号できることを示す表示またはラ
    ベルを備えることを特徴とする請求項6及び請求項7の
    複数の電子機器の遠隔制御システムにおける制御方法。
  9. 【請求項9】 上記遠隔制御送信機は上記符号を送信す
    ることを示す表示またはラベルを備えていることを特徴
    とする請求項6、請求項7及び請求項8の複数の電子機
    器の遠隔制御システムにおける制御方法。
  10. 【請求項10】 上記その他の機器は上記その他の機器
    と共に使用される遠隔制御送信機から送信された信号を
    復号することを特徴とする請求項6の複数の電子機器の
    遠隔制御システムにおける制御方法。
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