JP2979215B2 - リモコン送信機 - Google Patents

リモコン送信機

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JP2979215B2
JP2979215B2 JP5346701A JP34670193A JP2979215B2 JP 2979215 B2 JP2979215 B2 JP 2979215B2 JP 5346701 A JP5346701 A JP 5346701A JP 34670193 A JP34670193 A JP 34670193A JP 2979215 B2 JP2979215 B2 JP 2979215B2
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remote control
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敏裕 岩本
信久 永井
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Akai Electric Co Ltd
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Akai Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リモコン送信機に関
し、例えばVTR(ビデオテープレコーダー)用のリモ
コン送信機として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用のVTRは、リモコン送
信機の操作によって動作するようになっている。また、
VTRはTV(テレビ)の近くに置くのが普通であり、
このTVとVTRとの双方を操作することができるリモ
コン送信機もある。VTRとTVとが同一の会社によっ
て同時期に製造されたものでは、単一のリモコン送信機
によって双方を操作するようにすることは容易である
が、VTRとTVとの製造会社が異なるような場合に
は、VTR用のリモコン送信機ではTVを操作すること
ができないものもある。
【0003】従来、他社のTVをも操作することができ
るVTR用のリモコン送信機として、他社TVのリモコ
ン送信機からそのリモコンコードを取り込み、この取り
込んだリモコンコードにより他社TVを操作することが
できるようにした、学習リモコンと称するものもある。
しかし、この学習リモコンは高価であるという欠点があ
った。
【0004】このような欠点を除去するVTR用のリモ
コン送信機として、このVTRとともに使用されるであ
ろうと予想される自社及び他社のTV毎のリモコンコー
ド群をROMに格納しておき、使用するTVに応じたリ
モコンコード群を選択してRAMに格納し、リモコン送
信機の操作により該RAMに格納されたリモコンコード
を読みだして送信する、プリセットリモコンと称するも
のもある。このプリセットリモコンは、安価であるが、
操作可能なTVが限られるだけではなく、ROMに格納
された複数のリモコンコード群から使用するTVのリモ
コンコード群を選択してRAMに格納する操作が煩雑で
ある、という決点があった。
【0005】ちなみに、このリモコンコード群の選択に
際しては、使用しようとするTVに対応した符号を、対
応表から探してリモコン送信機に入力することが必要で
ある。このVTRとともに使用するであろうと予想され
るTVは年々増えるので、これに応じて前記ROMに格
納すべきリモコンコード群の数も多くなり、このリモコ
ンコード群を選択する前記の符号の桁数等も多くなる。
このため、リモコンコード群を選択する操作が煩雑にな
り、操作を誤ることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のVTR等の第1の機器のリモコン送信機であって、T
V等の第2の機器をも操作でき、かつ第2の機器用のリ
モコンコード群として複数のものから選択されたものを
用いることができるようにしたものでは、複数のリモコ
ンコード群から必要なリモコンコード群を選択する操作
が煩雑であるという課題があった。この発明は、このよ
うな課題を解決するものであり、必要なリモコンコード
群の選択が極めて容易であり、かつ選択のための操作を
誤るというようなこともないリモコン送信機を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、この発明のリモコン送信機は、第1の機器と第2
の機器とを操作するそれぞれのキー群を有するリモコン
送信機であって、第2の機器用のリモコンコード群とし
て複数種類のものを格納したROMと、これらのリモコ
ンコード群の一つを選択する手段と、該選択されたリモ
コンコード群が格納されるRAMとを備え、このRAM
に格納されたリモコンコード群から前記キー群のキーの
操作により、このキーに対応したリモコンコードを送信
部に送り、リモコン信号を送信するようになし、これに
より前記第2の機器としてリモコンコード群の異なる複
数のものにも対応できるようにしたリモコン送信機にお
いて、リモコン信号を受信する受信部と、該受信部で受
信された信号のリモコンコードと前記ROMから順次読
みだされたリモコンコードとを比較する比較手段と、該
比較により一致したリモコンコードを含むリモコンコー
ド群を前記ROMから読みだして前記RAMに格納する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】前記受信部で、使用したい第2の機器のリモコ
ン送信機からのリモコン信号を受信し、この受信された
信号のリモコンコードと前記ROMから順次読みだされ
たリモコンコードとを比較する。この比較により前記の
受信した信号のリモコンコードと一致したリモコンコー
ドを含むリモコンコード群を前記ROMから読みだして
前記RAMに格納する。このRAMに格納されたリモコ
ンコード群から前記キー群のキーの操作により、このキ
ーに対応したリモコンコードを送信部に送り、リモコン
