JP2001044803A - 放送受信システム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中長距離の走行で逐次車両位置が変化したと
しても、同じ放送を容易に受信し続けることのできる放
送受信システムを提供すること。 【解決手段】 プリセット用メモリ領域9a〜9fそれ
ぞれに対応するネットワークフォロー用メモリ領域10
a〜10fを有し、同一放送局を一つのグループとし
て、各プリセット用メモリ領域9a〜9fに記憶された
送信局と同一放送局の送信局情報を各グループ別に記憶
することのできるネットワークフォロー用記憶手段10
を装備し、現在受信中の送信局の電界強度が所定値以下
に低下したとき、ネットワークフォロー用記憶手段10
に記憶された送信局を検索し、電界強度の一番強い送信
局を検出し、検出された送信局を受信するように受信回
路5を制御し、さらに、検出された送信局を対応するプ
リセット用メモリ領域10a〜10fにプリセットする
ように制御する。
しても、同じ放送を容易に受信し続けることのできる放
送受信システムを提供すること。 【解決手段】 プリセット用メモリ領域9a〜9fそれ
ぞれに対応するネットワークフォロー用メモリ領域10
a〜10fを有し、同一放送局を一つのグループとし
て、各プリセット用メモリ領域9a〜9fに記憶された
送信局と同一放送局の送信局情報を各グループ別に記憶
することのできるネットワークフォロー用記憶手段10
を装備し、現在受信中の送信局の電界強度が所定値以下
に低下したとき、ネットワークフォロー用記憶手段10
に記憶された送信局を検索し、電界強度の一番強い送信
局を検出し、検出された送信局を受信するように受信回
路5を制御し、さらに、検出された送信局を対応するプ
リセット用メモリ領域10a〜10fにプリセットする
ように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送受信システムに
関し、より詳細には、ネットワークフォローを行うこと
のできる放送受信システムに関する。
関し、より詳細には、ネットワークフォローを行うこと
のできる放送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の放送受信システムの要
部を概略的に示したブロック図である。プリセットチャ
ンネルを選択するチャンネルキー1a〜1fと表示画面
1gとを含んで構成された表示装置1は、マイコン2に
接続されている。
部を概略的に示したブロック図である。プリセットチャ
ンネルを選択するチャンネルキー1a〜1fと表示画面
1gとを含んで構成された表示装置1は、マイコン2に
接続されている。
【0003】プリセット用メモリ3は、チャンネルキー
1a〜1fそれぞれに対応するメモリ領域3a〜3fを
含んで構成されており、プリセット用メモリ領域3a〜
3fには、送信局の送信周波数情報が記憶されている。
1a〜1fそれぞれに対応するメモリ領域3a〜3fを
含んで構成されており、プリセット用メモリ領域3a〜
3fには、送信局の送信周波数情報が記憶されている。
【0004】ここでは、プリセット用メモリ領域3a〜
3fそれぞれには、76.4MHz(エフエム栃木:宇都宮)、7
8.0MHz(エフエムサウント゛千葉:千葉)、79.5MHz(FM埼
玉:浦和)、80.0MHz(FM東京:東京)、81.3MHz
(エフエムシ゛ャハ゜ン:東京)、84.7MHz(FMヨコハマ:横浜)の
送信周波数情報が記憶されている。
3fそれぞれには、76.4MHz(エフエム栃木:宇都宮)、7
8.0MHz(エフエムサウント゛千葉:千葉)、79.5MHz(FM埼
玉:浦和)、80.0MHz(FM東京:東京)、81.3MHz
(エフエムシ゛ャハ゜ン:東京)、84.7MHz(FMヨコハマ:横浜)の
送信周波数情報が記憶されている。
【0005】マイコン2は、チャンネルキー1a〜1f
のいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキー
1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ領域3a〜
3fに記憶された送信局を受信するように受信回路5を
制御して、アンテナ4を介して前記送信局を受信するよ
うになっており、例えば、チャンネルキー1dが操作さ
れると、“FM東京(80.0MHz)”を受信するようにな
っている。
のいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキー
1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ領域3a〜
3fに記憶された送信局を受信するように受信回路5を
制御して、アンテナ4を介して前記送信局を受信するよ
うになっており、例えば、チャンネルキー1dが操作さ
れると、“FM東京(80.0MHz)”を受信するようにな
っている。
【0006】また、受信回路5の出力側は、増幅回路6
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
【0007】また、マイコン1は、チャンネルキー1a
〜1fに対応させて、プリセット用メモリ3に記憶され
た送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示するよ
うになっている。
〜1fに対応させて、プリセット用メモリ3に記憶され
た送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示するよ
うになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した放送受信シス
テムを装備した車両で中長距離を走行すると、やがて受
信中の送信局からのサービスエリアから外れてしまい、
それ以上同じ放送を受信することができなくなってしま
う場合がある。
テムを装備した車両で中長距離を走行すると、やがて受
信中の送信局からのサービスエリアから外れてしまい、
それ以上同じ放送を受信することができなくなってしま
う場合がある。
【0009】このような場合、別のチャンネルキーを操
作し、選局し直して他の放送を受信するのが一つの方法
であるが、現在受信中の送信局と同じ放送を同一放送局
又は系列放送局である複数の送信局から放送しているこ
ともあるので、通過地域毎にこれら同一放送局又は系列
放送局の送信周波数が分かっていれば、同じ放送を受信
し続けることが可能になる。
作し、選局し直して他の放送を受信するのが一つの方法
であるが、現在受信中の送信局と同じ放送を同一放送局
又は系列放送局である複数の送信局から放送しているこ
ともあるので、通過地域毎にこれら同一放送局又は系列
放送局の送信周波数が分かっていれば、同じ放送を受信
し続けることが可能になる。
【0010】ところが、運転者が走行中頻繁に選局操作
することは安全運転上問題があり、しかも通過地域毎に
同一放送局や系列放送局の送信周波数をその都度調べる
のも手間である。
することは安全運転上問題があり、しかも通過地域毎に
同一放送局や系列放送局の送信周波数をその都度調べる
のも手間である。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、中長距離の走行で逐次車両位置が変化したとして
も、同じ放送を容易に受信し続けることのできる放送受
信システムを提供することを目的としている。
って、中長距離の走行で逐次車両位置が変化したとして
も、同じ放送を容易に受信し続けることのできる放送受
信システムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る放送受信システム(1)
は、車両に搭載されるラジオやテレビ等の放送局を受信
するための受信手段と、プリセットチャンネルを選択す
るチャンネルキーと、前記プリセットチャンネルそれぞ
れに対応するプリセット用メモリ領域を有し、送信周波
数情報を含んで構成される送信局情報を複数チャンネル
分プリセットすることのできるプリセット用記憶手段
と、前記チャンネルキーが操作されると、操作されたチ
ャンネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ領域
に記憶された送信局を受信するように前記受信手段を制
御する第1の受信制御手段とを備えた放送受信システム
において、前記プリセット用メモリ領域それぞれに対応
するネットワークフォロー用メモリ領域を有し、同一放
送局及び系列放送局を一つのグループとして、各プリセ
ット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送局又は
系列放送局の送信局情報を各グループ別に記憶すること
のできるネットワークフォロー用記憶手段と、送信局の
電界強度のレベルを判別するための電界強度判別手段
と、現在受信中の送信局の電界強度が所定値以下に低下
したとき、前記ネットワークフォロー用記憶手段に記憶
された送信局を検索し、前記現在受信中の送信局と同一
グループの送信局であり、電界強度の一番強い送信局を
検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段により検
出された送信局を受信するように前記受信手段を制御す
る第2の受信制御手段と、前記第1の検出手段により検
出された送信局の送信局情報を、前記グループに対応す
るプリセット用メモリ領域にプリセットするように制御
する第1のプリセット制御手段とを備えていることを特
徴としている。
達成するために本発明に係る放送受信システム(1)
は、車両に搭載されるラジオやテレビ等の放送局を受信
するための受信手段と、プリセットチャンネルを選択す
るチャンネルキーと、前記プリセットチャンネルそれぞ
れに対応するプリセット用メモリ領域を有し、送信周波
数情報を含んで構成される送信局情報を複数チャンネル
分プリセットすることのできるプリセット用記憶手段
と、前記チャンネルキーが操作されると、操作されたチ
ャンネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ領域
に記憶された送信局を受信するように前記受信手段を制
御する第1の受信制御手段とを備えた放送受信システム
において、前記プリセット用メモリ領域それぞれに対応
するネットワークフォロー用メモリ領域を有し、同一放
送局及び系列放送局を一つのグループとして、各プリセ
ット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送局又は
系列放送局の送信局情報を各グループ別に記憶すること
のできるネットワークフォロー用記憶手段と、送信局の
電界強度のレベルを判別するための電界強度判別手段
と、現在受信中の送信局の電界強度が所定値以下に低下
したとき、前記ネットワークフォロー用記憶手段に記憶
された送信局を検索し、前記現在受信中の送信局と同一
グループの送信局であり、電界強度の一番強い送信局を
検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段により検
出された送信局を受信するように前記受信手段を制御す
る第2の受信制御手段と、前記第1の検出手段により検
出された送信局の送信局情報を、前記グループに対応す
るプリセット用メモリ領域にプリセットするように制御
する第1のプリセット制御手段とを備えていることを特
徴としている。
【0013】上記放送受信システム(1)によれば、同
一放送局及び系列放送局を一つのグループとして、前記
プリセット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送
局又は系列放送局の送信局がグループ別に前記ネットワ
