JP2001044205A - 銅配線層を有する半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

銅配線層を有する半導体素子及びその製造方法

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JP2001044205A
JP2001044205A JP2000207239A JP2000207239A JP2001044205A JP 2001044205 A JP2001044205 A JP 2001044205A JP 2000207239 A JP2000207239 A JP 2000207239A JP 2000207239 A JP2000207239 A JP 2000207239A JP 2001044205 A JP2001044205 A JP 2001044205A
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Jiei Sai
時 榮 崔
Honei Ryu
奉 寧 柳
Kitetsu Boku
基 ▲てつ▼ 朴
Gentoku Ri
鉉 ▲徳▼ 李
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅配線層を有する半導体素子及びその製造方
法を提供する。 【解決手段】 下地層上に形成され、その内部にコンタ
クトホールを有する層間絶縁膜と、前記コンタクトホー
ルの内壁に形成された拡散防止膜と、 前記拡散防止膜
を被覆するタングステンシード層と、前記タングステン
シード層上に形成され、前記コンタクトホールを充填す
る銅配線層とを含んでなることを特徴とする半導体素子
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の配線層
及びその製造方法に関するものであり、特に銅配線層を
有する半導体素子及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体素子のうち高速の要され
る論理素子を中心としてRC遅延時間(resista
nce−capacitance delay tim
e)を短縮するために比抵抗の低い銅配線層を用いるこ
とになった。ところが、銅金属は蝕刻しにくいために、
コンタクトホールの埋込みと配線層を同時に形成する、
いわゆる“デュアルダマシン(Dual Damasc
ene)”工程を用いて銅配線層を形成する。
【0003】図1〜図4はデュアルダマシン工程によっ
て従来の銅配線層を有する半導体素子の製造方法を示す
断面図である。
【0004】図1を参照すれば、半導体基板1上にコン
タクトホール3を有する層間絶縁膜5a、5bを形成す
る。次いで、前記層間絶縁膜5a、5bの形成された半
導体基板1の全面に拡散防止膜7をTaまたはTaNで
形成する。前記拡散防止膜7は物理蒸着法(PVD)を
用いて30nm以上の厚さに形成する。前記拡散防止膜
7は後に形成される銅配線層の銅が層間絶縁膜5a、5
bに拡散することを防止するために形成される。
【0005】図2を参照すれば、前記拡散防止膜7上に
物理蒸着法を用いて銅シード層9を150nm以上の厚
さに形成する。前記銅シード層9は後に形成される銅配
線層を均一に形成し、銅配線層と拡散防止膜7との接触
を容易にするために形成される。
【0006】図3を参照すれば、前記銅シード層9の形
成された結果物上に電気メッキ法により銅層11を形成
して前記コンタクトホール3を充填する。
【0007】図4を参照すれば、前記銅層11及び銅シ
ード層9を化学機械研磨(以下“CMP”という)方法
で銅研磨溶液を用いて研磨する。次いで、TaまたはT
aN研磨溶液を用いて前記拡散防止膜7を研磨する。こ
うなると、コンタクトホール3の内壁に銅シード層パタ
ーン9a及び拡散防止膜パターン7aが形成され、コン
タクトホール3を充填する銅配線層11aが形成され
る。
【0008】ところが、図2の銅シード層9は物理蒸着
法で形成するためにコンタクトホールの内壁側における
ステップカバレージ(step coverage)が
