JP2001044755A - 誘電体共振器を有するマイクロ波発振器 - Google Patents

誘電体共振器を有するマイクロ波発振器

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JP2001044755A
JP2001044755A JP2000198131A JP2000198131A JP2001044755A JP 2001044755 A JP2001044755 A JP 2001044755A JP 2000198131 A JP2000198131 A JP 2000198131A JP 2000198131 A JP2000198131 A JP 2000198131A JP 2001044755 A JP2001044755 A JP 2001044755A
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oscillator
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Michel Martheli
ミシエル・マルトウリ
Alain Pinchon
アラン・パンシヨン
Michel Beuzer
ミシエル・ブゼ
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel CIT SA
Alcatel SA
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/18Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance
    • H03B5/1864Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a dielectric resonator
    • H03B5/187Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a dielectric resonator the active element in the amplifier being a semiconductor device
    • H03B5/1876Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a dielectric resonator the active element in the amplifier being a semiconductor device the semiconductor device being a field-effect device

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に製造することができ、作動パラメータ
が調整にほとんど影響を受けない、マイクロ波発振器を
提供する。 【解決手段】 少なくとも2つの能動エレメント40、
42と1つの誘電体共振器44を有するマイクロ波発振
器であって、各能動エレメントと誘電体共振器とのカッ
プリングは、伝送タイプであり、隣接する能動エレメン
トの入力は、共振器への第1のカップリング点48に接
続され、同様に、能動エレメントの出力は、共振器への
第2のカップリング点46に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体共振器を有
するマイクロ波発振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このタイプの発振器は、通常、マイクロ
波の領域においてエレクトロニクスにおいて使用されて
いる。それらは、特に、テレビまたは通信の分野で数多
くの回路の基礎部品を構成している。
【0003】このような発振器は、増幅器または負性イ
ンピーダンスを備えた能動部分と、誘電体共振器を含む
受動部分とを有する。
【0004】能動部分及び受動部分は、反射または伝送
型でカップリングさせることができる。
【0005】図1は、伝送型の従来の構成を示してい
る。
【0006】この構成においては、能動エレメントは、
増幅器10によって構成され、誘電体共振器12は、増
幅器10の出力11をその入力13に接続するフィード
バックループにおいて直列に存在する。
【0007】増幅器10の出力11に接続された線路1
4と共振器12とのカップリングは、磁気タイプカップ
リングである。同様に、入力線路16と共振器12との
カップリングも磁気タイプである。したがって、共振器
12と線路14、16の各々とのカップリングは、線路