ークフォロー用メモリ領域に記憶されているので、現在
受信中の送信局の電界強度が所定値以下に低下したとき
には、前記第1の検出手段によって、前記現在受信中の
送信局と同一グループの送信局が記憶された前記ネット
ワークフォロー用メモリ領域だけを検索させることによ
って、前記現在受信中の送信局と同一放送局又は系列放
送局の送信局の中で電界強度の一番強い、すなわち受信
状況の一番良好な送信局を検出することができる。
一放送局及び系列放送局を一つのグループとして、前記
プリセット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送
局又は系列放送局の送信局がグループ別に前記ネットワ
ークフォロー用メモリ領域に記憶されているので、現在
受信中の送信局の電界強度が所定値以下に低下したとき
には、前記第1の検出手段によって、前記現在受信中の
送信局と同一グループの送信局が記憶された前記ネット
ワークフォロー用メモリ領域だけを検索させることによ
って、前記現在受信中の送信局と同一放送局又は系列放
送局の送信局の中で電界強度の一番強い、すなわち受信
状況の一番良好な送信局を検出することができる。
【0014】また、前記第2の受信制御手段によって、
受信状況の一番良好な送信局を受信することができるよ
うになっているので、たとえ現在受信中の送信局の電界
強度が所定値以下となり受信状況が悪くなったとして
も、前記送信局と同一放送局又は系列放送局の送信局で
あり、なおかつ受信状況の良い送信局に自動的に切り替
えて受信し続けることができる。
受信状況の一番良好な送信局を受信することができるよ
うになっているので、たとえ現在受信中の送信局の電界
強度が所定値以下となり受信状況が悪くなったとして
も、前記送信局と同一放送局又は系列放送局の送信局で
あり、なおかつ受信状況の良い送信局に自動的に切り替
えて受信し続けることができる。
【0015】例えば、前記プリセット用メモリ領域に、
送信周波数が89.9MHz(兵庫FM:神戸)の送信局情報
が記憶され、前記プリセット用メモリ領域に対応する前
記ネットワークフォロー用メモリ領域に、同一の放送局
(兵庫FM)であるが、異なる送信周波数情報(87.1M
Hz(芦屋)、77.6MHz(姫路)、79.9MHz(淡路)、7
8.3MHz(氷上))が記憶されているときに、送信周波
数が89.9MHz(神戸)である送信局の兵庫FMを受信し
ながら、神戸から芦屋方面へ移動していくと、だんだん
受信状況が悪くなってくるが、自動的に受信状況の良い
送信周波数が87.1MHz(芦屋)である送信局の兵庫FM
へ切り替えられるようになる。
送信周波数が89.9MHz(兵庫FM:神戸)の送信局情報
が記憶され、前記プリセット用メモリ領域に対応する前
記ネットワークフォロー用メモリ領域に、同一の放送局
(兵庫FM)であるが、異なる送信周波数情報(87.1M
Hz(芦屋)、77.6MHz(姫路)、79.9MHz(淡路)、7
8.3MHz(氷上))が記憶されているときに、送信周波
数が89.9MHz(神戸)である送信局の兵庫FMを受信し
ながら、神戸から芦屋方面へ移動していくと、だんだん
受信状況が悪くなってくるが、自動的に受信状況の良い
送信周波数が87.1MHz(芦屋)である送信局の兵庫FM
へ切り替えられるようになる。
【0016】また、前記第1のプリセット制御手段によ
って、受信状況の一番良好な送信局を前記プリセット用
メモリ領域にプリセットすることができるようになって
いるので、それ以降は、前記プリセット用メモリ領域に
対応するチャンネルキーを操作することによって、受信
状況の良好な送信局を受信することができる。
って、受信状況の一番良好な送信局を前記プリセット用
メモリ領域にプリセットすることができるようになって
いるので、それ以降は、前記プリセット用メモリ領域に
対応するチャンネルキーを操作することによって、受信
状況の良好な送信局を受信することができる。
【0017】また、本発明に係る放送受信システム
(2)は、車両に搭載されるラジオやテレビ等の放送局
を受信するための受信手段と、プリセットチャンネルを
選択するチャンネルキーと、前記プリセットチャンネル
それぞれに対応するプリセット用メモリ領域を有し、送
信周波数情報を含んで構成される送信局情報を複数チャ
ンネル分プリセットすることのできるプリセット用記憶
手段と、前記チャンネルキーが操作されると、操作され
たチャンネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ
領域に記憶された送信局を受信するように前記受信手段
を制御する第1の受信制御手段とを備えた放送受信シス
テムにおいて、前記プリセット用メモリ領域それぞれに
対応するネットワークフォロー用メモリ領域を有し、同
一放送局及び系列放送局を一つのグループとして、各プ
リセット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送局
又は系列放送局の送信局情報を各グループ別に記憶する
ことのできるネットワークフォロー用記憶手段と、送信
局の電界強度のレベルを判別するための電界強度判別手
段と、現在受信中の送信局と同一グループの送信局であ
るが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局への受信
の切り替えを使用者が指示するための指示手段と、該指
示手段により前記切り替えの指示があると、前記ネット
ワークフォロー用記憶手段に記憶された送信局を検索
し、前記現在受信中の送信局と同一グループの送信局で
あり、電界強度の一番強い送信局を検出する第2の検出
手段と、該第2の検出手段により検出された送信局を受
信するように前記受信手段を制御する第3の受信制御手
段と、前記第2の検出手段により検出された送信局の送
信局情報を、前記グループに対応するプリセット用メモ
リ領域にプリセットするように制御する第2のプリセッ
ト制御手段とを備えていることを特徴としている。
(2)は、車両に搭載されるラジオやテレビ等の放送局
を受信するための受信手段と、プリセットチャンネルを
選択するチャンネルキーと、前記プリセットチャンネル
それぞれに対応するプリセット用メモリ領域を有し、送
信周波数情報を含んで構成される送信局情報を複数チャ
ンネル分プリセットすることのできるプリセット用記憶
手段と、前記チャンネルキーが操作されると、操作され
たチャンネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ
領域に記憶された送信局を受信するように前記受信手段
を制御する第1の受信制御手段とを備えた放送受信シス
テムにおいて、前記プリセット用メモリ領域それぞれに
対応するネットワークフォロー用メモリ領域を有し、同
一放送局及び系列放送局を一つのグループとして、各プ
リセット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送局
又は系列放送局の送信局情報を各グループ別に記憶する
ことのできるネットワークフォロー用記憶手段と、送信
局の電界強度のレベルを判別するための電界強度判別手
段と、現在受信中の送信局と同一グループの送信局であ
るが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局への受信
の切り替えを使用者が指示するための指示手段と、該指
示手段により前記切り替えの指示があると、前記ネット
ワークフォロー用記憶手段に記憶された送信局を検索
し、前記現在受信中の送信局と同一グループの送信局で
あり、電界強度の一番強い送信局を検出する第2の検出
手段と、該第2の検出手段により検出された送信局を受
信するように前記受信手段を制御する第3の受信制御手
段と、前記第2の検出手段により検出された送信局の送
信局情報を、前記グループに対応するプリセット用メモ
リ領域にプリセットするように制御する第2のプリセッ
ト制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0018】上記放送受信システム(2)によれば、同
一放送局及び系列放送局を一つのグループとして、前記
プリセット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送
局又は系列放送局の送信局がグループ別に前記ネットワ
ークフォロー用メモリ領域に記憶されているので、前記
指示手段から、現在受信中の送信局と同一グループの送
信局であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局
への受信の切り替えの指示があると、前記第2の検出手
段によって、前記現在受信中の送信局と同一グループの
送信局が記憶された前記ネットワークフォロー用メモリ
領域だけを検索させることによって、前記現在受信中の
送信局と同一放送局又は系列放送局の送信局の中で電界
強度の一番強い、すなわち受信状況の一番良好な送信局
を検出することができる。
一放送局及び系列放送局を一つのグループとして、前記
プリセット用メモリ領域に記憶された送信局と同一放送
局又は系列放送局の送信局がグループ別に前記ネットワ
ークフォロー用メモリ領域に記憶されているので、前記
指示手段から、現在受信中の送信局と同一グループの送
信局であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局
への受信の切り替えの指示があると、前記第2の検出手
段によって、前記現在受信中の送信局と同一グループの
送信局が記憶された前記ネットワークフォロー用メモリ
領域だけを検索させることによって、前記現在受信中の
送信局と同一放送局又は系列放送局の送信局の中で電界
強度の一番強い、すなわち受信状況の一番良好な送信局
を検出することができる。
【0019】また、前記第3の受信制御手段によって、
受信状況の一番良好な送信局を受信することができるよ
うになっているので、前記切り替え指示があると、前記
現在受信中の送信局と同一放送局又は系列放送局の送信
局であり、なおかつ受信状況の良い送信局に自動的に切
り替えて受信し続けることができる。
受信状況の一番良好な送信局を受信することができるよ
うになっているので、前記切り替え指示があると、前記
現在受信中の送信局と同一放送局又は系列放送局の送信
局であり、なおかつ受信状況の良い送信局に自動的に切
り替えて受信し続けることができる。
【0020】例えば、前記プリセット用メモリ領域に、
送信周波数が89.9MHz(兵庫FM:神戸)の送信局情報
が記憶され、前記プリセット用メモリ領域に対応する前
記ネットワークフォロー用メモリ領域に、同一の放送局
(兵庫FM)であるが、異なる送信周波数情報(87.1M
Hz(芦屋)、77.6MHz(姫路)、79.9MHz(淡路)、7
8.3MHz(氷上))が記憶されているときに、送信周波
数が89.9MHz(神戸)である送信局の兵庫FMを受信し
ながら、神戸から芦屋方面へ移動していくと、だんだん
受信状況が悪くなってくるが、そのときに使用者によっ
て前記指示手段が操作されると、自動的に受信状況の良
い送信周波数が87.1MHz(芦屋)である送信局の兵庫F
Mへ切り替えられるようになる。
送信周波数が89.9MHz(兵庫FM:神戸)の送信局情報
が記憶され、前記プリセット用メモリ領域に対応する前
記ネットワークフォロー用メモリ領域に、同一の放送局
(兵庫FM)であるが、異なる送信周波数情報(87.1M
Hz(芦屋)、77.6MHz(姫路)、79.9MHz(淡路)、7
8.3MHz(氷上))が記憶されているときに、送信周波
数が89.9MHz(神戸)である送信局の兵庫FMを受信し
ながら、神戸から芦屋方面へ移動していくと、だんだん
受信状況が悪くなってくるが、そのときに使用者によっ
