JP2001043289A - 認証印字機能を備えた画像読取装置 - Google Patents

認証印字機能を備えた画像読取装置

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JP2001043289A
JP2001043289A JP21472899A JP21472899A JP2001043289A JP 2001043289 A JP2001043289 A JP 2001043289A JP 21472899 A JP21472899 A JP 21472899A JP 21472899 A JP21472899 A JP 21472899A JP 2001043289 A JP2001043289 A JP 2001043289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帳票の取違いが発生するのを防止することがで
きるようにする。 【解決手段】帳票26をセットするためのマット25
と、該マット25と対向させて配設され、帳票26の画
像を取得する画像取得部と、前記マット25に隣接させ
て配設され、帳票26に対して認証印字を行う印字部
と、画像が取得されてから認証印字が行われるまでに、
帳票26が抜き取られたかどうかを判断する抜取判断手
段とを有する。マット25に帳票26がセットされ、画
像取得部によって帳票26の画像が取得された後、画像
が取得されたことを認証するために印字部によって認証
印字が行われる。抜取判断手段は、画像が取得されてか
ら認証印字が行われるまでに、帳票26が抜き取られた
かどうかを判断するので、帳票26の取違いが発生する
のを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、認証印字機能を備
えた画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等における画像読取装置
においては、印鑑登録票、振込依頼票等の帳票の画像を
取得し、取得された画像のデータ、すなわち、画像デー
タに基づいて画像の伝送、文字の認識等の各種の処理を
行うようになっている。そして、非接触型のスキャナ装
置を備えた画像読取装置の場合、例えば、机上にセット
された帳票の画像をスキャナ装置によって取得するよう
になっているので、帳票をスキャナ装置の挿入口に挿入
する必要がなく、操作性が高い(特開平8−9102号
公報参照)。
【0003】ところで、画像が取得されたことを認証す
るために、帳票に対して認証番号等の認証文字の印字、
すなわち、認証印字を行おうとする場合、オペレータ
は、例えば、帳票をスキャナ装置から取り出した後、通
帳伝票プリンタに挿入する。そして、通帳伝票プリンタ
においては、各帳票に対して通番による認証印字が行わ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像読取装置においては、オペレータは、帳票をス
キャナ装置から取り出した後、通帳伝票プリンタに挿入
して認証印字を行わなければならないので、画像が取得
されてから認証印字が行われるまでに帳票の取違いが発
生することがある。
【0005】本発明は、前記従来の画像読取装置の問題
点を解決して、帳票の取違いが発生するのを防止するこ
とができる認証印字機能を備えた画像読取装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の認
証印字機能を備えた画像読取装置においては、帳票をセ
ットするためのマットと、該マットと対向させて配設さ
れ、帳票の画像を取得する画像取得部と、前記マットに
隣接させて配設され、帳票に対して認証印字を行う印字
部と、画像が取得されてから認証印字が行われるまで
に、帳票が抜き取られたかどうかを判断する抜取判断手
段とを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施の形態における
認証印字機能を備えた画像読取装置の平面図、図2は本
発明の第1の実施の形態における認証印字機能を備えた
画像読取装置の斜視図である。
【0009】図において、26は印鑑登録票、振込依頼
票等の媒体としての帳票、21は該帳票26をセットす
るためのマット25と対向させて配設され、帳票26の
画像、例えば、所定の読取範囲内の受取人欄、依頼人
欄、認証印字欄等の画像を取得する画像取得部としての
スキャナ部、51は該スキャナ部21を支持するスキャ
ナ台、22はマット25に隣接させて配設され、一端が
スキャナ台51に連結された印字部としてのプリンタ部
である。なお、スキャナ部21及びプリンタ部22によ
って認証印字装置が構成される。前記スキャナ部21は
柱52によって支持され、帳票26とスキャナ部21と
の間に所定の距離が置かれる。
【0010】前記プリンタ部22は、画像が取得された
後に、画像が取得されたことを認証するために、帳票2
6に対して認証印字を行う。本実施の形態においては、
帳票26の所定の箇所に設定された認証印字欄に認証文