15%以下と不良であり、図2及び図3の“A”で表し
たようなオーバーハング問題が発生する。従って、電気
メッキ法によって銅層11を形成した後にはコンタクト
ホール3内に、図3及び図4に示したようなボイド13
が発生してコンタクトホール3を充填しにくくなる。つ
まり、銅配線層11a内にボイド13が形成され、配線
の役割が果たせない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする技術的課題は、前記問題点を改善してコン
タクトホールを完璧に充填しうる銅配線層を有する半導
体素子を提供することである。
【0010】また、本発明が解決しようとする他の技術
的課題は、前記銅配線層を有する半導体素子の好適な製
造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の前記技
術的課題は、下地層上に形成され、その内部にコンタク
トホールを有する層間絶縁膜と、前記コンタクトホール
の内壁に形成された拡散防止膜と、前記拡散防止膜を被
覆するタングステンシード層と、前記タングステンシー
ド層上に形成され、前記コンタクトホールを充填する銅
配線層とを含んでなることを特徴とする半導体素子によ
って達成される。
【0012】さらに本発明は、前記下地層は、半導体基
板または金属層であることを特徴とする前記半導体素子
である。
【0013】さらに本発明は、前記拡散防止膜は、タン
グステン窒化膜よりなることを特徴とする前記半導体素
子である。
【0014】さらに本発明は、前記タングステン窒化膜
及びタングステンシード層は、インサイチュで形成され
ることを特徴とする前記半導体素子である。
【0015】さらに本発明は、前記タングステン窒化膜
及びタングステンシード層は、化学気相蒸着法で形成さ
れることを特徴とする前記半導体素子である。
【0016】さらに本発明の前記他の技術的課題は、下
地層上にコンタクトホールを有する層間絶縁膜を形成す
る段階と、前記コンタクトホールの内壁に拡散防止膜を
形成する段階と、前記拡散防止膜を被覆するようにタン
グステンシード層を形成する段階と、前記タングステン
シード層上に前記コンタクトホールを埋込むように銅配
線層を形成する段階とを含んでなることを特徴とする半
導体素子の製造方法によって達成される。
【0017】さらに本発明は、前記下地層は、半導体基
板または金属層であることを特徴とする前記半導体素子
の製造方法である。
【0018】さらに本発明は、前記拡散防止膜は、タン
グステン窒化膜よりなることを特徴とする前記半導体素
子の製造方法である。
【0019】さらに本発明は、前記拡散防止膜は、30
0〜400℃の温度で形成されることを特徴とする前記
半導体素子の製造方法である。
【0020】さらに本発明は、前記拡散防止膜は、5〜
30nmの厚さに形成されることを特徴とする前記半導
体素子の製造方法である。
【0021】さらに本発明は、前記タングステン窒化膜
及びタングステンシード層は、インサイチュで形成する
ことを特徴とする前記半導体素子の製造方法である。
【0022】さらに本発明は、前記タングステン窒化膜
及びタングステンシード層は、化学気相蒸着法で形成す
ることを特徴とする前記半導体素子の製造方法である。
【0023】さらに本発明は、前記銅配線層は、電気メ
ッキ法で形成することを特徴とする前記半導体素子の製
造方法である。
【0024】さらに本発明は、前記タングステンシード
層は、300〜400℃の温度で形成されることを特徴
とする前記半導体素子の製造方法である。
【0025】さらに本発明は、前記タングステンシード
層は、30〜100nmの厚さに形成されることを特徴
とする前記半導体素子の製造方法である。
【0026】さらに本発明は、前記銅配線層は、前記タ
ングステンシード層上に前記コンタクトホールを十分に
埋込む銅層を形成する段階と、前記銅層、タングステン
シード層及び拡散防止膜を化学機械的研磨する段階とか
らなることを特徴とする前記半導体素子の製造方法であ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳しく説明する。
【0028】図5は本発明の第一の実施形態に係る銅配