て前記指示手段が操作されると、自動的に受信状況の良
い送信周波数が87.1MHz(芦屋)である送信局の兵庫F
Mへ切り替えられるようになる。
【0021】また、前記第2のプリセット制御手段によ
って、受信状況の一番良好な送信局を前記プリセット用
メモリ領域にプリセットすることができるようになって
いるので、それ以降は、前記プリセット用メモリ領域に
対応するチャンネルキーを操作することによって、受信
状況の良好な送信局を受信することができる。
って、受信状況の一番良好な送信局を前記プリセット用
メモリ領域にプリセットすることができるようになって
いるので、それ以降は、前記プリセット用メモリ領域に
対応するチャンネルキーを操作することによって、受信
状況の良好な送信局を受信することができる。
【0022】また、本発明に係る放送受信システム
(3)は、放送受信システム(1)又は(2)におい
て、前記送信局情報には、サービスエリア情報が含ま
れ、前記車両の現在位置情報を検出する現在位置情報検
出手段と、ネットワークフォローが行われると、前記現
在位置情報検出手段により検出された現在位置情報、及
び各送信局情報に含まれたサービスエリア情報に基づい
て、前記プリセット用記憶手段に記憶された送信局、及
び前記ネットワークフォロー用記憶手段に記憶された送
信局のうち、前記ネットワークフォローが行われたグル
ープを除いて検索し、現在位置において受信するのに適
した送信局をグループ別に検出する第3の検出手段と、
該第3の検出手段により検出された各送信局を、各グル
ープそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域にプリ
セットするように制御する第3のプリセット制御手段と
を備えていることを特徴としている。
(3)は、放送受信システム(1)又は(2)におい
て、前記送信局情報には、サービスエリア情報が含ま
れ、前記車両の現在位置情報を検出する現在位置情報検
出手段と、ネットワークフォローが行われると、前記現
在位置情報検出手段により検出された現在位置情報、及
び各送信局情報に含まれたサービスエリア情報に基づい
て、前記プリセット用記憶手段に記憶された送信局、及
び前記ネットワークフォロー用記憶手段に記憶された送
信局のうち、前記ネットワークフォローが行われたグル
ープを除いて検索し、現在位置において受信するのに適
した送信局をグループ別に検出する第3の検出手段と、
該第3の検出手段により検出された各送信局を、各グル
ープそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域にプリ
セットするように制御する第3のプリセット制御手段と
を備えていることを特徴としている。
【0023】また、本発明に係る放送受信システム
(4)は、上記放送受信システム(3)において、前記
プリセット用メモリ領域に所定範囲内の送信周波数が複
数プリセットされないように、前記第3の検出手段が、
前記送信局情報に含まれた送信周波数情報に基づいて、
受信するのに適した送信局を検出するものであることを
特徴としている。
(4)は、上記放送受信システム(3)において、前記
プリセット用メモリ領域に所定範囲内の送信周波数が複
数プリセットされないように、前記第3の検出手段が、
前記送信局情報に含まれた送信周波数情報に基づいて、
受信するのに適した送信局を検出するものであることを
特徴としている。
【0024】現在受信中の送信局と同一放送局又は系列
放送局の送信局であるが、前記現在受信中の送信局とは
別の送信局への受信の切り替え(いわゆる、ネットワー
クフォロー)が行われるのは、前記車両が現在受信中の
送信局のサービスエリアから外れることによって、前記
送信局の電界強度が低下する場合等である。
放送局の送信局であるが、前記現在受信中の送信局とは
別の送信局への受信の切り替え(いわゆる、ネットワー
クフォロー)が行われるのは、前記車両が現在受信中の
送信局のサービスエリアから外れることによって、前記
送信局の電界強度が低下する場合等である。
【0025】前記車両が現在受信中の送信局のサービス
エリアから外れた場合には、前記車両が前記プリセット
用記憶手段に記憶された他の送信局、すなわち、前記現
在受信中の送信局以外の送信局のサービスエリアからも
外れている可能性が高いので、そこで上記放送受信シス
テム(3)又は(4)では、ネットワークフォローが行
われると、前記第3の検出手段によって、前記プリセッ
ト用記憶手段に記憶された送信局、及び前記ネットワー
クフォロー用記憶手段に記憶された送信局の中から、前
記ネットワークフォローが行われたグループ以外につい
ても、前記現在位置情報及び前記サービスエリア情報
(例えば、送信局の位置情報や送信電力情報等を含んで
構成される)に基づいて、受信するのに適した送信局を
グループ別に検出することができるようになっている。
例えば、前記車両の現在位置情報、及び各送信局の位置
情報に基づいて、前記車両から距離の近い送信局を最適
送信局として検出することができる。
エリアから外れた場合には、前記車両が前記プリセット
用記憶手段に記憶された他の送信局、すなわち、前記現
在受信中の送信局以外の送信局のサービスエリアからも
外れている可能性が高いので、そこで上記放送受信シス
テム(3)又は(4)では、ネットワークフォローが行
われると、前記第3の検出手段によって、前記プリセッ
ト用記憶手段に記憶された送信局、及び前記ネットワー
クフォロー用記憶手段に記憶された送信局の中から、前
記ネットワークフォローが行われたグループ以外につい
ても、前記現在位置情報及び前記サービスエリア情報
(例えば、送信局の位置情報や送信電力情報等を含んで
構成される)に基づいて、受信するのに適した送信局を
グループ別に検出することができるようになっている。
例えば、前記車両の現在位置情報、及び各送信局の位置
情報に基づいて、前記車両から距離の近い送信局を最適
送信局として検出することができる。
【0026】また、前記第3のプリセット制御手段によ
って、前記ネットワークフォローが行われたグループ以
外についても、最適送信局を前記プリセット用メモリ領
域にプリセットすることができるようになっているの
で、前記第3のプリセット制御手段によるプリセット制
御以降、どのチャンネルキーを操作したとしても、各グ
ループにおける最適送信局を受信することができる。
って、前記ネットワークフォローが行われたグループ以
外についても、最適送信局を前記プリセット用メモリ領
域にプリセットすることができるようになっているの
で、前記第3のプリセット制御手段によるプリセット制
御以降、どのチャンネルキーを操作したとしても、各グ
ループにおける最適送信局を受信することができる。
【0027】また、送信周波数の近い送信局のサービス
エリアが重なった部分では、受信妨害が生じることが考
えられる。例えば、送信周波数が87.1MHzである送信局
のサービスエリアと送信周波数が87.2MHzである送信局
のサービスエリアが重なった部分では、これら送信局の
送信周波数が近く、受信妨害が生じるため、いずれか一
方(もしくは両方)の受信感度が大きく低下することが
考えられる。
エリアが重なった部分では、受信妨害が生じることが考
えられる。例えば、送信周波数が87.1MHzである送信局
のサービスエリアと送信周波数が87.2MHzである送信局
のサービスエリアが重なった部分では、これら送信局の
送信周波数が近く、受信妨害が生じるため、いずれか一
方(もしくは両方)の受信感度が大きく低下することが
考えられる。
【0028】ところが、送信局の電界強度の強さで最適
送信局を検出するのではなく、サービスエリア情報(送
信局の送信位置情報、及び送信電力情報)に応じて最適
送信局を検出した場合には、送信周波数の近い送信局が
複数プリセットされてしまう場合がある。その場合、プ
リセットされた、送信周波数の近い複数の送信局のうち
のいずれかは、受信感度が大きく低下することが考えら
れる。
送信局を検出するのではなく、サービスエリア情報(送
信局の送信位置情報、及び送信電力情報)に応じて最適
送信局を検出した場合には、送信周波数の近い送信局が
複数プリセットされてしまう場合がある。その場合、プ
リセットされた、送信周波数の近い複数の送信局のうち
のいずれかは、受信感度が大きく低下することが考えら
れる。
【0029】そこで、上記放送受信システム(4)で
は、前記プリセット用メモリ領域に所定範囲内の送信周
波数が複数プリセットされないように、前記最適送信局
を検出する一要素に、前記送信局情報に含まれた送信周
波数情報を加えることによって、送信周波数の近い送信
局が複数プリセットされるのを防止することができ、よ
り適切な送信局を前記プリセット用メモリ領域にプリセ
ットすることができる。
は、前記プリセット用メモリ領域に所定範囲内の送信周
波数が複数プリセットされないように、前記最適送信局
を検出する一要素に、前記送信局情報に含まれた送信周
波数情報を加えることによって、送信周波数の近い送信
局が複数プリセットされるのを防止することができ、よ
り適切な送信局を前記プリセット用メモリ領域にプリセ
ットすることができる。
【0030】例えば、受信するのに適した送信局を検出
する場合、グループ別にプリセットする候補局を少なく
とも2局(すなわち、少なくとも第一候補、第二候補
を)用意しておき、第一候補の中に、送信周波数の近い
送信局が複数存在する場合には、これら複数の送信局間
で、再度、サービスエリア情報に基づいて検索し直し
て、その検索結果に基づき、受信感度の低いものについ
ては、第一候補を外し、第二候補を繰り上げて、その第
二候補の送信局を前記プリセット用メモリ領域にプリセ
ットする。
する場合、グループ別にプリセットする候補局を少なく
とも2局(すなわち、少なくとも第一候補、第二候補
を)用意しておき、第一候補の中に、送信周波数の近い
送信局が複数存在する場合には、これら複数の送信局間
で、再度、サービスエリア情報に基づいて検索し直し
て、その検索結果に基づき、受信感度の低いものについ
ては、第一候補を外し、第二候補を繰り上げて、その第
二候補の送信局を前記プリセット用メモリ領域にプリセ
ットする。
【0031】また、本発明に係る放送受信システム
(5)は、車両に搭載されるラジオやテレビ等の放送局
を受信するための受信手段と、プリセットチャンネルを
選択するチャンネルキーと、前記プリセットチャンネル
それぞれに対応するプリセット用メモリ領域を有し、送
信周波数情報を含んで構成される送信局情報を複数チャ
ンネル分プリセットすることのできるプリセット用記憶
手段と、前記チャンネルキーが操作されると、操作され
たチャンネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ
領域に記憶された送信局を受信するように前記受信手段
を制御する第1の受信制御手段とを備えた放送受信シス
テムにおいて、前記車両の現在位置情報を検出する現在
位置検出手段と、送信周波数情報及びサービスエリア情
報等を含んで構成される送信局情報が複数記憶された送
信局情報記憶手段と、前記現在位置情報、前記サービス
エリア情報、及び前記送信周波数情報に基づいて、前記
送信局情報記憶手段に記憶された送信局を検索し、現在
位置において受信するのに適した送信局を検出する第4
の検出手段と、該第4の検出手段により検出された送信
局を、前記プリセット用記憶手段にプリセットするよう
に制御する第4のプリセット制御手段とを備えているこ
とを特徴としている。
(5)は、車両に搭載されるラジオやテレビ等の放送局
を受信するための受信手段と、プリセットチャンネルを
選択するチャンネルキーと、前記プリセットチャンネル
それぞれに対応するプリセット用メモリ領域を有し、送
信周波数情報を含んで構成される送信局情報を複数チャ
ンネル分プリセットすることのできるプリセット用記憶