字が通番で印字される。例えば、前記認証文字は、取引
きが行われた年月日、支店番号、その日の取引きが開始
されてからの一連の認証番号等から成り、該認証番号
は、あらかじめ設定された所定の桁(けた)数の数字、
英字等から成る。
【0011】また、前記マット25は黒色の材料によっ
て形成され、該マット25上に帳票26が載置される。
そして、マット25上に形成された突当ガイド24に帳
票26を突き当てると、帳票26は図示されない基準線
に合わせて置かれることになる。なお、必要に応じてマ
ット25を交換することができる。
【0012】また、35は印字ヘッド、36は帳票26
を副走査方向に移動させて搬送するラインフィード用の
モータであり、該モータ36を駆動することによって発
生させられた回転は、図示されない駆動アッセンブリを
介してシャフト61、62に伝達される。該シャフト6
1、62に帳票26を搬送するための搬送ローラ64、
65が取り付けられる。したがって、前記モータ36を
駆動することによって帳票26を搬送することができ
る。
【0013】そして、前記マット25上におけるプリン
タ部22より手前に第1の検出手段としての媒体検出セ
ンサ39が配設され、該媒体検出センサ39はマット2
5上にセットされた帳票26を検出して検出信号を発生
させる。前記媒体検出センサ39として反射型のセンサ
を使用することができる。また、プリンタ部22内のシ
ャフト61に隣接させて第2の検出手段としての媒体検
出センサ37が配設され、該媒体検出センサ37は帳票
26の前端を検出して検出信号を発生させる。
【0014】次に、前記認証印字機能を備えた画像読取
装置の制御装置について説明する。
【0015】図3は本発明の第1の実施の形態における
認証印字機能を備えた画像読取装置の制御ブロック図で
ある。
【0016】図において、21はスキャナ部、22はプ
リンタ部、30は制御部、34は上位装置である。前記
制御部30は、スキャナ部21の制御を行うスキャナ制
御部31、プリンタ部22の制御を行うプリンタ制御部
32、並びに前記スキャナ制御部31及びプリンタ制御
部32の制御を行うメイン制御部33を備える。該メイ
ン制御部33は、上位装置34と接続され、該上位装置
34からの指示に従って画像の取得、認証印字等を行っ
たり、媒体検出センサ39の検出信号に基づいて、マッ
ト25(図1)上に帳票26がセットされているかどう
かを判断したりする。
【0017】また、プリンタ部22は、印字ヘッド3
5、ラインフィード用のモータ36、媒体検出センサ3
7、及びプリンタコントローラ40を備え、該プリント
コントローラ40は印字ヘッド35、モータ36等の制
御を行う。
【0018】次に、前記構成の認証印字機能を備えた画
像読取装置の動作について説明する。
【0019】まず、オペレータが、帳票26を、突当ガ
イド24に突き当てることによって画像読取装置にセッ
トし、マット25上に載置するとともに、上位装置34
に接続された図示されないキーボードを操作すると、上
位装置34からメイン制御部33に読取指示が送られ
る。該読取指示を受けると、前記メイン制御部33は、
媒体検出センサ39の検出信号に従ってマット25上に
帳票26がセットされているかどうかを判断し、マット
25上に帳票26がセットされている場合、前記読取指
示に従ってスキャナ制御部31を介してスキャナ部21
を作動させ、該スキャナ部21は、帳票26上の画像を
取得する。また、前記メイン制御部33は、スキャナ部
21から画像データを読み込んで、上位装置34に転送
する。そして、該上位装置34は、図示されない認識手
段によって、前記画像データに従って前記読取範囲内の
文字を認識して図示されない表示部に表示したり、画像
の伝送を行ったりする。
【0020】続いて、オペレータは、表示部に表示され
た内容を確認し、認識された文字が正しいかどうかを判
断し、認識された文字が正しい場合、前記キーボードの
「確認」キーを押し、帳票26をプリンタ部22内に挿
入する。そして、前記上位装置34はメイン制御部33
に搬送指示を送る。
【0021】続いて、メイン制御部33は、媒体検出セ
ンサ37の検出信号を読み込み、該検出信号に従って、
帳票26の前端がプリンタ部22内に挿入されたかどう
かを判断し、帳票26の前端がプリンタ部22内に挿入
された場合、図示されない搬送手段によってプリンタ制
御部32及びプリンタコントローラ40を介してモータ
36を駆動し、搬送ローラ64、65を回転させて帳票
26を搬送し、印字ヘッド35に送る。そして、メイン
制御部33は、図示されない印字手段によってプリンタ
制御部32及びプリンタコントローラ40を介して印字
ヘッド35を駆動し、上位装置34から送られた印字デ
ータに従って認証印字を行う。
【0022】また、認識された文字が正しくない場合、
オペレータが、マット25上に再び帳票26をセット
し、キーボードを操作すると、上位装置34からメイン
制御部33に読取指示が送られる。
【0023】ところで、帳票26の画像が取得されてか
ら、媒体検出センサ37の検出信号に従って帳票26の