内の電流が大きければ大きいほど、増大する。したがっ
て、一般的には、短絡をつくりだすために、すなわち電
流を最大化するために、入力に長さλ/4の線路18を
備える。λは、発振器の周波数に対応する波長である。
【0008】このような発振器を実現するためには、従
来、2つの条件を満たさなければならない。すなわち、
増幅器10の利得が、出力11と入力13との間のフィ
ードバック回路の損失より大きくなるという条件と、回
路を通しての信号の位相差が、ゼロ、モジュロ2πにな
るという条件である。この第2の条件を満たすために、
線路14及び16の共振器12へのカップリング点は、
たとえば、ディスク形の共振器に対して、直径方向に相
対する。これらの条件において、共振器は、πラジアン
の位相差を引き起こし、増幅器10と結合された線路
は、πラジアンの相補的位相差を引き起こす。
【0009】このタイプの発振器は、優れた再現性とい
う利点を有する。その結果、大量生産に適している。な
ぜなら、調整がほとんど必要ないからである。反対に、
その構成は必ずしも容易ではない。なぜなら、2つのカ
ップリング、すなわち、共振器と線路14及び16との
間のカップリングを決定しなければならないからであ
る。さらに、短絡をつくりだすためと同じように、長さ
が波長の関数である線路18を備えることが必要にな
り、その結果、結合された回路の通過周波数帯が小さく
なる。
【0010】図2は、2つの能動エレメント20及び2
2と、誘電体共振器24とを有する、反射タイプの誘電
体共振器を有する発振器を表している。
【0011】各能動エレメントは、反射によるカップリ
ングによって共振器24にカップリングされる。能動エ
レメントによって発せられた波は、共振器によって反射
し、それを増幅する能動エレメントに向かって送り返さ
れる。また、発振を得るためには、2つの条件を満たす
必要がある。すなわち能動エレメントの利得が損失より
大きくなることと、反射した波が、発せられた波と同位
相に戻ってこなければならないという条件である。第2
の条件は、共振器のカップリング平面と能動エレメント
のポートとの間の距離を調整することによって満たされ
る。
【0012】図2に示されている、いわゆる「プッシュ
−プッシュ」構成においては、つくりだされた発振は、
反対位相に置かれる。なぜなら、能動エレメント22の
共振器24へのカップリング点23は、ディスク形の共
振器24への能動エレメント20のカップリング点に直
径方向で相対しているからである。反対位相にあるこれ
らの波は、線路28及び30を有するコンバイナによっ
て出力点32に移される。
【0013】この類の構成においては、共振器24は、
2本のマイクロストリップ線路23 及び24の間に
配置される。この共振器は、発振を可能にし、反対位相
の2台の発振器の信号を保持することを目的とする。発
振が、厳密に共振器の共振周波数で発生しない場合に
は、反対位相における発振の維持は正確には行われず、
そのことから、作動性能が低下してしまうことが認めら
れた。実際には、この発振器は、出力波が周波数f
おいて反対位相になるが、2倍の周波数では同位相にな
ることができない点を利用することによって、基本周波
数fの2倍の周波数2fを供給するためのものであ
る。線路28及び30を有するコンバイナは、反対位相
の波を取り除き、同位相の波を付加することができる。
しかし、コンバイナの特性は、必然的に周波数fによ
って異なるので、発振は、異なる周波数で行われ、基本
周波数の除去は完全には行なわれないことがわかる。
【0014】共振器24は、線路23及び24に対
して対称的となるように正確に配置されなければならな
いことから、その位置決めは容易ではなく、そのことが
特に大量生産にとってはとりわけ支障となる点に留意す
ることができる。さらに、特に能動エレメント20また
は22の電極をアースにつなぐインピーダンス34の手
動調整が必要となる。ただし、この構成の利点は、位相
ノイズが小さいという点である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、周波数f
の共振器を用いて周波数2fの波を与え、簡単に製造
することができ、作動パラメータが調整にほとんど影響
を受けない、マイクロ波発振器を提案することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に従った発振器
は、伝送型で、同一の誘電体共振器と協働する少なくと
も2つの能動エレメントを有し、その構成は、各能動エ
レメントの入力と出力が、共振器の共振周波数において
反対位相となり、隣接する2つの能動エレメントの入力
が、誘電体共振器にカップリングされた第1のポートに