手段と、前記チャンネルキーが操作されると、操作され
たチャンネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ
領域に記憶された送信局を受信するように前記受信手段
を制御する第1の受信制御手段とを備えた放送受信シス
テムにおいて、前記車両の現在位置情報を検出する現在
位置検出手段と、送信周波数情報及びサービスエリア情
報等を含んで構成される送信局情報が複数記憶された送
信局情報記憶手段と、前記現在位置情報、前記サービス
エリア情報、及び前記送信周波数情報に基づいて、前記
送信局情報記憶手段に記憶された送信局を検索し、現在
位置において受信するのに適した送信局を検出する第4
の検出手段と、該第4の検出手段により検出された送信
局を、前記プリセット用記憶手段にプリセットするよう
に制御する第4のプリセット制御手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0032】上記放送受信システム(5)によれば、前
記送信局情報記憶手段に記憶された複数の送信局の中か
ら、前記現在位置情報、前記サービスエリア情報、及び
前記送信周波数情報に基づいた最適送信局を検出するこ
とができる。
記送信局情報記憶手段に記憶された複数の送信局の中か
ら、前記現在位置情報、前記サービスエリア情報、及び
前記送信周波数情報に基づいた最適送信局を検出するこ
とができる。
【0033】すなわち、前記現在位置情報及び前記サー
ビスエリア情報に基づいて、前記車両からの距離に応じ
た最適送信局を検出することができ、さらに、前記最適
送信局を検出する一要素に、前記送信周波数情報を加え
ることによって、送信周波数の近い送信局が複数プリセ
ットされるのを防止することができ、より適切な送信局
を前記プリセット用メモリ領域にプリセットすることが
できる。
ビスエリア情報に基づいて、前記車両からの距離に応じ
た最適送信局を検出することができ、さらに、前記最適
送信局を検出する一要素に、前記送信周波数情報を加え
ることによって、送信周波数の近い送信局が複数プリセ
ットされるのを防止することができ、より適切な送信局
を前記プリセット用メモリ領域にプリセットすることが
できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る放送受信シス
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、
実施の形態(1)に係る放送受信システムの要部を概略
的に示したブロック図であり、プリセットチャンネルを
選択するチャンネルキー1a〜1fと表示画面1gとを
含んで構成された表示装置1は、マイコン8に接続され
ている。
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、
実施の形態(1)に係る放送受信システムの要部を概略
的に示したブロック図であり、プリセットチャンネルを
選択するチャンネルキー1a〜1fと表示画面1gとを
含んで構成された表示装置1は、マイコン8に接続され
ている。
【0035】プリセット用メモリ9は、チャンネルキー
1a〜1fそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域
9a〜9fを含んで構成されており、プリセット用メモ
リ領域9a〜9fには、送信局の送信周波数情報が記憶
され、ここでは、プリセット用メモリ領域9a〜9fそ
れぞれに、76.4MHz(エフエム栃木:宇都宮)、78.0MHz
(エフエムサウント゛千葉:千葉)、79.5MHz(FM埼玉:浦
和)、80.0MHz(FM東京:東京)、81.3MHz(エフエムシ゛
ャハ゜ン:東京)、84.7MHz(FMヨコハマ:横浜)の送信周波
数情報が記憶されているものとする。
1a〜1fそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域
9a〜9fを含んで構成されており、プリセット用メモ
リ領域9a〜9fには、送信局の送信周波数情報が記憶
され、ここでは、プリセット用メモリ領域9a〜9fそ
れぞれに、76.4MHz(エフエム栃木:宇都宮)、78.0MHz
(エフエムサウント゛千葉:千葉)、79.5MHz(FM埼玉:浦
和)、80.0MHz(FM東京:東京)、81.3MHz(エフエムシ゛
ャハ゜ン:東京)、84.7MHz(FMヨコハマ:横浜)の送信周波
数情報が記憶されているものとする。
【0036】ネットワークフォロー用メモリ10は、プ
リセット用メモリ領域9a〜9fそれぞれに対応するネ
ットワークフォロー用メモリ領域10a〜10fを含ん
で構成されており、ネットワークフォロー用メモリ領域
10a〜10fには、各プリセット用メモリ領域9a〜
9fに記憶された送信局と同一放送局の送信周波数情報
が記憶されている。
リセット用メモリ領域9a〜9fそれぞれに対応するネ
ットワークフォロー用メモリ領域10a〜10fを含ん
で構成されており、ネットワークフォロー用メモリ領域
10a〜10fには、各プリセット用メモリ領域9a〜
9fに記憶された送信局と同一放送局の送信周波数情報
が記憶されている。
【0037】ここでは、ネットワークフォロー用メモリ
領域10aに、78.3MHz(エフエム栃木:足利)、78.5MHz
(エフエム栃木:塩原)、79.1MHz(エフエム栃木:今市)、8
4.4MHz(エフエム栃木:葛生)の送信周波数情報が記憶さ
れ、ネットワークフォロー用メモリ領域10bに、77.7
MHz(エフエムサウント゛千葉:館山)、79.3MH z(エフエムサウント゛
千葉:銚子)、79.7MHz(エフエムサウント゛千葉:白浜)、87.
4MHz(エフエムサウント゛千葉:勝浦)の送信周波数情報が記憶
され、ネットワークフォロー用メモリ領域10fに、8
0.4NHz(FMヨコハマ:小田原)が記憶されているものと
する。
領域10aに、78.3MHz(エフエム栃木:足利)、78.5MHz
(エフエム栃木:塩原)、79.1MHz(エフエム栃木:今市)、8
4.4MHz(エフエム栃木:葛生)の送信周波数情報が記憶さ
れ、ネットワークフォロー用メモリ領域10bに、77.7
MHz(エフエムサウント゛千葉:館山)、79.3MH z(エフエムサウント゛
千葉:銚子)、79.7MHz(エフエムサウント゛千葉:白浜)、87.
4MHz(エフエムサウント゛千葉:勝浦)の送信周波数情報が記憶
され、ネットワークフォロー用メモリ領域10fに、8
0.4NHz(FMヨコハマ:小田原)が記憶されているものと
する。
【0038】マイコン8は、チャンネルキー1a〜1f
のいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキー
1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ領域9a〜
9fに記憶された送信局を受信するように受信回路5を
制御して、アンテナ4を介して前記送信局を受信するよ
うになっており、例えば、チャンネルキー1bが操作さ
れると、“エフエムサウント゛千葉(78.0MHz)”を受信するよ
うになっている。
のいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキー
1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ領域9a〜
9fに記憶された送信局を受信するように受信回路5を
制御して、アンテナ4を介して前記送信局を受信するよ
うになっており、例えば、チャンネルキー1bが操作さ
れると、“エフエムサウント゛千葉(78.0MHz)”を受信するよ
うになっている。
【0039】また、受信回路5の出力側は、増幅回路6
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
【0040】また、マイコン8は、チャンネルキー1a
〜1fに対応させて、プリセット用メモリ9に記憶され
た送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示するよ
うになっている。
〜1fに対応させて、プリセット用メモリ9に記憶され
た送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示するよ
うになっている。
【0041】実施の形態(1)に係る放送受信システム
におけるマイコン8の動作を図2に示したフローチャー
トに基づいて説明する。ここでは、送信周波数が78.0M
Hz(エフエムサウント゛千葉:千葉)の送信局を受信しながら、
千葉から銚子方面への移動中に、前記送信局の電界強度
が所定値以下に低下した場合について説明する。
におけるマイコン8の動作を図2に示したフローチャー
トに基づいて説明する。ここでは、送信周波数が78.0M
Hz(エフエムサウント゛千葉:千葉)の送信局を受信しながら、
千葉から銚子方面への移動中に、前記送信局の電界強度
が所定値以下に低下した場合について説明する。
【0042】現在受信中である、送信周波数が78.0MHz
である送信局(エフエムサウント゛千葉:千葉)の電界強度が所
定値以下であると判断すると、プリセット用メモリ領域
9b、及びプリセット用メモリ領域9bに対応するネッ
トワークフォロー用メモリ領域10bに記憶された送信
局の中から、電界強度の一番強い送信局を検出する(S
1:第1の検出手段の動作に相当)。
である送信局(エフエムサウント゛千葉:千葉)の電界強度が所
定値以下であると判断すると、プリセット用メモリ領域
9b、及びプリセット用メモリ領域9bに対応するネッ
トワークフォロー用メモリ領域10bに記憶された送信
局の中から、電界強度の一番強い送信局を検出する(S
1:第1の検出手段の動作に相当)。
【0043】次に、検出された電界強度の一番強い送信
局(送信周波数が79.3MHz(エフエムサウント゛千葉:銚子)で
ある送信局)を受信するように、受信回路5を制御し
(S2:第2の受信制御手段の動作に相当)、前記送信
局の送信周波数情報(79.3MHz)をプリセット用メモリ
領域9bにプリセットするように制御し(S3:第1の
プリセット制御手段の動作に相当)、表示画面1g上の
送信周波数情報を変更するように制御する(S4)。
局(送信周波数が79.3MHz(エフエムサウント゛千葉:銚子)で
ある送信局)を受信するように、受信回路5を制御し
(S2:第2の受信制御手段の動作に相当)、前記送信
局の送信周波数情報(79.3MHz)をプリセット用メモリ
領域9bにプリセットするように制御し(S3:第1の
プリセット制御手段の動作に相当)、表示画面1g上の
送信周波数情報を変更するように制御する(S4)。
【0044】図3に、ネットワークフォロー後の表示画
面1gの表示状態と、プリセット用メモリ9、及びネッ
トワークフォロー用メモリ10の記憶状態とを示す。
面1gの表示状態と、プリセット用メモリ9、及びネッ
トワークフォロー用メモリ10の記憶状態とを示す。
【0045】上記実施の形態(1)に係る放送受信シス
テムによれば、同一放送局を一つのグループとして、プ
リセット用メモリ9に記憶された送信局と同一放送局の
送信局がグループ別にネットワーク用メモリ10に記憶
されているので、現在受信中の送信局の電界強度が所定
値以下に低下したときには、前記現在受信中の送信局と
同一グループの送信局が記憶されたネットワーク用メモ
リ領域10a〜10fのいずれかだけを検索することに
よって、前記現在受信中の送信局と同一放送局の送信局
の中で電界強度の一番強い、すなわち受信状況の一番良
好な送信局を検出することができ、受信状況の一番良好
な送信局を受信することができるようになっている。
テムによれば、同一放送局を一つのグループとして、プ