前端がプリンタ部22内に挿入されたと判断されるまで
の間が要監視時間として設定され、前記メイン制御部3
3の図示されない媒体監視手段によって前記要監視時間
の間、媒体検出センサ39の検出信号が監視され、メイ
ン制御部33の図示されない抜取判断手段によって帳票
26が抜き取られたかどうかが判断される。そして、帳
票26が抜き取られていない場合、メイン制御部33
は、認証印字を許可する。また、帳票26が抜き取られ
た場合、メイン制御部33は、認証印字を許可せず、前
記表示部に認証印字を行わない旨を表示する。
【0024】そして、認証印字が終了すると、前記搬送
手段はプリンタ制御部32及びプリンタコントローラ4
0を介してモータ36を逆方向に駆動し、搬送ローラ6
4、65を逆方向に回転させ、帳票26をマット25上
に排出する。
【0025】このように、前記要監視時間の間、媒体検
出センサ39の検出信号が監視され、帳票26が抜き取
られたかどうかが判断されるので、画像が取得された
後、認証印字が行われるまでに帳票26の取違いが発生
するのを防止することができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0027】図4は本発明の第2の実施の形態における
認証印字機能を備えた画像読取装置の平面図、図5は本
発明の第2の実施の形態における認証印字機能を備えた
画像読取装置の制御ブロック図、図6は本発明の第2の
実施の形態における帳票の概略図である。
【0028】この場合、マット25上における印字部と
してのプリンタ部22より手前には媒体検出センサは配
設されない。そして、前記帳票26上の所定箇所、例え
ば、各コーナのうちあらかじめ選択されたコーナP1に
近接する位置に特徴認識領域ARが設定される。
【0029】前記構成の画像読取装置において、オペレ
ータが、帳票26を、突当ガイド24に突き当てること
によって画像読取装置にセットし、マット25上に載置
するとともに、上位装置34に接続された図示されない
キーボードを操作すると、上位装置34からメイン制御
部33に読取指示が送られる。該読取指示を受けると、
前記メイン制御部33は、読取指示に従ってスキャナ制
御部31を介して画像取得部としてのスキャナ部21を
作動させ、該スキャナ部21は、帳票26上の所定の読
取範囲内の受取人欄、依頼人欄、認証印字欄等の画像を
取得する。前記メイン制御部33は、スキャナ部21か
ら画像データを読み込んで、上位装置34に転送する。
そして、該上位装置34は、記憶手段としての図示され
ないイメージメモリに前記画像データを取り込み、図示
されない認識手段によって、前記画像データに従って前
記読取範囲内の文字を認識して図示されない表示部に表
示したり、画像の伝送を行ったりする。
【0030】また、前記上位装置34内の図示されない
特徴抽出手段は、前記イメージメモリ内の画像データに
基づいて、前記特徴認識領域AR内の画像の特徴を抽出
し、該特徴を図示されないバッファに格納する。なお、
本実施の形態において、前記特徴として、取引きに当た
って書き込まれた任意の文字、記号等が使用され、前記
特徴認識領域ARは、帳票26上において文字、記号等
が常に記入される部分に設定される。
【0031】続いて、オペレータは、表示部に表示され
た内容を確認し、認識された文字が正しいかどうかを判
断し、認識された文字が正しい場合、前記キーボードの
「確認」キーを押し、帳票26をプリンタ部22内に挿
入する。そして、前記上位装置34はメイン制御部33
に搬送指示を送る。
【0032】次に、メイン制御部33は、媒体検出セン
サ37の検出信号を読み込み、該検出信号に従って、帳
票26の前端がプリンタ部22内に挿入されたかどうか
を判断し、帳票26の前端がプリンタ部22内に挿入さ
れた場合、その旨を上位装置34に通知する。
【0033】このとき、前記上位装置34はメイン制御
部33に再び読取指示を送り、メイン制御部33は、読
取指示に従ってスキャナ制御部31を介してスキャナ部
21を作動させ、該スキャナ部21は、前端部分がプリ
ンタ部22内に挿入された状態の帳票26上の画像を取
得する。そして、前記メイン制御部33は、スキャナ部
21によって発生させられた画像データを読み込んで、
上位装置34に転送し、該上位装置34は、前記イメー
ジメモリに画像データを取り込み、前記特徴抽出手段に
よって特徴認識領域AR内の画像の特徴を再び抽出す
る。
【0034】続いて、上位装置34は、図示されない比
較手段によって前記バッファに格納された特徴と再び抽
出された特徴とを比較し、図示されない抜取判断手段に
よって、比較結果に基づいて帳票26が抜き取られたか
どうかを判断し、判断結果をメイン制御部33に通知す
る。すなわち、前記バッファに格納された特徴と再び抽
出された特徴とが一致する場合、帳票26が抜き取られ
ていないと判断される。
【0035】そして、帳票26が抜き取られていない場
合、前記メイン制御部33は、認証印字を許可し、図示
されない搬送手段によってプリンタ制御部32及びプリ
ンタコントローラ40を介してモータ36を駆動し、搬