接続され、同様に、隣接する2つの能動エレメントの出
力は、共振器にカップリングされた第2のポートに接続
され、それらポートの共振器へのカップリングは、それ
らが実際に短絡となるようなものである。
【0017】いいかえれば、発振を可能にするのは複数
の能動エレメントが同時に存在するからであり、隣接す
る2つの発振器の発振は、180°の位相差とともに同
期的に行われる。このようにして、図2に示されている
「プッシュ−プッシュ」構造に対して、共振器は、基本
発振器のいずれか一方の発振を可能にするが、2つの発
振器の信号間の180°の位相差を維持する役割を果た
すわけではない。すなわち、本発明に従った発振器にお
いては、2つの基本発振器の同期は、共振器とは関係な
く得られる。
【0018】結果的に、発振器は、共振器のパラメータ
にそれほど影響を受けなくなる。
【0019】本発明による発振器の共振器が、基本発振
器の各々によって発生する発振間の180°の位相差を
確立することを目的としないことから、この共振器は、
第1及び第2のポートに対して対称となるように正確に
位置決めされる必要がない。それに対して、図2の「プ
ッシュ−プッシュ」回路の発振器においては、共振器2
4が、線路23及び24に対して対称形となる必要
がある。このようにして、本発明は、一方では、第1の
ポートと共振器との間の、他方では第2のポートと共振
器との間の異なるデカップリングを可能にする。
【0020】また、能動エレメントの各々によって与え
られる波の間の反対位相を得るために、図2における
「プッシュ−プッシュ」構成における場合と同じよう
に、線路の長さがλによって異なるコンバイナを備える
必要がない点が注目される。したがって、結合された回
路は、図1及び図2に表わされているような従来の構成
より大きな周波数帯域の幅をもつことができる。
【0021】さらに、誘電体共振器に伝送によってカッ
プリングされる、唯1つの能動エレメントを有する発振
器(図1)に対して、波長の4分の1の長さを有する線
路を備えることを必要とせずに、短絡が得られる。
【0022】加えて、「プッシュ−プッシュ」構成に対
して、コンバイナを必要としないことが、発振器の構成
を簡略化する。
【0023】本発明は、一般的に、少なくとも2つの能
動エレメントと1つの誘電体共振器を備えたマイクロ波
発振器であって、各能動エレメントと誘電体共振器との
カップリングが伝送型であり、隣接する能動エレメント
の入力が、共振器への第1のカップリング点に接続さ
れ、同様に、能動エレメントの出力が、共振器への第2
のカップリング点に接続されることを特徴とする発振器
に関するものである。
【0024】実施形態においては、第1のカップリング
点に到達する線路における波は、反対位相に置かれ、同
様に第2のカップリング点に到達する線路における波も
反対位相にある。
【0025】複数の能動エレメントは、実際には同じも
のとすることができ、第1のカップリング点を複数の能
動エレメントの入力に接続する複数の線路の長さは、実
際には等しく、第2のカップリング点を複数の能動エレ
メントの出力に接続する複数の線路の長さもまたほぼ等
しい。
【0026】好ましくは、発振器は、単一共振器に結合
された偶数の数の能動エレメントを有する。
【0027】能動エレメントは、たとえば各々、1つの
増幅器からなる。
【0028】一実施形態によれば、共振器は円形で、カ
ップリング点は、この共振器に対して直径方向で相対す
る位置にある。
【0029】誘電体共振器の共振周波数は、発振器が、
たとえば、10GHzから15GHzの帯域の周波数を
もつように選択される。
【0030】本発明はまた、このような発振器の製造方
法であって、1つの能動エレメントと1つの共振器から
始めて、短絡をつくりだすように、長さλ/4の線路
を、第1及び第2のカップリング点に接続し、能動エレ
メントとともに得られる発振を保ちながらもフィードバ
ックを最小限に抑えることができるように、カップリン
グ点から共振器までの距離を調節し、長さλ/4の線路
を取り除き、カップリング点に1つあるいは複数の他の
能動エレメントを設置することを特徴とする方法に関す
るものである。
【0031】添付の図面を参照していくつかの実施形態
を説明することで、本発明の他の特徴及び利点が明らか
になるだろう。
【0032】
【発明の実施の形態】図3に示された発振器は、2つの
能動エレメント40及び42と、1つの誘電体共振器4
4を有する。能動エレメント40及び42は、この例に
おいては、増幅器である。誘電体共振器44は、カップ
リングポート46及び48が、実際に仮想アースまたは
短絡を構成することができるように、増幅器40及び4