リセット用メモリ9に記憶された送信局と同一放送局の
送信局がグループ別にネットワーク用メモリ10に記憶
されているので、現在受信中の送信局の電界強度が所定
値以下に低下したときには、前記現在受信中の送信局と
同一グループの送信局が記憶されたネットワーク用メモ
リ領域10a〜10fのいずれかだけを検索することに
よって、前記現在受信中の送信局と同一放送局の送信局
の中で電界強度の一番強い、すなわち受信状況の一番良
好な送信局を検出することができ、受信状況の一番良好
な送信局を受信することができるようになっている。
【0046】従って、たとえ現在受信中の送信局の電界
強度が所定値以下となり受信状況が悪くなったとして
も、前記送信局と同一放送局の送信局であり、なおかつ
受信状況の良い送信局に自動的に切り替えて受信し続け
ることができる。
強度が所定値以下となり受信状況が悪くなったとして
も、前記送信局と同一放送局の送信局であり、なおかつ
受信状況の良い送信局に自動的に切り替えて受信し続け
ることができる。
【0047】例えば、プリセット用メモリ領域9bに、
送信周波数が78.0MHz(エフエムサウント゛千葉:千葉)の送信
局情報が記憶され、プリセット用メモリ領域9bに対応
するネットワークフォロー用メモリ領域10bに、同一
の放送局(エフエムサウント゛千葉)であるが、異なる送信周波
数情報(77.7MHz(館山)、79.3MHz(銚子)、79.7M
Hz(白浜)、87.4MHz(勝浦))が記憶されているとき
に、送信周波数が78.0MHz(千葉)である送信局のエフエム
サウント゛千葉を受信しながら、千葉から銚子方面へ移動し
ていくと、だんだん受信状況が悪くなってくるが、自動
的に受信状況の良い送信周波数が79.3MHz(銚子)であ
る送信局のエフエムサウント゛千葉へ切り替えられるようにな
る。
送信周波数が78.0MHz(エフエムサウント゛千葉:千葉)の送信
局情報が記憶され、プリセット用メモリ領域9bに対応
するネットワークフォロー用メモリ領域10bに、同一
の放送局(エフエムサウント゛千葉)であるが、異なる送信周波
数情報(77.7MHz(館山)、79.3MHz(銚子)、79.7M
Hz(白浜)、87.4MHz(勝浦))が記憶されているとき
に、送信周波数が78.0MHz(千葉)である送信局のエフエム
サウント゛千葉を受信しながら、千葉から銚子方面へ移動し
ていくと、だんだん受信状況が悪くなってくるが、自動
的に受信状況の良い送信周波数が79.3MHz(銚子)であ
る送信局のエフエムサウント゛千葉へ切り替えられるようにな
る。
【0048】また、受信状況の一番良好な送信局をプリ
セット用メモリ領域9bにプリセットすることができる
ようになっているので、それ以降は、プリセット用メモ
リ領域9bに対応するチャンネルキー1bを操作するこ
とによって、受信状況の良好な送信局を受信することが
できる。
セット用メモリ領域9bにプリセットすることができる
ようになっているので、それ以降は、プリセット用メモ
リ領域9bに対応するチャンネルキー1bを操作するこ
とによって、受信状況の良好な送信局を受信することが
できる。
【0049】図4は、実施の形態(2)に係る放送受信
システムの要部を概略的に示したブロック図であり、こ
こでは、図1に示した放送受信システムと同様の構成に
ついては同符号を付し、その説明を省略する。
システムの要部を概略的に示したブロック図であり、こ
こでは、図1に示した放送受信システムと同様の構成に
ついては同符号を付し、その説明を省略する。
【0050】プリセットチャンネルを選択するチャンネ
ルキー1a〜1fと表示画面1gとを含んで構成された
表示装置1は、マイコン11に接続されており、マイコ
ン11は、チャンネルキー1a〜1fのいずれかが操作
されると、操作されたチャンネルキー1a〜1fに対応
する、プリセット用メモリ領域9a〜9fに記憶された
送信局を受信するように受信回路5を制御して、アンテ
ナ4を介して前記送信局を受信するようになっており、
例えば、チャンネルキー1bが操作されると、“エフエムサウ
ント゛千葉(78.0MHz)”を受信するようになっている。
ルキー1a〜1fと表示画面1gとを含んで構成された
表示装置1は、マイコン11に接続されており、マイコ
ン11は、チャンネルキー1a〜1fのいずれかが操作
されると、操作されたチャンネルキー1a〜1fに対応
する、プリセット用メモリ領域9a〜9fに記憶された
送信局を受信するように受信回路5を制御して、アンテ
ナ4を介して前記送信局を受信するようになっており、
例えば、チャンネルキー1bが操作されると、“エフエムサウ
ント゛千葉(78.0MHz)”を受信するようになっている。
【0051】また、マイコン11は、チャンネルキー1
a〜1fに対応させて、プリセット用メモリ9に記憶さ
れた送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示する
ようになっている。
a〜1fに対応させて、プリセット用メモリ9に記憶さ
れた送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示する
ようになっている。
【0052】また、現在受信中の送信局と同一放送局の
送信局であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信
局への切り替えを使用者が指示するための指示手段12
が、マイコン11に接続されている。
送信局であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信
局への切り替えを使用者が指示するための指示手段12
が、マイコン11に接続されている。
【0053】実施の形態(2)に係る放送受信システム
におけるマイコン11の動作を図5に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。ここでは、送信周波数が78.0
MHz(エフエムサウント゛千葉:千葉)の送信局を受信しなが
ら、千葉から銚子方面への移動中に、使用者から指示手
段12が操作された場合について説明する。
におけるマイコン11の動作を図5に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。ここでは、送信周波数が78.0
MHz(エフエムサウント゛千葉:千葉)の送信局を受信しなが
ら、千葉から銚子方面への移動中に、使用者から指示手
段12が操作された場合について説明する。
【0054】指示手段12が操作されたと判断すると、
プリセット用メモリ領域9b、及びプリセット用メモリ
領域9bに対応するネットワークフォロー用メモリ領域
10bに記憶された送信局の中から、電界強度の一番強
い送信局を検出する(S11:第2の検出手段の動作に
相当)。
プリセット用メモリ領域9b、及びプリセット用メモリ
領域9bに対応するネットワークフォロー用メモリ領域
10bに記憶された送信局の中から、電界強度の一番強
い送信局を検出する(S11:第2の検出手段の動作に
相当)。
【0055】次に、検出された電界強度の一番強い送信
局(送信周波数が79.3MHz(エフエムサウント゛千葉:銚子)で
ある送信局)を受信するように、受信回路5を制御し
(S12:第3の受信制御手段の動作に相当)、前記送
信局の送信周波数情報(79.3MHz)をプリセット用メモ
リ領域9bにプリセットするように制御し(S13:第
2のプリセット制御手段の動作に相当)、表示画面1g
上の送信周波数情報を変更するように制御する(S1
4)。
局(送信周波数が79.3MHz(エフエムサウント゛千葉:銚子)で
ある送信局)を受信するように、受信回路5を制御し
(S12:第3の受信制御手段の動作に相当)、前記送
信局の送信周波数情報(79.3MHz)をプリセット用メモ
リ領域9bにプリセットするように制御し(S13:第
2のプリセット制御手段の動作に相当)、表示画面1g
上の送信周波数情報を変更するように制御する(S1
4)。
【0056】ネットワークフォロー後の表示画面1gの
表示状態と、プリセット用メモリ9、及びネットワーク
フォロー用メモリ10の記憶状態とは図3に示した状態
と同じである。
表示状態と、プリセット用メモリ9、及びネットワーク
フォロー用メモリ10の記憶状態とは図3に示した状態
と同じである。
【0057】上記実施の形態(2)に係る放送受信シス
テムによれば、同一放送局を一つのグループとして、プ
リセット用メモリ9に記憶された送信局と同一放送局の
送信局がグループ別にネットワーク用メモリ10に記憶
されているので、指示手段12から、現在受信中の送信
局と同一グループの送信局であるが、前記現在受信中の
送信局とは別の送信局への受信の切り替えの指示がある
と、前記現在受信中の送信局と同一グループの送信局が
記憶されたネットワーク用メモリ領域10a〜10fの
いずれかだけを検索することによって、前記現在受信中
の送信局と同一放送局の送信局の中で電界強度の一番強
い、すなわち受信状況の一番良好な送信局を検出するこ
とができ、受信状況の一番良好な送信局を受信すること
ができるようになっている。
テムによれば、同一放送局を一つのグループとして、プ
リセット用メモリ9に記憶された送信局と同一放送局の
送信局がグループ別にネットワーク用メモリ10に記憶
されているので、指示手段12から、現在受信中の送信
局と同一グループの送信局であるが、前記現在受信中の
送信局とは別の送信局への受信の切り替えの指示がある
と、前記現在受信中の送信局と同一グループの送信局が
記憶されたネットワーク用メモリ領域10a〜10fの
いずれかだけを検索することによって、前記現在受信中
の送信局と同一放送局の送信局の中で電界強度の一番強
い、すなわち受信状況の一番良好な送信局を検出するこ
とができ、受信状況の一番良好な送信局を受信すること
ができるようになっている。
【0058】従って、使用者が指示手段12を操作する
ことによって、前記現在受信中の送信局と同一放送局の
送信局であり、なおかつ受信状況の良い送信局に自動的
に切り替えて受信し続けることができる。
ことによって、前記現在受信中の送信局と同一放送局の
送信局であり、なおかつ受信状況の良い送信局に自動的
に切り替えて受信し続けることができる。
【0059】また、受信状況の一番良好な送信局をプリ
セット用メモリ領域9bにプリセットすることができる
ようになっているので、それ以降は、プリセット用メモ
リ領域9bに対応するチャンネルキー1bを操作するこ
とによって、受信状況の良好な送信局を受信することが
できる。
セット用メモリ領域9bにプリセットすることができる
ようになっているので、それ以降は、プリセット用メモ
リ領域9bに対応するチャンネルキー1bを操作するこ
とによって、受信状況の良好な送信局を受信することが
できる。
【0060】上記実施の形態(2)に係る放送受信シス
テムにおいては、現在受信中の送信局と同一放送局の送
信局であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局
への切り替えを使用者が指示するための指示手段12を
設けているが、前記切り替えの指示をチャンネルキー1
a〜1fを用いて行うようにしても良い。
テムにおいては、現在受信中の送信局と同一放送局の送
信局であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局
への切り替えを使用者が指示するための指示手段12を
設けているが、前記切り替えの指示をチャンネルキー1
a〜1fを用いて行うようにしても良い。
【0061】例えば、プリセット用メモリ領域9bに記
憶された、送信周波数が78.0MHz(エフエムサウント゛千葉)の
送信局を受信しているときに、チャンネルキー1bが操
作されると、プリセット用メモリ領域9bに対応するネ