送ローラ64、65を回転させて帳票26を搬送し、印
字ヘッド35に送る。続いて、メイン制御部33は、図
示されない印字手段によってプリンタ制御部32及びプ
リンタコントローラ40を介して印字ヘッド35を駆動
し、上位装置34から送られた印字データに従って認証
印字を行う。
【0036】また、帳票26が抜き取られた場合、メイ
ン制御部33は、認証印字を許可せず、前記表示部に認
証印字を行わない旨を表示する。この場合、前記搬送手
段は、モータ36を逆方向に駆動し、搬送ローラ64、
65を逆方向に回転させ、帳票26をマット25上に排
出する。
【0037】このように、画像が取得されたとき、及び
認証印字が行われるときに、画像の特徴を抽出し、比較
して、帳票26が抜き取られたかどうかを判断するよう
になっているので、画像が取得されてから認証印字が行
われるまでに帳票26の取違いが発生するのを防止する
ことができる。
【0038】また、認識された文字が正しくない場合、
オペレータが、マット25上に再び帳票26をセット
し、キーボードを操作すると、上位装置34からメイン
制御部33に読取指示が送られる。そして、認証印字が
終了すると、前記搬送手段は、モータ36を逆方向に駆
動し、搬送ローラ64、65を逆方向に回転させ、帳票
26をマット25上に排出する。
【0039】ところで、一つの取引業務に対して、帳票
26の画像のほかに所定の書類の画像が取得されること
がある。この場合、画像が取得されてから、認証印字が
行われるまでに帳票26又は書類が抜き取られると、帳
票26又は書類の取違いが発生する。そこで、帳票26
又は書類の取違いが発生することがないようにした本発
明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の
実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符
号を付与することによってその説明を省略する。
【0040】図7は本発明の第3の実施の形態における
認証印字機能を備えた画像読取装置の平面図、図8は本
発明の第3の実施の形態における認証印字機能を備えた
画像読取装置の制御ブロック図である。
【0041】この場合、マット25上における印字部と
してのプリンタ部22より手前に、帳票26を検出する
ための第3の検出手段としての媒体検出センサ78、及
び他の書類77を検出するための第4の検出手段として
の媒体検出センサ79が配設される。なお、前記他の書
類77が複数存在する場合には、その分だけ媒体検出セ
ンサが配設される。
【0042】前記構成の画像読取装置において、オペレ
ータが、帳票26及び他の書類77を、突当ガイド24
に突き当てることによって画像読取装置にセットし、マ
ット25上に載置するとともに、上位装置34に接続さ
れた図示されないキーボードを操作すると、上位装置3
4からメイン制御部33に読取指示が送られる。該読取
指示を受けると、前記メイン制御部33は、媒体検出セ
ンサ78、79の検出信号に従ってマット25上に帳票
26及び他の書類77がセットされているかどうかを判
断し、マット25上に帳票26及び他の書類77がセッ
トされている場合、前記読取指示に従ってスキャナ制御
部31を介して画像取得部としてのスキャナ部21を作
動させ、該スキャナ部21は、帳票26上の所定の読取
範囲内の受取人欄、依頼人欄、認証印字欄等の画像、及
び他の書類77上の画像を取得する。また、前記メイン
制御部33は、スキャナ部21から画像データを読み込
んで、上位装置34に転送する。そして、該上位装置3
4は、図示されない認識手段によって、前記画像データ
に従って前記読取範囲内にある帳票26上の文字、及び
他の書類77上の文字を認識して、図示されない表示部
に表示したり、画像の伝送を行ったりする。
【0043】続いて、オペレータは、表示部に表示され
た内容を確認し、認識された文字が正しいかどうかを判
断し、認識された文字が正しい場合、前記キーボードの
「確認」キーを押し、帳票26をプリンタ部22内に挿
入する。そして、前記上位装置34はメイン制御部33
に搬送指示を送る。
【0044】続いて、メイン制御部33は、第2の検出
手段としての媒体検出センサ37の検出信号を読み込
み、該検出信号に従って、帳票26の前端がプリンタ部
22内に挿入されたかどうかを判断し、帳票26の前端
がプリンタ部22内に挿入された場合、図示されない搬
送手段によってプリンタ制御部32及びプリンタコント
ローラ40を介してモータ36を駆動し、搬送ローラ6
4、65を回転させて帳票26を搬送し、印字ヘッド3
5に送る。そして、メイン制御部33は、図示されない
印字手段によってプリンタ制御部32及びプリンタコン
トローラ40を介して印字ヘッド35を駆動し、上位装
置34から送られた印字データに従って認証印字を行
う。
【0045】また、認識された文字が正しくない場合、
オペレータが、マット25上に再び帳票26及び他の書
類77をセットし、キーボードを操作すると、上位装置
34からメイン制御部33に読取指示が送られる。