線層を有する半導体素子を示す断面図である。具体的
に、図5はデュアルダマシン工程によって形成された銅
配線層を有する半導体素子を示したものである。
【0029】具体的に、下地層21、例えば半導体基板
または金属層上に、コンタクトホール23a、23bを
有する層間絶縁膜25a、25bが形成されている。す
なわち、前記層間絶縁膜25a、25bは下地層21上
に第1コンタクトホール23aを有する第1層間絶縁膜
25aと、前記第1コンタクトホール23aより大きな
第2コンタクトホール23bを有する第2層間絶縁膜2
5bとで構成される。ここで前記半導体基板として具体
的には、シリコン基板等が、また金属層として具体的に
は、銅またはアルミニウム金属層等が用いられる。
【0030】前記コンタクトホール23a、23bの内
壁には、後に形成される銅配線層の銅が層間絶縁膜25
a、25bや下地層21に広がることを防止するため
に、拡散防止膜パターン27a、例えばタングステン窒
化膜パターンが形成されている。特に、本発明は、前記
拡散防止膜パターン27aを従来と違って化学気相蒸着
法(CVD)、例えばプラズマエンハンスト化学気相蒸
着法(plasma enhanced chemic
al vapor deposition、以降、PE
−CVDと称する)で5〜30nmの厚さに形成する。
【0031】次に、前記拡散防止膜パターン27aを被
覆するようにタングステンシード層パターン29aが形
成されている。本発明の特徴である前記タングステンシ
ード層パターン29aは、続いて形成される銅配線層の
シード層として銅配線層を均一に形成し、銅配線層と拡
散防止膜パターン27aとの接触を容易にするために形
成される。特に、前記タングステンシード層パターン2
9aは従来と違って化学気相蒸着法、例えばPE−CV
Dで30〜100nmの厚さに形成する。
【0032】このように拡散防止膜パターン27a及び
タングステンシード層パターン29aを化学気相蒸着法
で形成すれば、従来のようにコンタクトホールの上部に
発生するオーバーハング問題を解決しうる。さらに、本
発明は拡散防止膜パターン27aをタングステン窒化膜
で形成する場合、タングステン窒化膜とタングステンシ
ード層パターン29aをインサイチュで、すなわち一つ
の装備で二種の工程を連続して行うことで工程を単純化
させうる。つまり、前記拡散防止膜パターン27a及び
タングステンシード層パターン29aがオーバーハング
の問題がなく形成されるために、前記コンタクトホール
23a、23bをボイドを形成することなく銅配線層3
1aで完璧に充填させうる。
【0033】図6は本発明の第二の実施形態に係る銅配
線層51aを有する半導体素子を示す断面図である。具
体的に、図6は図5と比較すれば、単一ダマシン工程に
よって形成された銅配線層を有する半導体素子を示した
ものである。
【0034】さらに詳しくは、下地層41、例えば半導
体基板または金属層上にコンタクトホール43を有する
層間絶縁膜45が形成されている。前記コンタクトホー
ル43の内壁には、続いて形成される銅配線層の銅が層
間絶縁膜45や下地層41に広がることを防止するため
に、拡散防止膜パターン47a、例えばタングステン窒
化膜パターンが形成されている。特に、本発明は前記拡
散防止膜パターン47aを従来と違ってCVD、例えば
PE-CVDで5〜30nmの厚さに形成する。
【0035】そして、前記拡散防止膜パターン47aを
被覆するようにタングステンシード層パターン49aが
形成されている。本発明の特徴である前記タングステン
シード層パターン49aは、続いて形成される銅配線層
のシード層として銅配線層を均一に形成し、銅配線層と
拡散防止膜パターン47aとの接触を容易にするために
形成される。特に、前記タングステンシード層パターン
49aは従来と違ってCVD、例えばPE−CVDで3
0〜100nmの厚さに形成する。
【0036】このように拡散防止膜パターン47a及び
タングステンシード層パターン49aをCVDで形成す
れば、従来のコンタクトホールの上部に発生するオーバ
ーハングの問題を解決しうる。さらに、本発明は拡散防
止膜パターン47aをタングステン窒化膜で形成する場