ットワークフォロー用メモリ領域10bに記憶された送
信局、及び現在受信中の送信局の中から、電界強度の一
番強い送信局を受信させるようにしても良い。
憶された、送信周波数が78.0MHz(エフエムサウント゛千葉)の
送信局を受信しているときに、チャンネルキー1bが操
作されると、プリセット用メモリ領域9bに対応するネ
ットワークフォロー用メモリ領域10bに記憶された送
信局、及び現在受信中の送信局の中から、電界強度の一
番強い送信局を受信させるようにしても良い。
【0062】図6は、実施の形態(3)に係る放送受信
システムの要部を概略的に示したブロック図であり、プ
リセットチャンネルを選択するチャンネルキー1a〜1
fと表示画面1gとを含んで構成された表示装置1は、
マイコン13に接続されている。
システムの要部を概略的に示したブロック図であり、プ
リセットチャンネルを選択するチャンネルキー1a〜1
fと表示画面1gとを含んで構成された表示装置1は、
マイコン13に接続されている。
【0063】プリセット用メモリ14は、チャンネルキ
ー1a〜1fそれぞれに対応するメモリ領域14a、1
4b((図7参照)但し、チャンネルキー1c〜1fに
対応するプリセット用メモリ領域については図示せず)
を含んで構成されており、プリセット用メモリ領域14
a、14bには、送信局の送信周波数情報と、送信位置
及び送信電力から構成されるサービスエリア情報とが記
憶され、ここでは、プリセット用メモリ領域14a、1
4bそれぞれに、80.4MHz(FM北海道:札幌)・送信
位置座標A・送信電力5kW、82.5MHz(FMノースウェーフ゛
:札幌)・送信位置座標a・送信電力5kWの送信周
波数情報とサービスエリア情報とが記憶されているもの
とする。
ー1a〜1fそれぞれに対応するメモリ領域14a、1
4b((図7参照)但し、チャンネルキー1c〜1fに
対応するプリセット用メモリ領域については図示せず)
を含んで構成されており、プリセット用メモリ領域14
a、14bには、送信局の送信周波数情報と、送信位置
及び送信電力から構成されるサービスエリア情報とが記
憶され、ここでは、プリセット用メモリ領域14a、1
4bそれぞれに、80.4MHz(FM北海道:札幌)・送信
位置座標A・送信電力5kW、82.5MHz(FMノースウェーフ゛
:札幌)・送信位置座標a・送信電力5kWの送信周
波数情報とサービスエリア情報とが記憶されているもの
とする。
【0064】ネットワークフォロー用メモリ15は、プ
リセット用メモリ領域14a、14bそれぞれに対応す
るネットワークフォロー用メモリ領域15a、15b
(図7参照)を含んで構成されており、ネットワークフ
ォロー用メモリ領域15a、15bには、各プリセット
用メモリ領域14a、14bに記憶された送信局と同一
放送局の送信周波数情報とサービスエリア情報とが記憶
されている。
リセット用メモリ領域14a、14bそれぞれに対応す
るネットワークフォロー用メモリ領域15a、15b
(図7参照)を含んで構成されており、ネットワークフ
ォロー用メモリ領域15a、15bには、各プリセット
用メモリ領域14a、14bに記憶された送信局と同一
放送局の送信周波数情報とサービスエリア情報とが記憶
されている。
【0065】ここでは、ネットワークフォロー用メモリ
領域15aに、76.4MHz(FM北海道:旭川)・送信位
置座標B・送信電力5kW、78.5MHz(FM北海道:帯
広)・送信位置座標C・送信電力5kW、81.9MHz(F
M北海道:小樽)・送信位置座標D・送信電力5kW、
86.4MHz(FM北海道:釧路)・送信位置座標E・送信
電力5kW、88.8MHz(FM北海道:函館)・送信位置
座標F・送信電力5kWの送信周波数情報及びサービス
エリア情報が記憶されているものとする。
領域15aに、76.4MHz(FM北海道:旭川)・送信位
置座標B・送信電力5kW、78.5MHz(FM北海道:帯
広)・送信位置座標C・送信電力5kW、81.9MHz(F
M北海道:小樽)・送信位置座標D・送信電力5kW、
86.4MHz(FM北海道:釧路)・送信位置座標E・送信
電力5kW、88.8MHz(FM北海道:函館)・送信位置
座標F・送信電力5kWの送信周波数情報及びサービス
エリア情報が記憶されているものとする。
【0066】また、ネットワークフォロー用メモリ領域
15bに、79.4MHz(FMノースウェーフ゛:函館)・送信位置
座標f・送信電力5kW、79.5MHz(FMノースウェーフ゛ :
小樽)・送信位置座標d・送信電力5kW、79.8MHz
(FMノースウェーフ゛ :旭川)・送信位置座標b・送信電力
5kW、80.7MHz(FMノースウェーフ゛ :釧路)・送信位置
座標e・送信電力5kW、82.1MHz(FMノースウェーフ゛ :
帯広)・送信位置座標c・送信電力5kWの送信周波数
情報及びサービスエリア情報が記憶されているものとす
る。
15bに、79.4MHz(FMノースウェーフ゛:函館)・送信位置
座標f・送信電力5kW、79.5MHz(FMノースウェーフ゛ :
小樽)・送信位置座標d・送信電力5kW、79.8MHz
(FMノースウェーフ゛ :旭川)・送信位置座標b・送信電力
5kW、80.7MHz(FMノースウェーフ゛ :釧路)・送信位置
座標e・送信電力5kW、82.1MHz(FMノースウェーフ゛ :
帯広)・送信位置座標c・送信電力5kWの送信周波数
情報及びサービスエリア情報が記憶されているものとす
る。
【0067】マイコン13は、チャンネルキー1a〜1
fのいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキ
ー1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ14に記
憶された送信局を受信するように受信回路5を制御し
て、アンテナ4を介して前記送信局を受信するようにな
っており、例えば、チャンネルキー1bが操作される
と、“FMノースウェーフ゛ (82.5MHz)”を受信するように
なっている。
fのいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキ
ー1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ14に記
憶された送信局を受信するように受信回路5を制御し
て、アンテナ4を介して前記送信局を受信するようにな
っており、例えば、チャンネルキー1bが操作される
と、“FMノースウェーフ゛ (82.5MHz)”を受信するように
なっている。
【0068】また、受信回路5の出力側は、増幅回路6
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
【0069】また、マイコン13は、チャンネルキー1
a〜1fに対応させて、プリセット用メモリ14に記憶
された送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示す
るようになっている。また、マイコン13は、ナビゲー
ションシステム16に接続され、現在位置情報を取得す
ることができるようになっている。
a〜1fに対応させて、プリセット用メモリ14に記憶
された送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示す
るようになっている。また、マイコン13は、ナビゲー
ションシステム16に接続され、現在位置情報を取得す
ることができるようになっている。
【0070】実施の形態(3)に係る放送受信システム
におけるマイコン13の動作を図8に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。ここでは、送信周波数が82.5
MHz(FMノースウェーフ゛ :札幌)の送信局を受信しなが
ら、札幌から小樽方面への移動中に、前記送信局の電界
強度が所定値以下に低下した場合について説明する。
におけるマイコン13の動作を図8に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。ここでは、送信周波数が82.5
MHz(FMノースウェーフ゛ :札幌)の送信局を受信しなが
ら、札幌から小樽方面への移動中に、前記送信局の電界
強度が所定値以下に低下した場合について説明する。
【0071】現在受信中である、送信周波数が82.5MHz
である送信局(FMノースウェーフ゛ :札幌)の電界強度が所
定値以下であると判断すると、プリセット用メモリ領域
14b、及びプリセット用メモリ領域14bに対応する
ネットワークフォロー用メモリ領域15bに記憶された
送信局の中から、電界強度の一番強い送信局を検出する
(S21:第1の検出手段の動作に相当)。
である送信局(FMノースウェーフ゛ :札幌)の電界強度が所
定値以下であると判断すると、プリセット用メモリ領域
14b、及びプリセット用メモリ領域14bに対応する
ネットワークフォロー用メモリ領域15bに記憶された
送信局の中から、電界強度の一番強い送信局を検出する
(S21:第1の検出手段の動作に相当)。
【0072】次に、検出された電界強度の一番強い送信
局(送信周波数が79.5MHz(FMノースウェーフ゛ :小樽)で
ある送信局)を受信するように、受信回路5を制御し
(S22:第2の受信制御手段の動作に相当)、前記送
信局の送信周波数情報(79.5MHz)をプリセット用メモ
リ領域14bにプリセットするように制御する(S2
3:第1のプリセット制御手段の動作に相当)。図9
に、ネットワークフォロー後のプリセット用メモリ1
4、及びネットワークフォロー用メモリ15の記憶状態
を示す。
局(送信周波数が79.5MHz(FMノースウェーフ゛ :小樽)で
ある送信局)を受信するように、受信回路5を制御し
(S22:第2の受信制御手段の動作に相当)、前記送
信局の送信周波数情報(79.5MHz)をプリセット用メモ
リ領域14bにプリセットするように制御する(S2
3:第1のプリセット制御手段の動作に相当)。図9
に、ネットワークフォロー後のプリセット用メモリ1
4、及びネットワークフォロー用メモリ15の記憶状態
を示す。
【0073】次に、ナビゲーションシステム16より現
在位置情報を取得し(S24)、取得した現在位置情報
とサービスエリア情報(例えば、送信局の送信位置情
報)とに基づいて、プリセット用メモリ領域14b、及
びネットワークフォロー用メモリ領域15bに記憶され
た送信局の中から、現在位置において受信するのに適し
た送信局を検出する(S25:第3の検出手段の動作に
相当)。例えば、現在位置と送信局の送信位置との距離
に基づいて、最適な送信局を検出する。但し、送信電力
が各送信局で異なる場合には、前記距離だけでなく送信
電力も考慮に入れて検出した方が良い。
在位置情報を取得し(S24)、取得した現在位置情報
とサービスエリア情報(例えば、送信局の送信位置情
報)とに基づいて、プリセット用メモリ領域14b、及
びネットワークフォロー用メモリ領域15bに記憶され
た送信局の中から、現在位置において受信するのに適し
た送信局を検出する(S25:第3の検出手段の動作に
相当)。例えば、現在位置と送信局の送信位置との距離
に基づいて、最適な送信局を検出する。但し、送信電力
が各送信局で異なる場合には、前記距離だけでなく送信
電力も考慮に入れて検出した方が良い。
【0074】検出された最適送信局(送信周波数が81.9
MHz(FM北海道:小樽)である送信局)の送信周波数
情報(81.9MHz)とサービスエリア情報(送信位置座標
D及び送信電力5kW)とをプリセット用メモリ領域1
4aにプリセットするように制御し(S26:第3のプ
リセット制御手段の動作に相当)、表示画面1g上の送
信周波数情報を変更するように制御する(S27)。図