2の各々のフィードバックループの中で伝送型で取付け
られる。この共振器44は、例においては、ディスクの
形状を示し、ポート46及び48は、このディスクに対
して直径方向で相対する位置にある。
【0033】このようにして、増幅器40の出力は、導
体50によって、ポート46に接続されることがわか
る。同様に、線路52は、増幅器42の出力をポート4
6に接続する。
【0034】同様の方法で、線路54は、増幅器40の
入力をポート48に接続し、線路56は増幅器42の入
力をポート48に接続する。
【0035】上述したように、増幅器と共振器44を通
り、同じ増幅器の入力に戻る波の位相差ゼロ、モジュロ
2πを得るために、共振器がπの位相差を生じる場合に
は、この増幅器と結合された線路とが、πの位相差を生
じなければならない。共振器がπとは異なる位相差を生
じる場合には、回路の残りの部分は、2πの補数である
位相差を生じなければならないだろう。
【0036】ポート46及び48で短絡を得るために
は、能動エレメント40及び42は、好ましくは同じで
あり、線路50及び52の長さは好ましくは等しく、同
様に、線路54及び56の長さも好ましくは同じであ
る。ただし、2つの基本発振器の発振(すなわち、前述
の短絡)間のポート46及び48における反対位相は、
一方の基本発振器の他方への作用によって、エレメント
40と42とが同一でなく、及び/または線路の長さが
同一でない場合であっても得られる。
【0037】図3に示されている発振器のいずれか一方
を構成するためには、以下の手順がを踏むことができ
る。
【0038】まず第1に、1つの能動エレメント、たと
えば能動エレメント40、共振器44、ポート46、線
路50、さらにポート48、線路54から始める。能動
エレメント42と線路52及び56は、当初は備えられ
ていない。
【0039】さらに、ポート46及び48に、それらポ
ートで短絡を得ることができるように、図1の線路18
と類似の長さλ/4の線路(ここには図示されていな
い)を設置する。
【0040】次に、フィードバックを最適化するため
に、ポート46及び48から共振器までの距離を調整す
る。
【0041】この作業の後に、長さλ/4の線路を取り
除く。それらの条件においてはもはや発振は得られな
い。
【0042】さらに、線路52及び56とともに能動エ
レメント42を設置する。こうして、能動エレメント4
0及び42をともなう2つの基本発振器の信号は、自動
的に反対位相に置かれる。2つの発振器は180°で同
期する。すなわち、実際に、共振器の特性とは無関係
に、ポート46及び48に短絡を形成する。
【0043】発振器は、共振器44の共振周波数の2倍
で作動する。発振器はまた、大きな安定性と小さな位相
ノイズを有する。手動調整は必要ない。したがって、大
量生産によって自動的に、容易に製造することができ
る。さらに、上述したように、結合された回路は、比較
的広い帯域をもつことができる。また、従来の「プッシ
ュ−プッシュ」構成におけるのと同じように、コンバイ
ナを備えることは必要ない。
【0044】発振器の出力信号は、たとえば、エレメン
ト40、42、44を含むハウジングにカップリングさ
れたアンテナ(ここには図示されていない)を用いて得
られる。
【0045】発振器は、マイクロ波の範囲全体で、すな
わち500MHzから60GHzで作動することができ
る。それはまた、10GHzから15GHzのKu帯域
においては、とりわけ良好な結果をもたらす。この発振
器は、特に、通信及び/またはデジタルテレビの信号伝
送の分野において有益である。
【0046】図4に表された実施形態において、発振器
は、4つの基本発振器、すなわち4つの能動エレメン
ト、それぞれ60、62、64、66が結合された共振
器44を有する。それら能動エレメントは、増幅器の入
力が、対応するポート70、72を介して隣接増幅器の
入力に接続されるように取付けられる増幅器であり、各
増幅器の出力は、ポート74及び76のそれぞれを介し
て隣接する他の増幅器の出力に接続される。
【0047】このようにして、ポート70は、増幅器6
0及び62の入力に接続され、ポート72は、増幅器6
4及び66の入力に接続される。ポート74は、増幅器
60及び66の出力に接続されるのに対して、ポート7
6は、増幅器62及び64の出力に接続される。
【0048】図3の構成におけるのと同じように、各増
幅器の入力及び出力が、実際には反対位相に置かれるよ
うにポートの位置が選択される。
【0049】さらに、各基本発振器が、隣接する基本発
振器と反対位相で作動する、すなわち、ポート70、7
2、74、76が、実際に短絡または仮想アースを構成
するように行われる。このようにして、たとえば、能動