合、タングステン窒化膜とタングステンシード層パター
ン49aをインサイチュで形成して工程を単純化させう
る。つまり、前記コンタクトホール43は前記拡散防止
膜パターン47a及びタングステンシード層パターン4
9aがオーバーハングの問題なしに形成されるために、
ボイド形成することなく銅配線層51aで完璧に充填さ
せうる。
【0037】次に、図7〜図9を参照しながら、図5に
示した銅配線層を有する半導体素子の製造方法を説明す
る。
【0038】図7を参照すれば、下地層21、例えば半
導体基板や金属層上にコンタクトホール(またはビアホ
ール)23a、23bを有する層間絶縁膜25a、25
bを形成する。すなわち、前記層間絶縁膜25a、25
bは下地層21上に第1コンタクトホール23aを有す
る第1層間絶縁膜25aと、および前記第1コンタクト
ホール23aより大きな第2コンタクトホール23bを
有する第2層間絶縁膜25bで形成される。ここで、前
記第1層間絶縁膜25a及び第2層間絶縁膜25bは、
酸化膜を用いて写真蝕刻工程で形成される。
【0039】図8を参照すれば、前記コンタクトホール
23a、23bの内壁を被覆するように拡散防止膜2
7、例えばタングステン窒化膜(WNX、0.1≦X≦
1)を5〜30nm、望ましくは5〜10nmの厚さに
形成する。前記拡散防止膜27は300〜400℃、望
ましくは300〜350℃の温度でCVD、例えばPE
-CVDを用いて形成すると、ステップカバレージが7
0%以上に形成される。ここでステップカバレージと
は、ホール段差部位の膜厚の平坦部分の膜厚に対する比
率である。
【0040】次いで、前記拡散防止膜27上に300〜
400℃、望ましくは300〜350℃の温度でCV
D、例えばPE−CVDを用いて、銅配線層のシード層
としてタングステンシード層29を30〜100nm、
望ましくは30〜50nmの厚さに形成する。
【0041】特に、本発明は拡散防止膜27及びタング
ステンシード層29をCVDを用いて350℃以下の温
度で蒸着が可能であり、従来の物理蒸着法を用いる場合
より少なくとも50%以上厚さを減少させ、かつ70%
以上のステップカバレージが得られる。この効果によ
り、従来のようなオーバーハングの問題が発生せず、後
続の工程でコンタクトホール23a、23bをボイドを
形成することなく銅配線層で完璧に充填しうる。
【0042】さらに、拡散防止膜27をタングステン窒
化膜として形成する場合、タングステン窒化膜とタング
ステンシード層29とをインサイチュで形成して工程を
単純化させうる。
【0043】図9を参照すれば、前記タングステンシー
ド層29が形成された結果物上に、電気メッキ法を用い
て銅層31を形成して、前記コンタクトホール23a、
23bをボイドを形成することなく完璧に充填しうる。
【0044】次いで、図5に示されたように第2層間絶
縁膜25bを蝕刻停止点として銅層31を化学機械研磨
(CMP)方法で研磨して、コンタクトホール23a、
23bを充填する銅配線層31aを形成する。この際、
第2層間絶縁膜25b上の拡散防止膜27及びタングス
テンシード層29も研磨されて、コンタクトホールの内
壁に拡散防止膜パターン27a及びタングステンシード
層パターン29aが形成される。特に、本発明は前記化
学機械的研磨時に、銅研磨溶液を用いて銅層31、タン
グステンシード層29及び拡散防止膜27を同時に研磨
するために従来と比較して工程を単純化しうる。
【0045】さらに図10〜図12を参照しながら、図
6に示した銅配線層を有する半導体素子の製造方法を示
す断面図である。
【0046】図10を参照すれば、下地層41、例えば
半導体基板や金属層上にコンタクトホール(またはビア
ホール)43を有する層間絶縁膜45を形成する。前記
層間絶縁膜45は酸化膜を用いて写真蝕刻工程で形成す
る。ここで下記に示すそれぞれの膜厚さの数値範囲およ
び各工程の温度範囲の限定理由は、上述の図5に示され
る半導体素子の製造方法で説明したとおりである。
【0047】図11を参照すれば、前記コンタクトホー
ル43の内壁及び層間絶縁膜45を被覆するように拡散
防止膜47、例えばタングステン窒化膜(WNX、0.