10に、プリセット制御後のプリセット用メモリ14、
及びネットワークフォロー用メモリ15の記憶状態を示
す。
MHz(FM北海道:小樽)である送信局)の送信周波数
情報(81.9MHz)とサービスエリア情報(送信位置座標
D及び送信電力5kW)とをプリセット用メモリ領域1
4aにプリセットするように制御し(S26:第3のプ
リセット制御手段の動作に相当)、表示画面1g上の送
信周波数情報を変更するように制御する(S27)。図
10に、プリセット制御後のプリセット用メモリ14、
及びネットワークフォロー用メモリ15の記憶状態を示
す。
【0075】現在受信中の送信局と同一放送局の送信局
であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局への
受信の切り替え(いわゆる、ネットワークフォロー)が
行われるのは、車両が現在受信中の送信局(例えば、送
信周波数が82.5MHz“FMノースウェーフ゛ ”の送信局)のサ
ービスエリアから外れることによって、前記送信局の電
界強度が低下する場合等である。
であるが、前記現在受信中の送信局とは別の送信局への
受信の切り替え(いわゆる、ネットワークフォロー)が
行われるのは、車両が現在受信中の送信局(例えば、送
信周波数が82.5MHz“FMノースウェーフ゛ ”の送信局)のサ
ービスエリアから外れることによって、前記送信局の電
界強度が低下する場合等である。
【0076】前記車両が現在受信中の送信局のサービス
エリアから外れた場合には、前記車両がプリセット用メ
モリ14に記憶された他の送信局(例えば、送信周波数
が80.4MHz“FM北海道”の送信局)のサービスエリア
からも外れている可能性が高いので、そこで上記実施の
形態(3)に係る放送受信システムでは、ネットワーク
フォローが行われると、前記現在位置情報と前記サービ
スエリア情報とに基づいて、プリセット用メモリ14に
記憶された送信局、及びネットワークフォロー用メモリ
15に記憶された送信局の中から、前記ネットワークフ
ォローが行われたグループ以外についても、現在位置に
おいて受信するのに適した送信局をグループ別に検出す
ることができるようになっている。
エリアから外れた場合には、前記車両がプリセット用メ
モリ14に記憶された他の送信局(例えば、送信周波数
が80.4MHz“FM北海道”の送信局)のサービスエリア
からも外れている可能性が高いので、そこで上記実施の
形態(3)に係る放送受信システムでは、ネットワーク
フォローが行われると、前記現在位置情報と前記サービ
スエリア情報とに基づいて、プリセット用メモリ14に
記憶された送信局、及びネットワークフォロー用メモリ
15に記憶された送信局の中から、前記ネットワークフ
ォローが行われたグループ以外についても、現在位置に
おいて受信するのに適した送信局をグループ別に検出す
ることができるようになっている。
【0077】また、前記ネットワークフォローが行われ
たグループ以外についても、最適送信局をプリセット用
メモリ14にプリセットすることができるようになって
いるので、それ以降は、どのチャンネルキーを操作した
としても、各グループにおける最適送信局を受信するこ
とができる。
たグループ以外についても、最適送信局をプリセット用
メモリ14にプリセットすることができるようになって
いるので、それ以降は、どのチャンネルキーを操作した
としても、各グループにおける最適送信局を受信するこ
とができる。
【0078】また、送信周波数の近い送信局のサービス
エリアが重なると、受信妨害が生じることが考えられ
る。例えば、送信周波数が87.1MHzである送信局のサー
ビスエリアと送信周波数が87.2MHzである送信局のサー
ビスエリアが重なってしまうと、これら送信局の送信周
波数が近いため、サービスエリアが重なった部分で受信
妨害が生じることが考えられる。
エリアが重なると、受信妨害が生じることが考えられ
る。例えば、送信周波数が87.1MHzである送信局のサー
ビスエリアと送信周波数が87.2MHzである送信局のサー
ビスエリアが重なってしまうと、これら送信局の送信周
波数が近いため、サービスエリアが重なった部分で受信
妨害が生じることが考えられる。
【0079】そのため、通常、送信周波数の近い送信局
のサービスエリアは重ならないようになっている。例え
ば、送信周波数が87.1MHzである送信局として、兵庫F
M(芦屋)が設定され、送信周波数が87.2MHzである送
信局として、エフエム京都(舞鶴)が設定されている。
のサービスエリアは重ならないようになっている。例え
ば、送信周波数が87.1MHzである送信局として、兵庫F
M(芦屋)が設定され、送信周波数が87.2MHzである送
信局として、エフエム京都(舞鶴)が設定されている。
【0080】ところが、送信局の電界強度の強さで最適
送信局を検出するのではなく、前記車両からの距離に応
じて最適送信局を検出した場合には、送信周波数の近い
送信局が複数プリセットされてしまうことが考えられ
る。
送信局を検出するのではなく、前記車両からの距離に応
じて最適送信局を検出した場合には、送信周波数の近い
送信局が複数プリセットされてしまうことが考えられ
る。
【0081】そこで、プリセット用メモリ14に所定範
囲内の送信周波数が複数プリセットされないように、前
記最適送信局を検出する一要素に、前記送信局情報に含
まれた送信周波数情報を加えることによって、送信周波
数の近い送信局が複数プリセットされるのを防止するこ
とができ、より適切な送信局をプリセット用メモリ14
にプリセットすることができる。
囲内の送信周波数が複数プリセットされないように、前
記最適送信局を検出する一要素に、前記送信局情報に含
まれた送信周波数情報を加えることによって、送信周波
数の近い送信局が複数プリセットされるのを防止するこ
とができ、より適切な送信局をプリセット用メモリ14
にプリセットすることができる。
【0082】図11は、実施の形態(4)に係る放送受
信システムの要部を概略的に示したロック図であり、プ
リセットチャンネルを選択するチャンネルキー1a〜1
fと表示画面1gとを含んで構成された表示装置1は、
マイコン17に接続されている。
信システムの要部を概略的に示したロック図であり、プ
リセットチャンネルを選択するチャンネルキー1a〜1
fと表示画面1gとを含んで構成された表示装置1は、
マイコン17に接続されている。
【0083】プリセット用メモリ3は、チャンネルキー
1a〜1fそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域
3a〜3fを含んで構成されており、プリセット用メモ
リ領域3a〜3fには、送信局の送信周波数情報が記憶
されるようになっている。
1a〜1fそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域
3a〜3fを含んで構成されており、プリセット用メモ
リ領域3a〜3fには、送信局の送信周波数情報が記憶
されるようになっている。
【0084】全国の送信局情報が記憶された送信局情報
テーブル18は、送信局別に送信周波数情報と、放送局
情報と、送信位置及び送信電力からなるサービスエリア
情報とが記憶されている。
テーブル18は、送信局別に送信周波数情報と、放送局
情報と、送信位置及び送信電力からなるサービスエリア
情報とが記憶されている。
【0085】マイコン17は、チャンネルキー1a〜1
fのいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキ
ー1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ領域3a
〜3fに記憶された送信局を受信するように受信回路5
を制御して、アンテナ4を介して前記送信局を受信する
ようになっている。
fのいずれかが操作されると、操作されたチャンネルキ
ー1a〜1fに対応する、プリセット用メモリ領域3a
〜3fに記憶された送信局を受信するように受信回路5
を制御して、アンテナ4を介して前記送信局を受信する
ようになっている。
【0086】また、受信回路5の出力側は、増幅回路6
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
の入力側に接続され、増幅回路6はスピーカ7に接続さ
れており、スピーカ7から受信した送信局からの音声が
出力されるようになっている。
【0087】また、マイコン17は、チャンネルキー1
a〜1fに対応させて、プリセット用メモリ3に記憶さ
れた送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示する
ようになっている。また、マイコン17は、ナビゲーシ
ョンシステム16に接続され、現在位置情報を取得する
ことができるようになっている。
a〜1fに対応させて、プリセット用メモリ3に記憶さ
れた送信局の送信周波数情報を表示画面1gへ表示する
ようになっている。また、マイコン17は、ナビゲーシ
ョンシステム16に接続され、現在位置情報を取得する
ことができるようになっている。
【0088】実施の形態(4)に係る放送受信システム
におけるマイコン17の動作を図12に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。ここでは、プリセット用メ
モリ3にプリセットを行う場合について説明する。
におけるマイコン17の動作を図12に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。ここでは、プリセット用メ
モリ3にプリセットを行う場合について説明する。
【0089】ナビゲーションシステム16より現在位置
情報を取得し(S31)、取得した現在位置情報と、送
信局のサービスエリア情報(送信局の送信位置と送信電
力)と、送信周波数情報とに基づいて、送信局情報テー
ブル18に記憶された送信局の中から、現在位置におい
て受信するのに適した送信局を6局分検出する(S3
2:第4の検出手段の動作に相当)。
情報を取得し(S31)、取得した現在位置情報と、送
信局のサービスエリア情報(送信局の送信位置と送信電
力)と、送信周波数情報とに基づいて、送信局情報テー
ブル18に記憶された送信局の中から、現在位置におい
て受信するのに適した送信局を6局分検出する(S3
2:第4の検出手段の動作に相当)。
【0090】検出された最適送信局をプリセット用メモ
リ領域3a〜3fにプリセットするように制御し(S3
3:第4のプリセット制御手段の動作に相当)、表示画
面1g上の送信周波数情報を変更するように制御する
(S34)。
リ領域3a〜3fにプリセットするように制御し(S3
3:第4のプリセット制御手段の動作に相当)、表示画
面1g上の送信周波数情報を変更するように制御する
(S34)。
【0091】上記実施の形態(4)に係る放送受信シス
テムによれば、送信局情報テーブル18に記憶された複
数の送信局の中から、前記現在位置情報と、前記サービ
スエリア情報と、前記送信周波数情報とに基づいた最適
送信局を検出することができる。
テムによれば、送信局情報テーブル18に記憶された複
数の送信局の中から、前記現在位置情報と、前記サービ
スエリア情報と、前記送信周波数情報とに基づいた最適
送信局を検出することができる。
【0092】すなわち、前記現在位置情報と前記サービ
スエリア情報とに基づいて、前記車両からの距離に応じ
た最適送信局を検出することができ、さらに、前記最適
送信局を検出する一要素に、前記送信周波数情報を加え
ることによって、送信周波数の近い送信局が複数プリセ
ットされるのを防止することができ、より適切な送信局
をプリセット用メモリ3にプリセットすることができ
る。
スエリア情報とに基づいて、前記車両からの距離に応じ