エレメント60をともなう基本発振器は、能動エレメン
ト62をともなう基本的発振器の発振とは反対位相にあ
り、さらに能動エレメント66をともなう基本発振器の
発振とは反対位相にある発振を発生する。
【0050】図3を参照して説明した実施形態と同じよ
うに、4つの能動エレメントをともなう発振器は、共振
器の周波数の2倍の周波数で発振する。この実施形態に
おいては、隣接していない2つの発振器が、同位相に置
かれる点に留意することができる。
【0051】図3に示された構成に対する図4の構成の
利点は、一方では、より大きなパワーと、もう一方では
さらに小さな位相ノイズをもたらすことができる点であ
る。
【0052】一般的に、この構成は、偶数の数の能動エ
レメントを有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の発振器を示す図である。
【図2】従来の発振器を示す図である。
【図3】2つの能動エレメントを備えた、本発明に従っ
た発振器の概略図である。
【図4】4つの能動エレメントを有する、本発明に従っ
た発振器の他の実施形態の概略図である。
【符号の説明】
40、42、60、62、64、66 能動エレメント 44 誘電体共振器 46、48 カップリングポート 50、52、54、56 線路 70、72、74、76 ポート
フロントページの続き (72)発明者 ミシエル・ブゼ フランス国、91260・ジユビジー・シユー ル・オルジユ、リユ・ドウ・シヤテイヨ ン、4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの能動エレメント(4
    0、42;60、62、64、66)と1つの誘電体共
    振器(44)を備えるマイクロ波発振器であって、各能
    動エレメントと共振器との間のカップリングが、伝送タ
    イプであり、隣接する能動エレメントの入力が、共振器
    への第1のカップリング点(48;70、72)に接続
    され、同様に、能動エレメントの出力が、共振器への第
    2のカップリング点(46;74、76)に接続される
    ことを特徴とする発振器。
  2. 【請求項2】 第1のカップリング点(48;70、7
    2)に到達する線路(54、56)における波が、反対
    位相にあり、同様に、第2のカップリング点(46;7
    4、76)に到達する線路(50、52)における波
    が、反対位相にあることを特徴とする請求項1に記載の
    発振器。
  3. 【請求項3】 実際には同じである複数の能動エレメン
    ト(40、42)を備え、さらに、第1のカップリング
    点(48)を複数の能動エレメントの入力に接続する複
    数の線路の長さが、実際には等しく、第2のカップリン
    グ点(46)を複数の能動エレメントの出力に接続する
    複数の線路の長さも、ほぼ等しいことを特徴とする請求
    項1または2に記載の発振器。
  4. 【請求項4】 単一共振器(44)に結合された偶数の
    数の能動エレメントを備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載の発振器。
  5. 【請求項5】 各能動エレメントが、増幅器からなるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の
    発振器。
  6. 【請求項6】 共振器が円形であり、カップリング点
    (48、46)が、この共振器(44)に対して直径方
    向に相対する位置にあることを特徴とする請求項1から
    5のいずれか一項に記載の発振器。
  7. 【請求項7】 発振器が、10GHzから15GHzの
    帯域における周波数を有することができるように、誘電
    体共振器の共振周波数が選択されることを特徴とする請
    求項1から6のいずれか一項に記載の発振器。
  8. 【請求項8】 1つの能動エレメント(40)と1つの
    共振器(44)から始め、短絡をつくりだすように、長
    さλ/4の線路を第1及び第2のカップリング点に接続
    し、能動エレメントとともに得られる発振を保ちながら
    もフィードバックを最小限に抑えることができるよう
    に、カップリング点から共振器までの距離を調整し、長
    さλ/4の線路を取り除き、1つあるいは複数のカップ
    リング点に他の能動エレメントを設置することを特徴と
    する請求項1から7のいずれか一項に記載の発振器の製
    造方法。
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