JP2001043916A - コネクタピン、接続バイヤ及びこれらの接続構造 - Google Patents

コネクタピン、接続バイヤ及びこれらの接続構造

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JP2001043916A
JP2001043916A JP11215410A JP21541099A JP2001043916A JP 2001043916 A JP2001043916 A JP 2001043916A JP 11215410 A JP11215410 A JP 11215410A JP 21541099 A JP21541099 A JP 21541099A JP 2001043916 A JP2001043916 A JP 2001043916A
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Japan
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connector pin
pins
circuit board
divided
insulating
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JP11215410A
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Inventor
Koji Yoshida
孝次 吉田
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Hitachi Information Technology Co Ltd
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Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位面積あたりのコネクタピンの数を当該コ
ネクタピン間の配線スペースを確保しながら増やすこと
ができ、かつ接続配線数の増加を図ることができるコネ
クタピンを提供すること。 【解決手段】 回路基板に電子回路部品を実装する際に
使用される金属製のコネクタピンである。複数の分割ピ
ン10,11と、分割ピン10,11どうしを絶縁する
絶縁芯2とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板への電子
回路部品の実装の際に使用されるコネクタピン、接続バ
イヤ及びこれらの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、回路基板への電子回路部
品の実装の際に使用されるプレスフィットコネクタピン
は、通常回路基板の一の接続バイヤに対し一のプレスフ
ィットコネクタピンを挿入し接続を行っている。
【0003】従って、従来のプレスフィットコネクタピ
ンと回路基板の接続バイヤとの接続構造では、多機能回
路を実装する為に接続信号線数が増加している回路基板
間の接続を行う為には、コネクタの実装面積を上げて1
コネクタ当たりのピン数を増加させるか、又はコネクタ
の実装面積を変えずピンの密度を上げてピン数を増加さ
せる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コネク
タの実装面積を上げた場合は、回路基板の実装密度が低
下し装置全体の大きさを拡大する必要があり、逆にピン
の密度を上げた場合は、ピン間の配線領域を狭める問題
がある。
【0005】従って、本発明の目的は、単位面積あたり
のコネクタピンの数を当該コネクタピン間の配線スペー
スを確保しながら増やすことができ、かつ接続配線数の
増加を図ることができる、コネクタピン、接続バイヤ及
びこれらの接続構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタピンは、回路基板に実装される
コネクタピンであって、複数の分割ピンと、該分割ピン
どうしを絶縁する絶縁芯とからなることを特徴としてい
る。
【0007】また、本発明に係る接続バイヤは、複数の
導通部及び該導通部どうしを絶縁する絶縁部を有する内
壁部を備えていることを特徴としている。
【0008】また、本発明に係るコネクタピンと接続バ
イヤとの接続構造は、前記コネクタピンにおける前記各
分割ピンを前記接続バイヤにおける前記各導通部にそれ
ぞれ接触させてなることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、本発明は本実施形態に
限定されるものではない。図1(a)〜(d)は、本発
明に係るコネクタピンの一実施形態を示したものであ
る。同図において、符号1はコネクタピンを示してい
る。コネクタピン1は、単層・多層プリント基板等の回
路基板に種々の電子回路部品を実装する際に使用する、
金属製のプレスフィットコネクタピンであり、同図
(a)に示したように、一対の分割ピン10,11と、
これら分割ピン10,11の間に介装されてこれら分割
ピン10,11どうしを絶縁する絶縁芯2とから構成さ
れている。
【0010】分割ピン10,11は、それぞれ上下両端
部において先細るテーパー部10a,10b,11a,
11bを備えており、長さ方向中間部の下方部にプレス
フィット部10c,11c及びストッパ部10d,11
dを備えている。
【0011】図1(d)に示したように、プレスフィッ
ト部10c,11cは、当該分割ピン10,11から外
側に張り出すよう彎曲した形態とされており、また、ス
トッパ部10d,11dは、プレスフィット部10c,
11cの張り出した方向とは直交する方向に水平に突出
する形態とされている。
【0012】絶縁芯2は、ガラス、アルミナ、エポキシ
樹脂等の絶縁材からなり、上記各分割ピン10,11の
ストッパ部10d、11dに対応した突出部20を備え
ている。
【0013】各分割ピン10,11と絶縁芯2とは、接
着剤で接着されている。この接着剤には、エポキシ系接
着剤等の接着剤を使用することができる。
【0014】コネクタピン1は、図1(b)〜(d)に
示した状態において使用され、プレスフィット部10
c,11cを、例えば後述のバイヤホール3の導通部3
1,32に接触させるように挿入するとともに、ストッ
パ部10d,11dで位置決めすることにより、回路基
板の接続バイアに対して安定的に接続構造が形成できる
ようになしてある。
【0015】次に、本発明に係る接続バイヤの一実施形
態について説明する。図2は、本発明に係る接続バイヤ
の一実施形態を示したものである。図2(a)に示した
ように、バイヤホール(接続バイヤ)3は、当該バイヤ
ホール3の軸方向に伸び、両面プリント基板4の信号線
40,41を連結する2つの導通部31,32と、導通