た最適送信局を検出することができ、さらに、前記最適
送信局を検出する一要素に、前記送信周波数情報を加え
ることによって、送信周波数の近い送信局が複数プリセ
ットされるのを防止することができ、より適切な送信局
をプリセット用メモリ3にプリセットすることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る放送受信シス
テムの要部を概略的に示したブロック図である。
テムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る放送受信システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図3】実施の形態(1)に係る放送受信システムにお
けるマイコンによる、ネットワークフォロー後の表示画
面の表示状態と、プリセット用メモリ及びネットワーク
フォロー用メモリの記憶状態とを示したものである。
けるマイコンによる、ネットワークフォロー後の表示画
面の表示状態と、プリセット用メモリ及びネットワーク
フォロー用メモリの記憶状態とを示したものである。
【図4】実施の形態(2)に係る放送受信システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
部を概略的に示したブロック図である。
【図5】実施の形態(2)に係る放送受信システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図6】実施の形態(3)に係る放送受信システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
部を概略的に示したブロック図である。
【図7】プリセット用メモリ及びネットワークフォロー
用メモリの記憶状態を示したものである。
用メモリの記憶状態を示したものである。
【図8】実施の形態(3)に係る放送受信システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図9】実施の形態(3)に係る放送受信システムにお
けるマイコンによる、ネットワークフォロー後のプリセ
ット用メモリ及びネットワークフォロー用メモリの記憶
状態とを示したものである。
けるマイコンによる、ネットワークフォロー後のプリセ
ット用メモリ及びネットワークフォロー用メモリの記憶
状態とを示したものである。
【図10】実施の形態(3)に係る放送受信システムに
おけるマイコンによる、プリセット後のプリセット用メ
モリ及びネットワークフォロー用メモリの記憶状態とを
示したものである。
おけるマイコンによる、プリセット後のプリセット用メ
モリ及びネットワークフォロー用メモリの記憶状態とを
示したものである。
【図11】実施の形態(4)に係る放送受信システムの
要部を概略的に示したブロック図である。
要部を概略的に示したブロック図である。
【図12】実施の形態(4)に係る放送受信システムに
おけるマイコンの動作を示したフローチャートである。
おけるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図13】従来の放送受信システムの要部を概略的に示
したブロック図である。
したブロック図である。
1a〜1f チャンネルキー 2、8、11、13、17 マイコン 3、9、14 プリセット用メモリ 3a〜3f、9a〜9f、14a、14b プリセット
用メモリ領域 10、15 ネットワークフォロー用メモリ 10a〜10f、15a、15b ネットワークフォロ
ー用メモリ領域 12 操作手段 16 ナビゲーションシステム 18 送信局情報テーブル
用メモリ領域 10、15 ネットワークフォロー用メモリ 10a〜10f、15a、15b ネットワークフォロ
ー用メモリ領域 12 操作手段 16 ナビゲーションシステム 18 送信局情報テーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に搭載されるラジオやテレビ等の放
送局を受信するための受信手段と、 プリセットチャンネルを選択するチャンネルキーと、 前記プリセットチャンネルそれぞれに対応するプリセッ
ト用メモリ領域を有し、送信周波数情報を含んで構成さ
れる送信局情報を複数チャンネル分プリセットすること
のできるプリセット用記憶手段と、 前記チャンネルキーが操作されると、操作されたチャン
ネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ領域に記
憶された送信局を受信するように前記受信手段を制御す
る第1の受信制御手段とを備えた放送受信システムにお
いて、 前記プリセット用メモリ領域それぞれに対応するネット
ワークフォロー用メモリ領域を有し、同一放送局及び系
列放送局を一つのグループとして、各プリセット用メモ
リ領域に記憶された送信局と同一放送局又は系列放送局
の送信局情報を各グループ別に記憶することのできるネ
ットワークフォロー用記憶手段と、 送信局の電界強度のレベルを判別するための電界強度判
別手段と、 現在受信中の送信局の電界強度が所定値以下に低下した
とき、前記ネットワークフォロー用記憶手段に記憶され
た送信局を検索し、前記現在受信中の送信局と同一グル
ープの送信局であり、電界強度の一番強い送信局を検出
する第1の検出手段と、 該第1の検出手段により検出された送信局を受信するよ
うに前記受信手段を制御する第2の受信制御手段と、 前記第1の検出手段により検出された送信局の送信局情
報を、前記グループに対応するプリセット用メモリ領域
にプリセットするように制御する第1のプリセット制御
手段とを備えていることを特徴とする放送受信システ
ム。 - 【請求項2】 車両に搭載されるラジオやテレビ等の放
送局を受信するための受信手段と、 プリセットチャンネルを選択するチャンネルキーと、 前記プリセットチャンネルそれぞれに対応するプリセッ
ト用メモリ領域を有し、送信周波数情報を含んで構成さ
れる送信局情報を複数チャンネル分プリセットすること
のできるプリセット用記憶手段と、 前記チャンネルキーが操作されると、操作されたチャン
ネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ領域に記
憶された送信局を受信するように前記受信手段を制御す
る第1の受信制御手段とを備えた放送受信システムにお
いて、 前記プリセット用メモリ領域それぞれに対応するネット
ワークフォロー用メモリ領域を有し、同一放送局及び系
列放送局を一つのグループとして、各プリセット用メモ
リ領域に記憶された送信局と同一放送局又は系列放送局
の送信局情報を各グループ別に記憶することのできるネ
ットワークフォロー用記憶手段と、 送信局の電界強度のレベルを判別するための電界強度判
別手段と、 現在受信中の送信局と同一グループの送信局であるが、
前記現在受信中の送信局とは別の送信局への受信の切り
替えを使用者が指示するための指示手段と、 該指示手段により前記切り替えの指示があると、前記ネ
ットワークフォロー用記憶手段に記憶された送信局を検
索し、前記現在受信中の送信局と同一グループの送信局
であり、電界強度の一番強い送信局を検出する第2の検
出手段と、 該第2の検出手段により検出された送信局を受信するよ
うに前記受信手段を制御する第3の受信制御手段と、 前記第2の検出手段により検出された送信局の送信局情
報を、前記グループに対応するプリセット用メモリ領域
にプリセットするように制御する第2のプリセット制御
手段とを備えていることを特徴とする放送受信システ
ム。 - 【請求項3】 前記送信局情報には、サービスエリア情
報が含まれ、 前記車両の現在位置情報を検出する現在位置情報検出手
段と、 ネットワークフォローが行われると、前記現在位置情報
検出手段により検出された現在位置情報、及び各送信局
情報に含まれたサービスエリア情報に基づいて、前記プ
リセット用記憶手段に記憶された送信局、及び前記ネッ
トワークフォロー用記憶手段に記憶された送信局のう
ち、前記ネットワークフォローが行われたグループを除
いて検索し、現在位置において受信するのに適した送信
局をグループ別に検出する第3の検出手段と、 該第3の検出手段により検出された各送信局を、各グル
ープそれぞれに対応するプリセット用メモリ領域にプリ
セットするように制御する第3のプリセット制御手段と
を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の放送受信システム。 - 【請求項4】 前記プリセット用メモリ領域に所定範囲
内の送信周波数が複数プリセットされないように、 前記第3の検出手段が、前記送信局情報に含まれた送信
周波数情報に基づいて、受信するのに適した送信局を検
出するものであることを特徴とする請求項3記載の放送
受信システム。 - 【請求項5】 車両に搭載されるラジオやテレビ等の放
送局を受信するための受信手段と、 プリセットチャンネルを選択するチャンネルキーと、 前記プリセットチャンネルそれぞれに対応するプリセッ
ト用メモリ領域を有し、送信周波数情報を含んで構成さ
れる送信局情報を複数チャンネル分プリセットすること
のできるプリセット用記憶手段と、 前記チャンネルキーが操作されると、操作されたチャン
ネルキーに対応する、前記プリセット用メモリ領域に記
憶された送信局を受信するように前記受信手段を制御す
る第1の受信制御手段とを備えた放送受信システムにお
いて、 前記車両の現在位置情報を検出する現在位置検出手段
と、 送信周波数情報及びサービスエリア情報等を含んで構成
される送信局情報が複数記憶された送信局情報記憶手段
と、 前記現在位置情報、前記サービスエリア情報、及び前記
送信周波数情報に基づいて、前記送信局情報記憶手段に
記憶された送信局を検索し、現在位置において受信する
のに適した送信局を検出する第4の検出手段と、 該第4の検出手段により検出された送信局を、前記プリ
セット用記憶手段にプリセットするように制御する第4
のプリセット制御手段とを備えていることを特徴とする
放送受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11218702A JP2001044803A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 放送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11218702A JP2001044803A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 放送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001044803A true JP2001044803A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=16724087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11218702A Withdrawn JP2001044803A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 放送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001044803A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-08-02 JP JP11218702A patent/JP2001044803A/ja not_active Withdrawn
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