1≦X≦1)を5〜30nm、望ましくは5〜10nm
の厚さに形成する。前記拡散防止膜47は300〜40
0℃、望ましくは350℃以下の温度でCVD、例えば
PE-CVDを用いて形成すると、ステップカバレージ
は70%以上に形成することができる。
【0048】次いで、前記拡散防止膜47上に300〜
400℃、望ましくは300〜350℃の温度でCV
D、例えばPECVDを用いて、後の銅配線層のシード
層としてタングステンシード層49を30〜100n
m、望ましくは30〜50nmの厚さに形成する。
【0049】特に、本発明は拡散防止膜47及びタング
ステンシード層49をCVDを用いて350℃以下の温
度で蒸着が可能であり、従来の物理蒸着法を用いる場合
より50%以上薄い厚さである70%以上のステップカ
バレージが得られる。この効果により、従来のようなオ
ーバーハングの問題が発生せず、後続工程においてコン
タクトホール43をボイドを形成することなく銅配線層
で完璧に充填しうる。さらに、拡散防止膜47をタング
ステン窒化膜で形成する場合、タングステン窒化膜とタ
ングステンシード層49をインサイチュで形成して工程
を単純化させうる。
【0050】図12を参照すれば、前記タングステンシ
ード層49の形成された結果物上に電気メッキ法を用い
て銅層51を形成して前記コンタクトホール43をボイ
ドを形成することなく完璧に充填する。
【0051】次いで、図6に示されたように、層間絶縁
膜45を蝕刻停止点として銅層51をCMP方法で研磨
してコンタクトホール43を充填する銅配線層51aを
形成する。この際、層間絶縁膜45上の拡散防止膜47
及びタングステンシード層49も研磨されてコンタクト
ホール43の内壁に拡散防止膜パターン47a及びタン
グステンシード層パターン49aが形成される。特に、
本発明は前記化学機械的研磨時、銅研磨溶液を用いて銅
層51、タングステンシード層49及び拡散防止膜47
を同時に研磨するために従来に比べて工程を単純化しう
る。
【0052】
【発明の効果】前述したように本発明は、銅配線層の形
成前にタングステンシード層を形成する。前記タングス
テンシード層は銅配線層を均一に形成して銅配線層と拡
散防止膜との接触を容易にするために形成される。特
に、本発明は拡散防止膜とタングステンシード層とを化
学気相蒸着法で形成するので、コンタクトホールの上部
でオーバーハングの問題が発生しなくてコンタクトホー
ルを銅配線層でボイド無しに完璧に充填しうる。さら
に、本発明の拡散防止膜をタングステン窒化膜で形成す
る場合、タングステン窒化膜とタングステンシード層と
をインサイチュで形成して工程を単純化させうる。
【0053】以上、上記の実施形態に基づいて本発明を
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発
明の技術的思想内で当業者ならその変形や改良が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】デュアルダマシン工程によって従来の銅配線層
を有する半導体素子の製造方法を示す断面図である。
【図2】デュアルダマシン工程によって従来の銅配線層
を有する半導体素子の製造方法を示す断面図である。
【図3】デュアルダマシン工程によって従来の銅配線層
を有する半導体素子の製造方法を示す断面図である。
【図4】デュアルダマシン工程によって従来の銅配線層
を有する半導体素子の製造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の第一の実施形態に係る銅配線層を有す
る半導体素子を示す断面図である。
【図6】本発明の第二の実施形態に係る銅配線層を有す
る半導体素子を示す断面図である。
【図7】本発明の、図5に示した銅配線層を有する半導
体素子の製造方法を示す断面図である。
【図8】本発明の、図5に示した銅配線層を有する半導
体素子の製造方法を示す断面図である。
【図9】本発明の、図5に示した銅配線層を有する半導
体素子の製造方法を示す断面図である。
【図10】本発明の、図6に示した銅配線層を有する半
導体素子の製造方法を示す断面図である。
【図11】本発明の、図6に示した銅配線層を有する半
導体素子の製造方法を示す断面図である。
【図12】本発明の、図6に示した銅配線層を有する半
導体素子の製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
A・・・オーバーハング 1・・・半導体基板 3、23a、23b、43・・・コンタクトホール 5a,5b、25a、25b、45・・・層間絶縁膜 7、27、47・・・拡散防止膜 7a、47a・・・拡散防止膜パターン 9・・・銅シード層 9a、49a・・・銅シード層パターン 11、31、51・・・銅層 11a、31a、51a・・・銅配線層 13・・・ボイド 21、41・・・下地層 27a・・・拡散防止膜パターン 29、49・・・タングステンシード層 29a・・・タングステンシード層パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/90 A C (72)発明者 朴 基 ▲てつ▼ 大韓民国ソウル特別市冠岳区新林洞1686番 地 双竜アパート103棟305号 (72)発明者 李 鉉 ▲徳▼ 大韓民国ソウル特別市江南区開浦洞653番 地 現代アパート104棟603号