【0046】ところで、帳票26の画像が取得されてか
ら、媒体検出センサ37の検出信号に従って帳票26の
前端がプリンタ部22内に挿入されたと判断されるまで
の間が要監視時間として設定され、前記メイン制御部3
3は、図示されない媒体監視手段によって前記要監視時
間の間、媒体検出センサ78、79の検出信号を監視
し、図示されない抜取判断手段によって帳票26及び他
の書類77が抜き取られたかどうかを判断する。そし
て、帳票26及び他の書類77が抜き取られていない場
合、メイン制御部33は、認証印字を許可する。また、
帳票26及び他の書類77のうちの少なくとも一方が抜
き取られた場合、メイン制御部33は、認証印字を許可
せず、前記表示部に認証印字を行わない旨を表示する。
【0047】そして、認証印字が終了すると、前記搬送
手段はプリンタ制御部32及びプリンタコントローラ4
0を介してモータ36を逆方向に駆動し、搬送ローラ6
4、65を逆方向に回転させ、帳票26をマット25上
に排出する。
【0048】このように、前記要監視時間の間、媒体検
出センサ78、79の検出信号が監視され、帳票26及
び他の書類77が抜き取られたかどうかが判断されるの
で、画像が取得されてから認証印字が行われるまでに帳
票26及び他の書類77の取違いが発生するのを防止す
ることができる。
【0049】また、前記スキャナ部21には、例えば、
ディジタルカメラ等を使用することもできる。その場
合、帳票26及び他の書類77を走査することなく画像
を取得することができるので、帳票26及び他の書類7
7のうちの少なくとも一方が抜き取られたかどうかを容
易に判断することができる。
【0050】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、認証印字機能を備えた画像読取装置においては、
帳票をセットするためのマットと、該マットと対向させ
て配設され、帳票の画像を取得する画像取得部と、前記
マットに隣接させて配設され、帳票に対して認証印字を
行う印字部と、画像が取得されてから認証印字が行われ
るまでに、帳票が抜き取られたかどうかを判断する抜取
判断手段とを有する。
【0052】この場合、マットに帳票がセットされ、画
像取得部によって帳票の画像が取得された後、画像が取
得されたことを認証するために印字部によって認証印字
が行われる。
【0053】そして、抜取判断手段は、画像が取得され
てから認証印字が行われるまでに、帳票が抜き取られた
かどうかを判断する。したがって、帳票の取違いが発生
するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の制御ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の制御ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における帳票の概略
図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における認証印字機
能を備えた画像読取装置の制御ブロック図である。
【符号の説明】
21 スキャナ部 22 プリンタ部 25 マット 26 帳票 33 メイン制御部 34 上位装置 39、78、79 媒体検出センサ 77 他の書類

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)帳票をセットするためのマット
    と、(b)該マットと対向させて配設され、帳票の画像
    を取得する画像取得部と、(c)前記マットに隣接させ
    て配設され、帳票に対して認証印字を行う印字部と、
    (d)画像が取得されてから認証印字が行われるまで
    に、帳票が抜き取られたかどうかを判断する抜取判断手
    段とを有することを特徴とする認証印字機能を備えた画
    像読取装置。
  2. 【請求項2】 (a)マット上にセットされた帳票を検
    出する検出手段を有するとともに、(b)前記抜取判断
    手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、帳票
    が抜き取られたかどうかを判断する請求項1に記載の認
    証印字機能を備えた画像読取装置。
  3. 【請求項3】 (a)画像が取得されたとき、及び認証
    印字が行われるときに帳票の画像の特徴を抽出する特徴
    抽出手段を有するとともに、(b)前記抜取判断手段
    は、前記特徴抽出手段によって抽出された特徴の比較結
    果に基づいて、帳票が抜き取られたかどうかを判断する
    請求項1に記載の認証印字機能を備えた画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、複数配設され、帳票及
    び他の書類を検出する請求項2に記載の認証印字機能を
    備えた画像読取装置。
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