部31,32どうしを絶縁する絶縁部33,34とを有
する内壁部30を備えている。導通部31,32にはこ
れに通じるようにパッド部35,36が設けられてお
り、パット部35(パット部36も同じ)。は、同図
(b)に示したように、一対の半円弧状の形態とされて
いる。
【0016】図3は、バイヤホール3の内壁部30をコ
ネクタピン1に対応した絶縁部33,34を備えたもの
とするための治具の一実施形態を示したものである。同
図において符号5は治具を示している。
【0017】治具5は、上方に開口する開口部51を備
え、バイヤホール3形成用の孔に挿入可能な有底筒状の
本体部50を主体として構成されており、その上下方向
中間部に外側に張り出したフランジ状の係止部52が形
成され、さらにこの係止部52の下方の一側面部にバイ
ヤホール3の内壁部30の高さに対応したスリット53
が形成された形態を有している。
【0018】そして、この治具5を、図3(b)に示し
たように、接続バイヤのメッキ前における回路基板4の
バイヤホール3形成用の孔42に挿入し、その係止部5
2による係止位置で係止させた状態で治具5の上部開口
部51からメッキ防止剤塗布具のノズル等(図示せず)
を差し込んで、スリット53を通じてメッキ防止剤(例
えば、銅メッキ用レジスト等の銅メッキ防止剤)を当該
バイヤホール形成用の孔42の内壁部に塗布し、さら
に、180°回転させて同様にメッキ防止剤を当該バイ
ヤホール3形成用の孔42の内壁部に塗布し、この状態
でメッキを施すことにより、上述のバイヤホール3の2
分割の導通部31,32およびこれら導通部31,32
どうしを絶縁する絶縁部33,34を形成する。
【0019】次に、本発明に係るコネクタピンと接続バ
イヤとの接続構造について説明する。図4は、本発明に
係るコネクタピンと接続バイヤとの接続構造の一実施形
態を示したものであり、上記コネクタピン1を上記バイ
ヤホール3内に配設したものである。なお、同図におい
て、符号6は接続構造を示している。
【0020】図4に示したように、コネクタピン1は、
そのプレスフィット部10c,11cがバイアホール3
の導通部31,32にそれぞれ接触するように配設され
ている。そして、このように配設することで、一のバイ
ヤホール3から信号線40,41からの2本の信号を個
々に引き出すことができる。
【0021】以上説明したように、本実施形態に係るコ
ネクタピン1、接続バイヤ3及びこれらの接続構造6に
よれば、複雑な構造を必要とせずに、単位面積あたりの
コネクタピンの数を当該コネクタピン間の配線スペース
を確保しながら増やすことができ、かつ接続配線数の増
加を図ることができる。
【0022】なお、上記実施形態では、コネクタピン1
及び接続バイヤ3を、2分割ピン及び2分割ピンに対応
した内壁部を備えたものとして構成したが、3分割また
はそれ以上に分割した分割ピン及びこれに対応した内壁
部を備えた構成としてもよいことは言うまでもない。
【0023】また、上記実施形態では、信号層を含む回
路基板に本発明を適用したが、本発明に係るコネクタピ
ン及び接続バイヤは、電源層及び信号層を含む多層回路
基板にも適用することができる。この場合には、接続バ
イヤにおいて、例えば、図5に示したように、電源層3
7における接続バイヤの開口周縁部に半円弧状の絶縁部
37aを形成し、導通部38,39のうち導通部38の
みを導通可能とし、当該接続バイヤにコネクタピンを配
設した際の電源層の短絡を防止するように構成すること
により、電源層を含む回路基板においても、上記実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0024】また、本発明は、上記実施形態におけるよ
うに、回路基板のスルーホールに特に好適であるが、こ
れに限られないことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な構造を必要とせ
ずに、単位面積あたりのコネクタピンの数を当該コネク
タピン間の配線スペースを確保しながら増やすことがで
き、かつ接続配線数の増加を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタピンの一実施形態を示し
たものであり、(a)はコネクタピンの各構成部品を示
す側面図、(b)は分割ピンと絶縁材の接着後の側面
図、(c)は(b)の正面図、(d)は(b)の平面図
である。
【図2】本発明に係る接続バイヤの一実施形態を示した
ものであり、(a)は信号層を含む両面回路基板に適用
した状態を示す要部側断面図、(b)は(a)の平面図
である。
【図3】本発明に係る接続バイヤの絶縁部を形成するた
めの治具を示す図であり、(a)は治具の正面図、
(b)は治具の使用状態を示す図である。
【図4】本発明に係るコネクタピンと接続バイヤとの接
続構造を示す要部縦断面図である。
【図5】本発明に係る接続バイヤを電源層を含む回路基
板に適用する場合の一実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1:コネクタピン、10,11:分割ピン、2:絶縁
芯、3:バイヤホール(接続バイヤ)、30:内壁部,
31,32:導通部、33,34:絶縁部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板への電子回路部品の実装の際に
    使用されるコネクタピンであって、複数の分割ピンと、
    該分割ピンどうしを絶縁する絶縁芯とからなるコネクタ
    ピン。
  2. 【請求項2】 回路基板に設けられる接続バイヤであっ
    て、複数の導通部及び該導通部どうしを絶縁する絶縁部
    を有する内壁部を備えていることを特徴とする接続バイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコネクタピンにおける
    前記各分割ピンを請求項2に記載の接続バイヤにおける
    前記各導通部にそれぞれ接触させてなるコネクタピンと
    接続バイヤとの接続構造。
JP11215410A 1999-07-29 1999-07-29 コネクタピン、接続バイヤ及びこれらの接続構造 Pending JP2001043916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100808479B1 (ko) 2003-02-07 2008-03-07 주식회사 만도 인쇄회로 기판용 커넥터 핀
KR101177880B1 (ko) * 2011-09-26 2012-08-29 장기복 인쇄회로기판용 커넥터 핀 및 이를 이용한 인쇄회로기판과 커넥터 핀의 연결방법

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