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地層上に形成され、その内部にコンタ
    クトホールを有する層間絶縁膜と、 前記コンタクトホールの内壁に形成された拡散防止膜
    と、 前記拡散防止膜を被覆するタングステンシード層と、 前記タングステンシード層上に形成され、前記コンタク
    トホールを充填する銅配線層とを含んでなることを特徴
    とする半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記下地層は、半導体基板または金属層
    であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記拡散防止膜は、タングステン窒化膜
    よりなることを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体素子。
  4. 【請求項4】 前記タングステン窒化膜及びタングステ
    ンシード層は、インサイチュで形成されることを特徴と
    する請求項3に記載の半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記タングステン窒化膜及びタングステ
    ンシード層は、化学気相蒸着法で形成されることを特徴
    とする請求項3または4に記載の半導体素子。
  6. 【請求項6】 下地層上にコンタクトホールを有する層
    間絶縁膜を形成する段階と、 前記コンタクトホールの内壁に拡散防止膜を形成する段
    階と、 前記拡散防止膜を被覆するようにタングステンシード層
    を形成する段階と、 前記タングステンシード層上に前記コンタクトホールを
    埋込むように銅配線層を形成する段階とを含んでなるこ
    とを特徴とする半導体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記下地層は、半導体基板または金属層
    であることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記拡散防止膜は、タングステン窒化膜
    よりなることを特徴とする請求項6または7に記載の半
    導体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記拡散防止膜は、300〜400℃の
    温度で形成されることを特徴とする請求項6〜8のいず
    れか一項に記載の半導体素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記拡散防止膜は、5〜30nmの厚
    さに形成されることを特徴とする請求項6〜9のいずれ
    か一項に記載の半導体素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記タングステン窒化膜及びタングス
    テンシード層は、インサイチュで形成することを特徴と
    する請求項8〜10のいずれか一項に記載の半導体素子
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記タングステン窒化膜及びタングス
    テンシード層は、化学気相蒸着法で形成することを特徴
    とする請求項8〜11のいずれか一項に記載の半導体素
    子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記銅配線層は、電気メッキ法で形成
    することを特徴とする請求項6〜12のいずれか一項に
    記載の半導体素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記タングステンシード層は、300
    〜400℃の温度で形成されることを特徴とする請求項
    6〜13のいずれか一項に記載の半導体素子の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 前記タングステンシード層は、30〜
    100nmの厚さに形成されることを特徴とする請求項
    6〜14のいずれか一項に記載の半導体素子の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記銅配線層は、前記タングステンシ
    ード層上に前記コンタクトホールを十分に埋込む銅層を
    形成する段階と、前記銅層、タングステンシード層及び
    拡散防止膜を化学機械的研磨する段階とからなることを
    特徴とする請求項6〜15のいずれか一項に記載の半導
    体素子の製造方法。
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