信号を送信する。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図1について
説明する。図1は、VTR及びTV操作用のリモコン送
信機の、この発明に関連した要部の概略構成を示すもの
であり、符号1はリモコン送信機である。このリモコン
送信機1は、マイコン2、受信部3、送信部4及び表示
部5により構成されている。マイコン2はCPU6、R
AM7,8、ROM9及びキー部10により構成されて
いる。このキー10部は、VTR用のキー群とTV用の
キー群よりなる。前記受信部3は、リモコン信号を受信
するものであり、リモコン操作されるVTR等に用いら
れている周知のものである。前記送信部4は、従来のリ
モコン送信機でも、リモコンコードに応じた赤外線のリ
モコン信号を送信するのに用いられている周知のもので
ある。前記ROM9には、このVTRと共に使用する可
能性のある複数のTVのリモコンコード群が格納されて
いる。
【0010】上記のように構成されたリモコン送信機で
は、キー部10の読み込みキーを操作することにより、
CPU6からの指令によって表示部5のLEDが点滅す
ると共に、RAM7に格納されたリモコンコードがCP
U6に読み込まれる状態になる。この状態で、使用した
いTVのリモコン送信機11の適宜のキー、例えば3チ
ャンネルのキーを操作する。この操作により、TVの受
像チャンネルを「3」にするリモコンコードに対応した
赤外線のリモコン信号が送信される。このリモコン信号
は前記受信部3で受信され、そのリモコンコードが前記
RAM7に格納される。そして、このRAM7に格納さ
れたリモコンコードはCPU6に取り込まれる。
【0011】一方、前記したキー部10の前記読み込み
キーの操作により、CPU6からの指令によって、前記
ROM9に格納されている、リモコンコード群のリモコ
ンコードが順次読みだされる。この読みだされたリモコ
ンコードは、前記RAM7から取り込まれたリモコンコ
ードとCPU6で比較され、これらのリモコンコードが
一致すると、この一致したリモコンコードを含むリモコ
ンコード群がROM9から読みだされ、RAM8に格納
される。上記のようにリモコンコードが一致することに
より、前記ROM9からのリモコンコードの読みだしは
停止される。また、前記のようにリモコンコード群がR
AM8に格納されたときに、CPU6の指令により前記
表示部5のLEDが連続して点灯してこのリモコンコー
ド群がRAM8に格納されたことが表示される。この表
示に基づいて、使用者はキー部10の前記読み込みキー
を再度操作する。これにより、CPU6からの指令によ
って前記LEDは消灯する。
【0012】この状態で、前記キー部10の適宜のキ
ー、例えば8チャンネルのキーを押すと、前記CPU6
の指令により、RAM8から8チャンネル用のリモコン
コードが読みだされ、これが送信部4に送られて赤外線
のリモコン信号が送信される。このリモコン信号により
使用しようとしているTVの受像チャンネルが周知のよ
うに「8」になる。このように、このリモコン送信機の
キー部10のTV用のキー群の操作によって使用してい
るTVが制御される。上記実施例では、リモコン送信機
によって操作可能なTVを選択するようにしたが、同様
にして操作可能なVTRを選択するようにすることもで
きる。また、上記実施例では、VTRとTVを操作する
リモコン送信機について説明したが、この発明はVTR
とTVを操作するリモコン送信機に限定されるものでは
ない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、第
2の機器として使用しようとしているもののリモコンコ
ード群を、これに含まれるリモコンコードと前記第2の
機器のリモコン送信機から送信されるリモコンコードと
が一致したときに、RAMに格納して、以降この格納さ
れたリモコンコード群のリモコンコードに応じたリモコ
ン信号を送信するようにしたので、前記リモコンコード
群のRAMへの格納操作が容易になり、かつ誤りもなく
なる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リモコン送信機 2 マイコン 3 受信部 4 送信部 5 表示部 6 CPU6 7,8 RAM 9 ROM 10 キー部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の機器と第2の機器とを操作するそ
    れぞれのキー群を有するリモコン送信機であって、第2
    の機器用のリモコンコード群として複数種類のものを格
    納したROMと、これらのリモコンコード群の一つを選
    択する手段と、該選択されたリモコンコード群が格納さ
    れるRAMとを備え、このRAMに格納されたリモコン
    コード群から前記キー群のキーの操作により、このキー
    に対応したリモコンコードを送信部に送り、リモコン信
    号を送信するようになし、これにより前記第2の機器と
    してリモコンコード群の異なる複数のものにも対応でき
    るようにしたリモコン送信機において、 リモコン信号を受信する受信部と、該受信部で受信した
    信号のリモコンコードと前記ROMから順次読みだされ
    たリモコンコードとを比較する比較手段と、該比較によ
    り一致したリモコンコードを含むリモコンコード群を前
    記ROMから読みだして前記RAMに格納するようにし
    たことを特徴とするリモコン送信機。
JP5346701A 1993-12-22 1993-12-22 リモコン送信機 Expired - Lifetime JP2979215B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH07184271A JPH07184271A (ja) 1995-07-21
JP2979215B2 true JP2979215B2 (ja) 1999-11-15

Family

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